JPS6310403Y2 - - Google Patents

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JPS6310403Y2
JPS6310403Y2 JP1980087144U JP8714480U JPS6310403Y2 JP S6310403 Y2 JPS6310403 Y2 JP S6310403Y2 JP 1980087144 U JP1980087144 U JP 1980087144U JP 8714480 U JP8714480 U JP 8714480U JP S6310403 Y2 JPS6310403 Y2 JP S6310403Y2
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JP
Japan
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door
switch
cooking start
start button
main body
Prior art date
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JP1980087144U
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JPS5710207U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は高周波加熱装置の電子制御回路の改良
に関するものである。
従来の技術 従来この種の高周波加熱装置の電子制御回路は
第6図〜第8図に示すように扉31を閉じると機
構ラツチ方式を備えたモニタースイツチ32の接
点イがオンし、調理開始ボタン33を押すと扉ス
イツチ34,35がオンして高周波発生回路36
に通電され、加熱室37に高周波電磁波が供給さ
れて食品が調理される。次に扉31を開くと扉ス
イツチ34,35がオフして高周波が停止する。
この時モニタースイツチ32は接点ロ側に切換わ
る。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこの構成では、高周波加熱装置の
高周波発生回路36に電源トランス38を備えて
いるので、調理開始ボタン33を押して扉スイツ
チ34,35がオンした時定格電流の十倍近い電
流が流れ、また扉スイツチ34,35の接点オン
時の振動によりアークが発生する。このような現
象が繰返されると接点が復帰不良をおこしたり、
溶着して正常にオン、オフしなくなるので高周波
電磁波が扉31周縁部から漏れたりして危険であ
る。また高周波発生回路36を制御する電子制御
回路(図示せず)は、瞬間停電や雷サージ電流、
電圧の変動により誤動作をおこしやすく、そのた
めにモニター回路を設けて対処する方法もある
が、扉スイツチ35が溶着したとき異常を発見で
きないので、扉スイツチ35のアクチユエータ部
39に当接するスイツチレバー40に突起41を
設けていた。この突起41を設けることにより、
扉31を閉めるとき扉スイツチ35は扉スイツチ
34よりも早くオンし、扉31を開くときは扉ス
イツチ34よりも遅れてオフされることで主回路
の異常を検知していた。しかしこのようなスイツ
チは操作しやすくするために前面に位置する電子
制御回路基板(図示せず)に取付けすることが多
く、調理開始するとき調理開始ボタン33を押す
と、電子制御回路基板に振動を与えたり、また曲
つたりして基板に設けた銅箔がはがれて故障をお
こす原因にもなるので好ましくなかつた。しかも
電子制御回路は、静電気による誤動作も生じるの
で静電気防止策としての工夫も必要であつた。
本考案はこのような問題点を解決するものであ
り、電子制御基板上のスイツチの操作による電子
回路基板の故障を防止するとともに、同じくスイ
ツチ操作によつて、電子制御回路に飛びこむ静電
気を本体にアースすることにより、電子制御回路
に誤動作を防止することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達するために、本考案の高周波加熱
装置は、本体内部に設けられた加熱室に高周波を
供給する高周波発生装置と、本体の前面開口部を
開閉する扉と、この扉の開閉に伴つて動作する扉
スイツチと、扉の近傍の操作部に設けた調理開始
ボタンと、調理開始ボタンの後方で操作部内に設
けた電子制御回路を載せた電子回路基板と、調理
開始ボタンの後方で電子回路基板上に設けた調理
開始スイツチとを備え、調理開始ボタンと調理開
始スイツチとの間に弾性を有する作動片を設ける
とともに本体にアースする構成である。
作 用 調理開始ボタンを操作しても、弾性を有する作
動片を押すので、電子回路基板上の調理開始スイ
ツチを押した状態でも、調理開始ボタンを押した
衝撃が作動片によつて吸収されるので、電子回路
基板には振動や力が加わらないので電子回路基板
が曲がつたりして銅箔がはがれて故障を起こすよ
うなことがない。また、調理開始ボタンを操作し
ても、作動片が本体にアースされているので、電
子回路基板に静電気が飛びこんで誤動作をするよ
うなことがない。
実施例 図において1は本体で、前面に開口部2を有し
開口部2を開閉する扉3を備えている。4は本体
1の内部に設けられた加熱室、5は扉スイツチの
操作部で、扉3の開閉に伴つて扉スイツチ6,7
が開閉する。8は調理開始ボタンで、電子制御回
路9と接続される調理開始スイツチ10と、扉の
開閉信号スイツチ11に接続され、電子制御回路
9の働きにより主回路に設けた電磁リレー12が
作動し、マグネトロンを備えた高周波発生回路1
3に通電される。14は主回路に設けたモニター
スイツチで、扉3の開閉に伴つて扉スイツチ6,
7とともに開閉し、扉スイツチ6に異常が発生し
たときにヒユーズ15が溶断されて主回路が保護
される。16は弾性を有する作動片で、本体に取
付けられ一端16aが飾板17に当接し、他端1
6bが電子制御回路9を有する基板18に設けた
調理開始スイツチ10に係合する。19は機構ラ
ツチと電磁リレー回路を組み合わせたスイツチ機
構で、スイツチレバー20の一端20aは、扉ス
イツチ操作部5と連動し扉3を開くと矢印A方向
に移動し扉3を閉じると矢印B方向に移動する。
21は機構ラツチのスイツチレバーで、調理開始
ボタン8を押すと弾性を有する作動片16を介し
てスイツチレバー22が支点23を起点として矢
印24の方向に回動し、扉スイツチ6,7と扉開
閉信号スイツチ11に設けられたアクチユエータ
25を押してスイツチがオンされる。スイツチレ
バー21は、スイツチレバー20に設けたばね2
6により矢印27方向に移動してスイツチレバー
20に係止される。扉3を開くとスイツチレバー
20が矢印Aの方向に移動しスイツチレバー21
に設けたばね(図示せず)によつてスイツチレバ
ー21は矢印28の方向に移動し、扉スイツチ
6,7と扉開閉信号スイツチ11がオフとなる。
29はスイツチレバー22に設けた突起で、扉ス
イツチ7のアクチユエータ25に当接し、扉スイ
ツチ6や扉開閉信号スイツチ11よりも早くスイ
ツチがオンし、オフするときは扉スイツチ6や扉
開閉信号スイツチ11よりも遅らすために設けた
ものである。このような構成において加熱調理を
するときは、扉3を閉めるとモニタースイツチ1
4と扉スイツチ6,7がオンし、調理開始ボタン
8を押すと弾性を有する作動片16を介して調理
開始スイツチ10がオンして電子制御回路9の一
部が接続されると共に、スイツチレバー21が押
し出されてスイツチレバー22が扉スイツチ6,
7と扉開閉信号スイツチ11をオンして主回路に
通電され電子制御回路9が作動し、電磁リレー1
2が働き高周波発生回路13に通電される。
考案の効果 このように構成された本考案の高周波加熱装置
によれば、以下の効果を奏することができる。
(1) 調理開始ボタンと電子制御回路基板上に取付
けた調理開始スイツチとの間に、弾性を有する
作動片を設けたことにより、調理開始ボタンを
押したときの衝撃が作動片によつて吸収される
ので、銅箔を配設した電子制御回路基板が曲が
ることなく、従つて銅箔がはがれて支障をきた
すことはない。
(2) 電子制御回路基板に設けられた作動片の一端
を電子制御回路基板取付部にアースすることに
より、静電気による電子制御回路の誤動作をも
防止する。
(3) 主回路である扉スイツチを閉じた後に調理開
始ボタンで、扉スイツチと扉開閉信号スイツチ
と、調理開始スイツチに通電するので、通電後
に加熱調理選択スイツチを選択しても、電子制
御回路が調理開始スイツチに信号を読みとらせ
るので、主回路に設けたスイツチの接点に焼損
を与えることは勿論なく、他のスイツチの寿命
も長くすることができる。
(4) 主回路に設けた扉スイツチのアクチユエータ
は、スイツチレバーに突出した突出部により扉
スイツチに通電時差を生じさせることにより万
が一主回路に異常が発生してもモニター回路で
検知することが容易にできるので安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の高周波加熱装置の斜視図、第
2図は同本考案の高周波加熱装置の要部スイツチ
の構成図、第3図は同第2図の要部スイツチの一
部拡大断面図、第4図は同第3図の斜視図、第5
図は同本考案の高周波加熱装置の電気回路の概略
図、第6図は従来例の高周波加熱装置の斜視図、
第7図は同従来例の高周波加熱装置の要部スイツ
チの構成図、第8図は同従来例の高周波加熱装置
の電気回路概略図である。 1……本体、2……開口部、3……扉、4……
加熱室、6,7……扉スイツチ、8……調理開始
ボタン、10……調理開始スイツチ(電子制御回
路信号スイツチ)、11……扉の開閉信号スイツ
チ(電子制御回路信号スイツチ)、13……高周
波発生回路、16……作動片、17……飾板、1
8……電子制御回路基板、20,21,22……
スイツチレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に開口部を有する本体と、前記本体内部に
    設けられた加熱室と、前記加熱室に高周波を供給
    する高周波発生装置と、前記本体の前面開口部を
    開閉する扉と、前記扉の開閉に伴つて動作する扉
    スイツチと、前記扉の近傍の操作部に設けた調理
    開始ボタンと、前記調理開始ボタンの後方で操作
    部内に設けた電子制御回路を載せた電子回路基板
    と、調理開始ボタンの後方で前記電子回路基板上
    に設けた調理開始スイツチとを備え、前記調理開
    始ボタンと前記調理開始スイツチとの間に弾性を
    有する作動片を設けるとともに前記本体にアース
    する構成とした高周波加熱装置。
JP1980087144U 1980-06-20 1980-06-20 Expired JPS6310403Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980087144U JPS6310403Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980087144U JPS6310403Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5710207U JPS5710207U (ja) 1982-01-19
JPS6310403Y2 true JPS6310403Y2 (ja) 1988-03-28

Family

ID=29449283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980087144U Expired JPS6310403Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5091843A (ja) * 1973-12-13 1975-07-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5091843A (ja) * 1973-12-13 1975-07-22

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Publication number Publication date
JPS5710207U (ja) 1982-01-19

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