JP2509201Y2 - 配送伝票の貼付用カバ― - Google Patents

配送伝票の貼付用カバ―

Info

Publication number
JP2509201Y2
JP2509201Y2 JP2135390U JP2135390U JP2509201Y2 JP 2509201 Y2 JP2509201 Y2 JP 2509201Y2 JP 2135390 U JP2135390 U JP 2135390U JP 2135390 U JP2135390 U JP 2135390U JP 2509201 Y2 JP2509201 Y2 JP 2509201Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip
delivery
cover
delivery slip
covered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2135390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03112364U (ja
Inventor
信幸 菊口
Original Assignee
トッパン・ムーア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トッパン・ムーア株式会社 filed Critical トッパン・ムーア株式会社
Priority to JP2135390U priority Critical patent/JP2509201Y2/ja
Publication of JPH03112364U publication Critical patent/JPH03112364U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509201Y2 publication Critical patent/JP2509201Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は配送伝票の貼付用カバーに関し、特に、配送
伝票を全体的に被覆した状態で配送品に貼付するための
カバーに関する。
従来技術 従来、配送伝票を配送品に貼付するためのカバーは、
貼付票とともに配達票や売上票、あるいは請求票等の複
数の伝票を重ね合わせて、複写記入可能に構成した配送
伝票を、各票を抜き取るために部分的に被覆した状態で
配送品に貼付しているのが一般的である。
考案が解決しようとする課題 ところが、このような構成では、伝票の枚数に関係な
く、配送品に貼付した配送伝票のカバーから露出した部
分が、配送中に捲り上がる等不安定な状態となったり、
場合によっては破損されてしまうという欠点がある。
また、上述したような配送伝票では、構成する各票の
枚数が多いと、下位に重ねられた配送伝票に適正な筆圧
を掛けることが困難となり、複写した場合に記入内容が
薄くて判読できないという不都合がある。この不都合を
解消するものとして既に、貼付票と配達票を切り取り部
を介して連接することにより、重ね合わせる枚数を減少
させた伝票も提案されている。
しかしながら、この貼付票と配達票を切り取り部を介
して連接した構成によると、伝票が通常のものより横に
長くなってしまうので、従来のようなカバーでは、露出
部分がより大きくなるために、配送中に起こる露出部分
の捲り上がりや、破損がより大きな欠点となってくる。
そして、場合によっては、伝票が切り取り部から分離し
て紛失してしまうという事態を生ずる。
本考案は、このような欠点を解消した、配送伝票を貼
付するためのカバーを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上述した目的を達成するために、本考案は、配送伝票
を全体的に被覆した状態で配送品に貼付するためのカバ
ーであって、裏面には、前記配送伝票を被覆した時に前
記配送伝票の一側端部のみと重なり、他の部分とは重な
らないように、配送品に貼付するための粘着剤が設けら
れ、この粘着剤塗布面が剥離紙で被覆される一方、その
適所には切り取り部が設けられたものである。
また、被覆対象となる配送伝票が貼付票と配達票とが
切り取り部を介して連接されたものであれば、カバー裏
面の一側端部に、前記配送伝票を被覆した時に前記貼付
票の前記切り取り部とは反対側の端部と重なるように配
送品に貼付するための粘着剤を設け、また、前記カバー
裏面の他側端部には同状態時に前記配達票と重ならない
ように配送品に貼付するための粘着剤を設け、それぞれ
の粘着剤塗布面を剥離紙で被覆する一方、前記配送伝票
を被覆した時に前記配達票に対応する部分またはその近
傍に切り取り部を設けるとよい。
さらに、本考案に係るカバーは、あらかじめ配送伝票
に綴じ合わせて構成してもよいし、別体に構成して配送
伝票を配送品に貼付する際に使用してもよく、別体に構
成する場合には、配送伝票に対する位置決め用の表示、
例えば鉤状のマーク、を設けておくと好適である。
作用 カバー裏面の剥離紙を剥離し、露出した粘着剤により
配送伝票を全体的に被覆した状態で配送品に貼付する。
したがって、一般的な配送伝票はもちろん、貼付票と配
達票とが連接されている横長の配送伝票でも、配送伝票
を安定状態で被覆保護して配送作業ができる。また、配
送先に到達した場合は、カバーの切り取り部を破断し
て、配送伝票を取り出すものである。
実施例 以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
ここにおいて、第1図はカバーの断面図、第2図はカ
バーで配送伝票を被覆した状態を示す平面図、第3図は
使用対象となる配送伝票の他の実施例を示すもので綴じ
合わされた配送伝票の全体を示す断面図、第4図は同実
施例における控票を示す平面図、第5図は同実施例にお
ける売上票を示す平面図、第6図は同実施例におけるカ
バーで配送伝票を被覆した状態を示す平面図、第7図は
同実施例における使用状態を示す斜視図、第8図〜第10
図は切り取り部に関する他の実施例を示す平面図であ
る。
本考案に係るカバーの一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
透明な合成樹脂製のカバー1は、裏面の一側端部に、
配送伝票たる受領票を兼ねる貼付票67を被覆した時に前
記貼付票67の左端縁と平行な切り用ミシン目66の外側と
重なるように粘着剤2が塗布される一方、裏面の他側端
部には、前記貼付票67とは重ならないように粘着剤3が
塗布され、前記粘着剤2,3塗布面は剥離紙4,5でそれぞれ
被覆されている。また、前記貼付票67を被覆した時に右
端側に対応する部分に、切り取り部たる平行に伸びる2
本の切り用ミシン目6,7が設けられている。さらに、前
記貼付票67に対して位置決めするための鉤状の位置決め
表示8,9が印刷等の手段で設けられている。
次に、カバー1の被覆対象となる貼付票67について第
2図に基づき説明する。この貼付票67は、同一依頼主が
同一届け先に対して複数の配送品(通常、品数に応じて
2個口、3個口・・・の如く称される)を同時に配送す
る場合に使用されるもので、通常は他の複数の貼付票と
ともに組となって使用される。
貼付票67の表面には、届け先記入欄34、依頼主記入欄
35、配送品情報部36及び個口数記入欄37が設けられてい
る。また、前記届け先記入欄34の上には受付年月日記入
欄38が設けられるとともに、伝票番号39が印字されてい
る。そして、この伝票番号39に対応するバーコード表示
40が前記依頼主記入欄35の下に印刷されている。さら
に、前記届け先記入欄34と依頼主記入欄35とにまたがる
ようにして、対象配送品が何個目であるかを示す「1」
の数字が薄いアミ点で表示され、また、前記届け先記入
欄34と前記依頼主記入欄35の切り用ミシン目66に沿っ
て、「貼付票1」の表示がなされている。
配送品情報部36は、1個目から4個目までの配送品に
ついて選択記入できるものであり、図では明らかではな
いが、配送品毎に複数の品名があらかじめ印刷され、該
当品を○印で囲むものであり、また、これらに該当しな
い配送品名は余白部分に記入するよう構成されている。
前記配送品情報部36には、その右側に必要に応じて配送
品の包装箱の大きさを指定するサイズ指定欄が付随的に
設けられている。
また、貼付票67の表面右端側には伝票番号39と同一の
伝票番号47が表示され、その下に対象が1個目の配送品
であることを示す「1」が薄いアミ点で表示された受領
者記入欄48が設けられ、さらにその下に受領印捺印欄49
と配達月日記入欄50及び担当者捺印欄51が設けられてい
る。さらに、前記受領印捺印欄49と配達月日記入欄50及
び担当者捺印欄51の下には、伝票番号47に対応するバー
コード表示52がなされている。
本実施例は上述のように構成したので、第2図に示す
ように、カバー1の各剥離紙4,5を剥離して粘着剤2,3を
露出させたうえ、カバー1の位置決め表示8,9が貼付票6
7の左右上端角部にそれぞれ対応するようにして、カバ
ー1で貼付票67を被覆すれば、粘着剤2塗布部分が切り
用ミシン目66の外側部分に接着する状態で、配送品(図
示せず)に貼付票67を被覆接着できる。なお、図示して
はいないが、使用にあたっては、貼付票67の各記入欄に
所定事項が記入されることはもちろんである。
そして、所定の届け先に配送した際に、カバー1の各
切り用ミシン目6,7を破断して、切り用ミシン目66から
貼付票67を切り取り、受領印捺印欄49に捺印または署名
をして貰えばよいものである。受領印捺印後の貼付票67
のバーコード表示52を機械読み取りして、配送作業が終
了する。
続いて、本考案の他の実施例を第3図〜第7図に基づ
いて説明する。ここで使用する被覆対象となる配送伝票
は、上述した実施例と同様の目的に使用されるもので、
複数枚が綴じ合わされてなるものである。説明の便宜
上、まず配送伝票の構成から説明する。
第3図に示すように、配送伝票11は、上位から順に、
第1貼付票12と第1配達票13を切り取り部たる切り用ミ
シン目14を介して連接した伝票、第2貼付票15と第2配
達票16を切り取り部たる切り用ミシン目17を介して連接
した伝票、第3貼付票18と第3配達票19を切り取り部た
る切り用ミシン目20を介して連接した伝票、第4貼付票
21と第4配達票22を切り取り部たる切り用ミシン目23を
介して連接した伝票、及び控票24、請求票25、売上票26
が重ね合わされ、連接した各配達票13,16,19,22とは反
対側の一端で接着剤により綴じ合わされている。そし
て、前記各貼付票12,15,18,21及び前記控票24、請求票2
5、売上票26の綴じ合わせ端に沿ってそれぞれ切り用ミ
シン目27,28,29,30,31,32,33が設けられ、分離可能とな
っている。
第6図に示すように、第1貼付票12の表面には、届け
先記入欄34、依頼主記入欄35、配送品情報部36及び個口
数記入欄37が設けられている。また、前記届け先記入欄
34の上には受付年月日記入欄38が設けられるとともに、
伝票番号39が印字されている。そして、この伝票番号39
に対応するバーコード表示40が前記依頼主記入欄35の下
に印刷されている。さらに、前記届け先記入欄34と依頼
主記入欄35とにまたがるようにして、対象配送品が何個
目であるかを示す「1」の数字が薄いアミ点で表示さ
れ、また、前記届け先記入欄34と前記依頼主記入欄35の
綴じ合わせ端側に沿って、「貼付票1」の表示がなされ
ている。なお、これらの構成は、上述した第1実施例の
貼付票67と同一なので同一符号を付してある。
第1貼付票12の下に順次重ねられた、第2貼付票15、
第3貼付票18、第4貼付票21、控票24、請求票25、売上
票26の各表面には、図示してはいないが、前記第1貼付
票12の届け先記入欄34、依頼主記入欄35、配送品情報部
36、個口数記入欄37、受付年月日記入欄38と同一の記入
欄がそれぞれ直下に対応位置するよう設けられ、また、
同じく伝票番号39と対応する位置に、それぞれ同様に伝
票番号の表示がなされている。なお、これらの伝票番号
は、下4桁の数字のみが異なるもので、第1貼付票12、
第1配達票13、控票24、請求票25及び売上票26では「00
15」、第2貼付票15では「0025」、第3貼付票18では
「0035」、第4貼付票21では「0045」と表示されている
(第4図、第5図及び第6図参照)。また、第2貼付票
15、第3貼付票18、第4貼付票21の表面における第1貼
付票12のバーコード表示40に対応する部分には、それぞ
れの伝票番号に対応するバーコード表示がなされてい
る。さらに、図では明らかではないが、第1貼付票12と
同様に、第2貼付票15、第3貼付票18、第4貼付票21の
各届け先記入欄と依頼主記入欄とにまたがるようにし
て、それぞれの対象配送品が何個目であるかを示す
「2」,「3」,「4」の数字が薄いアミ点で表示さ
れ、また、それぞれ前記各欄23,24の左側に沿って「貼
付票2」、「貼付票3」、「貼付票4」の表示がなされ
ている。
そして、売上票26を除く各票15,18,21,24,25の裏面に
は、届け先記入欄34、依頼主記入欄35、配送品情報部3
6、個口数記入欄37及び受付年月日記入欄38に対応する
部分に、カーボン複写構造41,42,43,44,45,46が設けら
れている。したがって、最上位に位置する第1貼付票12
の前記各記入欄34,35,36,37,38に所定事項を記入するこ
とによって下位に位置する他の各貼付票15,18,21、控票
24、請求票25及び売上票26のそれぞれ対応する記入欄に
同一事項が複写記入されるものである。
第6図で明らかなように、第1配達票13の表面には
「配達票」とあらかじめ表示され、また、第1貼付票12
と同一の伝票番号47が表示され、その下に対象が1個目
の配送品であることを示す「1」が薄いアミ点で表示さ
れた受領者記入欄48が設けられ、さらにその下に受領印
捺印欄49と配達月日記入欄50及び担当者捺印欄51が設け
られている。さらにまた、前記第1配達票13の表面に
は、前記伝票番号47に対応するバーコード表示52がなさ
れている。これらの構成は「配達票」の表示を除き、第
1実施例の貼付票67と同一なので同一符号を付してあ
る。また、前記第1配達票13の裏面には、受領印捺印欄
49と配達月日記入欄50及び担当者捺印欄51に対応する部
分にそれぞれカーボン複写構造53,54が設けられてい
る。
なお、第2貼付票15に連接された第2配達票16、第3
貼付票18に連接された第3配達票19及び第4貼付票21に
連接された第4配達票22の構成については、受領者記入
欄内の薄いアミ点表示がそれぞれ「2」,「3」,
「4」となっている点が相違するだけで他の構成は第1
配達票13と同様であるからその説明は省略する。
第4図に示すように、控票24の表面には、各貼付票1
2,15,18,21と同一の各記入欄に加えて、第1〜第4の各
配達票13,16,19,22の各切り用ミシン目14,17,20,23に沿
った部分に対応する部分に、料金記入欄55が設けられ、
また、その右側には荷受印捺印欄56が設けられている。
さらに、運送会社の名称、住所、電話番号が表示された
運送会社表示57がなされるとともに、右側端に沿って
「ご依頼主控・取扱店控」の表示がされている。なお、
この控票24の下に重ね合わされた請求票25の構成は、前
記控票24の構成と同一であるからその説明は省略する。
そして、第3図で明らかなように、これら各票24,25の
裏面には、それぞれの料金記入欄55に対応する部分にカ
ーボン複写構造58,59が設けられている。
第5図に示すように、最下位に位置する売上票26の表
面には、各貼付票12,15,18,21と同一の各記入欄に加え
て、控票24及び請求票25の料金記入欄55に対応する部分
に料金記入欄60が設けられる一方、その右側に各貼付票
12a,15,18,21及び各配達票13,16,19,22の伝票番号がバ
ーコード表示61,62,63,64されている。
次にカバー1aについて説明するが、本実施例のカバー
1aは、第6図に示すように、切り取り部たる切り用ミシ
ン目6aが配達票13のほぼ中央部に対応する位置に一本設
けられ、また、位置決め表示8aが配送伝票11の左端に対
応するよう設けられている点を除いては、第1の実施例
のカバー1と同様であるからその詳細な説明は省略す
る。第6図中、2a,3aは粘着剤である。
続いて、上述した配送伝票11の使用法とともに、この
配送伝票11について同じく上述したカバー1aを使用する
方法について説明する。
複数、例えば4個の配送品を同一宛先に送ろうとする
依頼主が第1貼付票12の届け先記入欄34、依頼主記入欄
35、配送品情報部36、個口数記入欄37及び受付年月日記
入欄38に所定事項を記入すると、その下位に重ね合わさ
れた第2〜第4貼付票15,18,21、控票24、請求票25及び
売上票26のそれぞれ対応する各記入欄にも同一事項が複
写記入される。また、配送品は4個口であるから、前記
個口数記入欄37には「4」と記入され、配送品情報部36
については、1個目から4個目までの各欄で該当する品
名が○印で囲まれて選択される。なお、該当する品名が
表示されていない場合には、余白部分に品名を記入する
ことになる。
次に、取次店側で控票24の料金記入欄55に運送料金を
記入すると、請求票25と売上票26の料金記入欄60にも同
一金額が複写記入される。そして、控票24は切り用ミシ
ン目31から切り取られて依頼主に渡され、請求票25及び
売上票26は同様にそれぞれ切り用ミシン目32,33から切
り取られて取扱店及び運送会社の内部処理のために使用
される。この売上票26による売上の計上は、バーコード
表示61,62,63,64を機械読み取りして行う。
続いて、第1〜第4貼付票12,15,18,21を第1〜第4
配達票13,16,19,22をともなったまま、それぞれ切り用
ミシン目27,28,29,30から切り取る。そして、カバー1a
の各剥離紙(図示せず)を剥離して各粘着剤2a,3aを露
出させ、第6図に示すように、各貼付票12,15,18,21の
左端をカバー1aの位置決め表示8aに一致させると、カバ
ー1aの粘着剤2a塗布面と前記各貼付票12,15,18,21の左
端側が部分的に重なり合う一方、各配達票13,16,19,22
の右端側はカバー1aの粘着剤3a塗布面と重ならないよう
に対応する所定状態となる。この状態で、それぞれ対応
する配送品を収納した包装箱65に被覆接着するものであ
る(第7図参照)。この被覆接着状態では、カバー1aの
切り用ミシン目6aが、各配達票13,16,19,22のほぼ中央
部に対応位置する(第6図及び第7図参照)。各貼付票
12,15,18,21及び各配達票13,16,19,22は全体的に被覆さ
れるので、配送中の伝票は安定状態で保護され、破損さ
れる恐れはない。
そして、届け先に配送した際には、切り用ミシン目6a
でカバー1aを破断し、各配達票13,16,19,22をそれぞれ
切り用ミシン目14,17,20,23から切り離したうえ、受領
印捺印欄49に捺印または署名をして貰う。この受領印を
捺印した各配達票13,16,19,22のバーコード表示52を機
械読み取りすることによって、配送作業が完了する。
次に、本考案の切り取り部に関する他の実施例を第8
図〜第10図に基づいて詳細に説明する。切り取り部以外
の構成については、上述した各カバー1,1aと同様である
からその説明は省略する。
第8図に示すカバー71の切り取り部は2本の平行に伸
びる切り用ミシン目72,73からなり、これら切り用ミシ
ン目72,73に挟まれた部分の上端には凸部74が設けら
れ、下端には凹部75が設けられたものである。本実施例
では前記凸部74を摘むことにより破断動作が容易とな
る。また、前記凹部75は必ずしも設ける必要はないが、
前記凸部74と前記凹部75とが互いに合致するようように
形成すれば、カバー71を連続的に無駄なく作成すること
ができる。
第9図に示すカバー81の切り取り部は1本の切り用ミ
シン目82からなり、その下端には三角形の切欠き部83が
形成されて、破断時に容易に摘めるように構成されてい
る。なお、前記切り用ミシン目82と平行な切り用ミシン
目を設けてもよい。
第10図に示すカバー91の切り取り部は2本の平行に伸
びる切り用ミシン目92,93とこれら切り用ミシン目92,93
のブリッジ部分から下端に向けて斜めに伸びる切り用ミ
シン目94,95からなる。本実施例では、ハ字状の切り用
ミシン目94,95を設けたことによって、上端から下端に
向けて破断すれば、破断動作は極めて円滑になされる。
この実施例の変形としては、ハ字状の切り用ミシン目9
4,95だけで切り取り部を構成してもよい。
なお、本考案は上述した各実施例に限定されるもので
はなく、例えばカバー1,1a,71,81,91の切り取り部は、
配達票13,16,19,22に対応するよう設けるほか、これら
配達票13,16,19,22の近傍に位置するよう設けてもよ
い。また、カバー1,1a,71,81,91は対象となる配送伝票1
1,貼付票67と別体ではなく、配送伝票11の貼付票12,15,
18,21側端部あるいは貼付票67の左端部を、あらかじめ
粘着剤2,2aと剥離紙4の間に綴じ込んで構成してもよ
い。さらに、カバー11a,71,81,91は不透明な合成樹脂製
でもよく、また、樹脂フィルムと紙の2層構造でもよ
い。カバー1,1a,71,81,91が透視不能な場合には、その
表面に貼付票12,15,18,21と同一な記入部、少なくとも
届先記入欄34と依頼主記入欄35とを設ける必要があり、
その表面には筆記性が要求されるので、樹脂フィルムが
表面側に位置する場合には、マット加工等の筆記性処理
を施すことが必要となる。またさらに、位置決め表示8,
9,8aの構成も、配送伝票11の対角部分に対応して設けて
もよいほか、その形状も種々変更可能である。さらにま
た、使用対象となる配送伝票の構成は、切り用ミシン目
66を有し、受領票を兼ねる貼付票67や貼付票と配達票と
が切り取り部を介して連接され、互いに綴じ合わされた
配送伝票11に限定されないことはもちろんである。配送
伝票を配送品から取り出す場合に、前記配送伝票に切り
取り部がない場合には、ハサミ等の適宜手段によって前
記配送伝票を分離すればよいものである。
効果 以上説明したところで明らかなように、本考案のカバ
ーによれば、配送伝票を配送品に貼付する際に、その全
体を被覆するので、配送中の配送伝票を確実に保護する
ことができ、破損したり、紛失したりする恐れがなく、
また、切り取り部を設けたので、配送伝票の取り出しも
容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図はカバーの断
面図、第2図はカバーで配送伝票を被覆した状態を示す
平面図、第3図は使用対象となる配送伝票の他の実施例
を示すもので綴じ合わされた配送伝票の全体を示す断面
図、第4図は同実施例における控票を示す平面図、第5
図は同実施例における売上票を示す平面図、第6図は同
実施例におけるカバーで配送伝票を被覆した状態を示す
平面図、第7図は同実施例における使用状態を示す斜視
図、第8図〜第10図は切り取り部に関する他の実施例を
示す平面図である。 1,1a,71,81,91……カバー、2,2a,3,3a……粘着剤、4,5
……剥離紙、6,6a,7,72,73,82,92,93,94,95……切り用
ミシン目、8,8a,9……位置決め表示、11……配送伝票、
12,15,18,21……貼付票、13,16,19,22……配達票、14,1
7,20,23……切り用ミシン目、67……貼付票

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配送伝票を全体的に被覆した状態で配送品
    に貼付するためのカバーであって、裏面には、前記配送
    伝票を被覆した時に前記配送伝票の一側端部のみと重な
    り、他の部分とは重ならないように、配送品に貼付する
    ための粘着剤が設けられ、この粘着剤塗布面が剥離紙で
    被覆される一方、その適所には切り取り部が設けられた
    ことを特徴とする配送伝票の貼付用カバー。
  2. 【請求項2】貼付票と配達票とが切り取り部を介して連
    接された配送伝票を全体的に被覆した状態で配送品に貼
    付するためのカバーであって、裏面の一側端部には、前
    記配送伝票を被覆した時に前記貼付票の前記切り取り部
    とは反対側の端部と重なるように配送品に貼付するため
    の粘着剤が設けられ、前記裏面の他側端部には同状態時
    に前記配達票と重ならないように配送品に貼付するため
    の粘着剤が設けられ、それぞれの粘着剤塗布面が剥離紙
    で被覆される一方、前記配送伝票を被覆した時に前記配
    達票に対応する部分またはその近傍に切り取り部が設け
    られたことを特徴とする配送伝票の貼付用カバー。
  3. 【請求項3】カバーには配送伝票に対する位置決め用の
    表示がなされていることを特徴とする請求項第1項また
    は第2項記載の配送伝票の貼付用カバー。
JP2135390U 1990-03-02 1990-03-02 配送伝票の貼付用カバ― Expired - Fee Related JP2509201Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2135390U JP2509201Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 配送伝票の貼付用カバ―

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2135390U JP2509201Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 配送伝票の貼付用カバ―

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112364U JPH03112364U (ja) 1991-11-18
JP2509201Y2 true JP2509201Y2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=31524402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2135390U Expired - Fee Related JP2509201Y2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 配送伝票の貼付用カバ―

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2509201Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4958474B2 (ja) * 2006-05-17 2012-06-20 ナカバヤシ株式会社 シュレッダーの分別回収ユニット
JP5452857B2 (ja) * 2007-10-25 2014-03-26 リンテック株式会社 配送伝票

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03112364U (ja) 1991-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4598935A (en) Business form with packing label and method of use
US4801076A (en) Advertising pouch assembly for distributing advertising literature or the like
JP2509201Y2 (ja) 配送伝票の貼付用カバ―
US3767038A (en) Composite label and battery package
JPS5824824Y2 (ja) 確認抜き取り容易な配送票付透明封筒
JPH0213918B2 (ja)
JPH051413Y2 (ja)
CA1104606A (en) Record keeping system
JPH02281Y2 (ja)
JPH0533357Y2 (ja)
JPH088848Y2 (ja) 配送伝票
JP2581268Y2 (ja) ラベル用紙
JP2592958Y2 (ja) 配送伝票
JP2506940Y2 (ja) 配送伝票
JP2002293062A (ja) 配送伝票
JPH0529895Y2 (ja)
JP2506939Y2 (ja) 配送伝票
JP2522357Y2 (ja) 配送伝票
JPH088847Y2 (ja) 配送伝票
JPH046943Y2 (ja)
JP2515938Y2 (ja) 分離容易な受領票付き配送伝票
JPH0526452U (ja) 貼着用シート
JPH04378Y2 (ja)
JPH04377Y2 (ja)
JP3585284B2 (ja) 複写記入ラミネート用紙及びその組

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees