JPS6317925Y2 - - Google Patents

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JPS6317925Y2
JPS6317925Y2 JP8982980U JP8982980U JPS6317925Y2 JP S6317925 Y2 JPS6317925 Y2 JP S6317925Y2 JP 8982980 U JP8982980 U JP 8982980U JP 8982980 U JP8982980 U JP 8982980U JP S6317925 Y2 JPS6317925 Y2 JP S6317925Y2
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JP
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switch
door
arm
closing
opening
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JP8982980U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、オーブンレンジにおいて、扉の開
閉に連動してドアスイツチの開閉を行うアームの
下方に生じるスペースを利用して、主回路その他
の回路の開閉を行うスイツチを設けたオーブンレ
ンジのドア開閉連動スイツチ構造に関する。
一般に、オーブンレンジには、マイクロ波の電
波を利用して庫内の調理物を加熱するのは周知の
通りであるが、この電波が外部に漏洩して、漏洩
電波が直接人体に放射されることは非常に危険で
ある。このため、扉が開いたままでは、調理スイ
ツチを押しても動作しないようにしているととも
に、調理中に扉を開いても、自動的に動作が停止
するようにして、安全性に対する配慮がなされて
いる。
第1図はこのような安全性を期するように配慮
された従来のオーブンレンジの電気回路図であ
る。この第1図において、扉を閉じると、これと
連動したスイツチ1および2の順に閉成し、調理
スイツチ3(押釦スイツチ)を押すと、電磁接触
器4が電源5に接続されて付勢される。
電磁接触器4が付勢されることにより、その常
開接点4aが閉成され、したがつて、高周波発振
装置6が動作する。
ここで、正常時に扉を開くと、最初にスイツチ
2が開き、これによつて、電磁接触器4が消勢さ
れて、主回路MCを開放し、最後にスイツチ1が
開く。
しかし、異常時、たとえば、電磁接触器4の常
開接点4aが溶着したときは、扉の開きで、スイ
ツチ2が開いても、高周波発振装置6は動作し続
けるので、そのとき、スイツチ1が主回路MCを
切つて高周波発振装置6の動作を停止させると云
う、2重の安全性が備えられている。
このような扉と連動するスイツチの具体例とし
て、第2図に示すごとき機構が知られている。こ
の第2図において、7は扉を示す。扉7の右側面
下方部位には、アーム8の一端が回転自在に枢支
されているとともに、このアーム8の先端部は筐
体9の前壁9aを摺動自在に貫通して庫内と筐体
9との間に延出されている。
また、アーム8の先端部には、操作部8aおよ
び鉤状のストツパ部8bが形成されている。そし
て、操作部8aと対応する部位には、スイツチ取
付板11が配設されており、このスイツチ取付板
11にドアスイツチ12(第1図のスイツチ1ま
たは2に相当)が設けられている。このドアスイ
ツチ12は操作部8aで開閉作動されるようにな
つている。
すなわち、ドアスイツチ12は、たとえば、常
閉形のマイクロスイツチであり、扉7の開放時は
アーム8の操作部8aが2点鎖線で示すように、
ドアスイツチ12のアクチエータ12aから離間
することにより、アクチエータ12aは2点鎖線
部位に位置するようになつているが、扉7の閉成
時はアーム8が実線部位に位置し、その操作部8
aがアクチエータ12aを押圧させることによ
り、アクチエータ12aが実線部位に偏位して、
ドアスイツチ12が開放作動するものである。
したがつて、ドアスイツチ12は扉7を閉じる
ときは他のドアスイツチ(図示せず)よりも早く
開き、扉7を開くときは他のドアスイツチよりも
遅く閉じるものである。
一方、上記ストツパ8bの先端には、スプリン
グ13の一端が固定されているとともに、このス
プリング13の他端は斜め下方に導かれて、筐体
9に固定されており、したがつて、スプリング1
3の復元力により、扉7を常時閉成状態に保持し
ている。
ところで、上記アーム8は第2図より明らかな
ように、弧状に形成されており、このアーム8の
下方、すなわち、アーム8と筐体9間にはスペー
スが存在することになる。
しかるに、この種のオーブンレンジにおいて
は、電気部品その他の部材が多数使用されてお
り、そのスペースの有効利用が常に望まれてい
る。さらに、安全性に対する万全性を期するため
に、何重にも安全性を施すことが必要である。
この考案は、上記の点にかんがみなされたもの
で、上記アームが扉の開閉と連動して安全性を期
するためにドアスイツチの開閉を行わせることに
着目し、このアームと連動するスイツチ構造をア
ームの下方のスペースに配設して、上記ドアスイ
ツチなどの作動に対して時間差をもつて作動させ
ることにより、多重の安全性を行わせ、安全性の
より一層の向上ならびにスペースの有効利用を期
することのできるオーブンレンジのドア開閉連動
スイツチ構造を提供することを目的とする。
以下、この考案のオーブンレンジのドア開閉連
動スイツチ機構の実施例について図面に基づき説
明する。第3図はその一実施例における要部を一
部破断して示す側面図である。この第3図におい
て、第2図と同一部分には同一符号を付して、概
述するにとどめ、第2図とは異なる部分を重点的
に述べることにする。
第3図において、扉7、筐体9、前端壁9a
(第3図では省略)、スイツチ取付板11、ドアス
イツチ12、アクチエータ12a、スプリング1
3およびアーム8の操作部8a、ストツパ8bの
部分は第2図と同様であるが、この考案は以下の
点で異なるものである。ただし、スイツチ12は
アーム8が実線の位置でオン、2点鎖線の位置で
オフとなるようにしている。
さて、上記アーム8はほぼ「へ」の字形に形成
されており、その一端(第3図の左端)は扉7に
枢支されている。このアーム8の一端近傍がほぼ
直角に近い鈍角状に折り曲げられて、上述のよう
に、ほぼ「へ」字形になつている。アーム8の折
曲部8cの近傍の下面はローラ10の溝10a
(第4図)上を、扉7の開閉に応じて摺動するよ
うになつている。
ローラ10の軸は1対のローラホルダ14a,
14b間に軸支されている。ローラホルダ14
a,14bは第4図の側面図で詳細に示されてい
る。この第4図は第3図におけるドア開閉連動ス
イツチ構造部の側面図である。この第4図より明
らかなように、一方のドアホルダ14aはスイツ
チ取付板15と一体的に形成され、このスイツチ
取付板15の上端縁に対して直角方向に延びてい
る。そして、他方のローラホルダ14bはスペー
サ16を介してローラホルダ14aに固定されて
いる。
スイツチ取付板15の下端縁「L」字形に折り
曲げられて、取付部15aを有している。取付部
15aはねじ17により、筐体9に取り付けられ
ている。スイツチ取付板15の所定個所には、マ
イクロスイツチなどのスイツチ18が取り付けら
れている。このスイツチ18の上部には作動片1
8aが設けられており、この作動片18aに摺動
杆19が係合すると、スイツチ18がオン、オフ
動作を行うようになつている。
スイツチ18はスイツチ12と同様にこの考案
によつて新たに追加されたものではなく、オーブ
ンレンジに本来使用されているものであり、この
スイツチ18はたとえば、従来ドアスイツチ12
とは別のドアスイツチとして使用されているもの
が、この考案においてはアーム8の下のスペース
に配設されるものである。したがつて、スイツチ
18が従来のオーブンレンジにおいて取り付けら
れていた部分だけのスペースが不要となるもので
ある。
さて、上記スイツチ取付板15において、スイ
ツチ18とローラホルダ14b間には、ガイド2
0a,20bが配設されている。ガイド20a,
20bは摺動桿19を左右方向にガイドするため
のものである。すなわち、ガイド20a,20b
上に摺動桿19がスライドするようになつてい
る。
摺動桿19は全体の形状が直方体状に形成され
ており、その右端は第3図より明らかなように、
ナイフ形状、すなわち、テーパ状になつて、テー
パ部19aを有している。このテーパ部19aに
はスプリング21の一端が固定されている。スプ
リング21の他端はローラホルダ14bの所定個
所に形成された突起14cに固定されている。ス
プリング21は引張スプリングとして作用するも
ので、通常、すなわち、扉7の閉じられている状
態では、摺動桿19は第3図において左方向に引
つ張られており、摺動桿19の先端部、すなわ
ち、テーパ部19aはスイツチ18の作動片18
aから離れた状態になつている。さらに、摺動桿
19の左端の中央部にはストツパ19bが一体的
に形成されている。
ストツパ19bはアーム8の左端近傍の下面に
対向しており、扉7が閉じられている状態では、
アーム8とストツパ19b間は所定の間隔をもつ
て離れているが、扉7が所定角度開かれると、ア
ーム8の左端近傍の下面にストツパ19bが押圧
され、摺動杆19がスプリング21の張力に抗し
て右方向に移動するようになつている。
第5図はこの考案のオーブンレンジのドア開閉
連動スイツチ構造の電気回路を示すものであり、
コンセント22間には、調理スイツチ23、第3
図のドアスイツチ12、高周波発振装置24(マ
グネトロン発振装置)、ヒユーズ25の直列回路
が接続されている。そして、調理スイツチ23と
ドアスイツチ12との接続点は上記スイツチ18
を介して、ヒユーズ24と高周波発振装置24と
の接続点に接続されている。
次に、以上のように構成されたこの考案のオー
ブンレンジのドア開閉スイツチ構造の動作につい
て説明する。まず、扉7が閉じている状態では、
第3図において、アーム8は実線の位置にあり、
この場合、第2図で述べたのとは逆になり、アー
ム8の操作部8aがドアスイツチ12のアクチエ
ータ12aを押圧して、このドアスイツチ12は
オンとなつている。
また、このとき、アーム8の左端は摺動桿19
のストツパ19aと離れており、摺動桿19のテ
ーパ部19aはスイツチ18の作動片18aとは
係合せず、スイツチ18はオフである。
この状態で、第5図の調理スイツチ23をオン
にすれば、この調理スイツチ23およびドアスイ
ツチ12を介して高周波発振装置24に通電さ
れ、マイクロ波の電波を放射し、調理を開始す
る。
次に、扉7を開くと、アーム8の操作部8aが
アクチエータ12aから離れて、ドアスイツチ1
2がオフになる。この状態からさらに扉7を開く
と、アーム8の左端近傍は「へ」字形になつてい
るから、この左端近傍の下側で摺動桿19のスト
ツパ19aが押圧される。これにより、スプリン
グ21の張力に抗して、摺動桿19はガイド20
a,20bを右方向にスライドする。
摺動桿19が所定量スライドすることにより、
そのテーパ部19aにより、スイツチ18の作動
片18aが押圧され、スイツチ18がオンとな
る。スイツチ18がオンとなることにより、第5
図のヒユーズ25、このスイツチ18および調理
スイツチ23の閉回路が形成され、この閉回路に
過大電流が流れて、ヒユーズ25を溶断させる。
このように、扉7の開放にともない、ドアスイ
ツチ12の開放とともに、所定の時間差をもつ
て、スイツチ18を閉成させて、ヒユーズ25を
溶断させるから、多重の安全性を確保することが
でき、電波の漏洩を未然に防止できる。
以上のように、この考案のオーブンレンジのド
ア開閉連動スイツチ構造によれば、扉の開閉と連
動して安全性を期するために高周波発振装置への
通電を断つドアスイツチの開閉を行うアームの下
方のスペースに、多重の安全性を期するためのド
ア開閉連動スイツチ構造を配設し、このアームの
動作に関連させてスイツチのオン、オフを行わせ
るようにしたので、新たなスイツチ構造を設ける
ことなく、本来存する部品により他のスイツチ構
成を設置することができ、スペースの有効利用を
はかることができる。また、ドアスイツチと時間
差をもつてドア開閉連動スイツチ機構を動作させ
ることができるから、これにともない重複した安
全性の向上が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なオーブンレンジの電気回路
図、第2図は従来のオーブンレンジにおける要部
を一部断面して示す側面図、第3図はこの考案の
オーブンレンジのドア開閉連動スイツチ構造の一
実施例における要部を一部断面して示す側面図、
第4図は第3図におけるドア開閉連動スイツチ構
造の部分の側面図、第5図はこの考案のオーブン
レンジのドア開閉連動スイツチ構造を適用した電
気回路図である。 7……扉、8……アーム、8a……操作部、9
……外筐、10……ローラ、12……ドアスイツ
チ、14a,14b……ローラホルダ、15……
スイツチ取付板、18……スイツチ、18a……
作動片、19……摺動桿、19a……テーパ部、
19b……ストツパ、21……スプリング、23
……調理スイツチ、24……高周波発振装置、2
5……ヒユーズ。なお、図中同一符号は同一また
は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オーブンレンジの扉の開閉に連動して高周波発
    振装置の動作および動作停止の制御を行うドアス
    イツチを開閉させるアーム、このアームの下方の
    スペースに配置され上記オーブンレンジの筐体に
    固定されたスイツチ取付板、このスイツチ取付板
    に取り付けられ上記ドアスイツチとともに上記高
    周波発振装置の動作および動作停止の制御を行う
    ためのスイツチ、このスイツチと上記扉間におい
    て上記スイツチ取付板に配置され上記扉の開閉に
    応じて上記アームを介して上記ドアスイツチの作
    動後所定の時間差をもつて上記スイツチの開閉制
    御を行う摺動桿を備えてなるオーブンレンジのド
    ア開閉連動スイツチ構造。
JP8982980U 1980-06-26 1980-06-26 Expired JPS6317925Y2 (ja)

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JP8982980U JPS6317925Y2 (ja) 1980-06-26 1980-06-26

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JP8982980U JPS6317925Y2 (ja) 1980-06-26 1980-06-26

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Publication Number Publication Date
JPS5712519U JPS5712519U (ja) 1982-01-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5171322B2 (ja) * 2008-03-07 2013-03-27 三幸機械株式会社 オーブンの扉の開度調整機構

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JPS5712519U (ja) 1982-01-22

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