JPH0630092Y2 - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

Info

Publication number
JPH0630092Y2
JPH0630092Y2 JP1989015258U JP1525889U JPH0630092Y2 JP H0630092 Y2 JPH0630092 Y2 JP H0630092Y2 JP 1989015258 U JP1989015258 U JP 1989015258U JP 1525889 U JP1525889 U JP 1525889U JP H0630092 Y2 JPH0630092 Y2 JP H0630092Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
hook
recess
lid
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989015258U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0278109U (ja
Inventor
登美雄 田原
Original Assignee
釜屋化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 釜屋化学工業株式会社 filed Critical 釜屋化学工業株式会社
Priority to JP1989015258U priority Critical patent/JPH0630092Y2/ja
Publication of JPH0278109U publication Critical patent/JPH0278109U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0630092Y2 publication Critical patent/JPH0630092Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、ワンタッチで蓋を開放することのできるコ
ンパクト容器に関する。
「従来の技術」 従来よりワンタッチで蓋を開放することのできるコンパ
クト容器として、第13図および第14図に示す構造の
もの(実公昭57-54727号公報)、あるいは第15図ない
し第17図に示す構造のもの(実公昭30-33853号公報)
が知られている。
前者(従来例1)のコンパクト容器は、化粧料等の収納
凹所1を上面に備えた容器本体2と、この容器本体2の
後壁部2aに縦回動自在にヒンジ結合された蓋体3とか
ら構成され、かつ、容器本体2の前壁部2bに設けた突
片4のフック5aと蓋体3の自由端3aに設けたフック
5bとを互いに係合可能とし、蓋体3の自由端3aに挿
通孔6を設けてこの挿通孔6に押釦7をその奥方へ押圧
操作することにより、押釦7の傾斜面7aで前記突片4
を押下げ、前記両フック5a,5bどうしの係合を解除
するようにしたものである。
また後者(従来例2)のコンパクト容器は、前記同様に
収納凹部10を上面に備えた容器本体11と、この容器
本体11の後壁部11aに縦回動自在にヒンジ結合され
た蓋体12とから構成され、容器本体11の前壁部11
bに形成した凹部13の奥面のフック14aと、蓋体1
2の自由端12a内面に垂設した突片15のフック14
bとを互いに係合可能とし、前記突片15に水平方向へ
摺動可能な押釦16を装着し、この押釦16を前記凹部
13の傾斜面13aに沿って奥方へ摺動操作することに
より、突片15を押上げて前記両フック14a,14b
の係合を解除するようにしたものである。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、前記従来例1のコンパクト容器にあっては、
両フック5a,5bの係合を解除させるに際し、押釦7
を水平方向へ押圧すると、押釦7の傾斜面7aが突片4
に押圧力の分力(斜め下方への力)を与え、この突片4
を一旦フック5a,5bを深く係合させる方向へ押下げ
るようにしているので、押釦7の操作に強い押圧力を要
するとともに、フック5aがフック5bに乗り上げる際
に強い抗力が働いて、フック5a,5bどうしの摩耗に
よる損傷が激しいといった問題があった。また、容器本
体2の上面から突片4が上方へ突出して収納凹所1から
化粧料をパフ等ですくい取る際に邪魔になるなど使用勝
手もよくなく、さらには、片手でコンパクト容器を持っ
てその親指で蓋体3を開操作する際に、親指が押釦7を
押下げる恰好となって、押圧操作しにくいなど操作性に
も問題があった。
一方、前記第2従来例のコンパクト容器にあっては、蓋
体12の自由端12a内面に垂設した突片15の両側面
に案内板17,17を突設するとともに、これら案内板
17,17に押釦16を前後に摺動自在に装着し、しか
も押釦16の押圧操作の際に、容器本体11の前壁部1
1bの凹部13の底面(傾斜面)13bに沿って前記押
釦16の下面を摺動させるようにしているので、押釦1
6の幅寸法がおよび高さ寸法が前記突片15のそれより
も大きくなり、その分コンパクト容器の厚みが増して、
薄型のコンパクト容器には適用し得なかった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、フックの
係合をよりスムーズかつ容易に解除するとともに、薄型
形態とし得るコンパクト容器を提供することを目的とし
ている。
「課題を解決するための手段」 本考案に係るコンパクト容器は、上面に収納凹所を有す
る容器本体の一端部に蓋体が縦回動自在にヒンジ結合さ
れたコンパクト容器であって、前記容器本体の他端部に
は凹部が形成されてその奥面に第1フックが設けられ、
前記蓋体の自由端内面には前記凹部に収納されて前記第
1フックに係合する第2フックを有する突片が垂設さ
れ、この突片には水平方向へ貫通する挿通孔が設けら
れ、この挿通孔には前記凹部に収納される押圧部と該押
圧部から内方へ伸びる嵌合舌片とを有してなる押釦の前
記嵌合舌片が摺動自在に遊嵌され、前記押圧部の背面両
側には、その押圧部の下部側へ向かうにしたがい押圧部
の表面側へ向かって延びる形態の傾斜面を有する凸部が
所定間隔をおいてそれぞれ設けられ、前記凹部の左右両
側の奥面には、蓋体の閉状態から前記押釦を押圧操作し
た際に前記各傾斜面に摺接して容器本体と蓋体の自由端
を互いに離反させる摺接縁部が前記各傾斜面を有する凸
部に対応して設けられた構成としたものである。
「作用」 蓋体の閉状態から押釦の押圧部を押圧して容器本体の凹
部の内方へ摺動させると、押圧部の背面に設けられた凸
部の傾斜面が、前記凹部の奥面の摺接縁部に摺接してそ
の摺接縁部にフックどうしを離間させる方向へ押圧力の
分力を与えるとともに、その反作用によって凸部が押上
げられ、第1フックおよび第2フックどうしの係合が解
除されて蓋体が開放可能となる。
「実施例」 以下、この考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第5図はこの考案の第1実施例を示すもの
で、これらの図において符号20は容器本体、符号21
は容器本体20の後端部(一端部)20aにヒンジ結合
された蓋体をそれぞれ示すものである。
前記容器本体20は、偏平矩形状に形成されているもの
で、容器本体20の上面には化粧料等を収納する収納凹
所が22が穿設されている。また、容器本体20の前壁
部(自由端となる他端部)20bには凹部23が形成さ
れ、凹部23の奥面23aのほぼ中央には、フック(第
1フック)24が突設され、その両脇の奥面23aには
突部25,25が突設されている。
前記蓋体21は、前記容器本体20の収納凹所22を覆
うもので、蓋体21の内面には鏡26が貼付され、蓋体
21の自由端21aにはコンパクト容器の前壁凹部を前
記凹部23とともに形成する切欠部27が穿設され、切
欠部27の奥方には前記フック24に係合するフック
(第2フック)28を有する突片29が垂設されてい
る。
前記突片29は、蓋体21の内面から下方に延びる垂設
部29aと、この垂設部29aから水平に延びる本体部
29bとから構成され、この本体部29bは、その下面
が蓋体21を閉状態とした際に容器本体20の凹部23
aの奥面23上端に当接するものである。また、前記垂
設部29aには水平方向へ貫通する挿通孔30が設けら
れ、前記本体部29bの前端は下方へ屈曲されてその先
端背面に前記フック28が突設されている。
このようにコンパクト容器の(凹部23と切欠部27か
らなる)前壁凹部には、前記フック24,28どうしの
係合を解除操作するための押釦31が前後に摺動自在に
収納されている。
この押釦31は、コンパクト容器の前壁部の一部を構成
する押圧部32と、この押圧部32の上端から後方に屈
曲して前記突片29の挿通孔30内に延びて該挿通孔3
0に遊嵌された嵌合舌片33とから構成されている。前
記押圧部32の両側縁部には、突片29の両脇から後方
へ延びる側板部(凸部)34,34が設けられ、これら
側板部34には、押圧部32を凹部23の奥方へ押圧操
作した際に奥面23aの突部25,25の上端の縁部
(摺接縁部)25aにそれぞれ当接する傾斜面34aが
形成されている。この傾斜面34aは、押圧部32の下
部側へ向かうにしたがい押圧部32の表面側へ向って延
びる傾斜面とされている。
また、前記嵌合舌片33の前記挿通孔30から内部に突
出する後端部には自身の抜脱防止用の係止突起33aが
下方に延びて突設されている。このような押釦31は、
その係止突起33aを前記挿通孔30に無理嵌めして通
過させることにより、嵌合舌片33を挿通孔30に遊嵌
させるようになっている。
なお、前記突片29の本体部29bの後端突出部(収納
凹所22内方へ突出する部分)は、省略してもよい。
次に、このように構成されたコンパクト容器の使用方法
ならびに作用を第4図を参照しながら説明する。
第4図(イ)に示すような閉状態のコンパクト容器を開
状態とするには、コンパクト容器をたとえば片手で持っ
て、フック24,28どうしの係合による抗力に反して
押釦31の押圧部32を親指等で内方へ押圧操作すれば
よい。
押圧部32を内方へ押圧すると、第4図(ロ)に示すよ
うに、挿通孔30を貫通した嵌合舌片33が蓋体21の
内面に沿って内方へ移動するとともに、側板部34の傾
斜面34aが凹部23の突部25の摺接縁部25aに当
接し、フック24,28どうしを離間させる方向へ押圧
力の分力(斜め下方の力)を与え、その反作用で側板部
34が押し上げられるので、フック24,28どうしの
係合が容易に解除されて蓋体21の回動(開放)を可能
とする。
後は、第2図に示すような最大開状態にセットして使用
すればよい。
この実施例のコンパクト容器においては、以下のような
優れた効果を奏する。
押釦31を押圧操作すると、側板部34の傾斜面34
aが凹部23の突部25に押圧力の分力(斜め下方の
力)を与え、フック24,28どうしを離間させる方向
へ突部25を押下げるので、軽い押圧操作でスムーズか
つ確実にフック24,28どうしの係合を解除でき、操
作性が良い。
凹部23の突部25およびこの突部25に作用する押
釦31の側板部34をそれぞれフック24,28の両脇
に位置して設けたもので、フック係合を解除させる力が
分散せず、押釦31の押圧力を有効にフック24,28
に対して伝達することができ、これにより強いフックの
結合力にも対応できる。
フック24,28どうしの係合が深まる方向に力を伝
達させることがないのでフックの摩耗が少なく、フック
24,28の耐久性を向上させることができる。
押圧操作の際に、係止舌片33の上面が蓋体21の内
面に沿って摺動するので、押釦31をぐらつかせること
なく安定してスムーズに押圧摺動操作することができ
る。
使用の際には、容器本体20の上面より上方に突出す
るものがないからパフ等の邪魔にならずに使用勝手が良
い。
凹部23の突部25の摺接縁部25aに押釦31の側
板部34の傾斜面34aを摺接させるようにしているの
で、傾斜面と摺接縁部の位置を調整するの可能になり、
従って押釦31の高さ寸法を凹部23の深さに関係なく
小さく設定することができ、これによりコンパクト容器
の厚みを小さくし得て薄型形態にも対応できる。
押圧部32はコンパクト容器の前壁部の一部を構成す
ることから、コンパクト容器を閉じた際の外観が滑らか
で外観デザインにも優れている。
第6図及び第7図は、この考案に係るコンパクト容器の
第2実施例を示すもので、この実施例においても、その
要部の基本的構成については先の第1実施例の場合と同
様に、容器本体20の前壁部20bに凹部23が設けら
れ、この凹部23の奥面23aの中央にはフック28が
設けられ、このフック28の両脇には突部25,25が
設けられている。また、蓋体2自由端部には押釦31が
前後に摺動自在に収納され、そしてこの押釦31の押圧
部32の背面両側には、押釦31を後方(奥方)へ摺動
させた際に、突部25,25にそれぞれ摺接する傾斜面
34a,34aが形成されている。
しかし、この実施例においては、凹部23が、図示のよ
うに容器本体20の厚さ方向に深く形成され、さらにこ
の凹部23の奥面に設けられる突部25の摺接縁部25
aがフック28よりも下側に位置するように、その突部
25の上面が凹部23の底面側(下側)へ一段下げられ
た構成とされている。従って、押釦31の背面両側に形
成されている傾斜面34a、34aの位置及び傾斜角度
も、突部25の摺接縁部25aの位置に対応するように
設定され、さらに、押釦31の押圧部32の高さ寸法
(容器の厚さ方向の寸法)も凹部23の前面開口部をほ
ぼ覆うことのできる寸法に設定されている。このため、
同実施例の場合、傾斜面34aは押圧部32の下端より
も上方に位置する構成とされている。なお、押釦31の
抜け止めとしての係止突起33aは上向きに設けられ、
これによって嵌合舌片33の下面部分のほぼ全体が突片
29の上面に滑らかに面接触するように配慮されてい
る。ここで、符号Aは飾り板を示している。
このような構成とした場合、特に、押釦31の押圧操作
時におけるその押釦31の前後移動(摺動)をより円滑
なものにすることができる。即ち、押釦31の嵌合突片
33の下面と突片29の上面とが広い範囲で面接触し、
さらに摺接面となる傾斜面34a、34aは押圧部32
の背面両側に形成されていてこれに対応する位置にある
突部25、25の摺接縁部25a、25aとそれぞれ同
時に摺接する形態となるので、押釦31がいわゆるガタ
ツキなく支持されて前後移動することになり、加えて、
傾斜面34aが押圧部32の高さ方向中央寄りに位置し
ているので、押圧部32を手指の先等で押圧操作する
際、通常は指先で押圧部の中央を押すので、指先からの
力の伝達が傾斜面を介して摺接縁部25aへとほぼ直線
的に伝達され、これらの結果、押釦31の円滑な移動が
行なわれる。従ってこの実施例によれば、フックどうし
の係合を解除するための操作性がさらに良好なものとな
る。
第8図〜第11図は本考案の第3実施例を示すものであ
る。なお、これらの図において先に実施例と基本的に同
一構成要素については同一符号を付してその説明を省略
する。
この実施例の場合、第10図及び第11図に示すよう
に、押釦31の後端側に、押釦31の押圧操作解除後に
おいてその押釦31を定位置に復帰させるための弾性片
36を設けた点に特徴がある。即ち、同実施例では、円
弧状に湾曲形成された弾性片36の中間部が嵌合舌片3
3の端部に対して連結部37を介して一体に設けられた
例が示されている。従って、蓋体21には、嵌合舌片3
3の挿通孔30の奥に、弾性片36の収納部38が形成
されている。そして、弾性片36の両端部は、押釦31
が定位置(蓋体が閉じているときの位置)にあるとき
に、収納部38の奥面38aに当接する状態に設定され
ている。
このように、押釦31に弾性片36を設けた構成にする
と、押釦31の押圧操作を解除するだけで、弾性片36
の反発力により押釦31が自動的にその定位置に復帰
し、これによって押圧部32の前面部分が容器本体及び
蓋体の前面部分と面一に保たれる結果、蓋体開放時等に
おける外観の向上を図ることができ、また、押釦31が
このように常時定位置に保持されるので、押釦31その
ものガタツキ防止を図ることができる。
なお、この弾性片36は、図示例では一部品としての押
釦部材を構成するように嵌合舌片の端部に一体成形した
例を示したが、これを別部品として成形してから接合、
あるいは単独に用いる構成としてもよく、さらに、コイ
ルスプリング状や他の形状もしくは樹脂以外の他の材料
等からなる弾性体を用いる構成としても良い。
第12図は本考案の第4実施例を示すもので、この実施
例では、容器本体20の凹部23において、奥面23a
の両端に突部25,25を設ける代わりに、内側面と奥
面23aとを一体なRでつなぎ、そのR面35の上縁部
(摺接縁部)35aに押釦31の側板部34を当接させ
て、フック24,28の係合の解除作用を果たすもので
ある。
この実施例のコンパクト容器によれば、奥面23aの両
端を一体なR面としたことにより、金型製作および容器
成形などに要する製造コストの低減化を期待することが
できる。
「考案の効果」 以上詳細に説明したように、この考案のコンパクト容器
にあっては、蓋体の閉状態から押釦の押圧部を押圧して
容器本体の凹部の内方へ摺動させることによって押圧部
の背面両側に幅の狭い凸部の傾斜面が前記凹部の奥面の
摺接縁部に当接するとともに、該凸部が押し上げられる
ように構成されているので、押釦の押圧操作時に幅の狭
い凸部に押圧力が作用することになり、前記フックどう
しの係合を強くした場合にもその解除を容易になし得る
とともに、摺接時の抵抗が少なくなり、押釦の押圧操作
をスムーズに行なうことができるとともに、シャープな
レスポンスが得られる。
また、押圧の際に、突起の傾斜面が前記凹部の奥面の摺
接縁部にフックどうしを離間させる方向へ押圧力の分力
を与えるので、フックどうしの摩耗が低減し、フックの
耐久性を向上させることができる。
加えて、摺接面となる凸部の傾斜面が、押釦の押圧部の
背面両側にあるので、押圧操作時の当該押釦のガタツキ
を抑さえて安定した操作を可能とする。
さらに、凹部の奥面の摺接縁部を押釦の押圧力の作用点
としているので、押釦の高さ寸法を容器本体の高さ寸法
に比較して小さく設定することができ、これにより薄型
のコンパクト容器に対応させることがでいる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の第1実施例を示すもの
で、第1図はコンパクト容器の縦断面図、第2図はコン
パクト容器の斜視図、第3図はコンパクト容器の分解斜
視図、第4図(イ)(ロ)は作用を説明するために示し
たもので、それぞれコンパクト容器の要部断面図、第5
図は押釦の斜視図、第6図及び第7図はこの考案の第2
実施例を示す要部の断面図、第8図ないし第11図はこ
の考案の第3実施例を示すもので、第8図及び第9図は
それぞれ断面図、第10図及び第11図はそれぞれ押釦
の斜視図、第12図はこの考案の第4実施例を示す斜視
図、第13図及び第14図はこの考案の従来例を示すも
ので、第13図はコンパクト容器の斜視図、第14図
(イ)(ロ)はそれぞれコンパクト容器の要部の断面
図、第15図ないし第17図は他の従来例を示すもの
で、第15図はコンパクト容器の断面図、第16図は容
器本体の平面図、第17図(a)、(b)、(c)は蓋
体の突片および押釦の斜視図である。 20……容器本体、20a……後壁部(一端部)、20
b……前壁部(他端部)、21……蓋体、21a……自
由端、22……収納凹所、23……凹部、23a……奥
面、24……フック(第1フック)、25a……摺接縁
部、28……フック(第2フック)、29……突片、3
0……挿通孔、31……押釦、32……押圧部、33…
…嵌合舌片、34……側板部(凸部)、34a……傾斜
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に収納凹所(22)を有する容器本体
    (20)の一端部に蓋体(21)が縦回動自在にヒンジ
    結合されたコンパクト容器において、前記容器本体(2
    0)の他端部(20b)には凹部(23)が形成されて
    その奥面に第1フック(24)が設けられ、前記蓋体
    (21)の自由端(21a)内面には前記凹部(23)
    に収納されて前記第1フック(24)に係合する第2フ
    ック(28)を有する突片(29)が垂設され、この突
    片(29)には水平方向へ貫通する挿通孔(30)が設
    けられ、この挿通孔(30)には前記凹部(23)に収
    納される押圧部(32)と該押圧部(32)から内方へ
    伸びる嵌合舌片(33)とを有してなる押釦(31)の
    前記嵌合舌片(33)が摺動自在に遊嵌され、前記押圧
    部(32)の背面両側には、その押圧部(32)の下部
    側へ向かうにしたがい押圧部(32)の表面側へ向かっ
    て延びる形態の傾斜面(34a)を有する凸部(34)
    が所定間隔をおいてそれぞれ設けられ、前記凹部(2
    3)の左右両側の奥面には、蓋体(21)の閉状態から
    前記押釦(31)を押圧操作した際に前記各傾斜面(3
    4a)に摺接して容器本体(20)と蓋体(21)の自
    由端を互いに離反させる摺接縁部(25a)が前記各傾
    斜面(34a)を有する凸部(34)に対応して設けら
    れていることを特徴とするコンパクト容器。
JP1989015258U 1988-08-12 1989-02-10 コンパクト容器 Expired - Fee Related JPH0630092Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989015258U JPH0630092Y2 (ja) 1988-08-12 1989-02-10 コンパクト容器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-106706 1988-08-12
JP10670688 1988-08-12
JP1989015258U JPH0630092Y2 (ja) 1988-08-12 1989-02-10 コンパクト容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0278109U JPH0278109U (ja) 1990-06-15
JPH0630092Y2 true JPH0630092Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=31717311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989015258U Expired - Fee Related JPH0630092Y2 (ja) 1988-08-12 1989-02-10 コンパクト容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630092Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068809Y2 (ja) * 1987-05-21 1994-03-09 吉田工業株式会社 コンパクト容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0278109U (ja) 1990-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4483355A (en) Vanity case
JPH0530646Y2 (ja)
JPS6239765Y2 (ja)
JPH0630092Y2 (ja) コンパクト容器
JP3705846B2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JPS5825938Y2 (ja) コンパクト容器
JPH0437529Y2 (ja)
JPS6317364Y2 (ja)
JPH0231045Y2 (ja)
JPH0535773Y2 (ja)
JPS6239774Y2 (ja)
JPH077844Y2 (ja) コンパクト容器
JPS6213530Y2 (ja)
JPH0228811Y2 (ja)
JPH0626711U (ja) コンパクト容器
JPH026881Y2 (ja)
JPH034165Y2 (ja)
JPH0131126Y2 (ja)
JPH0420345Y2 (ja)
JPH0228813Y2 (ja)
JPH0451684Y2 (ja)
JPH0532004Y2 (ja)
JPH0420344Y2 (ja)
JPH0433047Y2 (ja)
JPS6033853Y2 (ja) 化粧用コンパクト

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees