JP2000177280A - 重ね合わせ葉書用シート - Google Patents

重ね合わせ葉書用シート

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JP2000177280A
JP2000177280A JP10360252A JP36025298A JP2000177280A JP 2000177280 A JP2000177280 A JP 2000177280A JP 10360252 A JP10360252 A JP 10360252A JP 36025298 A JP36025298 A JP 36025298A JP 2000177280 A JP2000177280 A JP 2000177280A
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sheet
postcard
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JP10360252A
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Kenji Takahashi
賢司 高橋
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Toppan Edge Inc
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Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種商品の引換券を、内容が第三者に視認で
きない状態で郵送し、宛名人への配達も確認できる葉書
を作成するための、重ね合わせ葉書用シート。 【解決手段】 葉書本体シート2は引換券を兼ね、その
表面には葉書表示17と商品券引換情報記入欄20を設
け、宛名シート3には、折り重ねた時に商品券引換情報
記入欄20は被覆するが葉書表示17は露出するように
円孔22を設けるとともに、葉書本体シート2との重ね
合わせ面と反対側の面に宛名情報記載部を設け、配達証
シート4はともに分離可能な第1配達証8と第2配達証
9からなり、第1配達証8の葉書本体シート2との重ね
合わせ面と反対側の面には引受番号をバーコード41で
記載する引受番号記入欄28と受領印捺印欄30を設
け、第2配達証9の葉書本体シート2との重ね合わせ面
と反対側の面には第1配達証8のバーコード41と同一
内容のバーコード41を記載する引受番号記入欄29を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三枚のシートを重
ね合わせて葉書を作成するための重ね合わせ葉書用シー
トに関し、特に、一枚のシートが各種商品と引き換える
ための引換券を兼ね、この引換券の配達を、配達記録を
残して確認できるようにした葉書を作成するための重ね
合わせ葉書用シートに関する。なお、本明細書において
商品とは、財産的価値のある物品をいう。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、デパートをはじめとする
大規模小売店において、各種商品と引き換える引換券を
発行する場合がある。この引換券は封筒に入れて郵送し
ているが、これによると、大量の引換券を郵送する場合
には郵送料金が嵩むという不都合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の不都
合を解消するとともに、引換券の内容を第三者に視認で
きない状態で郵送でき、しかも宛名人への配達を確認で
きる葉書を作成するための、重ね合わせ葉書用シートを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本願の請求項1に記載した重ね合わせ葉書用シート
は、表面に葉書表示を設けた葉書本体シートと、この葉
書本体シートの表面に剥離可能に接着する宛名シート
と、前記葉書本体シートの裏面に剥離可能に接着する配
達証シートとからなり、前記宛名シートには、前記葉書
本体シートに重ね合わせた時に前記葉書表示を露出する
ための切り欠き部を設けるとともに、前記葉書本体シー
トとの重ね合わせ面と反対側の面に宛名情報記載部を設
け、前記葉書本体シートと前記宛名シートのいずれか一
方は各種商品と引き換えるための引換券を兼ね、引換券
の重ね合わせ面には引換情報記載部を設け、前記配達証
シートはともに分離可能な第1配達証と第2配達証とか
らなり、第1配達証の前記葉書本体シートとの重ね合わ
せ面と反対側の面には引受番号等の配達情報を記載する
配達情報記載部と受領印捺印部とを設け、第2配達証の
前記葉書本体シートとの重ね合わせ面と反対側の面には
前記第1配達証の配達情報に関連する配達情報を記載す
る配達情報記載部を設けたものである。
【0005】また、上記目的を達成するために本願の請
求項2に記載した重ね合わせ葉書用シートは、葉書本体
シートの左右に折り部を介して宛名シートと配達証シー
トを連接し、前記葉書本体シートの表面には前記宛名シ
ートを前記折り部から折り重ね、前記葉書本体シートの
裏面には前記配達証シートを前記折り部から折り重ね、
各重ね合わせ面を剥離可能に接着して、重ね合わせ葉書
とするための重ね合わせ葉書用シートであって、前記葉
書本体シートは各種商品と引き換えるための引換券を兼
ね、その表面には葉書表示を設けるとともに、引換券情
報記載部を設け、前記宛名シートには、折り重ねた時に
前記引換券情報記載部は被覆するが前記葉書表示は露出
するように切り欠き部を設けるとともに、前記葉書本体
シートとの重ね合わせ面と反対側の面に宛名情報記載部
を設け、前記配達証シートはともに分離可能な第1配達
証と第2配達証とからなり、第1配達証の前記葉書本体
シートとの重ね合わせ面と反対側の面には引受番号等を
機械読み取り可能に表示してなる機械読み取り用配達情
報を記載する配達情報記載部と受領印捺印部とを設け、
第2配達証の前記葉書本体シートとの重ね合わせ面と反
対側の面には前記第1配達証の機械読み取り用配達情報
と同一内容の機械読み取り用配達情報を記載する配達情
報記載部を設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明をデパートの商品券
用引換券の郵送に適用した場合の好適な実施形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、図1〜
図5は第1の実施形態を示し、図1は重ね合わせ葉書用
シートの表面側を示す平面図、図2は同じく裏面側を示
す平面図、図3は重ね合わせ葉書用シートの断面図、図
4は作成した重ね合わせ葉書を示す斜視図、図5は配達
証の一部を剥離した状態を示す斜視図、図6は他の実施
形態の重ね合わせ葉書用シートで作成した重ね合わせ葉
書を示す斜視図、図7はさらに他の実施形態の重ね合わ
せ葉書用シートで作成した重ね合わせ葉書を示す斜視図
である。
【0007】はじめに、図1〜図5に基づいて第1の実
施形態を説明する。図1〜図3に示すように、重ね合わ
せ葉書用シート1は、引換券を兼ねる葉書本体シート2
の左右に折り部たる折り兼切り用ミシン目5,6を介し
て連接した宛名用シート3と配達証シート4からなり、
配達証シート4は、切り用ミシン目7で上下に二分割し
てなる第1配達証8と第2配達証9とからなる。そし
て、図1及び図2に示すように、重ね合わせ葉書用シー
ト1は、折り兼切り用ミシン目10を介して天地方向に
多数連接した連続状態にある。
【0008】葉書本体シート2と、宛名シート3と、配
達証シート4は、互いにほぼ同一サイズで、葉書の法定
規格に適合するサイズであり、葉書本体シート2と配達
証シート4の表面側同士が互いに重ね合わされる重ね合
わせ面であり、また、葉書本体シート2と宛名シート3
の裏面側同士が互いに重ね合わされる重ね合わせ面であ
る。
【0009】宛名シート3と配達証シート4の葉書本体
シート2と反対側には、それぞれ切り用ミシン目11,
14を境にして、移送孔12,15を等間隔に多数透設
してなるマージナル部13,16を設けている。前記各
移送孔12,15は、連続状態にある重ね合わせ葉書用
シート1をトラクタ装置(図示せず)を利用して移送す
る際に使用するもので、この移送中にプリント等の所定
の作業を前記重ね合わせ葉書用シート1に対して施すも
のである。また、前記各マージナル部13,16は、前
記トラクタ装置による移送作業が終了した後、前記重ね
合わせ葉書用シート1を折り兼切り用ミシン目5,6で
Z字状に折り重ねる、重ね合わせ作業の前段階等の適宜
段階で、各切り用ミシン目11,14から切り離され
る。
【0010】図1に示すように、葉書本体シート2の表
面には、「郵便はがき」という5文字からなる葉書表示
17を、折り兼切り用ミシン目5に沿ってあらかじめ印
刷している。また、この葉書本体シート2の上端に沿っ
て、「商品券引換券」という表題18をあらかじめ印刷
している。この表題18の下には、商品券引換関連情報
19をあらかじめ印刷するとともに、引換券情報記載部
たる商品券引換情報記入欄20を設けている。この商品
券引換情報記入欄20には、商品券引換対象者である顧
客名と、引換券の有効利用期間と、引き換える商品券の
額面を記入するものであるが、当初は空欄であり、図示
状態は所定情報をコンピュータと連動するプリンタでプ
リントした状態を示している。
【0011】また、宛名シート3の重ね合わせ面である
表面には、商品券引換関連情報や各種お知らせ等の案内
情報21をあらかじめ印刷している。そして、前記宛名
シート3には、葉書本体シート2に折り兼切り用ミシン
目6から折り重ねた時に、葉書表示17が露出するよう
に、切り用ミシン目11に沿って切り欠き部たる5つの
円孔22を透設している。さらに、前記宛名シート3の
切り用ミシン目11と折り兼切り用ミシン目10とが交
差する隅部には、重ね合わせ接着面の剥離開始動作を容
易にするために三角形状の切り欠き23を設けている。
なお、この切り欠き23縁を含む前記宛名シート3の周
縁に沿って、剥離動作をより容易にするために細帯状の
ベタ印刷部を設けてもよい。
【0012】配達証シート4の表出面である表面には、
第1配達証8及び第2配達証9の両証ともに、「配達
証」という表題24,25の下に、葉書の受取人の住
所、氏名を機械読み取り可能な情報として記入する受取
人記入欄26,27と、葉書の引受番号を機械読み取り
可能な機械読み取り用配達情報として記入する配達情報
記載部である引受番号記入欄28,29とを設け、さら
にその下に取扱日記入欄を設けている。加えて、前記第
1配達証8には受領印捺印欄30を設け、前記第2配達
証9には摘要欄31を設けている。前記第1配達証8と
第2配達証9における切り用ミシン目14と切り用ミシ
ン目7あるいは折り兼切り用ミシン目10とが交差する
隅部には、重ね合わせ接着面の剥離開始動作を容易にす
るために三角形状の切り欠き32,33を設けている。
なお、前記各欄26,27,28,29も当初は空欄で
あり、図示状態は所定情報をコンピュータと連動するプ
リンタでプリントした状態を示している。
【0013】一方、図2に示すように、葉書本体シート
2の裏面には、折り兼切り用ミシン目に沿って、差出人
名称44であるデパート名をあらかじめ印刷してある。
この葉書本体シート2の裏面に重ね合わす配達証シート
4の裏面には、特に何の情報も表示していないが、重ね
合わせ接着面の剥離を容易にするために、第1配達証8
と第2配達証9の各周縁に沿ってベタ印刷を施したり、
全面的に地紋印刷を施してもよい。なお、全面的な地紋
印刷を、他方の重ね合わせ面である葉書本体シート2の
裏面に施してもよい。
【0014】宛名シート3の表出面である表面には、受
取人記入欄26,27と同一の住所、氏名を記入する宛
名情報記載部34を設け、この宛名情報記載部34の下
の余白部分に各引受番号記入欄28,29と同一情報を
記入する引受番号記載部35を設けている。また、この
引受番号記載部35の下に「配達記録」という表示をあ
らかじめ印刷している。なお、前記宛名情報記載部34
と前記引受番号記載部35も当初は空欄状態にある。
【0015】図3に示すように、葉書本体シート2と宛
名シート3の重ね合わせ面である表面と、葉書本体シー
ト2と配達証シート4の重ね合わせ面である裏面には、
接着後に剥離可能な感圧性接着剤36を塗布して、重ね
合わせ面同士を剥離可能に接着し得るよう構成してい
る。感圧性接着剤36としては、印刷、プリントが可能
で、接着力が弱いものであればよいが、例えば、感圧性
で一旦接着すると剥離困難な非剥離性接着剤基剤に、こ
の非剥離性接着剤基剤に対して非親和性を示す微粒状充
てん剤を配合してなるものが好適である。そして、前記
微粒状充てん剤の配合割合によって、感圧性接着剤の接
着力を調整できる。
【0016】続いて、上述のように構成した重ね合わせ
葉書用シート1の使用方法を、重ね合わせ葉書の作成手
順とともに説明する。
【0017】連続状態にある重ね合わせ葉書用シート1
を、移送孔12,15を利用して図示していないトラク
タ装置で所定方向に移送しながら、プリントデータをあ
らかじめ入力したコンピュータと連動するプリンタ(図
示せず)を用いてプリント動作を行う。具体的には、図
1に示すように、重ね合わせ葉書用シート1の表面側に
は、葉書本体シート2の商品券引換情報記入欄20に、
顧客名37と、有効利用期間38と、引き換える商品券
の額面39とをプリントし、配達証シート4の各受取人
記入欄26,27には受取人の住所、氏名40を、ま
た、各引受番号記入欄28,29には葉書の引受番号を
バーコード化したバーコード41をそれぞれプリントす
る。
【0018】一方、図2に示すように、重ね合わせ葉書
用シート1の裏面側には、宛名シート3の宛名情報記載
部34に、各受取人記入欄26,27にプリントした受
取人の住所、氏名40と同一の葉書受取人の住所、氏名
からなる宛先42をプリントし、また、前記宛名記載部
34の下の引受番号記載部35には、各引受番号記入欄
28,29にプリントしたバーコード41と同一のバー
コード43をプリントする。そして、コンピュータによ
って受取人の住所、氏名40,42とバーコード41で
表示した引受番号とを紐付けしたうえ、適宜な記憶媒体
に格納する。この紐付け及び記憶媒体への格納は、プリ
ント作業前に行っておいてもよい。そして、この情報を
格納した記憶媒体は、葉書差出人であるデパートで保
管、管理する。なお、プリント作業は、両面プリンタで
表裏両面に同時にプリントするか、通常の片面プリンタ
を用いて各面毎にプリントすればよい。
【0019】所定の情報をプリントした重ね合わせ葉書
用シート1は、各マージナル部13,16を切り離した
うえ、各重ね合わせ面同士を対接するように各折り兼切
り用ミシン目5,6でZ字状に折り重ね、感圧性接着剤
36の接着条件である所定の圧を加えて、前記各重ね合
わせ面同士を剥離可能に接着する。そして、各折り兼切
り用ミシン目10を破断して単片化すると、図4に示す
ように、各重ね合わせ面に表示した情報が隠蔽されて外
部からは視認できない葉書45となり、投函可能とな
る。
【0020】葉書45を受けた引受局では、図5に示す
ように、第2配達証9を切り欠き33端から捲り上げ
て、葉書本体シート2の裏面から剥離するとともに、各
ミシン目5,7を破断して、前記第2配達証9を分離す
る。そして、取扱日を記入し、前記第2配達証9に記載
されている受取人の住所、氏名40と、バーコード41
とを、機械読み取りして、紐付けして記録した後、前記
第2配達証9を控えとして保管し、葉書45を配達局に
送る。
【0021】配達局では、葉書45を宛名人に配達した
際に、第1配達証8を切り欠き32端から捲り上げて
(図5参照)、葉書本体シート2の裏面から剥離すると
ともに、折り兼切り用ミシン目5を破断して、前記第1
配達証8を分離し、取扱日を記入するとともに、その受
領印捺印欄30に宛名人の受領印を受ける。そして、葉
書本体シート2と宛名シート3が剥離可能に接着した状
態となった葉書45を宛名人に手渡す一方、前記第1配
達証8を配達局に持ち帰って、記載されている受取人の
住所、氏名40と、バーコード41とを、取扱日ととも
に機械読み取りして、紐付けして記録した後、前記第1
配達証8を控えとして保管する。
【0022】一方、葉書45を受領した宛名人は、宛名
シート3を切り欠き23端から捲り上げて、葉書本体シ
ート2の表面から剥離し、被覆隠蔽されていた商品券引
換情報記入欄20の顧客名37、有効利用期間38、引
き換える商品券の額面39を確認できる。そして、引換
券を兼ねる葉書本体シート2を、折り兼切り用ミシン目
6を破断して単独で、あるいは、これを破断することな
く宛名シート3とともに、デパートに持参すれば、記載
額面の商品券と引き換えることができる。
【0023】デパートに、受取予定者から引換券が届か
ないとの問い合わせがあった場合には、デパート側で葉
書発送の際に記録してある、受取人の住所、氏名40,
42とバーコード41,43で表示した引受番号を、引
受局に照会することによって、引受局及び配達局の記録
を調査し、配達されるべき葉書45の状況を把握するこ
とができる。
【0024】次に、本発明における他の実施形態を、添
付図面の図6,図7に基づいて説明する。これらの実施
形態は基本的には上述した第1の実施形態と同一であ
り、異なる点は、葉書本体シート2に設けた葉書表示1
7を露出するために、宛名シート3に設ける切り欠き部
の構成だけなので、この切り欠き部に関連する構成につ
いてのみ説明する。他の構成、葉書作成手順及び使用方
法については説明を省略し、対応する構成要素に同一符
号を付するに止める。
【0025】図6に示す実施形態は、宛名シート3にお
いて葉書表示17に対応する一側端を所定幅にわたって
切り欠き、この帯状の切り欠き部51によって、葉書表
示17を露出するよう構成したものである。この実施形
態においては、切り欠き部51で段差が形成されるの
で、この段差を剥離開始時の指掛け端とすることができ
るから、宛名シート3には、別途、剥離開始端である隅
部に三角形状の切り欠きを設ける必要はない。
【0026】また、図7に示す実施形態は、葉書表示1
7を葉書本体シート2の上端に沿って設け、この葉書表
示17に対応する宛名シート3の上端を四角形状に切り
欠き、この四角形状の切り欠き部52によって、葉書表
示17を露出するよう構成したものである。この実施形
態にあっては、第1の実施形態と同様に、宛名シート3
の剥離開始端である隅部に、三角形状の切り欠き23を
設けると好適である。
【0027】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではなく、例えば、重ね合わせ葉書用シート
1は、連続状態にある必要はなく当初から単片状態にあ
ってもよい。また、葉書本体シート2と、宛名シート3
及び配達証シート4の重ね合わせ面の剥離可能な接着
は、感圧性接着剤を用いるほか、感熱性接着剤あるいは
再湿性接着剤を用いたり、2枚の透視可能なフィルムを
各重ね合わせ面に接着し、これらフィルムの接合面を密
圧着して剥離可能に接着することにより、各重ね合わせ
面を剥離可能に構成してもよい。さらに、機械読み取り
用配達情報はバーコード41,43で表示するほか、機
械読み取り可能な数字でもよく、また、機械読み取りす
ることなく、オペレータが読み取って手入力するもので
もよい。機械読み取りしない場合には、第1配達証8と
第2配達証9の配達情報は、同一内容である必要はな
く、互いに関連するもので、葉書の配達を確認し得るも
のであればよい。さらにまた、宛名シート3に設けた機
械読み取り用配達情報のバーコード43は、設けなくて
もよいものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明の請求項1に記載した重ね合わせ葉書用シートに
よれば、引受番号等の配達情報に基づいて配達確認等の
管理ができる葉書を容易に作成可能であり、また、作成
した葉書は引換券の内容を隠蔽して他人の目に触れない
状態で通知できるので、商品の引換にあたってプライバ
シーを保護できるという効果を奏することができる。
【0029】また、本発明の請求項2に記載した重ね合
わせ葉書用シートによれば、上記請求項1の発明の効果
に加えて、配達情報記載部に記載する引受番号等の配達
情報は機械読み取り用なので、この配達情報の入力が容
易で、入力ミスも少なく、確実かつ効率的な管理を行え
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】重ね合わせ葉書用シートの表面側を示す平面
図。
【図2】同じく裏面側を示す平面図。
【図3】重ね合わせ葉書用シートの断面図。
【図4】作成した重ね合わせ葉書を示す斜視図。
【図5】配達証の一部を剥離した状態を示す斜視図。
【図6】他の実施形態の重ね合わせ葉書用シートで作成
した重ね合わせ葉書を示す斜視図。
【図7】さらに他の実施形態の重ね合わせ葉書用シート
で作成した重ね合わせ葉書を示す斜視図。
【符号の説明】
1 重ね合わせ葉書用シート 2 葉書本体シート 3 宛名シート 4 配達証シート 5,6,10 折り兼切り用ミシン目 7 切り用ミシン目 8 第1配達証 9 第2配達証 17 葉書表示 20 商品券引換情報記入欄 22 円孔 26,27 受取人記入欄 28,29 引受番号記入欄 30 受領印捺印欄 34 宛名情報記載部 36 感圧性接着剤 37 顧客名 38 有効利用期間 39 額面 40,42 受取人の住所氏名 41 バーコード 45 葉書 51,52 切り欠き部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に葉書表示を設けた葉書本体シート
    と、この葉書本体シートの表面に剥離可能に接着する宛
    名シートと、前記葉書本体シートの裏面に剥離可能に接
    着する配達証シートとからなる重ね合わせ葉書とするた
    めの重ね合わせ葉書用シートであって、前記宛名シート
    には、前記葉書本体シートに重ね合わせた時に前記葉書
    表示を露出するための切り欠き部を設けるとともに、前
    記葉書本体シートとの重ね合わせ面と反対側の面に宛名
    情報記載部を設け、前記葉書本体シートと前記宛名シー
    トのいずれか一方は各種商品と引き換えるための引換券
    を兼ね、引換券の重ね合わせ面には引換情報記載部を設
    け、前記配達証シートはともに分離可能な第1配達証と
    第2配達証とからなり、第1配達証の前記葉書本体シー
    トとの重ね合わせ面と反対側の面には引受番号等の配達
    情報を記載する配達情報記載部と受領印捺印部とを設
    け、第2配達証の前記葉書本体シートとの重ね合わせ面
    と反対側の面には前記第1配達証の配達情報に関連する
    配達情報を記載する配達情報記載部を設けたことを特徴
    とする重ね合わせ葉書用シート。
  2. 【請求項2】 葉書本体シートの左右に折り部を介して
    宛名シートと配達証シートを連接し、前記葉書本体シー
    トの表面には前記宛名シートを前記折り部から折り重
    ね、前記葉書本体シートの裏面には前記配達証シートを
    前記折り部から折り重ね、各重ね合わせ面を剥離可能に
    接着して、重ね合わせ葉書とするための重ね合わせ葉書
    用シートであって、前記葉書本体シートは各種商品と引
    き換えるための引換券を兼ね、その表面には葉書表示を
    設けるとともに、引換券情報記載部を設け、前記宛名シ
    ートには、折り重ねた時に前記引換券情報記載部は被覆
    するが前記葉書表示は露出するように切り欠き部を設け
    るとともに、前記葉書本体シートとの重ね合わせ面と反
    対側の面に宛名情報記載部を設け、前記配達証シートは
    ともに分離可能な第1配達証と第2配達証とからなり、
    第1配達証の前記葉書本体シートとの重ね合わせ面と反
    対側の面には引受番号等を機械読み取り可能に表示して
    なる機械読み取り用配達情報を記載する配達情報記載部
    と受領印捺印部とを設け、第2配達証の前記葉書本体シ
    ートとの重ね合わせ面と反対側の面には前記第1配達証
    の機械読み取り用配達情報と同一内容の機械読み取り用
    配達情報を記載する配達情報記載部を設けたことを特徴
    とする重ね合わせ葉書用シート。
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JP10360252A Pending JP2000177280A (ja) 1998-12-18 1998-12-18 重ね合わせ葉書用シート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6321211B1 (en) * 1999-07-06 2001-11-20 Richfx, Inc. Methods and systems for electronically accepting and exchanging an online gift

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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