JPH10245125A - 長尺材のアンパイラー - Google Patents

長尺材のアンパイラー

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JPH10245125A
JPH10245125A JP6905697A JP6905697A JPH10245125A JP H10245125 A JPH10245125 A JP H10245125A JP 6905697 A JP6905697 A JP 6905697A JP 6905697 A JP6905697 A JP 6905697A JP H10245125 A JPH10245125 A JP H10245125A
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JP
Japan
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long
long material
end surface
uppermost
pusher
Prior art date
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Application number
JP6905697A
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English (en)
Inventor
Masaru Idei
勝 出井
Tatsumi Horii
立示 掘井
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Takigawa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Takigawa Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】条鋼材等の長尺材Xの解束を容易に行うことが
できるとともに、設備費を安くすることができる長尺材
のアンパイラーを提供する。 【解決手段】段積み状態で昇降台1上に載置した長尺材
Xの最上段の長尺材Xの一端面を、プッシャーによって
押圧して、その他端面側を、下段の長尺材Xから突出さ
せる。この突出させた長尺材Xの他端面側を、リフタ3
によって突き上げて、当該長尺材Xと二段目の長尺材X
との間に隙間Sを形成する。この隙間Sに移載装置4の
分離アーム41を順次導入して、長尺材Xをすくい上
げ、第1コンベア5に移載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、段積みした長尺
材を順次取り出して所定部に移載する長尺材のアンパイ
ラーに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、山
形鋼、溝形鋼及び平形鋼等の条鋼材の生産ラインにおい
ては、複数本の条鋼材を並列に並べた状態で段積みし、
2〜5t程度の重さの束にして出荷することが行われて
おり、ユーザ側においては、上記条鋼材を解束して、曲
げ加工、切断加工、塗装等の所望の工程に所定本数ずつ
供給している。上記ユーザ側における解束作業は、主と
して人手によって行われているが、この場合には、2〜
3人の作業者が必要であるととも、重労働で危険を伴う
という問題があった。
【0003】そこで、リフティングマグネットを用いて
最上段の条鋼材を吊り上げることも行われているが、こ
の場合には、設備が非常に大掛かりとなるので、設備費
が高く付くとともに、設備の一部を、解束する条鋼材の
直上に配置する必要があるので、条鋼材の束を解束位置
に供給する際に、上記設備が邪魔になって、その供給作
業が困難であるという問題があった。また、段積みされ
た最上段の条鋼材とともに、二段目の条鋼材が吊り上げ
られるのを防止するために、リフティングマグネットの
磁力を、条鋼材の形や寸法に応じて調整する必要がある
ので、当該調整が面倒であるとともに、条鋼材の種類に
よっては、一段毎に上下反転させた姿勢で、且つ配列本
数を変えた状態で段積みする場合があり、この場合に
は、一段毎にリフティングマグネットの磁力調整が必要
となるので、その調整が一層面倒であるという問題があ
った。この発明は上記問題点を鑑みてなされたものであ
り、条鋼材等の長尺材の解束を容易に行うことができる
とともに、設備費を安くすることができる長尺材のアン
パイラーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の長尺材のアンパイラーは、段積みした長尺
材を積載して順次上昇させる昇降台と、昇降台に積載し
た長尺材のうちの最上段の長尺材の一端面を押圧して、
当該長尺材の他端面側を、その下段の長尺材から突出さ
せるプッシャーと、上記プッシャーによって突出させた
長尺材の他端面側を突き上げて、当該長尺材と二段目の
長尺材との間に隙間を形成するリフタと、上記隙間に挿
入する分離アームを、長尺材の長手方向に沿って所定間
隔毎に配置し、最上段の長尺材を上記分離アームによっ
てすくい上げて幅方向に移載する移載装置とを備えるこ
とを特徴とするものである。
【0005】上記の構成の長尺材のアンパイラーによれ
ば、段積みした長尺材を昇降台に載置し、この昇降台に
よって上記長尺材を上昇させて、最上段の長尺材を所定
の高さレベルに維持した状態で、プッシャーによって当
該最上段の長尺材の一端面を押圧することにより、その
他端面側を、下段の長尺材から突出させることができ
る。そして、この突出させた長尺材の他端面側を、リフ
タによって突き上げることにより、当該長尺材と二番目
の長尺材との間に隙間を形成することができ、この隙間
に移載装置の分離アームを挿入して、長尺材をすくい上
げることにより、最上段の長尺材を幅方向へ移載するこ
とができる。
【0006】上記移載装置は、長尺材の片面側から一端
面側に向かって順次タイミングをずらして、最上段の長
尺材と二段目の長尺材との隙間に分離アームを挿入し、
且つ最上段の長尺材をすくい上げるものであるのが好ま
しく、この場合には、上記長尺材の他端面側から一端面
側に向かって最上段の長尺材と二段目の長尺材との間の
隙間を順次広げながら、当該隙間に分離アームを順次挿
入することができる。このため、長尺材の他端面側をリ
フタによって突き上げた際に、当該長尺材がその自重に
よって大きく撓んだ場合でも、これを支障なくすくい上
げることができる。
【0007】上記リフタは、最上段の長尺材を長手方向
へ搬出するためのローラを備えているのが好ましく、こ
の場合には、リフタによって持ち上げた長尺材を、長手
方向に搬出する必要がある場合に、その搬出作業を容易
に行うことができる。
【0008】上記プッシャーは、長尺材の一端面に沿わ
せるプッシャーヘッドと、このプッシャーヘッドを長尺
材の長手方向に沿って往復スライドさせるスライド手段
とを備え、上記プッシャーヘッドをスライド手段に対し
て、水平軸周りに回動自在に取り付けているのが好まし
く、この場合には、上記プッシャーヘッドを最上段の長
尺材の一端面に対して容易且つ確実に沿わせることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照しながら詳説する。図1は、この
発明の長尺材のアンパイラーを示す正面図であり、図2
は側面図である。上記アンパイラーは、段積みした山形
鋼等の長尺材Xを積載する昇降台1と、この昇降台1に
積載した長尺材Xのうちの最上段の長尺材Xの一端面X
1を押圧して、その他端面X2側を下段の長尺材Xから
突出させるプッシャー2と、プッシャー2によって突出
させた最上段の長尺材Xの他端面X2側を突き上げて、
当該最上段の長尺材Xと、二段目の長尺材Xとの間に隙
間Sを形成するリフタ3と、最上段の長尺材Xを分離ア
ーム41によってすくい上げて、第1コンベア5に移載
する移載装置4とによって主要部が構成されている。
【0010】上記昇降台1は、基台11に対して昇降自
在に取り付けた受け台12を、スクリュージャッキ等に
よって昇降させるものである。この昇降台1は、上記受
け台12に積載した長尺材Xのうちの最上段の長尺材X
が、第1コンベア5上に移載される毎に、当該受け台1
2を所定量上昇させて、新たに最上段に位置する長尺材
Xを、常に同一の高さレベルに維持するように、その駆
動が制御されている。なお、上記長尺材Xは、その他端
面X2が常に同一位置になるように、当該他端面X2を
基準として受け台12に積載されるとともに、図5に示
すように、山形鋼等については、一段毎に上下を反転さ
せた姿勢で段積みされる。
【0011】プッシャー2は、上記昇降台1上の最上段
の長尺材Xのそれぞれの一端面X1に沿わせるプッシャ
ーヘッド21と、このプッシャーヘッド21を、長尺材
Xの長手方向に沿って往復スライドさせるスライド手段
としての流体圧シリンダー22と、上記プッシャーヘッ
ド21及び流体圧シリンダー22を、長尺材Xの全長に
応じて移動させる走行台車23とを備えている。
【0012】上記プッシャーヘッド21は、昇降台1上
の長尺材Xの一端面X1に対応させて設けられており、
長尺材Xの最上面に沿わせる水平部21aと、長尺材X
の一端面X1に沿わせる鉛直部21bとを備えている。
この鉛直部21bは、水平部21aの下方に突設されて
おり、その突出量は、長尺材Xの肉厚以下に設定されて
いる。このため、段積みされた長尺材Xの段積み姿勢に
かかわらず、最上段の長尺材Xのみを押圧することがで
きる。
【0013】また、上記プッシャーヘッド21は、流体
圧シリンダー22のシリンダーロッド22aに対して、
軸21cを介して水平軸周りに回動自在に取り付けられ
ており、最上段の長尺材Xの高さレベルが、多少変動し
た場合でも、この変動を吸収して、最上段の長尺材Xを
確実に押圧できるようになっている。上記流体圧シリン
ダー22は、支持アーム24を介して上記走行台車23
に支持されている(図3参照)。この走行台車23は、
昇降台1上の長尺材Xと平行な軌道25に沿って走行可
能であり、従って、上記プッシャーヘッド21を、長尺
材Xの全長に応じてその一端面X1に対応する位置に移
動調整することができる。
【0014】リフタ3は、昇降台1上の長尺材Xの他端
面X2側に対応させて設けられており、プッシャー2に
よって突出させた長尺材Xのそれぞれの他端面X2側に
突き当てる突き当てプレート31と、この突き当てプレ
ート31を昇降させる流体圧シリンダー32とを備えて
いる(図2参照)。このリフタ3は、上記長尺材Xの他
端面X2を一括して持ち上げて、その下段の長尺材Xと
の間に、三角形の隙間Sを構成するものである。
【0015】移載装置4は、上記隙間Sに挿入する分離
アーム41と、この分離アーム41を水平方向へスライ
ド自在に支持する支持部材42と、上記分離アーム41
を支持部材42とともに昇降させる昇降機構43と、上
記支持部材42を水平方向にスライドさせるスライド機
構44とを備えている。これら分離アーム41、支持部
材42、昇降機構43及びスライド機構44は、長尺材
Xの長手方向に沿って所定間隔毎に配列されている。
【0016】上記分離アーム41は、水平方向に伸びる
棒状のものであり、昇降台1上の最上段の長尺材Xを一
括してすくい上げ得る長さに設定されている。また、上
記支持部材42は、分離アーム41の一端部を取り付け
たスライダ42aと、このスライダ42aをスライド自
在に保持する保持枠42bとを備えている。上記スライ
ダ42aは、車輪42cを備えており、この車輪42c
を保持枠42bの内底部に沿わせて転動させることによ
り、水平方向にスライドさせることができる。
【0017】上記昇降機構43は、基台43bの上部に
一対の第1揺動アーム43aを回転自在に取り付けたも
のであり、上記一対の第1揺動アーム43aの先端部に
対して、上記支持部材42の保持枠42bを回動自在に
取り付けてある。各第1揺動アーム43aは、それぞれ
に対応させて設けられた図示しない揺動駆動手段によっ
て所定角度個別に揺動されて、上記支持部材42及び分
離アーム41を昇降させる。
【0018】スライド機構44は、第2揺動アーム44
aの基端部を、上記基台43bに対して回動自在に取り
付け、コネクティングロッド44bの一端部を、上記揺
動アーム44aの先端部に、他端部を上記支持部材42
のスライダ42aにそれぞれ回動自在に取り付けたもの
であり、各揺動アーム44aを、それぞれに対応させて
設けられた図示しない揺動駆動手段によって所定角度個
別に揺動させることにより、スライダ42aを水平方向
へ往復スライドさせることができる。
【0019】上記第1コンベア5は、一対のスプロケッ
トホイール51、52間に、チェーン53を巻き掛けた
複数条のチェーンコンベーア54を、長尺材Xの長手方
向に沿って所定間隔毎に配列したものであり、上記移載
装置4は、各チェーンコンベーア54の相互間に設けら
れている(図3参照)。なお、上記第1コンベア5の搬
送方向下流側には、当該第1コンベア5に移載された長
尺材Xを、所望の加工位置に搬送するための第2コンベ
ア6が接続されている。この第2コンベア6は、第1コ
ンベア5に一括して移載された長尺材Xを、1本ずつ分
離して所望の加工位置に搬送できるように、その搬送速
度が、第1コンベア5の搬送速度よりも高速に設定され
ている。
【0020】以上の構成のアンパイラーの動作は以下の
通りである。まず、昇降台1によって、その受け台12
に載置した段積状態の長尺材Xのうちの最上段の長尺材
Xを、プッシャー2によって押圧可能な高さレベルまで
上昇させておく。この際、移載装置4の各分離アーム4
1は、スライド機構44によって、上記受け台12上の
長尺材Xから離反する位置に後退させておくとともに、
昇降機構43によって、最上段の長尺材Xよりもやや上
方位置に上昇させておく。
【0021】この状態で、上記最上段の長尺材Xのそれ
ぞれの一端面X1を、プッシャー2によって押圧して、
その他端面X2側を、下段の長尺材Xから突出させると
ともに(図2参照)、この突出させた最上段の長尺材X
の他端面X2側を、リフタ3によって突き上げて(図2
二点鎖線参照)、二段目の長尺材Xとの間に隙間Sを形
成する。次いで、移載装置4のリフタ3に最も近いスラ
イド機構44を駆動して、対応する分離アーム41を前
進させて、上記リフター3によって形成した隙間Sに導
入する(図4参照)。そして、昇降機構43によって上
記分離アーム41を上昇させて、最上段の長尺材Xの他
端面X2側を所定の高さレベルまですくい上げ、この状
態で、当該分離アーム41を待機させる(図4二点鎖線
参照)。この際、上記長尺材Xの隙間Sは、所定量拡開
されることになる。
【0022】次に、上記分離アーム41に隣設された分
離アーム41を、上記拡開された隙間Sに導入した後、
上昇させて、最上段の長尺材Xの途中部を所定の高さレ
ベルまですくい上げ、この状態で当該分離アーム41を
待機させる。以後、同様にして、最上段の長尺材Xを、
その他端面X2側から一端面X1側に向かって分離アー
ム41により順次すくい上げる。
【0023】そして、最上段の長尺材Xの全体をすくい
上げた時点で、各スライド機構44を一斉に駆動して、
各分離アーム41を後退させた後(図1参照)、昇降機
構43を一斉に駆動して、上記分離アーム41下方へ移
動させる。これによって、上記すくい上げた長尺材X
を、その幅方向へ水平移動させた後、第1コンベア5に
よって受け止めて、第1コンベア5上に一括して移載す
ることができる。また、これと同時に、昇降台1を駆動
して、新たに最上段に位置する形鋼Xを、プッシャー2
によって押圧可能な高さレベルに上昇させて待機させ
る。以後、上記動作を繰り返すことにより、昇降台1上
の長尺材Xを、順次第1コンベア5に自動的に移載する
ことができる。
【0024】このように、上記の構成のアンパイラー
は、段積みされた長尺材Xを機械的にすくい上げて解束
するものであるので、従来のリフティングマクネットを
用いる場合のように設備が大掛かりになるおそれがな
く、その分設備費を安くすることができる。また、長尺
材Xの束を昇降台1の受け台12上に積載する際に、設
備が邪魔になるおそれがないので、当該長尺材Xの束を
積載する作業が容易となる。しかも、リフティングマグ
ネットを用いる場合に問題となっていた磁力調整等の面
倒な作業が不要となる。従って、解束作業を容易に行う
ことができる。
【0025】特に、上記移載装置4が、昇降台1上の長
尺材Xを、その他端面X2側から一端面X1側に向かっ
て順次タイミングをずらしながらすくい上げるものであ
るので、上記最上段の長尺材Xと二段目の長尺材Xとの
間の隙間Sを、当該長尺材Xの他端面X2側から一端面
X1側に向かって順次拡開させることができる。このた
め、自重によって撓みやすい長尺材Xについても、上記
最上段の長尺材Xを、移載装置4の分離アーム41によ
って支障なくすくい上げることができる。
【0026】上記リフタ3は、突き当てプレート31に
代えて、長尺材Xの幅方向と平行な水平軸Q回りに回転
自在なローラ33を構成したものであってもよく(図6
参照)、この場合には、上記ローラ33に連続させてロ
ーラコンベア7を配置しておけば、当該リフタ3によっ
て他端面X2側を突き上げた最上段の長尺材Xを、その
長手方向に搬出する必要がある場合に、当該搬出作業を
容易に行うことができる。また、この場合において、上
記ローラ33と、ローラコンベア7を構成する各ローラ
71とを回転駆動可能にしておけば、上記搬出作業を自
動的に行うことができる。
【0027】なお、自重による撓み量が少ない長尺材X
については、その他端面X2側をリフタ3によって突き
上げた状態で、移載装置4の分離アーム41を、二段目
の長尺材との間の隙間Sに対して一斉に挿入して、当該
長尺材Xを一斉に持ち上げるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明のアンパイラー
によれば、段積みされた長尺材のうちの最上段の長尺材
を、機械的に持ち上げて移載するものであるので、従来
のリフティングマグネットを用いる場合よりも設備をコ
ンパクトにすることができ、その分設備費を安くするこ
とができる。また、段積みされた長尺材を解束位置に供
給する際に、設備が邪魔になるおそれがないので、その
供給作業が容易であるとともに、磁力の調整等の面倒な
作業が不要であるので、長尺材の解束作業を容易に行う
ことができる。
【0029】特に、上記移載装置が、長尺材の他端面側
から一端面側に向かって順次タイミングをずらして最上
段の長尺材と二段目の長尺材との間の隙間に分離アーム
を挿入し、且つ最上段の長尺材をすくい上げるものであ
る場合には、自重によって撓みやすい長尺材について
も、これを確実にすくい上げて解束することができると
いう特有の効果を奏する。
【0030】また、上記リフタが、最上段の長尺材を長
手方向へ搬出するためのローラを備える場合には、リフ
タによって持ち上げた最上段の長尺材を、その長手方向
に搬出する必要がある場合に、その搬出作業を容易に行
うことができる。さらに、上記プッシャーが、長尺材の
一端面に沿わせるプッシャーヘッドと、このプッシャー
ヘッドを長尺材の長手方向に沿って往復スライドさせる
スライド手段とを備え、上記プッシャーヘッドを、スラ
イド手段に対して、水平軸回りに回動自在に取り付けて
いる場合には、段積みされた最上段の長尺材の高さレベ
ルに誤差が生じている場合でも、上記プッシャーヘッド
を、最上段の長尺材に対して確実に沿わせることができ
るので、当該最上段の長尺材のみを、確実に押圧して突
出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の長尺材のアンパイラーの一つの実施
の形態を示す正面図である。
【図2】上記アンパイラーの側面図である。
【図3】上記アンパイラーの平面図である。
【図4】分離アームの動きを示す正面図である。
【図5】長尺材の段積み状態を示す拡大正面図である。
【図6】他の実施の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 昇降台 2 プッシャー 21 プッシャーヘッド 22 流体圧シリンダ(スライド手段) 3 リフタ 33 ローラ 4 移載装置 41 分離アーム 42 アンパイラー X 長尺材 X1 長尺材の一端面 X2 長尺材の他端面 S 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】段積みした長尺材を積載して順次上昇させ
    る昇降台と、 昇降台に積載した長尺材のうちの最上段の長尺材の一端
    面を押圧して、当該長尺材の他端面側を、その下段の長
    尺材から突出させるプッシャーと、 上記プッシャーによって突出させた長尺材の他端面側を
    突き上げて、当該長尺材と二段目の長尺材との間に隙間
    を形成するリフタと、 上記隙間に挿入する分離アームを、長尺材の長手方向に
    沿って所定間隔毎に配置し、最上段の長尺材を上記分離
    アームによってすくい上げて幅方向に移載する移載装置
    とを備えることを特徴とする長尺材のアンパイラー。
  2. 【請求項2】上記移載装置が、上記長尺材の他端面側か
    ら一端面側に向かって順次タイミングをずらして、最上
    段の長尺材と二段目の長尺材との間の隙間に分離アーム
    を挿入し、且つ最上段の長尺材をすくい上げる請求項1
    記載の長尺材のアンパイラー。
  3. 【請求項3】上記リフタが、最上段の長尺材を長手方向
    へ搬出するためのローラを備える請求項1記載の長尺材
    のアンパイラー。
  4. 【請求項4】上記プッシャーが、長尺材の一端面に沿わ
    せるプッシャーヘッドと、このプッシャーヘッドを長尺
    材の長手方向に沿って往復スライドさせるスライド手段
    とを備え、上記プッシャーヘッドを、スライド手段に対
    して、水平軸回りに回動自在に取り付けている請求項1
    記載の長尺材のアンパイラー。
JP6905697A 1997-03-05 1997-03-05 長尺材のアンパイラー Pending JPH10245125A (ja)

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