JP2008183431A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者に有利な遊技状態中において、遊技者に対して不利益を与えずに遊技を楽しませることができる遊技機を提供する。
【解決手段】第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、第2普通図柄の変動時間の上限保留個数分合わせた時間以上の長さに設定され、第1普通図柄が変動中において、第2普通図柄が当り図柄で確定表示された場合には、第2普通図柄が確定表示されたときから第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに第2可変入賞口を開放させ、該第2可変入賞口の開放が終了すると中断していた第1普通図柄の変動時間の計測を再開させる構成とした。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊技盤面の遊技領域に遊技球を発射して遊技を行う遊技機に関する。
従来、いわゆる一般電役と呼ばれる遊技機は、特許文献1に記載のものがある。この種の遊技機においては、例えば、以下のような遊技の流れによって遊技者を楽しませている。
即ち、
1.第1作動口を遊技球が通過すると、第1図柄表示装置上で第1普通図柄が変動を開始する。ここで、該第1図柄表示装置は変動権記憶を最大4個保持できる。
2.第1図柄表示装置に、特定の第1普通図柄の組み合わせが表示されると当りとなる。当り表示後に第2作動口が、約25.6秒間に約2.8秒の開放を2回行う。
3.第2作動口に遊技球が入賞し、第2作動口が閉じると、第2図柄表示装置上で第2普通図柄が変動を開始する。ここで、該第2普通図柄表示装置は変動権記憶を最大4個保持できる。
4.第2普通図柄表示装置に、特定の第2普通図柄の組み合わせが表示されると当りとなる。当り表示後に第3作動口が、約28.5秒間に約1.2秒の開放を4回行う。
5.第3作動口に遊技球が入球すると、第3可変入賞装置が、5.5秒開放する。
さらに、遊技の流れ3〜5は第2普通図柄の保留個数分ループする。上記動作が終了すると第1普通図柄表示装置が変動停止の準備をする。また、遊技の流れ1〜5は第1普通図柄の保留個数分ループする。なお、第2普通図柄表示装置の変動表示中は第1普通図柄表示装置も変動表示中である。
ここで、第1普通図柄の1個の保留記憶に対応する変動時間は最大で約25秒であり、第2普通図柄の1個の保留記憶に対応する変動時間は約8秒である。即ち、第2普通図柄の最大変動時間は約8秒の第2普通図柄表示装置最大保留数分の約32秒となり、これは、第1普通図柄の1個の保留記憶に対応する最大変動時間の約25秒を超えることになる。
特開2000−185141号公報
上記構成の遊技機では、第2普通図柄が変動している間に第1普通図柄の保留2個目以降の確定表示がされてしまい、現在消化遊技中の上記遊技の流れ3〜5の遊技を中断して次の遊技の流れ3〜5が始まってしまう可能性がある。即ち、遊技者にとって有利な状態が一旦中断されてから、再び遊技者にとって有利な状態が発生してしまう。このように、遊技者にとって有利な状態が一旦中断されてしまうことにより、本来遊技可能であった遊技者に有利な遊技状態の時間が短くなってしまい、遊技者に対して不利益を与えてしまうという課題がある。
そこで、本願発明は、遊技者に有利な遊技状態中において、遊技者に対して不利益を与えずに遊技を楽しませることができる遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために為された請求項1に記載の発明は、遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第1検出手段と、該第1検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第1保留記憶手段と、前記第1検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第1普通図柄と、該第1普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放され、入賞可能になる第1可変入賞口と、該第1可変入賞口内に設けられ、遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第2検出手段と、該第2検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第2保留記憶手段と、前記第2検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第2普通図柄と、該第2普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放されて入賞可能になる第2可変入賞口と、を備え、前記第2普通図柄の変動開始から確定表示されるまでの変動時間を一定にし、前記第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、前記第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、前記第1普通図柄が変動中に前記第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第2普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2可変入賞口を開放させ、該第2可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させることを特徴とする。
請求項2に記載の遊技機は、遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第1検出手段と、該第1検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第1保留記憶手段と、前記第1検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第1普通図柄と、該第1普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放され入賞可能になる第1可変入賞口と、該第1可変入賞口内に設けられ、遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第2検出手段と、該第2検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第2保留記憶手段と、前記第2検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第2普通図柄と、該第2普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放されて入賞可能になる第2可変入賞口と、該第2可変入賞口に遊技球が入球した場合にのみ開放される第3可変入賞口と、を備え、前記第2普通図柄の変動開始から確定表示されるまでの変動時間を一定にし、前記第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、前記第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、前記第1普通図柄が変動中に前記第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第2普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2可変入賞口を開放させ、前記第2可変入賞口が開放中に遊技球が前記第2可変入賞口に入球した場合には、第3可変入賞口を開放させ、該第3可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させることを特徴とする。
請求項3に記載の遊技機は、遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第1検出手段と、該第1検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第1保留記憶手段と、前記第1検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第1普通図柄と、該第1普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放され入賞可能になる第1可変入賞口と、該第1可変入賞口内に設けられ、遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第2検出手段と、該第2検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第2保留記憶手段と、前記第2検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第2普通図柄と、該第2普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放されて入賞可能になる第2可変入賞口と、該第2可変入賞口内に設けられ、遊技球を検出することで当り外れを抽出するための乱数を抽出するための第3検出手段と、該第3検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第3保留記憶手段と、前記第3検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第3普通図柄と、該第3普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放されて入賞可能になる第3可変入賞口と、を備え、前記第2普通図柄及び第3普通図柄の変動開始から確定表示されるまでの変動時間を一定にし、前記第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、前記第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さにし、少なくとも前記第2保留記憶手段によって記憶された2個目以降の前記第2普通図柄の当りになる変動時間は、前記第3保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第3普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、前記第1普通図柄が変動中に前記第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第2普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2可変入賞口を開放し、該第2可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させ、前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄が変動中に前記第3普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第3普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第3可変入賞口を開放し、該第3可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄の変動時間の計測を再開させることを特徴とする。
請求項1〜3にある「変動時間を一定」とは、例えば、どんな状態でも変動時間を一律5秒にするというように限定するわけでなく、例えば保留記憶が無い状態では5秒、保留記憶が1個ある状態での変動は3秒にする等、保留記憶の状態によって変動時間を一定時間に決定することも含む。「普通図柄の変動時間の計測、中断」は、遊技の制御を司る主基板が行うようにすると好適である。また、「第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さ」、「第3保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第3普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さ」とは、例えば、保留記憶の上限値が4個であり、どんな状態でも1個の保留記憶に対応する変動時間を5秒とする構成ならば、総合計の長さは20秒(5+5+5+5=20)ということになり、また、保留記憶の上限値が4個であり、変動開始時の保留記憶が、3個のときの変動時間は1秒、2個のときの変動時間は2秒、1個のときの変動時間は3秒、0個のときの変動時間は4秒とする構成ならば、総合計の長さは10秒(1+2+3+4=10)ということになる。
また、「普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放されて入賞可能になる可変入賞口」は、対応する普通図柄が当りで確定表示されていない場合には、可変入賞口が閉鎖している為に釘などが障害となり、可変入賞口内に遊技球が入賞しないということであり、対応する普通図柄が当りで確定表示されていない場合に、可変入賞口内に遊技球が入賞してしまった場合には、エラー報知を行う構成が好ましい。
また、「第2普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2可変入賞口を開放し」、「第3普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第3可変入賞口を開放し」とは、計測の中断と可変入賞口の開放を同時に行う、又は可変入賞口の開放よりも先に計測を中断させるということである。開放を先に行ってから、計測の中断を行うのは好適ではない。それは、開放しているときに中断するはずだった図柄が当りで確定表示される可能性が出てしまうからである。その結果、複数の可変入賞口が同時に開放されることになり、遊技者が得るべき価値が少なくなってしまう。また、「少なくとも当りになる変動」とは、外れになる変動も含まれていてもよいということである。つまり、「当りになる変動時間」も「外れになる変動時間」も全て同一の変動時間に設定してもよい。
請求項3における「少なくとも前記第2保留記憶手段によって記憶された2個目以降の前記第2普通図柄の当りになる変動時間は、前記第3保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第3普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定」とは、つまり、最低、第2保留記憶手段によって記憶された2個目以降の前記第2普通図柄の当りになる変動時間については、第3普通図柄が変動する変動時間の総合計以上長くする必要があるが、第2保留記憶手段によって記憶された1個目の変動時間、2個目以降の外れになる変動時間は長くする必要がないということであるが、これに限るわけではなく、1個目の変動時間を長くしてもよいし、2個目以降の外れになる変動時間を長くしてもよい。つまり、当りか外れか、又は保留記憶の個数の状態に関係なく、全ての変動時間を同一に設定してもよい。しかし、出来る限り変動時間が短いほうが遊技者にとっては時間効率が良いので、第2保留記憶手段によって記憶された1個目の第2普通図柄の変動時間は短いほうが好適である。
請求項4に記載の遊技機は、前記変動時間の計測中断中の図柄の表示は、変動時間の計測が中断されたときに表示されていた図柄の演出表示を維持することを特徴とする。
請求項4に記載の「変動時間の計測が中断されたとき表示されていた図柄の演出表示を維持する」とは、中断されたときが、高速変動中であれば高速変動を、低速変動であれば低速変動を、揺れ変動中であれば揺れ変動を、確定表示中であれば確定表示を維持して表示し続けるということである。
請求項5に記載の遊技機は、前記変動時間の計測中断中の図柄の表示は、変動時間の計測が中断されたときに差替えられる計測中断用の変動パターンに従って表示されることを特徴とする。
請求項5に記載の「計測中断用の変動パターンに従って表示」とは、例えば、通常中とは異なる色で図柄や背景を表示したり、通常中とは異なる図柄の大きさで表示したり、「計測中断中」といったメッセージ表示することが考えられる。
請求項1の発明によれば、第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、第1普通図柄が変動中に第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、第2普通図柄が確定表示されたときから第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに第2可変入賞口を開放させ、該第2可変入賞口の開放が終了すると中断していた第1普通図柄の変動時間の計測を再開させる構成としたため、第2普通図柄の保留記憶がある間は第1普通図柄の保留2個目以降の確定表示がされず、遊技者にとって有利な状態中に再び遊技者にとって有利な状態が発生してしまい、現在、消化遊技中の有利な状態を途中で終了してしまうということがなくなる。これにより、本来、遊技者が得られる利益が少なくなってしまうことが防止できる。
請求項2の発明によれば、第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、第1普通図柄が変動中に第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、第2普通図柄が確定表示されたときから第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2可変入賞口を開放させ、第2可変入賞口が開放中に遊技球が第2可変入賞口に入球した場合には、第3可変入賞口を開放させ、該第3可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させる構成としたため、上記請求項1と同様の効果を発揮できると同時に、遊技の興趣をより一層高めることができる。
請求項3の発明によれば、前記第2普通図柄と第3普通図柄の変動開始から確定表示されるまでの変動時間を一定にし、前記第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、前記第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さにし、少なくとも前記第2保留記憶手段によって記憶された2個目以降の前記第2普通図柄の当りになる変動時間は、前記第3保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第3普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、前記第1普通図柄が変動中に前記第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第2普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2可変入賞口を開放し、該第2可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させ、前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄が変動中に前記第3普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第3普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第3可変入賞口を開放し、該第3可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄の変動時間の計測を再開させる構成としたため、上記請求項1と同様の効果を発揮できると同時に、遊技の興趣をより一層高めることができる。
請求項4の発明によれば、変動時間の計測中断中の図柄の表示は、計測の中断中であっても計測を中断したときの演出表示を維持するので、計測の中断を行っても遊技者に違和感や不信感を与えることはない。
請求項5の発明によれば、変動時間の計測中断中の図柄の表示は、変動時間の計測が中断されたときに差替えられる計測中断用の変動パターンに従って表示する構成としたため、計測中断用の変動パターンを遊技者が見ることによって、計測中断中であることを遊技者が認識することができ、さらに計測中断中に表示される図柄も楽しむことができる。
以下に、本発明の好適な各実施形態について図面を参照して説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることは無論である。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態のパチンコ機1は、大きくは長方形の外枠2と前面枠3とからなり、外枠2の左隣に公知のプリペイドカードユニット4が設けられている。前面枠3は、左端上下のヒンジ5により外枠2に対し回動可能に取り付けられている。
前面枠3の下方には上皿6が設けられ、この上皿6の上面に貸出釦7、精算釦8及び残高表示部9が設けられている。プリペイドカードユニット4のカード口10にプリペイドカードを挿入すると、記憶された残高が残高表示部9に表示され、貸出釦7を押下すると遊技球の貸出しが実行され上皿6の払い出し口より遊技球が排出される。
上皿6の前面枠3下部には、下皿12が設けられ、下皿12の右側には発射ハンドル13が取り付けられている。この発射ハンドル13の外周には、図示しない回動リングが擁され、これを時計方向に回動すれば遊技球を遊技盤11上に発射することができる。上皿6と下皿12とは連結されていて、上皿6が遊技球で満杯状態になれば下皿12に遊技球を誘導するよう構成されている。
次に図2を用いて遊技盤11について説明する。図2はパチンコ機1から取り外した状態の遊技盤11を示す正面図である。遊技盤11の外形はほぼ矩形であり、その前面には外レール11bと内レール11cとによって囲まれた略円形の遊技領域14が形成されている。
そして、遊技盤11には、中央に第1作動口15を備えるセンター飾り16、その上方に7セグメント表示によって第1普通図柄を表示する第1普通図柄表示装置17が備えられている。該第1普通図柄表示装置17上位部には第1普通図柄の変動表示の保留を示す保留記憶ランプ17aが4個設けられている。また、センター飾り16の左右にゲート18,19、左側のゲート18の下方に第1普通図柄始動口21、右側のゲート19の下方に第2普通図柄始動口(第1可変入賞口)23、さらに第1普通図柄始動口21及び第2普通図柄始動口23の下方には一般入賞口24が備えられている。
また、センター飾り16の下方には7セグメント表示によって第2普通図柄を表示する第2普通図柄表示装置25が備えられており、該第2普通図柄表示装置25には第2普通図柄の変動表示の保留を示す保留記憶ランプ25aが4個設けられている。さらに、第2普通図柄表示装置25の下方に第2作動口(第2可変入賞口)27、第2作動口(第2可変入賞口)27の下方に第3可変入賞口28、盤面最下部のアウト口29、その他の各種入賞口、風車及び遊技釘等が備えられている。第1普通図柄始動口21,第2普通図柄始動口(第1可変入賞口)23,第2作動口(第2可変入賞口)27の各々の上位部には羽根が取り付けられている。
上記遊技盤11の構成により、前述した発射ハンドル13を回動すれば上皿6上の遊技球がガイドレールを介して遊技盤11上に発射される。そして、図3に示すように、発射された遊技球が第1作動口15(以下、図では普通電役1作動口と略記する)に入球すると(S100)、所定時間経過又は所定個数入球するまで第1普通図柄始動口21(以下、図では普通電役1、又は普通図柄1始動口と略記する)が開放される(S110)。第1普通図柄始動口21は、第1普通図柄始動口21上位部に設けられた羽根が開くことにより開放されないと遊技球が入球しない構成となっている。
続いて、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球し第1普通図柄始動口21が閉じると(S120)、第1普通図柄表示装置17上で第1普通図柄(以下、図では普通図柄1と略記する)の変動を開始する(S130)。なお、第1普通図柄表示装置17は変動表示を最大4個(上限個数)保留することができる。第1普通図柄の変動後、図柄が確定し(S140)、該確定された第1普通図柄が当り図柄であれば(S150)、所定時間経過又は遊技球が所定個数入球するまで第2普通図柄始動口23(以下、図では普通電役2、又普通図柄2始動口と略記する)が開放する(S160)。第2普通図柄始動口23は、第2普通図柄始動口23上位部に設けられた羽根が開くことにより開放されないと遊技球が入球しない構成となっている。
そして、第2普通図柄始動口23に遊技球が入球し第2普通図柄始動口23が閉じると(S170)、第2普通図柄表示装置25上で第2普通図柄(以下、図では普通図柄2と略記する)の変動を開始する(S180)。なお、第2普通図柄表示装置25は変動表示を最大4個(上限個数)保留することができる。第2普通図柄の変動後、図柄が確定し(S190)、該確定された図柄が当り図柄であれば(S200)、所定時間経過又は遊技球が所定個数入球するまで第2作動口27(以下、図では普通電役3作動口と略記する)を開放する(S210)。ここで、第2作動口27は、上位部に設けられた羽根が開放されないと遊技球が入球しない構成となっている。さらに、第2作動口27に遊技球が入球すると(S220)、第3可変入賞口28(以下、図では普通電役3と略記する)が所定時間開放又は遊技球が所定個数入球するまで開放し(S230)、リターンに抜ける。なお、S180〜S230は第2普通図柄表示装置25の保留個数分ループし、S130〜S230は第1普通図柄表示装置17の保留個数分ループする。また、作動口(例えば第1作動口15)とは、入球しただけで対応する羽根(例えば第1普通普通図柄始動口21の羽根)を開放させる入球口であり、始動口(例えば第1普通図柄始動口21)とは、入球することにより、図柄抽選(例えば第1普通図柄表示装置17の始動)の契機となる入球口である。
次に前述したパチンコ機1の電気的構成を図4のブロック図を用いて説明する。パチンコ機1の電気回路は、図示する通り、主制御基板40、サブ統合基板41、賞球制御基板42、発射制御基板43等から構成されている。なお、この回路図には、信号の受け渡しを行うための所謂中継基板などは記載していない。
主制御基板(主基板)40は、遊技制御プログラムを記憶したROM、演算等を行うCPU、演算等の作業領域として働くRAM等を内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、この他各基板又は各種スイッチ類および各種アクチュエータ類との入出力を行うための外部入出力回路も設けられている。
主制御基板40の入力側には、満タンスイッチ46、補給スイッチ47、タッチスイッチ48、第1作動口スイッチ49、第1普通図柄始動口スイッチ(第1検出手段)50、第2普通図柄始動口スイッチ(第2検出手段)51、第2作動口スイッチ52、一般入賞口スイッチ53、が接続されている。また、主制御基板40の出力側には、普通電動役物ソレノイド54、第1普通図柄表示装置17、第2普通図柄表示装置25、保留記憶ランプ17a,25a、外部接続端子装置58が接続されている。
満タンスイッチ46は下皿12内、補給スイッチ47は球タンク(図示略)内、タッチスイッチ48は発射ハンドル13内、第1作動口スイッチ49は第1作動口15内、第1普通図柄始動口スイッチ50は第1普通図柄始動口21内、第2普通図柄始動口スイッチ51は第2普通図柄始動口23内、第2作動口スイッチ52は第2作動口27内、一般入賞口スイッチ53は一般入賞口24内に各々取り付けられている。
ここで、満タンスイッチ46は下皿12内に遊技球が満タン状態になったことを、補給スイッチ47は球タンク内に遊技球が存在しないことを、タッチスイッチ48は発射ハンドル13に遊技者が接触していることを、第1作動口スイッチ49、第1普通図柄始動口スイッチ50、第2普通図柄始動口スイッチ51、第2作動口スイッチ52、一般入賞口スイッチ53は第1作動口15、第1普通図柄始動口21、第2普通図柄始動口23、第2作動口27、一般入賞口24に夫々遊技球が入球したことを各々検出するためのものである。
また、主制御基板40の出力側に接続された普通電動役物ソレノイド54は、第1普通図柄始動口21,第2普通図柄始動口(第1可変入賞口)23,第2作動口(第2可変入賞口)27,第3可変入賞口28に各々取り付けられており、各々の羽根を可動させるためのものである。
サブ統合基板41は、演算等を行うCPU、制御プログラムを記憶したROM、音声データを記憶したROM等を内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、この他枠スイッチ等も設けられている。また、音源IC及びアンプ等を備え、主制御基板40の指令を受けてスピーカ59を駆動制御する。さらに、主制御基板40からの指令を受けて賞球および貸球の払出表示、当り表示、球不足表示およびエラー表示等を行う各種LED60、各種ランプ61等を点灯報知させる。
賞球制御基板42は、出力側に玉切モータ62が接続され、またプリペイドカードユニット4およびCR精算表示装置63が双方向通信可能に接続されている。
賞球制御基板42は、主制御基板40からの指令コマンドに従って玉切モータ62を駆動制御して入賞があった場合に遊技者に賞球としての遊技球を払い出すと共に、前述したプリペイドカードユニット4およびCR精算表示装置63等も制御するものであり、マイクロコンピュータを用いた論理演算回路として構成しても良いし、ディスクリートな回路として構成しても良い。
発射制御基板43は、遊技者が操作する発射ハンドル13の回動量に応じて発射モータ64を駆動制御するものであり、その他遊技者が発射停止スイッチ65を押下したとき発射を停止させたり、発射ハンドル13に内蔵されたタッチスイッチ48がオン状態のときタッチランプ66を点灯させるためのものである。
続いて、図5を用いて遊技の流れについて詳細に説明する。ここで、図5の左側の列(図5A参照)は、遊技盤11上に配置された入賞口(第1普通図柄始動口21等)への遊技球の入球及び開閉の動作を示している。また、図5の中央の列(図5B参照)は第1普通図柄の変動、図5の右側の列(図5C参照)は第2普通図柄の変動を示している。さらに、図5の上下方向に時間軸を取っている。上記のように、第1作動口15に遊技球が入球すると(S300)、第1普通図柄始動口21が開放する(S305)。そして、遊技球が第1普通図柄始動口21に入球すると(S310)、第1普通図柄の変動時間を取得すると同時に、当否抽選を行う。ここで、取得した第1普通図柄の変動時間は25秒である。なお、前述したように第1普通図柄表示装置17は変動表示を最大4個保留することが可能であり、前記第1普通図柄の変動時間中に遊技球が第1普通図柄始動口21に1球入球すると変動表示を1個保留する。また、前記取得した25秒間の第1普通図柄の変動時間は、該保留1個に対して第1普通図柄が変動する時間である。そして、第1普通図柄始動口21が閉鎖した(S315)後、第1普通図柄の変動を25秒間行い(S320)、図柄を確定する(S325)。前述のS310により、遊技球が第1普通図柄始動口21に入球し第1普通図柄の変動が開始されると、遊技者に有利な大当り遊技に移行する。
前記確定された第1普通図柄が当り図柄であれば、第2普通図柄始動口23が開放する(S330)。該第2普通図柄始動口23が開放中に、遊技球が第2普通図柄始動口23に入球すると(S335)、5秒間の第2普通図柄の変動時間を取得すると同時に、当否抽選を行う。ここで、上記のように第2普通図柄表示装置25は変動表示を最大4個保留することが可能であり、前記第2普通図柄の変動時間中に遊技球が第2普通図柄始動口23に1球入球すると変動表示を1個保留する。そして、第2普通図柄始動口23が閉鎖した後、第1普通図柄及び第2普通図柄が同時に変動を開始する(S350)。ここで、S350における第1普通図柄の変動は第1普通図柄表示装置17の保留2個目の保留消化であり、同じくS350における第2普通図柄の変動は第2普通図柄表示装置25の保留1個目の保留消化である。なお、S310で取得したように第1普通図柄表示装置17の保留2個目における第1普通図柄の変動時間は25秒である。
そして、第2普通図柄の変動を5秒間行った後、図柄を確定し(S355)、該確定された第2普通図柄が当り図柄であれば、主制御基板40で計測されている第1普通図柄の変動時間計測を中断する(S360)。該変動時間計測中断までに、第1普通図柄表示装置17の保留2個目における第1普通図柄の変動時間は、5秒経過している。ここで、後述するように、変動時間計測中断中の第1普通図柄表示装置17の表示は、中断用変動表示に切替えられる。
続いて、第2作動口27が開放され(S365)、第2作動口27が開放中に、遊技球が第2作動口27に入球すると(S370)、第3可変入賞口28が開放される(S375)。そして、第3可変入賞口28は、所定時間開放又は遊技球が所定個数入球すると閉鎖する(S380)。尚、S380により第3可変入賞口28が閉鎖するまで、S360による第1普通図柄の変動時間の計測を中断を継続することになっている。第2作動口27(第2可変入賞口)に遊技球が入球しなかった場合には、第1普通図柄の変動時間計測の中断を第2作動口27が閉鎖するまで継続し、第2作動口27が閉鎖すると計測を再開する。
以下、同様の動作を第2普通図柄表示装置25の保留個数分繰り返す。即ち、第3可変入賞口28が閉鎖した後、第1普通図柄の変動時間計測を再開し、第2普通図柄の変動を開始する(S385)。ここで、第1普通図柄の変動時間の計測は、S360において変動時間計測を中断した時間(S350における第1普通図柄の変動開始から5秒地点)から行われる。なお、第1普通図柄表示装置17の表示は、中断用変動表示から通常の変動表示に切替えられる。さらに、S385における第2普通図柄の変動は、第2普通図柄表示装置25の保留2個目の保留消化である。
そして、第2普通図柄の変動を5秒間行った後、図柄を確定し(S390)、該確定された第2普通図柄が当り図柄であれば、第1普通図柄の変動時間計測を再び中断する(S395)。該変動時間計測中断までに、第1普通図柄表示装置17の保留2個目における第1普通図柄の変動時間は、10秒経過している。
続いて、第2作動口27が開放され(S400)、第2作動口27が開放中に、遊技球が第2作動口27に入球すると(S405)、第3可変入賞口28が開放される(S410)。そして、第3可変入賞口28が閉鎖(S415)した後、第1普通図柄の変動時間計測を再開し、第2普通図柄の変動を開始する(S420)。ここで、第1普通図柄の変動時間の計測は、S395において変動時間計測を中断した時間(S350における第1普通図柄の変動開始から10秒地点)から行われる。また、S420における第2普通図柄の変動は、第2普通図柄表示装置25の保留3個目の保留消化である。
そして、第2普通図柄の変動を5秒間行った後、図柄を確定し(S425)、該確定された第2普通図柄が当り図柄であれば、第1普通図柄の変動時間計測を再び中断する(S430)。該変動時間計測中断までに、第1普通図柄表示装置17の保留2個目における第1普通図柄の変動時間は、15秒経過している。
続いて、第2作動口27が開放され(S435)、第2作動口27が開放中に、遊技球が第2作動口27に入球すると(S440)、第3可変入賞口28が開放される(S445)。そして、第3可変入賞口28が閉鎖(S450)した後、第1普通図柄の変動時間計測を再開し、第2普通図柄の変動を開始する(S455)。ここで、第1普通図柄の変動時間の計測は、S430において変動時間計測を中断した時間(S350における第1普通図柄の変動開始から15秒地点)から行われる。また、S455における第2普通図柄の変動は、第2普通図柄表示装置25の保留4個目の保留消化である。
そして、第2普通図柄の変動を5秒間行った後、図柄を確定し(S460)、該確定された第2普通図柄が当り図柄であれば、第1普通図柄の変動時間計測を再び中断する(S465)。該変動時間計測中断までに、第1普通図柄表示装置17の保留2個目における第1普通図柄の変動時間は、20秒経過している。
続いて、第2作動口27が開放され(S470)、第2作動口27が開放中に、遊技球が第2作動口27に入球すると(S475)、第3可変入賞口28が開放される(S480)。そして、第3可変入賞口28が閉鎖(S485)した後、第1普通図柄の変動時間計測を再開する(S490)。ここで、第1普通図柄の変動時間の計測は、S465において変動時間計測を中断した時間(S350における第1普通図柄の変動開始から20秒地点)から行われる。なお、第2普通図柄の最大保留個数は4個であるため、S490では第2普通図柄は変動を行わない。
そして、第1普通図柄は残りの変動時間分(5秒)の変動を行い(S495)、図柄を確定する(S500)。このとき、第1普通図柄表示装置17の保留4個目の保留消化である(第1普通図柄表示装置17の保留が無い状態)場合(S505:Yes)、大当り遊技が終了し、第1普通図柄表示装置17の保留4個目の保留消化でなければ(S505:No)、S320に戻る。
以上の遊技の流れでは、第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、第2普通図柄の保留記憶が最大保留個数分まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、第1普通図柄が変動中に第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、第2普通図柄が確定表示されたときから第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2作動口27を開放させ、第2作動口27が開放中に遊技球が第2作動口27に入球した場合には、第3可変入賞口28を開放させ、該第3可変入賞口28の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させる構成としたため、遊技者にとって有利な状態中に再び遊技者にとって有利な状態が発生してしまい、現在、消化遊技中の有利な状態を途中で終了してしまうということがなくなる。これにより、本来、遊技者が得られる利益が少なくなってしまうことが防止できる。
次に、図6を用いて中断用変動パターンの切替え制御について説明する。先ず、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球すると(S600)、第1普通図柄の変動時間を取得すると同時に、当否乱数を取得する(S610)。そして、第1普通図柄の変動を開始した後(S620)、第2普通図柄始動口23、第2作動口27、第3可変入賞口28が開放されているか否か判断する(S630)。第1普通図柄始動口21、第2普通図柄始動口23、第2作動口27、第3可変入賞口28が開放していなければ(S630:No)、リターンに抜ける。
第1普通図柄始動口21、第2普通図柄始動口23、第2作動口27、第3可変入賞口28の内1つでも開放していれば(S630:Yes)、第1普通図柄の変動時間計測を中断する(S640)。そして、第1普通図柄表示装置17の表示を、第1普通図柄の変動時間計測中に表示されていた変動表示から、中断用変動表示に切替える(S650)。ここで、該中断用変動表示は特に限定されず、第1普通図柄の変動時間計測中に第1普通図柄表示装置17に表示されていた変動表示以外の表示であればよい。
続いて、開放していた第2普通図柄始動口23、第2作動口27、第3可変入賞口28の開放が終了したか否か判断する(S660)。否定判断ならば(S660:No)、リターンに抜ける。肯定判定ならば(S660:Yes)、第1普通図柄の変動時間計測を再開し(S670)、リターンに抜ける。
以上中断用変動パターンの切替え制御によって、第1普通図柄の変動時間計測中は、第1普通図柄の変動表示を、第1普通図柄の変動時間計測中に表示されていた変動表示から、中断用変動表示に切替えられるため、遊技者が中断用変動表示を見ることによって、計測中断中であることを遊技者が認識することができ、さらに計測中断中に第1普通図柄表示装置17に表示される図柄も楽しむことができる。
次に、図7を用いて上記中断用変動パターンの切替え及び第1普通図柄の変動時間計測中断のタイミングについて説明する。上記図6と同様に、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球すると(S700)、第1普通図柄の変動時間を取得すると同時に、当否乱数を取得し(S710)、第1普通図柄の変動を開始する(S720)。
そして、第2普通図柄が変動中であるか否か判断し(S730)、否定判断ならば(S730:No)、リターンに抜ける。肯定判定ならば(S730:Yes)、第2普通図柄の変動時間が終了したか否か判断し(S740)、否定判断ならば(S740:No)、リターンに抜ける。肯定判定ならば(S740:Yes)、第2普通図柄が当り図柄で確定されるか否か判断する(S750)。
また、S750において否定判断ならば(S750:No)、第2普通図柄の変動が終了し外れ図柄で確定表示され(S760)、該確定表示を終了させて(S770)、その後リターンに抜ける。
S750において肯定判定ならば(S750:Yes)、第1普通図柄の変動時間計測を中断し(S780)、第1普通図柄表示装置17の表示を中断用変動表示に切替える(S790)。そしてその後に、第2普通図柄の変動が終了し当り図柄で確定表示させ(S800)、該確定表示を終了させて(S810)、第2作動口27を開放させる(S820)。
S800において第2作動口27を開放させると、第2作動口27、第3可変入賞口28の開放が終了したか否か判断する(S830)。否定判断ならば(S830:No)、リターンに抜ける。肯定判定ならば(S830:Yes)、第1普通図柄の変動時間計測を再開し(S840)、リターンに抜ける。
以上の処理によって、第2普通図柄が変動した後に当り図柄で停止し確定表示(停止表示)している間は、第1普通図柄の変動時間の計測を中断し、第2普通図柄が変動した後に外れ図柄で停止し確定表示している間は、第1普通図柄の変動時間の計測を中断しない構成としたため、第1普通図柄及び第2普通図柄が当り図柄になることにより、法令上規制されている第2普通図柄始動口23と第2作動口27が同時に開放されることを防止することができる。
次に、図8を用いて第1普通図柄の変動時間短縮制御について説明する。先ず、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球し(S900)、第1普通図柄の変動時間及び当否乱数を取得すると(S910)、第1普通図柄が変動開始可能であるか否か(第1普通図柄始動口21が閉鎖しているか否か)を判断する(S920)。否定判断ならば(S920:No)、リターンに抜ける。
肯定判断ならば(S920:Yes)、第1普通図柄表示装置17の保留個数が最大(4個)であるか否か判断する(S930)。保留個数が最大であるならば(S930:Yes)、S900により、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球したときの遊技状態が、後述する通常遊技状態を示す第1遊技状態(以下、図では遊技状態1と略記する)であったか否か判断し(S940)、肯定判断ならば(S940:Yes)、第1普通図柄の変動時間を短縮して変動を開始し(S950)、リターンに抜ける。該短縮により、第1普通図柄の変動時間は、第2普通図柄の変動時間(5秒)の第2普通図柄の最大保留個数(4個)分の時間(20秒)よりも短くなる。また、S930及びS940で否定判断ならば(S930,S940:No)、即ち第1普通図柄表示装置17の保留個数が最大ではない場合、又は第1普通図柄始動口21に遊技球が入球したときの遊技状態が第1遊技状態ではなく後述する大当り遊技状態を示す第2遊技状態である場合は、第1普通図柄の変動時間を短縮せずに通常の変動時間(25秒)で第1普通図柄の変動を開始し(S960)、リターンに抜ける。
以上、第1普通図柄の変動時間短縮制御によって、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球したときの遊技状態が通常遊技状態を示す第1遊技状態であり、且つ第1普通図柄の変動を開始するときにおける第1普通図柄の保留個数が保留し得る最大値(4個)であった場合においては、第1普通図柄の変動時間を、通常の変動時間(25秒)から第2普通図柄の変動時間(5秒)の第2普通図柄の最大保留個数(4個)分の時間(20秒)よりも短い時間に短縮する構成となっている。さらに、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球したときの遊技状態が、大当り遊技状態を示す第2遊技状態である場合には、短縮を行わない構成としたため、第2普通図柄が変動している間に第1普通図柄表示装置の保留2個目以降の保留消化が開始し、本来遊技可能であった遊技者に有利な遊技状態の時間が短くなることを防ぎつつも、遊技者の待ち時間を短くすることができる。これにより、遊技者に有利な遊技を円滑に行うことができる。
続いて、上記第1遊技状態及び第2遊技状態への移行処理について図9を用いて説明する。図9(a)に示すように、第1普通図柄始動口21に遊技球が1球でも入球したか否かを判断し(S1000)、肯定判断ならば(S1000:Yes)大当り遊技状態を示す第2遊技状態(以下、図では遊技状態2と略記する)に移行し(S1010)、リターンに抜ける。否定判断ならば(S1000:No)、リターンに抜ける。
また、図9(b)に示すように、現在の遊技状態が第2遊技状態であるか否か判断し(S1100)、否定判断ならば(S1100:No)、リターンに抜ける。肯定判断ならば(S1100:Yes)、第1普通図柄表示装置17の保留が全て消化されているか否か判断する(S1110)。肯定判断ならば(S1110:Yes)、第3可変入賞口28の開放が終了したか否か判断する(S1120)。S1110及びS1120で否定判断ならば(S1110,S1120:No)、肯定判断になるまでS1110及びS1120の処理を繰り返す。S1120において肯定判断ならば(S1120:Yes)、通常遊技状態を示す第1遊技状態に移行し(S1130)、リターンに抜ける。
以上詳細に説明した第1実施形態によると、第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、第2普通図柄の保留記憶が最大保留個数分まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、第1普通図柄が変動中に第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、第2普通図柄が確定表示されたときから第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2作動口27を開放させ、第2作動口27が開放中に遊技球が第2作動口27に入球した場合には、第3可変入賞口28を開放させ、該第3可変入賞口28の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させる構成としたため、遊技者にとって有利な状態中に再び遊技者にとって有利な状態が発生してしまい、現在、消化遊技中の有利な状態を途中で終了してしまうということがなくなる。これにより、本来、遊技者が得られる利益が少なくなってしまうことが防止できる。
また、第2普通図柄が当り図柄で停止するときの確定表示中は、第1普通図柄変動時間の経過時間の計測を中断し、第2普通図柄が外れ図柄で停止するときの確定表示中は、第1普通図柄変動時間の経過時間の計測を中断しない構成としたため、第1普通図柄及び第2普通図柄が当り図柄になることにより、法令上規制されている第2普通図柄始動口23と第2作動口27が同時に開放されることを防止することができる。
また、第1普通図柄始動口21と、第2作動口27に遊技球が入球すると開放される第3可変入賞口28と、を備え、第1普通図柄始動口21の羽根が開放されない場合は、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球しない構成とし、第2普通図柄始動口23の羽根が開放されない場合は、第2普通図柄始動口23に遊技球が入球しない構成とし、第1普通図柄は、第1普通図柄始動口21への遊技球の入球に基づいて変動し、第2普通図柄は、第2普通図柄始動口23への遊技球の入球に基づいて変動し、第2普通図柄始動口23の開放が終了すると、第1普通図柄と第2普通図柄が同時に変動を開始する構成としたため、遊技の流れが興趣溢れるものとなり、遊技者に有利な遊技状態中における遊技の面白みを増大させることができる。
また、第1普通図柄の変動表示を、第1普通図柄の変動時間計測中に表示されていた変動表示から、中断用変動表示に切替えられるため、遊技者が中断用変動表示を見ることによって、計測中断中であることを遊技者が認識することができ、さらに計測中断中に第1普通図柄表示装置17に表示される図柄も楽しむことができる。
また、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球したときの遊技状態が通常遊技状態を示す第1遊技状態であり、且つ当該第1普通図柄始動口21に対応する普通図柄の変動を開始するときにおける第1普通図柄の保留個数が最大保留個数(4個)であった場合においては、第1普通図柄の変動時間を、通常の変動時間(25秒)から第2普通図柄の変動時間(5秒)の第2普通図柄の最大保留個数(4個)分の時間(20秒)よりも短い時間に短縮する構成となっている。さらに、第1普通図柄の変動を開始するときの遊技状態が、大当り遊技状態を示す第2遊技状態である場合には、短縮を行わない構成としたため、第2普通図柄が変動している間に第1普通図柄表示装置の保留2個目以降の保留消化が開始し、本来遊技可能であった遊技者に有利な遊技状態の時間が短くなることを防ぎつつも、遊技者の待ち時間を短くすることができる。これにより、遊技者に有利な遊技を円滑に行うことができる。
また、第1普通図柄始動口21は第1作動口15に遊技球が入球することで開放する構成としたため、遊技者の遊技経験によって第1普通図柄始動口21の開放率を高めることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
(第1実施形態の変形例1)
次に図10を参照して第1実施形態の変形例1のパチンコ機1について説明する。第1実施形態の変形例1は、第1実施形態の図6の代わりに図10を用いる。
上記第1実施形態では、第1普通図柄の変動時間計測中は、第1普通図柄の変動表示を、第1普通図柄の変動時間計測中に表示されていた変動表示から、中断用変動表示に切替える構成としている。それに対して、第1実施形態の変形例1では、第1普通図柄の変動時間計測中は、第1普通図柄の変動表示を、変動時間が計測中断されたときに表示されていた演出表示で維持する構成としている。その他の構成については、上記第1実施形態と同様であるので、説明は割愛する。
図10は、中断用変動パターンの切替え制御を示すフローチャートである。上記第1実施形態と同様に、第1普通図柄始動口21に遊技球が入球すると(S1210)、第1普通図柄の変動時間及び当否乱数を取得する(S1220)。そして、第1普通図柄の変動を開始した後(S1230)、第2普通図柄始動口23、第2作動口27、第3可変入賞口28が開放されているか否か判断する(S1240)。ここで否定判断ならば(S1240:No)、リターンに抜ける。
第1普通図柄始動口21、第2普通図柄始動口23、第2作動口27、第3可変入賞口28の内1つでも開放していれば(S1240:Yes)、第1普通図柄の変動時間計測を中断する(S1250)。
そして、第1普通図柄表示装置17の表示を、第1普通図柄の変動時間計測中断時の表示態様で維持する(S1260)。ここで、第1普通図柄の変動時間計測中断時の表示が高速変動であった場合には高速変動を維持してもよい。また、該維持される表示態様として、揺れ変動で一時停止を表す表示態様としてもよい。
続いて、開放していた第2普通図柄始動口23、第2作動口27、第3可変入賞口28の開放が終了したか否か判断する(S1270)。否定判断ならば(S1270:No)、リターンに抜ける。肯定判定ならば(S1270:Yes)、第1普通図柄の変動時間計測を再開して(S1280)、第1普通図柄の表示を維持されていた表示態様から再開し(S1290)、リターンに抜ける。
以上説明した第1実施形態の変形例1によると、変動時間の計測中断中の図柄の表示は、計測の中断中であっても計測を中断したときの演出表示を維持するので、計測の中断を行っても遊技者に違和感や不信感を与えることはない。
(第2実施形態)
次に図11〜図13を参照して第2実施形態のパチンコ機について説明する。第2実施形態は、第1実施形態の図2の代わりに図11を、図3の代わりに図12を、図5の代わりに図13を用いる。第1実施形態の構成要素に対応する本実施形態の構成要素の説明は、図中の符号を100番台として説明を援用する。
上記第1実施形態では、センター飾り16に設けられている第1作動口15に遊技球が入球することにより第1普通図柄始動口21が開放される構成となっている。それに対して、第2実施形態では、中央普通図柄表示装置167に表示される確定図柄が当り図柄であれば第1普通図柄始動口121が開放される構成となっている。
図11に示すように、遊技盤111には、中央に中央普通図柄を表示する中央普通図柄表示装置(図柄表示装置)167、その上方に7セグメント表示によって第1普通図柄を表示する第1普通図柄表示装置117が備えられている。該第1普通図柄表示装置117上位部には第1普通図柄の変動表示の保留を示す保留記憶ランプ117aが4個設けられている。また、中央普通図柄表示装置167の左側には中央普通図柄始動口(図柄始動口)168、中央普通図柄表示装置167の右側にはゲート119が備えられている。
さらに、中央普通図柄始動口(図柄始動口)168の下方に第1普通図柄始動口121、ゲート119の下方に第2普通図柄始動口(第1可変入賞口)123、第1普通図柄始動口121及び第2普通図柄始動口(第1可変入賞口)123の下方には一般入賞口124が備えられている。
また、中央普通図柄表示装置167の下方には7セグメント表示によって第2普通図柄を表示する第2普通図柄表示装置125が備えられており、該第2普通図柄表示装置125には第2普通図柄の変動表示の保留を示す保留記憶ランプ125aが4個設けられている。さらに、第2普通図柄表示装置125の下方に第2作動口(第2可変入賞口)127、第2作動口(第2可変入賞口)127の下方に第3可変入賞口128、盤面最下部のアウト口129、その他の各種入賞口、風車及び図示しない遊技釘等が備えられている。
上記遊技盤111の構成によって、図12及び図13に示すように、遊技球が中央普通図柄始動口(図柄始動口)168に入球すると(S1300,S1500)、中央普通図柄の変動時間を取得すると同時に、当否抽選を行う。そして、中央普通図柄が変動し(S1310,S1505)、その後中央普通図柄が確定され(S1320,S1510)、該確定された図柄が当り図柄であれば(S1330)、第1普通図柄始動口121が開放される(S1340,S1515)。以下、図12のS1350〜S1460及び図13のS1520〜S1710で、上記第1実施形態の図3のS120〜S230及び図5のS310〜S505と同様の処理を行う。
以上に説明した第2実施形態によると、第1普通図柄始動口121は、中央普通図柄表示装置167に表示される確定図柄が当り図柄であれば開放する構成としたため、第1普通図柄始動口121を開放させるためには運が必要になり、遊技独特の偶然性を適度に高め、遊技経験を問わず楽しむことができる。
(第3実施形態)
次に図14〜図16を参照して第3実施形態のパチンコ機について説明する。第3実施形態は、第1実施形態の図2の代わりに図14を、図3の代わりに図15を、図5の代わりに図16を用いる。第1実施形態の構成要素に対応する本実施形態の構成要素の説明は、図中の符号を200番台として説明を援用する。
上記第1実施形態では、第2作動口(第2可変入賞口)27に遊技球が入球することにより第3可変入賞口28が開放される構成となっている。それに対して、第3実施形態では、遊技盤211に第3普通図柄表示装置269を設け、該第3普通図柄表示装置269に表示される確定図柄が当り図柄であれば第3可変入賞口228が開放される構成となっている。
図14に示すように、上記第1実施形態と同様に、遊技盤211には、中央に第1作動口215を備えるセンター飾り216、その上方に第1普通図柄を表示する第1普通図柄表示装置217が備えられている。該第1普通図柄表示装置217上位部には第1普通図柄の変動表示の保留記憶数を示す保留記憶ランプ217aが4個設けられている。また、センター飾り216の左右にゲート218,219、左側のゲート218の下方に第1普通図柄始動口221、右側のゲート219の下方に第2普通図柄始動口(第1可変入賞口)223、さらに第1普通図柄始動口221及び第2普通図柄始動口223の下方には一般入賞口224が備えられている。また、センター飾り216の下方には第2普通図柄を表示する第2普通図柄表示装置225が備えられており、該第2普通図柄表示装置225には第2普通図柄の変動表示の保留を示す保留記憶ランプ225aが4個設けられている。
そして、第2普通図柄表示装置225の下方に第3普通図柄始動口(第1可変入賞口)227が設けられ、該第3普通図柄始動口227には7セグメント表示により第3普通図柄を表示する第3普通図柄表示装置269が設けられている。該第3普通図柄表示装置269の上下には第3普通図柄の変動表示の保留を示す保留記憶ランプ269aが4個設けられている。また、第3普通図柄始動口227の下方に第3可変入賞口228、盤面最下部のアウト口229、その他の各種入賞口、風車及び図示しない遊技釘等が備えられている。尚、第1普通図柄始動口221内には第1普通図柄始動口スイッチ(第1検出手段)250、第2普通図柄始動口(第1可変入賞口)223内には第2普通図柄始動口スイッチ(第2検出手段)251が設けられているのは、前述の通りだが、第3実施形態においては、第3普通図柄始動口227内に第3普通図柄始動口スイッチ270(第3検出手段)が設けられている。
上記遊技盤211の構成によって、図15及び図16に示すように上記第1実施形態と同様、第1作動口215に遊技球が入球すると(S1800,S2000)、第1普通図柄始動口221が開放する(S1810,S2005)。そして、遊技球が第1普通図柄始動口221に入球すると(S1820,S2010)、第1普通図柄の変動時間を取得すると同時に、当否抽選を行う。上記のように第1普通図柄表示装置217は変動表示を最大4個保留することが可能である。ここで、前記取得した第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、後述する第2普通図柄の保留個数が上限値(4個)まで記憶されている状態での第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定する。尚、本実施形態においての第1普通図柄の変動時間は、当り外れの結果、保留記憶数に関係なく、25秒に設定されている。
第1普通図柄始動口221が閉鎖した後(S2015)、第1普通図柄の変動を行い(S1830,S2020)、第1普通図柄の図柄を確定する(S1840,S2025)。尚、S1830〜S1840の第1普通図柄の変動から確定までは、保留1個目の消化によるものであり、この第1普通図柄の変動時間については、第2普通図柄の保留記憶が上限値まで記憶されている状態での第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上よりも長くしなくても良い。S1840,S2025により確定された第1普通図柄が当り図柄であれば(S1850)、第2普通図柄始動口223が開放する(S1860,S2030)。該第2普通図柄始動口223開放中に、遊技球が第2普通図柄始動口223に入球すると(S1870,S2035)、第2普通図柄の変動時間を取得すると同時に、当否抽選を行う。上記のように第2普通図柄表示装置225は変動表示を最大4個保留することが可能である。ここで、前記取得した第2普通図柄の変動時間は、後述する第3普通図柄の保留個数が上限値(4個)まで記憶されている状態での第3普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定する。本実施形態においての第2普通図柄の変動時間は、当り外れの結果、保留記憶数に関係なく、5秒に設定されている。
そして、第2普通図柄始動口223が閉鎖した後(S2040)、第1普通図柄及び第2普通図柄が同時に変動を開始する(S1880,S2045)。ここで、S2045における第1普通図柄の変動は第1普通図柄表示装置217の保留2個目の保留消化であり、同じくS2045における第2普通図柄の変動は第2普通図柄表示装置225の保留1個目の保留消化である。尚、S2045の第2普通図柄の変動は、保留1個目の消化によるものであるので、この第2普通図柄の変動時間については、第3普通図柄の保留記憶が上限値まで記憶されている状態での第3普通図柄が変動する変動時間の総合計以上よりも長くしなくても良い。
続いて、第2普通図柄の変動を行った後、第2普通図柄の図柄を確定し主制御基板240で計測されている第1普通図柄の変動時間の計測を中断する(S1890,S2050)。ここで、第1普通図柄の変動時間の計測中断中は、第1普通図柄表示装置217の表示を、中断用変動表示に切替える構成としてもよいし、第1普通図柄の変動時間計測中断時の表示態様で維持する構成としてもよい。さらに、該第1普通図柄の変動時間の計測中断及び中断用変動表示の切替えは、確定される第2普通図柄が当り図柄の場合、第2普通図柄の当り図柄確定表示前に行う。
確定された第2普通図柄が当り図柄であれば(S1900)、第3普通図柄始動口227が開放される(S1910,S2055)。第3普通図柄始動口227が開放中に、遊技球が第3普通図柄始動口227に入球すると(S1920,S2060)、第3普通図柄の変動時間を取得すると同時に、当否抽選を行う。なお、上記のように第3普通図柄表示装置269は変動表示を最大4個保留することが可能である。本実施形態においての第3普通図柄の変動時間は、当り外れの結果、保留記憶数に関係なく、1秒に設定されている。
そして、第3普通図柄始動口227が閉鎖した後(S2065)、同時に第2普通図柄が変動を開始し第1普通図柄の変動時間の計測も再開する(S1930,S2070)。ここで、S2070における第1普通図柄の変動は第1普通図柄の保留2個目の保留消化中であり、第2普通図柄の変動は第2普通図柄の保留2個目の保留消化、また第3普通図柄の変動は第3普通図柄の保留1個目の保留消化である。
第3普通図柄の変動を行った後、第3普通図柄の図柄を確定し主制御基板240で計測されている第1普通図柄及び第2普通図柄の変動時間の計測を中断する(S1940,S2075)。ここで、第1普通図柄及び第2普通図柄の変動時間の計測中断中は、第1普通図柄表示装置217及び第2普通図柄表示装置225の表示を、中断用変動表示に切替える構成としてもよいし、第1普通図柄及び第2普通図柄の変動時間計測中断時の表示態様で維持する構成としてもよい。さらに、該第1普通図柄及び第2普通図柄の変動時間の計測中断及び中断用変動表示の切替えは、確定される第3普通図柄が当り図柄の場合、第3普通図柄の当り図柄確定表示前に行う。
確定された第3普通図柄の図柄が当り図柄であれば(S1950)、第3可変入賞口228が開放される(S1960,S2080)。そして、第3可変入賞口228は、所定時間開放又は遊技球が所定個数入球すると閉鎖する(S2085)。
以下、同様の動作(S2070〜S2085)を第3普通図柄の保留個数分繰り返す(S2090〜S2145)。そして、第3普通図柄の保留を全て消化すると、第1普通図柄及び第2普通図柄の変動時間の計測を再開させる(S2150)。そして、第2普通図柄は残りの変動時間分の変動を行い図柄を確定し、第1普通図柄の変動時間の計測を中断し(S2155)、確定された第2普通図柄の図柄が当り図柄であれば第3普通図柄始動口227を開放する(S2160)。以下、S2060〜S2150の動作を第2普通図柄の保留個数分繰り返す。そして、第2普通図の保留を全て消化すると、第1普通図柄の保留4個目の保留消化(第1普通図柄の保留が無い状態)であるか否か判断する(S2185)。肯定判断ならば(S2185:Yes)大当り遊技が終了し、否定判断ならば(S2185:No)S2020に戻る。
以上に説明した第3実施形態によると、第2普通図柄及び第3普通図柄の変動開始から確定表示されるまでの変動時間を一定にし、第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、保留記憶が上限値まで記憶されている状態での第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さにし、少なくとも前記第2普通図柄の保留記憶による2個目以降の前記第2普通図柄の当りになる変動時間は、第3普通図柄の保留記憶によって上限値まで記憶されている状態での第3普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、第1普通図柄が変動中に第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、第2普通図柄が確定表示されたときから第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに第3普通図柄始動口(第2可変入賞口)227を開放し、該第3普通図柄始動口227の開放が終了すると中断していた第1普通図柄の変動時間の計測を再開させ、第1普通図柄及び第2普通図柄が変動中に第3普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、第3普通図柄が確定表示されたときから第1普通図柄及び第2普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに第3可変入賞口228を開放し、第3可変入賞口228の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄の変動時間の計測を再開させる構成としたため、本来、遊技者が得られる利益が少なくなってしまうことが防止できると共に、遊技の興趣をより一層高めることができる。
(第4実施形態)
次に図17〜図19を参照して第4実施形態のパチンコ機について説明する。第3実施形態は、第3実施形態の図14の代わりに図17を、図15の代わりに図18を、図16の代わりに図19を用いる。第3実施形態の構成要素に対応する本実施形態の構成要素の説明は、図中の符号を300番台として説明を援用する。
上記第3実施形態では、センター飾り216に設けられている第1作動口215に遊技球が入球することにより第1普通図柄始動口221が開放される構成となっている。それに対して、第4実施形態では、中央普通図柄表示装置367に表示される確定図柄が当り図柄であれば第1普通図柄始動口321が開放される構成となっている。
図17に示すように、遊技盤311には、中央に普通図柄を表示する中央普通図柄表示装置367、その上方に7セグメント表示によって第1普通図柄を表示する第1普通図柄表示装置317が備えられている。該第1普通図柄表示装置317上位部には第1普通図柄の変動表示の保留を示す保留記憶ランプ317aが4個設けられている。また、中央普通図柄表示装置367の左側には中央普通図柄始動口368、中央普通図柄表示装置367の右側にはゲート319が備えられている。
さらに、中央普通図柄始動口(図柄始動口)368の下方に第1普通図柄始動口321、ゲート319の下方に第2普通図柄始動口(第1可変入賞口)323、第1普通図柄始動口321及び第2普通図柄始動口(第1可変入賞口)323の下方には一般入賞口324が備えられている。
また、中央普通図柄表示装置367の下方には7セグメント表示によって第2普通図柄を表示する第2普通図柄表示装置325が備えられており、該第2普通図柄表示装置325には第2普通図柄の変動表示の保留を示す保留記憶ランプ325aが4個設けられてい
る。
そして、第2普通図柄表示装置325の下方に第3普通図柄始動口327が設けられ、該第3普通図柄始動口327には7セグメント表示により第3普通図柄を表示する第3普通図柄表示装置369が設けられている。該第3普通図柄表示装置369の上下には第3普通図柄の変動表示の保留を示す保留記憶ランプ369aが4個設けられている。また、第3普通図柄始動口327の下方に第3可変入賞口328、盤面最下部のアウト口329、その他の各種入賞口、風車及び図示しない遊技釘等が備えられている。
上記遊技盤311の構成によって、図18及び図19に示すように、遊技球が中央普通図柄始動口368に入球すると(S2200,S2400)、中央普通図柄の変動時間を取得すると同時に、当否抽選を行う。そして、中央普通図柄が変動し(S2210,S2405)、その後中央普通図柄が確定され(S2220,S2410)、該確定された図柄が当り図柄であれば(S2230)、第1普通図柄始動口321が開放される(S2240,S2415)。以下、図18のS2250〜S2390及び図19のS2420〜S2595で、上記第3実施形態の図15のS1820〜S1960及び図16のS2010〜S2185と同様の処理を行う。
以上に説明した第4実施形態によると、第3普通図柄表示装置269と、第3普通図柄が当り図柄になると開放する第3可変入賞口228と、中央普通図柄始動口368と、該中央普通図柄始動口368に遊技球が入球することにより図柄を変動させる中央普通図柄表示装置367と、を備え、第1普通図柄始動口321は、中央普通図柄表示装置367に表示される確定図柄が当り図柄であれば開放する構成としたため、遊技の興趣をより一層高めることができ、さらに遊技独特の偶然性を適度に高め、遊技経験を問わず楽しむことができる。
本発明は遊技者に有利な遊技状態中において遊技者に対して不利益を与えずに遊技を楽しませる遊技機に利用可能である。
本発明第1実施形態のパチンコ機1を示す外観斜視図である。 第1実施形態に係るパチンコ機1の遊技盤11の構成を示す正面図である。 第1実施形態に係る遊技の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係るパチンコ機1の電気的構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る遊技の流れの詳細を示す図である。 第1実施形態に係る中断用変動パターン切替え制御を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る中断用変動パターン切替え制御及び計測中断タイミングを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る変動時間短縮制御を示すフローチャートである。 (a)第2遊技状態への移行処理を示すフローチャート(b)第1遊技状態への移行処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例1に係る中断用変動パターン切替え制御を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るパチンコ機101の遊技盤111の構成を示す正面図である。 第2実施形態に係る遊技の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る遊技の流れの詳細を示す図である。 第3実施形態に係るパチンコ機201の遊技盤211の構成を示す正面図である。 第3実施形態に係る遊技の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態に係る遊技の流れの詳細を示す図である。 第4実施形態に係るパチンコ機301の遊技盤311の構成を示す正面図である。 第4実施形態に係る遊技の流れを示すフローチャートである。 第4実施形態に係る遊技の流れの詳細を示す図である。
符号の説明
1…パチンコ機 11…遊技盤
15…第1作動口 17…第1普通図柄表示装置
17a,25a,269a…保留記憶ランプ
21…第1普通図柄始動口
23…第2普通図柄始動口(第1可変入賞口) 24…一般入賞口
25…第2普通図柄表示装置
27…第2作動口(第2可変入賞口) 28…第3可変入賞口
40…主制御基板 167…中央普通図柄表示装置
168…中央普通図柄始動口 227…第3普通図柄始動口
269…第3普通図柄表示装置

Claims (5)

  1. 遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第1検出手段と、
    該第1検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第1保留記憶手段と、
    前記第1検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第1普通図柄と、
    該第1普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放され、入賞可能になる第1可変入賞口と、
    該第1可変入賞口内に設けられ、遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第2検出手段と、
    該第2検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第2保留記憶手段と、
    前記第2検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第2普通図柄と、
    該第2普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放されて入賞可能になる第2可変入賞口と、を備え、
    前記第2普通図柄の変動開始から確定表示されるまでの変動時間を一定にし、前記第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、前記第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、
    前記第1普通図柄が変動中に前記第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第2普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2可変入賞口を開放させ、該第2可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させる
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第1検出手段と、
    該第1検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第1保留記憶手段と、
    前記第1検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第1普通図柄と、
    該第1普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放され入賞可能になる第1可変入賞口と、
    該第1可変入賞口内に設けられ、遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第2検出手段と、
    該第2検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第2保留記憶手段と、
    前記第2検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第2普通図柄と、
    該第2普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放されて入賞可能になる第2可変入賞口と、
    該第2可変入賞口に遊技球が入球した場合にのみ開放される第3可変入賞口と、を備え、
    前記第2普通図柄の変動開始から確定表示されるまでの変動時間を一定にし、前記第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、前記第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、
    前記第1普通図柄が変動中に前記第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第2普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2可変入賞口を開放させ、前記第2可変入賞口が開放中に遊技球が前記第2可変入賞口に入球した場合には、第3可変入賞口を開放させ、該第3可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させる
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第1検出手段と、
    該第1検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第1保留記憶手段と、
    前記第1検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第1普通図柄と、
    該第1普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放され入賞可能になる第1可変入賞口と、
    該第1可変入賞口内に設けられ、遊技球を検出することで当り外れを抽選するための乱数を抽出するための第2検出手段と、
    該第2検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第2保留記憶手段と、
    前記第2検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第2普通図柄と、
    該第2普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放されて入賞可能になる第2可変入賞口と、
    該第2可変入賞口内に設けられ、遊技球を検出することで当り外れを抽出するための乱数を抽出するための第3検出手段と、
    該第3検出手段によって抽出した乱数を上限値範囲内で記憶する第3保留記憶手段と、
    前記第3検出手段によって抽出された乱数が当りであるか外れであるかを変動した後に確定表示することで報知する第3普通図柄と、
    該第3普通図柄が当りで確定表示された場合にのみ開放されて入賞可能になる第3可変入賞口と、を備え、
    前記第2普通図柄及び第3普通図柄の変動開始から確定表示されるまでの変動時間を一定にし、前記第1普通図柄の少なくとも当りになる変動時間は、前記第2保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第2普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さにし、少なくとも前記第2保留記憶手段によって記憶された2個目以降の前記第2普通図柄の当りになる変動時間は、前記第3保留記憶手段によって上限値まで記憶されている状態での前記第3普通図柄が変動する変動時間の総合計以上の長さに設定し、
    前記第1普通図柄が変動中に前記第2普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第2普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第2可変入賞口を開放し、該第2可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄の変動時間の計測を再開させ、
    前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄が変動中に前記第3普通図柄が当りを示す図柄で確定表示された場合には、前記第3普通図柄が確定表示されたときから前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄の変動時間の計測を中断するとともに前記第3可変入賞口を開放し、該第3可変入賞口の開放が終了すると中断していた前記第1普通図柄及び前記第2普通図柄の変動時間の計測を再開させる
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 前記変動時間の計測中断中の図柄の表示は、変動時間の計測が中断されたときに表示されていた図柄の演出表示を維持する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の遊技機。
  5. 前記変動時間の計測中断中の図柄の表示は、変動時間の計測が中断されたときに差替えられる計測中断用の変動パターンに従って表示される
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の遊技機。
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