JP2000169018A - 第1のパレットの上にある枚葉紙パイルを別の第2のパレットに積み替える装置 - Google Patents

第1のパレットの上にある枚葉紙パイルを別の第2のパレットに積み替える装置

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JP2000169018A
JP2000169018A JP11198800A JP19880099A JP2000169018A JP 2000169018 A JP2000169018 A JP 2000169018A JP 11198800 A JP11198800 A JP 11198800A JP 19880099 A JP19880099 A JP 19880099A JP 2000169018 A JP2000169018 A JP 2000169018A
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Erich Zahn
ツァーン エーリッヒ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送区間全体が複線軌道のために実際の作業
でぶつかる困難を回避する。 【解決手段】 パレット変換装置は、枚葉紙パイル16
を一時的に載せるための水平かつ熊手状に配置された複
数の支持棒22を備えている。これらの支持棒22は、
その長手方向に移動可能かつ該支持棒22の各端部を支
持された垂直に移動可能であるとともに、該支持棒22
の方向への双方のパレット2のそれぞれの延びよりも長
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1のパレットの
上にある枚葉紙パイルを第2の別のパレットに積み替え
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】枚葉紙印刷機、および被印刷物の前処理
機械または後処理機械には、枚葉紙パイルをパレット単
位で装入することが多い。印刷工場にある多くの機械は
設計上の理由からそれぞれ特定のパレットフォーマット
の受け入れにしか適しておらず、そのフォーマットが機
械と機械とで異なっている場合があるため、枚葉紙をた
とえば孔あけ機など別個の機械で再処理しようとする
と、たとえば印刷の完了した枚葉紙パイルのパレットを
交換する必要が生じる場合がある。
【0003】枚葉紙パイルのパレット交換には、一般に
パイル反転装置が用いられる。パイル反転装置は工場床
面に置かれたプラットフォームを含んでおり、一方、積
み替えるべき枚葉紙パイルを載せたパレットがパレット
トラック等でこのプラットフォームの上に運ばれる。そ
の後、第1のプラットフォームに対して平行な、パイル
反転装置の第2のプラットフォームを降下させ、第1の
プラットフォームの方向に押していく。両方のプラット
フォームを一緒に上昇させ、一方、両方のプラットフォ
ームが枚葉紙パイルをパレットとともにそれぞれの間に
固持するようにし、相前後して別々の軸を中心に旋回さ
せ、次いで再び降下させて、第2のプラットフォームが
工場床面の上に置かれるようにする。その後、第1のプ
ラットフォームを上方に移動させると、最初のパレット
を上へ取り除くことができて移動先パレットで置きかえ
ることができる。これに続いて上述した方法で再度反転
を行い、第2のプラットフォームを上昇させれば、移動
先パレットと、その上に積み替えられた枚葉紙パイルと
を取り出すことができる。
【0004】適当な代替手段がないので、パイル反転装
置を使ったパレット交換は広く普及しているが、この方
法には以下に述べるような種々の欠点がある。
【0005】パイル反転装置の作業原理からして、非常
に安定していて重量のある構造体が必要である。しかも
反転には広い自由空間が必要なので、他の機械との間に
十分な間隔を守らなくてはならない。さらに、複数の軸
を中心とする突出した振動運動は、作業員にとって潜在
的な危険を意味するので、通常は管理者なしで機械を作
動させることができない。そして最後に、枚葉紙パイル
の裏面ができるだけ両方のプラットフォーム接合面に支
持されるようにして、反転時に生じる枚葉紙パイルの力
の一部を当該接合面が受容できるように、操作員が注意
しなくてはならない。そのうえパレットの交換には高度
の熟練を要する。これらの理由から、パイル反転装置
を、今日ますます強く望まれている自動式の操業系列に
組み込もうとすると、きわめて高価についてしまう。
【0006】パイル反転装置のさらに本質的な欠点は、
反転時に被印刷物の側位および頭位の状態が生じるた
め、これがパイル内部におけるずれや圧力状態の変化に
つながることである。仮にこれを予想してうまくパイル
をパイル反転装置に装入し、適当に選択した旋回運動に
よってできるだけ穏やかな反転ができるように配慮した
としても、パイル内の圧力変化がなくなることはなく、
この圧力変化はたとえば印刷したばかりの枚葉紙および
/または孔あけしたばかりの枚葉紙のパイルの場合、反
転中に著しい品質上の問題を結果として招く恐れがあ
る。
【0007】印刷工場における作業系列の自動化がます
ます進むなか、枚葉紙パイルを載せたパレットを任意の
機械の間で運ぶための自動式搬送設備が構想されてい
る。パレットの寸法と機能は、通常、生産工程全体を通
して統一できないため、機械や機能ごとに専用のパレッ
トが必要となる。そのため、パレット交換機も設けなく
てはならないのが普通である。
【0008】ドイツ特許明細書4023877号より、
給紙装置と排紙装置に複線軌道の搬送手段を備え、この
搬送手段を利用して種々の大きさのパレットに載せた枚
葉紙パイルを給紙装置に供給できるとともに、種々の大
きさのパレットに載せた枚葉紙パイルを排紙装置に形成
することができる印刷機が公知である。それによってパ
レット交換が少なくとも部分的に回避される。
【0009】
【発明が解決しようとるする課題】しかしこのような印
刷機を、自動化された作業形態の中で使用すると、印刷
機どうしのあいだの区間や、前処理機械または後処理機
械ならびに印刷製品の保管場所に向かう区間およびこれ
らから出ていく区間など、搬送区間全体が複線軌道にな
ってしまい、実際の作業ではいくつもの困難にぶつか
る。複線軌道の搬送区間は比較的入り組んでいるためで
ある。こうした搬送区間にはある程度の長さが必要なの
で、コスト高になるばかりか障害が起こりやすい。
【0010】さらに、搬送技術手段とその他の工場内部
の移送体制との間の引取り地点/引渡し地点では、手動
パレットトラックと無人輸送車両の両方が、移送を担当
できることが求められる場合が多い。
【0011】本発明の目的は、上述のようなパイル反転
装置の欠点をもたないパレット交換装置を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のパケット変換装置は、枚葉紙パイルを一時
的に載せるための水平かつ熊手状に配置された複数の支
持棒が設けられており、これらの支持棒は、その長手方
向に移動可能かつ当該支持棒の各端部を支えられて垂直
に移動可能であるとともに、支持棒の方向への双方のパ
レットのそれぞれの延びよりも長い。
【0013】本発明のパレット交換装置の作動原理は、
それ自体としては従来から公知であるが、これまで枚葉
紙パイル全体の積み替えには利用されていない。すなわ
ち、印刷機のノンストップ運転に用いられるパレットで
あって該パレットから枚葉紙が給紙機に引き取られ、そ
のときパイルが使い尽くされる前に熊手が溝に差込まれ
て、この熊手が残余パイルを保持してゆっくりと上昇さ
せ、その間に新しい満載パレットが給紙機に配置される
ものは公知である。同様に排紙機では、熊手が形成され
つつある部分パイルを保持し、その間に、印刷された枚
葉紙の完全なパイルを取り去って空のパレットを挿入し
て上方に移動させ、このとき熊手は溝の中へと降下させ
てから引き抜くことができる。
【0014】本発明では枚葉紙パイル全体を上昇させる
ために必要な安定性を、支持棒のそれぞれの端部を支持
することと、支持棒を相応に安定な構成にすることによ
って達成する。多数の支持棒にかかる荷重が分散される
ので、個々の支持棒は比較的薄くてよく、負荷下での上
昇時に著しく撓曲することがない。
【0015】有利な実施態様ではパレットがそれぞれ一
種類の型式であって、このパレットの表面には、規則的
または不規則な間隔で配置された平行な多数の溝が形成
されている。この場合、支持棒は実質的に剛性のある物
体であってよく、たとえば角形パイプや中実の棒であっ
てよい。パイルを積み替えるには、支持棒を正しい高さ
で溝に差し込んでパイルとともに少しだけ上昇させる。
第1のパレットを取り除き、第2のパレットをパイルの
下にもってきて適当な固定装置またはセンタリング装置
を利用して正確に位置揃えする。支持棒を第2のプレー
トの溝まで下降させてから、支持棒を溝から引き抜く。
【0016】第1および第2のパレットが同一の溝形状
を備えていれば、わずか一種類の熊手にまとめた支持棒
しか必要ない。パレットが異なる溝形状をもっていれ
ば、相応の数の支持棒を、該群が二種類の熊手を形成す
るようにして、この二種類の熊手が互いに妨害し合わな
いで反対向きまたは同方向に連動するように、それぞれ
の溝形状に適合した2つの群にまとめる。
【0017】この実施態様の利点は、支持棒を相応に剛
性のある構造にすれば、積み替えのときにいかなる影響
もパイルに生じないことである。したがって、印刷した
ばかりの枚葉紙または孔あけしたばかりの材料のパイル
でも、問題なく積み替えができる。上昇行程が短いの
で、パイル反転装置を使った場合よりも積み替え作業を
大幅に迅速に行える。
【0018】さらに他の実施態様では、支持棒が、印刷
機のためのノンストップ装置を示唆しているアメリカ特
許3180638に記載されているような型式である。
このような支持棒は上側と下側にそれぞれバンドをも
ち、このバンドは固定された先端を除いて支持棒の長さ
全体にわたって延びるとともに、支持棒がパレットとそ
の上の枚葉紙パイルの間を移動したとき、ローラ機構を
利用して長手方向に可動である。
【0019】本発明の範囲内でこのようなバンド付き支
持棒を用いれば、ある程度まで任意の表面、特に平坦な
表面をもつパレットからの積み替え、およびこのような
パレットへの積み替えが可能となる。枚葉紙パイルをパ
レットから受け取るには、支持棒の先端を一番下の枚葉
紙の下へ差し込む。枚葉紙がパレットの1つの側で少し
だけ突き出していれば、またはパレットが穴ないし凹部
を備えていてこれを貫通させて枚葉紙の縁をやや上昇さ
せることができれば、支持棒の最初の差し込みが容易に
可能である。この差し込みをさらに進めるとき、または
これに対応した支持棒の引き抜き時には滑り摩擦が先端
にしか生じないのに対して、バンドは一番下の枚葉紙の
上ないしパレットの上で展開する。本発明では支持棒の
バンドが比較的高い荷重を支えねばならないので、バン
ドの長手に沿って支持棒の支持ローラを設けてもよい。
【0020】パレットが摩擦の少ない表面をもっていて
場合により支持棒の差し込み中に固定されるような場合
には、支持棒の下面のバンドを省略することもあるいは
可能である。
【0021】本発明のパレット交換装置は容易に自動化
することができるとともに、工場内部の搬送設備の自動
搬送区間と容易に接続することが可能である。この目的
のためにパレットをそれぞれ水平にパレット交換装置の
中へ、そしてパレット交換装置から外へと移動可能にす
る搬送手段が設けられる。この移送手段は一方では搬送
区間と連絡し、他方では自動式のパレットマガジンへと
通じている部分搬送区間を形成し、パレットマガジンに
はある特定の型式のパレットがそのつど複数枚保管され
ている。このようなパレットマガジンは、多彩な形式の
ものが入手可能である。パレットマガジンないし搬送区
間へとつづく「転轍機」として、たとえば上に搬送区間
が設置されたターンテーブルが使われる。しかも、積み
替えステーション付近にあるこのような1つのターンテ
ーブルおよび/または複数のターンテーブルそれ自体に
よって、印刷機で枚葉紙走行方向に対して平行に溝をも
つパレットを扱うことも、またパレット交換装置内で枚
葉紙走行方向に対して横方向の溝をもつパレットを扱う
ことも可能になる。本発明は自動化された作業に格別に
適している。その理由は、複線軌道の搬送区間を、自動
式搬送設備の中の特定の区間に限定することができ、異
なるパレットフォーマットをもつ機械間のパレット移送
はその特定の区間で行って、逆に同一のパレットフォー
マットをもつ機械どうしは単線軌道で相互に連結するこ
とができるからである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】図1では、パレット2は部分搬送区間4の
上にあり、この部分搬送区間によってパレットは水平に
(図の平面に対して垂直に)移動可能である。部分搬送
区間4は、軸平行に配置された一連のローラ6を包含し
ており、このローラはそれぞれ支持プレート8に支持さ
れている。支持プレート8は、たとえば工場床面の上に
置かれていてよい。各ローラ6の一端はパレット2の側
面の長手梁の幅に対応した相互間隔をもつ輪縁10,1
0’を含んでいる。パレット2の側面の長手梁の一方
は、輪縁10,10’の間でローラ6の上に置かれてい
るのに対し、パレット2のこれに対向する長手梁と中央
の長手梁とは、側方のガイドなしにローラ6の上に載せ
られている。各ローラ6の一端は、伝動装置等を介して
部分搬送区間4のすべてのローラ6を駆動する駆動輪1
2を含んでいる。このような部分搬送区間4の上で異な
るフォーマットをもつパレットを搬送することが可能で
あり、このことは前述のドイツ特許明細書402387
7号から公知である。
【0024】パレット2の上側には、規則的な相互間隔
をおいて平行な溝14が形成されており、この溝は図1
ではパレット2の長手梁に対して横向きに延びている。
パレット2は、従来どおりパレット2の側縁と同一平面
で終わっている枚葉紙パイル16を支持している。
【0025】左と右にそれぞれパレット2とのあいだに
間隔をおいて、長手方向に延びる2つの支持体18ない
し20が配置されており、これらの支持体はパレット2
の長手梁に対して水平かつ平行に延びており、すなわち
図の平面に対して垂直に延びている。図1の支持体18
および20は、たとえば点線で示されているチェーン2
1に懸架されている。チェーン21の代わりにたとえば
偏心器、スピンドル、油圧支柱といった別の昇降部材を
使用してもよい。チェーン21またはその他の昇降部材
ならびに図示しない駆動手段を用いて、両方の支持体1
8および20はともに上方および下方へ、すなわち点線
に沿って移動可能である。
【0026】図1の左側の支持体18の穴を貫通して、
支持棒22のそれぞれの先端が突出しており、この支持
棒はパレット2の幅よりも大きい長さにわたって左側へ
続いている(図1では見えない)。支持棒22は、パレ
ット2の溝14の間隔に対応する規則的な間隔で水平方
向に隣り合って(すなわち図面を眺めた場合には相前後
して)並んでいる。このようにして形成された水平方向
の熊手の支持棒22は、それぞれの軸に沿って一緒に右
側の支持体20の方向に向かって移動可能、かつその逆
方向に向かって移動可能である。
【0027】図1における右側の支持体20は左側の支
持体18の穴の下縁と同じ高さに位置している受け台2
4を包含しており、したがって支持棒22はその一端で
図2にからわかるように受け台24に支持されることが
でき、また支持棒22はその他端において支持体18で
支持されている。受け台24の代わりに、右側の支持体
20にも同様に支持棒22を受容する孔を設けてもよ
い。
【0028】枚葉紙パイル16を一つのパレット2から
別のパレットへ積み替えるには、まず支持体18および
20を、支持棒22がパレット2にある溝14と一直線
に並ぶ高さまでもってくる。そして支持棒22を支持体
18から溝14へ繰り出してパレット2に差し込む。
【0029】支持棒22が完全に繰り出された状態で
は、支持体20に向いた支持棒の端部は受け台24に支
持されており、支持体18および20をやや上昇させて
図2に示す状態とし、この状態では枚葉紙パイル16は
パレット2との間に間隔をおいて支持棒22の上に載せ
られている。
【0030】パレット2を部分搬送区間4を介して前方
または後方へとさらに移送し、たとえばその逆方向から
供給される新しいパレット26(図2)によって置きか
える。新しいパレット26の上側にある互いに平行な溝
28の溝間隔ないし溝形状は、最初のパレット2の溝1
4の溝間隔ないし溝形状と同じである。新しいパレット
26は図示しないセンタリング装置によって位置揃えさ
れて保持され、その間に支持体18および20はともに
再び降下させられる。また、センタリング装置は支持体
18および20の降下中に、枚葉紙パイル16と新しい
パレット26の間に側縁の揃った割当てがなされるよう
配慮する。支持棒22が新しいパレット26の溝28の
中に収まった後、支持棒18は支持体18の中へ復帰移
動する。その後センタリング装置が解除され、新しいパ
レット26は上に載せられた枚葉紙パイル16ととも
に、部分搬送区間4の上をパレット交換装置から出て行
くことができる。
【0031】新しいパレット26は、この実施形態では
最初のパレット2よりも小型であり、特に幅が狭い。し
かし当然ながら、積み替えを小型のパレットから大型の
パレットへ行うことも可能である。パレット交換装置
は、面積の広いパレットフォーマット用として設計する
ことが容易である。幅の広い3種類の標準パレットフォ
ーマットは、長さと幅が800x600ミリ、1200
x800ミリ、1400x1000ミリのサイズを備え
ている。
【0032】最初のパレットと新しいパレットは、同じ
高さでなくてもよいことに気がつくであろう。特に、図
2の新しいパレット26は、図1の最初のパレット2よ
りもいくらか高い。任意の高さのパレットに対する高さ
適合は容易に行うことができ、すなわち支持体18およ
び20を、支持棒22引き出しおよび再繰り込みの前に
それぞれ適切な高さに調節して、その高さで支持棒22
がスムーズかつ枚葉紙パイルへの圧力なしにそれぞれの
パレットにある溝を貫通してへと滑ることができるよう
にする。
【0033】図3の概略平面図では、支持棒22とここ
では図示しないその可動の支持体がケーシング30に格
納され、その中に繰り込まれている。ケーシング30に
対向して、つまり支持棒22の先端に対向して、受け台
24を備えた可動の支持体20がある。ケーシング30
と支持体20の間にパレット2があり、このパレットは
ここでは枚葉紙パイルを上に載せないで描かれている。
【0034】図3において詳細に描かれていない部分搬
送区間4は、描き入れられている両方向矢印に沿って順
次、図1のパレット2のフォーマットをもつパレット用
の緩衝装置である第1の自動式パレットマガジン32か
ら、ターンテーブル34を介して、互いに直角な2つの
搬送区間(たとえばローラコンベヤやチェーンコンベ
ヤ)と接続されているので、ターンテーブル34は選択
次第で、まっすぐにパレットを通過させることもできる
し、側方のパレット供給区間36からパレットの装入を
受けることもできる。部分搬送区間4は、その後の流れ
としてはケーシング30と支持体20の間を通過し、タ
ーンテーブル40を介して、再び互いに直角な2つの搬
送区間(たとえばローラコンベヤやチェーンコンベヤ)
と接続されているので、ターンテーブル40は選択次第
で、まっすぐパレットを通過させることもできるし、側
方のパレット引き渡し区間42からパレットの供給を受
けることもでき、その後、図2のパレット26のフォー
マットをもつパレット用の第2の自動式パレットマガジ
ン44へと至る。
【0035】このとき通過される各ステーションは、た
とえばローラコンベヤのような搬送手段を含んでおり、
これらの搬送手段はパレット供給区間36、パレット引
き渡し区間42、およびターンテーブル34,40での
み模式的に描かれていて、その他のステーションは描き
入れられていないが、それは図面を見にくくしないため
である。ターンテーブル34および40はそれぞれ1つ
の搬送区間を含んでおり、この実施形態ではローラを用
いて当該搬送区間が実現されている。
【0036】運転時には、積み替えるべき枚葉紙パイル
を載せたパレットがパレット供給区間36を経てターン
テーブル34へ運ばれ、さらにそこからケーシング30
と支持体20との間の積み替えステーションへと運ばれ
る。支持棒22で枚葉紙パイルを持ち上げてから、パレ
ットを相応のターンテーブル34を介してこれに属する
パレットマガジンへと移送し、ここに保管する。このパ
レットマガジンは、パレット2の場合には第1のパレッ
トマガジン32である。パレット26が図示しないセン
タリング装置によってセンタリングされて保持されてい
る間に、支持棒22を降下させてから引き戻す。続い
て、今度は枚葉紙パイルを載せているパレット26を、
ターンテーブル40を介してパレット引き渡し区間42
へと移送する。
【0037】図4は、枚葉紙パイルを、横方向溝の入っ
たパレット2から縦方向溝の入ったパレット26’へと
積み替えること、およびその逆を可能にする図3のパレ
ット交換装置の変形例を示す。
【0038】図4では、ケーシング30と支持体20と
の間に中央ターンテーブル38が設けられている。中央
ターンテーブル38は、平坦な四角形の天板としての昇
降装置45を含んでいる。この天板は、油圧ピストン、
偏心器等の図示しない昇降手段を用いて上方および下方
へ可動であり、その可能な行程は、使用するもっとも高
いパレットの高さより大きくなくてはならない。この天
板はその受け面に、長手方向にも横方向にも延びる溝を
含んでいて、この溝は、両方のパレット2および26’
の重なり合った溝に対応する溝形状を形成している。そ
れにより、格子模様となって天板の表面に配置された多
数の直方体状の部材を備えた、図4に示すような構造が
生まれる。
【0039】さらに、中央ターンテーブル38はこの場
合には2つのチェーンコンベヤライン47である搬送手
段を含んでおり、これらのチェーンコンベヤライン47
はパレットの外側の長手梁と同じ間隔をおいて昇降装置
45の左右に延びるとともに、パレットが中央ターンテ
ーブル38の上にある間にパレットの長手梁を載せるこ
とが可能である。パレットの側方の支持が十分でない場
合および/または長手梁の配置が異なるパレットを用い
る場合には、両方のチェーンコンベヤライン47の間に
平行に1つまたは複数のチェーンコンベヤラインをさら
に引けばよい。その場合には天板に適当な切欠きを施す
か、または天板を組立式にすることになる。天板が降下
した状態のとき、チェーンコンベヤライン47の上面は
天板の上面より上に位置し、天板の上昇時には、チェー
ンコンベヤライン47は天板の上面よりも下にとどまっ
ている。図3の場合とは違って図4では昇降装置45の
天板(Aufsatz)が見えるようにするためにパレットがタ
ーンテーブル38の上に描かれていない。
【0040】図4に示すパレット交換装置では、次に述
べるような方法で枚葉紙パイルを横方向溝のあるパレッ
トから縦方向溝のあるパレットへ積み替えることができ
る。すなわちパレットマガジン32に貯蔵されたパレッ
ト2の型式をもつ、枚葉紙パイルを載せた横方向溝のあ
るパレットを、パレット供給区間36およびターンテー
ブル34を介して中央ターンテーブル38へ移送する。
支持棒22で形成された熊手をパレットの溝に差し込
み、枚葉紙パレットを持ち上げる。空になった横方向溝
のパレットはターンテーブル34を介してパレットマガ
ジン32へ移送する。昇降装置45の天板が枚葉紙パイ
ルを熊手から持ち上げ、熊手は元の位置に戻る。その
後、ターンテーブルを90°回転させ、その位置で熊手
を枚葉紙パイルの下を貫通させて天板に差し込む。天板
を再び降下させ、ターンテーブル34を90°回転させ
る。パレットマガジン44にあった長手方向溝をもつパ
レット26’を、ターンテーブル40を介してターンテ
ーブル38まで運び、枚葉紙パイルの下にくるようにす
る。長手方向溝のあるパレット26’を上に載せたター
ンテーブル38を90°回転させ、熊手が枚葉紙をパレ
ット26’の上に降下させる。熊手がケーシング30の
中へ引き込まれた後、パレット26’を90°回転さ
せ、上に降下された枚葉紙パイルとともにターンテーブ
ル40およびパレット引き渡し区間42を介して搬出す
る。
【0041】図3と図4に示されている上述の原理は枚
葉紙パイルを積み替える装置をその都度の外部条件に適
合させるために多彩な形に変化させることができる。図
3と同一または類似の構成要素が同様の符号を付して描
かれている図5は、枚葉紙パイルを運ぶすべてのパレッ
トの搬送区間が直線的で、図3のようにU型でない構成
を示している。しかもこの搬送区間は、パレット供給区
間46から直線的にターンテーブル34、ケーシング3
0に対向する積み替えステーション、およびターンテー
ブル40を介してパレット引き渡し区間48まで延びて
いる。図3および図4の構成よりいっそう多くの種類の
パレットおよび/またはいっそう大量のパレットを保管
することが可能であるように両方のターンテーブル3
4,40には側方にそれぞれ2つのパレットマガジン5
0,52,54および56が接続されている。
【0042】図5にはこれに加えてケーシング30に対
向するとともに、ケーシング30に設けられている支持
棒22とは異なる相互間隔を備えた支持棒60を含んで
いる、さらに別のケーシング58が描かれている。図面
を見にくくしないように、支持棒22ないし60のため
の適宜な受け台は図5には描かれていない。支持棒22
および60が互いに妨害し合わないような相互間隔を備
えているという前提条件のもとで、支持棒22および6
0は、枚葉紙パイルを一方の熊手から他方の熊手に受け
渡すために連動することができる。このようなやり方
で、支持棒22ないし60の異なる相互間隔に対応し
た、異なる2種類の溝形状をもつパレットを取り扱うこ
とが可能である。
【0043】図6は単一のケーシング30が設けられ、
このケーシングには非常に多くの支持棒61が非常に狭
く並んで格納されている図5に類似した構成を示してい
る。この支持棒61は単一の、またはそれぞれ特定のピ
ッチをもつ熊手ないし各溝形状に対応した支持棒の構成
をもつ熊手を形成する群で、ケーシング30に関して繰
り出し可能かつ繰り込み可能である。支持棒61の群と
しての繰り出しは、たとえば、型板と同じような形式で
その都度所望の支持棒61だけを通過させる選択機構に
よって可能である。パレットの溝形状には多くの種類が
あるように、「型板」にも非常に多くの種類がある。
【0044】図6に示すパレット交換装置では、溝形状
に適合された支持棒61の群を形成することが可能なら
ば、次のようなやり方で特定の溝形状をもつ第1のパレ
ットから別の溝形状をもつ第2のパレットへの積み替え
を行うことができる。すなわち、第1のパレット用の群
の支持棒61を差し込んで、枚葉紙パイルを持ち上げ
る。第2のパレットに適合された残りの支持棒61を後
から差し込み、それに続いて第1のパレットに適合され
た支持棒61だけを引き戻す。その間に第1のパレット
を第2のパレットと取り替え、次いで第2のパレットの
上に枚葉紙パイルを降下させる。
【0045】図6においてケーシング30と受け台24
との間に油圧シリンダ、偏心器等といった図示しない昇
降手段を用いて昇降可能な天板を備えた昇降装置65を
備え、この天板が枚葉紙パイル16を一時的に支持する
受け面を備えていれば、特定の溝形状をもつ第1のパレ
ットから別の溝形状をもつ第2のパレットへ積み替える
ための別の方法が生まれる。天板の受け面には、支持棒
61と対応する溝が刻み込まれている。天板の溝のある
上面は一続きではなくて中断部があり、隙間には図4の
ものと類似のチェーンコンベヤライン67が延びてい
る。図4の場合と同様に、チェーンコンベヤライン67
は天板が降下したとき天板の上面から突出し、また天板
はチェーンコンベヤライン67の搬送面を越えて上昇す
ることができる。
【0046】支持棒61の適当な群で溝形状を形成する
ことが可能ならば、図6に示すパレット交換装置の場
合、多様に溝を刻まれた天板を利用して次のようなやり
方で、特定の溝形状をもつ第1のパレットから別の溝形
状をもつ第2のパレットへの積み替えを行うことができ
る。すなわち、枚葉紙パイルを持ち上げるために第1の
パレット用の支持棒61を差し込む。第1のパレットを
搬出した後、天板を使って枚葉紙パイルを支持棒61か
ら持ち上げる。第1のパレット用の支持棒61を引き戻
し、第2のパレット用の支持棒61を枚葉紙パイルの下
に差し込み、このとき支持棒61は天板の対応する溝を
貫通する。天板を降下させ、第2のパレットを枚葉紙パ
イルの下に運ぶ。枚葉紙パイルを第2のパレットの上へ
降ろし、パレットの溝に支持棒61を沈める。支持棒6
1をケーシング30の中まで引き戻した後に、上に枚葉
紙パイルを載せた第2のパレットをさらに移送すること
ができる。
【0047】図7は、図3のパレット交換機と、種々の
印刷機械間の自動式パレット搬送区間とを連結するため
の一例を概略的に示している。すべて同一のパレットフ
ォーマットで運転される複数の印刷機が、印刷工場の印
刷機領域64の中で機械群62を形成している。印刷機
械はそれぞれ印刷機領域の中で環状の走行区間66と連
結されている。走行区間66は無人運搬車両用の走行区
間であって、あらゆるフォーマットのパレットをその上
で搬送することができ、このとき機械への直接の連結
が、それぞれ機械専用のパレットフォーマットのために
設計されている。
【0048】印刷機領域64とは分離した工場領域68
には、印刷機とは別のパレットフォーマット用に設計さ
れた前処理機械または後処理機械、たとえば孔あけ機7
0がある。孔あけ機70および場合によりその他の機械
は、両方のパレットフォーマットのために設置された2
つの二車線軌道の走行区間72および74を介して、印
刷機械領域64にある環状の走行区間66と結ばれてい
る。両方の二車線軌道の走行区間72および74は、図
3のパレット供給区間36およびパレット引き渡し区間
42と結ばれており、このとき当初の積み替え装置また
はパレット交換機76は、模式的に両方のパレットマガ
ジン32および34の間に描かれている。異なる走行区
間上での可能なパレット搬送方向は、図7に矢印で示さ
れている。
【0049】印刷機領域64と孔あけ機70の間では、
ちょうど異なる軌間幅をもつレール網の場合と同じよう
に、パレット交換機76を用いて軌道転換が行われる。
しかし当然ながらこのような軌道転換は、印刷工場内に
おける何らかの別の所望の領域で実施することも可能で
ある。たとえばパレット交換機76を直接印刷機の隣に
配置してもよい。
【0050】言うまでもないが、同じようにして図4,
5および6に示す実施形態を自動式パレット搬送設備に
組み込むことも可能である。
【0051】上に説明したようなやり方で、個々の前処
理機械または後処理機械を図7に示すように走行区間6
6に連結できるだけでなく、製造領域および/または保
管領域の全体を結びつけることもできる。図8は一例と
して、印刷機領域64の走行区間66を、図7のように
軌道転換装置の中間切換のもとで図7のように製造領域
78にある走行区間77と結びつける構成を示してい
る。製造領域78にある機械79は、たとえば孔あけ機
あるいは別の何らかの機械であってよい。機械79の代
りまたは追加として、走行区間77と連結された保管場
所を設けることもできる。
【0052】図8で設けられているパレット交換機76
の代わりに、ここでも図4,5および6に示す実施形態
を組み込むことが可能である。
【0053】図9は、特別な細部構造をもつ支持棒80
の縦断面図である。このような支持棒80を支持棒22
または61の代わりに用いると、パレット交換機は溝の
あるパレットに限定されず、ある程度まで任意の表面を
もつパレットを取り扱うことができ、たとえば平滑な表
面のパレットを取り扱うことができる。その他の構成要
素、および前記支持棒80を備えたパレット交換機の作
動様式は、上に説明した実施形態と同一または類似であ
る。
【0054】支持棒80は、固定された楔型の先端82
と、端部材84とを含んでおり、これらは図9には見え
ない長く延びた2つの側部で互いに連結されている。両
方の側部材には、支持棒80の先端82近くにある前部
の2つの転換ローラ86および88のための支持部、支
持棒80の端部材84の後部の転換ローラ90、および
支持棒80の長手に沿って対になって分散配置された多
数の支持ローラ92がある。支持棒80は、たとえば図
3から図6のケーシング30に属しているケーシング壁
94の穴を通って長手方向にスライド可能に延びるとと
もに、下方には、ケーシング壁94に支持されたローラ
96に支持されている。
【0055】上側の柔軟なバンド98は、ケーシング壁
94の固定部位を起点として上側の支持ローラ92の上
を順次通過していき、前部の第1の転換ローラ86を回
り、前部の第2の転換ローラ88の上を通り、それぞれ
2つの支持ローラ92の間を通過し、後部の転換ローラ
90を回って、ケーシング壁94の裏面にある固定フラ
ンジ100へと至る。下側のバンド102は、ケーシン
グ壁94の固定部位を起点として上側の支持ローラ92
の下を順次通過していき、前部の第2の転換ローラ88
を回り、それぞれ2つの支持ローラ92の間を通過し
て、後部の転換ローラ90を回って固定フランジ100
へと戻る。固定フランジ100と前部の転換ローラ88
との間の区間では、バンド98,102が直接並び合っ
ている。
【0056】支持棒80(すなわち、1つの熊手を形成
する支持棒80の1つの群)をパレットに載った枚葉紙
パイルの下に差し込むには、まず先端82を、ややアプ
ローチ可能な、もしくはアプローチ可能にした枚葉紙パ
イルの縁の下に入れ、差し込みの次の過程では滑り摩擦
は先端にしか生じず、その間にバンド98および102
を一番下の枚葉紙の下ないしパレットの上で展開させ
る。支持棒80を完全に枚葉紙パイルの下に差し込み、
その先端82が図1の受け台24のような受け台に当た
ってから持ち上げる。パレットを別のパレットと交換し
た後、支持棒80を引き戻し、このときバンド98およ
び102は再び巻き取られる。支持棒80の下側のバン
ド102は場合によっては省略できる。支持棒80は、
その下側の支持ローラ92を利用してパレット上を滑る
ことができるからである。
【0057】図9のような支持棒80からなる熊手を用
いた平坦なパレットからの、ないし平坦なパレットへの
枚葉紙パイルの積み替えは、上に説明した実施形態と同
じように、確かに枚葉紙パイルに全く影響がないわけで
はないが、前述した熊手でのパレット交換機のその他の
利点はどれも失われない。なお、このような熊手の支持
棒80は、溝に合うように寸法決めすると有利である。
そうすれば枚葉紙パイルを溝のあるパレットから受け取
る場合またはその上に降ろす場合に、支持棒80を図5
の支持棒22または60と同じく、きわめて枚葉紙に対
して無害に操作することができ、そして支持棒80は平
坦な表面をもつパレットから、ないしそのようなパレッ
トへ枚葉紙パイルを受け取るためまたは降ろすために必
要なときだけ利用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一つのパレットから別のパレットへ枚葉紙パイ
ルを積み替える装置の模式的な部分断面図である。
【図2】パレット交換工程の中間段階にある図1のパレ
ット交換装置を示す図である。
【図3】付加的な装置との関連における、図1の装置の
模式的な平面図である。
【図4】図3における積み替えステーションの変化を示
す図である。
【図5】パレット交換装置といくつかの付加的装置の代
替的な構成を模式的に示す図である。
【図6】図5における積み替えステーションの変化を示
す図である。
【図7】枚葉紙パイルを積み替える装置の一実施形態
と、種々の印刷技術上の機械間を結ぶ自動式パレット搬
送設備との連結の一例を模式的に示す図である。
【図8】パレット交換装置と、種々の印刷技術上の機械
間を結ぶ自動式パレット搬送設備との連結の別の一例を
示す図である。
【図9】平滑な表面をもつパレットのための一実施形態
における、支持棒の詳細図である。
【符号の説明】
2 パレット 4 部分搬送区間 6 ローラ 8 支持プレート 10,10’ 輪縁 12 駆動輪 14 溝 16 枚葉紙パイル 18,20 支持体 21 チェーン 22 支持棒 24 受け台 26,26’ パレット 28 溝 30 ケーシング 32 パレットマガジン 34 2つの搬送区間が設置されたターンテーブル 36 パレット供給区間 38 中央ターンテーブル 40 2つの搬送区間が設置されたターンテーブル 42 パレット引き渡し区間 44 パレットマガジン 45 昇降装置 46 パレット供給区間 47 チェーンコンベヤライン 48 パレット引き渡し区間 50−56 パレットマガジン 58 ケーシング 60 支持棒 61 支持棒 62 機械群 64 印刷機領域 65 昇降装置 66 環状の走行区間 67 チェーンコンベヤライン 68 工場領域 70 孔あけ機 72,74 走行区間 76 パレット交換機 77 環状の走行区間 78 製造領域 79 機械 80 支持棒 82 先端 84 端部材 86,88 転換ローラ 90 後部の転換ローラ 92 支持ローラ 94 ケーシング壁 96 ローラ 98 上側のバンド 100 固定フランジ 102 下側のバンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のパレットの上にある枚葉紙パイル
    を別の第2のパレットに積み替える装置において、 枚葉紙パイル(16)を一時的に載せるための水平かつ
    熊手状に配置された複数の支持棒(22,60,61,
    80)を備えており、これらの支持棒が、その長手方向
    に移動可能かつ該支持棒(22,60,61,80)の
    各端部を支持されて垂直に移動可能であるとともに、該
    支持棒(22,60,61,80)の方向への双方のパ
    レットのそれぞれの延びよりも長いことを特徴とする、
    第1のパレットの上にある枚葉紙パイルを別の第2のパ
    レットに積み替える装置。
  2. 【請求項2】 前記パレット(2;26)がそれぞれ一
    種類の型式であり、該パレットの表面には多数の平行な
    溝(14;28)が形成されていて、前記支持棒(2
    2;61)が実質的に剛性の物体である、請求項1記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 第1のパレット(2)の溝と第2のパレ
    ット(26)の溝が同一の溝形状をなしている、請求項
    2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記枚葉紙パイル(16)を一時的に支
    持するための受け面を備えた昇降装置(45)が設けら
    れており、前記受け面には垂直に交差する平行な溝群が
    刻み込まれている、請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 第1のパレット(2)の溝が第1の溝形
    状をなすとともに第2のパレット(26)が第2の溝形
    状をなしていて、前記支持棒(61)が、第1の溝形状
    に適合した第1の群と、第2の溝形状に適合した第2の
    群とにまとめられている、請求項2記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記枚葉紙パイル(16)を一時的に支
    持するための受け面を備えた昇降装置(65)が設けら
    れていて、前記受け面には第1の溝形状と第2の溝形状
    に対応した溝が刻み込まれている、請求項5記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 パレットが任意の表面をもつ型式であっ
    て、各支持棒(80)が後側の端部に転換ローラ(8
    4)を含んでいるとともに前側の端部に少なくとも1つ
    の別の転換ローラ(86;88)および固定された先端
    (82)を含んでいて、この場合、少なくとも1つの長
    く延びたバンド(98;102)が、前記支持棒の後側
    の端部にある第1の固定部位を起点として順次、支持棒
    の外側に沿って、前記支持棒の前側の端部かつ前記支持
    棒の内側にある少なくとも1つの転換ローラを介し、前
    記支持棒の後側の端部にある第2の固定部位(100)
    まで戻ってくる、請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 移送手段(4)が設けられていて、この
    移送手段を用いて前記パレット(2;26)がそれぞれ
    水平にパレット交換装置の内部へおよびパレット交換装
    置から外部へ移動可能である、請求項1から7までのい
    ずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 パレット緩衝場所をなしている自動式の
    少なくとも1つのパレットマガジン(32;44;5
    0;52;54;56)が設けられていて、該パレット
    マガジンが移送手段と連結されている、請求項8記載の
    装置。
  10. 【請求項10】 前記各パレットマガジン(32;4
    4;50;52;54;56)が、ある特定の型式の複
    数のパレット(2;26)の積み重ねを受容するために
    設置されており、前記移送手段(4)が該パレットマガ
    ジンの内部まで延びている、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記移送手段が少なくとも1つのター
    ンテーブル(34,38,40)を含んでいる、請求項
    8から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記移送手段が、印刷工場の機械間で
    枚葉紙パイルを載せたパレットを移送するための自動式
    の搬送設備(66,72,74,77)と連結されてい
    る、請求項8から11までのいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 印刷工場の種々の機械間で枚葉紙パイ
    ルを載せたパレットを移送するための自動式の搬送設備
    において、当該搬送設備(66,72,74,77)が
    前記各請求項のいずれか1項記載の装置を備えているこ
    とを特徴とする、自動式の搬送設備。
JP11198800A 1998-07-13 1999-07-13 第1のパレットの上にある枚葉紙パイルを別の第2のパレットに積み替える装置 Pending JP2000169018A (ja)

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