JP2000181540A - 自動走行車両 - Google Patents

自動走行車両

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JP2000181540A
JP2000181540A JP10359600A JP35960098A JP2000181540A JP 2000181540 A JP2000181540 A JP 2000181540A JP 10359600 A JP10359600 A JP 10359600A JP 35960098 A JP35960098 A JP 35960098A JP 2000181540 A JP2000181540 A JP 2000181540A
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JP10359600A
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English (en)
Inventor
Reiichi Kachi
令一 加地
Keisuke Sugiura
啓介 杉浦
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定点部材を簡単にしかも狭い設置範囲に設置
することができるとともに、高い精度をもって定点制御
を行うことができるようにする。 【解決手段】 永久磁石からなる定点部材41〜43を
検出する定点部材検出用センサ45を備える。定点部材
の横に配設された永久磁石からなるトリガー部材44を
検出するトリガー部材検出用センサ46を備える。前記
定点部材の極性を順次記憶する定点部材用メモリ58を
備える。定点部材の極性の並び順から制御内容を判定し
て車体を制御するCPU18を備える。CPU18を、
トリガー部材検出用センサ46がトリガー部材44を検
出することによって、定点部材用メモリ58から定点部
材の極性の並び順を読出し、車体制御を実施する構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導経路に沿って
自動走行をする自動走行車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動走行車両としては、例えば
ゴルフ場内においてキャディバッグなどの荷物やプレイ
ヤーを乗せて走行路に沿って走行するゴルフカーがあ
る。従来の自動走行式のゴルフカーとしては、走行路に
埋設された電磁誘導線をセンサによって検出してこの誘
導線に沿うように自動で操舵するとともに、指定した地
点で走行状態を変化させる定点制御を実施する構成のも
のがある。
【0003】前記定点制御は、指定した地点で車速を増
減させたり、車体を停止させるために行っており、電磁
誘導線の横に埋設された永久磁石からなる定点部材をセ
ンサで検出することによって実施している。
【0004】前記定点部材は、走行路に沿って間隔をお
いて複数配設している。定点部材を配設するに当たって
は、各定点部材の極性(S,N)と、定点部材の数およ
び定点部材どうしの間隔などを因子として決まる定点パ
ターンが複数設定されるように行っている。すなわち、
従来のゴルフカーは、前記定点パターンに対応する制御
内容を予め設定しておき、ゴルフカーが定点部材の上を
通過して検出した定点パターンから制御内容を判定して
定点制御を実施する構成を採っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うに構成した従来のゴルフカーは、定点部材を決められ
た間隔をもって精度よく設置しなければならないから、
定点部材の施工が難しくなるという問題があった。ま
た、例えば定点部材を未舗装路などに配設した場合など
のように、ゴルフカーの進行方向に対する定点部材の位
置が長い年月を経てずれるようなことがあると、定点部
材を検出したとしても定点パターンが変わっていること
から定点制御が実行されなくなってしまう。
【0006】さらに、定点部材どうしの間隔が定点パタ
ーンを決める上での因子の一つになっているから、定点
部材の設置範囲を狭くするにも限界がある。このため、
短い距離内に他の制御を実施するための定点部材を設置
することはできない。
【0007】ゴルフ場には、定点部材の定点パターンが
異なる他のゴルフカーが混在することがある。このよう
な場合には、他のゴルフカー用の定点部材を誤って検出
し、制御内容が変化してしまうおそれがある。
【0008】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、定点部材を簡単にしかも狭い設置範
囲に設置することができるとともに、高い精度をもって
定点制御を行うことができる自動走行車両を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動走行車
両は、永久磁石からなる定点部材を検出する定点部材検
出用センサと、定点部材の設置範囲内であって定点部材
とは走行方向と略直交する方向に離間する位置に配設さ
れた永久磁石からなるトリガー部材を検出するトリガー
部材検出用センサと、定点部材の極性を順次記憶する定
点部材用記憶手段と、定点部材の極性の並び順から制御
内容を判定して車体を制御する制御手段とを備え、この
制御手段を、前記トリガー部材検出用センサがトリガー
部材を検出することによって、定点部材用記憶手段から
定点部材の極性の並び順を読出し、車体制御を実施する
構成としたものである。ここでいう車体制御とは、車速
を増減させたり車体を停止させる制御の他に、特定の地
点で走行とは無関係のアクチュエータを作動させるため
の制御も含む。
【0010】本発明によれば、定点部材の極性の並び順
のみによって制御内容を決めることができるから、定点
部材の位置および定点部材どうしの間隔を制御とは無関
係に設定することができる。定点部材の位置が走行路の
経年変化によってずれたとしても、定点部材から制御内
容を判定することができる。トリガー部材をトリガー部
材検出用センサが検出しない限りは定点制御が実行され
ないため、不必要な定点部材が走行路に存在していたと
しても誤った制御を実施することはない。
【0011】請求項2に記載した発明に係る自動走行車
両は、請求項1記載の自動走行車両において、トリガー
部材検出用センサをトリガー部材の極性を検出する構成
とし、トリガー部材の極性を記憶するトリガー部材用記
憶手段を設け、制御手段を、定点部材の極性の並び順と
トリガー部材の極性とから制御内容を判定する構成とし
たものである。この発明によれば、トリガー部材の極性
を変えておくことにより、定点パターンの数を増大させ
ることができる。
【0012】請求項3に記載した発明に係る自動走行車
両は、請求項1または請求項2の自動走行車両におい
て、定点部材用記憶手段を、シフトレジスタ方式で定点
部材の極性を記憶する構成としたものである。この発明
によれば、記憶領域の全域にわたって極性データを検索
して読出す構成を採る場合に較べて制御手段のプログラ
ムが簡単になり、制御手段の実行速度を向上させること
ができるとともに、定点部材用記憶手段の記憶容量を少
なくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動走行車両
の一実施の形態を図1ないし図7によって詳細に説明す
る。ここでは、本発明をゴルフカーに適用する場合に採
る形態について説明する。図1は本発明を適用したゴル
フカーの側面図、図2は同じく平面図、図3はゴルフカ
ーの構成を示すブロック図、図4は要部の構成を示すブ
ロック図、図5はトリガー部材検出用センサの出力波形
を示すグラフ、図6および図7はゴルフカーの動作を説
明するためのフローチャートである。
【0014】これらの図において、符号1で示すもの
は、この実施の形態によるゴルフカーである。このゴル
フカー1は、エンジン2を動力源として走行するもので
あり、前輪3と後輪4との間に前部シート5および後部
シート6を装備するとともに、車体後部にキャディバッ
グ(図示せず)を載せるためのバッグキャリア7を取付
けている。
【0015】また、このゴルフカー1は、前部シート5
に着座した乗員が運転する走行形態(以下、これを手動
走行モードという)と、図2中に符号8で示す電磁誘導
線に沿って自動で走行する走行形態(以下、これを自動
走行モードという)とを採ることができるように構成し
ている。これらのモードの切替えは、図3中に符号9で
示す操作盤のメインスイッチ10および手動切替スイッ
チ11を操作することによって行う。
【0016】手動走行モードでは、操向ハンドル12
(図1,3参照)と、図3中に符号13,14で示すア
クセルペダル、ブレーキペダルを人為的に操作して走行
する。アクセルペダル13を踏込むと、アクセルペダル
13に連動するアクセルポテンショメータ15とアクセ
ルスイッチ16から制御信号がメインコントローラ17
のCPU18に送出され、CPU18がエンジン2を制
御する。
【0017】エンジン2の制御は、車速がアクセルペダ
ル13の踏込み量に対応する速度になるようにキャブレ
タ19のスロットル弁(図示せず)をスロットルモータ
20で駆動することによって実施している。スロットル
モータ20とスロットル弁とは、これら両者の回転軸に
それぞれ設けたプーリ21,22と、これらのプーリ間
に掛け渡したワイヤとからなる動力伝達機構によって接
続している。車速は、後輪4側のトランスミッション2
3に設けた車速センサ24,25によって検出し、スロ
ットル弁の開度は、スロットル弁側のスロットルポテン
ショメータ26と、スロットルモータ20側のポテンシ
ョメータ27とによって検出する。なお、エンジン2の
動力は、図3中に符号28で示すVベルト式自動変速機
を介してトランスミッション23に伝達される。
【0018】一方、ブレーキペダル14を踏込むと、踏
力が切替機構29からワイヤを介して各車輪のドラムブ
レーキ30に伝達され、このドラムブレーキ30が作動
する。
【0019】自動走行モードでは、操向ハンドル12を
ステアリングクラッチ31によって操舵系から切離して
一定位置に固定し、操舵制御と、指定した地点(以下、
この地点を定点という)で走行状態を変化させる定点制
御とをCPU18が実施する。前記定点としては、走行
路の曲がり角の前後、指定停止点などである。このゴル
フカー1は、前記操作盤9の発進・停止スイッチ32を
操作することによって自動走行モードで走行する。
【0020】自動走行モードでの操舵は、車体前側の下
部に設けた3個の誘導センサ33によって走行路34
(図2参照)の電磁誘導線8を検出し、誘導センサ33
が電磁誘導線8を追従するようにステアリング軸35を
ステアリングモータ36で回動させることによって実施
する。この操舵制御系は、従来のゴルフカーと同等の構
成を採っている。
【0021】自動走行モードでの車速の増減・停車など
の定点制御は、図2に示すように走行路34に埋設した
定点部材41〜43とトリガー部材44とを定点部材検
出用センサ45とトリガー部材検出用センサ46とによ
って検出し、この検出結果に基づいてCPU18がキャ
ブレタやドラムブレーキ30、トランスミッション23
の電磁ブレーキ47などを制御して行う。
【0022】キャブレタの自動制御は、スロットルモー
タポテンショメータ27およびスロットルポテンショメ
ータ26から送出されるフィードバック信号に基づい
て、設定スロットル開度に達するようにスロットルモー
タ20に制御信号を送出して行う。自動制動制御は、車
速センサ24,25から送出される車速信号に基づい
て、設定速度に達するようにブレーキ用モータ48に制
御信号を送出して行う。
【0023】ブレーキ用モータ48はギヤ49を介して
前記切替機構29に接続しており、ブレーキ用モータ4
8を作動させることによって、手動走行モードと同様に
ドラムブレーキ30で制動することができる。なお、制
動時には、停止直前であって車速が予め定めた速度を下
回ったときに電磁ブレーキ47を作動させる。この電磁
ブレーキ47は、作動すると後輪4の回転が阻止される
構造を採っている。
【0024】前記定点部材41〜43およびトリガー部
材44は、何れも上端と下端に磁極を有する永久磁石に
よって形成し、走行路34に埋設している。定点部材4
1〜43は3個使用し、トリガー部材44は1個使用し
ている。3個の定点部材41〜43は、電磁誘導線8よ
り車体左側に、走行路34に沿って一列に並ぶように配
設している。
【0025】この実施の形態では、最もゴルフカー1に
近くなる第1の定点部材41と中央の第2の定点部材4
2との間隔D1と、この第2の定点部材42と他方の第
3の定点部材43との間隔D2とが等しくなるように3
個の定点部材を位置付けるとともに、トリガー部材44
を第3の定点部材43の横、すなわち第3の定点部材4
3とは走行方向と略直交する方向に離間する車体右側に
位置付けている。
【0026】前記定点部材41〜43およびトリガー部
材44は、磁極の上側の極性が予め定めた定点パターン
と一致するように上下方向の向きを設定している。この
定点パターンは、3個の定点部材41〜43をゴルフカ
ー1側から見たときの極性の並び順(N・N・SやS・
N・Sなど)と、トリガー部材44の極性(Nまたは
S)とによって構成し、このゴルフカー1の定点制御時
の制御内容に対応させている。この実施の形態では、3
個の定点部材41〜43の極性と、トリガー部材44の
極性とを組合わせることによって、最大16通りの制御
内容を設定することができる。
【0027】第1〜第3の定点部材41〜43やトリガ
ー部材44を検出する定点部材検出用センサ45、トリ
ガー部材検出用センサ46は、電磁誘導コイルによって
磁界の変化を検出する構造のものを用い、図1に示すよ
うに、車体前部の下面に取付けている。これらのセンサ
45,46を車体に取付ける位置は、電磁誘導線8に沿
ってゴルフカー1が自動走行する状態で第1〜第3の定
点部材41〜43、トリガー部材44と対向するような
位置に位置付けている。
【0028】第1〜第3の定点部材41〜43およびト
リガー部材44を検出して定点制御を行う制御系の構成
を図4に示す。
【0029】前記定点部材検出用センサ45およびトリ
ガー部材検出用センサ46は、センサ用アンプ51と、
メインコントローラ17の定点部材検出用センサ入力部
52、トリガー部材検出用センサ入力部53を介してC
PU18に接続している。
【0030】CPU18は、第1〜第3の定点部材41
〜43の極性を判定する定点部材極性判断処理部54
と、トリガー部材44の極性を判定するトリガー部材極
性判断処理部55と、3個の定点部材41〜43の極性
の並び順およびトリガー部材44の極性から制御内容を
判定して制御信号を後述する各種処理部56に出力する
定点制御処理部57とを備えている。前記定点部材極性
判断処理部54と、トリガー部材極性判断処理部55
と、定点制御処理部57とが本発明に係る制御手段を構
成している。
【0031】前記定点部材極性判断処理部54は、第1
〜第3の定点部材41〜43の極性を図4中に符号58
で示す定点部材用メモリに順次記憶させるとともに、定
点制御処理部57から読出し信号が出力されたときに前
記メモリ58から前記極性を並び順通りに読出して定点
制御処理部57に送出する構成を採っている。前記定点
部材用メモリ58は、記憶領域としてメモリ部A1〜A
3を有し、これらの記憶領域にシフトレジスタ方式で3
個の定点部材41〜43の極性を順次記憶する。この定
点部材用メモリ58が本発明に係る定点部材用記憶手段
を構成している。
【0032】前記トリガー部材極性判断処理部55は、
トリガー部材44の極性を図4中に符号59で示すトリ
ガー部材用メモリに記憶させるとともに、定点制御処理
部57から読出し信号が出力されたときに前記メモリ5
9からトリガー部材44の極性を読出して定点制御処理
部57に送出する構成を採っている。トリガー部材用メ
モリ59は、記憶領域としてメモリ部Bを有している。
このトリガー部材用メモリ59が本発明に係るトリガー
部材用記憶手段を構成している。
【0033】前記定点制御処理部57は、図4中に符号
60で示すタイマカウンタを接続し、トリガー部材検出
用センサ46がトリガー部材44を検出してから予め定
めた時間が経過した後に、前記両メモリ58,59に記
憶してある極性データを読出し、この極性データによっ
て構成される定点パターンと、制御内容に対応させて予
め定めた定点パターンとを比較する。そして、一致した
定点パターンに対応する制御を実施する。
【0034】トリガー部材44を検出してから予め定め
た時間が経過した後に制御を開始するのは、トリガー部
材44の横に位置する第3の定点部材43を定点部材検
出用センサ45が検出する以前に定点制御処理部57に
よる定点制御が開始されてしまうのを阻止するためであ
る。すなわち、トリガー部材44の検出と制御開始との
間の時間差分だけ、第3の定点部材43を定点部材検出
用センサ45が検出するための時間に余裕が生じるか
ら、第3の定点部材43を確実に検出することができ
る。このことは、第3の定点部材43の設置可能な範囲
を広くとることができるということを意味している。ト
リガー部材44の検出から制御が開始されるまでの間の
時間を図5中に符号L2で示す。
【0035】なお、この制御は、トリガー部材検出用セ
ンサ46がトリガー部材44を検出してから車体が予め
定めた距離だけ走行した後に実施することもできる。こ
のように設定時間が経過した後または設定距離だけ走行
した後に前記制御を実施することにより、トリガー部材
44の設置位置に対して第3の定点部材43の設置位置
をある程度余裕をもたせて設定することができる。
【0036】図5は、縦軸にセンサに発生する電圧をと
るとともに、横軸に時間をとり、トリガー部材44の上
側の磁極がN極の場合とS極の場合とに分けてセンサに
発生する電圧の変化を示している。トリガー部材44の
極性がN極の場合は、同図の左側に描いたように電圧が
変化し、S極の場合は右側に描いたように電圧が変化す
る。
【0037】トリガー部材検出用センサ46がトリガー
部材44に接近すると、トリガー部材44の極性に対応
する極性をもってトリガー部材検出用センサ46に電流
が流れる。図5においては、トリガー部材44の極性が
N極の場合には最初にセンサ46のN極電圧が高くな
り、S極の場合には最初にセンサ46のS極電圧が高く
なる。この電圧の違いに基づいてトリガー部材極性判断
処理部55がトリガー部材44の極性を判定する。
【0038】センサ46に流れる電流は、センサ46が
トリガー部材44に接近するときと、通り過ぎて離間す
るときとで極性が反転する。このため、センサ46によ
る検出を継続して実施していると、トリガー部材極性判
断処理部55は、例えばN極を先に検出したとするとそ
の直後にS極を検出することになり、制御ができなくな
ってしまう。これを阻止するために、トリガー部材極性
判断処理部55は、センサ46がトリガー部材44を検
出してから図5中にL1で示す時間が経過するまでは、
センサ46によって検出した極性を無視するように構成
している。
【0039】この構成を採ることにより、センサ46が
トリガー部材44の上方を通過するときに正・負2種類
の電流がセンサ46に流れたとしても、トリガー部材4
4の極性を正確に判定することができる。なお、この判
定原理は、第1〜第3の定点部材41〜43の極性を検
出する場合も同様である。
【0040】前記各種処理部56は、定点制御を実施す
るための各種アクチュエータを制御する構成を採ってい
る。ゴルフカー1に装備しているアクチュエータは、車
体駆動系のものと非駆動系のものがある。車体駆動系の
アクチュエータとしては、スロットルモータ20、ブレ
ーキモータ48、電磁ブレーキ47である。駆動系以外
のアクチュエータとしては、この実施の形態では追突防
止センサ61を挙げている。
【0041】前記追突防止センサ61は、前走車の後端
部から発信された電磁波をコイルによって検出する構造
を採っており、車体の前端部に設けている。このゴルフ
カー1の後端部には、追突防止センサが検出する電磁波
を発信するための送信機62を取付けている。定点制御
においては、特定の地点、例えば複数の走行路34が平
行になるように並設されている地点を走行するときに、
前記追突防止センサ61の感度を一時的に低下させる。
この制御を行うことにより、隣接する走行路34を走行
している前走車が発信した電磁波を検出してしまうのを
阻止することができる。なお、このゴルフカー1におい
ては、前走車から発信された電磁波を追突防止センサ6
1が検出したときには、車速を除々に低減させてから停
車させるように構成している。
【0042】各種処理部56は、前記各アクチュエータ
を制御するための目標車速演算処理部63、車両停止判
断処理部64、追突防止センサ制御処理部65、スロッ
トルモータ制御処理部66、ブレーキモータ制御処理部
67、電磁ブレーキ制御処理部68、追突防止センサ出
力処理部69などによって構成している。この各種処理
部56にスロットルモータ出力部70、ブレーキモータ
出力部71、電磁ブレーキ出力部72および追突防止セ
ンサ出力部73を介して各アクチュエータを接続してい
る。
【0043】次に、定点制御を実施するときの動作をメ
インコントローラ17の更なる詳細な構成の説明と合わ
せて図6,7に示すフローチャートによって説明する。
この実施の形態では、トリガー部材44の極性がN極の
場合には、第1の定点部材41は無視し、第2の定点部
材42と第3の定点部材43の極性を検出して定点制御
を実施するようにしている。
【0044】先ず、自動走行モードで走行するためにメ
インスイッチ10をオン操作することによって、定点部
材用メモリ58のメモリ部A1〜A3に極性検出がなさ
れていないことを示すデータが入力されるとともに、ト
リガー部材用メモリ59のメモリ部Bへの記憶を許可す
るフラグが立つ。
【0045】ゴルフカー1が走行を開始すると、先ず、
図6においてステップS1で示すように、定点部材検出
用センサ45が定点部材41〜43を検出したか否かを
定点制御処理部57が判定する。ゴルフカー1が定点に
達していない場合には、ステップS3に進み、トリガー
部材検出用センサ46がトリガー部材44を検出したか
否かと、メモリ部Bへの記憶を許可するフラグが立って
いるか否かを判定する。ゴルフカー1が定点に達してい
ない場合には、トリガー部材44を検出することはない
から、ここではNOと判定されて図7のステップS9に
進む。
【0046】ステップS9では、メモリ部Bへの記憶を
許可されていない状態であるか否かを判定する。このと
きには、上述したようにフラグが立っているから、NO
と判定されてステップS13に進む。ステップS13で
は、メモリ部BにN極を示す極性データが記憶されてい
るか否かと、タイマカウンタ60による計時が図5の時
間L2を上回っているか否かを判定する。このときに
は、両者ともNOであるからステップS18に進む。
【0047】ステップS18では、メモリ部BにS極を
示す極性データが記憶されているか否かと、タイマカウ
ンタ60による計時が前記時間L2を上回っているか否
かを判定する。ここでも両者ともNOであるので、ステ
ップS1に戻る。定点部材検出用センサ45が第1の定
点部材41を検出するまでは上述したルーチンを繰り返
す。
【0048】定点部材検出用センサ45が第1の定点部
材41を検出すると、ステップS1からステップS2に
進み、定点部材極性判断処理部54がメモリ部A1〜A
3への書込みを行う。メモリ部A1〜A3への書込み
は、メモリ部A3に新規の検出データ(極性データ)を
書込み、メモリ部A2には書込み前のメモリ部A3の極
性データを上書きし、メモリ部A1には書込み前のメモ
リ部A2の極性データを上書きする。最初に検出される
のは第1の定点部材41であるから、ここではメモリ部
A3に第1の定点部材41の極性が記憶され、メモリ部
A1,2には極性データが検出されていないことを示す
データが書込まれる。
【0049】メモリ部A1〜A3への書込みが終了した
後、ステップS3でトリガー部材44の検出の有無とメ
モリ部Bへの記憶許可がなされているか否かの判定を行
う。ここでは、第1の定点部材が41検出されているだ
けであるから、NOと判定されてステップS9に進む。
ステップS9以降の判定結果は前回のルーチンと等しく
なるから、ここではステップS9→S13→S18と進
み、ステップS1に戻る。
【0050】ゴルフカー1が更に前進して定点部材検出
用センサ45が第2の定点部材42を検出すると、ステ
ップS2でメモリ部A1〜A3の書変えが行われる。こ
のときには、メモリ部A3に第2の定点部材42の極性
データが書込まれ、メモリ部A2に第1の定点部材41
の極性データが書込まれ、メモリ部A1に極性データが
検出されていないことを示すデータが書込まれる。この
書き変えが終了した後、ステップS3に進む。ステップ
S3以降の判定結果は前回のルーチンと等しくなるか
ら、ここではステップS3→S9→S13→S18と進
み、ステップS1に戻る。
【0051】定点部材検出用センサ45が第3の定点部
材43を検出すると、ステップS2でメモリ部A3に第
3の定点部材43の極性データが書込まれ、メモリ部A
2に第2の定点部材42の極性データが書込まれ、メモ
リ部A1に第1の定点部材41の極性データが書込まれ
る。この書き変えが終了した後、ステップS3に進む。
【0052】第3の定点部材43とトリガー部材44は
略同じ時期にそれぞれセンサ45,46によって検出さ
れるから、ステップS3ではYESと判定され、ステッ
プS4に進んでトリガー部材44の極性がN極か否かを
トリガー部材極性判断処理部55が判定する。N極であ
る場合には、ステップS5でメモリ部BにN極を示す極
性データが書込まれ、S極である場合には、ステップS
6でメモリ部BにS極を示す極性データが書込まれる。
【0053】メモリ部Bへの書込みが終了した後、ステ
ップS7で定点制御処理部57がタイマカウンタ60を
リセットして計時データをクリアし、ステップS8で定
点制御処理部57がメモリ部Bへの記憶を許可するとい
うフラグを消失させる。この結果、メモリ部Bへの新た
な極性データの書込みが拒絶される状態になり、次のス
テップS9でYESと判定されてステップS10〜S1
1に進む。
【0054】ステップS10では、定点制御処理部57
がタイマカウンタ60をカウントアップさせ、ステップ
S11ではタイマカウンタ60の積算値に対応する時間
が図5のL1で示す時間を上回っているか否かを判定す
る。このときには、タイマカウンタ60は一度しかカウ
ントアップをしていないから、NOと判定されてステッ
プS13に進む。
【0055】ステップS13では、上述したようにメモ
リ部BにN極が記憶されているか否かと、タイマカウン
タ60による計時が前記時間L2を上回っているか否か
を判定する。ここでは、トリガー部材44を検出した直
後であるから、後者の条件を満たすことができずにNO
と判定され、ステップS18に進む。
【0056】ステップS13では、メモリ部Bに記憶さ
れている極性データがS極であるか否かと、タイマカウ
ンタ60による計時が時間L2を上回っているか否かを
判定する。ここでもステップS13と同様にNOと判定
され、ステップS1に戻り、ステップS1→S3→S9
→S10にメモリ部への書込みをすることなく進んでタ
イマカウンタ60をカウントアップさせる。そして、ス
テップS11からステップS13の判定フローに進む。
すなわち、タイマカウンタ60の積算値に対応する時間
が前記L2に達するまで、上述したようにタイマカウン
タ60のカウントアップのみが行われる。
【0057】タイマカウンタ60の積算値に対応する時
間が前記L2に達した後、メモリ部Bに記憶された極性
データがN極である場合にはステップS14に進み、S
極である場合にはステップS18からステップS19に
進む。
【0058】ステップS14では、定点制御処理部57
がメモリ部A2とメモリ部A3に極性データが記憶され
ているか否かを判定する。この判定結果がNOである場
合には、ステップS15で全てのメモリ部の記憶領域を
クリアしてからステップS1に戻る。前記判定結果がY
ESである場合には、ステップS16で定点制御処理部
57が定点パターンを判定し、この定点パターンに対応
する定点制御を開始する。この場合の定点パターンは、
トリガー部材44の極性がN極に限定され、第2および
第3の定点部材42,43の極性がそれぞれN極または
S極になるから最大4通りになる。ステップS16で定
点制御を開始した後は、ステップS17で全てのメモリ
の記憶領域をクリアしてからステップS1に戻る。
【0059】ステップS19では、定点制御処理部57
がメモリ部A1〜A3の全てに極性データが記憶されて
いるか否かを判定する。この判定結果がNOである場合
には、ステップS20で全てのメモリ部の記憶領域をク
リアしてからステップS1に戻る。前記判定結果がYE
Sである場合には、ステップS21で定点制御処理部5
7が定点パターンを判定し、この定点パターンに対応す
る定点制御を開始する。この場合の定点パターンは、ト
リガー部材44の極性がS極に限定され、第1〜第3の
定点部材41〜43の極性がそれぞれN極またはS極に
なるから最大8通りになる。ステップ21で定点制御を
開始した後は、ステップS22で全てのメモリの記憶領
域をクリアしてからステップS1に戻る。
【0060】上述したように各メモリの記憶領域をクリ
アした後は、ステップS1からステップS3→S9→S
10とメモリ部への書込みを行うことなく進んでタイマ
カウンタ60のカウントアップが行われ、ステップS1
1に進む。
【0061】タイマカウンタ60の積算値に対応する時
間が前記L1で示す時間を上回っていないときには、ス
テップS11でNOと判定されてステップS11からス
テップS13に進む。このとき、メモリ部Bがクリアさ
れていてここに極性データは記憶されていないから、ス
テップS13とステップS18とでそれぞれNOと判定
されてステップS1に戻る。
【0062】そして、タイマカウンタ60の積算値に対
応する時間が前記L1で示す時間を上回ったときに、ス
テップS11からステップS12に進み、定点制御処理
部57がメモリ部Bへの記憶を許可するフラグを立て
る。その後、ステップS13およびステップS18でそ
れぞれNOと判定されてステップ1に戻り、走行開始時
と同じ状態に復帰する。
【0063】したがって、上述したように構成したゴル
フカー1によれば、第1〜第3の定点部材41〜43の
極性の並び順のみによって定点制御の制御内容を決める
ことができるから、第1〜第3の定点部材41〜43の
位置および定点部材どうしの間隔を制御とは無関係に設
定することができる。しかも、第1〜第3の定点部材4
1〜43の位置が走行路34の経年変化によってずれた
としても、これらの定点部材から制御内容を正確に判定
することができる。
【0064】また、トリガー部材44をトリガー部材検
出用センサ46が検出しない限りは定点制御が実行され
ないため、不必要な定点部材が走行路34に存在してい
たとしても、誤った制御を実施することはない。
【0065】さらに、トリガー部材検出用センサ46で
トリガー部材44の極性を検出し、第1〜第3の定点部
材41〜43の極性の並び順とトリガー部材44の極性
とから制御内容を判定する構成を採っているから、トリ
ガー部材44の極性を変えておくことにより、定点パタ
ーンの数量を増大させることができる。
【0066】さらにまた、定点部材用メモリ58を、シ
フトレジスタ方式で第1〜第3の定点部材41〜43の
極性を記憶する構成としたから、記憶領域の全域にわた
って極性データを検索して読出す構成を採る場合に較べ
て、定点制御処理部57のプログラムが簡単になり、C
PU18の実行速度を向上させることができるととも
に、定点部材用メモリ58の記憶容量を少なくすること
ができる。
【0067】加えて、このゴルフカー1は、トリガー部
材44をトリガー部材検出用センサ46が検出したとき
から図5中にL2で示す時間が経過した後に定点制御処
理部57が定点制御を開始する構成を採っているから、
第3の定点部材43およびトリガー部材44を設置する
位置の自由度を高くすることができる。言い換えれば、
第3の定点部材43とトリガー部材44を走行路34に
埋設する作業が簡単になる。
【0068】なお、上述した実施の形態では、トリガー
部材44の極性がN極である場合には第2の定点部材4
2と第3の定点部材43の極性のみを検出して定点制御
を実施する例を示したが、この場合にも全ての定点部材
41〜43の極性を検出して定点制御を実施することが
できる。また、定点部材の数量は、3個に限定されるこ
とはなく、2個または4個以上でもよい。
【0069】さらに、トリガー部材44を配設する位置
は、最後に検出される定点部材の横でなくてもよく、最
初に検出される定点部材の横や、複数の定点部材の設置
範囲の内側であって定点部材とは走行方向と略直交する
方向に離間する位置に配設することができる。このよう
にトリガー部材44の位置を変更する場合には、トリガ
ー部材44をトリガー部材検出用センサ46が検出した
後に定点部材の設置範囲の外まで車体が前進してから定
点制御を開始するように構成する。
【0070】加えて、この実施の形態では、本発明に係
る自動走行車両をゴルフカーに適用する例を示したが、
本発明は、例えば工場内で製品を搬送する自動搬送車
や、線路などの軌道に沿って走行する車両にも適用する
ことができる。また、本発明に係る自動走行車両の原動
機は、エンジンに限定されることはなくモータでもよ
い。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、定
点部材の位置および定点部材どうしの間隔を制御とは無
関係に設定することができるから、定点部材を走行路に
配設する作業が簡単になる。しかも、定点部材の位置が
走行路の経年変化によってずれたとしても、定点制御が
正確に実施される。また、不必要な定点部材が走行路に
存在していたとしても、高い精度をもって車体制御が行
われるようになる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、トリガー部
材の極性を変えておくことにより、定点パターンの数量
を増大させることができるから、より多くの制御を簡単
な構成で実施することができるようになる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、制御手段の
プログラムが簡単になって制御手段の実行速度を向上さ
せることができるから、車体制御の応答性が高くなる。
また、定点部材用記憶手段の記憶容量を少なくすること
ができるから、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したゴルフカーの側面図であ
る。
【図2】 本発明を適用したゴルフカーの平面図であ
る。
【図3】 ゴルフカーの構成を示すブロック図である。
【図4】 要部の構成を示すブロック図である。
【図5】 トリガー部材検出用センサの出力波形を示す
グラフである。
【図6】 ゴルフカーの動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】 ゴルフカーの動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…ゴルフカー、17…コントローラ、18…CPU、
34…走行路、41…第1の定点部材、42…第2の定
点部材、43…第3の定点部材、44…トリガー部材、
45…定点部材検出用センサ、46…トリガー部材検出
用センサ、54…定点部材極性判断処理部、55…トリ
ガー部材極性判断処理部、57…定点制御処理部、58
…定点部材用メモリ、59…トリガー部材用メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H301 AA03 AA09 AA10 BB13 CC03 CC06 EE05 EE12 FF04 FF11 FF16 FF17 FF27 GG07 GG29 LL03 LL07 LL11 LL14 MM09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行路に沿って間隔をおいて複数配設さ
    れた永久磁石からなる定点部材を検出する定点部材検出
    用センサと、前記定点部材の設置範囲内であって定点部
    材とは走行方向と略直交する方向に離間する位置に配設
    された永久磁石からなるトリガー部材を検出するトリガ
    ー部材検出用センサと、前記定点部材検出用センサが検
    出した定点部材の極性を順次記憶する定点部材用記憶手
    段と、前記定点部材の極性の並び順から制御内容を判定
    して車体を制御する制御手段とを備え、この制御手段
    を、前記トリガー部材検出用センサがトリガー部材を検
    出することによって、前記定点部材用記憶手段から定点
    部材の極性の並び順を読出し、前記車体制御を実施する
    構成としたことを特徴とする自動走行車両。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動走行車両において、
    トリガー部材検出用センサをトリガー部材の極性を検出
    する構成とするとともに、このトリガー部材検出用セン
    サが検出したトリガー部材の極性を記憶するトリガー部
    材用記憶手段を設け、制御手段を、定点部材の極性の並
    び順とトリガー部材の極性とから制御内容を判定する構
    成としたことを特徴とする自動走行車両。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の自動走行車両
    において、定点部材用記憶手段を、シフトレジスタ方式
    で定点部材の極性を記憶する構成としたことを特徴とす
    る自動走行車両。
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