JPH09310861A - ガスコックおよびそのガスコックの操作装置 - Google Patents
ガスコックおよびそのガスコックの操作装置Info
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- JPH09310861A JPH09310861A JP12542596A JP12542596A JPH09310861A JP H09310861 A JPH09310861 A JP H09310861A JP 12542596 A JP12542596 A JP 12542596A JP 12542596 A JP12542596 A JP 12542596A JP H09310861 A JPH09310861 A JP H09310861A
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Abstract
も確実に点火できるいわゆる中火の火力で点火する方式
のガスコックを簡単な構造で実現する。 【解決手段】 操作量に応じて任意の火力を設定し得る
スライド閉子3と小孔群を有するオリフィス4との組合
せを採用し、火力調節と共にガス通路2cの開閉をも行
わしめ、このスライドに連動する操作軸7と、この操作
軸7の動きを規制して火力を調節するレバー13とを備
え、消火操作あるいは点火操作時に火力調節手段である
レバー13を所定の位置に戻すように構成するもので、
使用開始時には一定の火力とすることができる。
Description
具のガスバーナーへのガス供給と点火および消火を司る
ガスコックおよびその操作装置に関するものである。
す。図7においてガス通路の開閉を司る開閉弁51は操
作軸52の押し込み操作により開閉し、ガス流量の調節
を司る調節弁53はレバー54を操作することにより上
下に変位し、コック本体55とで形成する隙間の面積を
変化させるように構成してある。
状のスライド閉子56を用いたもので、操作軸57の押
し込み操作により、ガス通路58が開閉し、操作軸57
の回転操作によりスライド閉子56が微動し、オリフィ
ス59に設けられた小孔群を開閉し、ガス量を調節する
ように構成してある。
7に示すガスコックでは、点火時の火力は最大火力にな
るか、もしくは消火時前の小火力となる構成で、大バー
ナーで使用する場合、点火時の火力が大きすぎであった
り、あるいは火力が小さすぎて着火しにくかったりする
問題があった。
調節弁53が別々の構成であり、かつこれらを動かす手
段である操作軸52やレバー53も別々であるため、広
い取付スペースと広い操作部を要するという問題もあっ
た。
8の開閉とガス量調節が1つのつまみで操作するように
構成されているが、その構造が複雑で高価なものになる
と共に、誤使用による不用意な接触で点火するなど、安
全性に関する問題があった。
も、次に点火するときは所定の火力で確実に、なおかつ
安全に点火させることのできるガスコックを提供するこ
とを目的とし、前記する従来例の問題点を解消すること
を課題とするものである。
ために本発明は、ガス通路の開閉と調節とを司るスライ
ド閉子と、これに連動する操作軸と、前記操作軸の変位
量を規制する調節手段とを備え、消火操作時あるいは点
火操作時に調節手段が所定の位置で保持されるように構
成したものである。
力状態で消火した場合でも、次回の点火時では安全でか
つ着火に確実な所定の火力とすることができる。
に、ガス通路を形成するコック本体と、この通路の開閉
と調節を司るスライド閉子と、この閉子のスライドに連
動する操作軸と、この操作軸を任意の位置にて保持し得
る調節手段を備え、使用開始時には調節手段が調節範囲
の所定の位置で保持されるように構成したものであり、
点火時の火力は確実に着火しかつ安全な所定のレベルに
設定することができる。
記載の発明において操作軸と直結または連動するボタン
と、このボタンと同軸上で調節手段に連動する回転つま
みとを備えることができるようにしたものは、操作部も
コンパクトになり、狭いスペースに装着することができ
る。
操作によりガスの開閉を司るボタンと、回転操作により
ガス量の調節を司る回転つまみとを同軸上に配設し、ガ
スの閉状態から前記ボタンを押し込み、ロックを解除し
たとき、前記ボタンと前記回転つまみとが一体で飛び出
し、ガスが開状態となるように構成したものでは、使い
易くまた使用状態を明確にすることができる。
記載の発明において、ガスの閉状態では、ボタンと回転
つまみはほぼ同一面に保持すると共に回転つまみは押し
込みできないように構成し、ガスの開状態ではボタンが
回転つまみよりも更に飛び出すように構成したもので
は、点火操作は中央のボタンだけを指などで押し、消火
操作は手のひらなどで容易にボタンを押すことができ
る。
操作によりガスの開閉を司るボタンの表面に内部を透視
することができる窓部を設け、ボタンの内部には少なく
とも2色で形成した斑点あるいは縞模様を有する回転板
を装着し、前記ボタンの変位に応じて前記回転板が回転
するように構成し、前記ボタンの窓部より見える前記回
転板の色が変化するように構成したものでは、使用状態
と消火状態の区別を明確化することができる。
いて説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1におけるガスコッ
クの断面図である。また図2は火力調節レバーの作用を
示した説明図である。
には入り口より順にガス通路2aが、2b、2cが形成
され、スライド閉子3はオリフィス4を介してバネA5
に付勢され、シャフト6を介して操作軸7を押すことに
より軸方向にスライドし、ガス通路2cの開閉を司り、
また弁8はバネB9に付勢されて装着され、シャフト
6、スライド閉子3およびロッド10を介して操作軸7
を押すことにより、ガス通路2bを開閉するように構成
されている。
により図2(a)で示すように消火位置で保持されてお
り、点火時に押し込んでロックを解除するとシャフト6
と連動して所定位置まで飛び出し、消火時に押し込むと
元の位置でロックがかかる。
状態および押し込み操作時には操作軸7に動作が規制さ
れ、点火状態ではピン12を介してレバー13により軸
方向の変位が規制される。
し、ガス通路2cの開時にカム機構によりシャフト6お
よびシャフト6に装着されたピン12を介してスライド
閉子3を軸方向にスライドさせ、ガス流量の調節を司る
作用を有する。
に連動してピン12とシャフト6が押し込まれ、今度は
逆にピン12がレバー13の溝に沿ってレバー13を回
転させながら初期の位置に戻る。この機構により、使用
開始前にはレバー13は常に所定の角度で保持され、次
の点火時には所定の火力となる。
し、バネA5によりスライド閉子3に圧接された状態で
コック本体1に保持固定される構成である。
ネB9に抗して電気的に開弁を保持する構成である。
構成するほかに、操作軸7の動きに合わせてスイッチ1
6をオン・オフする作用を有する。
火力調節機構に回転つまみを用いた例を示す。
け火力調節用のレバー13と連動させたところである。
おり、この回転つまみ17を回転させると回転つまみ1
7とレバー13に形成した歯車によりトルクが伝達され
レバー13が回転し、実施例1と同様にカム機構により
ピン12およびシャフト6を介してスライド閉子3が前
後し、ガス流量の調節が行われる。ボタン18は操作軸
7に圧入して装着しており、点火および消火操作を行う
ものである。
のガスコックの断面を示す。
18と回転つまみ17を一体で飛び出させた点である。
閉子3はコック本体1に形成されるガス通路2cを閉ざ
し、操作軸7が飛び出した位置ではガス通路2cは開と
なる。回転つまみ17は操作軸7が飛び出すときに操作
軸7に押されボタン18と一体で飛び出す構成で、飛び
出した位置で回転つまみ17を回転させ火力調節を行う
ものである。
操作軸7を介してシャフト6に装着されたピン12が押
し込まれ、カム機構を利用してレバー13を所定の角度
に回転させる。このときレバー13と連動して回転つま
み17だけが回転する。
使用時にボタンをつまみより飛び出させた例の要部断面
図である。
18と回転つまみ17をほぼ同一面にし、点火状態では
ボタン18が回転つまみ17よりも更に飛び出すように
したところである。
9に当接して、ボタン18とほぼ同一面となるように配
設したもので、点火操作時は中央のボタン18のみ押し
込み可能で、不用意に体などが当たって点火するのを防
止する作用がある。
18を飛び出させたときには回転つまみ17はバネE2
0に付勢され操作軸7に保持され、回転つまみ17はボ
タン18と段差が生じ、手のひらなどでも容易に消火操
作ができるものである。
のガスコックの操作装置を示すもので、ボタン18の軸
部に回転自在な回転板21と、軸方向の変位自在なスラ
イドカム22を装着し、バネE20を双方に係止して回
転板21の回転とスライドカム22の変位を付勢する構
成で、相対する爪部のカム形状により、スライドカム2
3の変位に応じて回転板21が回転する。
した放射状の縞模様を形成し、またこの回転量に対応し
てボタン18には回転板21を覗く窓部23を設けてあ
り、ボタン18の押し込み操作により窓部23より見え
る回転板21の色が変化するという作用を有するもので
ある。
な有利な効果が得られる。
は、使用時に任意の火力で消火した場合でも、次に点火
するときは所定の火力で確実に、かつ安全に着火させる
ことができる。
は、点火ボタンと火力調節用回転つまみを同軸上に設け
ることにより、操作部をコンパクトにできると共に安価
で使い易いという利点もある。
置においては、点火用ボタンと火力調節用回転つまみが
使用時に飛び出るため、さらに使い易くなると共に使用
状態が一目瞭然にわかり安全性においても有利である。
置においては、点火操作時には点火ボタンだけを押し込
み、消火操作時には回転つまみよりも飛び出ているボタ
ンを押すようにしたもので、不用意に体が当たる誤使用
があっても点火することがなく安全性においても一層有
利となる。
置においては、点火用ボタンの変位に応じて、ボタンの
窓部より見える色が変化するため、使用状態と消火状態
の区別をさらに明確にすることができ、使い勝手や安全
性においても有利である。
部断面図
態を示す図 (b)同ガスコックの火力調節レバーの点火状態を示す
図
視図
面図
操作装置の消火状態の断面図 (b)同ガスコックの操作装置の点火状態の断面図
操作装置の断面図 (b)同ガスコックの操作装置の正面図
Claims (5)
- 【請求項1】ガス通路を形成するコック本体と、前記通
路の開閉と調節を司るスライド閉子と、前記スライド閉
子のスライドに連動する操作軸と、前記操作軸を任意の
位置にて保持し得る調節手段とを備え、使用開始時には
前記調節手段が調節範囲の所定の位置で保持されるよう
に構成したガスコック。 - 【請求項2】操作軸と直結または連動するボタンと、前
記ボタンと同軸上で調節手段に連動する回転つまみとを
備えた請求項1記載のガスコック。 - 【請求項3】押し込み操作によりガスの開閉を司るボタ
ンと、回転操作によりガス量の調節を司る回転つまみと
を同軸上に配設し、ガスの閉状態から前記ボタンを押し
込み、ロックを解除したとき、前記ボタンと前記回転つ
まみとが一体で飛び出し、ガスが開状態となるように構
成したガスコックの操作装置。 - 【請求項4】ガスの閉状態では、ボタンと回転つまみは
ほぼ同一面に保持すると共に回転つまみは押し込みでき
ないように構成し、ガスの開状態では前記ボタンが前記
回転つまみよりも更に飛び出すように構成した請求項3
記載のガスコックの操作装置。 - 【請求項5】押し込み操作によりガスの開閉を司るボタ
ンの表面に内部を透視でき窓部を設け、ボタンの内部に
は少なくとも2色で形成した斑点あるいは模様を有する
回転板を装着し、前記ボタンの変位に応じて前記回転板
が回転するように構成し、前記ボタンの窓部より見える
前記回転板の色が変化するように構成したガスコックの
操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12542596A JP3831976B2 (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | ガスコックの操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12542596A JP3831976B2 (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | ガスコックの操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09310861A true JPH09310861A (ja) | 1997-12-02 |
JP3831976B2 JP3831976B2 (ja) | 2006-10-11 |
Family
ID=14909791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12542596A Expired - Lifetime JP3831976B2 (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | ガスコックの操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3831976B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009063181A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Rinnai Corp | 火力調節装置 |
JP2017003165A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | 株式会社ハーマン | ガス調理器の操作装置 |
JP2020505110A (ja) * | 2017-01-27 | 2020-02-20 | シャークニンジャ オペレーティング エルエルシー | フードプロセッサの蓋 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102553477B1 (ko) * | 2018-09-27 | 2023-07-11 | 삼성전자주식회사 | 조리기기 |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP12542596A patent/JP3831976B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2020505110A (ja) * | 2017-01-27 | 2020-02-20 | シャークニンジャ オペレーティング エルエルシー | フードプロセッサの蓋 |
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JP3831976B2 (ja) | 2006-10-11 |
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