JP2899260B2 - 容器の把手 - Google Patents

容器の把手

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JP2899260B2 JP20711197A JP20711197A JP2899260B2 JP 2899260 B2 JP2899260 B2 JP 2899260B2 JP 20711197 A JP20711197 A JP 20711197A JP 20711197 A JP20711197 A JP 20711197A JP 2899260 B2 JP2899260 B2 JP 2899260B2
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の把手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、水筒や携帯用魔法瓶等の容器の把
手として、例えば、実公平4− 51620号に開示されたも
のが公知であった。その容器の把手は、小揺動片と把手
本体が、夫々、容器本体の上部と下部に揺動自在に取付
けられ、小揺動片の先端部にその小揺動片の長手方向と
平行に形成された長孔に、把手本体の先端部に設けられ
たピンがスライド自在に挿入され、把手本体の先端寄り
に、把手の先端側へ突出可能な係止片が指操作にてスラ
イド可能となるように取付けられ、小揺動片と把手本体
を容器に沿わせた把手収納状態に於て、把手本体側の係
止片が嵌入してロック状態となる孔部が小揺動片の先端
に設けられたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の容器の把手では、ロック解除用の係止片が
外方に突出した状態となって邪魔であると共に収納状態
での外観を損ねるという問題があった。また、把手を容
器の外方へ揺動させる際に、係止片を指にてスライドさ
せてロックを外す必要があり、操作が面倒であった。さ
らに、把手引出状態を維持するロック機構が無いため、
把手を握ろうとして手が当たった場合でも、不意に収納
状態となってしまうことがあり、不便であった。
【0004】そこで、本発明は、簡単かつ軽い力で把手
収納状態と引出状態を切り換えることができると共に、
収納状態に於て外観がシンプルとなり、かつ、引出状態
に於て手等が当たっても不意に収納状態とならない容器
の把手を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る容器の把手は、先端側に連結用軸部
を有する小揺動片の基端部を、容器本体に揺動自在に枢
着し、かつ、上端側に揺動案内部とロック部とを有する
連結用溝部を有する把手本体の下端部を上記容器本体に
揺動自在に枢着し、小揺動片の連結用軸部を把手本体の
連結用溝部に移動自在に挿入して該小揺動片の先端部と
把手本体の先端部を連結し、該把手本体を外方へ揺動さ
せた把手引出状態に於て、小揺動片の連結用軸部が把手
本体の連結用溝部のロック部に位置してロック状態とな
ると共に小揺動片の一部が上記把手本体の上端側に突出
してロック解除プッシュ部を形成し、該プッシュ部を押
すことにより上記連結用軸部が上記連結用溝部のロック
部から揺動案内部に移動してロック状態が解除されるよ
うに構成したものである。
【0006】また、小揺動片を外方へ揺動する方向へ常
時弾発付勢する第1弾発部材と、把手本体を容器本体側
へ揺動する方向へ常時弾発付勢する第2弾発部材を備
え、上記小揺動片の連結用軸部が把手本体の連結用溝部
の揺動案内部に位置した状態に於て、上記第1弾発部材
が上記小揺動片を介して上記把手本体を外方へ揺動させ
る力よりも上記第2弾発部材が上記把手本体を介して上
記小揺動片を容器本体側へ揺動させる力の方が大きくな
るように、上記第1弾発部材と上記第2弾発部材の弾発
力を設定したものである。
【0007】また、ロック状態に於て、上記把手本体の
連結用溝部のロック部の溝方向線と直交すると共に連結
用軸部の中心を通る第1直線が、小揺動片の揺動中心軸
よりも上側を通るように、上記ロック部の傾斜角度を設
定し、かつ、ロック解除状態に於いて、把手本体の連結
用溝部の揺動案内部の溝方向線と直交すると共に連結用
軸部の中心を通る第2直線が、上記小揺動片の揺動中心
軸よりも下側を通るように、上記揺動案内部の傾斜角度
を設定したものである。また、把手収納状態に於て、把
手本体の上部と容器本体に設けられた上取付部にて、小
揺動片が包囲されて外部から見えなくなるように構成す
るのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
【0009】図1と図2は、本発明に係る容器の把手1
が取付けられた容器2を示す。容器2は、携帯用魔法瓶
や水筒等であり、容器本体3と、その容器本体3に着脱
自在に取付けられたコップ4とから成り、容器本体3の
外周面に、容器の把手1が縦方向に取付けられる。
【0010】しかして、この容器の把手1は、容器本体
3の外周面の上端部に水平な揺動中心軸L廻りに揺動自
在に枢着される小揺動片5と、容器本体3の外周面の下
端部に水平軸心M廻りに揺動自在として枢着される把手
本体6を備える。つまり、先端側に連結用軸部7を有す
る小揺動片5の基端部を、容器本体3に揺動自在に枢着
し、かつ、上端側に連結用溝部8を有する把手本体6の
下端部を、容器本体3に揺動自在に枢着する。さらに、
この把手1は、小揺動片5を外方へ揺動する方向へ常時
弾発付勢する第1弾発部材22と、把手本体6を容器本体
3側へ揺動する方向へ常時弾発付勢する第2弾発部材23
と、を備える。
【0011】小揺動片5は、図3に拡大して示すよう
に、側面視くの字状のアーム部9と、そのアーム部9の
先端部に一体に形成された頭部10と、頭部10に両側方突
出状に設けられた連結用軸部7と、から成り、アーム部
9の基端部を、軸部材11を介して容器本体3の外周面上
端部に設けられた上取付部12に、枢着する。その軸部材
11に、第1弾発部材22を外嵌し、その一端を容器本体3
の上取付部12の内面に当接させると共に他端を小揺動片
5のアーム部9に当接させて、第1弾発部材22にて小揺
動片5を外方へ揺動する方向に常時弾発付勢する。
【0012】(図1と図2にもどって)把手本体6は、
上端側に連結用溝部8を有し、下端部が軸部材15を介し
て、容器本体3の下部に形成された下取付部16に枢着さ
れる。その軸部材15に第2弾発部材23を外嵌させ、その
一端を容器本体3の下取付部16に当接させると共に他端
を把手本体6の軸部材15よりも下側に当接させて、把手
本体6が容器本体3側へ揺動する方向に常時弾発付勢す
る。
【0013】また、把手本体6を、容器本体3と略平行
な把手収納状態に於て、容器本体3の外周面との間に僅
かな隙間が生じるように微妙に弧状に弯曲した形状とす
る。さらに、把手本体6の両側面の容器本体3側に、把
手本体6を外方へ揺動させる際に指をかけるための凹所
13を形成する。また、把手収納状態に於て、把手本体6
の上部と容器本体3に設けられた上取付部12にて、小揺
動片5が包囲されて外部から見えなくなるように構成す
る。
【0014】しかして、図3と図5と図6に示すよう
に、小揺動片5の連結用軸部7を把手本体6の連結用溝
部8に移動自在に挿入して、小揺動片5の先端部(頭部
10)と把手本体6の先端部を連結する。具体的には、図
4に示すように、把手本体6の上端部に、平面視門型の
連結部14が形成され、その連結部14の両側壁部17, 17に
前記連結用溝部8,8が形成される。そして、その連結
部14の両側壁部17, 17の間に、小揺動片5の頭部10を挿
入すると共に、その頭部10に貫通状に固着された連結用
軸部7の両端部を、連結用溝部8,8に挿入する。ま
た、連結用溝部8は、上部を成すロック部19と、ロック
部19の下方に形成される乗越部20と、乗越部20の下方に
形成される揺動案内部18と、から成る。つまり、連結用
溝部8は、揺動案内部18とロック部19を有する。
【0015】さらに、図3と図5に示すように、小揺動
片5の連結用軸部7が把手本体6の連結用溝部8の揺動
案内部18に位置した状態に於て、第1弾発部材22が小揺
動片5を介して把手本体6を外方へ揺動させる力よりも
第2弾発部材23が把手本体6を介して小揺動片5を容器
本体3側へ揺動させる力の方が大きくなるように、第1
弾発部材22と第2弾発部材23の弾発力を設定する。
【0016】かつ、把手本体6を外方へ揺動させた把手
引出状態(図6と図7参照)に於て、小揺動片5の連結
用軸部7が把手本体6の連結用溝部8のロック部19に位
置してロック状態となると共に小揺動片5の一部が把手
本体6の上端側に突出してロック解除プッシュ部21を形
成し、そのプッシュ部21を押すことにより連結用軸部7
が連結用溝部8のロック部19から揺動案内部18に移動し
てロック状態が解除されるように構成する(図5と図6
参照)。即ち、ロック解除プッシュ部21は、小揺動片5
の頭部10の内、外方に膨出した部分から成る。
【0017】さらに、図6と図7のロック状態───即
ち連結用軸部7がロック部19に位置した状態───に於
て、把手本体6の連結用溝部8のロック部19の溝方向線
24と直交すると共に連結用軸部7の中心を通る第1直線
26が、小揺動片5の揺動中心軸Lよりも上側を通るよう
に、ロック部19の傾斜角度を設定し、かつ、図1と図3
と図5のロック解除状態───即ち連結用軸部7が揺動
案内部18に位置した状態───に於いて、把手本体6の
連結用溝部8の揺動案内部18の溝方向線25と直交すると
共に連結用軸部7の中心を通る第2直線27が、小揺動片
5の揺動中心軸Lよりも下側を通るように、揺動案内部
18の傾斜角度を設定する。また、連結用溝部8の乗越部
20は、弧状に弯曲する。
【0018】しかして、この容器の把手1の作用を使用
方法とともに説明すると、図1と図2と図3の把手収納
状態に於て、把手本体6を人の手で掴んで、外方へ引
く。このとき、ロックを解除するような操作は必要が無
く、単に軽い力で外方へ引くのみで、把手本体6を引き
出すことができる。そして、把手本体6が外方へ揺動す
るに連れて、図5に示すように、小揺動片5が外方へ揺
動すると共に連結用軸部7が連結用溝部8内を上方へ移
動する。その後、連結用軸部7は溝部8の乗越部20を乗
り越えて、図6に示すように、ロック部19に移動する。
これにより、ロック状態となり、小揺動片5のロック解
除プッシュ部21が、把手本体6の上端側に突出する。
【0019】このロック状態(把手引出状態)を詳しく
説明すると、図8の簡略図に示すように、小揺動片5の
連結用軸部7が把手本体6の連結用溝部8のロック部19
に位置する。このとき、把手本体6に矢印Fにて示すよ
うに容器本体3側への外力が作用すると、ロック部19の
溝方向線24に直交する前記第1直線26と平行な容器本体
3側へ向く力Bが、連結用軸部7に作用する。その力B
は、小揺動片5の揺動中心軸Lに向く第1分力Cと、そ
の分力Cに直角な外上方へ向く第2分力Dとに、分かれ
る。このため、連結用軸部7は、第2分力Dにより揺動
中心軸Lを中心として外上方へ揺動する方向に押されて
ロック部19の上端面部へ押付けられるためそれ以上移動
できず、その結果、小揺動片5が突っ張って、ロック状
態(把手引出状態)を維持できる。
【0020】また、外力Fが作用しなくても、前述の如
く、第1弾発部材22にて小揺動片5が外上方へ揺動する
方向に弾発付勢され、かつ、第2弾発部材23にて把手本
体6が容器本体3側へ揺動する方向に弾発付勢されるの
で、ロック状態が維持され、不意に解除してしまうこと
が無い。
【0021】次に、把手収納状態とするには、図6に矢
印Rにて示す如く、小揺動片5のロック解除プッシュ部
21を下方へ軽く押す。これにより、連結用軸部7が連結
用溝部8の乗越部20を乗り越えて、その下方の揺動案内
部18に移動してロック状態が解除される。
【0022】これを詳しく説明すると、図9の簡略図に
示すように、小揺動片5の連結用軸部7が把手本体6の
連結用溝部8の揺動案内部18に位置する。このとき、上
記の如く第2弾発部材23の弾発付勢力により、揺動案内
部18の溝方向線25に直交する第2直線27と平行な容器本
体3側へ向く力Gが、連結用軸部7に作用する。その力
Gは、小揺動片5の揺動中心軸Lに向く第1分力Iと、
その分力Iに直角な内下方へ向く第2分力Jと、から成
る。このため、連結用軸部7は、第2分力Jにより揺動
中心軸Lを中心として内下方へ揺動する方向に押され
る。このとき、連結用軸部7が揺動案内部18の上部にあ
ってその案内部18が斜め下方に伸びているので、連結用
軸部7が揺動案内部18内を下方へ移動できる。
【0023】そして、前述の如く、第1弾発部材22が小
揺動片5を介して把手本体6を外方へ揺動させる力より
も第2弾発部材23が把手本体6を介して小揺動片5を容
器本体3側へ揺動させる力の方が大きいので、把手本体
6と小揺動片5が、矢印P,Qにて示す如く容器本体3
側へ自然に揺動し、それに伴って、連結用軸部7が揺動
案内部18内を下方へ移動する。その後、図1と図3に示
すように、把手本体6の上部が容器本体3に当接して把
手収納状態となる。
【0024】上述のように、この容器の把手によれば、
把手収納状態から、把手本体6を、面倒なロック解除操
作等をせずに単に軽い力で引き出すのみで、把手引出状
態とすることができる。また、把手引出状態となると自
然にロック状態となり操作が簡単である。さらに、把手
使用中に把手本体6に比較的大きな外力が作用したり振
動が加わっても、不意にロック状態が解除することが無
い。かつ、ロック解除プッシュ部21は、把手本体6の上
端側に突出するので、手等が当たり難く、把手引出状態
を安定して維持できる。
【0025】また、ロック解除プッシュ部21を軽く押す
のみで、簡単に解除することができる。そして、解除す
れば、把手本体6が自然に容器本体3側へ揺動して把手
収納状態に維持されるので、収納操作もきわめて簡便で
あり、かつ、見栄えが良い。そして、把手収納状態と把
手引出状態の切換え操作に際して、凸部の無理な乗り越
えや樹脂の弾性変形を経ることが無いため、部品の損耗
が生じ難い。かつ、構造が簡単である。
【0026】さらに、把手本体はシンプルな形状の樹脂
で構成されているので、手入れが簡単で衛生的に使用で
きる。また、把手本体6に屈曲部や手に沿わない弯曲部
が発生しないので、握り易い。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0028】請求項1記載の容器の把手によれば、把手
引出状態となると自然にロック状態となり操作が簡便で
ある。さらに、ロック状態に於て、ロック解除プッシュ
部21は、把手本体6の上端側に突出するので、手等が当
たり難く、把手引出状態を安定して維持できる。また、
ロック解除プッシュ部21を軽く押すのみで、簡単に解除
することができる収納操作もきわめて簡便である。そし
て、把手収納状態と把手引出状態の切換え操作に際し
て、凸部の無理な乗り越えや変形を経ることが無く、部
品の損耗が生じ難い。
【0029】請求項2記載の容器の把手によれば、把手
収納状態から、把手本体6を、面倒なロック解除操作等
をせずに単に軽い力で引き出すのみで、把手引出状態と
することができる。さらに、把手使用中に把手本体6に
比較的大きな外力が作用したり振動が加わっても、不意
にロック状態が解除することが無い。また、ロック状態
を解除すれば、把手本体6が自然に容器本体3側へ揺動
して把手収納状態に維持されるので、収納操作がきわめ
て簡便である。
【0030】請求項3記載の容器の把手によれば、把手
収納状態と把手引出状態の切換え操作を一層スムースか
つ軽い力で行うことができる。さらに、把手収納状態
(ロック状態)を一層安定して維持することができ、か
つ、ロック解除も簡単かつ軽い力で確実に行うことがで
きる。請求項4記載の容器の把手によれば、把手収納状
態に於て、小揺動片5が外部から見えないので、外観が
シンプルとなり、意匠的な美しさが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における把手収納状態の
側面図である。
【図2】正面図である。
【図3】把手収納状態の要部拡大断面図である。
【図4】要部拡大断面図である。
【図5】要部作用説明図である。
【図6】把手引出状態の要部拡大断面図である。
【図7】把手引出状態の側面図である。
【図8】ロック状態の作用説明図である。
【図9】ロック状態解除の作用説明図である。
【符号の説明】
3 容器本体 5 小揺動片 6 把手本体 7 連結用軸部 8 連結用溝部 12 上取付部 18 揺動案内部 19 ロック部 21 ロック解除プッシュ部 22 第1弾発部材 23 第2弾発部材 24 溝方向線 25 溝方向線 26 第1直線 27 第2直線 L 揺動中心軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−157431(JP,U) 実開 平1−151722(JP,U) 実開 平5−18437(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 23/00 - 25/56 A47J 41/00 - 41/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側に連結用軸部7を有する小揺動片
    5の基端部を、容器本体3に揺動自在に枢着し、かつ、
    上端側に揺動案内部18とロック部19とを有する連結用溝
    部8を有する把手本体6の下端部を上記容器本体3に揺
    動自在に枢着し、小揺動片5の連結用軸部7を把手本体
    6の連結用溝部8に移動自在に挿入して該小揺動片5の
    先端部と把手本体6の先端部を連結し、該把手本体6を
    外方へ揺動させた把手引出状態に於て、小揺動片5の連
    結用軸部7が把手本体6の連結用溝部8のロック部19に
    位置してロック状態となると共に小揺動片5の一部が上
    記把手本体6の上端側に突出してロック解除プッシュ部
    21を形成し、該プッシュ部21を押すことにより上記連結
    用軸部7が上記連結用溝部8のロック部19から揺動案内
    部18に移動してロック状態が解除されるように構成した
    ことを特徴とする容器の把手。
  2. 【請求項2】 小揺動片5を外方へ揺動する方向へ常時
    弾発付勢する第1弾発部材22と、把手本体6を容器本体
    3側へ揺動する方向へ常時弾発付勢する第2弾発部材23
    を備え、上記小揺動片5の連結用軸部7が把手本体6の
    連結用溝部8の揺動案内部18に位置した状態に於て、上
    記第1弾発部材22が上記小揺動片5を介して上記把手本
    体6を外方へ揺動させる力よりも上記第2弾発部材23が
    上記把手本体6を介して上記小揺動片5を容器本体3側
    へ揺動させる力の方が大きくなるように、上記第1弾発
    部材22と上記第2弾発部材23の弾発力を設定した請求項
    1記載の容器の把手。
  3. 【請求項3】 ロック状態に於て、把手本体6の連結用
    溝部8のロック部19の溝方向線24と直交すると共に連結
    用軸部7の中心を通る第1直線26が、小揺動片5の揺動
    中心軸Lよりも上側を通るように、上記ロック部19の傾
    斜角度を設定し、かつ、ロック解除状態に於いて、把手
    本体6の連結用溝部8の揺動案内部18の溝方向線25と直
    交すると共に連結用軸部7の中心を通る第2直線27が、
    上記小揺動片5の揺動中心軸Lよりも下側を通るよう
    に、上記揺動案内部18の傾斜角度を設定した請求項1記
    載の容器の把手。
  4. 【請求項4】 把手収納状態に於て、把手本体6の上部
    と容器本体3に設けられた上取付部12にて、小揺動片5
    が包囲されて外部から見えなくなるように構成した請求
    項1記載の容器の把手。
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