JPS5834666Y2 - 手動復帰形磁気保持リレ− - Google Patents
手動復帰形磁気保持リレ−Info
- Publication number
- JPS5834666Y2 JPS5834666Y2 JP13598378U JP13598378U JPS5834666Y2 JP S5834666 Y2 JPS5834666 Y2 JP S5834666Y2 JP 13598378 U JP13598378 U JP 13598378U JP 13598378 U JP13598378 U JP 13598378U JP S5834666 Y2 JPS5834666 Y2 JP S5834666Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable iron
- iron piece
- piece
- contact
- movable
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は手動復帰形磁気保持リレーの改良に関する。
従来、前記リレーとしては、たとえば、第1図および第
2図に示すように、ベース12に取付けた継鉄1の凹部
1aに、スプリング7を介して、長手軸0方向に可動接
触片3を固着した可動鉄片2の切欠き部2a、2aを嵌
合し、自動復帰可能にヒンジするとともに、励磁電流に
もとづく磁気もしくは励磁電流遮断後の残留磁気にもと
づいて前記可動鉄片2を吸着する、たとえば、半硬質磁
性材からなる鉄心6を有する電磁石5を取付け、その電
磁石5が可動鉄片2を吸着した際に、可動接触片3の接
点4と、前記ベース12に取付けた固定接点9Aとで、
後記する常閉接点回路13Aを閉成するようになってい
る一方、前記可動鉄片2に、その長手軸0方向で可動接
触片3と逆向きにレバー8を延設しく但し、従来例では
可動接触片3とレバー8とは一体となっている)、ケー
ス11の壁部に取付けた自動復帰形押ボタン10を手動
で押圧操作して、その押ボタン操作片10 aを前記レ
バー8に圧接させることにより、電磁石5と可動鉄片2
との吸着状態を解除すると同時に、前記接点回路13A
を開成し、その押ボタン10の押圧操作を解除した後は
、前記スプリング7の復帰力により可動鉄片2を鉄心6
から引き離して前記接点回路13Aの開成状態を保持す
るように構成したものがある。
2図に示すように、ベース12に取付けた継鉄1の凹部
1aに、スプリング7を介して、長手軸0方向に可動接
触片3を固着した可動鉄片2の切欠き部2a、2aを嵌
合し、自動復帰可能にヒンジするとともに、励磁電流に
もとづく磁気もしくは励磁電流遮断後の残留磁気にもと
づいて前記可動鉄片2を吸着する、たとえば、半硬質磁
性材からなる鉄心6を有する電磁石5を取付け、その電
磁石5が可動鉄片2を吸着した際に、可動接触片3の接
点4と、前記ベース12に取付けた固定接点9Aとで、
後記する常閉接点回路13Aを閉成するようになってい
る一方、前記可動鉄片2に、その長手軸0方向で可動接
触片3と逆向きにレバー8を延設しく但し、従来例では
可動接触片3とレバー8とは一体となっている)、ケー
ス11の壁部に取付けた自動復帰形押ボタン10を手動
で押圧操作して、その押ボタン操作片10 aを前記レ
バー8に圧接させることにより、電磁石5と可動鉄片2
との吸着状態を解除すると同時に、前記接点回路13A
を開成し、その押ボタン10の押圧操作を解除した後は
、前記スプリング7の復帰力により可動鉄片2を鉄心6
から引き離して前記接点回路13Aの開成状態を保持す
るように構成したものがある。
なお、前記可動鉄片2が電磁石5に吸着されていない状
態においては、可動接触片3の接点4は固定接点9Bと
接触し、後記する常閉接点回路13Bを形成するように
なっている。
態においては、可動接触片3の接点4は固定接点9Bと
接触し、後記する常閉接点回路13Bを形成するように
なっている。
すなわち、具体的には、たとえば、第3図に示すように
、前記接点4と固定接点9Bとは、電源14と、負荷1
5、たとえば、燃焼機器のバーナ制御回路等とで常閉接
点回路13Bを形成する一方、その接点4と固定接点9
Aとは、電源14と警報器16とで常閉接点回路13A
を形成している。
、前記接点4と固定接点9Bとは、電源14と、負荷1
5、たとえば、燃焼機器のバーナ制御回路等とで常閉接
点回路13Bを形成する一方、その接点4と固定接点9
Aとは、電源14と警報器16とで常閉接点回路13A
を形成している。
そして、前記負荷15と並列に、変成器17が接続され
、その2次側には、整流回路18を介して、電磁石5の
励磁回路19(励磁コイル)が接続されている。
、その2次側には、整流回路18を介して、電磁石5の
励磁回路19(励磁コイル)が接続されている。
このようにして、電源14から負荷15への給電時に事
故が発生したときには励磁回路19が作動するように構
成される。
故が発生したときには励磁回路19が作動するように構
成される。
この結果、電磁石5は励磁されて可動鉄片2を吸着し、
常閉接点回路13Aを閉或し、常閉接点回路13Bを開
底する。
常閉接点回路13Aを閉或し、常閉接点回路13Bを開
底する。
そして、電源14から警報器16に給電され、前記負荷
15等に事故が発生したことを警報するとともに、励磁
回路19への給電が停止される。
15等に事故が発生したことを警報するとともに、励磁
回路19への給電が停止される。
しかしながら、電磁石5は、その残留磁気にもとづいて
可動鉄片2を吸着したままであり、前記状態が保持され
る。
可動鉄片2を吸着したままであり、前記状態が保持され
る。
前記警報器16の警報にもとづき、図示しない電源スィ
ッチをオフし、前記事故個所を修理する。
ッチをオフし、前記事故個所を修理する。
そして、再び電源スィッチをオンし、押ボタン10を手
動で押圧操作する。
動で押圧操作する。
このとき、前記したように、常閉接点回路13Bは閉成
され、かつ常閉接点回路13Aは開成されて元の状態に
復帰され、再び電源14から負荷15への給電が開始さ
れる。
され、かつ常閉接点回路13Aは開成されて元の状態に
復帰され、再び電源14から負荷15への給電が開始さ
れる。
しかしながら、前記従来のリレーにおいては、前記レバ
ー8のみが、リレ一本体1,2.5の占有空間(占有面
積)から突出した構成となっており、このため、そのリ
レーを所定空間部に据置する場合、スペース効率が著る
しく悪いという不具合があったり、小型化を図るうえで
大きな障害となっていた。
ー8のみが、リレ一本体1,2.5の占有空間(占有面
積)から突出した構成となっており、このため、そのリ
レーを所定空間部に据置する場合、スペース効率が著る
しく悪いという不具合があったり、小型化を図るうえで
大きな障害となっていた。
また、燃焼制御装置においては、警報動作後の復帰動作
に関して、押ボタンを使用するものにあっては、押ボタ
ンを押圧したままでは復帰せず、その後押ボタンの押圧
を解除したときに始めて電気的に復帰するというトリッ
プフリー機能が、安全性の面から要求されている。
に関して、押ボタンを使用するものにあっては、押ボタ
ンを押圧したままでは復帰せず、その後押ボタンの押圧
を解除したときに始めて電気的に復帰するというトリッ
プフリー機能が、安全性の面から要求されている。
したがって、前記従来のものにおいては、燃焼制御装置
に使用できないという不具合があった。
に使用できないという不具合があった。
本考案は、前記不具合を完全に解泪するためになされた
もので、リレーの占有面積が少なく、かつ前記トリップ
フリー機能を備えた手動復帰形磁気保持リレーを提供す
ることを目的とする。
もので、リレーの占有面積が少なく、かつ前記トリップ
フリー機能を備えた手動復帰形磁気保持リレーを提供す
ることを目的とする。
つぎに、本考案を、一実施例である第4図および第5図
にしたか゛つて説明する。
にしたか゛つて説明する。
本考案に係るリレー四においては、第1図および第2図
に示す従来のものと比べて明らかなように、レバー21
は、可動鉄片2に、その長手軸Oと直角方向に突設した
もので、これに応じて押ボタン10の位置を変えたもの
で、その他は、従来のものと同様であるため、同一部品
には同一番号を付してその説明を省略する。
に示す従来のものと比べて明らかなように、レバー21
は、可動鉄片2に、その長手軸Oと直角方向に突設した
もので、これに応じて押ボタン10の位置を変えたもの
で、その他は、従来のものと同様であるため、同一部品
には同一番号を付してその説明を省略する。
なお、22は、継鉄1の両側部に設けた切欠き段部23
、および可動鉄片2のヒンジ部近傍両側端部に掛止めす
るようにしたばね性条部材からなる係止片で、押ボタン
10の押圧操作にもとづき、前記レバー21を介して可
動鉄片2が後記するように傾動したとき、可動鉄片2が
継鉄1のヒンジ部から浮き上って脱落しないように機能
するものである(第6図参照)。
、および可動鉄片2のヒンジ部近傍両側端部に掛止めす
るようにしたばね性条部材からなる係止片で、押ボタン
10の押圧操作にもとづき、前記レバー21を介して可
動鉄片2が後記するように傾動したとき、可動鉄片2が
継鉄1のヒンジ部から浮き上って脱落しないように機能
するものである(第6図参照)。
また、実施例では、可動鉄片2の切欠き2a、2a間の
距離は、継鉄1の凹所1aの巾より若干小さくなってい
る。
距離は、継鉄1の凹所1aの巾より若干小さくなってい
る。
いま、前記構成のリレー塑を、前記燃焼機器の制御に用
いたとし、短絡事故等で可動鉄片2が電磁石5に吸着さ
れているものとする。
いたとし、短絡事故等で可動鉄片2が電磁石5に吸着さ
れているものとする。
事故修理後に、前記リレー異を復帰させるには、手動で
押ボタン10を所定ストローク押圧操作すればよい。
押ボタン10を所定ストローク押圧操作すればよい。
すなわち、電磁石5に、その残留磁気にもとづいて吸着
されている可動鉄片2は、レバー21の先端が下動され
て、電磁石5の鉄心頭部6aの縁部を支点として(はぼ
点接触状態)わずかに傾動する。
されている可動鉄片2は、レバー21の先端が下動され
て、電磁石5の鉄心頭部6aの縁部を支点として(はぼ
点接触状態)わずかに傾動する。
この傾動時には、可動接触片3の接点4と固定接点9A
とは閉成した状態に保持される。
とは閉成した状態に保持される。
つぎに、前記押ボタン10の押圧操作を解除すると、可
動鉄片2は、点接触状態の関係にある電磁石5による吸
着力に抗して、スプリング7の復帰力により継鉄1のヒ
ンジ部を支点として回動され、このときはじめて、可動
接触片3の接点4は、固定接点9Aから離れて固定接点
9Bと接触するようになっている。
動鉄片2は、点接触状態の関係にある電磁石5による吸
着力に抗して、スプリング7の復帰力により継鉄1のヒ
ンジ部を支点として回動され、このときはじめて、可動
接触片3の接点4は、固定接点9Aから離れて固定接点
9Bと接触するようになっている。
すなわち、リレー20は、押ボタン10を所定ストロー
ク押圧してはじめて元の状態に復帰するトリップフリー
機能を有するものである。
ク押圧してはじめて元の状態に復帰するトリップフリー
機能を有するものである。
以上に説明したことから明らかなように、本考案によれ
ば、押ボタンで復帰操作されるレバーを、可動鉄片に、
その可動接触片に対して略直角にかつ可動鉄片の巾方向
に取付けたものであるから、従来のものに比べて、リレ
ーの占有面積を小さくでき、かつ前記トリップフリー機
能を備えたものであるから燃焼制御機器にも適用するこ
とが可能であるという利点を有する。
ば、押ボタンで復帰操作されるレバーを、可動鉄片に、
その可動接触片に対して略直角にかつ可動鉄片の巾方向
に取付けたものであるから、従来のものに比べて、リレ
ーの占有面積を小さくでき、かつ前記トリップフリー機
能を備えたものであるから燃焼制御機器にも適用するこ
とが可能であるという利点を有する。
第1図および第2図は、それぞれ、従来の手動復帰形磁
気保持リレーの説明用要部断面図およびその外観斜視図
、第3図は、前記リレーの一適用例の電気回路図、第4
図および第5図は、それぞれ、本考案の一実施例の説明
用要部断面図、およびその外観斜視図、第6図は、本考
案に適用できる係止片の外観斜視図である。 1・・・・・・継鉄、2・・・・・・可動鉄片、3・・
・・・・可動接触片、4・・・・・・(可動)接点、5
・・・・・・電磁石、8・・・・・・従来のレバー、9
A・・・・・・(常開)固定接点、9B・・・・・・(
常閉)固定接点、10・・・・・・自動復帰形押しボタ
ン、13A・・・・・・常開接点回路、13B・・・・
・・常閉接点回路、皿・・・・・・本考案に係るリレー
、21・・・・・・レバー、22・・・・・・係止片、
23・・・・・・切欠き段部。
気保持リレーの説明用要部断面図およびその外観斜視図
、第3図は、前記リレーの一適用例の電気回路図、第4
図および第5図は、それぞれ、本考案の一実施例の説明
用要部断面図、およびその外観斜視図、第6図は、本考
案に適用できる係止片の外観斜視図である。 1・・・・・・継鉄、2・・・・・・可動鉄片、3・・
・・・・可動接触片、4・・・・・・(可動)接点、5
・・・・・・電磁石、8・・・・・・従来のレバー、9
A・・・・・・(常開)固定接点、9B・・・・・・(
常閉)固定接点、10・・・・・・自動復帰形押しボタ
ン、13A・・・・・・常開接点回路、13B・・・・
・・常閉接点回路、皿・・・・・・本考案に係るリレー
、21・・・・・・レバー、22・・・・・・係止片、
23・・・・・・切欠き段部。
Claims (2)
- (1)少なくとも鉄心を半硬質磁性材とした電磁石装置
の可動鉄片を継鉄に復帰スプリングを介してヒンジさせ
るとともに、前記可動鉄片に、接点を有する可動接触片
と、押ボタンによって電磁石の消磁時に可動鉄片を鉄心
から離間させる復帰レバーとを設けた手動復帰形磁気保
持リレーにおいて、前記可動鉄片を巾方向に若干傾動可
能にさせるとともに、前記復帰レバーを、可動接触片に
対して略直角にかつ前記可動鉄片の巾方向に延在させた
ことを特徴とする手動復帰形磁気保持リレー。 - (2)前記継鉄の可動鉄片とのヒンジ部近傍に切欠き段
部を形威し、該段部に一端を可動鉄片に係止するばね性
部材からなり、可動鉄片の所定以上の浮き上り防止をす
る係止片を掛止めしたことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項に記載の手動復帰形磁気保持リレー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13598378U JPS5834666Y2 (ja) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | 手動復帰形磁気保持リレ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13598378U JPS5834666Y2 (ja) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | 手動復帰形磁気保持リレ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5551871U JPS5551871U (ja) | 1980-04-05 |
JPS5834666Y2 true JPS5834666Y2 (ja) | 1983-08-04 |
Family
ID=29106808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13598378U Expired JPS5834666Y2 (ja) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | 手動復帰形磁気保持リレ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834666Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100685184B1 (ko) | 2005-12-30 | 2007-02-22 | 김태훈 | 회전체용 발광장치 |
-
1978
- 1978-10-02 JP JP13598378U patent/JPS5834666Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5551871U (ja) | 1980-04-05 |
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