JPH0437536Y2 - - Google Patents

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JPH0437536Y2
JPH0437536Y2 JP18415886U JP18415886U JPH0437536Y2 JP H0437536 Y2 JPH0437536 Y2 JP H0437536Y2 JP 18415886 U JP18415886 U JP 18415886U JP 18415886 U JP18415886 U JP 18415886U JP H0437536 Y2 JPH0437536 Y2 JP H0437536Y2
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container body
piece
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plate
locking
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JP18415886U
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧用のコンパクト容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、コンパクト容器の後部を押圧して、蓋体
の係止機構を外すようにしたものは、実開昭59−
65608号公報、実開昭59−73215号公報に記載され
ている。
前記実開昭59−65608号公報に記載されたもの
は、第12図に示すように、容器本体1の後部に
蓋体15の後部を軸着し、そして、この容器本体
1内に中皿10を前後摺動自在に収容し、中皿1
0の前部に形成した係合段部27を、蓋体15の
前部に設けた係止片19の係止段部20に係合さ
せて蓋体15を係止し、中皿10の後端部31を
押圧して中皿10の係合段部27と蓋体15の係
止段部20の係止を外すようにしたものである。
実開昭59−73215号公報に記載されたものは、
第13図に示すように、容器本体1の後部に蓋体
15の後部を軸着し、そして、この容器本体1内
に押圧板30を介挿し、押圧板30の前部に形成
した係合段部27を、蓋体15の前部に設けた係
止片19の係止段部20に係合させて蓋体15を
係止し、押圧板30の後端部31を押圧して押圧
板30の係合段部27と蓋体15の係止段部20
の係止を外すようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第12図・第13図に示す従来のものは、コン
パクト容器の後部を押圧して、蓋体15の係止機
構を外すようにし、コンパクト容器の前部に押ボ
タン等を設けないので、前部をすつきりしたもの
に形成できるものである。
しかしながら、前記従来のものは、蓋体15の
係止段部20を容器本体1側の係合段部27に係
止させようとするには、容器本体1側の係合段部
27の上部に、蓋体15の係止片19の先端部の
斜面が当接した状態で蓋体15を押圧し、係止片
19の先端部の斜面で容器本体1側の係合段部2
7を退避させて係止するものである。したがつ
て、前記中皿10及び押圧板30の先端部は、係
止片19により下方にも押され、容器本体1の底
面と摩擦接触し、中皿10及び押圧板30の退避
が円滑に行われない嫌いがあつた。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
容器の後部を押圧して蓋体の係止を外すコンパク
ト容器において、蓋体の係止が円滑に行われるよ
うにすることを技術的課題とする。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は容器本体1内に中皿10を収容し、こ
の容器本体1の後部には蓋体15を回動自在に軸
着し、蓋体15の前部には、内側に係止段部20
を形成した係止片19を垂下して設け、そして、
容器本体1の前部には係合片25を支軸26によ
り回動自在に軸着し、この係合片25の外側に形
成した係合段部27を、前記係止片19の係止段
部20に係脱自在に係合できるようにして形成す
るとともに、係止片19及び係合片25の少なく
ともいずれか一方の先端部は、係合段部27を外
す向きに押圧できる傾斜面21に形成し、さら
に、係合片25の下部には、前方に突出して容器
本体1の前壁3の内面に当接する可撓性弾板28
を一体に形成し、そして、容器本体1と中皿10
との間には、前記係合片25の下部を前方に押圧
できる押圧板30を前後摺動自在に介挿し、この
押圧板30の後端部31を容器本体1の後部に露
出させてコンパクト容器とした。
〔作用〕
本考案は蓋体15に設けた係止片19の先端部
が、係合片25の先端部に当接した状態で、蓋体
15を押圧すると、係止片19の傾斜面21が係
合片25を押し、係合片25は支軸26を支点と
して可撓性弾板28を撓めながら回動し、係止片
19の係止段部20と係合片25の係合段部27
が係合し、蓋体15の押圧を止めても第7図に示
すように可撓性弾板28により係合状態は保持さ
れる。
そして、容器本体1の後部に露出した押圧板3
0の後端部31を押圧すると、第8図に示すよう
に係合片25は可撓性弾板28を撓めながら回動
し、係止段部20と係合段部27の係合が外れ
る。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の一実施例のコンパ
クト容器よ示すものであり、合成樹脂製の容器本
体1の後部には軸受孔2が、前部には軸受凹部4
が設けてあり、内部には中皿10が収容してあ
る。また、合成樹脂製の蓋体15の後部には軸孔
17の形成されたヒンジ16が設けてあり、前部
には係止片19が垂下して設けてあり、この係止
片19の先端部内側には傾斜面21と係止段部2
0が形成してある。そして、この容器本体1の後
部に蓋体15の後部が回動自在に軸着してあり、
発条18で開方向に付勢してある。
さらに、容器本体1の前部の軸受凹部4には合
成樹脂製の係合片25が支軸26で回動自在に軸
着してあり、この係合片25の外側に形成した係
合段部27が、前記係止片19の係止段部20に
係脱自在に係合できるようにして形成してある。
そして、この係合片25の下部には前方斜め上方
に突出して容器本体1の前壁3の内面に当接する
可撓性弾板28が一体に形成してある。
また、容器本体1と中皿10との間には、押圧
板30が前後摺動自在に介挿してあり、この押圧
板30の先端は前記係合片25の下部に一体に接
続されており、押圧板30の後端部31は容器本
体1の後部に露出している。そして、この押圧板
30の後端部31を押圧すると、係合片25は押
圧板30と接続された角部29で屈曲して係合片
25は支軸26を支点として回動するものであ
り、係合片25はこの屈曲した角部29の伸長に
よつても元の位置に戻るようになつているので、
可撓性弾板28は弾発力の弱いものでよい。
そして、前記係合片25の先端部を傾斜面に形
成してもよい。
第4図乃至第9図は他の実施例を示すものであ
り、以下同様の部分は同一の符号を用い説明を省
略した。
この実施例は容器本体1の前壁3の内側に内側
壁5を設けて係合片25の設置部分を囲い、そし
て、内側壁5の下部の挿通孔6に押圧板30を摺
動自在に挿通し、さらに、係合片25と押圧板3
0とを分離したものであり、係止片19により係
合片25が下圧された場合に係合片25が回動し
易くなつている。
第10図・第11図は別の実施例を示すもので
あり、ヒンジ16の軸孔17をヒンジ16の上方
に形成し、ヒンジ16の下方の後側に押圧板30
の後端部31が位置するように形成したものであ
り、押圧板30により蓋体15の係止段部20が
外れた直後に押圧板30の後端部31の内側で蓋
体15のヒンジ16の下方を押圧し、蓋体15を
第11図に示すように回動させるように形成した
ものである。
〔考案の効果〕
本考案は係合片25が支軸26で容器本体1に
軸着されているので、蓋体15を押圧し、係止片
19の先端部で係合片25の先端部を押圧した場
合に、係合片25が容器本体1の底面に圧接され
ない。したがつて係合片25は軽快に回動し、蓋
体15の係止片19と係合片25の係合が円滑に
行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
第1図の−線の断面図、第3図はその分解斜
視図、第4図は他の実施例の斜視図、第5図はそ
の断面図、第6図はその容器本体の前部を破断し
た斜視図、第7図はその前部の係合状態を示す断
面図、第8図はその前部の係合を解放した状態の
断面図、第9図はその押圧板の斜視図、第10図
は別の実施例の容器本体と蓋体の軸着部の断面
図、第11図はその解放状態を示す断面図、第1
2図は従来例の断面図、第13図は他の従来例の
断面図である。 1……容器本体、3……前壁、10……中皿、
15……蓋体、19……係止片、20……係止段
部、21……傾斜面、25……係合片、26……
支軸、27……係合段部、28……可撓性弾板、
30……押圧板、31……後端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1内に中皿10を収容し、この容器本
    体1の後部には蓋体15を回動自在に軸着し、蓋
    体15の前部には、内側に係止段部20を形成し
    た係止片19を垂下して設け、そして、容器本体
    1の前部には係合片25を支軸26により回動自
    在に軸着し、この係合片25の外側に形成した係
    合段部27を、前記係止片19の係止段部20に
    係脱自在に係合できるようにして形成するととも
    に、係止片19及び係合片25の少なくともいず
    れか一方の先端部は、係合段部27を外す向きに
    押圧できる傾斜面21に形成し、さらに、係合片
    25の下部には、前方に突出して容器本体1の前
    壁3の内面に当接する可撓性弾板28を一体に形
    成し、そして、容器本体1と中皿10との間に
    は、前記係合片25の下部を前方に押圧できる押
    圧板30を前後摺動自在に介挿し、この押圧板3
    0の後端部31を容器本体1の後部に露出させた
    コンパクト容器。
JP18415886U 1986-11-29 1986-11-29 Expired JPH0437536Y2 (ja)

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JPS6391208U JPS6391208U (ja) 1988-06-13
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