JPH0646406Y2 - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

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Publication number
JPH0646406Y2
JPH0646406Y2 JP13762288U JP13762288U JPH0646406Y2 JP H0646406 Y2 JPH0646406 Y2 JP H0646406Y2 JP 13762288 U JP13762288 U JP 13762288U JP 13762288 U JP13762288 U JP 13762288U JP H0646406 Y2 JPH0646406 Y2 JP H0646406Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
push button
lid
recess
contact
tongue piece
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13762288U
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English (en)
Other versions
JPH0259712U (ja
Inventor
修三 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication of JPH0259712U publication Critical patent/JPH0259712U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧用のコンパクト容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、化粧用のコンパクト容器の蓋体の係止機構として
実公昭58-25935号公報がある。
この公報に記載されたものは、第4図・第5図に示すよ
うに、前部に係止段部43を設けた容器本体41に、蓋体40
を軸着し、蓋体40の前部には段部12を設けた係止部材51
を設けて、蓋体40の段部12を容器本体40の係止段部43に
係止できるように形成し、そして、蓋体40の前部には、
スライダー部材30を前後方向に摺動可能に設け、スライ
ダー部材30の内端部には、発条の役目をする円弧状の部
片32を一体に形成すると共に、スライダー当接部31を、
容器本体40の前部に形成した傾斜した面33に当接するよ
うに形成したものである。
そして、スライダー部材30を円弧状の部片32の抵抗力に
抗して押圧し、スライダー部材30を傾斜した面に沿って
押し上げ開蓋するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図・第5図に示されるコンパクト容器は、スライダ
ー部材30を押圧することにより開蓋でき、そして、スラ
イダー部材30は円弧状の部片32により常に前方に押圧さ
れ、がた付くことがないものである。
しかしながら、第4図・第5図に示されるコンパクト容
器は、スライダー部材30に設けた発条の役目をする円弧
状の部片32が弾発力を保有させるため円弧状に形成され
ており、成形が面倒である。しかも、スライダー部材30
は直線的に作動するものであるため、その上下に位置す
る蓋体40及び係止部材51との摩擦が避けられず動作に円
滑を欠くという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、コンパク
ト容器にがた付きが生じないのは勿論、動作を円滑なら
しめることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記した点を解決するため以下のような構成と
した。
即ち、受皿1に蓋体2を軸着し、これら受皿1と蓋体2
との各前縁に係脱自在に係合する係合部3、4を設け
る。
前記受皿1と蓋体2との各前縁に凹所5、6を夫々設
け、受皿1側の凹所6の奥部から弾力性を有する舌片7
を延出する。
この凹所6の両側壁に押しボタン10を揺動自在に軸止す
る。
前記舌片7を押しボタン10の裏面に当接せしめ、さら
に、凹所5の下部に前記押しボタン10の下縁に当接でき
るようにしたテーパー部11を形成する。
そして、前記押しボタン10を押圧することにより押しボ
タン10が舌片7の弾力に抗して揺動し、押しボタン10の
下縁がテーパー部11に乗り上げて蓋体2を上方に押し上
げるように構成しコンパクト容器とした。
〔作用〕
第2図に示すように、前記押しボタン10の押圧部10cを
矢示F方向に押すと、押しボタン10は舌片7の弾力に抗
し、前記軸突起8、9を中心に回動する。すると、押し
ボタン10の下縁はテーパー部11に乗り上げ、その反作用
で蓋体2を上方に押し上げる。このように、受皿1側の
凹所6の奥部から舌片7を延出し、この舌片7を揺動自
在に設けた押しボタン10の裏面に当接せしめたので押し
ボタン10がガタつくことはない。
さらに、凹所5の下部に前記押しボタン10の下縁に当接
できるようにしたテーパー部11を形成し、前記押しボタ
ン10を押圧することにより押しボタン10がテーパー部11
に乗り上げて蓋体2を上方に押し上げることとなるた
め、押しボタン10が摺接する部位はテーパー部11のみで
あり動作は円滑となる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。
受皿1には蓋体2が軸着されており、これら受皿1と蓋
体2との各前縁には係脱自在に係合する係合部3、4が
設けられている。
前記受皿1と蓋体2との各前縁中央部分には凹所5、6
が夫々形成されている。この凹所5、6は連続面となる
よう形成され、閉蓋時には一体的な凹所となるようにな
っている。
受皿1側の凹所6の奥部6bには2枚の弾力性を有する舌
片7が受皿1の前縁方向に向かって形成されている。そ
してこれら舌片7間には位置決め台6aが形成されてい
る。
前記凹所6の両側壁には軸突起8、9が夫々形成されて
おり、この軸突起8、9に押しボタン10を揺動自在に軸
止されている。この押しボタン10は凹所5、6を面一に
カバーするような形状に形成され、前記凹所6の両側壁
に対応する側壁部10d、10dには前記軸突起8、9が嵌合
する軸孔10a、10aが形成されている。
これら軸孔10a、10aの一部には夫々軸誘導溝10b、10bが
連通しており、この軸誘導溝10b、10bにテーパを形成す
ることにより、軸孔10a、10aの軸突起8、9への嵌合が
容易となるようになっている。この押しボタン10の前面
は押圧部10cとなっている。
この押しボタン10の装着状態においては前記舌片7が押
しボタン10の裏面に当接し、前記押圧部10cを押し出す
方向に付勢している。また、押しボタン10の天板部10e
の裏面には前記位置決め台6aが当接して押しボタン10の
位置決めがなされるようになっている。
前記凹所5の下部には凹所5の開口面に向かって下がっ
ているテーパー部11が形成され、このテーパー部11は前
記押しボタン10の下縁に当接できる高さとなっている。
前記した構成において、前記押しボタン10の押圧部10c
を矢示F方向に押すと、押しボタン10は舌片7の弾力に
抗し、前記軸突起8、9を中心に回動する。
すると、押しボタン10の下縁はテーパー部11に乗り上
げ、その反作用で蓋体2を上方に押し上げる。これによ
り係合部3、4が解除され開蓋する。
〔考案の効果〕
本考案は、受皿1側の凹所6の奥部から舌片7を延出
し、この舌片7を揺動自在に設けた押しボタン10の裏面
に当接せしめてこれを定位値に保持せしめたので押しボ
タン10がガタつくことはない。
さらに、凹所5の下部に前記押しボタン10の下縁に当接
できるようにしたテーパー部11を形成し、前記押しボタ
ン10を押圧することにより押しボタン10が舌片7の弾力
に抗して揺動し、その下縁がテーパー部11に乗り上げて
蓋体2を上方に押し上げるようにしたので、押しボタン
10が摺接する部位はテーパー部11のみであり動作は円滑
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の分解斜視図、第2図は要部の平面図、第
3図は要部の断面図、第4図は従来例の要部の断面図、
第5図はその要部の分解斜視図。 1……受皿、2……蓋体、 3、4……係合部、5、6……凹所、 7……舌片、10……押しボタン、 11……テーパー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受皿1に蓋体2を軸着し、これら受皿1と
    蓋体2との各前縁に係脱自在に係合する係合部3、4を
    設けるとともに、前記受皿1と蓋体2との各前縁に凹所
    5、6を夫々形成し、蓋体2側の凹所6の奥部から弾力
    性を有する舌片7を延出するとともに、この凹所6の両
    側壁に押しボタン10を揺動自在に軸止するとともに、前
    記舌片7を押しボタン10の裏面に当接せしめ、さらに、
    凹所5の下部に前記押しボタン10の下縁に当接できるよ
    うにしたテーパー部11を形成し、前記押しボタン10を押
    圧することにより押しボタン10が舌片7の弾力に抗して
    揺動し、押しボタン10の下縁がテーパー部11に乗り上げ
    て蓋体2を上方に押し上げるように構成したことを特徴
    とするコンパクト容器。
JP13762288U 1988-10-21 1988-10-21 コンパクト容器 Expired - Lifetime JPH0646406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13762288U JPH0646406Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 コンパクト容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13762288U JPH0646406Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 コンパクト容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0259712U JPH0259712U (ja) 1990-05-01
JPH0646406Y2 true JPH0646406Y2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=31399211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13762288U Expired - Lifetime JPH0646406Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 コンパクト容器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0646406Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102691725A (zh) * 2012-06-04 2012-09-26 常州光洋轴承股份有限公司 推力轴承尼龙分体保持架

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102691725A (zh) * 2012-06-04 2012-09-26 常州光洋轴承股份有限公司 推力轴承尼龙分体保持架

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0259712U (ja) 1990-05-01

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