JP3277972B2 - 自己復帰機能を有するスイッチ装置 - Google Patents

自己復帰機能を有するスイッチ装置

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JP3277972B2
JP3277972B2 JP10971394A JP10971394A JP3277972B2 JP 3277972 B2 JP3277972 B2 JP 3277972B2 JP 10971394 A JP10971394 A JP 10971394A JP 10971394 A JP10971394 A JP 10971394A JP 3277972 B2 JP3277972 B2 JP 3277972B2
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昌之 武田
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H13/562Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force making use of a heart shaped cam
    • H01H13/568Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force making use of a heart shaped cam the contact also returning by some external action, e.g. interlocking, protection, remote control
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ、モニター等の
電源スイッチ用として、主に使用され、省エネ、安全性
等の観点より、自己復帰(自己遮断)機能を必要とする
タイプのプッシュ形スイッチ全般に適用可能なスイッチ
装置に係り、特に、プッシュタイプのスイッチにおけ
る、ロック解除部の構造(オートオフ機構)に関する。
【0002】
【従来の技術】図11〜図13は従来の自己復帰(オー
トオフ)機能を有するスイッチ装置の構造及びロック解
除機構の構成を示すもので、図11(a),(b)は自己復帰
機能を有するスイッチ装置の平面図、及び正面図、図1
2は自己復帰機能を有するスイッチ装置の内部構造の概
略を示す説明図、図13は図12の自己復帰機能を有す
るスイッチ装置のスライド部材を取り除いて示す説明図
である。
【0003】これらの図において、1はソレノイド、2
はレバー、3はケース、4は支点、5はタンピン、6は
突出部、7はハートカム、8は鉄芯、9はコイルバネ、
10は枠体、11はスライド部材、Aはソレノイド部、
BはACスイッチ部、CはDCスイッチ部である。
【0004】この種のオートオフスイッチ装置は、スラ
イド部材11を押し込み操作すると、所定の押し込み位
置でタンピン5がハートカム7の係止部にロックされて
スライド部材11は押し込まれたままとなり、ACスイ
ッチ部B並びにDCスイッチ部Cがオンとなっている。
このオン状態を解除するのが以下に説明するオートオフ
機構である。
【0005】従来のオートオフスイッチ装置全体の後部
にソレノイド1を位置付け、ソレノイド1に係合したレ
バー2を吸引し(矢印a方向)、ケース3の支点4とす
るレバー2を回転動作させる(矢印b方向)。この時、
レバー先端の突出部6は矢印c方向に回動し、このレバ
ー先端の突出部6によりスイッチ前部にあるタンピン5
を側面より押し、タンピン5はハートカム7上より外れ
ロック解除する。
【0006】従来のオートオフスイッチ装置では、ロッ
ク解除するためのレバー2を正規の位置(図12に示す
位置)に保持し、かつソレノイド1により吸引されたレ
バー2(鉄芯8)を前記正規の位置に復帰させる役割を
有する部材は、コイルバネ9(または、板バネ)により
構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
自己復帰機能を有するスイッチ装置では以下に述べるよ
うな問題点があった。 大形ソレノイド1の使用により大形ソレノイド1の配
置がスイッチ後部となるので、スイッチ装置が大形にな
り、奥行き、並びに高さのスペースファクタが悪く、ス
イッチ装置セットの小形化、薄型化ができない。また、
ソレノイド1が大形のため、コスト高となる。
【0008】スイッチ(A,B)及びソレノイド1を
固定するケース3も大きく、強度上耐えうるようにプラ
スチック材料の強度を上げるには肉厚を厚くせざるを得
ず、スペースファクタが悪くなる。
【0009】タンピン5の側面よりレバー2にて押し
てロック状態を解除させる構造のため、レバー2はタン
ピン5の移動範囲外の所で止まっている。そのためにレ
バー2の移動ストロークを大きくとる必要がありソレノ
イド1を大形にしなければならず、そうすると前記の
問題が発生する(レバー2にはタンピン5を押す力(吸
引力)が必要なため)。
【0010】というように使用上のスペース(スイッチ
の大きさ)及びコスト面などの問題点があった。
【0011】また、前記従来の構成においては、コイル
バネ9(または板バネ)は組込み時、コイルバネ9の片
側を固定した後、この部分が外れないように押えなが
ら、コイルバネ9の反対の端を固定するため、組込みに
くいという問題があった。
【0012】本発明の的は、スイッチ装置全体の小形
化、薄型化が可能となり、コストダウンが図れ、信頼性
も向上し、客先でのセット組込時のスペースが有効に活
用できる自己復帰機能を有するスイッチ装置を提供する
ことにある。
【0013】
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、ソレ
ノイドの吸引力により駆動される駆動カムにより、ロッ
クカム係止部に係止されたタンピンを移動させ、ロック
状態を解除させる自己復帰機能を有するスイッチ装置に
おいて、前記ソレノイドをスイッチ本体の一側面に並設
し、このソレノイドにより一端部が駆動される前記駆動
カムを前記スイッチ本体の枠体に回動自在に軸支すると
ともに、前記駆動カムの他端部先端の前記タンピンの先
端部と対向する側に山形の傾斜面を設け、前記駆動カム
の回動により、前記駆動カムの傾斜面が前記ロックカム
係止部に係止されている前記タンピンの先端部に、前記
タンピンの先端部の移動方向と直交する長手方向から当
接して、前記ロックカム係止部より外すようにしたこと
により達成される。
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】ンピンの移動方向駆動カムの先端部の移動
方向が直交するから、駆動カムの移動ストローク小さ
くすることが可能となり、それほど強大ソレノイド吸
引力が必要でなくなり、ソレノイドの大きさも小さくで
きる。
【0019】
【0020】
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0022】図1は本発明に係る実施例の自己復帰機能
を有するスイッチ装置の全体斜視図、図2は(a),(b),
(c)は本発明に係る実施例の自己復帰機能を有するスイ
ッチ装置の平面図、左側面図、及び正面図、図3は図2
の底面図、図4は本発明に係る実施例の自己復帰機能を
有するスイッチ装置のソレノイド駆動時の状態を示す説
明図、図5は本発明に係る実施例の自己復帰機能を有す
るスイッチ装置の通常時の状態を示す説明図、図6は
(a),(b)は本発明に係る実施例の自己復帰機能を有する
スイッチ装置のロック位置、及びタンピン解除直後の位
置を示す説明図、図7は(a),(b)は本発明に係る実施例
の自己復帰機能を有するスイッチ装置のスライド復帰途
中、及びスライド復帰位置(オフ位置)を示す説明図、
図8は本発明に係る実施例の自己復帰機能を有するスイ
ッチ装置のスライド押し込み途中を示す説明図、図9は
本発明に係る実施例の自己復帰機能を有するスイッチ装
置の線ばねの説明図、図10は(a),(b),(c)は本発明に
係る実施例の自己復帰機能を有するスイッチ装置の線ば
ねの組込過程を示す説明図である。
【0023】これらの図において、20は枠体、21は
スライド部材、22はソレノイド、23は駆動カム、2
4はカム先端部、25a,25bは傾斜面、26はカム
突起部(支点)、27はタンピン、27aはタンピン2
7のタンピン支点、27bはタンピン27のタンピン動
作端、29はハートカム部、30はロックカム係止部、
31は線ばね、32は鉄芯、33はACスイッチ部、3
4はDCスイッチ部、35はソレノイド部、36は駆動
カム23の係止部、37は枠体20の係止部、38は線
ばね31の両端部に設けられたくの字形のフック部であ
る。
【0024】枠体20は、板金(77A)をプレス加工
して形成されている。枠体20によりACスイッチ部3
3及びソレノイド部35が覆われて一体化されている。
【0025】スライド部材21は、左右方向(図4にお
いて)にスライド自在に備えられ、このスライド部材2
1の押し込みにより図示しないACスイッチ部33及び
DCスイッチ部34のスイッチがオンされる。スライド
部材21は図示しないバネ部材により初期位置(スライ
ド部材21が最も左にある位置)方向に付勢さている。
この初期位置にスライド部材21がある時は、ACスイ
ッチ部33及びDCスイッチ部34のスイッチはオフで
ある。
【0026】また、スライド部材21にはハートカム部
29が設けられている。ハートカム部29は図6等に示
すように、スライド部材21の上面に凹部29aが形成
され、凹部29aの中央に突起状のロックカム係止部3
0が設けられている。そしてロックカム係止部30の周
りの凹部29aをタンピン27のタンピン動作端27b
が本実施例の場合反時計回り方向に移動するようになっ
ており、また後述するようにロックカム係止部30にタ
ンピン27のタンピン動作端27bを係止することによ
り、スライド部材21を押し込んだ状態でロックするよ
うになっている。
【0027】タンピン27は、丸棒の両端を逆方向に直
角に屈曲してその一端を前記タンピン支点27aとし、
また他端を前記タンピン動作端27bとしてある。この
タンピン支点27aは、前記枠体あるいはケースの穴
(図示せず)に挿入されており、したがって、タンピン
27はタンピン支点27aを中心にしてタンピン動作端
27bが揺動可能になっている。
【0028】ソレノイド22はACスイッチ部33の一
側面に枠体20により並設され、また、ソレノイド22
により駆動される駆動カム23がカム突起部26を中心
にして回動自在に枠体20に軸支されている。
【0029】駆動カム23の中央にカム突起部26が突
出されて枠体20の穴20aに挿入され回動自在に支持
されている。また、駆動カム23の一端部には、ソレノ
イド22の鉄芯32の先端に駆動カム23の一端が係合
されて連結され、ソレノイド22を励磁して鉄心32を
駆動することにより、鉄心32に連動して駆動カム23
がカム突起部26を中心にして回動駆動されるようにな
っている。また、駆動カム23の他端部は、スライド部
材21のハートカム部29近傍に配設され、駆動カム2
3の先端部24には山形の傾斜面25a,25bが設け
られている。この駆動カム23はACスイッチ部33と
枠体20との間を通りスイッチ内部へ組込まれている。
駆動カム23は、側面に取付けたソレノイド22が吸引
した時、駆動カム23が同時に引かれ、駆動カム23の
カム突起部26を支点にし、回転動作する。この時、回
転動作した駆動カム23先端部24の傾斜面25aはタ
ンピン27の長手方向(タンピン27の移動方向と直交
する方向)よりタンピン動作端27bに突当たり、駆動
カム23の先端部24の傾斜面25aによりタンピン動
作端27bは横方向(図において下方向)へ導かれて移
動し、ハートカム部29のロックカム係止部30上より
外れロック解除する。
【0030】復帰機構を構成する線ばね31は、図9に
示すように、線材により形成しほぼV字状に屈曲形成し
た両端部に、駆動カム23の係止部36及び枠体20の
係止部37にそれぞれ係合する『く』の字形のフック部
38,38が設けられている。この線ばね31を後述す
るように駆動カム23の係止部36及び枠体20の係止
部37間に挿入して組み込み固着することにより、駆動
カム23を正規の位置に保持するとともに、ソレノイド
22により吸引された駆動カム23(鉄芯32)を正規
の位置に復帰させる。
【0031】なお、ソレノイド部35は、スイッチ本体
より独立したユニットとして構成されており、このソレ
ノイド部35は後組み込みされる。
【0032】このようにソレノイド22の取付け位置と
ロック解除(オートオフ機構)構造の関係で、ソレノイ
ド22をスイッチの側面に取り付け、さらに、スイッチ
より薄形のソレノイド22を使用してある。また、ソレ
ノイド22及びスイッチの固定には、枠体20を板金か
ら形成することで、一層薄型化を図っている。
【0033】次に、線ばね31の組込み作業について説
明する。図10(a)に示すように、線ばね31を、駆
動カム23の係止部36及び枠体20の係止部37に当
て、図10(b)に示すように、上方より線ばね31を
押し込むことにより線ばね31が係止部36,37間に
沿って内側に押し縮められながら、図10(c)に示す
ように、挿入されて組み込まれる。この組み込まれた線
ばね31により、駆動カム23はカム突起部26を中心
にして時計回り方向の付勢力が付与されるので、駆動カ
ム23は正規の位置に保持され、またソレノイド22に
より吸引された駆動カム23(鉄芯32)が正規の位置
に復帰される。
【0034】次に、前記実施例の動作について図5〜図
7を主に参照して説明する。
【0035】スライド部材21を押し込み操作すると、
ロック位置となる(図6(a)及び図5参照)。この状
態では、タンピン27のタンピン動作端27bがロック
カム係止部30に係止されスライド部材21が押し込み
位置でロックされている。この図6(a)の状態では、
ソレノイド22は非励磁状態であり、線ばね31により
正規の位置(タンピン27のタンピン動作端27bに当
接しない位置)に保持されている。
【0036】自己復帰(オートオフ)機能を動作させる
と、ソレノイド22が励磁されてソレノイド22の吸引
力により鉄芯32を介して駆動カム23がカム突起部2
6を中心にして反時計回り方向に回動させられる。する
と、図6(b)及び図4に示すように、駆動カム23の
先端部24がスライド部材21のスライド方向に略沿っ
て移動し、駆動カム23の傾斜面25aがタンピン27
のタンピン動作端27bに当接して、傾斜面25aによ
りタンピン動作端27bをロックカム係止部30から外
す方向(図において下方向)に移動させ、ロックを解除
する。なお、タンピン27はタンピン支点27aを中心
に回動するのみで左右方向には移動しない。また、ソレ
ノイド22はロックを解除すると非励磁としている。
【0037】このロック解除により、図7(a)に示す
ように、スライド部材21は復帰用ばね部材(図示せ
ず)の付勢力によって図において左方向にスライドさせ
られる。
【0038】そして、スライド部材21が左方向にスラ
イドすると、タンピン27のタンピン動作端27bはハ
ートカム部29により図において上方向に移動させら
れ、タンピン27のタンピン動作端27bの移動に伴っ
て傾斜面25aを介して駆動カム23がカム突起部26
を中心にして時計回り方向に回動させられる。そして、
スライド部材21の復帰が完了すると、図7(b)に示
すように、タンピン27のタンピン動作端27bはハー
トカム部29により前記ロック位置における位置よりや
や上方(図において)に至り、また、この状態で、タン
ピン27のタンピン動作端27bは山形の傾斜面25
a,25bの頂部に位置している。しかし、前記図6
(a)の状態では、ロックカム係止部30に係止された
タンピン27のタンピン動作端27bの位置は、傾斜面
25a,25bの頂部より図6において下方に位置され
て、傾斜面25a,25bのうちロックを解除する方向
にタンピン動作端27bを移動させる傾斜面25aに突
き当たるように設定されている。
【0039】再び、スライド部材21を押し込み操作す
ると、図8に示すように、スライド部材21は右方向に
スライドし、タンピン27のタンピン動作端27bはハ
ートカム部29に沿って移動し、前記図6(a)に示す
ロック位置となる。
【0040】このように構成された前記実施例にあって
は、ソレノイド22の吸引力により駆動される駆動カム
23により、ロックカム係止部30に係止されたタンピ
ン27を移動させ、ロック状態を解除させる自己復帰機
能を有するスイッチ装置において、ソレノイド22をA
Cスイッチ部33の一側面に並設し、このソレノイド2
2により一端部が駆動される駆動カム23をACスイッ
チ部33の枠体20に回動自在に軸支するとともに、駆
動カム23の他端部先端部24に山形の傾斜面25aを
設け、駆動カム23の回動により、駆動カム23の傾斜
面25aが、ロックカム係止部30に位置しているタン
ピン27に、タンピン27の移動方向と直交する長手方
向から当接し、駆動カム23の傾斜面25aにより、タ
ンピン27を横へ移動させてロックカム係止部30より
外すようにしたため、タンピン27の移動方向に駆動カ
ム23が位置していないため、駆動カム23の移動スト
ロークは小さくすることが可能となり、それほど強大な
ソレノイド吸引力が必要でなくなるため、ソレノイド2
2の大きさも小さくできることで、スイッチ装置全体の
小形化、薄型化が可能となり、コストダウンが図れ、信
頼性も向上し、客先でのセット組込時のスペースが有効
に活用できるようになり、セットの小形化も容易とな
る、などの効果が得られる。
【0041】前記実施例にあっては、ソレノイド22の
吸引力により駆動される駆動カム23を初期の位置へ復
帰させる自己復帰機能を有するスイッチ装置において、
復帰機構は略V字状に屈曲した線ばね31から成り、こ
の線ばね31の両端部には、駆動カム23の係止部36
及びソレノイド22が固定された枠体20の係止部37
へ挿入固着される、くの字形のフック部38を形成した
ため、上部より押し込むだけのワンタッチ組込みがで
き、バネ部材(線ばね31)の組込性が向上し、効率ア
ップが図れ、また、組込まれた線ばね31は、外れにく
くなる。
【0042】前記実施例にあっては、ソレノイド22の
吸引力により駆動される駆動カム23を初期の位置へ復
帰させる自己復帰機能を有するスイッチ装置において、
復帰機構は、ACスイッチ部33のロックカム係止部3
0に係止されるタンピン27と、このタンピン27の移
動によって駆動される駆動カム23の先端に設けられた
山形の傾斜面25a,25bとから構成されているた
め、駆動カム23がソレノイド22により吸引されたま
ま復帰しない状態にある場合において、ACスイッチ部
33のスライド部材21用の復帰バネ(図示せず)の力
を利用し、タンピン27が移動され駆動カム23の先端
の傾斜面25aに当たり、駆動カム23を押し戻すの
で、バネ部材(線ばね31)がなくとも、通常のスイッ
チ動作及びソレノイド起動時のロック解除機能を害する
ことがなく、部品点数削減を図れコストダウンを行え
る。
【0043】
【発明の効果】発明によれば、タンピンの移動方向
駆動カムの先端部の移動方向が直交するから、駆動カム
の移動ストロークを小さくすることが可能となり、それ
ほど強大ソレノイド吸引力が必要でなくなってソレノ
イドの大きさを小さくできるので、スイッチ装置全体の
小形化、薄型化が可能となり、コストダウンが図れ、信
頼性も向上し、客先でのセット組込時のスペースが有効
に活用できる。
【0044】
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の自己復帰機能を有するス
イッチ装置の全体斜視図である。
【図2】(a),(b),(c)は本発明に係る実施例の自己復帰
機能を有するスイッチ装置の平面図、左側面図、及び正
面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】本発明に係る実施例の自己復帰機能を有するス
イッチ装置のソレノイド駆動時の状態を示す説明図であ
る。
【図5】本発明に係る実施例の自己復帰機能を有するス
イッチ装置の通常時の状態を示す説明図である。
【図6】(a),(b)は本発明に係る実施例の自己復帰機能
を有するスイッチ装置のロック位置、及びタンピン解除
直後の位置を示す説明図である。
【図7】(a),(b)は本発明に係る実施例の自己復帰機能
を有するスイッチ装置のスライド復帰途中、及びスライ
ド復帰位置(オフ位置)を示す説明図である。
【図8】本発明に係る実施例の自己復帰機能を有するス
イッチ装置のスライド押し込み途中を示す説明図であ
る。
【図9】本発明に係る実施例の自己復帰機能を有するス
イッチ装置の線ばねの説明図である。
【図10】(a),(b),(c)は本発明に係る実施例の自己復
帰機能を有するスイッチ装置の線ばねの組込過程を示す
説明図である。
【図11】(a),(b)は従来の自己復帰機能を有するスイ
ッチ装置の平面図、正面図、及び右側面図である。
【図12】従来の自己復帰機能を有するスイッチ装置の
内部構造の概略を示す説明図である。
【図13】図12の自己復帰機能を有するスイッチ装置
のスライド部材を取り除いて示す説明図である。
【符号の説明】
20 枠体 22 ソレノイド 23 駆動カム 24 カム先端部 25a 傾斜面 26 カム突起部 27 タンピン 29 ハートカム部 30 ロックカム係止部 31 線ばね 33 ACスイッチ部 36 駆動カム23の係止部 37 枠体20の係止部 38 フック部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドの吸引力により回動駆動され
    る駆動カムと、回動する該駆動カムの先端部の移動方向
    に沿って摺動自在に設けられ、押し込み操作によりスイ
    ッチが断続動作するスライド部材と、該スライド部材と
    枠体との異なる側にそれぞれ設けられたロックカム係止
    部および前記摺動方向と直交する方向に揺動自在なタン
    ピンとを具え、前記スライド部材の押し込み操作により
    前記ロックカム係止部に係止された前記タンピンと前記
    ロックカム係止部とのロック状態を解除させる自己復帰
    機能を有するスイッチ装置において、 前記ソレノイドをスイッチ本体の一側面に並設し、この
    ソレノイドにより一端部が駆動される前記駆動カムを前
    記スイッチ本体の枠体に回動自在に軸支するとともに、
    前記駆動カムの他端部先端の前記タンピンの先端部と対
    向する側に山形の傾斜面を設け、 前記駆動カムの回動により、前記駆動カムの前記傾斜面
    記ロックカム係止部に係止されている前記タンピン
    の先端部に、前記タンピンの先端部の移動方向と直交す
    向から当接して、前記ロックカム係止部より外すよ
    うにしたことを特徴とする自己復帰機能を有するスイッ
    チ装置。
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