JP3835876B2 - 重ね合わせ葉書用シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、封書と同様に親展性を有して所定の情報を通知できる重ね合わせ葉書とするための重ね合わせ葉書用シートに関し、特に、書留郵便物と同様に配達記録を得られる重ね合わせ葉書用シートに関する。なお、本明細書でいう親展通知情報とは、被覆隠蔽した状態で通知される情報を意味し、単なる説明文のような秘匿性を必要としない情報も含まれるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、配達記録を得られる郵便としては書留郵便があるが、この書留郵便は封書に限られている。したがって、葉書の場合には配達記録を得ることはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来にあっては、配達記録を得ておきたい通知内容、例えば預金口座からの各種引き落としにおける残高不足のお知らせや引き落とし不足分の送金の督促等を、通知するには、封書による書留郵便で行わなければならず、多数の者に通知する場合は郵送料がかさんで不経済であるという不都合があった。
【0004】
本発明は、この不都合を解消し、配達記録を得ることができる重ね合わせ葉書を作成するための重ね合わせ葉書用シートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の請求項1に記載した重ね合わせ葉書用シートは、表面を宛名情報記載面とした葉書本体シートと、この葉書本体シートに折り部を介して連接した葉書本体シートの裏面に重ね合わせて剥離可能に接着するための貼着シートと、この貼着シートに折り兼切り部を介して連接した前記貼着シートの前記葉書本体シートとの重ね合わせ接着面とは反対面側に重ね合わせて剥離可能に接着するための配達記録証と、前記葉書シートに折り兼切り部を介して連接した前記配達記録証の前記粘着シートとの重ね合わせ接着面とは反対側に重ね合わせて剥離可能に接着するための配達局控からなり、前記葉書本体シートと前記各貼着シートの重ね合わせ接着面の少なくとも一方は親展通知情報記載面とし、前記配達記録証の重ね合わせ接着面とは反対面側に受領確認記録部と識別コード表示部とを設け、前記配達局控の重ね合わせ接着面とは反対面側に識別コード表示部を設けたものです。
【0006】
また、本発明の請求項2に記載した重ね合わせ葉書用シートは、表面を宛名情報記載面とした葉書本体シートと、この葉書本体シートとは別体で葉書本体シートの裏面に重ね合わせて剥離可能に接着するための貼着シートと、この貼着シートに折り兼切り部を介して連接した前記貼着シートの前記葉書本体シートとの重ね合わせ接着面とは反対面側に重ね合わせて剥離可能に接着するための配達記録証と、前記葉書シートに折り兼切り部を介して連接した前記配達記録証の前記粘着シートとの重ね合わせ接着面とは反対側に重ね合わせて剥離可能に接着するための配達局控からなり、前記葉書本体シートと前記各貼着シートの重ね合わせ接着面の少なくとも一方は親展通知情報記載面とし、前記配達記録証の重ね合わせ接着面とは反対面側に受領確認記録部と識別コード表示部とを設け、前記配達局控の重ね合わせ接着面とは反対面側に識別コード表示部を設けたものである。
【0007】
【発明の実施形態】
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。ここにおいて、図1〜図8は第1の実施形態を示し、図1は重ね合わせ葉書用シートの概略的な平面図、図2は同じく他面側を示す概略的な平面図、図3は図1のA−A線断面図、図4は作成した重ね合わせ葉書の宛名情報記載面側を示す概略的な平面図、図5は同じく他面側を示す概略的な平面図、図6は図4のA−A線断面図、図7は図5状態の重ね合わせ葉書から配達局控を剥離除去した状態を示す概略的な平面図、図8は葉書本体シートと貼着シートとの重ね合わせ接着面を剥離する状態を示す概略的な斜視図である。
【0008】
また、図9〜図11は第2の実施形態を示し、図9は重ね合わせ葉書用シートの概略的な平面図、図10は葉書本体シートと貼着シートとの重ね合わせ接着面を接着した状態の宛名情報記載面側を示す概略的な平面図、図11は作成した重ね合わせ葉書の概略的な断面図である。
【0009】
まず、図1〜図8に基づいて、第1の実施形態を説明する。図1〜図3に示すように、重ね合わせ葉書用シート1は、折り部たる折り用ミシン目2を介して連接したほぼ同一サイズの葉書本体シート3と貼着シート4とを備えている。前記貼着シート4は前記葉書本体シート3の裏面に折り重ねて剥離可能に接着するもので、その重ね合わせ接着面と反対面側は、差出人情報記載面となっている。また、前記葉書本体シート3の表面は宛名情報記載面となっている。なお、前記重ね合わせ葉書用シート1は、単片状態を図示しているが、天地方向に折り兼切り用ミシン目を介して多数連接した連続状態にあってもよい。
【0010】
葉書本体シート3の折り用ミシン目2とは反対側の端縁には、折り兼切り部たる折り兼切り用ミシン目5を介して配達局控6を切り取り可能に設けている。また、貼着シート4の折り用ミシン目2とは反対側の端縁には、折り兼切り部たる折り兼切り用ミシン目7を介して配達記録証たる配達証8を切り取り可能に設けている。この配達証8は、前記貼着シート4の前記葉書本体シート3との重ね合わせ接着面とは反対面側に重ね合わせて剥離可能に接着するものである。一方、前記配達局控6は、前記配達証8の前記貼着シート4との重ね合わせ接着面とは反対面側に重ね合わせて剥離可能に接着するもので、前記配達証8よりも小さいサイズからなる。
【0011】
図1に示すように、葉書本体シート3の折り兼切り用ミシン目5端側には「郵便はがき」という葉書表示9を設け、貼着シート4の折り兼切り用ミシン目7端のコーナーには、三角形状の切り欠き部10を設けている。そして、葉書本体シート3と貼着シート4の重ね合わせ接着面をそれぞれ親展通知情報記載面としている。
【0012】
同じく図1に示すように、配達局控6の表出面側には、「配達局控」という表題11、識別コードを示すバーコード12(図5参照)を表示するための識別コード表示部12a、剥離開始端指示マーク13を設けている。図2に示すように、配達証8の表出面側には、「配達証」という表題14、受領年月日記入欄15、受領確認記録部たる受領印捺印欄16、識別コードを示す前記バーコード12と同一のバーコード17(図5参照)を表示するための識別コード表示部17a、剥離開始端指示マーク18を設けている。また、前記配達局控6と前記配達証8の各重ね合わせ接着面側には、前記各剥離開始端指示マーク13,18に対応するコーナー部に、接着力を弱めて剥離を容易にするための印刷部19,20を設けている。
【0013】
図3に示すように、葉書本体シート3と配達局控6の各裏面及び貼着シート4と配達証8の各表裏面には、通常では接着せず、所定の圧が付与されると剥離可能に接着する感圧性の接着剤21を設けている。この接着剤21は、一般的な感圧性接着剤をベースとし、このベースである感圧性接着剤に対して非親和性を有する微粒状充填剤を添加して得ることができる。
【0014】
上述の接着剤21は、より具体的には、例えば天然ゴム100重量部に対して、スチレン2〜8重量部と、メタクリル酸メチル10〜16重量部とをグラフト共重合して得られた天然ゴムラテックスに、テルペン樹脂系粘着付与剤2〜10重量部を添加してなる感圧性接着剤をベースとし、この感圧性接着剤に平均粒径1〜30μmの酸化チタン、小麦澱粉、シリカ等から選択した一種あるいは複数種からなる微粒状充填剤を150〜250重量部添加すると好適である。この構成例の接着剤21では、微粒状充填剤の添加量によって、接着力の調節が可能である。
【0015】
次に、上述した重ね合わせ葉書用シート1から重ね合わせ葉書を作成する手順について説明する。まず、葉書本体シート3の表面には宛名情報22を、貼着シート4の表面には差出人情報23をそれぞれ記載する一方、前記各シート3,4の重ね合わせ接着面である親展通知情報記載面には適宜な親展通知情報24,25を記載し、識別コード表示部12a,17aには前記宛名情報22等に対応する識別コードを示すバーコード12,17を記載する(図4〜図6参照)。
【0016】
これら各バーコード12,17及び各情報22,23,24,25の記載は、プリンタで印字する。なお、印字作業は、通常、図1及び図2に示す各面毎に行うが、両面プリンタを用いれば一度に両面に印字することができる。また、重ね合わせ葉書用シート1が連続状態にある場合には、印字後に単位毎に分離して単片化する。
【0017】
続いて、重ね合わせ葉書用シート1を折り用ミシン目2で二つ折りし、葉書本体シート3と貼着シート4の重ね合わせ接着面同士を重ね合わせるとともに、配達証8の表出面側に配達局控6の重ね合わせ接着面を重ね合わせる。これによって、宛名情報22と葉書表示9及び差出人情報23が表出し、各親展通知情報24,25は隠蔽状態となる一方、配達証8の表題14、受領年月日記入欄15、受領印捺印欄16は隠蔽状態となる。
【0018】
さらに、各折り用ミシン目5,7で配達局控6と配達証8を貼着シート4の裏面(表出面)側に折り重ねる。そして、葉書本体シート3、貼着シート4、配達局控6及び配達証8の各重ね合わせ接着面に、図示していない圧着ローラにより、接着剤21の接着条件となる所定の圧を加えて、各重ね合わせ接着面を剥離可能に接着する。これによって、図4〜図6に示す重ね合わせ葉書26となる。なお、圧着ローラによる予備的加圧を、重ね合わせ葉書用シート1を折り用ミシン目2で二つ折りした状態時に、行っておいてもよい。
【0019】
この重ね合わせ葉書26は、差出人においてバーコード12,17のいずれか一方をバーコードリーダ(図示せず)で読み取ってデータ管理する一方、通常の葉書と同様に投函する。投函された重ね合わせ葉書26は、管轄の集配局に集められ、集配局ではバーコード12,17のいずれかをバーコードリーダ(図示せず)で読み取ってデータ管理する一方、宛名情報22に応じた管轄地域の配達局に配送する。
【0020】
なお、重ね合わせ葉書26を投函せずに、従来の書留郵便と同様に、差出人が直接集配局に持ち込んでもよい。重ね合わせ葉書26が配送された配達局では、バーコード12をバーコードリーダ(図示せず)で読み取ってデータ管理するとともに、配達局控6を剥離開始端指示マーク13から捲り上げて剥離し、折り兼切り用ミシン目5から切り取って保管する。
【0021】
そして、配達局控6が切り取られた重ね合わせ葉書26(図7参照)は、配達局から宛名人に配達される。この重ね合わせ葉書26を受領した宛名人は、郵便配達人の指示にしたがって、配達証8の受領年月日記入欄15に受領日を記入し、受領印捺印欄16に受領印を捺印する。郵便配達人は、前記配達証8を剥離開始端指示マーク18から捲り上げて剥離し、折り兼切り用ミシン目7から切り取る一方、前記配達証8を切り取った重ね合わせ葉書26書を宛名人に手渡す。この切り取った配達証8は、郵便配達人が配達局に持ち帰って保管する。
【0022】
宛名人は、図8に示すように、貼着シート4を切り欠き部10から捲り上げ、葉書本体シート3から剥離し、隠蔽されていた親展通知情報24,25を視認することができる。なお、本実施形態では、前記葉書本体シート3と前記貼着シート4とは、折り用ミシン目2を介して連接しているので、両シート3,4を完全に剥離して見開き状態にしても一体を保ち、保管が容易である。
【0023】
次に、図9〜図11に基づいて本発明の第2の実施形態を説明する。図9に示すように、重ね合わせ葉書用シート31は、葉書本体シート33と、この葉書本体シート33の裏面に剥離可能に接着する貼着シート34を備え、これら両シート33,34は別体に形成している。前記葉書本体シート33の表面は宛名情報52(図10参照)を記載する宛名情報記載面となり、前記貼着シート34の重ね合わせ接着面と反対面側は、差出人情報53(図11参照)を記載する差出人情報記載面となっている。
【0024】
葉書本体シート33の一端側には、折り兼切り部たる折り兼切り用ミシン目35を介して配達局控36を切り取り可能に設けている。また、貼着シート34の一端側には、折り兼切り部たる折り兼切り用ミシン目37を介して配達証38を切り取り可能に設けている。この配達証38は、前記貼着シート34の前記葉書本体シート33との重ね合わせ接着面とは反対面側に重ね合わせて剥離可能に接着するものであり、前記配達局控36は、前記配達証38の前記貼着シート34との重ね合わせ接着面とは反対面側に重ね合わせて剥離可能に接着するもので、前記配達証38よりも小さいサイズからなる。
【0025】
図9に示すように、葉書本体シート33の折り兼切り用ミシン目35端側には「郵便はがき」という葉書表示39を設け、貼着シート34の折り兼切り用ミシン目37端のコーナーには、三角形状の切り欠き部40を設けている。そして、葉書本体シート33と貼着シート34の重ね合わせ接着面をそれぞれ親展通知情報54,55(図11参照)を記載する親展通知情報記載面としている。
【0026】
配達局控36の表出面側には、「配達局控」という表題41、識別コードを示すバーコード42を表示するための識別コード表示部42a、剥離開始端指示マーク43を設けている。一方、配達証38の表出面側には、「配達証」という表題44、受領年月日記入欄45、受領確認記録部たる受領印捺印欄46、識別コードを示す前記バーコード42と同一のバーコード47を表示するための識別コード表示部47a、剥離開始端指示マーク48を設けている。また、前記配達局控36と前記配達証38の各重ね合わせ接着面側には、前記各剥離開始端指示マーク43,48に対応するコーナー部に、接着力を弱めて剥離を容易にするための印刷部(図示せず)を設けている。
【0027】
図11で理解できるように、葉書本体シート33と配達局控36の各裏面及び貼着シート34と配達証38の各表裏面には、通常では接着せず、所定の圧が付与されると剥離可能に接着する感圧性の接着剤51を設けている。この接着剤51は、第1の実施形態における接着剤21と同一の感圧性接着剤を用いればよい。
【0028】
続いて、上述した重ね合わせ葉書用シート31から重ね合わせ葉書56(図11参照)を作成する手順及び作成した重ね合わせ葉書56の使用方法について説明するが、第1の実施形態の重ね合わせ葉書用シート31の場合と相違するのは、葉書本体シート33及び配達局控36と貼着シート34及び配達証38とを重ね合わせる際に、図10に示すように、各折り兼切り用ミシン目35,37が上下に対応位置するようにして重ね合わせる点であり、他は同様であるからその詳細な説明は省略する。
【0029】
本実施形態にあっては、葉書本体シート33から貼着シート34を剥離すると、第1の実施形態のような見開き状態とはならず、両シート33,34は別体となる。
【0030】
なお、本発明は上述した各実施形態に限られるものではなく、例えば、配達局控6,36と配達証8,38は、同一のサイズでもよく、また、これらを葉書本体シート3,33と貼着シート4,34に各別に設けるほか、いずれか一方のシート3,33,4,34に連接してもよい。さらに、配達局控6,36は、必ずしも設ける必要はない。さらにまた、葉書本体シート3,33と貼着シート4,34の剥離可能な重ね合わせ接着面の両方を親展通知情報記載面とする必要はなく、いずれか一方のみでもよいものである。
【0031】
さらに、受領確認記録部は受領印捺印欄16,46に限らず、例えば受領者サイン欄でもよい。またさらに、葉書表示9,39は「郵便はがき」のほか、郵便葉書を意味する字句であればよく、「POST CARD」のような英文字による表示でもよいものである。
【0032】
また、剥離可能に接着する接着剤21,51は、感圧性のものに代えて、熱の付与を接着条件とする感熱性や、水分の付与を接着条件とする再湿性の接着剤を用いてもよい。さらに、接着剤21,51は、重ね合わせ接着面のみに設けてもよい。さらにまた、剥離開始端には接着剤21,51を設けないことにより、剥離開始動作をより容易にすることができる。またさらに、接着剤21,51ではなく、互いに剥離可能に疑似的に接着した2枚の樹脂フィルムを介して、各重ね合わせ接着面を剥離可能に接着してもよい。
【0033】
【発明の効果】
このようにして、本願発明である各請求項に記載した重ね合わせ葉書用シートによれば、重ね合わせ葉書を容易に作成できるほか、作成した重ね合わせ葉書によれば、封書よりも取扱が簡便で郵便料金も安価な葉書で、書留郵便と同様の配達記録を得ることができ、また、配達記録証は全面的に接着されるので、作成した重ね合わせ葉書の郵送時に配達記録証が不用意に剥離するおそれはなく、取扱が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す重ね合わせ葉書用シートの概略的な平面図。
【図2】 同じく重ね合わせ葉書用シートの他面側を示す概略的な平面図。
【図3】 同じく図1のA−A線断面図。
【図4】 同じく作成した重ね合わせ葉書の宛名情報記載面側を示す概略的な平面図。
【図5】 同じく重ね合わせ葉書の他面側を示す概略的な平面図。
【図6】 同じく図4のA−A線断面図。
【図7】 同じく図5状態の重ね合わせ葉書から配達局控を剥離除去した状態を示す概略的な平面図。
【図8】 同じく葉書本体シートと貼着シートとの重ね合わせ接着面を剥離する状態を示す概略的な斜視図。
【図9】 本発明の第2の実施形態を示す重ね合わせ葉書用シートの概略的な平面図。
【図10】 同じく葉書本体シートと貼着シートとの重ね合わせ接着面を接着した状態の宛名情報記載面側を示す概略的な平面図。
【図11】 同じく作成した重ね合わせ葉書の概略的な断面図。
【符号の説明】
1,31 重ね合わせ葉書用シート
2 折り用ミシン目
3,33 葉書本体シート
4,34 貼着シート
5,7,35,37 折り兼切り用ミシン目
6,36 配達局控
8,38 配達証
9,39 葉書表示
12,17,42,47 バーコード
12a,17a,42a,47a 識別コード表示部
16,46 受領印捺印欄
21,51 接着剤
22,52 宛名情報
23,53 差出人情報
24,25,54,55 親展通知情報
26,56 重ね合わせ葉書
Claims (2)
- 表面を宛名情報記載面とした葉書本体シートと、この葉書本体シートに折り部を介して連接した葉書本体シートの裏面に重ね合わせて剥離可能に接着するための貼着シートと、この貼着シートに折り兼切り部を介して連接した前記貼着シートの前記葉書本体シートとの重ね合わせ接着面とは反対面側に重ね合わせて剥離可能に接着するための配達記録証と、前記葉書シートに折り兼切り部を介して連接した前記配達記録証の前記粘着シートとの重ね合わせ接着面とは反対側に重ね合わせて剥離可能に接着するための配達局控からなり、前記葉書本体シートと前記各貼着シートの重ね合わせ接着面の少なくとも一方は親展通知情報記載面とし、前記配達記録証の重ね合わせ接着面とは反対面側に受領確認記録部と識別コード表示部とを設け、前記配達局控の重ね合わせ接着面とは反対面側に識別コード表示部を設けたことを特徴とする重ね合わせ葉書用シート。
- 表面を宛名情報記載面とした葉書本体シートと、この葉書本体シートとは別体で葉書本体シートの裏面に重ね合わせて剥離可能に接着するための貼着シートと、この貼着シートに折り兼切り部を介して連接した前記貼着シートの前記葉書本体シートとの重ね合わせ接着面とは反対面側に重ね合わせて剥離可能に接着するための配達記録証と、前記葉書シートに折り兼切り部を介して連接した前記配達記録証の前記粘着シートとの重ね合わせ接着面とは反対側に重ね合わせて剥離可能に接着するための配達局控からなり、前記葉書本体シートと前記各貼着シートの重ね合わせ接着面の少なくとも一方は親展通知情報記載面とし、前記配達記録証の重ね合わせ接着面とは反対面側に受領確認記録部と識別コード表示部とを設け、前記配達局控の重ね合わせ接着面とは反対面側に識別コード表示部を設けたことを特徴とする重ね合わせ葉書用シート。
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