JPH061826Y2 - 表示情報隠蔽用紙 - Google Patents
表示情報隠蔽用紙Info
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- JPH061826Y2 JPH061826Y2 JP1987118654U JP11865487U JPH061826Y2 JP H061826 Y2 JPH061826 Y2 JP H061826Y2 JP 1987118654 U JP1987118654 U JP 1987118654U JP 11865487 U JP11865487 U JP 11865487U JP H061826 Y2 JPH061826 Y2 JP H061826Y2
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- Japan
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- sheet
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- paper
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、各種伝票、葉書、各種申込用紙、各種カード
等を作成するための用紙に関し、特に、文字、数字、記
号、図形等で表示された隠蔽すべき情報、例えば暗証番
号や預金口座番号あるいは預金残高等は隠蔽する一方、
視認可能に表すべき情報、例えば宛名たる住所、氏名等
は隠蔽せずに露呈した表示情報隠蔽用紙に関する。
等を作成するための用紙に関し、特に、文字、数字、記
号、図形等で表示された隠蔽すべき情報、例えば暗証番
号や預金口座番号あるいは預金残高等は隠蔽する一方、
視認可能に表すべき情報、例えば宛名たる住所、氏名等
は隠蔽せずに露呈した表示情報隠蔽用紙に関する。
従来の技術 従来から、各種伝票、葉書、各種申込用紙、各種カード
等に表示された他人には知られたくない情報を、ラベル
を接着することによって、隠蔽することは知られてい
る。
等に表示された他人には知られたくない情報を、ラベル
を接着することによって、隠蔽することは知られてい
る。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら従来のラベルにあっては、接着力が弱い
と、隠蔽すべき情報を表示した葉書等からラベルが容易
に離脱して、目的が達せられない一方、接着力を強くす
ると、ラベルを剥がすときに帳票類の表面も一緒に剥ぎ
取られてしまい、情報の判読が不可能になるという欠点
があった。
と、隠蔽すべき情報を表示した葉書等からラベルが容易
に離脱して、目的が達せられない一方、接着力を強くす
ると、ラベルを剥がすときに帳票類の表面も一緒に剥ぎ
取られてしまい、情報の判読が不可能になるという欠点
があった。
この欠点を解消した表示情報の隠蔽用紙はすでに、本出
願人によって提案されている(実願昭62−7839号)が、
この用紙は隠蔽すべき情報の表示部分のみにラベル用紙
を剥離自在に接着して構成されているので、隠蔽すべき
情報と同一面に視認可能に表示すべき情報が存在する場
合には、ラベル用紙で隠蔽される隠蔽部分とラベル用紙
が存在しない視認可能部分とで厚みが相違することにな
り、段差を生じてしまう。このため、用紙が連続用紙の
場合には、単位用紙に切断するためのディタッチロール
の圧が均一にかからないので切断し難く、また、単位用
紙として積み重ねておく際には、前述の段差のためにず
れが生じて保管が容易でないという、新たな不都合を生
ずることが判明した。
願人によって提案されている(実願昭62−7839号)が、
この用紙は隠蔽すべき情報の表示部分のみにラベル用紙
を剥離自在に接着して構成されているので、隠蔽すべき
情報と同一面に視認可能に表示すべき情報が存在する場
合には、ラベル用紙で隠蔽される隠蔽部分とラベル用紙
が存在しない視認可能部分とで厚みが相違することにな
り、段差を生じてしまう。このため、用紙が連続用紙の
場合には、単位用紙に切断するためのディタッチロール
の圧が均一にかからないので切断し難く、また、単位用
紙として積み重ねておく際には、前述の段差のためにず
れが生じて保管が容易でないという、新たな不都合を生
ずることが判明した。
本考案は、上述した従来例の欠点はもちろん、この新た
な不都合をも解消した表示情報隠蔽用紙を提供すること
を目的とする。
な不都合をも解消した表示情報隠蔽用紙を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 視認不能に隠蔽すべき情報と視認可能に表すべき情報と
が同一平面上に表示された情報表示面を有する情報表示
用紙の前記情報表示面上に、透視可能なシートを剥離不
能に貼着し、この透視可能なシート上には、前記情報表
示面の視認可能に表すべき情報の表示部分に対応すべく
窓部を形成するとともに、他の部分は隠蔽すべき情報を
視認不能に隠蔽すべく透視不能に形成されたラベル用紙
を、単独で、あるいは他のシートを介在させて、剥離自
在に貼着したものである。
が同一平面上に表示された情報表示面を有する情報表示
用紙の前記情報表示面上に、透視可能なシートを剥離不
能に貼着し、この透視可能なシート上には、前記情報表
示面の視認可能に表すべき情報の表示部分に対応すべく
窓部を形成するとともに、他の部分は隠蔽すべき情報を
視認不能に隠蔽すべく透視不能に形成されたラベル用紙
を、単独で、あるいは他のシートを介在させて、剥離自
在に貼着したものである。
作用 情報表示用紙の情報表示面上に透視可能なシートを剥離
不能に貼着し、このシート上に視認可能情報表示部分に
も及ぶようラベル用紙を貼着したので、隠蔽部分と視認
可能部分とで厚みが相違することはなく、また、情報表
示面上に各情報は前記シートにより被覆保護されるとと
もに、ラベル用紙の窓部から視認可能に表すべき情報を
視認し得る一方、隠蔽すべき情報は前記ラベル用紙によ
り確実に隠蔽される。そして、前記ラベル用紙を透視可
能なシートから剥離すれば、前記シートを透して隠蔽さ
れていた情報を読むことができる一方、前記情報表示用
紙に貼着された前記シートは剥がされないので、前記情
報表示用紙の情報表示面が剥ぎ取られて、表示された情
報の判読が不能になることはない。
不能に貼着し、このシート上に視認可能情報表示部分に
も及ぶようラベル用紙を貼着したので、隠蔽部分と視認
可能部分とで厚みが相違することはなく、また、情報表
示面上に各情報は前記シートにより被覆保護されるとと
もに、ラベル用紙の窓部から視認可能に表すべき情報を
視認し得る一方、隠蔽すべき情報は前記ラベル用紙によ
り確実に隠蔽される。そして、前記ラベル用紙を透視可
能なシートから剥離すれば、前記シートを透して隠蔽さ
れていた情報を読むことができる一方、前記情報表示用
紙に貼着された前記シートは剥がされないので、前記情
報表示用紙の情報表示面が剥ぎ取られて、表示された情
報の判読が不能になることはない。
実施例 以下、本考案を葉書に適用した場合の好適な実施例につ
いて、添付図面に基づき詳細に説明する。ここにおい
て、第1図は第1実施例における葉書を形成する以前の
用紙を示す平面図、第2図は同じく第1図の断面図、第
3図は同じくラベル用紙を折り返して葉書を形成した状
態を示す平面図、第4図は同じく第3図の断面図、第5
図は同じくラベル用紙を一部剥離した状態を示す平面
図、第6図は第2実施例における葉書を形成する以前の
用紙を示す平面図、第7図は同じく第6図の断面図、第
8図は同じくラベル用紙を折り返して葉書を形成した状
態を示す断面図、第9図は同じく同状態をを示す平面
図、第10図は同じく同状態を示す背面図、第11図は
同じくラベル用紙を一部剥離した状態を示す平面図であ
る。
いて、添付図面に基づき詳細に説明する。ここにおい
て、第1図は第1実施例における葉書を形成する以前の
用紙を示す平面図、第2図は同じく第1図の断面図、第
3図は同じくラベル用紙を折り返して葉書を形成した状
態を示す平面図、第4図は同じく第3図の断面図、第5
図は同じくラベル用紙を一部剥離した状態を示す平面
図、第6図は第2実施例における葉書を形成する以前の
用紙を示す平面図、第7図は同じく第6図の断面図、第
8図は同じくラベル用紙を折り返して葉書を形成した状
態を示す断面図、第9図は同じく同状態をを示す平面
図、第10図は同じく同状態を示す背面図、第11図は
同じくラベル用紙を一部剥離した状態を示す平面図であ
る。
まず、第1図乃至第5図に基づいて第1実施例を説明す
る。
る。
第1図及び第2図に示したように、葉書となるべき用紙
1は、折り用ミシン目2を境として区分される、情報表
示用紙3とラベル用紙4とかなり、また、前記情報表示
用紙3と前記ラベル用紙4とのそれぞれ前記折り用ミシ
ン目2とは反対側には、移送孔5が透設されたマージナ
ル部6が切り用ミシン目7を境に設けられている。前記
情報表示用紙3の表面には、図示していないコンピュー
タに連繋されたプリンタによって、マージナル部6側の
ほぼ半分には視認可能に表すべき情報である宛名8が、
また、折り用ミシン目2側のほぼ半分には預金残高や暗
証番号等の隠蔽すべき隠蔽情報9が印字されている。一
方、ラベル用紙4は前記情報表示用紙3とほぼ同一大に
形成され、折り用ミシン目2で折り返した時に、前記隠
蔽情報9表示部分を隠蔽するとともに、前記宛名8表示
部分に対応する部分はこれを視認可能すべく四角状に切
り抜かれて窓部10を形成している。また、前記ラベル
用紙4には、前記折り用ミシン目2に沿って切り用ミシ
ン目11が設けられている。
1は、折り用ミシン目2を境として区分される、情報表
示用紙3とラベル用紙4とかなり、また、前記情報表示
用紙3と前記ラベル用紙4とのそれぞれ前記折り用ミシ
ン目2とは反対側には、移送孔5が透設されたマージナ
ル部6が切り用ミシン目7を境に設けられている。前記
情報表示用紙3の表面には、図示していないコンピュー
タに連繋されたプリンタによって、マージナル部6側の
ほぼ半分には視認可能に表すべき情報である宛名8が、
また、折り用ミシン目2側のほぼ半分には預金残高や暗
証番号等の隠蔽すべき隠蔽情報9が印字されている。一
方、ラベル用紙4は前記情報表示用紙3とほぼ同一大に
形成され、折り用ミシン目2で折り返した時に、前記隠
蔽情報9表示部分を隠蔽するとともに、前記宛名8表示
部分に対応する部分はこれを視認可能すべく四角状に切
り抜かれて窓部10を形成している。また、前記ラベル
用紙4には、前記折り用ミシン目2に沿って切り用ミシ
ン目11が設けられている。
第2図で明らかなように、前記ラベル用紙4の表面全体
には、透明シート12が粘着剤13によって剥離不能に
貼着されている。そして、前記透明シート12には、剥
離容易かつ剥離後には再貼着不能な、いわゆるノンタッ
ク型の貼着剤14を介して、透視可能なシートである透
明シート15が剥離自在に貼着されている。すなわち、
前記透明シート12はラベル用紙4に対して剥離不能で
あるが、前記透明シート15は、前記透明シート12と
剥離自在なことによって、前記ラベル用紙4に対して剥
離可能となるものである。また、前記透明シート15の
ラベル用紙4とは反対側の面には、粘着剤16を介して
剥離処理が施された剥離紙17が剥離自在に貼着されて
いる。なお、ラベル用紙4に設けた切り用ミシン目11
は、各透明シート12,15にも及ぶよう設けられてい
るものである。さらに、前記ラベル用紙4の裏面には、
窓部10上部のマージナル部6側に位置して郵便料金後
納マーク18が印刷されている(第3図参照)。
には、透明シート12が粘着剤13によって剥離不能に
貼着されている。そして、前記透明シート12には、剥
離容易かつ剥離後には再貼着不能な、いわゆるノンタッ
ク型の貼着剤14を介して、透視可能なシートである透
明シート15が剥離自在に貼着されている。すなわち、
前記透明シート12はラベル用紙4に対して剥離不能で
あるが、前記透明シート15は、前記透明シート12と
剥離自在なことによって、前記ラベル用紙4に対して剥
離可能となるものである。また、前記透明シート15の
ラベル用紙4とは反対側の面には、粘着剤16を介して
剥離処理が施された剥離紙17が剥離自在に貼着されて
いる。なお、ラベル用紙4に設けた切り用ミシン目11
は、各透明シート12,15にも及ぶよう設けられてい
るものである。さらに、前記ラベル用紙4の裏面には、
窓部10上部のマージナル部6側に位置して郵便料金後
納マーク18が印刷されている(第3図参照)。
上述した用紙1を用いて葉書20を形成するには、各マ
ージナル部6を除去し、剥離紙17を剥離して、粘着剤
16を露出させたうえ、ラベル用紙4を、折り用ミシン
目2で情報表示用紙3に重なり合うよう折り返して、前
記粘着剤16により前記情報表示用紙3に対して粘着す
ればよい。これによって、第3図及び第4図に示したよ
うに、前記ラベル用紙4により隠蔽情報9は隠蔽されて
読み取りが不能となる一方、宛名8は窓部10を透して
視認可能に露出した状態にあり、葉書20として投函可
能になるものである。
ージナル部6を除去し、剥離紙17を剥離して、粘着剤
16を露出させたうえ、ラベル用紙4を、折り用ミシン
目2で情報表示用紙3に重なり合うよう折り返して、前
記粘着剤16により前記情報表示用紙3に対して粘着す
ればよい。これによって、第3図及び第4図に示したよ
うに、前記ラベル用紙4により隠蔽情報9は隠蔽されて
読み取りが不能となる一方、宛名8は窓部10を透して
視認可能に露出した状態にあり、葉書20として投函可
能になるものである。
この葉書20を受領した宛名人は、第5図に示したよう
に、切り用ミシン目11に沿って切断したうえ、ラベル
用紙4をこれに貼着された透明シート12とともに透明
シート15から剥離すれば、この透明シート15を通し
て隠蔽情報9を読み取ることができるものである。
に、切り用ミシン目11に沿って切断したうえ、ラベル
用紙4をこれに貼着された透明シート12とともに透明
シート15から剥離すれば、この透明シート15を通し
て隠蔽情報9を読み取ることができるものである。
次ぎに、第6図乃至第11図に基づいて、第2実施例を
説明する。
説明する。
本実施例の構成で第1実施例と相違するのは、第6図及
び第7図に示したように、葉書となるべき用紙21に、
情報表示用紙3のラベル用紙4とは反対側に折り用ミシ
ン目22を介して、前記ラベル用紙4と表裏関係が反対
で同一大に構成されるとともに、窓部10を有しないラ
ベル用紙23を連接したところにある。そして、図示し
てはいないが、前記情報表示用紙3の裏面にも隠蔽すべ
き隠蔽情報が表示されているものである。
び第7図に示したように、葉書となるべき用紙21に、
情報表示用紙3のラベル用紙4とは反対側に折り用ミシ
ン目22を介して、前記ラベル用紙4と表裏関係が反対
で同一大に構成されるとともに、窓部10を有しないラ
ベル用紙23を連接したところにある。そして、図示し
てはいないが、前記情報表示用紙3の裏面にも隠蔽すべ
き隠蔽情報が表示されているものである。
他の構成については、第1実施例と同様なので、対応す
る構成要素には同一符号に英文字aを添えて付すに止
め、その説明は省略する。
る構成要素には同一符号に英文字aを添えて付すに止
め、その説明は省略する。
本実施例の用紙21を用いて葉書30を形成するには、
まず、第1実施例と同様にして、ラベル用紙4表面側の
剥離紙17を剥離したうえ、ラベル用紙4を折り用ミシ
ン目2から折り返し、情報表示用紙3の表面に対して貼
着する。これによって、第8図及び第9図に示したよう
に、前記ラベル用紙4により隠蔽情報9は隠蔽されて読
み取りが不能となり一方、宛名8は窓部10を透して視
認可能に露出した状態となる。続いて、ラベル用紙23
裏面側の剥離紙17aを剥離したうえ、ラベル用紙23
を折り用ミシン目22から折り返し、情報表示用紙3の
裏面に対して貼着すると、前記裏面に表示した隠蔽情報
(図示せず)は、第8図及び第10図に示したように、
前記ラベル用紙23によって隠蔽されて読み取り不能と
なる。このようにして、葉書30として投函可能になる
ものである。
まず、第1実施例と同様にして、ラベル用紙4表面側の
剥離紙17を剥離したうえ、ラベル用紙4を折り用ミシ
ン目2から折り返し、情報表示用紙3の表面に対して貼
着する。これによって、第8図及び第9図に示したよう
に、前記ラベル用紙4により隠蔽情報9は隠蔽されて読
み取りが不能となり一方、宛名8は窓部10を透して視
認可能に露出した状態となる。続いて、ラベル用紙23
裏面側の剥離紙17aを剥離したうえ、ラベル用紙23
を折り用ミシン目22から折り返し、情報表示用紙3の
裏面に対して貼着すると、前記裏面に表示した隠蔽情報
(図示せず)は、第8図及び第10図に示したように、
前記ラベル用紙23によって隠蔽されて読み取り不能と
なる。このようにして、葉書30として投函可能になる
ものである。
この葉書30を受領した宛名人は、第11図に示したよ
うに、第1実施例と同様、各切り用ミシン目11,11
aに沿って切断したうえ、各ラベル4,23をこれに貼
着された各透明シート12,12aとともに各透明シー
ト15,15aから剥離すれば、これらの透明シート1
5,15aを透して情報表示用紙3の表裏両面の隠蔽情
報9を読み取ることができるものである。
うに、第1実施例と同様、各切り用ミシン目11,11
aに沿って切断したうえ、各ラベル4,23をこれに貼
着された各透明シート12,12aとともに各透明シー
ト15,15aから剥離すれば、これらの透明シート1
5,15aを透して情報表示用紙3の表裏両面の隠蔽情
報9を読み取ることができるものである。
本実施例にあっては、情報表示用紙3の裏面側にも隠蔽
情報を表示し、これを隠蔽した状態で郵送することが可
能となるので、第1実施例と比較して、さらに多くの隠
蔽情報を表示し伝達することができるという利点があ
る。
情報を表示し、これを隠蔽した状態で郵送することが可
能となるので、第1実施例と比較して、さらに多くの隠
蔽情報を表示し伝達することができるという利点があ
る。
なお、本考案は上述した各実施例に限定されるものでは
なく、例えば、ラベル用紙4,23は情報表示用紙3と
は別体に構成することもできる。また、窓部10は切り
抜いて形成するほか、切り抜き部分にワックス処理やシ
リコン処理によって透明化されたシートを貼着して形成
してもよく、加えて、透明シート12にも窓部10を形
成してもよい。さらに、各ラベル用紙4,23に剥離自
在に貼着される透明シート15,15aは、互いに剥離
自在に貼着された透明シート12,12aを介在させる
ことなく単独で貼着してもよく、また、この貼着は粘着
剤によるほか、各ラベル用紙4,23と透明シート1
5,15aの材質によっては、押圧密着させて剥離自在
に接着することも可能である。さらにまた、視認可能な
シートとしては、透明シート15,15aのほか、半透
明シートを用いることもできる。また、用紙1,21の
隠蔽されない部分に、隠蔽する必要のない各種情報を表
示しておいてもよい。またさらに、切り用ミシン目1
1,11aに替えて切り取り指示線を設けてもよく、ま
たこれらを設けないで、ラベル用紙4,23を完全には
剥離せずに、開いた状態で隠蔽情報9を読み取れるよう
構成してもよい。さらにまた、本考案を葉書20,30
のほか、各種伝票、各種申込用紙、各種カード等にも適
用できることはもちろんである。
なく、例えば、ラベル用紙4,23は情報表示用紙3と
は別体に構成することもできる。また、窓部10は切り
抜いて形成するほか、切り抜き部分にワックス処理やシ
リコン処理によって透明化されたシートを貼着して形成
してもよく、加えて、透明シート12にも窓部10を形
成してもよい。さらに、各ラベル用紙4,23に剥離自
在に貼着される透明シート15,15aは、互いに剥離
自在に貼着された透明シート12,12aを介在させる
ことなく単独で貼着してもよく、また、この貼着は粘着
剤によるほか、各ラベル用紙4,23と透明シート1
5,15aの材質によっては、押圧密着させて剥離自在
に接着することも可能である。さらにまた、視認可能な
シートとしては、透明シート15,15aのほか、半透
明シートを用いることもできる。また、用紙1,21の
隠蔽されない部分に、隠蔽する必要のない各種情報を表
示しておいてもよい。またさらに、切り用ミシン目1
1,11aに替えて切り取り指示線を設けてもよく、ま
たこれらを設けないで、ラベル用紙4,23を完全には
剥離せずに、開いた状態で隠蔽情報9を読み取れるよう
構成してもよい。さらにまた、本考案を葉書20,30
のほか、各種伝票、各種申込用紙、各種カード等にも適
用できることはもちろんである。
効果 以上説明したところで明らかなように、本考案によれ
ば、視認可能なシートを剥離不能に情報表示用紙に貼着
し、前記視認可能なシート上に窓部を設けたラベル用紙
を貼着することにより、前記情報表示用紙に表示した視
認可能に表すべき情報は窓部を透して視認できる一方、
隠蔽すべき情報は確実に隠蔽することができ、また、前
記隠蔽すべき情報と前記視認可能に表すべき情報は共に
前記視認可能なシートにより被覆保護されているので、
郵送中等に宛名等の視認可能に表すべき情報が汚損され
ず、この視認可能に表すべき情報も隠蔽すべき情報と共
に改竄防止が可能となり、加えて、ラベル用紙を透視可
能なシートから剥離すれば前記シートを通して隠蔽情報
を読み取ることができるので、前記シートの前記情報表
示用紙に対する接着力を強めてもラベル用紙の剥離時に
隠蔽情報が剥ぎ取られて判読不能になることはなく、さ
らに、前記情報表示用紙の隠蔽情報表示部分と、視認情
報表示部分とで厚さが相違することがないので、機械的
処理を確実にかつ円滑に行うことが可能になるという多
くの効果を奏することができる。
ば、視認可能なシートを剥離不能に情報表示用紙に貼着
し、前記視認可能なシート上に窓部を設けたラベル用紙
を貼着することにより、前記情報表示用紙に表示した視
認可能に表すべき情報は窓部を透して視認できる一方、
隠蔽すべき情報は確実に隠蔽することができ、また、前
記隠蔽すべき情報と前記視認可能に表すべき情報は共に
前記視認可能なシートにより被覆保護されているので、
郵送中等に宛名等の視認可能に表すべき情報が汚損され
ず、この視認可能に表すべき情報も隠蔽すべき情報と共
に改竄防止が可能となり、加えて、ラベル用紙を透視可
能なシートから剥離すれば前記シートを通して隠蔽情報
を読み取ることができるので、前記シートの前記情報表
示用紙に対する接着力を強めてもラベル用紙の剥離時に
隠蔽情報が剥ぎ取られて判読不能になることはなく、さ
らに、前記情報表示用紙の隠蔽情報表示部分と、視認情
報表示部分とで厚さが相違することがないので、機械的
処理を確実にかつ円滑に行うことが可能になるという多
くの効果を奏することができる。
図は本考案を葉書を作成するための用紙に適用した場合
の好適な実施例を示し、第1図は第1実施例を示し、葉
書を形成する以前の用紙を示す平面図、第2図は同じく
第1図の断面図、第3図は同じくラベル用紙を折り返し
て隠蔽情報を隠蔽し葉書を形成した状態を示す平面図、
第4図は同じく第3図の断面図、第5図は同じくラベル
用紙を一部剥離した状態を示す平面図、第6図は第2実
施例を示し、葉書を形成する以前の用紙を示す平面図、
第7図は同じく第6図の断面図、第8図は同じくラベル
用紙を折り返して隠蔽情報を隠蔽し葉書を形成した状態
を示す断面図、第9図は同じく同状態の平面図、第10
図は同じく同状態の背面図、第11図は同じくラベル用
紙を一部剥離した状態を示す平面図である。 1,21…用紙、2…折り用ミシン目、3…情報表示用
紙、4,23…ラベル用紙、8…宛名、9…隠蔽情報、
10…窓部、12,12a,15,15a…透明シー
ト、17…剥離紙、20,30…葉書
の好適な実施例を示し、第1図は第1実施例を示し、葉
書を形成する以前の用紙を示す平面図、第2図は同じく
第1図の断面図、第3図は同じくラベル用紙を折り返し
て隠蔽情報を隠蔽し葉書を形成した状態を示す平面図、
第4図は同じく第3図の断面図、第5図は同じくラベル
用紙を一部剥離した状態を示す平面図、第6図は第2実
施例を示し、葉書を形成する以前の用紙を示す平面図、
第7図は同じく第6図の断面図、第8図は同じくラベル
用紙を折り返して隠蔽情報を隠蔽し葉書を形成した状態
を示す断面図、第9図は同じく同状態の平面図、第10
図は同じく同状態の背面図、第11図は同じくラベル用
紙を一部剥離した状態を示す平面図である。 1,21…用紙、2…折り用ミシン目、3…情報表示用
紙、4,23…ラベル用紙、8…宛名、9…隠蔽情報、
10…窓部、12,12a,15,15a…透明シー
ト、17…剥離紙、20,30…葉書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 3/10 J 7028−5G A 7028−5G
Claims (1)
- 【請求項1】視認不能に隠蔽すべき情報と視認可能に表
すべき情報とが同一平面上に表示された情報表示面を有
する情報表示用紙の前記情報表示面上に、透視可能なシ
ートが剥離不能に貼着され、この透視可能なシート上に
は、前記情報表示面の視認可能に表すべき情報の表示部
分に対応すべく窓部が形成されるとともに、他の部分は
隠蔽すべき情報を視認不能に隠蔽すべき透視不能に形成
されたラベル用紙が、前記透視可能なシートに剥離自在
に貼着されたことを特徴とする表示情報隠蔽用紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987118654U JPH061826Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 表示情報隠蔽用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987118654U JPH061826Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 表示情報隠蔽用紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH061826Y2 true JPH061826Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31363187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1987118654U Expired - Lifetime JPH061826Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 表示情報隠蔽用紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH061826Y2 (ja) |
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Family Cites Families (2)
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-
1987
- 1987-07-31 JP JP1987118654U patent/JPH061826Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6422478U (ja) | 1989-02-06 |
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