JP2000185141A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2000185141A
JP2000185141A JP10376256A JP37625698A JP2000185141A JP 2000185141 A JP2000185141 A JP 2000185141A JP 10376256 A JP10376256 A JP 10376256A JP 37625698 A JP37625698 A JP 37625698A JP 2000185141 A JP2000185141 A JP 2000185141A
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ball
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JP10376256A
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Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
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Mitsuboshi Inc
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Mitsuboshi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な遊技内容を設定できるパチンコ遊技機
を提供する。 【解決手段】 第1図柄表示装置2が変動後に停止した
図柄が特定図柄に一致した場合、第1可変入賞装置5,
6を作動して第2作動口12,13を入球可能とし、第
2作動口12,13への入賞発生に基く第2図柄表示装
置11の図柄変動後の停止図柄が特定図柄に一致した場
合、第2可変入賞装置7を作動して第3作動口14を入
球可能とし、第3作動口14への入賞発生に基いて第3
可変入賞装置8を作動し、第3可変入賞装置8の入賞口
26を入球可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面に図柄変
動のための複数の作動口と、図柄の変動を行う複数の図
柄表示装置と、図柄表示装置において図柄変動後の停止
図柄が特定図柄に一致した場合、遊技者にとって有利と
なる特定遊技を提供する入賞口を有する可変入賞装置を
備えたパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技盤面に、パチンコ球を通過させるの
みで通過による賞品球の払出しは行わないように設定さ
れたゲートと、ゲートへのパチンコ球の通過発生に基い
て普通図柄の変動を行う普通図柄表示装置と、特別図柄
の図柄変動に関わる始動入賞口を備えた電動式の可変入
賞装置と、始動入賞口への入賞発生に基いて特別図柄の
変動を行う特別図柄表示装置と、特別遊技を提供する大
入賞口を有するアタッカ式の入賞装置を備えたパチンコ
遊技機は、公知である。
【0003】上記タイプのパチンコ遊技機は、特別図柄
の変動開始に関わる始動入賞口へのパチンコ球の入賞
は、常態において入球可能とされているが、ゲートへの
パチンコ球の通過発生に基いて普通図柄が変動を開始
し、普通図柄の変動開始時から所定時間後に停止した図
柄が特定図柄に一致した場合、可変入賞装置を作動して
始動入賞口の拡開動作を行い、始動入賞口への入賞確率
が拡大する。そして、始動入賞口への入賞発生に基いて
特別図柄の変動を行い、特別図柄の変動開始時からある
時間後に停止した特別図柄が特定図柄に一致した場合、
アタッカ式の入賞装置を作動して大入賞口を開成してパ
チンコ球の入賞を可能とするものである。
【0004】上述のように、図柄変動に関わる作動口を
2つ有し、2つの作動口にそれぞれ関わる図柄表示装置
を2種類有するパチンコ遊技機の遊技内容は、機種の別
により多少の相違はあるものの、上述した遊技内容の範
囲内であり、法令上の規制もあって上述した遊技内容の
範囲外への拡張は不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図柄
変動に関わる作動口を第1及び第2の2種類備え、2種
類の作動口にそれぞれ関わる図柄表示装置を第1、第2
の2種類備え、特定遊技条件の成立によって作動してパ
チンコ球の入球を可能とする可変入賞装置を第1、第
2、第3の3種類備え、第1可変入賞装置の作動による
第2作動口への入球を可能とする条件を第1図柄表示装
置により条件付けし、第2可変入賞装置の作動による第
3作動口への入球を可能とする条件を第2図柄表示装置
により条件付けし、第3可変入賞装置の作動による第3
可変入賞装置の入賞口への入球を可能とする条件を、第
2可変入賞装置の作動/非作動により条件付けすること
で、各要素を関係付けすることにより、新規な遊技内容
を設定できるパチンコ遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ遊技機
は、上記課題を解決するために、遊技盤面に、第1作動
口、前記第1作動口への入球発生に基いて図柄の変動を
行う第1図柄表示装置、第2作動口を備えた電動式の第
1可変入賞装置、前記第2作動口への入賞発生に基いて
図柄の変動を行う第2図柄表示装置、第3作動口を備え
た電動式の第2可変入賞装置および入賞口を備えた第3
可変入賞装置を設け、前記第1図柄表示装置が変動後に
停止した図柄が特定図柄に一致した場合、前記第1可変
入賞装置を作動して前記第2作動口を入球可能とし、前
記第2作動口への入賞発生に基く前記第2図柄表示装置
の図柄変動後の停止図柄が特定図柄に一致した場合、前
記第2可変入賞装置を作動して前記第3作動口を入球可
能とし、前記第3作動口への入賞発生に基いて前記第3
可変入賞装置を作動し、該第3可変入賞装置の入賞口を
入球可能とすることを特徴とするパチンコ遊技機。
【0007】請求項2に記載のパチンコ遊技機は、請求
項1に記載のものにおいて、前記第1図柄表示装置は、
前記第2図柄表示装置よりも図柄変動を行うための表示
部の個数を多く有し、前記第1図柄表示装置の変動時間
が、前記第2図柄表示装置の変動時間よりも長いことを
特徴とするものである。
【0008】この構成によると、第1図柄表示装置によ
る図柄変動により、遊技者に長く期待感を与えることと
なり、パチンコ遊技の2次的な趣向を増強させることが
できる。
【0009】請求項3に記載のパチンコ遊技機は、請求
項1に記載のものにおいて、前記第1可変入賞装置及び
第2可変入賞装置の作動回数が複数回設定されており、
該第1可変入賞装置及び第2可変入賞装置のうち、作動
回数が多く設定された入賞装置に関する入賞可能時間
が、作動回数が少なく設定された入賞装置に関する入賞
可能時間よりも、短いことを特徴とするものである。
【0010】この構成によると、単に入賞装置の開閉回
数の多いほうが有利であるいった遊技者の遊技感覚とは
異なる入賞発生状態を作り出すことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本実施形態のパチンコ遊
技機に配備された遊技盤面の正面図である。また、図2
は、各表示ランプ並びに表示LEDを示す遊技盤面の正
面図である。
【0012】図1に示すように、遊技盤面1の中央上部
には、ドットマトリクス状に配置した複数のLED表示
体により構成された第1図柄表示装置2を中央に組み付
けた図柄表示ユニット3が配設され、図柄表示ユニット
3の下方の遊技盤面1の中央には、第1図柄表示装置2
の図柄変動の作動口(第1作動口)に設定されたゲート
入口4が配設され、図柄表示ユニット3の左方及び右方
には、ソレノイドにより拡開動作する入賞口を有した普
通電動役物からなる第1可変入賞装置5,6がそれぞれ
配設され、ゲート入口4の下方にはソレノイドにより拡
開動作する入賞口を有した普通電動役物からなる第2可
変入賞装置7が配設され、第2可変入賞装置7の下方の
遊技盤面1の中央下部にはソレノイドにより可動扉9を
開閉動作する入賞口26を有したアタッカ式の第3可変
入賞装置8が配設されている。
【0013】図柄表示ユニット3の頂部には天入賞口1
0が設けられ、図柄表示ユニット3の前面上部には、セ
グメント形式の第2図柄表示装置11が配設され、図柄
表示ユニット3の左右に配設した第1可変入賞装置5,
6の各入賞口がそれぞれ第2図柄表示装置9の図柄変動
の作動口12,13(第2作動口)に設定されている。
【0014】また、第2可変入賞装置7の入賞口が、そ
の下方のアタッカ式の第3可変入賞装置8の可動扉9の
開閉動作を開始させるための作動口14(第3作動口)
に設定されている。
【0015】上述した各要素の他に遊技盤面1には、第
2可変入賞装置7の左方に普通入賞口としての左袖入賞
口15が配設され、第2可変入賞装置7の右方の右袖位
置にゲート入口に連通したゲート出口16が配設され、
遊技盤面1の下部左方と下部右方にそれぞれ普通入賞口
として設定された左落し入賞口17、左袖下入賞口1
8、右落し入賞口19及び右袖下入賞口20が設けら
れ、遊技盤面1の中央部左方と中央部部右方にそれぞれ
装飾LED装置21,22が配設されている。さらに、
ランプ付き風車23、風車24、アウト受入口25が配
設されているが、これらの要素は公知であるので説明を
省略する。
【0016】第1図柄表示装置2は、左図柄表示部A、
右図柄表示部B及び中図柄表示部Cを備える。また、第
2図柄表示装置は単一の図柄表示部Dを備えている。
【0017】また、第2図柄表示装置11に関連する第
2作動口12,13は、常態においては(障害釘によ
り)パチンコ球の入賞が不可能とされている。また、第
1図柄表示装置2が変動後に停止した図柄が特定図柄に
一致した場合に、即ち、第1図柄表示装置2において変
動停止した左図柄A、右図柄B及び中図柄Cの組み合せ
が、「0,0,0」、「1,1,1」、「2,2,
2」、「3,3,3」、「4,4,4」、「5,5,
5」、「6,6,6」、「7,7,7」、「8,8,
8」、「9,9,9」、「a,a,a」、「b,b,
b」、「c,c,c」のうちのいずれかに一致した場合
に、第1可変入賞装置5,6が共に作動して第2作動口
12,13を約25.6秒間に約2.8秒の開放を2回
行い、第2作動口12,13へのパチンコ球の入賞が可
能となる。
【0018】また、第3作動口14は、常態においては
(障害釘により)パチンコ球の入賞が不可能とされてい
る。また、第2図柄表示装置11が変動後に停止した図
柄が特定図柄に一致した場合に、即ち、第2図柄表示装
置11において変動停止した図柄Dが、「1」〜「F」
のうちのいずれかに一致した場合に、第2可変入賞装置
7が作動して第3作動口14を約28.5秒間に約1.
2秒の開放を4回行い、第3作動口14へのパチンコ球
の入賞が可能となる。
【0019】さらに、第3可変入賞装置8の入賞口26
は、常態においては可動扉9が閉鎖されていることによ
りパチンコ球の入賞が不可能とされている。また、第3
可変入賞装置8が作動して第3作動口14にパチンコ球
が入賞した場合に、第3可変入賞装置8が作動してその
入賞口を約5.5秒開放し、当該入賞口へのパチンコ球
の入賞が可能となる。
【0020】尚、遊技盤面1に設けられた計10個の入
賞口は、即ち、第2作動口12,13、第3作動口1
4、天入賞口10、左袖入賞口15、左右の袖下入賞口
18,20、左右の落し入賞口17,19は、入賞に対
する賞品球の払出数が7個に設定され、第3可変入賞装
置8の入賞口26が入賞に対する賞品球の払出数が15
個に設定されている。
【0021】次に、遊技盤面に配備された各表示ランプ
並びに表示LEDについて説明する。尚、図3は、図柄
表示ユニット3の拡大正面図である。図3に示すよう
に、図柄表示ユニット3の中央には第1図柄表示装置2
が組み込まれており、第1図柄表示装置2の左右には、
ゲート入口4への入賞記憶を最大4つまで点灯表示する
記憶数表示LED27が配備されている。また、図柄表
示ユニット3の上部前面には第2図柄表示装置11が組
み込まれており、第2図柄表示装置11の左右に2個ず
つ第2作動口12,13への入賞記憶を最大4つまで点
灯表示する記憶数表示LED28が配備されている。さ
らに、図画瀬表示ユニット3の上部の左右内部には飾り
LED29が配設され、図柄表示ユニット3の中央左側
の内部と中央右側の内部とに飾りLED30が配設され
ている。
【0022】図2に示すように、左右の第1可変入賞装
置5,6の内部には飾りLED31,31が配備され、
中央の第2可変入賞装置7の内部には飾りLED32が
配備され、中央下部の第3可変入賞装置8の内部には飾
りLED33が配備され、遊技盤面の下部左側及び下部
右側の内部には、即ち、左右の落し入賞口の外側から左
右の袖下入賞口の外側に沿って表示ランプ34,34が
配備されている。
【0023】また、遊技盤面1の左側に設けられた左装
飾LED装置21には4つの飾りLED(M1,M3,
M5,M7)が配備され、遊技盤面の右側に設けられた
右装飾LED装置22には4つの飾りLED(M2,M
4,M6,M8)が配備されている。ランプ付き風車2
3,23の内部には表示ランプ35,35が配備されて
いる。
【0024】遊技盤面1の上部には、球レール36の外
側に沿って所定の間隔でそれぞれ飾りLED37及び飾
りLED38が配備され、遊技盤面1の上部左隅には払
出しランプ39が配設され、遊技盤面1の上部右隅には
球切れランプ40が配備されている。
【0025】図4は、各種入賞検出スイッチや各種ソレ
ノイドの配設状態示す遊技盤の裏面図である。遊技盤の
裏面1′には、各種入賞口に対応して球誘導樋並びに入
賞検出スイッチが設けられると共に、第1乃至第3可変
入賞装置5,6,7,8を作動するソレノイドSOL1
a,SOL1b,SOL2,SOL3が配備されてい
る。
【0026】図4に示すように、図1のゲート入口4に
対しては、該ゲート入口4に入ったパチンコ球をゲート
出口16に誘導する球誘導樋41が設けられ、球誘導樋
41の末端にはゲート入口に入ったパチンコ球を検出す
る第1作動口入賞検出スイッチSW1が設けられてい
る。
【0027】図1の第1可変入賞装置5の第2作動口1
2に対しては、第2作動口12に入賞したパチンコ球を
誘導する球誘導樋42が設けられ、球誘導樋42の末端
には第2作動口12に入賞したパチンコ球を検出する第
2作動口入賞検出スイッチSW2aが設けられている。
【0028】図1の第1可変入賞装置6の第2作動口1
3に対しては、第2作動口13に入賞したパチンコ球を
誘導する球誘導樋43が設けられ、球誘導樋43の末端
には第2作動口13に入賞したパチンコ球を検出する第
2作動口入賞検出スイッチSW2bが設けられている。
【0029】図1の第2可変入賞装置7の第3作動口1
4に対しては、第3作動口14に入賞したパチンコ球を
誘導する球誘導樋44が設けられ、球誘導樋44の末端
には第2作動口14に入賞したパチンコ球を検出する第
3作動口入賞検出スイッチSW3が設けられている。
【0030】図1の第3可変入賞装置8の入賞口27に
関しては、図5の第3可変入賞装置8の拡大斜視図に示
すように、入賞口27の奥方に設けた振分片45により
左右の球誘導樋46,47とに振り分け、球誘導樋46
に対しては当該入賞口27に入賞したパチンコ球を検出
する入賞検出スイッチSW4が設けられ、球誘導樋47
に対しては当該入賞口27に入賞したパチンコ球を検出
する入賞検出スイッチSW5が設けられている。
【0031】図1の天入賞口10に対しては、天入賞口
10に入賞したパチンコ球を誘導する球誘導樋48が設
けられ、球誘導樋48の末端には天入賞口10に入賞し
たパチンコ球を検出する入賞検出スイッチSW6が設け
られている。
【0032】図1の左袖入賞口15に対しては、当該入
賞口15に入賞したパチンコ球を誘導する球誘導樋49
が設けられ、球誘導樋49の中途に該入賞口15に入賞
したパチンコ球を検出する入賞検出スイッチSW7が設
けられている。また、左落し入賞口17に対しては、当
該入賞口17に入賞したパチンコ球を誘導する球誘導樋
50が(上下方向に)設けられ、球誘導樋50の中途に
該入賞口17に入賞したパチンコ球を検出する入賞検出
スイッチSW8が設けられている。さらに、左袖下入賞
口18に対しては、当該入賞口18に入賞したパチンコ
球を誘導する球誘導樋51が(上下方向に)設けられ、
球誘導樋51の中途に該入賞口18に入賞したパチンコ
球を検出する入賞検出スイッチSW9が設けられてい
る。
【0033】同じく、図1の右落し入賞口19に対して
球誘導樋52が設けられ、球誘導樋52には、右落し入
賞口19に入賞したパチンコ球を検出する入賞検出スイ
ッチSW10が設けられている。また、右袖下入賞口2
0に対して球誘導樋53が設けられ、球誘導樋53には
右袖下入賞口20に入賞したパチンコ球を検出する入賞
検出スイッチSW11が設けられている。
【0034】以上のように、賞品球の払出し起動のため
の入賞球の検出を遊技盤面に設けられた各入賞口毎また
は遊技盤裏面に配設された球誘導樋の別に入賞検出手段
(入賞検出スイッチ)が設けられている。
【0035】図6は、実施形態のパチンコ遊技機に配備
された制御系統の要部ブロック図である。メイン制御装
置54は図示しないメイン制御基板に配備される。パチ
ンコ遊技全体に関わる制御を行うための処理実行手段と
してのメインCPUと、メインCPUが実行するための
パチンコ遊技全体に関わる制御プログラムが格納されて
いるROMと、随時読み出しおよび書き込みが可能なR
AMと、メインCPUが周辺機器との間でデータ通信を
行うための通信インタフェースとにより構成されてい
る。なお、メイン制御装置54の具体的な構成について
は図示を省略する。
【0036】図6に示すように、メイン制御装置54
は、図示しない払出し制御基板に配備された払出制御装
置69に対し、メイン制御装置54から払出制御装置6
9に向けて一方向通信が可能に接続されている。なお、
メイン制御装置54から払出制御装置69に向けて送信
される通信データは、払出指令及び払出個数を含む賞球
コマンド、メイン制御装置54がエラーを検出した場合
に送信されるエラーコマンド及びメイン制御装置54が
エラー解除を検出した場合に送信されるエラー解除コマ
ンドである。
【0037】図6に示すように、メイン制御装置54に
は、スイッチ入力回路55を介して前述の各種入賞検出
スイッチSW1乃至SW11が接続されるほか、スイッ
チ入力回路56を介して下皿に至る賞品球の排出経路の
満タン状態を検出する満タン検出器57と、後述の球排
出装置70にパチンコ球を供給する球供給路76の球切
れ状態を検出する空切り検出器58とが接続されている
(図7参照)。
【0038】また、メイン制御装置54には、表示用ド
ライバ59乃至60を介して第1図柄表示装置2及び第
2図柄表示装置11がそれぞれ接続され、表示用ドライ
バ61を介して前述した記憶数表示LED27,28や
各種飾りLED29〜33,37,38,M1〜M8並
びに各種ランプ34,35,39,40が接続されてい
る。さらに、メイン制御装置54には、ドライバ62乃
至64を介して第1可変入賞装置6乃至第3可変入賞装
置8を各々作動するソレノイドSOL1乃至SOL3が
それぞれ接続されている。
【0039】また、メイン制御装置54には、音駆動部
65を介して効果音や警報を発生するためのスピーカ6
6が接続されている。図示していないが、メイン制御装
置54には電源(図示せず)やメイン制御装置の処理サ
イクルを規定するクロック回路(図示せず)が接続され
ている。
【0040】図7は、実施形態のパチンコ遊技機におけ
るパチンコ球の払出し装置68の要部ブロック図であ
る。尚、本実施形態のパチンコ遊技機はカード式のパチ
ンコ遊技機としてある。
【0041】払出制御装置69は、制御処理実行手段と
してのサブCPUと、サブCPUが行う各制御プログラ
ムを格納したROMと、随時データの読み出し並びに書
き込みが可能なRAMと、メイン制御装置54と通信を
行うための通信インタフェースとにより構成されてい
る。なお、払出制御装置69の内部構成については図示
を省略する。
【0042】払出制御装置69は、前述のメイン制御装
置54に対して通信接続されている他、賞品球の払出し
を行う球排出装置70と、球貸し操作に応じて貸球要求
信号を払出制御装置69に送るカードユニット71と、
遊技盤面に向けてパチンコ球を弾発するための打球発射
装置(図示せず)の発射モータM2が接続されている。
【0043】球排出装置70は、例えば、球受部が複数
周設されたスプロケットにより構成された回転球受体
と、正転及び逆転が可能なステッピングモータからなる
賞球モータM1とを備え、該賞球モータM1により回転
球受体を回転し、回転球受体の球受部に受け入れたパチ
ンコ球を回転球受体の回転により球送りして1球ずつ排
出する公知ものである。
【0044】また、払出制御装置69に接続されたカー
ドユニット71は、プリペイドカードを挿入し、該プリ
ペイドカードに記憶された金額から球貸操作に応じた金
額を差し引くと共に、球貸操作に応じた金額に相当する
貸球要求信号を払出制御装置69に出力するもので、1
回の球貸操作につき、該プリペイドカードに記憶された
金額から100円を差し引くと共に、貸球25個を1単
位として貸球要求信号を払出制御装置69に出力する。
【0045】払出制御装置69は、メイン制御装置54
から送信される払出指令及び払出個数を含む賞球コマン
ドに応じ、指令された払出個数に対応して賞球モータM
1を回転駆動し、球排出装置70に対するパチンコ球の
払出制御を行う。また、払出制御装置69は、カードユ
ニット71から送られた貸球要求信号を受けると、貸球
個数25個に対応して賞球モータM1を回転駆動し、球
排出装置70に対するパチンコ球の払出制御を行う。
【0046】本実施形態では、球排出装置70に賞品球
用排出路(前後2条)72と貸球用排出路(前後2条)
73との2本を設け、球排出装置70の賞球モータM1
の正転/逆転による球排出用の回転球受体の回転方向の
別により排出方向を切り換え、賞品球の排出時には賞球
モータM1を正転(図7において時計回りの回転)し、
賞品球用排出路72に賞品球を排出する一方、貸球の排
出時には賞球モータM1を逆転(図7において反時計回
りの回転)し、貸球用排出路73に貸球を排出する構成
とし、賞品球と貸球とを区別して排出できるようにして
ある。
【0047】また、賞品球と貸球とを区別して検出する
ために、賞品球用排出路72の中途と貸球用排出路73
の中途とに排出球検出センサ74,75(例えば、フォ
トセンサにより構成)をそれぞれ設けている。
【0048】なお、賞品球用排出路72と貸球用排出路
73とは、それぞれ前後2条で形成されているので、排
出球検出センサ74を前後2条のそれぞれに設け、排出
球検出センサ75も同様に前後2条のそれぞれに設けて
ある。
【0049】そして、賞品球の排出時には賞品球用排出
路72に設けた排出球検出センサ74の検出信号を、ス
イッチ入力回路56を介してメイン制御装置54に入力
し、例えば、2ms毎に排出球検出センサ74の検出信
号の有無を監視し、排出球検出センサ74の検出信号が
あれば計数し、指令した払出個数に対して実質的に排出
されたパチンコ球の排出数を監視する。
【0050】排出球検出センサ74の検出信号は、払出
制御装置69にも入力され、払出制御装置69は排出球
検出センサ74の検出信号があれば計数し、指令した払
出個数に達すると、賞球モータM1を停止する。
【0051】なお、賞球モータM1の駆動制御、特にそ
の停止時期の制御については、入賞の種別に対応して設
定され、指令される設定払出個数の払出完了前の1個以
上手前の個数を排出球検出センサ74が検出した場合
に、賞球モータM1に対する停止制御を開始させる設定
払出個数前検出停止駆動制御手段を設け、賞球モータM
1の停止駆動制御をする構成としてもよい。また、設定
払出個数の1個以上前において排出球センサ74がこれ
を検出したことに基く排出球検出信号をもって賞球モー
タM1の回転動作を減速しつつ、停止制御する設定払出
個数前減速停止制御手段を設け払出制御装置69に設け
てもよい。この場合、賞球モータM1の駆動制御手段
は、公知技術特許公開公報平成06年第254241号
や特許公開公報平成06年第327827号などを利用
してもよい。
【0052】また、貸球の排出時には、貸球用排出路7
3に設けた排出球検出センサ75の検出信号を払出制御
装置59に入力し、排出球検出センサ75の検出信号の
有無を監視し、排出球検出センサ75の検出信号があれ
ば計数し、指令した貸球個数に対して実質的に排出され
たパチンコ球の排出数を監視する。
【0053】その他、払出制御装置59は、メイン制御
装置54から送信されるエラーコマンドとエラー解除コ
マンドとに応じて発射モータM2の作動停止及び作動停
止解除に関する制御と、賞球モータM1の作動停止及び
作動停止解除に関する制御を行うが、この説明に関して
は発明の要旨に直接関係しないので、説明を省略するこ
とにする。
【0054】次に、図1を参照してパチンコ遊技機の遊
技内容について説明する。図1において遊技盤面1に弾
発したパチンコ球がゲート入口4に入ると、このパチン
コ球は、図4に示す遊技盤裏面に設けられた球誘導樋4
1に誘導され、第1作動口入賞検出スイッチSW1によ
り検出された後、ゲート出口16から再び遊技盤面1に
排出される。
【0055】なお、ゲート入口4への第1図柄表示装置
2の図柄変動開始に関わる入球は、第1図柄表示装置2
の図柄変動中には、メイン制御装置54により最大4つ
まで記憶され、記憶個数に対応して記憶数表示LED2
7(図3参照)により個数点灯される。尚、ゲート入口
4への入球に対する賞品球の払出しについては行われな
い。
【0056】ゲート入口4にパチンコ球が入ると、第1
図柄表示装置2が図柄変動を開始する。図8は、第1図
柄表示装置2の左図柄A、右図柄B、中図柄Cの図柄変
動開始時のタイミングチャートである。図8に示すよう
に、第1作動口入賞検出スイッチSW1による検出時点
から0.002秒経過した時点で左図柄Aが変動を開始
し、前記スイッチSW1による検出時点から0.180
秒経過した時点で中図柄Cが変動を開始し、前記スイッ
チSW1による検出時点から0.357秒経過した時点
で右図柄Bが変動を開始する。尚、変動速度は、1ドッ
トにつき0.008秒である。
【0057】尚、左図柄A、右図柄B、中図柄Cの図柄
の種類は、いずれも「0」、「1」、…、「A」、
「B」、「C」の13種類であり、変動順序は、「0」
→「1」…「9」→「A」→「B」→「C」→「0」で
ある。
【0058】なお、本実施形態のパチンコ遊技機では、
第1図柄表示装置2の停止図柄の決定と停止のタイミン
グに関して、停止図柄と停止のタイミングをランダムと
するためにソフトウェア処理によるAカウンタ、Bカウ
ンタ、Lカウンタを設けてある。
【0059】Aカウンタは、左図柄A、右図柄B、中図
柄Cの当り判定を行うためのカウンタであり、電源投入
時に「0」からスタートし、割り込み(2.731m
s)毎に1ずつ更新アップして0乃至180の範囲内で
循環的に更新されるカウンタである。
【0060】Bカウンタは、3バイトで構成され、第1
バイトを左図柄A、第3バイトを右図柄B、第2バイト
を中図柄Cに設定してあり、左図柄A、右図柄B、中図
柄Cのはずれ時の停止図柄を決定するためのカウンタで
ある。電源投入時「0」からスタートし、割り込み
(2.731ms)毎に、第1バイト目(左図柄A)を
1ずつ更新アップして0乃至12の範囲で循環的に更新
し、第2バイト目()は第1バイト目が12から0にな
る毎に1ずつ更新アップして0乃至12の範囲で循環的
に更新し、第3バイト目()は第2バイト目が12から
0になる毎に1ずつ更新アップして0乃至12の範囲で
循環的に更新する。
【0061】なお、作成された左図柄A、右図柄B、中
図柄Cに関するはずれ図柄の組み合せは、はずれ図柄記
憶エリアに格納される。また、左図柄A、右図柄B、中
図柄Cの作成周期は、それぞれ異なるため左図柄A、右
図柄B、中図柄Cが全て同じ値となる当りの組み合せも
処理上作成されるが、当りの組み合せが作成された場合
には破棄される。
【0062】Lカウンタは、左図柄A、右図柄B、中図
柄Cの当り時の停止図柄を決定カメためのカウンタであ
って、電源投入時に「0」からスタートし、割り込み
(2.731ms)毎に1ずつ更新アップして0乃至1
2の範囲内で循環的に更新されるカウンタである。
【0063】メイン制御装置54は、第1作動口入賞検
出スイッチSW1の検出信号が入力されると、その時点
のAカウンタの値を記憶する。なお、第1作動口入賞検
出スイッチSW1による図柄変動開始に関する記憶個数
は、現在図柄変動中である場合を含めて最大5個まで記
憶される。
【0064】図9は第1図柄表示装置2の左図柄A、右
図柄B、中図柄Cの図柄変動における図柄停止を概略で
示すタイミングチャートである。メイン制御装置54
は、図柄が変動を開始して約5.00秒経過した時点
で、現在行っている図柄変動に関して記憶したAカウン
タの値の当り外れの判定と、停止図柄の決定が行われ
る。実施形態では、記憶したAカウンタの値が「41」
である時に当りと判別し、それ以外の値である場合はず
れと判別している。
【0065】当り外れの判別結果が当たりである場合、
その時点のLカウンタの値(0〜12のうちのいずれか
1つ)により停止図柄を決定する。当り外れの判別結果
がはずれである場合、はずれ図柄記憶エリアに格納され
ている左図柄A、右図柄B、中図柄Cの内容が停止図柄
となる。
【0066】メイン制御装置54は、停止図柄を決定す
ると、決定した停止図柄の左図柄Aと右図柄Bとが同じ
であるか否かを判別し、判別結果により図柄停止動作に
おいてリーチを発生させるか否かを決定する。決定した
停止図柄の左図柄A(Bカウンタの第1バイト目)と右
図柄B(Bカウンタの第3バイト目)とが異なる場合
は、リーチを発生しない停止動作となり、決定した停止
図柄の左図柄Aと右図柄Bとが同じ場合は、リーチを発
生する停止動作となる。
【0067】リーチを発生しない停止動作である場合に
は、決定した図柄番号より、左図柄Aは2図柄前に差し
換えて停止図柄と一致した時点で変動停止する。右図柄
Bは、左図柄Aが停止した時点で2図柄前に差し換えて
停止図柄と一致した時点で変動を停止する。中図柄C
は、右図柄Bが停止した時点で1図柄前に差し換えて停
止図柄と一致した時点で変動停止する。なお、図柄を差
し換えた後の変動速度は、1ドットにつき0.032秒
である。
【0068】リーチを発生する停止動作である場合に
は、まず、リーチのパターンの決定を行う。本実施形態
では、リーチのパターンは、左図柄A及び右図柄Bの停
止パターンに関してパターン1、パターン2及びパター
ン3の3種類を設定し、さらに、中図柄Cの停止パター
ンに関してパターン1、パターン2、パターン3及びパ
ターン4の4種類設定している。
【0069】左図柄A及び右図柄Bの変動停止パターン
に関する内容について説明する。パターン1は、停止図
柄が決定すると、決定された停止図柄番号より、左図柄
Aは2図柄前に差し換えて停止図柄と一致した時点で変
動停止する。右図柄Bは、左図柄Aが停止した時点で2
図柄前に差し換えて停止図柄と一致した時点で変動を停
止する。
【0070】パターン2は、停止図柄が決定すると、決
定された停止図柄番号より、左図柄Aは3〜4図柄前
(図10参照)に差し換えて停止図柄と一致した時点で
変動停止する。右図柄Bは、左図柄Aが停止した時点で
2図柄前に差し換えて停止図柄と一致した時点で変動を
停止する。
【0071】パターン3は、停止図柄が決定すると、決
定された停止図柄番号より、左図柄Aは2図柄前に差し
換えて停止図柄と一致した時点で変動停止する。右図柄
Bは、左図柄Aが停止した時点で3〜6図柄前(図11
参照)に差し換えて停止図柄と一致した時点で変動を停
止する。
【0072】なお、左図柄A、右図柄B共に差し換え後
は1ドット0.032秒で変動する。但し、3図柄以上
の差し換えの場合、最初の2図柄分は1ドット0.03
2秒で変動し、3図柄目からは1ドット0.016秒で
変動する。
【0073】図9において時間T1は、リーチを発生し
ない停止動作である場合には、1.114秒となり、前
記の左図柄A及び右図柄Bの変動停止パターンに関して
パターン1である場合には、1.114秒となり、パタ
ーン2である場合には、1.425秒または1.704
秒となり、パターン3である場合には、1.114秒と
なる。
【0074】図9において時間T2は、リーチを発生し
ない停止動作である場合には、1.114秒となり、前
記の左図柄A及び右図柄Bの変動停止パターンに関して
パターン1である場合には、1.114秒となり、パタ
ーン2である場合には、1.114秒となり、パターン
3である場合には、1.425秒または2.2641秒
となる。
【0075】リーチ時の中図柄Cの停止動作は、右図柄
Bが停止した時点で、左図柄A及び右図柄Bの6図柄前
に差し換え、この時点のBカウンタの第3バイト目の値
及び後述の変動停止パターン1〜4の何れの動作を行う
かによって変動ベースタイムをセットし(図12参
照)、変動ベースタイムのセット後、1ドット0.04
6秒で変動し、変動ベースタイム経過後、変動停止パタ
ーン1〜4の何れの動作を行う。
【0076】次に、中図柄Cの変動停止パターンに関す
る内容について説明する。パターン1は、停止図柄と一
致するまで、1ドット0.046秒で変動し、一致した
時点で変動停止する。
【0077】パターン2は、停止図柄と一致するまで、
表示図柄にずれがある時には1ドット0.057秒で変
動し、表示図柄にずれがない時には1ドット0.248
秒で変動し、一致した時点で変動停止する。
【0078】パターン3は、停止図柄と一致するまで、
表示図柄にずれがある時には1ドット0.057秒で変
動し、表示図柄にずれがない時には1ドット0.248
秒で変動し、一致した時点で変動停止する。
【0079】パターン4は、当り図柄の6図柄後まで1
ドット0.046秒で変動し、当り図柄の6図柄後の図
柄と一致した時点で、0.499秒間一時停止し、再
び、1ドット0.005秒で変動開始し、当り図柄の5
図柄後の図柄と一致した時点で、再度0.499秒間一
時停止する。この動作を、当り図柄の4図柄後、3図柄
後、2図柄後、1図柄後と順に停止図柄と一致するまで
繰り返し、停止図柄と一致した時点で停止する。
【0080】次に、上述した左図柄A及び右図柄Bの変
動停止パターン1〜3の決定、並びに中図柄Cの変動停
止パターン1〜4の決定について説明する。
【0081】まず、はずれリーチである場合ついて、即
ち、決定した停止図柄の左図柄Aと右図柄Bとが同じで
あり、かつ決定した中図柄Cが左図柄A及び右図柄Bと
は異なる場合について、説明する。
【0082】はずれリーチである場合、左図柄A及び右
図柄Bの変動停止パターン1〜3の決定、並びに中図柄
Cの変動停止パターン1〜4の決定は、決定した左図柄
A(Bカウンタの第1バイト目の値=左図柄Aの図柄番
号)と右図柄B(Bカウンタの第3バイト目の値=右図
柄Bの図柄番号=左図柄Aの図柄番号)及び中図柄C
(Bカウンタの第2バイト目=中図柄Cの図柄番号)に
より、言い換えれば、左図柄Aの図柄番号(=右図柄B
の図柄番号)に対する中図柄Cの図柄番号の差分により
決定する。
【0083】(ア)中図柄Cが、当り図柄(左図柄Aの
図柄番号=右図柄Bの図柄番号=中図柄Cの図柄番号)
の1図柄前後の図柄以外で停止する時、左図柄A及び右
図柄Bの変動停止はパターン1に決定し、中図柄Cの変
動停止はパターン1に決定する。
【0084】(イ)中図柄Cが、当り図柄の1図柄前の
図柄で停止する時、かつ左図柄A及び右図柄Bが「0」
である時、左図柄A及び右図柄Bの変動停止はパターン
1に決定し、中図柄Cの変動停止はパターン2に決定す
る。
【0085】(ウ)中図柄Cが、当り図柄の1図柄前の
図柄で停止する時、かつ左図柄A及び右図柄Bが「0」
以外である時、左図柄A及び右図柄Bの変動停止はパタ
ーン1に決定し、中図柄Cの変動停止はパターン3に決
定する。
【0086】(エ)中図柄Cが、当り図柄の1図柄後の
図柄で停止する時、かつ左図柄A及び右図柄Bが
「1」、「3」、「5」、「7」、「9」、「B」のう
ちの何れかである時、左図柄A及び右図柄Bの変動停止
はパターン1に決定し、中図柄Cの変動停止はパターン
4に決定する。
【0087】(オ)中図柄Cが、当り図柄の1図柄後の
図柄で停止する時、かつ左図柄A及び右図柄Bが
「2」、「6」、「A」のうちの何れかである時、左図
柄A及び右図柄Bの変動停止はパターン2に決定し、中
図柄Cの変動停止はパターン1に決定する。
【0088】(カ)中図柄Cが、当り図柄の1図柄後の
図柄で停止する時、かつ左図柄A及び右図柄Bが
「0」、「4」、「8」、「C」のうちの何れかである
時、左図柄A及び右図柄Bの変動停止はパターン3に決
定し、中図柄Cの変動停止はパターン1に決定する。
【0089】次に、当りリーチである場合ついて、即
ち、決定した停止図柄の左図柄Aと右図柄Bと中図柄C
とが全て同じである場合について説明する。当りリーチ
である場合、左図柄A及び右図柄Bの変動停止パターン
1〜3の決定、並びに中図柄Cの変動停止パターン1〜
4の決定は、決定した左図柄A(Bカウンタの第1バイ
ト目の値=左図柄Aの図柄番号)と、後述するDカウン
タの値によりにより決定する。
【0090】(ア)当り図柄で停止すると決定した時点
のBカウンタの第1バイト目の値が、「10」、「1
1」、「12」のうちの何れかである時、左図柄A及び
右図柄Bの変動停止はパターン1に決定し、中図柄Cの
変動停止はパターン4に決定する。
【0091】(イ)当り図柄で停止すると決定した時点
のBカウンタの第1バイト目の値が、0〜9のうちの何
れかである時、この時点のDカウンタの値により左図柄
A及び右図柄Bの変動停止パターンと、中図柄Cの変動
停止パターンとを決定する(図13参照)。なお、Dカ
ウンタは、電源投入時に「0」からスタートし、割り込
み(2.731ms)毎に1ずつ更新アップして0乃至
29の範囲内で循環的に更新されるカウンタである。な
お、図13は、Dカウンタの値に応じて決定される左図
柄A及び右図柄Bの変動停止パターンと、中図柄Cの変
動停止パターンとを示す表である。
【0092】また、Dカウンタの値が2,3,4,9,
10,11の何れかである時、中図柄Cはセットされた
変動ベースタイム経過後、図14に示すような当り図柄
の3〜5図柄前で0.499秒間一時停止の動作を行
う。さらに、Dカウンタの値が0,1,7,8の何れか
である時、中図柄Cは当り図柄変動停止時に、その図柄
より14ドット行き過ぎて、そこで0.499秒一時停
止してから14ドット戻って停止する動作を行う。
【0093】図9において時間T3は、リーチを発生し
ない停止動作である場合には、0.557秒となり、前
記の中図柄Cの変動停止パターンに関してパターン1で
ある場合において、一時停止・戻り動作なしの場合は
5.524秒〜19.731秒となり、一時停止動作あ
りの場合は15.449秒となり、戻り動作ありの場合
は11.836秒〜21.307秒となる。
【0094】また、前記の中図柄Cの変動停止パターン
に関してパターン2である場合、18.352秒または
19.518秒となり、パターン3である場合におい
て、一時停止・戻り動作なしの場合は18.352秒ま
たは19.518秒となり、一時停止動作ありの場合は
19.769秒となり、戻り動作ありの場合は21.4
38秒となる。さらに、パターン4である場合は、1
7.513秒〜19.122秒となる。
【0095】また、図9において時間T4は、停止図柄
の確認時間であって、ゲート入口4への記憶数により、
記憶数が1個の場合は1.600秒であり、記憶数が2
個の場合は1.401秒であり、記憶数が3個の場合は
1.201秒であり、記憶数が4個の場合は0.999
秒である。ただし、はずれリーチ図柄で停止した後の停
止図柄の確認時間は記憶数に無関係に1.898秒とな
る。
【0096】図9に示すように第1図柄表示装置2は図
柄変動を開始してから約7.786秒〜24.879秒
経過すると、左図柄A、右図柄B、中図柄Cの順で図柄
変動を停止する。変動停止した左図柄A、右図柄B、中
図柄Cの組み合せが、「0,0,0」、「1,1,
1」、「2,2,2」、「3,3,3」、「4,4,
4」、「5,5,5」、「6,6,6」、「7,7,
7」、「8,8,8」、「9,9,9」「a,a,
a」、「b,b,b」、「c,c,c」、のうちのいず
れかに一致した場合に、第1図柄表示装置2に関して当
りとなる。
【0097】第1図柄表示装置2において当りが発生す
ると、第1可変入賞装置5,6が共に作動して第2作動
口12,13を25.6秒間に約2.8秒の開放を2回
行い、第2作動口,へのパチンコ球の入賞が可能とな
る。なお、図15に第1可変入賞装置5,6の動作タイ
ミングチャートを示す。
【0098】また、変動停止した左図柄A、右図柄B、
中図柄Cの組み合せが、前記の当り図柄の組み合せのど
れにも一致しない場合には、第1図柄表示装置2に関し
て外れとなる。前記のはずれの場合、第1可変入賞装置
5,6の作動は行われない。
【0099】開放中の第2作動口12,13のいずれか
にパチンコ球が入賞すると、図4に示すように、第2作
動口12に入賞した場合には球誘導樋42により誘導さ
れ、第2作動口入賞検出スイッチSW2aにより検出さ
れた後、パチンコ遊技機内に回収される一方、第2作動
口13に入賞した場合には球誘導樋43により誘導さ
れ、第2作動口入賞検出スイッチSW2bにより検出さ
れた後、パチンコ遊技機内に回収される。
【0100】なお、第2作動口12,13への第2図柄
表示装置11の図柄変動開始に関わる入賞は、メイン制
御装置54により2つの作動口への入賞を合わせて最大
4つまで記憶され、記憶個数に対応して記憶数表示LE
D28(図3参照)により個数点灯される。尚、入賞口
への入賞に対する7個払出しについては、入賞個数に対
応して払い出しを行う。即ち、5個入賞した場合には、
5個分の入賞に対応する7個払出しを行う。
【0101】第2作動口12,13にパチンコ球が入賞
すると、第2図柄表示装置11において図柄Dが変動を
開始する。なお、図16に第2図柄表示装置11の図柄
変動の動作タイミングチャートを示す。第2図柄表示装
置11は図柄変動を開始してから約7.9秒経過する
と、図柄Dが変動を停止する。変動停止した図柄Dが、
「1」〜「F」の時に第2図柄表示装置11に関して当
りとなり、第2可変入賞装置7が作動し、第3作動口1
4を約28.5秒間に約1.2秒の開放を4回行い、第
3作動口26へのパチンコ球の入賞が可能となる。な
お、図17に第2可変入賞装置7の動作タイミングチャ
ートを示す。
【0102】また、変動停止した図柄Dが「0」となっ
た場合には、第2図柄表示装置11に関してはずれとな
る。前記のはずれの場合、第2可変入賞装置7の作動は
行われない。
【0103】開放中の第3作動口14にパチンコ球が入
賞すると、図4に示すように、このパチンコ球は球誘導
樋44により誘導され、第3作動口入賞検出スイッチS
W3により検出された後、パチンコ遊技機内に回収され
る。
【0104】第3作動口14にパチンコ球が入賞する
と、第3可変入賞装置8が作動し、その入賞口26が約
5.5秒の開放し、当該入賞口26へのパチンコ球の入
賞が可能となる。なお、図18に第3可変入賞装置8の
動作タイミングチャートを示す。開放中の入賞口26に
パチンコ球が入賞すると、図4に示すように、このパチ
ンコ球は球誘導樋46あるいは球誘導樋47により誘導
され、入賞検出スイッチSW4あるいは入賞検出スイッ
チSW5により検出された後、パチンコ遊技機内に回収
される。入賞検出スイッチSW4あるいは入賞検出スイ
ッチSW5により検出された場合、賞品球の15個払出
が行われる。
【0105】以上のように、実施形態のパチンコ遊技機
は、第1図柄表示装置2、第2図柄表示装置11の2種
類の図柄表示装置を備えると共に、第1図柄表示装置2
の図柄変動開始に関わるゲート入口(第1作動口)4、
第2図柄表示装置11の図柄変動開始に関わる第2作動
口12,13、第3可変入賞装置8の作動に関わる第3
作動口14の3種類の作動口と、第1乃至第3可変入賞
装置5,6,7,8を備え、第1可変入賞装置5,6の
作動による第2作動口12,13への入球を可能とする
条件を第1図柄表示装置2における当り成立により条件
付けし、第2可変入賞装置5,6の作動による第3作動
口14への入球を可能とする条件を第2図柄表示装置1
1における当り成立により条件付けし、第3可変入賞装
置8の作動による第3可変入賞装置8の入賞口26への
入球を可能とする条件を、第2可変入賞装置14の作動
時により条件付けすることで、各要素を関係付けするこ
とにより、新規な遊技内容を設定できるパチンコ遊技機
を提供するものである。
【0106】また、パチンコ球が入球可能な第1可変入
賞装置5,6の実質的な作動時間は、図15に示すよう
に開放時間2.8秒と開放回数2回であるから、5.6
秒となる一方、パチンコ球が入球可能な第2可変入賞装
置7の実質的な作動時間は、図17に示すように開放時
間1.2秒と開放回数4回であるから、4.8秒とな
り、単に入賞装置の開閉回数の多いほうが有利であると
いった遊技者の遊技感覚とは異なる入賞発生状態を作り
出すことができる。
【0107】また、図19乃至図21は、遊技状態の別
に対応する各種表示ランプ・LEDの点灯態様を示す表
である。さらに、図22乃至図23は、遊技状態の別に
対応する効果音並びに音声の音表示態様を示す表であ
る。尚、各種表示ランプ・LEDの点灯態様及び効果音
の音表示態様については、図面によってのみ示すものと
し、詳細な説明は省略する。
【0108】
【発明の効果】本発明のパチンコ遊技機によれば、図柄
変動に関わる作動口を第1及び第2の2種類備え、2種
類の作動口にそれぞれ関わる図柄表示装置を第1、第2
の2種類備え、特定遊技条件の成立によって作動してパ
チンコ球の入球を可能とする可変入賞装置を第1、第
2、第3の3種類備え、第1可変入賞装置の作動による
第2作動口への入球を可能とする条件を第1図柄表示装
置の当り成立により条件付けし、第2可変入賞装置の作
動による第3作動口への入球を可能とする条件を第2図
柄表示装置の当り成立により条件付けし、第3可変入賞
装置の作動による第3可変入賞装置の入賞口への入球を
可能とする条件を、第2可変入賞装置の作動時により条
件付けすることで、各要素を関係付けすることにより、
新規な遊技内容を設定することができる。
【0109】また、第1図柄表示装置を、第2図柄表示
装置よりも図柄変動を行うための表示部の個数を多く有
し、第1図柄表示装置の変動時間を、第2図柄表示装置
の変動時間よりも長いものとする構成により、第1図柄
表示装置による図柄変動により、遊技者に長く期待感を
与えることとなり、パチンコ遊技の2次的な趣向を増強
させることができる。
【0110】また、第1可変入賞装置及び第2可変入賞
装置の作動回数が複数回設定されており、該第1可変入
賞装置及び第2可変入賞装置のうち、作動回数が多く設
定された入賞装置に関する入賞可能時間を、作動回数が
少なく設定された入賞装置に関する入賞可能時間よりも
短いものとする構成により、単に入賞装置の開閉回数の
多いほうが有利であるといった遊技者の遊技感覚とは異
なる入賞発生状態を作り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のパチンコ遊技機に配備された遊技盤
面の正面図
【図2】各表示ランプ並びに表示LEDを示す遊技盤面
の正面図
【図3】遊技盤面に装着された図柄表示ユニットの拡大
正面図
【図4】各種入賞検出スイッチや各種ソレノイドの配設
状態示す遊技盤の裏面図
【図5】第3可変入賞装置の拡大斜視図
【図6】実施形態のパチンコ遊技機に配備された制御系
統の要部ブロック図
【図7】実施形態のパチンコ遊技機におけるパチンコ球
の払出し装置の要部ブロック図
【図8】第1図柄表示装置の左図柄A、右図柄B、中図
柄Cの図柄変動開始時のタイミングチャート
【図9】第1図柄表示装置の左図柄A、右図柄B、中図
柄Cの図柄変動における図柄停止を概略で示すタイミン
グチャート
【図10】左図柄A及び右図柄Bの変動停止パターン2
における決定された停止図柄番号と、左図柄Aの差し換
え数との関係を示す表
【図11】左図柄A及び右図柄Bの変動停止パターン3
における決定された停止図柄番号と、右図柄Bの差し換
え数との関係を示す表
【図12】中図柄Cの変動停止パターンに関する停止図
柄番号と変動ベースタイムとの関係を示す表
【図13】Dカウンタの値に応じて決定される左図柄A
及び右図柄Bの変動停止パターンと、中図柄Cの変動停
止パターンとを示す表
【図14】中図柄Cが一時停止動作を行う際の停止図柄
と、一時停止する図柄が何図柄前であるかを示す表
【図15】第1可変入賞装置の動作タイミングチャート
【図16】第2図柄表示装置の図柄変動の動作タイミン
グチャート
【図17】第2可変入賞装置の動作タイミングチャート
【図18】第3可変入賞装置8の動作タイミングチャー
【図19】実施形態のパチンコ遊技機における遊技状態
の別に対応する各種表示ランプ・LEDの点灯態様を示
す表
【図20】図19の表のつづき
【図21】図20の表のつづき
【図22】実施形態のパチンコ遊技機における遊技状態
の別に対応する効果音の音表示態様を示す表
【図23】実施形態のパチンコ遊技機における遊技状態
の別に対応する音声表示態様を示す表
【符号の説明】
1 遊技盤面 2 第1図柄表示装置 3 図柄表示ユニット 4 ゲート入口(第1作動口) 5 第1可変入賞装置 6 第1可変入賞装置 7 第2可変入賞装置 8 第3可変入賞装置 9 可動扉 10 天入賞口 11 第2図柄表示装置 12 第2作動口 13 第2作動口 14 第3作動口 15 左袖入賞口 16 ゲート出口 17 左落し入賞口 18 左袖下入賞口 19 右落し入賞口 20 右袖下入賞口 21 装飾LED装置 22 装飾LED装置 23 ランプ付き風車 24 風車 25 アウト受入口 26 入賞口(第3可変入賞装置) 27 記憶数表示LED(第1図柄表示装置) 28 記憶数表示LED(第2図柄表示装置) 29 飾りLED 30 飾りLED 31 飾りLED 32 飾りLED 33 飾りLED 34 表示ランプ 35 表示ランプ 36 球レール 37 飾りLED 38 飾りLED 39 払出ランプ 40 球切れランプ 41 球誘導樋 42 球誘導樋 43 球誘導樋 44 球誘導樋 45 振分片 46 球誘導樋 47 球誘導樋 48 球誘導樋 49 球誘導樋 50 球誘導樋 51 球誘導樋 52 球誘導樋 53 球誘導樋 54 メイン制御装置 55 スイッチ入力回路 56 スイッチ入力回路 57 満タン検出器 58 空切り検出器 59 表示用ドライバ 60 表示用ドライバ 61 表示用ドライバ 62 ドライバ 63 ドライバ 64 ドライバ 65 音駆動部 66 スピーカ 68 払出し装置 69 払出制御装置 70 球排出装置 71 カードユニット 72 賞球用排出路 73 貸球用排出路 74 排出球検出センサ 75 排出球検出センサ A 左図柄(第1図柄表示装置) B 右図柄(第1図柄表示装置) C 中図柄(第1図柄表示装置) D 図柄(第2図柄表示装置) SW1 第1作動口入賞検出スイッチ SW2 第2作動口入賞検出スイッチ SW3 第3作動口入賞検出スイッチ SW4 入賞検出スイッチ SW5 入賞検出スイッチ SW6 入賞検出スイッチ SW7 入賞検出スイッチ SW8 入賞検出スイッチ SW9 入賞検出スイッチ SW10 入賞検出スイッチ SW11 入賞検出スイッチ SOL1 ソレノイド SOL2 ソレノイド SOL3 ソレノイド M1 賞球モータ M2 発射モータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月27日(1999.1.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月29日(1999.9.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図柄表示ユニット3の頂部には天入賞口1
0が設けられ、図柄表示ユニット3の前面上部には、セ
グメント形式の第2図柄表示装置11が配設され、図柄
表示ユニット3の左右に配設した第1可変入賞装置5,
6の各入賞口がそれぞれ第2図柄表示装置11の図柄変
動の作動口12,13(第2作動口)に設定されてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】上述した各要素の他に遊技盤面1には、第
2可変入賞装置7の左方に普通入賞口としての左袖入賞
口15が配設され、第2可変入賞装置7の右方の右袖位
置にゲート入口に連通したゲート出口16が配設され、
遊技盤面1の下部左方と下部右方にそれぞれ普通入賞口
として設定された左落し入賞口17、左袖下入賞口1
8、右落し入賞口19及び右袖下入賞口20が設けら
れ、遊技盤面1の中央部左方と中央部右方にそれぞれ装
飾LED装置21,22が配設されている。さらに、ラ
ンプ付き風車23、風車24、アウト受入口25が配設
されているが、これらの要素は公知であるので説明を省
略する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】次に、遊技盤面に配備された各表示ランプ
並びに表示LEDについて説明する。尚、図3は、図柄
表示ユニット3の拡大正面図である。図3に示すよう
に、図柄表示ユニット3の中央には第1図柄表示装置2
が組み込まれており、第1図柄表示装置2の左右には、
ゲート入口4への入賞記憶を最大4つまで点灯表示する
記憶数表示LED27が配備されている。また、図柄表
示ユニット3の上部前面には第2図柄表示装置11が組
み込まれており、第2図柄表示装置11の左右に2個ず
つ第2作動口12,13への入賞記憶を最大4つまで点
灯表示する記憶数表示LED28が配備されている。さ
らに、図柄表示ユニット3の上部の左右内部には飾りL
ED29が配設され、図柄表示ユニット3の中央左側の
内部と中央右側の内部とに飾りLED30が配設されて
いる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】Bカウンタは、3バイトで構成され、第1
バイトを左図柄A、第3バイトを右図柄B、第2バイト
を中図柄Cに設定してあり、左図柄A、右図柄B、中図
柄Cのはずれ時の停止図柄を決定するためのカウンタで
ある。電源投入時「0」からスタートし、割り込み
(2.731ms)毎に、第1バイト目(左図柄A)を
1ずつ更新アップして0乃至12の範囲で循環的に更新
し、第2バイト目は第1バイト目が12から0になる毎
に1ずつ更新アップして0乃至12の範囲で循環的に更
新し、第3バイト目は第2バイト目が12から0になる
毎に1ずつ更新アップして0乃至12の範囲で循環的に
更新する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】Lカウンタは、左図柄A、右図柄B、中図
柄Cの当り時の停止図柄を決定するためのカウンタであ
って、電源投入時に「0」からスタートし、割り込み
(2.731ms)毎に1ずつ更新アップして0乃至1
2の範囲内で循環的に更新されるカウンタである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に、第1作動口、前記第1作動
    口への入球発生に基いて図柄の変動を行う第1図柄表示
    装置、第2作動口を備えた電動式の第1可変入賞装置、
    前記第2作動口への入賞発生に基いて図柄の変動を行う
    第2図柄表示装置、第3作動口を備えた電動式の第2可
    変入賞装置および入賞口を備えた第3可変入賞装置を設
    け、 前記第1図柄表示装置が変動後に停止した図柄が特定図
    柄に一致した場合、前記第1可変入賞装置を作動して前
    記第2作動口を入球可能とし、前記第2作動口への入賞
    発生に基く前記第2図柄表示装置の図柄変動後の停止図
    柄が特定図柄に一致した場合、前記第2可変入賞装置を
    作動して前記第3作動口を入球可能とし、前記第3作動
    口への入賞発生に基いて前記第3可変入賞装置を作動
    し、該第3可変入賞装置の入賞口を入球可能とすること
    を特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記第1図柄表示装置は、前記第2図柄
    表示装置よりも図柄変動を行うための表示部の個数を多
    く有し、前記第1図柄表示装置の変動時間が、前記第2
    図柄表示装置の変動時間よりも長いことを特徴とする請
    求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第1可変入賞装置及び第2可変入賞
    装置の作動回数が複数回設定されており、該第1可変入
    賞装置及び第2可変入賞装置のうち、作動回数が多く設
    定された入賞装置に関する入賞可能時間が、作動回数が
    少なく設定された入賞装置に関する入賞可能時間より
    も、短いことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊
    技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007346A (ja) * 2005-07-08 2007-01-18 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2008093338A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Heiwa Corp パチンコ遊技機の遊技盤
JP2008183431A (ja) * 2008-04-25 2008-08-14 Takao:Kk 遊技機

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JP2008093338A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Heiwa Corp パチンコ遊技機の遊技盤
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