JPH0710569Y2 - ベルト用バックル - Google Patents

ベルト用バックル

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JPH0710569Y2
JPH0710569Y2 JP1991098244U JP9824491U JPH0710569Y2 JP H0710569 Y2 JPH0710569 Y2 JP H0710569Y2 JP 1991098244 U JP1991098244 U JP 1991098244U JP 9824491 U JP9824491 U JP 9824491U JP H0710569 Y2 JPH0710569 Y2 JP H0710569Y2
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JP
Japan
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blade
buckle
handle
projection
buckle body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991098244U
Other languages
English (en)
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JPH0580308U (ja
Inventor
一男 岡安
Original Assignee
岡安鋼材株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はベルト用バックル、更に
詳細にはナイフを組み込んだベルト用バックルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、キャンプや釣り等の所謂アウトド
アスポーツにナイフを携行せんとするときは、ポケット
やバッグに入れるのが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、斯様にポ
ケットやバッグにナイフを入れて携行した場合には、用
時にナイフを取り出すのに意外と手間ひまがかかると共
に、紛失し易いと云う問題があった。
【0004】そこで、本考案者は斯かる従来の問題を解
決すべく種々検討を重ねた結果、ナイフをベルト用バッ
クルに組み込めば、安全性はもとより携帯性及び使用性
に極めて優れた結果が得られることを見い出し、本考案
を案出したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案は基部
に柄部突起33及びバックル本体突起42と係脱する係
止孔21が形設された刃部2と、刃部2を収納する内部
スペースを有する薄型の中空箱体であって、その一側端
面に刃部2スライド出入用の開口部31が形設され、か
つその天板34の開口部31とは反対向に位置する内壁
面に板バネ32の一端を固定すると共に、該板バネ32
の開口部31方向他端に、刃部2の係止孔21と係脱す
る柄部突起33を中空箱体の底板35方向に突出形設
し、更に当該底板35の柄部突起33対応部位とバック
ル本体突起42の挿入用孔36を形設すると共に、該挿
入用孔36に連通せしめてバックル本体突起42のスラ
イド案内用ガイドスリット37を挿入用孔36の直径よ
り細巾にして底板35長手方向に形設した柄部3とから
成るスライド出入自在の刃部を有するナイフ体1を、前
面部及びベルト連結部とは反対方向の側端部に開口せし
めてナイフ体1収容用の嵌合凹所41を形設すると共
に、該嵌合凹所41の底部に、挿入用孔36は通過する
もガイドスリット37は通過し得ない程度の大径とした
先端部を有するバックル本体突起42を形設したバック
ル本体4に着脱自在に嵌合収容したことを特徴とするベ
ルト用バックルである。
【0006】本考案に於けるナイフ体は、上記の如き構
造の刃部と柄部との組み合せにより刃部が柄部内にスラ
イド出入自在となっていることが必要である。
【0007】また、本考案に於けるバックル本体とナイ
フ体とは、刃部が柄部内に収納された状態で嵌合収容さ
れることが必要で、その場合の自然離脱防止は、ナイフ
体のガイドスリットとバックル本体の突起との係合すな
わち係止突起利用の係合方式によって行なわれる。
【0008】
【実施例】以下本考案の一実施例を示す図面と共に本考
案を更に説明する。
【0009】1はナイフ体で、刃部2と柄部3とにより
構成せられている。刃部2はその基部に、後述の柄部突
起33及びバックル本体突起42と係脱する係止孔21
が形設されている。
【0010】柄部3はその内部に刃部2を収納するスペ
ースを有する薄型の中空箱体より成り、その一側端面に
刃部2スライド出入用の開口部31が形設されている。
尚、柄部3は刃部2全体をその内部に収納するものであ
っても良いが、刃部2先端を突出残留せしめて収納する
ものが、当該残留先端とバックル本体4との係止作用に
よる離脱防止効果を得る上でより望ましい。
【0011】32は板バネで、柄部3内部に於てその一
端が開口部31とは反対方向の天板34内壁面に固定さ
れていると共に、他端すなわち開口部31側先端には、
刃部2の係止孔21と係脱する柄部突起33が底板35
方向に突出形設されている。因に、バックル本体4への
ナイフ体1装着時、天板34は柄部外表面をなし、底板
35はバックル本体4と接面する柄部背面をなすもので
ある。
【0012】36はバックル本体突起42の挿入用孔
で、底板35の柄部突起33対応部位に形設せられてお
り、また37はバックル本体突起42のスライド案内用
ガイドスリットで、当該挿入用孔36の直径より細巾に
形成され、該孔36から連通して底板35長手方向に形
設せられている。
【0013】4はバックル本体で、適宜連結リング5等
を介してベルト6に連結使用されるものである。このバ
ックル本体4には、前述のナイフ体1を嵌合収容する適
した形状かつ大きさの嵌合凹所41が、前面部及びベル
ト6連結部とは反対方向の側端部に開口せしめて形設せ
られていると共に、ベルト6連結部側内壁部に刃部先端
挿入溝41aが形設されている。
【0014】42はバックル本体突起で、嵌合凹所41
の底部に突設せられ、前述した如くナイフ体1装着時柄
部3の挿入用孔36から突入してナイフ体1の係止孔2
1と係止し、ガイドスリット37に沿って移動しつつ刃
部2を柄部3内にスライド収納するものである。また、
この突起42の先端部は挿入用孔36を通過するもガイ
ドスリット37を通過し得ない程度に大径にせられてお
り、当該ガイドスリット37との係止により、その自然
離脱が防止されている。
【0015】43は刃部固定用板バネで、刃部先端挿入
溝41aから嵌合凹所41にかけてその底部に取り付け
られているものであり、これにより振動等による刃部2
のズレ動きを防止することができる。
【0016】尚、7はベルト孔との係止用突起である。
【0017】
【作用】本考案は以上の如く構成されているので、バッ
クル本体4から取り外したナイフ体1は刃部係止孔21
と柄部突起33とが係止し、刃部2が柄部3から突出し
た状態に固定されているので、目的に従ってナイフとし
て使用される。
【0018】また、ナイフ体1をバックル本体4に装着
せんとするときは、まずバックル本体4の刃部先端挿入
溝41aに刃部2の先端を挿入し、次にバックル本体突
起42に柄部3の挿入用孔36を位置合せして押しつけ
れば、バックル本体突起42が挿入孔36及び刃部係止
孔21内に突入して柄部突起33と刃部係止孔21との
係止を解除し、該刃部係止孔21にバックル本体突起4
2が係止する。そこで柄部3をベルト6連結部方向に手
指で押圧しつつスライドせしめれば、バックル本体突起
42がガイドスリット37に沿って案内移動するので、
該突起42に係止された刃部2が柄部3内にスライド収
納されつつナイフ体1が嵌合凹所41内に嵌合収容され
る。この場合、ナイフ体1は柄部3のガイドスリット3
7とバックル本体突起42の大径先端部との係止によ
り、その自然離脱が防止される。
【0019】他方、ナイフ体1をバックル本体から取り
外すときは、柄部3をベルト6連結部方向とは反対方向
に手指で押圧しつつスライドせしめれば、上記したとこ
ろとは逆にバックル本体突起42がガイドスリット37
に沿って挿入孔36まで移動するので、該突起42に係
止された刃部2が柄部3から突出した状態で、嵌合凹所
41に露出する。そこでバックル本体突起42を刃部係
止孔21及び挿入孔36から抜き出せば、バネ板32の
復元作用により柄部突起33と刃部係止孔21とが係止
固定し、前述の如くナイフとして使用される。
【0020】
【考案の効果】以上従って、本考案によればナイフがベ
ルト用バックルに組み込まれているので、紛失の恐れが
なく、また極めて安全性及び携帯性に優れ、しかも単な
るスライド操作によるだけでバックル本体への着脱が可
能であるため極めて使用性に優れるものである。
【0021】而して、本考案は、キャンプや釣り等のア
ウトドアスポーツ用として特に好適なベルト用バックル
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ナイフ体とバックル本体を取り外ずした状態の
本考案斜視図。
【図2】ナイフ体の分解斜視図。
【図3】ナイフ体のバックル本体へのスライド収容状態
を示す断面説明図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部に柄部突起33及びバックル本体突
    起42と係脱する係止孔21が形設された刃部2と、刃
    部2を収納する内部スペースを有する薄型の中空箱体で
    あって、その一側端面に刃部2スライド出入用の開口部
    31が形設され、かつその天板34の開口部31とは反
    対向に位置する内壁面に板バネ32の一端を固定すると
    共に、該板バネ32の開口部31方向他端に、刃部2の
    係止孔21と係脱する柄部突起33を中空箱体の底板3
    5方向に突出形設し、更に当該底板35の柄部突起33
    対応部位にバックル本体突起42の挿入用孔36を形設
    すると共に、該挿入用孔36に連通せしめてバックル本
    体突起42のスライド案内用ガイドスリット37を挿入
    用孔36の直径より細巾にして底板35長手方向に形設
    した柄部3とから成るスライド出入自在の刃部を有する
    ナイフ体1を、全面部及びベルト連結部とは反対方向の
    側端部に開口せしめてナイフ体1収容用の嵌合凹所41
    を形設すると共に、該嵌合凹所41の底部に、挿入用孔
    36は通過するもガイドスリット37は通過し得ない程
    度の大径とした先端部を有するバックル本体突起42を
    形設したバックル本体4に着脱自在に嵌合収容したこと
    を特徴とするベルト用バックル。
JP1991098244U 1991-11-28 1991-11-28 ベルト用バックル Expired - Lifetime JPH0710569Y2 (ja)

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JP1991098244U JPH0710569Y2 (ja) 1991-11-28 1991-11-28 ベルト用バックル

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Publication Number Publication Date
JPH0580308U JPH0580308U (ja) 1993-11-02
JPH0710569Y2 true JPH0710569Y2 (ja) 1995-03-15

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6336468B2 (ja) * 1980-08-06 1988-07-20 Furointo Sangyo Kk

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62169607U (ja) * 1986-04-18 1987-10-28
JPS6336468U (ja) * 1986-08-22 1988-03-09

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6336468B2 (ja) * 1980-08-06 1988-07-20 Furointo Sangyo Kk

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JPH0580308U (ja) 1993-11-02

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