JPH0141047Y2 - - Google Patents

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JPH0141047Y2
JPH0141047Y2 JP1982137773U JP13777382U JPH0141047Y2 JP H0141047 Y2 JPH0141047 Y2 JP H0141047Y2 JP 1982137773 U JP1982137773 U JP 1982137773U JP 13777382 U JP13777382 U JP 13777382U JP H0141047 Y2 JPH0141047 Y2 JP H0141047Y2
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door
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piece
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、加熱室内の被調理物を誘電加熱する
ための電磁波が外部に漏洩して放射されることを
防ぐ電子レンジの安全装置に関する。
第1図は、先行技術の電気回路図である。加熱
室内の被調理物は、電磁波発生手段1からの電磁
波によつて誘電加熱される。電源2からの電力
は、ヒユーズ3からモニタリレー4のリレースイ
ツチ5を介してタイマ6のタイマスイツチ7に与
えられる。モニタリレー4では、リレーコイル8
が消磁されているときリレースイツチ5は導通
し、リレーコイル8が励磁されたときリレースイ
ツチ5は遮断する。加熱室を開閉するドアに関連
して2つのラツチスイツチ9,10が設けられ
る。ラツチスイツチ9,10の第1図に示される
スイツチの態様はドアが開放された状態を示す。
ラツチスイツチ9の共通接点15は個別接点16
に導通し、ラツチスイツチ10は遮断している。
ドアが閉じた状態では、ラツチスイツチ9のスイ
ツチの態様が切替つて共通接点15が個別接点1
7に導通し、ラツチスイツチ10は導通する。モ
ニタスイツチ11は、ドアが開放されたとき導通
し、ドアが閉じたとき遮断している。
調理にあたつては、加熱室内に被調理物を収納
した後、ドアを閉じる。これによつてラツチスイ
ツチ9におけるスイツチング態様が変わると共に
ラツチスイツチ10が導通する。モニタスイツチ
11はドアを閉じることによつて遮断し、これに
よつてモニタリレー4のリレースイツチ5は導通
する。タイマ6を操作することによつて、タイマ
スイツチ7が導通し、タイマモータ12が付勢さ
れる。そこで調理スイツチ13を操作して導通す
ることによつて、電磁波発生手段1から電磁波が
発生されて誘電加熱が行なわれる。フアンモータ
14は電磁波発生手段1を冷却するためのフアン
を駆動する。
タイマ6によつて設定された時間が経過する
と、タイマスイツチ7が遮断し、調理が終了す
る。
ラツチスイツチ9,10にアークが発生し、ド
アを開放した後においてもラツチスイツチ9の共
通接点15が固定接点17に導通したままとな
り、またラツチスイツチ10が導通したままとな
つた場合を想定する。この場合、ドアを開いたと
きモニタスイツチ11は導通する。そのためリレ
ーコイル8には、導通状態にあるリレースイツチ
5とモニタスイツチ11とを介して電流が流れて
リレーコイル8が励磁される。そのためリレース
イツチ5が遮断される。このようにしてラツチス
イツチ9,10が溶着したままになつても、ドア
を開くと電磁波発生手段1への電力の供給が遮断
され、安全が保たれる。
このような先行技術では、電気回路の構成が第
1図に明らかなように比較的複雑であり、構成部
品が多く生産性に劣る。
本考案の目的は、構成が簡略化され、部品点数
が低減されて生産性に優れた電子レンジの安全装
置を提供することである。
本考案は、ケース20に形成された加熱室21
内の被調理物を、電磁波発生手段32からの電磁
波によつて誘電加熱し、ケース20には加熱室2
1を開閉するドア22が設けられる電子レンジの
安全装置において、 ドア22が閉じた状態で施錠を行うドア施錠手
段40が設けられ、このドア施錠手段40は、ド
ア22に設けられた突片61を有し、ドア施錠手
段40は、突片61が予め定める方向(第12図
の左方)に押圧変位されない状態でドア22が閉
じられたとき施錠を行い、突片61が前記予め定
める方向に押圧変位された状態では施錠を解除す
るように構成され、さらに、 調理ボタン23と、 ドア開閉ボタン24とが設けられ、 ケース20には、 調理ボタン23に固定され、調理ボタン23の
押し込み方向前方(第9図の右方)に端部89を
有し、その押し込み方向後方(第9図の左方)に
段部65を有するスイツチ作動部材63と、 スイツチ作動部材63を、前記押し込み方向後
方にばね付勢する第1ばね69と、 スイツチ作動部材63が押し込み方向前方の第
1変位位置(第12図、第13図の状態)で導通
し、押し込み方向後方の第2変位位置(第9図、
第10図の状態)で遮断し、電磁波発生手段32
と電源26との間に介在されるスイツチ手段39
と、 前記突片61によつて押圧されて第1角変位位
置(第12図、第13図の状態)となり、その突
片61によつて押圧されていないとき第2角変位
位置(第9図、第10図の状態)となるように角
変位可能に設けられ、第2角変位位置では第1変
位位置にあるスイツチ作動部材63の端部89に
当接してスイツチ作動部材63の第2変位位置へ
の変位を阻止しかつ第1角変位位置ではスイツチ
作動部材63の端部89に当接せずにスイツチ作
動部材63の第1変位位置と第2変位位置との間
の変位を許容する制限片77を有する制限部材7
2と、 制限部材72を、第2角変位位置に向けて、前
記突片61の施錠を解除するための力よりも小さ
いばね力で付勢する第2ばね99と、 第3角変位位置(第9図、第10図の状態)で
スイツチ作動部材63の第2変位位置から第1変
位位置への変位を許容し、第4角変位位置(第1
2図、第13図の状態)で前記段部65に当接し
てスイツチ作動部材63の第1変位位置から第2
変位位置への変位を阻止するロツク片74を有
し、第3角変位位置と第4角変位位置との間で角
変位可能に設けられるロツク部材71と、 ロツク部材71を第4角変位位置に向けてばね
付勢する第3ばね64と、 ドア開放ボタン24に固定され、作動片68を
有し、ドア開放ボタン24の押し込みによつて作
動片68はロツク部材71を第4角変位位置から
第3角変位位置に向けて駆動し、さらにドア開放
ボタン24の押し込みによつて制限部材72を第
1角変位位置から第2角変位位置に向けて駆動し
て突片61を前記予め定める方向に変位させるド
ア開放部材67とを設け、 スイツチ作動部材63は、第1変位位置にある
とき、制限部材72が第1角変位位置から第2角
変位位置への角変位を、制限片77の当接によつ
て阻止することを特徴とする電子レンジの安全装
置である。
第2図は、本考案の一実施例の斜視図である。
ケース20には、加熱室21が形成される。この
加熱室21は、ドア22によつて開閉される。ケ
ース20の前面には、調理ボタン23と、ドア2
2を開放するために操作されるドア開放ボタン2
4とが備えられる。加熱室21内の被調理物の誘
電加熱時間を設定するためにタイマ25が設けら
れる。
第3図は、第2図に示す電子レンジの電気回路
図である。プラグ26からの電力は、ヒユーズ2
7からライン28,29に導かれる。タイマ25
のタイマスイツチ30は、タイマモータ31が付
勢されることによつてタイマ25が操作によつて
設定された時間だけ導通したままに保たれる。マ
グネトロン等の電磁波発生手段32を冷却するた
めのフアンモータ33は、ライン29と、タイマ
スイツチ30に接続されたライン34とに接続さ
れる。ラツチスイツチ49は、ライン34に接続
された共通接点36と、固定接点37,38とを
有する。固定接点37はライン28に接続されて
いる。ラツチスイツチ49は、ドア22が開放さ
れているとき共通接点36が固定接点37に導通
しており、ドア22が閉じているとき共通接点3
6が固定接点38に切替つて導通している。ラツ
チスイツチ49と電磁波発生手段32との間に
は、スイツチ手段39が設けられる。電磁波発生
手段32には並列に、タイマモータ31が接続さ
れている。
第4図を参照すると、ドア22の施錠手段40
が示されている。ドア22からは、ロツク爪4
1,42がケース20側に突出している。ケース
22は、ロツク爪41,42に係止するための係
止片43,44が備えられる。この係止片43,
44は軸45,46のまわりに第4図の反時計方
向にばね付勢されている。ドア22が閉じられる
とき、ロツク爪41はケース20に形成された挿
入孔47を通つて係止片43に弾発的に係止す
る。同様に、ロツク爪42はケース20に形成さ
れた挿通孔48を通つて係止片44に弾発的に係
止する。係止片43の近傍には、ラツチスイツチ
49が設けられている。ドア22が閉じられて係
止片43が軸45のまわりに第4図の時計方向に
角変位したとき、その係止片43によつてラツチ
スイツチ49のアクチユエータ50が下方に変位
され、これによつてラツチスイツチ49は導通す
る。
第5図はロツク爪41,42に関連する構成を
示す斜視図であり、第6図はそれらのロツク爪4
1,42付近の断面図である。ロツク爪41,4
2は、ピン51,52によつてドア22に角変位
可能にピン結合される。ロツク爪41,42の遊
端部は、ピン53,54によつて連結部材55に
結合される。この連結部材55は、ばね56によ
つて第5図および第6図の上方にばね付勢され、
これによつてロツク爪41,42はピン51,5
2のまわりに第5図および第6図の時計方向に付
勢される。ロツク爪42には、下方に垂下した作
動片57が形成される。ピン58によつてドア2
2に枢支される作動レバー59の一端部60は、
作動片57に当接することができる。作動レバー
59の他端部には、突片61が設けられる。第7
図2の施錠状態で突片61が矢符62の方向に押
圧されることによつて、開錠レバー59はピン5
8のまわりに第5図および第6図の時計方向に角
変位し、これによつてロツク爪42はピン52の
まわりに反時計方向に角変位する。そのためドア
22が閉じた状態において、ロツク爪42と係止
片44との係止状態が第7図1のように解除され
る。これと同時に、ロツク爪42の反時計方向の
角変位に応じて、連結部材55が下方に変位す
る。そのためロツク爪41はピン51のまわりに
第5図および第6図の反時計方向に角変位する。
こうしてロツク爪41と係止片43との係止状態
が解除される。このことはロツク爪42と係止片
44に関しても同様である。
第8図は、スイツチ手段39に関連する構成を
示す分解斜視図である。調理ボタン23には、ス
イツチ作動部材63が固定される。このスイツチ
作動部材63には、段差部65を有する作動片6
6が形成される。ドア開放ボタン24には、ドア
開放部材67が固定される。このドア開放部材6
7には、上方に突出した作動片68が形成され
る。スイツチ作動部材63は、ばね69によつて
ドア22側に付勢される。スイツチ作動部材63
およびドア開放部材67は、ケース20に固定さ
れた取付部材70を挿通して案内される。
ロツク部材71と制限部材72とは、軸73に
よつて取付部材70に枢支される。軸73の軸線
は、スイツチ作動部材63およびドア開放部材6
7の移動方向(第8図の左右方向)に垂直であ
り、第8図の上下方向である。ロツク部材71に
は、係止突起92が形成される。この係止突起9
2にはばね64の一端部が係止されるばね63の
他端部は、取付部材70に係止される。ロツク部
材71には、上方に突出したロツク片74と、下
方に突出した駆動片75とが形成される。制限部
材72には突片61を矢符62の方向に押圧する
押圧片76が形成される。この制限部材72には
また、上方に突出した制限片77と、下方に突出
した駆動片78とが形成される。制限部材72
は、ばね99によつて駆動片78がドア22寄り
となるように付勢される。
スイツチ手段39では、2つのスイツチ81,
82が設けられる。スイツチ81はスイツチ作動
部材63に電気的に絶縁されて固定された移動接
点83と、固定位置に設けられた可動接点84,
82とから成る。スイツチ作動部材63がばね6
9のばね力に抗して第8図の右方に変位したと
き、可動接点83は固定接点84,85を短絡し
てスイツチ81を導通状態とする。もう1つのス
イツチ82は、可動接点86と、固定接点87,
88とから成り、スイツチ作動部材63がばね6
9のばね力に抗して第8図の右方に変位すると
き、可動接点86は固定接点87,88を短絡し
てスイツチ82を導通状態とする。スイツチ81
は、第3図示のようにラツチスイツチ35の固定
接点38と電磁波発生手段32との間に介在され
る。スイツチ82は、ライン29と電磁波発生手
段32との間に介在される。
第9図はドア22が開放した状態におけるスイ
ツチ手段39に関連する構成を示す水平断面図で
あり、第10図はその縦断面図であり、スイツチ
手段39の動作状態を示す平面図である。第9図
および後述の第12図では、構成の理解を容易に
するためにスイツチ手段39を省略してある。ス
イツチ作動部材63は、ばね69のばね力によつ
て第8図〜第10図の左方に変位しており、これ
によつてスイツチ手段39に含まれるスイツチ8
1,82は遮断している。制限部材72は、軸7
3のまわりにばね99によつて第9図の反時計方
向に付勢されている。したがつて調理ボタン23
を押し込んでスイツチ作動部材63を第9図およ
び第10図の右方に変位しようとしたとき、スイ
ツチ作動部材63の作動片66の端部89は、制
限片77に当接し、それ以上、調理ボタン23お
よびスイツチ作動部材63は第9図および第10
図の右方向に変位することが阻止される。したが
つてスイツチ81,82は遮断したままである。
ドア22が開かれていることによつて、ラツチス
イツチ49の共通接点36は固定接点37に導通
したままである。電磁波発生手段32およびタイ
マモータ31は消勢されたままである。
加熱室21内に被調理物を収納してドア22を
閉じると、第12図〜第14図の状態となる。ラ
ツチスイツチ49の共通接点36は固定接点38
に切換つて導通する。タイマ25を操作して、調
理時間を設定することによつてタイマスイツチ3
0が導通する。ドア22が閉じられることによつ
て、突片61は、挿通孔100からケース20内
に進入し、制限部材72の押圧片76を押圧す
る。そのため制限部材72は、軸73のまわりに
第12図の時計方向に角変位する。そのため制限
片77は、スイツチ作動部材63の移動経路から
第12図の下方に外れる。ばね99のばね力は比
較的小さく、そのばね力で突片61は変位しな
い。そこで調理ボタン23をばね69のばね力に
抗して押圧操作して、スイツチ作動部材63を充
分に押込むことができる。スイツチ作動部材63
の作動片66に形成されている段部65がロツク
部材71のロツク片74を第12図および第13
図の右方に過ぎると、ロツク部材71はばね64
のばね力によつて、軸73のまわりに第12図の
時計方向に角変位する。そのため調理ボタン23
から手を離したとき、スイツチ作動部材63の作
動片66の段部65はロツク片74の第12図お
よび第13図の右側の面に当接する。したがつて
スイツチ作動部材63は、第9図〜第11図の状
態に戻ることが阻止される。この状態では、第1
4図のようにスイツチ81,82は導通したまま
である。したがつててタイマ25で設定された時
間だけタイマスイツチ30が導通して電磁波発生
手段32が付勢され、加熱室21内の被調理物が
誘電加熱される。
タイマ25によつて設定された時間が経過する
と、タイマスイツチ30は遮断する。そのため電
磁波発生手段32が消勢され、調理が終了する。
その後、ドア開放ボタン24を押し込むと、ドア
開放部材67は第12図および第13図の右方に
変位する。そのため作動片68は、ロツク部材7
1の駆動片75を押圧する。したがつてロツク部
材71は軸73のまわりに第12図の反時計方向
にばね64のばね力に抗して変位する。そのため
スイツチ作動部材63の作動片66に形成されて
いる段部65は、ロツク部材71のロツク片74
との当接を脱する。したがつてスイツチ作動部材
63は、ばね69のばね力によつて第12図およ
び第13図の左方に変位して復帰する。ドア開放
ボタン24をさらに押し込むと、ドア開放部材6
7に形成されている作動片68は、駆動片75を
押し、この駆動片75は、駆動片78を、第12
図および第13図の右方へ押す。したがつて制限
部材72は、軸73のまわりに第12図の反時計
方向の回転力を受ける。そのため押圧片76は、
ドア22から突出している突片61を矢符62の
方向に押圧する。したがつてロツク爪41,42
はピン51,,52のまわりに第6図の反時計方
向に角変位し、係止片43,44の係止状態が外
れて解錠される。したがつてスイツチ49の共通
接点36が固定接点37に導通する。ドア22の
開錠後には、第9図〜第11図の状態が保たれた
ままである。
スイツチ手段39のスイツチ81,82におい
て、アーク等によつて移動接点83が固定接点8
4,85に溶着し、または移動接点86が固定接
点87,88に溶着して、スイツチ81,82が
導通状態になつたままである場合を想定する。こ
の場合には、ドア開放ボタン24を押圧して、ロ
ツク部材71が軸73のまわりに第12図の反時
計方向に復帰し、作動片66の段部65からロツ
ク部材71のロツク片74が外れてもスイツチ作
動部材63は第12図および第13図の左方には
戻らない。この状態で、ドア開放ボタン24を更
に押圧すると、ドア開放部材67の作動片68は
駆動片78を押圧し制限部材72には軸73のま
わりに第11図の反時計方向に前述のように回転
力が生じる。このとき制限片77はスイツチ作動
部材63の作動片66に当接しており、それ以上
の制限部材72の角変位が阻止される。したがつ
て押圧片76は突片61を矢符62の方向に押圧
することが防がれる。したがつてドア22は施錠
されたまま閉じており、ドア22を開放すること
ができない。このようにしてスイツチ81,82
が溶着等によつて導通したままに保たれた場合、
ドア22を開くことができず、電磁波発生手段3
2からの電磁波が外部に放射される危険がなくな
り、安全である。
以上のように本考案によれば、スイツチ手段が
導通したままに保たれたときには、ドアを開くこ
とができなくなるので、電磁波発生手段から電磁
波が加熱から外部に放射される危険がなく、安全
である。しかもこのような構成は、比較的簡単に
実現され、部品点数の軽減が可能であり、したが
つて生産性が向上される。
また本考案では、ドア開放ボタン24を押し込
んだとき、ドア施錠手段40の施錠が解除されな
いことを確認して、スイツチ手段39がスイツチ
作動部材63の第1変位位置で接点溶着などの異
常状態で導通したままになつていることを知るこ
とができ、故障原因の発見が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の電気回路図、第2図は本考
案の一実施例の電子レンジの斜視図、第3図は第
2図に示された実施例の電気回路図、第4図はド
ア施錠手段の斜視図、第5図はロツク爪41,4
2に関連する構成を示す斜視図、第6図はロツク
爪41,42に関連する構成を示す断面図、第7
図は施錠手段40の動作を説明するための断面
図、第8図はスイツチ手段39に関連する構成を
示す分解斜視図、第9図はドア22が開かれてい
る状態におけるスイツチ手段39に関連する構成
を示す水平断面図、第10図は第9図に示される
動作状態を示す縦断面図、第11図は第9図およ
び第10図の状態におけるスイツチ手段39の平
面図、第12図はドア22を閉じた状態における
スイツチ手段39に関連する状態を示す水平断面
図、第13図は第12図の動作状態における構成
を示す断面図、第14図は第12図および第13
図の状態におけるスイツチ手段39の平面図であ
る。 20…ケース、21…加熱室、22…ドア、2
3…調理ボタン、24…ドア開放ボタン、32…
電磁波発生手段、39…スイツチ手段、40…ド
ア施錠手段、41,42…ロツク爪、43,44
…係止片、49…ラツチスイツチ、61…突片、
63…スイツチ作動部材、67…ドア開放部材、
71…ロツク部材、72…制限部材、73…軸、
81,82…スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース20に形成された加熱室21内の被調理
    物を、電磁波発生手段32からの電磁波によつて
    誘電加熱し、ケース20には加熱室21を開閉す
    るドア22が設けられる電子レンジの安全装置に
    おいて、 ドア22が閉じた状態で施錠を行うドア施錠手
    段40が設けられ、このドア施錠手段40は、ド
    ア22に設けられた突片61を有し、ドア施錠手
    段40は、突片61が予め定める方向に押圧変位
    されない状態でドア22が閉じられたとき施錠を
    行い、突片61が前記予め定める方向に押圧変位
    された状態では施錠を解除するように構成され、
    さらに、 調理ボタン23と、 ドア開閉ボタン24とが設けられ、 ケース20には、 調理ボタン23に固定され、調理ボタン23の
    押し込み方向前方に端部89を有し、その押し込
    み方向後方に段部65を有するスイツチ作動部材
    63と、 スイツチ作動部材63を、前記押し込み方向後
    方にばね付勢する第1ばね69と、 スイツチ作動部材63が押し込み方向前方の第
    1変位位置で導通し、押し込み方向後方の第2変
    位位置で遮断し、電磁波発生手段32と電源26
    との間に介在されるスイツチ手段39と、 前記突片61によつて押圧されて第1角変位位
    置となり、その突片61によつて押圧されていな
    いとき第2角変位位置となるように角変位可能に
    設けられ、第2角変位位置では第1変位位置にあ
    るスイツチ作動部材63の端部89に当接してス
    イツチ作動部材63の第2変位位置への変位を阻
    止しかつ第1角変位位置ではスイツチ作動部材6
    3の端部89に当接せずにスイツチ作動部材63
    の第1変位位置と第2変位位置との間の変位を許
    容する制限片77を有する制限部材72と、 制限部材72を、第2角変位位置に向けて、前
    記突片61の施錠を解除するための力よりも小さ
    いばね力で付勢する第2ばね99と、 第3角変位位置でスイツチ作動部材63の第2
    変位位置から第1変位位置への変位を許容し、第
    4角変位位置で前記段部65に当接してスイツチ
    作動部材63の第1変位位置から第2変位位置へ
    の変位を阻止するロツク片74を有し、第3角変
    位位置と第4角変位位置との間で角変位可能に設
    けられるロツク部材71と、 ロツク部材71を第4角変位位置に向けてばね
    付勢する第3ばね64と、 ドア開放ボタン24に固定され、作動片68を
    有し、ドア開放ボタン24の押し込みによつて作
    動片68はロツク部材71を第4角変位位置から
    第3角変位位置に向けて駆動し、さらにドア開放
    ボタン24の押し込みによつて制限部材72を第
    1角変位位置から第2角変位位置に向けて駆動し
    て突片61を前記予め定める方向に変位させるド
    ア開放部材67とを設け、 スイツチ作動部材63は、第1変位位置にある
    とき、制限部材72が第1角変位位置から第2角
    変位位置への角変位を、制限片77の当接によつ
    て阻止することを特徴とする電子レンジの安全装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547097A (en) * 1978-09-29 1980-04-02 Sharp Kk Releasing mechanism for lock of door

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547097A (en) * 1978-09-29 1980-04-02 Sharp Kk Releasing mechanism for lock of door

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