JPH08339226A - 無人搬送車の制御装置 - Google Patents

無人搬送車の制御装置

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JPH08339226A
JPH08339226A JP7145831A JP14583195A JPH08339226A JP H08339226 A JPH08339226 A JP H08339226A JP 7145831 A JP7145831 A JP 7145831A JP 14583195 A JP14583195 A JP 14583195A JP H08339226 A JPH08339226 A JP H08339226A
Authority
JP
Japan
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guided vehicle
steering
marker
automatic guided
program
Prior art date
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Pending
Application number
JP7145831A
Other languages
English (en)
Inventor
Morotake Itou
師丈 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP7145831A priority Critical patent/JPH08339226A/ja
Publication of JPH08339226A publication Critical patent/JPH08339226A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スピンターン走行を行なうことなく無人搬送
車の走行方向を直角に変更し得る無人搬送車の制御装置
を提供する。 【構成】 誘導線1,2の交叉点6の近傍にプログラム
ステアリング用マーカ17を埋設しておき、無人搬送車
15に搭載するマーカ検出センサ16がその走行に伴な
いプログラムステアリング17を検出した場合にはプロ
グラムステアリングモードとし、予め記憶しているプロ
グラムステアリングモードで自走させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無人搬送車の制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】無人搬送車は、工場等における無人の物
流システムを構築する場合に多用されている。この種の
無人搬送車の誘導方式は種々提案されているが、その一
種として走行路となる床に誘導線を埋設し、この誘導線
が発生する磁束を無人搬送車側のセンサで検出すること
により誘導線に沿い無人搬送車を走行させるもの等があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く無人搬送車
を誘導線に沿って誘導する方式のシステムにおいて、狭
い場所で略直角に無人搬送車の走行方向を変更する場合
には、誘導線を設置することができない場合がある。す
なわち、図4に示すように、直角に交叉する誘導線1,
2を連絡するように敷設する誘導線3の曲率半径Rが小
さくなると、床に溝を掘ってこれを埋設する工事が困難
となり、誘導線3を設置できないか、又は例え設置でき
たとしても無人搬送車が追従できないという問題があ
る。
【0004】そこで、このような場合には誘導線3を設
置することなく走行方法を工夫して対処している。すな
わち、スピンターン走行を行なっている。このスピンタ
ーン走行の態様を図5(a)〜図5(d)に時系列で順
に示す。
【0005】同図に示すように、例えば誘導線1に沿い
図中の左方向に移動する無人搬送車4で誘導線2の先端
に臨む位置に在る荷物5を取りに行く場合、図5(a)
に示す状態での走行の後、図5(b)に示すように、誘
導線1,2の交叉点6で停止する。その後、図5(c)
に示すように、操舵輪でもある駆動輪4aを駆動するこ
とにより交叉点6を中心として図中反時計方向に旋回
し、図5(d)に示す状態とする。最後に、この図5
(d)に示す状態により無人搬送車4を誘導線2に沿い
荷物5に向けて走行させる。
【0006】ところが、スピンターン走行では、無人搬
送車4を一度停車させ、駆動輪4aを一点で90°切る
ため、駆動輪4aの摩耗が早いばかりでなく床面を傷め
る虞もある。また、一度停車するため、その分の時間的
なロスも生起する。さらに、図5(d)に示すように、
旋回中心(交叉点6)から車体の後端4b迄の距離Lに
応じた広範囲の空間が確保されている必要もある。
【0007】本発明は、上記従来技術に鑑み、スピンタ
ーンを行なうことなく無人搬送車の走行方向を直角に変
更し得る無人搬送車の制御装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、床に敷設した誘導線に沿い走行する
よう無人搬送車の走行を制御する無人搬送車の制御装置
において、例えば誘導線が交叉する交叉点の近傍等の所
定位置に配設したプログラムステアリング用マーカと、
無人搬送車の走行に伴ないプログラムステアリング用マ
ーカを検出するよう無人搬送車に搭載したマーカ検出セ
ンサと、マーカ検出センサによりプログラムステアリン
グ用マーカを検出した後にプログラムステアリングモー
ドとし、このプログラムステアリングモードでは予め記
憶している走行経路のデータに基づき無人搬送車が走行
するようその操舵輪の操舵角を制御する制御部とを有す
ることを特徴とする。
【0009】また、走行経路のデータは、例えばプログ
ラムステアリングモードの開始時から無人搬送車の走行
距離に対応づけたステアリング角のテーブルであること
を特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成の本発明によれば無人搬送車が所定の
マーカを検出すると予め制御部に記憶しているステアリ
ング情報に基づき走行方向を変更して略90°の走行方
向の変更を行なう。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0012】図1は本発明の実施例に係る制御装置を示
すブロック線図、図2はこの無人搬送車を走行させるた
めの誘導線1,2を概念的に示す説明図であり、従来技
術に係る図5と同一部分には同一番号を付し重複する説
明は省略する。
【0013】両図に示すように、制御部11は、CPU
を有しており、誘導線1,2を検出する誘導線検出セン
サ12の出力信号及びステアリングモータ13の回動角
度を検出するポテンショメータ14の出力信号を入力し
て無人搬送車15が誘導線1,2に沿って走行するよう
ステアリング制御を行ないつつ無人搬送車15の走行を
制御するものである。
【0014】マーカ検出センサ16はプログラムステア
リング用マーカ17を検出するものであり、マーカ検出
センサ16がプログラムステアリング用マーカ17を検
出したときには、誘導線1,2に沿う通常の走行モード
ではなく、プログラムステアリングモードの走行を行な
うように構成してある。すなわち、制御部11には、プ
ログラムステアリングモード時の走行距離に対してステ
アリング角度を対応づけたテーブルを予め記憶させてあ
り、プログラムステアリング用マーカ17を検出した時
点から当該プログラムステアリングモードになり、例え
ば誘導線1から誘導線2へと図2中に点線で示す走行経
路18に沿い無人搬送車15を走行させる。かくして無
人搬送車15の略直角方向への走行経路の変更を行なわ
せる。
【0015】このときプログラムステアリング用マーカ
17は、交叉点6の近傍で床に埋設してある。
【0016】図3は上記実施例におけるプログラムステ
アリングモード時の動作手順を示すフローチャートであ
る。同図に示すように、マーカ検出センサ16によるプ
ログラムステアリング用マーカ17の検出によりプログ
ラムステアリングモードが開始され(ステップS1
照)、制御部11の走行距離メモリをクリアする(ステ
ップS2 参照)。そして、無人搬送車15を走行させつ
つ当該プログラムステアリングモード時の走行距離を検
出し(ステップS3 参照)、この走行距離に応じたステ
アリング角度を記憶しているテーブル19を参照するこ
とにより走行距離に応じたステアリング目標角を決定す
る(ステップS4 参照)。
【0017】次に、ステアリング回転角に応じステアリ
ングモータ13に印加する電圧を計算してこれを出力す
ることによりステアリングモータ13を駆動する。すな
わち、ポテンショメータ14で検出したステアリング角
度に基づき、 ステアリング電圧=(目標値−現在値)×ゲイン により演算した電圧でステアリングモータ13の電圧制
御を行なう(ステップS 5 参照)。
【0018】かかるステアリングモータ13の制御を、
予め設定してあるプログラムステアリングモード時の走
行距離が予定走行距離になる迄繰り返す。
【0019】その後、予定走行距離に達したことが検出
された場合(ステップS6 参照)には、通常の誘導線走
行に復帰させる(ステップS7 参照)。
【0020】なお、プログラムステアリングモード時の
走行データは上述のテーブル19に限定するものでは勿
論ない。要するに、プログラムステアリングモードに対
応する自走用のプログラムにより方向変更等の一時的な
走行モードに対処し得る構成になっていれば良い。
【0021】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本発明によればプログラムステアリングモードを
創設することにより急峻なカーブに沿い無人搬送車を走
行させて走行方向を変更する場合には、誘導線を設ける
必要がないようにしたため、例えば略90°の走行方向
の変更等の場合でもスピンターン走行を行なうことな
く、所定の方向転換を行ない得る。
【0022】したがって、スピンターン走行のための広
い空間も必要なく、狭いエリアで必要な走行を行ない得
る。さらに、スピンターン走行を行なう必要がないた
め、床面の損耗を生起することもなく、また床面の状態
が悪い場所でも所定の急峻な方向転換を行なうことがで
きる。ちなみに、スピンターン走行では床面の状態が悪
いとこれを行なうことができない場合がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る制御装置を示すブロック
線図。
【図2】上記実施例における無人搬送車の走行時の態様
を概念的に示す説明図。
【図3】上記実施例におけるプログラムステアリングモ
ード時の動作手順を示すフローチャート。
【図4】直角に交叉する誘導線を概念的に示す説明図。
【図5】スピンターン走行時の態様を概念的に示す説明
図。
【符号の説明】
1,2 誘導線 11 制御部 12 誘導線検出センサ 13 ステアリングモータ 14 ポテンショメータ 15 無人搬送車 16 マーカ検出センサ 17 プログラムステアリング用マーカ 18 走行経路 19 テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床に敷設した誘導線に沿い走行するよう
    無人搬送車の走行を制御する無人搬送車の制御装置にお
    いて、 例えば誘導線が交叉する交叉点の近傍等の所定位置に配
    設したプログラムステアリング用マーカと、 無人搬送車の走行に伴ないプログラムステアリング用マ
    ーカを検出するよう無人搬送車に搭載したマーカ検出セ
    ンサと、 マーカ検出センサによりプログラムステアリング用マー
    カを検出した後にプログラムステアリングモードとし、
    このプログラムステアリングモードでは予め記憶してい
    る走行経路のデータに基づき無人搬送車が走行するよう
    その操舵輪の操舵角を制御する制御部とを有することを
    特徴とする無人搬送車の制御装置。
  2. 【請求項2】 走行経路のデータは、プログラムステア
    リングモードの開始時から無人搬送車の走行距離に対応
    づけたステアリング角のテーブルであることを特徴とす
    る[請求項1]に記載する無人搬送車の制御装置。
JP7145831A 1995-06-13 1995-06-13 無人搬送車の制御装置 Pending JPH08339226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7145831A JPH08339226A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 無人搬送車の制御装置

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JP7145831A JPH08339226A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 無人搬送車の制御装置

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JPH08339226A true JPH08339226A (ja) 1996-12-24

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ID=15394130

Family Applications (1)

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JP7145831A Pending JPH08339226A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 無人搬送車の制御装置

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JP (1) JPH08339226A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004040391A1 (ja) * 2002-10-30 2006-03-02 三菱重工業株式会社 軌道非接触車輌の操舵装置とその操舵方法
JP2009090850A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Toyota Motor Corp 車両用駐車支援装置
JP2010018054A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Nippon Yusoki Co Ltd 自律旋回装置

Cited By (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011113