JPH02603Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02603Y2 JPH02603Y2 JP567785U JP567785U JPH02603Y2 JP H02603 Y2 JPH02603 Y2 JP H02603Y2 JP 567785 U JP567785 U JP 567785U JP 567785 U JP567785 U JP 567785U JP H02603 Y2 JPH02603 Y2 JP H02603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- push button
- case
- valve
- gas supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は押ボタン操作式のガス燃焼器具、例え
ばガスコンロ、ガス湯沸器などの操作装置に関す
る。
ばガスコンロ、ガス湯沸器などの操作装置に関す
る。
[従来の技術]
押ボタン操作によつてガスバーナへのガスの供
給断続を行うように構成されている従来のガス燃
焼器具では、ガス供給弁の弁体作動桿とその作動
用押ボタンとを連携関係を保たせて器具のケーシ
ングに取り付ける方法として、ガス供給弁の組立
用フレームに、押ボタンが組込まれている押ボタ
ンケースをビス止めなどによつて一体的に固着さ
せた状態のもとに、ガス供給弁を器具のケーシン
グに組付け、押ボタンケースの前面部を器具の操
作用パネルに設けられた押ボタンケースの嵌合用
穴に遊嵌させる方法をとつていた。
給断続を行うように構成されている従来のガス燃
焼器具では、ガス供給弁の弁体作動桿とその作動
用押ボタンとを連携関係を保たせて器具のケーシ
ングに取り付ける方法として、ガス供給弁の組立
用フレームに、押ボタンが組込まれている押ボタ
ンケースをビス止めなどによつて一体的に固着さ
せた状態のもとに、ガス供給弁を器具のケーシン
グに組付け、押ボタンケースの前面部を器具の操
作用パネルに設けられた押ボタンケースの嵌合用
穴に遊嵌させる方法をとつていた。
[考案が解決しようとする問題点]
上述のような組立構造を備えたガス燃焼器具
を、運搬中または取付け作業中にもし誤つて取り
落とした場合に、押ボタン部分あるいはガス供給
弁の取付基盤に衝撃力が及ぼされれば、ガス供給
弁の設置位置が操作用パネル面に対して相対的に
ズレを生じて押ボタンがパネル面の内側に没入
し、押ボタンの正常な押圧操作を行い難くする不
都合を生じた。またこのような器具の組立方法に
よると、器具の基盤へのガス供給弁の取付け位置
のばらつきと、ガス供給弁の組付け用フレームへ
の押ボタン組込み用ケースの取付位置のばらつき
がある程度は避けられない所から、これら両取付
誤差の複合によつて、押ボタンケースを操作用パ
ネルに設けてある嵌合用穴にはめ込むのに困難を
来たす事態がしばしば起つた。
を、運搬中または取付け作業中にもし誤つて取り
落とした場合に、押ボタン部分あるいはガス供給
弁の取付基盤に衝撃力が及ぼされれば、ガス供給
弁の設置位置が操作用パネル面に対して相対的に
ズレを生じて押ボタンがパネル面の内側に没入
し、押ボタンの正常な押圧操作を行い難くする不
都合を生じた。またこのような器具の組立方法に
よると、器具の基盤へのガス供給弁の取付け位置
のばらつきと、ガス供給弁の組付け用フレームへ
の押ボタン組込み用ケースの取付位置のばらつき
がある程度は避けられない所から、これら両取付
誤差の複合によつて、押ボタンケースを操作用パ
ネルに設けてある嵌合用穴にはめ込むのに困難を
来たす事態がしばしば起つた。
本考案は運搬や取付けなどの際に万一取り落と
しても押ボタンの設置位置がずれたりする不都合
が生ぜず、また組立て時の組付誤差によつて押ボ
タンケースを操作パネル面に設けてあるはめ込み
穴に嵌入させ難くなる不都合を生じさせることの
ないガス器具の操作用装置を提供することを目的
とする。
しても押ボタンの設置位置がずれたりする不都合
が生ぜず、また組立て時の組付誤差によつて押ボ
タンケースを操作パネル面に設けてあるはめ込み
穴に嵌入させ難くなる不都合を生じさせることの
ないガス器具の操作用装置を提供することを目的
とする。
上記の目的を達成するために本考案のガス器具
の操作装置は、器具の操作用パネル面に露出させ
た、扇状に前後に回動される押ボタンを介して、
ガス供給弁の前後動式作動桿を押圧操作する形式
のガス器具の操作装置において、前記押ボタンの
組込み用ケースを、前記操作用パネルに取付ける
構成を採用した。
の操作装置は、器具の操作用パネル面に露出させ
た、扇状に前後に回動される押ボタンを介して、
ガス供給弁の前後動式作動桿を押圧操作する形式
のガス器具の操作装置において、前記押ボタンの
組込み用ケースを、前記操作用パネルに取付ける
構成を採用した。
上記の如き構成を備えたガス器具の操作装置
は、ガス供給弁とその作動桿の押圧操作用押ボタ
ンとがそれぞれ別の取付け用基盤に組付けられて
いるので、従来の如くガス供給弁および押ボタン
ケースの取付け位置の幾分かの狂いによつても、
操作パネルに設けられた穴にケースがはめ込めな
くなつてしまうという不都合が完全に解消され
る。
は、ガス供給弁とその作動桿の押圧操作用押ボタ
ンとがそれぞれ別の取付け用基盤に組付けられて
いるので、従来の如くガス供給弁および押ボタン
ケースの取付け位置の幾分かの狂いによつても、
操作パネルに設けられた穴にケースがはめ込めな
くなつてしまうという不都合が完全に解消され
る。
また器具の運搬あるいは設置作業中に万一誤つ
て取り落としても、押ボタンが操作パネル面の正
規取付け位置より内方に没入させられることがな
く、従つて押ボタンの操作に支障を来たすことも
ない。
て取り落としても、押ボタンが操作パネル面の正
規取付け位置より内方に没入させられることがな
く、従つて押ボタンの操作に支障を来たすことも
ない。
以下に本考案によるガス器具の操作装置を付図
に示す実施例に基づいて具体的に説明する。
に示す実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図は本考案によるガス器具の操作装置が組
込まれたガスコンロの操作用パネル面からガスバ
ーナ部分にかけての部分的側断面図であつて、1
はガスバーナ30の点火用押ボタン、2は押ボタ
ン1の組込み用ケース、3はガス供給弁Aの作動
桿、4はガスメイン弁5の弁体押圧ロツド、6と
7はそれぞれガスバーナへのガス供給量調節弁、
8と9はそれぞれ調節弁6と7の弁体押圧ロツ
ド、10はガス安全弁、11はガス安全弁10の
作動用ソレノイドである。13はガス供給管、1
4はバーナ点火用スイツチ、15は作動桿3を前
進方向に付勢するためのスプリング、16はガス
供給弁Aの組立用フレーム、25はガスバーナ3
0へのガス供給能力切替用操作つまみ、26は切
替用レバー、27はガス供給弁Aのガス吐出口で
ある。
込まれたガスコンロの操作用パネル面からガスバ
ーナ部分にかけての部分的側断面図であつて、1
はガスバーナ30の点火用押ボタン、2は押ボタ
ン1の組込み用ケース、3はガス供給弁Aの作動
桿、4はガスメイン弁5の弁体押圧ロツド、6と
7はそれぞれガスバーナへのガス供給量調節弁、
8と9はそれぞれ調節弁6と7の弁体押圧ロツ
ド、10はガス安全弁、11はガス安全弁10の
作動用ソレノイドである。13はガス供給管、1
4はバーナ点火用スイツチ、15は作動桿3を前
進方向に付勢するためのスプリング、16はガス
供給弁Aの組立用フレーム、25はガスバーナ3
0へのガス供給能力切替用操作つまみ、26は切
替用レバー、27はガス供給弁Aのガス吐出口で
ある。
また20は器具の操作用パネル、21は押ボタ
ンケース2の取付用のパネル裏板、22はガスコ
ンロの天板、23は底板、24はガス供給管13
を底板23に固定させるための止め金である。
ンケース2の取付用のパネル裏板、22はガスコ
ンロの天板、23は底板、24はガス供給管13
を底板23に固定させるための止め金である。
第2図は押ボタンケース2の近傍の拡側断面図
であつて、押ボタン1が実線、破線および1点鎖
線で示された如き、三様のセツト位置を取りうる
ことを示しており、また、D−D断面図によつて
ケース2のパネル裏板21への固定方法が説明さ
れている。
であつて、押ボタン1が実線、破線および1点鎖
線で示された如き、三様のセツト位置を取りうる
ことを示しており、また、D−D断面図によつて
ケース2のパネル裏板21への固定方法が説明さ
れている。
第3図はガス供給弁Aの前面斜視図であつて、
図中の符号は既述のそれと共通している。3′は
後述する消火用押ボタン1′の押圧によつて作動
するガスバーナ30の消火用作動桿である。
図中の符号は既述のそれと共通している。3′は
後述する消火用押ボタン1′の押圧によつて作動
するガスバーナ30の消火用作動桿である。
第4図は押ボタン組込み用ケース部分Bの分解
図であつて、1はガスバーナ30の消火用押ボタ
ン、1′はガスバーナ30の消火用押ボタン、2
は押ボタン1および1′の組込み用ケース、2a
はケース2の周側面を巡つて設けられたケース取
付け用ツバ状部の頂辺部分にうがたれているビス
挿通用孔、2bはツバ状部の下辺部分であり、2
8は押ボタン1および1′を扇状に前後に回動さ
せるための回転軸、29は押ボタン1および1′
を常時後退動側に付勢するためのバネ片である。
図であつて、1はガスバーナ30の消火用押ボタ
ン、1′はガスバーナ30の消火用押ボタン、2
は押ボタン1および1′の組込み用ケース、2a
はケース2の周側面を巡つて設けられたケース取
付け用ツバ状部の頂辺部分にうがたれているビス
挿通用孔、2bはツバ状部の下辺部分であり、2
8は押ボタン1および1′を扇状に前後に回動さ
せるための回転軸、29は押ボタン1および1′
を常時後退動側に付勢するためのバネ片である。
第5図はガスバーナ30の点火または消火用の
それぞれの押ボタン1または1′に加えられる力
をガスメイン弁5の弁体押圧ロツド4に伝達され
るための弁体作動機構を説明するための、第3図
のイ−イ方向横断面図であつて、17は作動桿3
の前後動ストツパ、3aは作動桿3のロツド押圧
片、3bは作動桿3に設けられたストツパ17の
係止用孔、19はストツパ17をその係止用孔3
bに向けて押圧するためのスプリング、18は消
火用作動桿3′の後退の動きをストツパ17に伝
えてこれを後退せしめるためのガイド片であり、
15′は消火用作動桿3′を前進方向に付勢するた
めのスプリングである。
それぞれの押ボタン1または1′に加えられる力
をガスメイン弁5の弁体押圧ロツド4に伝達され
るための弁体作動機構を説明するための、第3図
のイ−イ方向横断面図であつて、17は作動桿3
の前後動ストツパ、3aは作動桿3のロツド押圧
片、3bは作動桿3に設けられたストツパ17の
係止用孔、19はストツパ17をその係止用孔3
bに向けて押圧するためのスプリング、18は消
火用作動桿3′の後退の動きをストツパ17に伝
えてこれを後退せしめるためのガイド片であり、
15′は消火用作動桿3′を前進方向に付勢するた
めのスプリングである。
次に上記の構造を備えたガスコンロにおける、
押ボタンケース部分Bを操作用パネル面20へ取
付ける方法について説明する。先ず押ボタンケー
スのツバ状部下辺部分2bを、パネル裏板21に
設けてある押ボタンケース嵌着用穴21aの下辺
部の裏側にはめ込んだ後、ケース全体を穴21a
内に押し込むと、ツバ状部の存在によつてケース
2は穴21a内に所定の深さまで没入した状態の
組付け定位置に達して停止される。そこでツバ状
部部分の上辺部にうがたれているビス孔2aを利
用して唯1本のビスをパネル裏板にねじ込むだけ
で、押ボタンケース2を操作用パネル20に取付
ける作業が完了する。ツバ状部分の左右両辺部
は、パネル裏板21のケース嵌着用穴21aの口
縁部に設けられた、第2図ロに示された如き段落
状部分21bに落し込まれることによつてケース
2の左右方向へのずれ動きが防止される。
押ボタンケース部分Bを操作用パネル面20へ取
付ける方法について説明する。先ず押ボタンケー
スのツバ状部下辺部分2bを、パネル裏板21に
設けてある押ボタンケース嵌着用穴21aの下辺
部の裏側にはめ込んだ後、ケース全体を穴21a
内に押し込むと、ツバ状部の存在によつてケース
2は穴21a内に所定の深さまで没入した状態の
組付け定位置に達して停止される。そこでツバ状
部部分の上辺部にうがたれているビス孔2aを利
用して唯1本のビスをパネル裏板にねじ込むだけ
で、押ボタンケース2を操作用パネル20に取付
ける作業が完了する。ツバ状部分の左右両辺部
は、パネル裏板21のケース嵌着用穴21aの口
縁部に設けられた、第2図ロに示された如き段落
状部分21bに落し込まれることによつてケース
2の左右方向へのずれ動きが防止される。
一方ガス供給弁Aは、その下底面に固着されて
いるガス供給管13をコンロの底板23に設けた
止め金24に固定させることによつて主たる組付
け強度を確保し、その他にも第1図では図示が省
かれているが、組立用フレーム16とコンロの底
板23あるいは天板22との連係用部材を用いて
組付強度の向上を図る。
いるガス供給管13をコンロの底板23に設けた
止め金24に固定させることによつて主たる組付
け強度を確保し、その他にも第1図では図示が省
かれているが、組立用フレーム16とコンロの底
板23あるいは天板22との連係用部材を用いて
組付強度の向上を図る。
上述のように、ガス供給弁Aおよび押ボタンケ
ース部分Bをそれぞれ別個の取付基盤に取付ける
ようにすれば、従来技術の項で述べたような、上
記のAおよびBの組付け位置のわずかなずれによ
つても押ボタンケース部分Bが操作用パネル面の
嵌合用穴にはめ込めなくなつてしまうという重大
な不都合を完全に回避することができる。押ボタ
ンとガス供給弁との連係関係は、後者の作動桿の
先端部が前者の裏面に常に接触していれば足りる
からである。また押ボタンケースは操作用パネル
そのものに固設されているので、従来技術の場合
のように万一器具を落下させるなどしても、押ボ
タンが操作用パネル面の内方に没入する不都合が
起こりうる余地がなくなる。
ース部分Bをそれぞれ別個の取付基盤に取付ける
ようにすれば、従来技術の項で述べたような、上
記のAおよびBの組付け位置のわずかなずれによ
つても押ボタンケース部分Bが操作用パネル面の
嵌合用穴にはめ込めなくなつてしまうという重大
な不都合を完全に回避することができる。押ボタ
ンとガス供給弁との連係関係は、後者の作動桿の
先端部が前者の裏面に常に接触していれば足りる
からである。また押ボタンケースは操作用パネル
そのものに固設されているので、従来技術の場合
のように万一器具を落下させるなどしても、押ボ
タンが操作用パネル面の内方に没入する不都合が
起こりうる余地がなくなる。
次に上記実施例に示されたガスコンロの点火お
よび消火操作方法について説明すると、先ず点火
の際には点火用押ボタン1を第2図に実線で示さ
れた消火位置から、押し下げると、作動桿3はそ
の前進方向への付勢用スプリング15のバネ作用
力に抗して押し下げられ、図中に破線で示された
位置に達すると、ガスメイン弁5が開弁され、更
に押圧力が加えられて図の一点鎖線で示された位
置に押ボタン1が達すると、ガス安全弁10も開
弁されるので、ガスバーナ30へのガスが供給さ
れ始めるが、この時作動桿3の後退の動きを受け
て点火スイツチ14がON作動し、図示しない点
火器が働いてガスバーナ30に着火される。
よび消火操作方法について説明すると、先ず点火
の際には点火用押ボタン1を第2図に実線で示さ
れた消火位置から、押し下げると、作動桿3はそ
の前進方向への付勢用スプリング15のバネ作用
力に抗して押し下げられ、図中に破線で示された
位置に達すると、ガスメイン弁5が開弁され、更
に押圧力が加えられて図の一点鎖線で示された位
置に押ボタン1が達すると、ガス安全弁10も開
弁されるので、ガスバーナ30へのガスが供給さ
れ始めるが、この時作動桿3の後退の動きを受け
て点火スイツチ14がON作動し、図示しない点
火器が働いてガスバーナ30に着火される。
上記の如く押ボタン1をその終端位置まで押し
込むことによつてガスバーナ30を点火させた後
このボタンを離すと、作動桿3はスプリング15
によつて押し戻されるが、この作動桿3の側腹面
には作動桿ストツパ17がスプリング19によつ
て押しつけられているので、作動桿3に設けてあ
る係止用孔3bの位置まで前進すると、この孔3
bにストツパ17がはまり込んで作動桿3はその
前後動行程の中間位置で停止される。押ボタン1
はその回転軸28に組込まれたバネ片29により
押込み方向に付勢されているので、作動桿3と接
触を保つて図中破線で示した中間位置に保持され
る。この時ロツド4は作動桿3の押圧片3aに押
されてガスメイン弁5は引きつづき開弁維持され
る。そして点火スイツチ14はOFF状態に戻る。
込むことによつてガスバーナ30を点火させた後
このボタンを離すと、作動桿3はスプリング15
によつて押し戻されるが、この作動桿3の側腹面
には作動桿ストツパ17がスプリング19によつ
て押しつけられているので、作動桿3に設けてあ
る係止用孔3bの位置まで前進すると、この孔3
bにストツパ17がはまり込んで作動桿3はその
前後動行程の中間位置で停止される。押ボタン1
はその回転軸28に組込まれたバネ片29により
押込み方向に付勢されているので、作動桿3と接
触を保つて図中破線で示した中間位置に保持され
る。この時ロツド4は作動桿3の押圧片3aに押
されてガスメイン弁5は引きつづき開弁維持され
る。そして点火スイツチ14はOFF状態に戻る。
一方ガス安全弁10は、作動桿3の前進に伴つ
て弁体に内蔵される閉弁付勢スプリングの働きに
よつて閉弁されようとするが、この時ガスバーナ
30は着火されており(第1図には図示が省かれ
ている)このバーナ30を熱源とする熱起電力発
生素子による発生電流がガス安全弁10の開弁維
持用ソレノイド11に通電されるので、ガスバー
ナ30へのガスの供給が継続される。
て弁体に内蔵される閉弁付勢スプリングの働きに
よつて閉弁されようとするが、この時ガスバーナ
30は着火されており(第1図には図示が省かれ
ている)このバーナ30を熱源とする熱起電力発
生素子による発生電流がガス安全弁10の開弁維
持用ソレノイド11に通電されるので、ガスバー
ナ30へのガスの供給が継続される。
次にガスバーナ30を消火させるには、点火用
押ボタン1に併設されている消火用押ボタン1′
を押すと、その裏面に接触している消火用作動桿
3′が後退し、点火用作動桿3のストツパ17に
取付けられているガイド片を押してストツパ17
を後退させるので、作動桿3はスプリング15の
力によつて押されて前進し点火用押ボタン1の休
止位置つまり図中に実線で示された位置に復帰す
る。したがつてガスメイン弁5は開弁のための押
圧力を失つて、内蔵スプリングのバネ作用力によ
つて閉弁される。一方ガス安全弁はガスバーナ3
0の消火によつてその開弁維持用ソレノイド11
への給電を断たれて閉弁され、ガスバーナ30へ
のガス供給は完全に停止される。
押ボタン1に併設されている消火用押ボタン1′
を押すと、その裏面に接触している消火用作動桿
3′が後退し、点火用作動桿3のストツパ17に
取付けられているガイド片を押してストツパ17
を後退させるので、作動桿3はスプリング15の
力によつて押されて前進し点火用押ボタン1の休
止位置つまり図中に実線で示された位置に復帰す
る。したがつてガスメイン弁5は開弁のための押
圧力を失つて、内蔵スプリングのバネ作用力によ
つて閉弁される。一方ガス安全弁はガスバーナ3
0の消火によつてその開弁維持用ソレノイド11
への給電を断たれて閉弁され、ガスバーナ30へ
のガス供給は完全に停止される。
第1図は本考案によるガス器具の操作装置が組
込まれたガスコンロの操作用パネル面からガスバ
ーナ部分にかけての部分的側断面図、第2図イお
よびロは点火用押ボタンケース近傍の拡大側断面
図とそのD−D方向断面図、第3図はガス供給弁
の前面斜視図、第4図は押ボタンケースの分解
図、第5図は点火および点火用押ボタンの操作に
よるガス供給弁の開閉作動の有様を説明した第3
図のイ−イ方向横断面図である。 図中、A……ガス供給弁、B……押ボタンケー
ス部分、1……点火用押ボタン、1′……消火用
押ボタン、2……押ボタンケース、3……作動
桿、3′……消火用作動桿、5……ガスメイン弁、
10……ガス安全弁、20……操作用パネル、2
1……パネル裏板、30……ガスバーナ。
込まれたガスコンロの操作用パネル面からガスバ
ーナ部分にかけての部分的側断面図、第2図イお
よびロは点火用押ボタンケース近傍の拡大側断面
図とそのD−D方向断面図、第3図はガス供給弁
の前面斜視図、第4図は押ボタンケースの分解
図、第5図は点火および点火用押ボタンの操作に
よるガス供給弁の開閉作動の有様を説明した第3
図のイ−イ方向横断面図である。 図中、A……ガス供給弁、B……押ボタンケー
ス部分、1……点火用押ボタン、1′……消火用
押ボタン、2……押ボタンケース、3……作動
桿、3′……消火用作動桿、5……ガスメイン弁、
10……ガス安全弁、20……操作用パネル、2
1……パネル裏板、30……ガスバーナ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 器具の操作用パネル面に露出させた、扇状に前
後に回動される押ボタンを介して、ガス供給弁の
前後動式作動桿を押圧操作する形式のガス器具の
操作装置において、 前記押ボタンの組込み用ケースが、前記操作用
パネルに取付けられていることを特徴とするガス
器具の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP567785U JPH02603Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP567785U JPH02603Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61123359U JPS61123359U (ja) | 1986-08-04 |
JPH02603Y2 true JPH02603Y2 (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=30482401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP567785U Expired JPH02603Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02603Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9735505B2 (en) | 2013-09-23 | 2017-08-15 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Housing device for an electrical connection terminal and electrical connection terminal |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP567785U patent/JPH02603Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9735505B2 (en) | 2013-09-23 | 2017-08-15 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Housing device for an electrical connection terminal and electrical connection terminal |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61123359U (ja) | 1986-08-04 |
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