JPH10116114A - 無人搬送車の運行制御機構 - Google Patents

無人搬送車の運行制御機構

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Publication number
JPH10116114A
JPH10116114A JP8271931A JP27193196A JPH10116114A JP H10116114 A JPH10116114 A JP H10116114A JP 8271931 A JP8271931 A JP 8271931A JP 27193196 A JP27193196 A JP 27193196A JP H10116114 A JPH10116114 A JP H10116114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation control
guided vehicle
data
automatic guided
controller
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8271931A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sato
章 佐藤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH10116114A publication Critical patent/JPH10116114A/ja
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザー等であっても簡単に運行制御の作成
や変更ができるようにする。 【解決手段】 誘導経路に沿って記憶素子11が離散的
に配置されており、運行制御のために各位置において必
要な動作及び条件のデータが、携帯型の読み書き装置に
より記憶素子11に記憶されている。記憶素子11は、
前記データを電波信号とし出力しており、無人搬送車1
では、アンテナ7により前記電波信号を受信して、この
電波信号に含まれる運行データを基に、コントローラC
1では運行指令を作成して出力し、運行制御が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人搬送車の運行
制御機構に関し、無人搬送車の使用場所(工場や倉庫
等)において、無人搬送車の使用者(ユーザー)等であ
っても簡単に、運行制御の作成や変更ができるように工
夫したものである。
【0002】
【従来の技術】無人搬送車(以後「AGV」と略すこと
がある)の走行誘導方式としては、電磁誘導方式,磁気
誘導方式,光反射誘導方式によるものや、誘導線を用い
ることなくレーザ光によりAGV自身の位置を認識して
自立走行する自立走行方式がある。
【0003】一方、AGVの分岐、合流、加減速、運行
開始/停止等の運行制御は、主にAGVに搭載されたコ
ントローラ、あるいは地上側に設けられたコントローラ
に搭載された運行プログラムを基に行う。この運行プロ
グラムは複雑で煩雑なプログラムとなっている。
【0004】(1)ここで、電磁、磁気、光反射誘導方
式による誘導線と運行制御について説明する。
【0005】AGVの誘導方式のうち、電磁、磁気、光
反射誘導方式によるものは、いずれも誘導線として、電
磁誘導線、磁気棒(テープ)、光反射テープを床面に埋
め込み、あるいは貼り付け、AGVの誘導センサを用い
てその走行位置からの変位量を検出して、その変位量を
最小になるように走行する。
【0006】また分岐、合流、加減速は、床に取り付け
た定点マーカを定点マーカ検出センサで検出して、あら
かじめAGV上のコントローラに作成・記憶した運行プ
ログラムを進めることで所定の動作を行う。
【0007】(2)次に、ジャイロによる運行制御方式
について説明する。この運行制御方式では、誘導線を持
たず、AGVに搭載するジャイロを用いて車体角の変化
をとらえると共に、車輪の回転の測距をすることにより
AGVの位置を判定し、この判定した位置と、AGVコ
ントローラが持っている記憶走行地図データとの比較に
よって走行する。
【0008】この場合も、分岐、合流、加減速について
は前記と同様に、床に取り付けた定点マーカを定点マー
カ検出センサで検出して、あらかじめAGV上のコント
ローラに作成・記憶した運行プログラムを進めることで
所定の動作を行う。
【0009】(3)分岐、合流、加減速を定点マーカと
AGV機上のコントローラで行わず、地上のコントロー
ラからの指示を誘導線とAGVのアンテナとの間で誘導
無線を通じて教示する方法においても、地上側のコント
ローラに運行制御プログラムが必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
では次のような問題があった。
【0011】(1)電磁、磁気、光反射誘導方式による
誘導線と運行制御では、次のような問題があった。即
ち、いずれの方式も誘導線の埋め込み、貼り付け等の工
事が必要であり、そのため走行ルートの変更が容易でな
い。また、ルートの変更をするには、AGVに搭載され
たコントローラの運行プログラムを変更する必要があ
り、ルート変更は容易でない。
【0012】(2)ジャイロによる運行制御では、次の
ような問題があった。即ち、この方式では工事が必要な
誘導線は用いないが、AGVに搭載されたコントローラ
の地図データの作成や運行プログラムを変更する必要が
あり、ルート変更は容易でない。
【0013】(3)誘導無線を通じて地上側コントロー
ラから教示する方法においても、地上側のコントローラ
に運行制御プログラムが必要となる。
【0014】本発明は、上記従来技術に鑑み、運行状況
を変化してもコントローラに搭載したプログラム自体は
変更することなく、地上側での簡単な操作により運行制
御動作を簡単に変更することのできる無人搬送車の運行
制御機構を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、無人搬送車の走行経路に沿って離散的に配
置されており、運行制御のために各配置位置においてそ
れぞれ必要とされる動作及び条件のデータが読み書き装
置によって個別に記憶されると共に、記憶されたデータ
を無線信号として出力する複数の記憶素子を有し、無人
搬送車には、前記無線信号を受信する受信手段と、この
受信手段で受信した無線情報により示された運行制御の
ための動作及び条件のデータを読み込み、読み込んだデ
ータを予め決められたルールに適用することにより運行
制御のための指令を演算して出力するコントローラを備
えたことを特徴とする。なお、前記無線信号は、電波信
号またはマイクロ波信号または光信号または磁気信号で
あってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0017】図1は本実施の形態にかかる無人搬送車1
を示す。この無人搬送車1は、1つの前輪2と2つの後
輪3を有している。前輪2は、走行駆動部(走行モータ
等で構成されている)4の回転駆動により回転駆動する
と共に、ステアリング駆動部(ステアリング駆動モータ
等で構成されている)5の回転によりステアリング動作
をする。そして、後輪3は従動輪となっている。
【0018】さらに、無人搬送車1には、誘導センサ
6,アンテナ7,コントローラC1,コントローラC2
が備えられている。
【0019】一方、床面には、無人搬送車1の走行経路
に沿って誘導線10が敷設されるとともに、走行経路に
沿って離散的に記憶素子11が設置されている。なお、
記憶素子11を、走行路近傍に埋め込んだり、壁面に取
り付けてもよい。
【0020】各記憶素子11には、運行制御のために各
記憶素子の配置位置においてそれぞれ必要とされる動作
及び条件のデータが、携帯型の読み書き装置によって記
憶されている。具体的には記憶させるデータとしては、 加速、減速、停止、右折、左折、直進、載荷、脱荷
等の指示データ 荷有り、荷無し、AGVの識別、荷の識別等の条件デ
ータ 載荷、脱荷、通過位置等の位置データ がある。
【0021】つまり、これらデータのうち、運行制御の
ために各配置位置において必要な1または複数のデータ
が書き込まれているのである。なお、データの書き込み
や書換えは、携帯型の読み書き装置によって簡単に行う
ことができる。即ち、携帯型の読み書き装置により、必
要とするデータを情報として含む電波を、記憶素子11
に向けて出力することにより、データの書込や書換えが
できるのである。そして、各記憶素子11は、記憶され
たデータを情報として含む電波信号を出力している。
【0022】無人搬送車1に備えたコントローラC2
は、誘導線6で検出した誘導線10の位置と、無人搬送
車1の中央位置との偏差を求め、この偏差が少なくなる
ようにステアリング駆動部5を指令制御する。これによ
り、無人搬送車1は誘導線10に沿って走行する。
【0023】また無人搬送車1に備えたアンテナ7は、
各記憶素子11から出力される電波を受信して、この電
波に情報として含まれている運行制御のために必要とす
る動作及び条件のデータを受け取る。
【0024】コントローラC1には、運行制御プログラ
ムではなく、運行制御のための動作及び条件のデータが
入力されると、運行制御のための指令を演算して出力す
る演算処理プログラムが格納されている。このため、コ
ントローラC1は、アンテナ7で受け取った、運行制御
のために必要とする動作及び条件のデータを読み込むこ
とにより、運行制御のための指令を演算して、この運行
指令をコントローラC2に出力する。
【0025】つまり、コントローラC1は、アンテナ7
を介して読み取るデータと、自らが持つ荷有り、荷無
し、荷の識別データを照合し、予め決めた条件で予め決
めた加速、減速、停止、右折、左折、直進、載荷、脱荷
等の運行指令をコントローラC2に出力する。
【0026】コントローラC2は運行指令を受け、この
運行指令に合った動作をするように、走行駆動部4及び
ステアリング駆動部5の駆動制御をする。かくして、運
行制御をすることができる。
【0027】本実施例では、無人搬送車1に搭載したコ
ントローラC1には、運行制御プログラムではなく、運
行制御のための動作及び条件のデータが入力されると、
運行制御のための指令を演算して出力する演算処理プロ
グラムが格納されている。よって、運行状況を変更する
ためには、各記憶素子11に記憶させるデータを変更す
るだけてよく、演算処理プログラム自体は固定のものと
することができる。よって、AGV搭載のコントローラ
C1の演算処理プログラムは、走行ルートや荷の移載に
よってその都度作成するのではなく固定のものとするこ
とができ、走行ルートや荷の移載の決定は、地上側に設
けた記憶素子11に書き込まれたデータでのみ決めるこ
とができる。
【0028】記憶素子11に書き込むデータは、その設
置される位置で要求されるAGVの動作の条件データで
あり、AGVの運行プログラムを作成する方式に比べて
簡単に行うことができる。
【0029】なお、携帯型読み書き装置により無線信号
により記憶素子11にデータを書き込み、また、記憶素
子11からデータを無線信号により出力しているが、こ
の無線信号としては上述した電波信号の他に、マイクロ
波信号や、光信号や、磁気信号を採用することができ
る。そして無線信号が電波である場合には、上述したよ
うに無人搬送車1側にアンテナ7を搭載したが、他の無
線信号を採用する場合には、各無線信号に応じた受信手
段を無人搬送車1側に搭載する。
【0030】
【発明の効果】無人搬送車の走行ルートは、無人搬送車
の種類、被搬送物の種別、荷の有無、載荷、脱荷のステ
ーション等の要因によって決まるが、その制御は従来で
は、無人搬送車に搭載のコントローラあるいは地上側に
設けた運行プログラムを作成することによって行うが、
運行プログラムは煩雑で、ユーザが変更処理を行うには
困難な場合が多い。本発明では、無人搬送車に搭載のコ
ントローラに記憶した演算処理プログラムを変更するこ
となく、地上の記憶素子に、運行制御動作を示すデータ
を直接設定できるので、ユーザー等が容易に運行制御を
作成・変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 無人搬送車 2 前輪 3 後輪 4 走行駆動部 5 ステアリング駆動部 6 誘導センサ 7 アンテナ 10 誘導線 11 記憶素子 C1,C2 コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送車の走行経路に沿って離散的に
    配置されており、運行制御のために各配置位置において
    それぞれ必要とされる動作及び条件のデータが読み書き
    装置によって個別に記憶されると共に、記憶されたデー
    タを無線信号として出力する複数の記憶素子を有し、 無人搬送車には、前記無線信号を受信する受信手段と、
    この受信手段で受信した無線情報により示された運行制
    御のための動作及び条件のデータを読み込み、読み込ん
    だデータを予め決められたルールに適用することにより
    運行制御のための指令を演算して出力するコントローラ
    を備えたことを特徴とする無人搬送車の運行制御機構。
  2. 【請求項2】 前記無線信号は、電波信号またはマイク
    ロ波信号または光信号または磁気信号であることを特徴
    とする請求項1の無人搬送車の運行制御機構。
JP8271931A 1996-10-15 1996-10-15 無人搬送車の運行制御機構 Withdrawn JPH10116114A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8271931A JPH10116114A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 無人搬送車の運行制御機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP8271931A JPH10116114A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 無人搬送車の運行制御機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10116114A true JPH10116114A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17506848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8271931A Withdrawn JPH10116114A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 無人搬送車の運行制御機構

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JP (1) JPH10116114A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2367636A (en) * 1999-07-30 2002-04-10 Honda Motor Co Ltd System for controlling the running of an assembly carrying vehicle
CN103935233A (zh) * 2014-05-14 2014-07-23 苏州工业园区艾吉威自动化设备有限公司 紧凑万向型agv浮动式驱动

Cited By (5)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20040106