JPH0230645Y2 - - Google Patents

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JPH0230645Y2
JPH0230645Y2 JP1982142122U JP14212282U JPH0230645Y2 JP H0230645 Y2 JPH0230645 Y2 JP H0230645Y2 JP 1982142122 U JP1982142122 U JP 1982142122U JP 14212282 U JP14212282 U JP 14212282U JP H0230645 Y2 JPH0230645 Y2 JP H0230645Y2
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JP
Japan
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operating
valve
rotating
gas burner
shaft
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JP1982142122U
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JPS5945405U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はグリル部とコンロ部とを一体に設けた
加熱調理装置に関するものである。
(従来の技術) グリル部とコンロ部とを一体に設ける等して複
数の加熱調理部を設けた加熱調理装置に於いて
は、それらの調理部の操作を有機的、合理的に行
えるようにするために、それらの操作つまみを関
連させて操作し得るようにしたものがある。(例
えば実公昭50−44536号公報参照) かかる操作つまみには加熱調理部の調理時間を
設定するタイマーの操作つまみもあるが、かかる
タイマーの操作を加熱調理部の、他の操作に連動
させることは従来行われていない。例えば前述の
公報のものは、各加熱調理部に於ける燃焼のON
−OFFを行う操作つまみは関連づけて操作可能
としているが、タイマーの操作つまみとは操作の
関連は全くない。
(考案の目的) 本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、タ
イマー操作つまみを他の操作にも使用し得るよう
にすることを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案の構成を実施例に対応する図面を参照し
て説明すると、本考案の加熱調理装置は、グリル
部1とコンロ部2とを一体に設けた調理装置に於
いて、コンロ部2のガスバーナ17′に至る燃料
ガス供給路3′に操作つまみ18′により操作する
器具コツク4′を設けると共に、前記グリル部1
のガスバーナ17に至る燃料ガス供給路3には操
作つまみ18により操作する器具コツク4に加え
て、その上流側に開閉弁5を設け、該開閉弁5
は、弁操作棒6の押動により弁体7を戻しばね8
の付勢に抗して開とすると共に、前記グリル部1
のガスバーナ17の立消え安全装置を構成する熱
電対9による通電時の電磁石10により該弁体7
の開状態を保持する構成とし、該電磁石10は回
動操作軸11の回動により通電時間を設定するタ
イマー12により通電制御する構成とする共に、
該タイマー12には設定時間経過時に経過音を発
生させる発音部13を設け、前記回動操作軸11
は、軸方向には移動自在で、回動方向にのみ係合
する操作軸14を操作つまみ16で回動操作して
回動させる構成とすると共に、該操作つまみ16
で操作軸14を押動操作することにより、作動部
材15を介して前記弁操作棒6を押動する構成と
したものである。
(作用及び実施例) 本考案の作用を実施例に対応する図面に基づい
て説明する。
まず、グリル部1を使用するには、その操作つ
まみ16により操作軸14を押動操作し、そして
回動操作する。
操作軸14を押動操作すると作動部材15が連
動し、該作動部材15が弁操作棒6を押動するの
で、弁体7は戻しばね8の付勢に抗して移動して
開となり、弁5は燃料ガスが流通状態となる。こ
のため、かかる操作に連動して適宜の点火回路を
動作させることにより、対応するガスバーナ17
に点火することができる。また操作軸14を回動
操作するとタイマー12の回動操作軸11が回動
し、電磁石10の通電時間、即ち該電磁石10の
通電回路がONとなつている時間を設定すること
ができる。
前述した点火により、ガスバーナ17への点火
が正常に行われると、該ガスバーナ17の立消え
安全装置を構成する熱電対9の熱起電力により電
磁石10が通電状態となつて、弁体7の開状態を
保持するので、ガスバーナ17は燃焼を継続す
る。しかして、タイマー12に設定した時間が経
過すると、電磁石10への通電回路がOFFとな
つて、弁体7が戻しばね8の付勢により閉位置、
即ち弁座に当接する位置に戻るので、ガスバーナ
17は燃料ガスの供給が遮断され、消火する。ま
た、この際には発音部13が設定時間の経過音を
発生する。
以上の如くして、グリル部1に於いては、タイ
マー12で設定した時間だけガスバーナ17を燃
焼させることができ、予め設定した調理時間だけ
加熱調理を行うことができる。かかる加熱調理に
於ける火力調節は器具コツク4の操作つまみ18
を回動操作して行うことができる。
以上の操作に於いて、操作軸14は、回動操作
軸11に、軸方向には移動自在で、回動方向にの
み係合しており、その回動操作により回動操作軸
11を回動すると共に、その軸方向の押動操作に
より作動部材15を介して弁操作棒6を押動する
ので、該回動操作軸11及び作動部材15は、
夫々他の操作の障害とならない。
次に、コンロ部2を使用するには、対応する器
具コツク4′の操作つまみ18′を、従来の装置と
同様に、例えば押し回し操作等の操作によつて適
宜の点火回路を動作させると共に該器具コツク
4′を介して燃料ガスをガスバーナ17′に供給す
ることにより、該ガスバーナ17′に点火して通
常のコンロと同様の態様で加熱調理を行うことが
できる。
かかるコンロ部2の使用に際して、グリル部1
の点火操作を行う操作つまみ16を、押動せずに
単に回動操作すると、前述したグリル部1の点火
動作は行われず、回動操作軸11の回動によるタ
イマー12の設定動作のみが行われる。そしてタ
イマー12に設定した時間が経過すると、前述し
た操作時と同様に発音部13が経過音を発生する
ので、所定時間の経過を知ることができる。この
ようにして本考案に於いては、グリル部1のガス
バーナ17の燃焼を制御するタイマー12を、コ
ンロ部2の使用に際しても調理時間の目安を得る
ために使用することができる。
(実施例) 次に実施例を説明すると、図示例に於いては、
器具コツク4と弁5は隣接して一体に構成してい
る。そして弁操作棒6は器具コツク4を構成する
閉子19の中心軸方向に設けたガス流通孔20を
貫いて移動自在に構成している。また閉子19
は、弁操作棒6と同軸に設けた中空の操作軸21
により回動させる構成としている。また、操作軸
14は、前記回動操作軸11と同軸に設けた中空
の軸として構成しており、回動操作軸11には横
方向に突部22を構成すると共に、この突部22
を操作軸14の軸方向に形成した長溝23に係合
しており、こうして操作軸14は回動操作軸11
に、軸方向には移動自在で、回動方向にのみに係
合して、該回動操作軸11を回動操作可能として
いる。一方、作動部材15は、調理装置本体のシ
ヤーシ等の支持部材24に、前記操作軸14,2
1に渡つて回動自在に固定しており、この作動部
材15は、一側を操作軸14に形成した作動突部
25により押動して回動させ、そして他側により
前記弁操作棒6に形成した突部26を押動する構
成としている。尚、符号27は点火用スイツチ、
28は点火電極を示すもので、かかる点火機構は
前述したとおり、適宜に構成することができる。
(考案の効果) 本考案は以上の通り、グリル部に於いては、点
火操作と連動して操作するタイマーによつて設定
した所定の調理時間経過後に、経過音と共にガス
を自動的に遮断してガスバーナを消火するので、
焼きすぎを起こしやすい魚等も手間なく自動的に
良好に調理を行えると共に、かかるタイマーはグ
リル部不使用に際しても単なる時間の経過音の発
生に使用することができるので、コンロ部の使用
に際しても調理時間の目安を得るために使用する
ことができるという効果がある。また本考案は前
述したようにグリル部に於けるガスバーナの点火
操作とタイマーの時間設定を同一操作つまみの押
し回し操作で行えるので、操作を煩わしさなくワ
ンタツチ的に行えると共に誤操作を防止し得ると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
全図とも本考案の実施例を表わしたもので、第
1図a,bは夫々外観の正面図、平面図、第2図
は構成全体の説明図、第3図は要部拡大説明図で
ある。 符号1……グリル部、2……コンロ部、3,
3′……燃料ガス供給路、4,4′……器具コツ
ク、5……弁、6……弁操作棒、7……弁体、8
……戻しばね、9……熱電対、10……電磁石、
11……回動操作軸、12……タイマー、13…
…発音部、14,21……操作軸、15……作動
部材、16,18,18′……操作つまみ、17,
17′……ガスバーナ、19……閉子、20……
ガス流通孔、22,26……突部、23……長
溝、24……支持部材、25……作動突部、27
……点火用スイツチ、28……点火電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. グリル部とコンロ部とを一体に設けた調理装置
    に於いて、コンロ部のガスバーナに至る燃料ガス
    供給路に操作つまみにより操作する器具コツクを
    設けると共に、前記グリル部のガスバーナに至る
    燃料ガス供給路には操作つまみにより操作する器
    具コツクに加えて、その上流側に開閉弁を設け、
    該開閉弁は、弁操作棒の押動により弁体を戻しば
    ねの付勢に抗して開とすると共に、前記グリル部
    のガスバーナの立消え安全装置を構成する熱電対
    による通電時の電磁石により該弁体の開状態を保
    持する構成とし、該電磁石は回動操作軸の回動に
    より通電時間を設定するタイマーにより通電制御
    する構成とする共に、該タイマーには設定時間経
    過時に経過音を発生させる発音部を設け、前記回
    動操作軸は、軸方向には移動自在で、回動方向に
    のみ係合する操作軸を操作つまみで回動操作して
    回動させる構成とすると共に、該操作つまみで操
    作軸を押動操作することにより、作動部材を介し
    て前記弁操作棒を押動する構成としたことを特徴
    とする加熱調理装置。
JP14212282U 1982-09-20 1982-09-20 加熱調理装置 Granted JPS5945405U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14212282U JPS5945405U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 加熱調理装置

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JP14212282U JPS5945405U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 加熱調理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5945405U JPS5945405U (ja) 1984-03-26
JPH0230645Y2 true JPH0230645Y2 (ja) 1990-08-17

Family

ID=30317659

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JP14212282U Granted JPS5945405U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 加熱調理装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044536U (ja) * 1973-08-24 1975-05-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044536U (ja) * 1973-08-24 1975-05-06

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Publication number Publication date
JPS5945405U (ja) 1984-03-26

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