JP2000175356A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP2000175356A
JP2000175356A JP10349555A JP34955598A JP2000175356A JP 2000175356 A JP2000175356 A JP 2000175356A JP 10349555 A JP10349555 A JP 10349555A JP 34955598 A JP34955598 A JP 34955598A JP 2000175356 A JP2000175356 A JP 2000175356A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H3/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
    • H02H3/12Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to underload or no-load
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/50Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member
    • H01H13/56Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force
    • H01H13/562Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force making use of a heart shaped cam
    • H01H13/568Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force making use of a heart shaped cam the contact also returning by some external action, e.g. interlocking, protection, remote control

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  • Push-Button Switches (AREA)
  • Keying Circuit Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源回路をOFFするに先立ち、所定の処理
を必要とする電気機器においても、誤操作なく非使用時
に、電源回路の1次側回路への電力供給を遮断すること
を可能とし、待機電力を零にする事ができる電気機器を
提供する。 【解決手段】 本発明の電気機器は、1次側電源供給回
路21へのON操作部材を手動で操作してスイッチ装置
SをONさせることにより行い、1次側電源供給回路2
1への電力供給を遮断するときは、制御系回路28を作
動させて所定の保全処理等を行った後に駆動源12を駆
動させてOFF操作部材13を自動操作し、スイッチ装
置Sを自動でOFFさせ、1次側電源供給回路21への
電力供給を自動的に遮断するようにしたので、1次側電
源供給回路21を遮断する前に適正な処理を確実に行う
ことができ、安全性の高い電気機器を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビ、VTR、プ
リンタ、あるいはファーンヒータ等の電気機器に係わ
り、特に非使用時に1次側電源供給回路への電源電圧の
供給を遮断することができる節電モードを有する電気機
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器を、例えばファーンヒー
タで説明すると、図示を省略したファーンヒータの大部
分は電源回路にタイマー機能が接続されており、このタ
イマー機能を起動させて電源OFFの状態においても、
指定された時間にファーンヒータを燃焼させる必要性か
ら、常に1次側電源供給回路をON状態にしておき、こ
れに2次側電源供給回路の1部が接続された状態を維持
し続けるようになっている。
【0003】従って、従来のファーンヒータは、2次側
電源供給回路がOFFの状態においても、1次側電源供
給回路には常時電力供給されており、その分は電力を消
費し続けているため、非使用時(非動作時)にも常に数
W程度の待機電力が消費されていた。また、前記待機電
力の消費をなくするために、1次側電源供給回路にリレ
ーを接続し、制御系回路からの指令によって、前記リレ
ーを操作して1次側電源供給回路をOFFする事ができ
る電気機器が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、数多くの種類
の電気機器の中においては、1次側電源供給回路をOF
Fする前に所定の前処理、例えば保全処理等を行ってか
ら1次側電源供給回路をOFFしなければならない電気
機器があるので、前記リレーによるOFF手段を全ての
電気機器に用いることはできないというというような課
題があった。前記電源回路をOFFする前の所定の保全
処理として、例えばファーンヒータにおいては、消火す
る時に生じる不完全燃焼を防止するための処理、あるい
は燃焼部への燃料供給停止等の所定の保全処理を行って
から1次側電源供給回路をOFFしなければならなかっ
た。
【0005】また、前記リレーは外部が封止材等によっ
て内部が密閉されているので、外部から直接リレーを強
制的に操作してOFFすることができないため、電気機
器の電源回路に何らかの異常が発生して、制御系回路を
制御することができなくなった場合には、リレーをOF
F操作できなくなり、安全性に課題があった。本発明
は、前述したような課題を解決し、電気機器側の電源回
路を遮断する前の処理、例えば保全処理等を適正に行う
ことができると共に、1次側回路の待機電力を零にする
ことができる電気機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明の電気機器は、1次側電
源供給回路と、この1次側電源供給回路から電力供給さ
れる2次側電源供給回路と、この2次側電源供給回路に
接続される制御系回路と、ON操作部材とOFF操作部
材とを異なる位置に設けたスイッチ装置とを備え、この
スイッチ装置は、前記1次側電源供給回路に接続される
と共に、前記OFF操作部材を自動操作して前記スイッ
チ装置をオートOFFさせる駆動源を有し、前記1次側
電源供給回路への電力供給は前記ON操作部材を手動で
操作して前記スイッチ装置をONさせることにより行
い、前記1次側電源供給回路への電力供給を遮断すると
きは、前記制御系回路を作動させて所定の処理を行った
後に前記駆動源の駆動により前記スイッチ装置を自動で
OFFさせ、前記1次側電源供給回路への電力供給を自
動的に遮断するような構成とした。
【0007】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記スイッチ装置は、前記ON操作部材
を手動で1方向に移動させてON操作を行い、このON
操作後も更に1方向に移動させることができるオーバス
トーク域を有し、前記ON操作部材が前記オーバストロ
ーク域内を往復移動することによりON/OFF信号を
出力する検出スイッチを設け、この検出スイッチのO
N、またはOFFの信号を前記制御系回路が検知してか
ら所定時間経過後に、前記制御系回路からの指令で前記
駆動源を駆動させるような構成とした。
【0008】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、1次側電源供給回路と、この1次側電源
供給回路から電力供給される2次側電源供給回路と、こ
の2次側電源供給回路に接続される制御系回路と、ON
操作部材とOFF操作部材とを異なる位置に設けたスイ
ッチ装置とを備え、このスイッチ装置は、前記1次側電
源供給回路に接続されると共に、前記OFF操作部材を
自動操作して前記スイッチ装置をオートOFFさせるこ
とができるソレノイドを配設し、前記1次側電源供給回
路に供給さる電力を遮断するときは、前記ソレノイドを
駆動させて前記スイッチ装置を自動でFFさせることが
できると共に、前記ソレノイドに配設された可動鉄芯を
外部から強制操作可能に配設した構成とした。
【0009】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記スイッチ装置の前記ON操作部材を
外部から操作可能な操作ボタン保持する操作パネルを有
し、前記可動鉄芯の前記強制操作を前記操作パネルに配
設した押し棒を操作して行うような構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第5の解
決手段として、前記可動鉄芯を外部から強制操作可能と
する貫通孔を前記操作パネルに設けた構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の電気機器を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の電気機器の電源制
御回路の要部回路図であり、図2、3はその回路に使用
するスイッチ装置の上面図と正面図であり、図4、5は
本発明に係わる第1スイッチの上面図と正面図であり、
図6は本発明に係わるスイッチ装置の要部拡大図であ
り、図7、8は本発明に係わるスイッチ装置のカム底面
を説明する概略図であり、図9、10は、本発明に係わ
るスイッチ装置のロック部材の動きを説明する概略図で
あり、図11は本発明に係わる第2スイッチを説明する
要部断面図であり、図12は本発明の電気機器の制御系
回路とスイッチ装置の動作との関連を説明する図であ
り、図13は本発明のその他の実施の形態を説明する概
略図である。
【0012】まず、本発明は、TV、VTR、プリン
タ、あるいはファーンヒータ等の電気機器全般に適用が
可能であり、本発明の実施の形態においては、ファーン
ヒータを例に説明する。まず、ファーンヒータ(図示せ
ず)の電源回路は、図1の要部回路図に示すように、端
子21aからAC100Vが供給される1次側電源供給
回路21(以下1次側回路21と称する)と、この1次
側回路21に接続されるオートOFF機能を備えたスイ
ッチ装置Sと、1次側回路21に供給される電力が、電
源トランス22を介して信号系及びモーター系用電源回
路23と、制御系用電源回路24等から成る2次側電源
供給回路に供給されるようになっている。
【0013】前記信号系及びモーター系用電源回路23
は、信号系及びモータ系回路27に接続され、制御系用
電源回路24は、逆流防止ダイオード25、26を介し
て、制御系回路28と、第1と第2の2つのスイッチ
5、10を備えたスイッチ装置Sとに接続され、この制
御系回路28とスイッチ装置Sとに制御系用電源回路2
4から電力供給されるようになっている。また、制御系
回路28とスイッチ装置Sとは駆動用トランジスタ29
を介して接続されて、本発明の電気機器の電源回路が概
略構成されている。
【0014】このような電源回路は、スイッチ装置Sの
後述する第1スイッチ5を手動でONすると、1次側回
路21にAC100Vの電力供給がされ、この電力が2
次側電源供給回路である信号系及びモーター系用電源回
路23、及び制御系用電源回路24に供給され、制御系
回路28からの指令でファーンヒータの燃焼部が着火し
て燃焼するようになっている。また、燃焼中のファーン
ヒータを消火するには、スイッチ装置Sの後述する検出
スイッチ10をONすると、このON信号を制御系回路
28が検知して、消火時の不完全燃焼を防止するための
保全処理、あるいは燃焼部への燃料供給停止等の所定の
保全処理を所定時間内に行う。
【0015】前記検出スイッチ10がONされてから所
定時間経過後、制御系回路28からの指令で、スイッチ
装置Sの後述するソレノイドから成る駆動源12を駆動
させて、第1スイッチ5を自動でOFFさせることによ
り、1次側回路21への電力供給を遮断する。この1次
側回路21への電力供給が遮断されることで、燃焼中の
ファーンヒータを適正に消火することがきる。また、前
述のような手順で適正に消火されたファーンヒータは、
再度燃焼部を着火させて燃焼させるときに、着火時の不
完全燃焼等の障害をなくすることができる。
【0016】本発明の電気機器の電源回路の1次側回路
21に接続される、スイッチ装置Sは、図2、3に示す
ように、プレス等によって打ち抜き加工された金属板か
ら成る枠体1が上部に配設されている。この枠体1は、
後述するAC回路用スイッチから成る第1スイッチ5を
取り付けるためのACスイッチ部2と、後述するソレノ
イドから成る駆動源12を取り付けるための駆動源取付
部4とが隣り合わせて形成され、ACスイッチ部2の図
示右側に、後述するDC回路用スイッチから成る検出1
0を取り付けるためのDCスイッチ部3が設けられ、A
Cスイッチ部2とDCスイッチ部3との間に連結部1c
が形成されている。
【0017】前記ACスイッチ部2には、1部が平坦状
に突出形成された段差部2aを有し、この段差部2aに
は、下方に突き出し形成された凸部2bが設けられてい
る。また、ACスイッチ部2の前方側の2つの舌片状の
第1カシメ部2c、2cが図示上下に形成され、第1カ
シメ部2c、2cは、図3に示すように下方側に折り曲
げ形成されている。前記段差部2aの図示右側の平坦状
のACスイッチ部2には、下方に突き出しされた一対の
凸部2dと、上方に突き出しされた一対の凸部2eと、
この凸部2dと前記凸部2eとの間に、一対の位置決め
孔2f、2fが貫通形成されている。
【0018】前記枠体1のDCスイッチ部3は、図2に
示す上下に一対の側板3b、3bが折り曲げられて、門
型状に形成されている。前記一対の側板3bには、図3
に示すような、舌片状の第2カシメ部3c、3cがそれ
ぞれ形成され、この第2カシメ部3c、3c間に、後述
する第2ケース11の突部11bをカシメ付けて、後述
する検出スイッチ10を係止するようになっている。前
記DCスイッチ部3の、側板3bと連結部1cとが交わ
る部分に、後述する第1スイッチ5の後方部を掛け止め
するための掛け止め部3eが、切り欠き形成されてい
る。この掛け止め部3eの、連結部1cの下面との間に
形成された隙間寸法は、後述する蓋体9の板厚寸法より
若干プラスして形成されている。
【0019】また、駆動源取付部4は、図2に示すよう
に、前方に前側板4aと、後方に後側板4bと、図示上
部に側板4cとが折り曲げられて形成されている。前記
ACスイッチ部2の第1カシメ部2c、2c、およびD
Cスイッチ部3の側板3b、3b、および駆動源取付部
4の前側板4b、後側板4c、側板4dは、それぞれ図
3に示す下方側の同方向にそれぞれ折り曲げられてい
る。前記枠体1のACスイッチ部2に取り付ける、第1
スイッチ5は、図4、5に示すような第1ケース6を有
し、この第1ケース6は、樹脂材料らから成り、上方が
解放されている。
【0020】前記第1ケース6は、前方側に突出するガ
イド部6aが形成され、このガイド部6aの外側面の図
示下方側に凹部6bが形成されている。前記第1スイッ
チ5は、スライド操作可能なON操作部材7を有してい
る。このON操作部材7は、矢印E、F方向にスライド
可能となっており、1方向の矢印F方向に手動で移動さ
せることにより、第1スイッチ5をONさせることがで
きると共に、後述するソレノイドから成る駆動源12の
駆動により第1スイッチを自動でOFFさせることがで
きるようになっている。前記ON操作部材7は、樹脂材
料から成り第1ケース6の前方側から外部に突出する操
作軸7aを有し、この操作軸7aには、ON操作部材7
を常に矢印E方向に弾性付勢する弾性部材(図示せず)
が内装されている。
【0021】前記ON操作部材7の1部には、図6に示
すようなカム凹部7bが形成され、このカム凹部7b
は、図7の太線で示すような形状に形成され、このカム
凹部7bの底面に、深さの異なる複数の平坦面a、c、
d、eと、この平坦面a−c、a−eを接続する傾斜面
b、fとから成るカム底面7cが所定の深さで彫り込み
形成されている。前記カム底面7cの、それぞれの平坦
面a、c、d、eの深さは、図8に示すように、平坦面
eが一番深く形成され、2番目の深さで平坦面aが形成
され、3番目の深さで平坦面dが形成され、4番目の深
さ(1番浅い)で平坦面cが形成されている。また、平
坦面eと平坦面aとの間に斜面fが形成され、この斜面
fは平坦面aに接する部分が平坦面aより高く形成され
ている。また、平坦面aと平坦面cとの間が斜面bで結
ばれている。
【0022】前記カム凹部7bの周囲には、カム底面7
cの中で一番浅い平坦面cより更に浅い平坦面gが形成
され、この平坦面gの周囲に、ON操作部材7の表面と
なる平坦面hが形成されている。前記カム底面7cの略
中央部には、図7に示すような、黒く塗りつぶしたロッ
ク壁7dを有するハートカム部7eが突出形成されてい
る。このハートカム部7eの突出高さは、カム凹部7b
周囲の平坦面gと同じ高さで形成されている。前記ロッ
ク壁7dには、後述するロック部材8のロック部8aが
当接して、ON操作部材7をロック状態で係止すること
ができるようになっている。
【0023】前記カム凹部7bには、金属棒から成るロ
ック部材8が配設され、このロック部材8は、両端部が
略直角に折り曲げられて、一端部にロック部8aが形成
され、他端部の揺動支点(図示せず)が第1ケース6側
に支持されて配設されている。そして、ON操作部材7
が矢印E、F方向にスライドすることで、ロック部8a
がカム底面7c上を揺動可能になっている。そして、操
作軸7aを弾性部材(図示せず)の弾性力に抗して手動
で矢印F方向に押圧すると、ロック部材8がカム底面7
cに誘導されてロック壁7dに当接する。このロック部
材8がロック壁7dに当接する事で、ON操作部材7が
ロック状態に係止されて矢印E方向の動きが規制される
ようになっている。このON操作部材7がロック状態に
係止されると、第1スイッチ5がONされて、図1に示
す電源回路の1次側回路21に電力供給されるようにな
っている。
【0024】前記ON操作部材7をロック状態から更に
矢印F方向の1方向に移動させて、図7に示す側壁7g
にロック部8aが当接するまでの間に、オーバストロー
ク域Yを有している また、前記ON操作部材7は、ロック壁7bが対向する
側のカム凹部7bを形成する側壁7gの一部にガイド壁
7hが形成されている。そのために、ON操作部材7が
オーバストローク域Y内を往復移動するときのロック部
材8は、ガイド壁7hにガイドされて移動するので、平
坦面dに隣接する平坦面dの深さより深い平坦面e側に
逃げないようになっている。そのために、ON操作部材
7がオーバーストローク域Yを往復移動しているとき
は、ON操作部材7はロック状態に保持されたままで、
非ロック状態になることはない。また、ON操作部材7
がオーバーストローク域Y内を移動しているときは、第
1スイッチ5はON状態になっている。
【0025】また、第1ケース6の上部には、第1ケー
ス6に形成された解放部(図示せず)を蓋閉する金属板
から成る蓋体9が配設されている。この蓋体9は、図4
に示すように、左寄りに矩形の開口部9aが形成され
て、この開口部9aから下方のON操作部材7のカム凹
部7bが望めるようになっている。前記開口部9aの前
方寄りには、図5に示すように、下方側に折り曲げられ
た一対の基板取付部9bと前方カシメ部9cとが形成さ
れている。 また、図4に示す開口部9aの図示左側の
上下部分には、第1ケース6からはみ出して設けられた
前方係止部9d、9dが形成されている。また、蓋体9
には、円形と楕円状の2つの位置決め孔9e、9fがそ
れぞれ貫通形成されている。
【0026】また、蓋体9の図示右側である後方側に
は、一対の後方係止部9g、9gが、寸法Hの間隔を有
して突出形成され、この後方係止部9g、9gは、第1
ケース6の後方側から所定量突出するようになってい
る。前記後方係止部9g、9gの間には、図5に示すよ
うな、後方カシメ部9hが下方側に折り曲げ形成され、
蓋体9は、第1ケース6に前方カシメ部9cと後方カシ
メ部9hとをカシメ付けて、第1ケース6に一体化され
て取り付けられている。また、蓋体9は、後方側に角孔
状の操作孔9jが形成されている。このような第1スイ
ッチ5は、後方係止部9g、9gが枠体1の掛け止め部
3eに係止され、前方係止部9d、9dが枠体1の第1
カシメ部2c、2cにカシメ付けられて、枠体1のAC
スイッチ部2に取り付けられている。
【0027】また、枠体1のDCスイッチ部3には、O
N操作部材7のオーバストローク域Y内での往復移動を
検出可能な検出スイッチ10が取り付けられている。こ
の検出スイッチ10は、第1ケース6と同じ樹脂材料か
ら成る第2ケース11を有し、図2に示すように、第2
ケース11の側壁11aから図示上下方向に突部11b
が突出形成されている。また、検出スイッチ10から
は、図11に示すように、蓋体9の操作孔9jに挿入さ
れる操作棒10aが第2ケース11から突出して設けら
れている。この操作棒10aは、ON操作部材7が矢印
F方向にスライドすると、図11に示すON操作部材7
の後方端部7fに弾接するようになっている。
【0028】前記ON操作部材7の矢印F方向のスライ
ドで、ON操作部材7の後方端部7fで操作棒10aが
押されると、操作棒10aは回動支点10bを支点とし
て矢印G方向に回動し、リン青銅板等の弾性部材から成
る可動接点10cが端子10d側に移動し、端子10d
と端子10eとが導通して、検出スイッチ10がONす
る。すると、図20に示すロック部8aが側壁7gに当
接してON操作部材7の矢印F方向へのスライドがスト
ップする。この状態から、操作軸7aに加えていた押圧
力を取り去って、ON操作部材7が矢印E方向に戻る
と、操作棒10aが可動接点10cの弾性力で、矢印H
方向に回動して、可動接点10cが端子10e側に移動
し、検出スイッチ10がOFFされるようになってい
る。前記検出スイッチ10は、突部11bが第2カシメ
部3c、3cでカシメ付けられて、枠体1のDCスッチ
部3に取り付けられている。
【0029】また、図2に示す枠体1の第1取付部1a
の駆動源取付部4には、スイッチ装置Sの第1スイッチ
5を自動でOFFするためのソレノイド等から成る駆動
源12が取り付けられている。この駆動源12はコイル
(図示せず)と可動鉄芯12aとから成り、コイルが、
枠体1の前側板4aと後側板4bとに狭持されて抜け止
めされて、駆動源12が枠体1の駆動源取付部4に取り
付けられている。そして、コイルに通電されて初期状態
の非励磁状態から励磁状態になると、可動鉄芯12aが
所定の吸引力で矢印P方向に吸引されるようになってい
る。
【0030】前記可動鉄芯12aの先端にはOFF操作
部材13の係合部13aが係合されている。このOFF
操作部材13は、一端部に係合部13aと、他端部にカ
ム面13bとを有し、前記係合部13aとカム面13b
との間に支持孔13cが形成されている。そして、OF
F操作部材13は、係合部13aを可動鉄芯12bの先
端に係合させ、支持孔13cが枠体1の凸部2bに挿入
され、支持孔13cを中心として回動可能に枠体1に取
り付けられている。そのために、ロック壁7dにロック
部材8が位置して、ON操作部材7がロック状態にある
ときに、駆動源12を駆動させて可動鉄芯12aを矢印
P方向に吸引すると、OFF操作部材13が支持孔13
cを中心として時計回り方向に回動して、カム面13b
がロック状態のロック部8aをロック壁7dから外し、
ON操作部材7のロックを自動的に解除できるようにな
っている。
【0031】即ち、本発明の電気機器のスイッチ装置S
は、手動操作でONに切換えてON状態でロックし、こ
のロックを解除するには、OFF操作部材13自動操作
してオートOFFさせることができる駆動源12とを有
して、1次側回路21に接続されている。そして、本発
明の電気機器は、1次側回路21に電力供給するときは
ON操作部材7を手動操作してスイッチ装置SをONさ
せ、また、1次側回路21への電力供給を遮断するとき
は、制御系回路28を作動させて前述したような所定の
処理を行った後に駆動源12の駆動によりスイッチ装置
Sを自動でOFFさせ、1次側回路21への電力供給を
自動的に遮断するようなオートOFF機能を備えてい
る。
【0032】本発明の電気機器、例えばファーンヒータ
にスイッチ装置Sを用いた電源回路の制御系回路28の
働きと、スイッチ装置Sのロック部材8の動きと、スイ
ッチ装置Sの操作との関係を、図9、10、及び図12
を用いて説明する。まず、ON操作部材7が一番左側に
位置して、第1スイッチ5がOFFされた初期状態にあ
っては、ロック部8aが平坦面a上の(7)の場所に位
置した状態になっている。この状態から操作軸7aをy
すどうで押圧してON操作部材7を矢印F方向の一方側
に移動させると、ロック部材8は平坦面aから斜面bを
経由して、一番深さの浅い平坦面cまで誘導される。そ
の後ロック部8aは、平坦面cから平坦面d(第1平坦
面)に落下すると共に、カム凹部7bの側壁7gに当接
して(1)から(2)の場所に位置し、ON操作部材7
の矢印F方向への移動が停止する。このとき、第1スイ
ッチ5がONされる。
【0033】また、ロック部材8が(2)の場所に位置
すると、検出スイッチ10もONされるが、ファーンヒ
ータの制御系回路28は第1スイッチ5がONされてか
ら、数秒間は検出スイッチ10からのON信号を検知し
ないようになっている。この状態から操作軸7aに加え
ていた矢印F方向への押圧力を解くと、ON操作部材7
は矢印E方向に若干戻りロック部材8は、ロック壁7d
に当接して(3)の場所に位置し、ON操作部材7がロ
ック状態に保持される。このロック状態のON操作部材
7の操作軸7aを再度矢印F方向に押圧すると、ON操
作部材7はオーバーストローク域Y内を移動して、ロッ
ク部材8が(3)の場所からカム凹部7bの側壁7gに
当接して(4)の場所に移動する。このON操作部材7
がオーバーストローク域Y内を移動して、ロック部材8
が(3)から(4)の場所に移動すると、ON操作部材
7が検出スイッチ10をONする。
【0034】この検出スイッチ10がONしたときの信
号を、制御系回路28が検知すると、この制御系回28
から信号系及びモータ系回路27に指令して、ファーン
ヒータを消火するときの不完全燃焼を防止するための処
理、あるいは燃焼部への燃料供給停止等の所定の処理で
ある保全処理を所定時間内に行う。その後、制御系回路
28からの指令で、駆動源12のコイルに通電されて、
駆動源12が駆動し、OFF操作部材13を介してロッ
ク部材8が(3)から(5)の場所に移動され、ON操
作部材7のロック状態が解除される。
【0035】すると、ON操作部材7は、図示しない弾
性部材の作用で矢印E方向に移動し、ロック部材8は
(5)から(6)を経由して、初期状態の(7)の場所
に位置すると共に、第1スイッチ5がオートOFFされ
て、スイッチ装置Sは初期状態に自動復帰する。前記第
1スイッチ5がオートOFFされると、1次側回路21
への電力供給が遮断されると共に、信号系及びモータ系
電源回路23と信号系用電源回路24の2次側回路への
電力供給が遮断されて、待機電力の消費を確実に零にす
る事ができる。
【0036】本発明の実施の形態の説明では、駆動源1
2をソレノイドで説明したが、例えば駆動源12にモー
タ等を使用したものでもよい。また、本発明の実施の形
態では、検出スイッチ10がONされる信号を制御系回
路28が検知するように説明したが、前記信号は、検出
スイッチ10がOFFされるときの信号でもよい。即
ち、検出スイッチ10のON、またはOFFの信号を制
御系回路28が検知するようにしたものでもよい。
【0037】また、本発明の実施の形態として、電気機
器の操作パネルに駆動源12に対向する孔を設け、駆動
源12の可動鉄芯12aを電気機器の外部から操作して
スイッチ装置Sを強制的にOFFさせることができ、安
全性を高めることができる。
【0038】このような本発明の電気機器のその他の実
施の形態を、例えばファーンヒータで説明すると、ファ
ーンヒータ(図示せず)には、図13に示すように、基
板(図示せず)に取り付けられたスイッチ装置SのON
操作部材7を、外部から操作可能な操作ボタン31を有
し、この操作ボタン31をスライド可能に保持する操作
パネル30が設けられている。この操作パネル30は、
駆動源12の可動鉄芯12aの強制操作を操作パネル3
0の内部の操作部32に配設した押し棒33を操作して
行うようになっている。この操作部32は操作パネル3
0の一部に操作孔32aが形成され、この操作孔32a
が形成された部分の内側で、図13Aに示す上部側に
は、内部が空洞の支持部32bが図示上方の電気機器の
内部側に突出形成されている。
【0039】前記支持部32b内部には、押し棒33が
スライド可能に支持されると共に、押し棒33の先端部
33aが、支持部32bから図示上方に突出した状態に
なっている。前記押し棒33は、コイルバネ34によっ
て、図示下方側に弾性付勢され、前記押し棒33の一端
部33aは、スイッチ装置Sの駆動源12の可動鉄芯1
2aの先端に当接、あるいは若干隙間を有して取り付け
られ、押し棒33の他端部は操作孔32aの内部に位置
して、操作孔32aから望めるようになっている。そし
て、押し棒33は、コイルバネ34で、図示下方側に弾
性付勢されている。
【0040】従って、押し棒33は操作パネル30の意
匠面よりも突出することがなく、、謝って押し棒33が
押されることを防止できる。前記ON操作部材7がロッ
ク状態に保持され、第1スイッチ5がONされていると
きに、操作孔32aから図示しない操作棒を挿入して、
押し棒33を矢印P方向に押圧し、可動鉄芯12aを矢
印P方向に押圧すると、OFF操作部材13が回動し、
ロック状態のON操作部材7のロックが解除されて、O
N操作部材7は非ロック状態になると共に、第1スイッ
チ5を強制的にOFFすることができる。尚、押し棒3
3にマーキングを施す等して、使用者に非常用であるこ
とを知らしめるようにする事も可能である。
【0041】このような、本発明のその他の実施の形態
の電気機器は、何らかの事情で制御系回路28に暴走等
の問題が発生した場合であっても、ソレノイドから成る
駆動源12の可動鉄芯12aを手動で強制的に操作し
て、スイッチ装置Sを強制的にOFFすることができ
る。そのために、制御系回路28が暴走等で、ファーン
ヒータが異常燃焼等により火災等の問題が発生する前
に、ファーンヒータの燃焼を手動で強制的に消火して、
未然に防止することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明の電気機器は、1次側電源供給回
路にON操作部材とOFF操作部材とを異なる位置位置
に設けたスイッチ装置が接続されると共に、前記OFF
操作部材を自動操作して前記スイッチ装置をオートOF
Fさせる駆動源を有し、前記1次側電源供給回路への電
力供給は前記ON操作部材を手動で操作して前記スイッ
チ装置をONさせることにより行い、前記1次側電源供
給回路への電力供給を遮断するときは、前記制御系回路
を作動させて所定の処理を行った後に前記駆動源の駆動
により前記スイッチ装置を自動でOFFさせ、前記1次
側電源供給回路への電力供給を自動的に遮断するように
したので、手動での誤操作、1次側回路が遮断されるこ
とがなく、1次側電源供給回路への電力供給を遮断する
前に所定の保全処理等の処理を確実に行うことができ
る。従って、ファーンヒータをはじめ、停止前に所定の
処理が必要な電気機器においては、前記所定の処理を行
った後に、1次側電源供給回路に供給される電力を遮断
することができ、待機電力の消費を確実に零にすること
ができる経済性の高い電気機器を提供できる。
【0043】また、前記スイッチ装置は、前記ON操作
部材を手動で1方向に移動させてON操作を行い、この
ON操作後も更に1方向に移動させることができるオー
バストーク域を有し、前記ON操作部材が前記オーバス
トローク域内を往復移動することによりON/OFF信
号を出力する検出スイッチを設け、この検出スイッチの
ON、またはOFFの信号を前記制御系回路が検知して
から所定時間経過後に、前記制御系回路からの指令で前
記駆動源を駆動させるようにしたので、OFF操作部材
の起動を、ON操作部材のオーバーストローク域内で行
うことができ、異なる位置に配置したON操作部材とO
FF操作部材を、見かけ上1つにすることができ、操作
性が高く、また、電気機器の操作パネルへのレイアウト
の自由度が向上する。
【0044】また、スイッチ装置は、1次側電源供給回
路に接続されると共に、OFF操作部材を自動操作して
スイッチ装置をオートOFFさせることができるソレノ
イドを有し、前記1次側電源供給回路への、前記1次側
電源供給回路への電力供給を遮断するときは、前記ソレ
ノイドを駆動させて前記スイッチ装置を自動でOFFさ
せることができると共に、前記ソレノイドに配設された
可動鉄芯を外部から強制操作可能に配設したので、スイ
ッチ装置を強制的にOFFさせることができる。従っ
て、何らかの異常でマイコンから成る制御系回路暴走し
て、オートOFF操作ができなくなった場合でも、ソレ
ノイドの可動鉄芯を修道で押圧して電源回路を強制的に
遮断することができ、火災等の障害を未然に防止するこ
とができ、安全性の高い電気機器を提供できる
【0045】また、前記スイッチ装置の前記ON操作部
材を外部から操作可能な操作ボタンを保持する操作パネ
ルを有し、前記可動鉄芯の前記強制操作を前記操作パネ
ルの内部に配設した押し棒を操作して行うようにしたの
で、押し棒は操作パネルの意匠面よりも突出することが
なく、謝って押し棒が押されることを防止できる。ま
た、電気機器内部でのスイッチ装置の配置自由度が向上
する。
【0046】また、前記可動鉄芯を外部から強制操作可
能とする貫通孔を前記操作パネルに設けたので、何らか
の異常で駆動源であるソレノイドを駆動させることがで
きなくなった場合でも、特別な操作部材を設けることな
く、貫通孔から、例えばドライバー等の細長いものを差
し込んで可動鉄芯を操作して、電源回路を強制的に遮断
することができる。そのために、安価な電気機器を提供
する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気機器の電源制御回路の要部回路図
である
【図2】本発明に係わるスイッチ装置の上面図である。
【図3】本発明に係わるスイッチ装置の正面図である。
【図4】本発明に係わるスイッチ装置の第1スイッチの
上面図である。
【図5】本発明に係わるスイッチ装置の第1スイッチの
正面図である。
【図6】本発明に係わるスイッチ装置の要部拡大図であ
る。
【図7】本発明に係わるスイッチ装置のカム底面を説明
する概略図である。
【図8】本発明に係わるスイッチ装置のカム底面を説明
する概略図である。
【図9】本発明に係わるスイッチ装置のロック部材の動
きを説明する概略図である。
【図10】本発明に係わるスイッチ装置のロック部材の
動きを説明する概略図である。
【図11】本発明に係わるスイッチ装置の検出スイッチ
を説明する要部断面図である。
【図12】本発明に係わる制御系回路とスイッチ装置の
動作との関連を説明する図である。
【図13】本発明のその他の実施の形態を説明する概略
図である。
【符号の説明】
1 枠体 1c 連結部 2 ACスイッチ部 2a 段差部 2b 凸部 2c 第1カシメ部 3 DCスイッチ部 3b 側板 3c 第2カシメ部 3e 掛け止め部 4 駆動源取付部 5 第1スイッチ 6 第1ケース 7 ON操作部材 7a 操作軸 7b カム凹部 7c カム底面 8 ロック部材 8a ロック部 9 蓋体 9d 前方係止部 9g 後方係止部 10 検出スイッチ 10a 操作棒 11 第2ケース 12 駆動源 12a 可動鉄芯 13 OFF操作部材 13a 係合部 13b カム面 21 1次側電源供給回路 22 電源トランス 23 信号系及びモータ系電源回路 24 信号系用電源回路 25、26 逆流防止ダイオード 27 信号系及びモータ系回路 28 制御系回路 29 駆動用トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 義美 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 5G006 AB03 AC08 DD02 GB05 LA05 5G034 AB02 AD11 5G066 LA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側電源供給回路と、この1次側電源
    供給回路から電力供給される2次側電源供給回路と、こ
    の2次側電源供給回路に接続される制御系回路と、ON
    操作部材とOFF操作部材とを異なる位置に配設したス
    イッチ装置とを備え、このスイッチ装置は、前記1次側
    電源供給回路に接続されると共に、前記OFF操作部材
    を自動操作して前記スイッチ装置をオートOFFさせる
    駆動源を有し、前記1次側電源供給回路への電力供給は
    前記ON操作部材を手動で操作して前記スイッチ装置を
    ONさせることにより行い、前記1次側電源供給回路へ
    の電力供給を遮断するときは、前記制御系回路を作動さ
    せて所定の処理を行った後に前記駆動源を駆動させ、前
    記OFF操作部材を自動操作して、前記スイッチ装置を
    自動でOFFさせ、前記1次側電源供給回路への電力供
    給を自動的に遮断するようにしたことを特徴とする電気
    機器。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ装置は、前記ON操作部材
    を手動で1方向に移動させてON操作を行い、このON
    操作後も更に1方向に移動させることができるオーバス
    トーク域を有し、前記ON操作部材が前記オーバストロ
    ーク域内を往復移動することによりON/OFF信号を
    出力する検出スイッチを設け、この検出スイッチのO
    N、またはOFFの信号を前記制御系回路が検知してか
    ら所定時間経過後に、前記制御系回路からの指令で前記
    駆動源を駆動させるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の電気機器
  3. 【請求項3】 1次側電源供給回路と、この1次側電源
    供給回路から電力供給される2次側電源供給回路と、こ
    の2次側電源供給回路に接続される制御系回路と、ON
    操作部材とOFF操作部材とを異なる位置に設けたスイ
    ッチ装置とを備え、このスイッチ装置は、前記1次側電
    源供給回路に接続されると共に、前記OFF操作部材を
    自動操作して前記スイッチ装置をオートOFFさせるこ
    とができるソレノイドを有し、前記1次側電源供給回路
    に供給さる電力を遮断するときは、前記ソレノイドを駆
    動させて前記スイッチ装置を自動でFFさせることがで
    きると共に、前記ソレノイドに配設された可動鉄芯を外
    部から強制操作可能に配設したことを特徴とする電気機
    器。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ装置の前記ON操作部材を
    外部から操作可能な操作ボタン保持する操作パネルを有
    し、前記可動鉄芯の前記強制操作を前記操作パネルの内
    部に配設した押し棒を操作して行うようにしたことを特
    徴とする請求項3記載の電気機器。
  5. 【請求項5】 前記可動鉄芯を外部から強制操作可能と
    する貫通孔を前記操作パネルに設けたことを特徴とする
    請求項3記載の電気機器。
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