JPS5933332Y2 - 貝開き付ナイフ - Google Patents

貝開き付ナイフ

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Publication number
JPS5933332Y2
JPS5933332Y2 JP10241880U JP10241880U JPS5933332Y2 JP S5933332 Y2 JPS5933332 Y2 JP S5933332Y2 JP 10241880 U JP10241880 U JP 10241880U JP 10241880 U JP10241880 U JP 10241880U JP S5933332 Y2 JPS5933332 Y2 JP S5933332Y2
Authority
JP
Japan
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holder
blade
shell opening
opening
knife
Prior art date
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Expired
Application number
JP10241880U
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English (en)
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JPS5723267U (ja
Inventor
尚義 町田
由一 村井
Original Assignee
株式会社貝印刃物開発センター
ダイワ精工株式会社
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Publication date
Application filed by 株式会社貝印刃物開発センター, ダイワ精工株式会社 filed Critical 株式会社貝印刃物開発センター
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Publication of JPS5723267U publication Critical patent/JPS5723267U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5933332Y2 publication Critical patent/JPS5933332Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は貝開き付ナイフに関するものである。
目 7的 この考案は、ホルダー側面の長手方向へ延びるスリット
に移動可能に挿通された緊締ねじをホルダー内部の刃体
に螺入し、この刃体をホルダー前端部の開放口から突出
可能とした従来のナイフの機能性を利用して、複数の用
途を持たせるために、ホルダーの後端部を開放するとと
もに、刃体の後部にこの開放口から突出可能な貝開き部
を一体的に形成した貝開き付ナイフを提供することにあ
る。
実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を第1〜5図に従
って説明すると、1はフィッシングナイフ全体を示し、
2はそのホルダーであって、その前端部及び後端部が開
放され、−側面には長手方向へ延びるスリット3が形成
されている。
4はホルダー2の前端寄り下部に形成された糸切り口、
5はホルダー2の他側面前端寄り位置に取付けられたバ
ンド等への引掛部である。
6はホルダー2の内部に長手方向へ移動可能に挿入され
た刃体であって、その前上部には歯形状のウロコ取り部
7が形成され、後部寄りには雌ねじ部8が貫設されてい
る。
9は刃体6の後端部に一体形成された貝開き部であって
、その先端部が貝殻間に挿入し得るように薄くなってい
る。
そして、刃体6の刃先6a先端から貝開き部9の先端ま
での長さは、ホルダー2の前端から後端までの長さより
も大きくなっている。
10はつまみ11とその中心に突設された雄ねじ部12
とよりなる緊締ねじであって、第4図に示すように、雄
ねじ部12が座金13及びホルダー2のスリット3を通
して刃体6の雌ねじ部8に螺合され、その締付けにより
雄ねじ部12の先端がホルダー2の内面に当接して、刃
体6をホルダ−2に対し位置決めできるようになってい
る。
14はその基端部14aで刃体6の後方寄り背部に対し
固定された弾性ストッパ片であって、第5図に示すよう
にその頭部14bがホルダー2に形成された切欠部15
に係止されるようになっている。
さて、このフィッシングナイフ1の刃体6を使用する場
合には、第1図に示すように、緊締ねじ10を緩めた状
態で、そのつまみ11をスリット3に沿って前方へ押し
て刃体6をホルダー2前端の開放口2aから突出させ、
その後、緊締ねじ10を締付けることによってホルダー
2に対し刃体6を位置固定する。
このとき、貝開き部9がホルダー2内に収納されるとと
もに、ウロコ取り部7が使用可能となる。
次に、刃体6の貝開き部9を使用する場合には、第2図
に示すように、緊締ねじ10を緩めた状態で、そのつま
み11をスリット3に沿って後方へ押して貝開き部9を
ホルダー2後端の開放口2bから突出させ、その後、刃
体6を緊締ねじ10によって位置固定する。
このとき、刃体6の刃先6a全体はホルダー2内に収納
される。
このように刃体6の刃先6aが収納された状態で貝開き
部9が常にホルダー2後端の開放口2bから突出されて
使用可能となる。
この収納状態においては、第5図に示すように、ストッ
パ片14の頭部14bが切欠部15に係止されて、刃先
6aがホルダー2前端の開放口2aから突出することが
なく、貝開き部9を安心して使用することができる。
又、刃先6aを使用する場合には、ストッパ片14をそ
の弾性付勢力に抗してホルダー2の内方へ押圧すること
によりその係止状態を解除して、刃先6aをホルダー2
前端の開放口2aから突出させればよい。
さらに、糸切り口4に刃体6の刃先6aを対応させれば
、ここに糸を通して切断することもできる。
一方、第3図に示すように、ホルダー2前端の開放口2
aから刃体6を突出させると同時に、ホルダー2後端の
開放口2bから貝開き部9を突出させて使用することも
できる。
従って、刃体6と貝開き部9とを同時に使用したい場合
に、その都度緊締ねじ10を再操作する必要がなく、操
作性の点で大変便利になる。
次に、第6図〜第10図に示す他の実施例を説明する。
この各実施例は前述した実施例においてストッパ片14
と切欠部15とからなるストッパ手段を変更したもので
ある。
(イ)第6図に示す実施例においては、ストッパ片14
が刃体6の背部及び刃部両側に一対固定されている。
従って、係止部が三箇所となり、より安全性が向上する
(ロ)第7図に示す実施例においては、ホルダー2の後
方寄りに刃体6の背部を押圧するばね片16が一体的に
切込形成され、この押圧状態において、刃体6の刃部側
に突設された係止突起17がホルダー2の切欠部18に
係止されるようになっている。
又、この係止突起17の係止状態を解除するには、ばね
片16の弾性付勢力に抗して係止突起17若しくは貝開
き部9を押せばよい。
(ハ)第8図に示す実施例においては、第7図の実施例
のばね片16の代わりに刃体6の後方寄り背部に別体の
ばね片16がホルダー2の内面に当接するようにその基
端部16aで固定されている。
に)第9図に示す実施例においては、刃体6の後部にス
トッパ片14の基端部14aが固定され、その頭部14
bがホルダ−2側面の切欠部15に係止されるようにな
っている。
(ホ)第10図に示す実施例においては、刃体6の後部
に基端部14aで固定されたストッパ片14を側方後部
へ突出し、その頭部14bがホルダー2後端の開放口2
bに係止されるようになっている。
効果 以上詳述したこの考案は、次のような優れた効果を奏す
る。
(イ)一つの刃体6の後部に貝開き部9を一体的に形成
したため、ホルダー2の肉厚を大きくすることもなく収
納でき、ホルダー2の後端に開放口2bを設ける以外に
、ホルダー2の構造を何ら変更する必要がない。
従って、貝開き部9を刃体6に付加しても、ホルダ−2
自体の全体形状は貝開き部9のない刃体のみのものとほ
とんど変らず、ホルダー2の製作工程の統一化が図り易
く、製作コスト低減の一助となる。
(ロ)つまみ11の移動操作により、刃体6と貝開き部
9とのうちどちらかが使用できるように、一つの操作で
同時に収納並びに突出させることができるため、収納及
び突出をそれぞれ別にしなければならない構造のものに
比して、片手でも非常に使い易い利点がある。
(ハ)刃体6の刃先6a先端から貝開き部9の先端まで
の長さをホルダー2の前端から後端までの長さよりも大
きくしたので、刃体6と貝開き部9とを同時に使用する
ことができ、その都度緊締ねじ10を再操作する必要が
なく、操作性の点で大変便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は刃体が突出状態にあるフィッシングナイフを示
す斜視図、第2図は貝開き部が突出状態にあるフィッシ
ングナイフを示す斜視図、第3図は刃体及び貝開き部の
両方とも突出状態にあるフィッシングナイフを示す斜視
図、第4図は緊締ねじの締付は状態を示す拡大断面図、
第5図は第2図におけるフィッシングナイフの断面図、
第6図〜第10図はストッパ手段を変更した他の実施例
を示す断面図である。 1・・・・・・フィッシングナイフ、2・・、・・・ホ
ルダー2a、2b・・・・・・開放口、3・・・・・・
スリット、6・・・・・・刃体、8・・・・・・雌ねじ
部、9・・・・・・貝開き部、10・・・・・・緊締ね
じ、14・・・・・・ストッパ片、16・・・・・・ば
ね片、17・・・・・・係止突起。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ホルダ−2側面の長手方向へ延びるスリット3に
    対し移動可能に挿通された緊締ねじ10をホルり゛−2
    内部の刃体6に螺入し、この刃体6をホルダー2後端部
    の開放口2aから突出可能とするとともに、同刃体6の
    後部にはホルり゛−2後端部に形成した開放口2bから
    突出可能な貝開き部9を一体的に形成し、刃体6の刃先
    6aがホルダー2に収納された状態で貝開き部9がホル
    ダー2後端の開放口2bから突出し得るように、刃体6
    の刃先6a先端から貝開き部9の先端までの長さをホル
    ダー2の前端から後端までの長さよりも大きくしたこと
    を特徴とする貝開き付ナイフ。
  2. (2)ホルダー2と刃体6との間には貝開き部9の使用
    時に刃体6の刃先6aがホルダー前端の開放口2aから
    突出しないようにストッパ手段を備えた実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の貝開き付ナイフ。
JP10241880U 1980-07-18 1980-07-18 貝開き付ナイフ Expired JPS5933332Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10241880U JPS5933332Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 貝開き付ナイフ

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JP10241880U JPS5933332Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 貝開き付ナイフ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5723267U JPS5723267U (ja) 1982-02-06
JPS5933332Y2 true JPS5933332Y2 (ja) 1984-09-17

Family

ID=29463840

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JP10241880U Expired JPS5933332Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 貝開き付ナイフ

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JP (1) JPS5933332Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953184U (ja) * 1982-09-30 1984-04-07 日野自動車株式会社 自動車用外装部品
JPH01291744A (ja) * 1988-05-18 1989-11-24 Ryoji Sasaki 殻付生カキの出荷方法
JP5794486B1 (ja) * 2015-02-06 2015-10-14 鈴木 修 汎用カッター

Also Published As

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JPS5723267U (ja) 1982-02-06

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