JP3383829B2 - 自動走行車両の追突防止装置 - Google Patents
自動走行車両の追突防止装置Info
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Description
する自動走行車両同士の追突を防ぐための追突防止装置
に関する。
ッグ等の荷物や人を搬送するゴルフカートとして使用さ
れる自動走行車両が各種開発されている。この自動走行
車両は、例えば走行路面に予め埋設された誘導線を検知
しながらこれに沿って所定の軌道を自走する車両であ
る。
止装置が設けられており、この追突防止装置は、同一軌
道上を走行する他の先行車両から発信される信号を受信
すると当該車両を減速、停止等せしめて該車両の先行車
両への追突を防止する装置である。
複数の平行を成す誘導線が敷設されているような場合に
は、追突の可能性はないが他の車両からの信号を受信す
る可能性がある干渉区域が存在し、該干渉区域では、衝
突の可能性が全くないにも拘らず車両が互いに近接する
ために互いの信号を受信して車両が不必要に減速又は停
止してしまうという不具合が発生する。
を下げ、他の車両からの信号を受信する可能性を低く抑
えている。このようにすると、本来の追突防止機能が低
下するため、車速を下げて走行するようにしている。
車速を下げると、ユーザーに無用の不便を強いることと
なってしまう。
で、その目的とする処は、真に必要な場合だけ追突防止
機能を発揮して車両の円滑で効率の良い走行を可能とす
る自動走行車両の追突防止装置を提供することにある。
め、請求項1記載の発明は、予め定められた軌道に沿っ
て自走する自動走行車両の後部に設置された発信器と前
記自動走行車両の前部に設置された受信器とを含んで構
成され、同一軌道上を走行する他の先行車両の発信器か
ら発信される信号を前記受信器により受信すると当該車
両の走行を制限して該車両の先行車両への追突を防止す
るようにした自動走行車両の追突防止装置において、追
突の可能性がない場合でも他の車両の発信器から発信さ
れる信号を受信する可能性がある干渉区域を軌道上に設
定するとともに、該干渉区域によって軌道を干渉区域内
の軌道と干渉区域外の軌道を含む複数の軌道区間に分割
し、車両が走行している軌道区間を識別するためのID
番号を各軌道区間毎に設定し、該ID番号を含むID信
号を前記発信器から発信するようにし、一方の車両の発
信器から発信されるID信号を他方の車両の受信器によ
り受信し、この受信したID信号に基づいて前記一方の
車両が走行している軌道区間を識別し、同一干渉区域に
よって分断され且つ同一干渉区域内において連続しない
異なる軌道区間を走行する車両の発信器から発信される
ID信号を互いに無視するようにしたことを特徴とす
る。
の発明において、前記ID信号は、前記各軌道区間の境
界近傍に設置された変更手段によって前記各軌道区間毎
のID番号に対応するよう変更されるようにしたことを
特徴とする。
の異なる軌道区間(同一干渉区域によって分断され且つ
同一干渉区域内において連続しない異なる軌道区間)を
走行する車両の発信器から発信されるID信号を互いに
無視するようにしたため、真に必要な場合だけ追突防止
機能が発揮されて車両の円滑で効率の良い走行が実現す
る。又、本来、車両に備えられている追突防止装置を構
成する発信器と受信器を利用して、干渉区域での追突防
止機能を停止させる構成としたため、この追突防止機能
を停止させる構成のための専用の発信器と受信器を設け
る必要がなく、車両のコストダウンを図ることができ
る。更に、ID番号同士を対比し、その結果に応じて単
に追突防止機能を発揮させたり、停止させたりするよう
構成しているため、車両を無用に減速又は停止させる必
要がなく、真に必要な場合だけ追突防止装置にその本来
の追突防止機能を発揮させて車両の円滑で効率の良い走
行を可能とすることができる。
図面に基づいて説明する。
自動走行車両の基本構成を図1に基づいて説明する。
尚、図1は自動走行車両の基本構成を示すブロック図で
ある。
ばゴルフ場で使用されるゴルフカートとして用いられる
ものであり、通常の自動車と同様、エンジン1を搭載
し、このエンジン1からVベルト式自動変速機1aを介
して供給される駆動力を駆動輪である後輪2a,2bに
伝達するためのトランスミッション3、前輪2c,2d
を操舵するためのハンドル4、車速を変えるためにスロ
ットル開度を調整するためのアクセルペダル5とガバナ
6、車両に制動を掛けるためのブレーキペダル7とドラ
ムブレーキ8a〜8d等の機械的ブレーキ機構を有して
いる。
動操作による走行(以下、手動走行と称す)の他、自動
走行が可能であり、この自動走行のための制御を行うコ
ントローラ9、ステアリングドライバ10、ステアリン
グモータ11、スロットルモータ12、ブレーキモータ
ドライバ13、ブレーキモータ14、電磁ブレーキ15
の他、誘導線センサ16、定点センサ17等のセンサ群
や、手動走行と自動走行を切り替えるためのステアリン
グクラッチ18、スロットルクラッチ19、各種切替機
構20,21を有している。
行時にコントローラ9から出力される操舵指示信号に対
応した駆動電流をステアリングモータ11に供給してス
テアリング軸22を回動させるものである。尚、自動走
行時には、ハンドル4はステアリングクラッチ18によ
ってステアリング軸22から切り離され、手動操作が不
能とされる。
行時にコントローラ9から出力される開度指示信号に応
じて駆動され、スロットルクラッチ19は、同様にコン
トローラ9から出力されるON指示信号に応じて連結状
態とされる。このとき、切替機構21は、エンジン1の
駆動系をガバナ6側からスロットルモータ12側に切り
替えるよう構成されている。従って、自動走行時には、
アクセルペダル5の操作量ではなくスロットルモータ1
2の駆動量に応じてスロットル開度が調整される。
は、自動走行時にコントローラ9から出力される制動指
示信号に対応した駆動電流をブレーキモータ14に供給
する。これにより、ブレーキモータ14は、ギヤ23及
び切替機構20を介して四輪2a〜2dの各々に設けら
れたドラムブレーキ8a〜8dを駆動し、車両に制動を
掛けるようになっている。又、ブレーキペダル7は、自
動走行時においても切替機構20を介してドラムブレー
キ8a〜8dに接続された状態とされており、手動操作
による制御も可能となっている。
トローラ9によってON/OFF制御される駐車用のブ
レーキ装置であって、図示のように、エンジン1の回転
をトランスミッション3に伝達する回転軸24にスプラ
イン嵌合されたディスク15aと、回転軸24に対して
非接触で、且つ、ディスク15aに対向するようトラン
スミッション3の外壁等に固定された固定板15bとで
構成されている。
端部に水平方向に回動自在に取り付けられたT字状アー
ム25に地面と対向するよう3箇所に配置されている。
これらの誘導線センサ16は、ゴルフ場のコース等に埋
設された誘導線35(図3参照)を磁気的に検出し、こ
の誘導線35との距離に応じた検出信号をコントローラ
9へ出力する。すると、コントローラ9は、この誘導線
センサ16の出力に基づいて車両がコースから逸脱しな
いよう操舵制御する。
るよう車両の所定位置に取り付けられており、ゴルフ場
のコース等に所定間隔をおいて埋設された不図示の複数
の永久磁石から成る磁石定点を磁気的に検出する。例え
ば、この磁石定点が3つの永久磁石の磁極によって構成
され、その並びがS極、N極、N極であるとすると、定
点センサ17は、この磁極の並びのパターンに対応した
検出信号をコントローラ9へ出力する。この磁極の並び
のパターンは、コントローラ9において車両の発進/停
止、速度等の走行制御を行うための指示信号として用い
られる。
設けられており、該操作盤26には、メインスイッチの
他、手動走行と自動走行の切替を指示する自動/手動切
替スイッチ、発進と停止を指示する発進/停止スイッチ
等の各種スイッチ及び警告表示等を行うブザーやランプ
等の表示部が設置されている。尚、この操作盤26の自
動/手動切替スイッチにて自動走行が選択されると、コ
ントローラ9は、車両の走行モードを手動走行から自動
走行に切り替え、後述する自動走行のための制御を行
う。
群として、トランスミッション3には車速を検出する車
速センサ30、エンジン1にはスロットル開度を検出す
るスロットルポテンショメータ31がそれぞれ設けられ
ている。
発信アンテナ32が設置され、車両の前部には他の車両
から発信される信号を受信する受信アンテナ33が設置
されており、これらの発信アンテナ32と受信アンテナ
33は前記コントローラ9に電気的に接続されており、
これらは本発明に係る追突防止装置の一部を構成してい
る。
に基づいて説明する。尚、図2はコントローラ9の構成
を示すブロック図である。
装置)、メモリ等のハードウェアによって構成されてい
るが、そのソフトウェアは、目標車速設定部91、駆動
力計算部92、スロットル駆動計算部93、制動力計算
部94、制動状態切替判断部95、電流指令値計算部9
6、励磁電圧計算部97、異常判定/異常処理部98、
ID認識部100、ID発信部101、各種センサ出力
やスイッチ出力等を取り込む入力インタフェース(I/
F)99a〜99f及び各種指令値等の制御信号を外部
へ出力する出力インタフェース(I/F)99g〜99
lで構成されている。
おいて発進が指示されると、この発進指示に応じてメモ
リから速度指示情報を読み出し、発進時の目標車速の設
定値を出力するとともに、発進後は定点センサ17から
供給される指示信号に応じてメモリから速度指示情報を
読み出し、走行中の目標車速の設定値を出力する。
設定値とトランスミッション3に設置された車速センサ
30から出力される現在の車速検出値との差に基づいて
車両に与えるべき必要駆動力を算出する。
ードに応じてスロットルクラッチ19のON/OFF指
示信号を出力するとともに、前記必要駆動力の算出結果
とスロットルポテンショメータ31によるスロットル開
度の検出結果に基づいてスロットルモータ12の駆動量
に対応したスロットル駆動パルスを出力する。
値と現在の車速検出値との差及び電流センサ34によっ
て検出されるブレーキモータ14への供給電流に基づい
て必要制動力を算出する。
の設定値と現在の車速検出値との差及びスロットル開度
の検出結果に基づいて適切な制動状態であるか否かを判
断し、その判断結果を制動力計算部94へ出力する。即
ち、車速が目標車速にほぼ一致しているにも拘らず、ス
ロットル開度が加速の状態になっているとすると、加速
と制動を同時に行うことによって釣り合いを保っている
こととなり、燃料の浪費やブレーキシューの摩耗等を招
くことになる。ここでは、このような不適切な制動状態
を回避するために判断を行っている。
な制動状態であれば、上記算出した必要制動力をそのま
ま電流指令値計算部96へ出力する。一方、上記判断結
果が不適切な制動状態であれば、必要制動力を「0」に
なるまで徐々に低下させつつ電流指令値計算部96へ出
力する。これに伴ってスロットル開度も徐々に適切な値
となり、前述した不適切な釣り合い状態から解除され
る。
4によって算出される必要制動力の値に基づいてブレー
キモータドライバ13に与えるべき電流指令値を出力す
る。
を単にON/OFF式の駐車ブレーキとしてのみ使用す
る場合には、ON/OFFの何れかを指示する2値信号
を出力するが、電磁ブレーキ15による制動力を可変に
する場合には、制動力計算部94から出力される制動力
の値に基づいて電磁ブレーキ15に与えるべき励磁指令
値を出力する。
グドライバ10とブレーキモータドライバ13のそれぞ
れに設けられた不図示のサーミスタの温度検出値、ブレ
ーキリミットスイッチの出力、現在の車速検出値及び必
要制動力の算出結果に基づいて異常判定を行う。そし
て、異常であると判定した場合には、異常を報知するた
めの警告信号を出力するとともに、車両の停止処理指示
を出力する。電流指令値計算部96、励磁電圧計算部9
7及びスロットル駆動計算部93は、上記停止処理指示
を受け、車両を停止させるための値を出力する。
て説明する。
行する他の先行車両に近づいたために先行車両から発信
される信号を受信し、その受信レベル(電圧に変換して
電圧値で判断する)が設定値を超えたとき(つまり、両
車両間の距離が設定値以下となって追突の可能性が生じ
たとき)には自車両の走行を制限する(例えば、設定速
度まで減速又は減速後に停止させる)ものである。
が平行を成して敷設されている場合には、誘導線35の
平行を成す部分に沿って互いに逆方向に走行している図
示の車両Aと車両Bは、追突の可能性が全くないにも拘
らず、互いに近接するために互いの信号を受信して減速
又は停止してしまうという不具合が発生する。
沿う軌道上に、追突の可能性がない場合でも他の車両か
らの信号を受信する可能性がある領域を干渉区域として
設定するとともに、該干渉区域によって軌道を複数の区
間a〜eに分割し、車両が現在走行している区間(a〜
e)を該車両から出力される信号によって識別し、同一
干渉区域内の異なる軌道区間を走行する車両(図3に示
す例では、区間bを走行する車両Aと区間dを走行する
車両B)から発信される信号を互いに無視するようにし
た。
けられたID発信部101は定点センサ17によって検
知した後述の磁石定点51〜54からの情報(走行区間
a〜eの情報)に基づくID信号を重ね合わせた電波
(本実施の形態では、FM(周波数変調)電波)をI/
F99lを経て発信アンテナ32から出力し、他の車両
から発信される電波は受信アンテナ33によって受信さ
れ、I/F99eを経て前記ID認識部100に入力さ
れる。
信されるFM電波は、その周波数が疎域(例えば、10
0kHz)と密域(例えば、110kHz)を混成して
成る電波であって、周波数の疎域と密域の混成は車両が
走行する区間a〜eに固有な予め定められた規則に従っ
てなされ、この周波数の疎密によって信号にデジタル化
されたID番号が付与される。そして、このID番号
は、地上の各区間a〜eの境界近傍に設置された磁石定
点51,52,53,54によって変更される。
の磁極によって構成され、磁石定点51は「S」極と
「S」極、磁石定点52,54は「N」極と「N」極、
磁石定点53は「S」極と「N」極の組み合わせによっ
てそれぞれ構成されている。
ているときには該車両の発信アンテナ32からはID番
号「000」を含んだ電波が発信され、このID番号
「000」は車両が磁石定点51を通過した時点で「0
01」に変更され、車両が区間bを走行している間は該
車両の発信アンテナ32からはID番号「001」を含
んだ電波が発信される。
するとID番号「001」は「000」に変更され、磁
石定点53を通過するとID番号「000」は「01
0」に変更され、磁石定点54を通過するとID番号
「010」は「000」に変更される。つまり、車両が
軌道上の干渉区域以外の区間a,c,eを走行している
ときには、該車両から発信される信号のID番号は「0
00」に設定され、干渉区域内の区間b,dを走行して
いるときにはID番号はそれぞれ「001」,「01
0」に設定される。
1からID認識部100に入力される信号のID番号に
よって自車両が軌道上の区間a〜eの何れを走行してい
るかを認識することができるとともに、他の車両から発
信される信号を受信アンテナ33が受信した場合には、
その受信信号に含まれるID番号をID認識部100に
て認識することによって他の車両が区間a〜eの何れを
走行しているかを認識することができる。
信される信号に含まれるID番号と他の車両から受信し
た信号に含まれるID番号とを照合し、図3に示すよう
に車両A,Bが干渉区域内の異なる区間b,dをそれぞ
れ走行している場合(つまり、車両Aからの信号のID
番号が「001」であって、車両Bからの信号のID番
号が「010」である場合)には、信号を互いに無視
し、その他の場合には後続車両Aは先行車両Bからの信
号を認識して先行車両Bへの追突防止のための制御がな
される。
ID番号と信号の無視/認識との関係は次表のようにな
る。
ローチャートに基づいて説明する。
される信号に走行区間a〜eに対応するID番号が設定
され(ステップS1)、定点センサ17が図3に示す磁
石定点51〜54を検知したか否か(即ち、車両の走行
区間が変更されたか否か)が判断され(ステップS
2)、定点センサ17が磁石定点51〜54を検知する
とID番号が変更され(ステップS3)、検知しない場
合にはID番号はそのまま保持される。
両が受信したか否かが判断され(ステップS4)、受信
した場合にはID認識部100は受信した信号のID番
号と自車両が発信する信号のID番号とを照合し、表1
に示す関係に基づいて他の車両からの信号を無視又は認
識すべきであるかを判断する(ステップS5)。
る区間b,dをそれぞれ走行する車両A,Bのような場
合については互いの信号が無視され、以上の一連の処理
(ステップS1〜S5の処理)が繰り返される。又、そ
れ以外の場合はID認識部100は他の車両から発信さ
れる信号を認識し、減速/停止処理を行って後続車両
(図3に示す例では、車両A)を減速させた後に停止さ
せ(ステップS6)、該後続車両の先行車両(図3に示
す例では、車両B)への追突を防止する。
干渉区域内の異なる区間(つまり、追突の可能性がない
場合でも他の車両からの信号を受信する可能性のある区
間)を走行する車両からの信号を互いに無視するように
したため、従来のように衝突の可能性が全くないにも拘
らず車両が互いに近接するために互いの信号を受信して
減速又は停止してしまうという不具合が発生することが
なく、真に必要な場合だけ追突防止装置にその本来の追
突防止機能を発揮させて車両の円滑で効率の良い走行を
可能とすることができ、ユーザーに無用の不便を強いる
必要がなくなる。
受信手段を新たに設ける必要がないため、車両のコスト
アップを招くことがない。
波を用いたが、AM(振幅変調)電波を用い、その振幅
の大小によってデジタル化されたID番号を付与するよ
うにしても良い。
よれば、予め定められた軌道に沿って自走する自動走行
車両の後部に設置された発信器と前記自動走行車両の前
部に設置された受信器とを含んで構成され、同一軌道上
を走行する他の先行車両の発信器から発信される信号を
前記受信器により受信すると当該車両の走行を制限して
該車両の先行車両への追突を防止するようにした自動走
行車両の追突防止装置において、追突の可能性がない場
合でも他の車両の発信器から発信される信号を受信する
可能性がある干渉区域を軌道上に設定するとともに、該
干渉区域によって軌道を干渉区域内の軌道と干渉区域外
の軌道を含む複数の軌道区間に分割し、車両が走行して
いる軌道区間を識別するためのID番号を各軌道区間毎
に設定し、該ID番号を含むID信号を前記発信器から
発信するようにし、一方の車両の発信器から発信される
ID信号を他方の車両の受信器により受信し、この受信
したID信号に基づいて前記一方の車両が走行している
軌道区間を識別し、同一干渉区域によって分断され且つ
同一干渉区域内において連続しない異なる軌道区間を走
行する車両の発信器から発信されるID信号を互いに無
視するようにしたため、真に必要な場合だけ追突防止機
能が発揮されて車両の円滑で効率の良い走行が実現する
という効果が得られる。
両の基本構成を示すブロック図である。
両のコントローラの構成を示すブロック図である。
的平面図である。
チャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 予め定められた軌道に沿って自走する自
動走行車両の後部に設置された発信器と前記自動走行車
両の前部に設置された受信器とを含んで構成され、同一
軌道上を走行する他の先行車両の発信器から発信される
信号を前記受信器により受信すると当該車両の走行を制
限して該車両の先行車両への追突を防止するようにした
自動走行車両の追突防止装置において、 追突の可能性がない場合でも他の車両の発信器から発信
される信号を受信する可能性がある干渉区域を軌道上に
設定するとともに、該干渉区域によって軌道を干渉区域
内の軌道と干渉区域外の軌道を含む複数の軌道区間に分
割し、車両が走行している軌道区間を識別するためのI
D番号を各軌道区間毎に設定し、該ID番号を含むID
信号を前記発信器から発信するようにし、一方の車両の
発信器から発信されるID信号を他方の車両の受信器に
より受信し、この受信したID信号に基づいて前記一方
の車両が走行している軌道区間を識別し、同一干渉区域
によって分断され且つ同一干渉区域内において連続しな
い異なる軌道区間を走行する車両の発信器から発信され
るID信号を互いに無視するようにしたことを特徴とす
る自動走行車両の追突防止装置。 - 【請求項2】 前記ID信号は、前記各軌道区間の境界
近傍に設置された変更手段によって前記各軌道区間毎の
ID番号に対応するよう変更されることを特徴とする請
求項1記載の自動走行車両の追突防止装置。
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1996
- 1996-10-31 JP JP28962496A patent/JP3383829B2/ja not_active Expired - Fee Related
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