JP2836242B2 - ロール状搬送物の移載方法 - Google Patents

ロール状搬送物の移載方法

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JP2836242B2 JP2317097A JP31709790A JP2836242B2 JP 2836242 B2 JP2836242 B2 JP 2836242B2 JP 2317097 A JP2317097 A JP 2317097A JP 31709790 A JP31709790 A JP 31709790A JP 2836242 B2 JP2836242 B2 JP 2836242B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパレットから無人車のスライドフォークにロ
ール状搬送物を移載するロール状搬送物の移載方法に関
し、特にスライドフォークのいずれの位置にロール状搬
送物が移載されるかが問題となる場合の移載方法に関す
る。
(従来の技術) 工場内等において被加工品や原材料を搬送するために
無人車が利用されている。無人車には、搬送対象に応じ
てさまざまな移載装置が備えられている。
例えば、第1、2図に示すように、紙ロールであるロ
ール状搬送物Rを搬送する無人車1には昇降可能なスラ
イドフォーク2が搭載されており、そのトッププレート
3の各端部近くには上面に図視V字状の溝が形成されて
いる保持装置4が2つ備えられている。この保持装置4
によりロール状搬送物Rを安定して保持することができ
る。
この無人車1は、パレット5から、パレット5の上面
に突設された支持装置6に支持されているロール状搬送
物Rを受け取る。支持装置6はロール状搬送物Rの両端
から突き出した芯Cを図視V字状の受け具に受けること
によりロール状搬送物Rを支持している。
支持装置6に支持されているロール状搬送物Rとパレ
ット5との間にはスライドフォーク2を差し込むことの
できる間隔が空けてあり、移載時にはこの間隔にスライ
ドフォーク2を差し込み、保持装置4が各ロール状搬送
物Rの直下に位置するように停止させ、スライドフォー
ク2を上昇させて保持装置4に各ロール状搬送物Rを受
け、スライドフォーク2を後退させて元の位置に戻す。
2つの保持装置4と2つの支持装置6の各間隔は同一で
あることは言うまでもない。
(発明が解決しようとする課題) このような無人車1においては一度に2つのロール状
搬送物Rを保持して搬送することが可能であるが、無人
車1からロール状搬送物Rを渡す相手によっては、2つ
のうちでも保持されている位置が区別され、移載の障害
になる場合がある。
例えば第1、2図に示すような輪転機7にロール状搬
送物Rを供給する場合である。輪転機7はタレット式で
あり、2つのチャック機構8a,8bを有する。チャック機
構8a,8bは一対の爪9、9を相互に接近離反させること
により、ロール上搬送物Rの芯Cの部分をチャックし、
また解放することができる。2つのチャック機構8a,8b
のうち、8aの位置において無人車1との間でロール状物
品R及び空になった芯Cの受け渡しを行い、8bの位置に
おいてロール紙の巻取作業を行なう。両者の位置は、シ
ャフト10を中心に、矢印方向にチャック機構8a,8bを180
度回転させることにより交換される。
このような輪転機7にロール状搬送物Rを供給する場
合、2つの保持装置4a,4bのうち保持装置4aの方に保持
されているロール状搬送物Raは受け取ることができる
が、保持装置4bに保持されているロール状搬送物Rbは受
け取れない。保持装置4bに保持されているロール状搬送
物Rbをチャック機構8aがチャックできる位置に配置する
ためには、スライドフォーク2を仮想線で示す位置2aま
で伸ばさなければならない。この位置まで伸ばすこと
は、輪転機7の構造上、シャフト10等の干渉物が多いた
めに不可能である。従って輪転機7にロール状搬送物R
を供給するためには、ロール状搬送物Rは必ず保持装置
4aに保持していなければならない。
そのためには、例えばスライドフォークのトッププレ
ートを小さくして保持装置4を1つだけ設けたり、搬送
走行の途中で無人車1を反転させたり、パレット5にロ
ール状搬送物Rを1つづつ載置するようにする等の方法
が考えられる。
しかしながら、スライドフォークを改造する方法では
スライドフォークを遠くまで伸ばせるようにしなければ
ならない等の構造の変更が必要である。また無人車1を
反転させると搬送時間が長くなって搬送能率が悪化す
る。パレットに1つしかロール状搬送物Rを載せないよ
うにすると、上述の例で言えば単純にはパレットの占め
る面積が2倍になり、保管場所の占有面積が大きくなっ
てしまうといった問題が残る。
本発明の目的は、装置に変更を加えることなく、また
搬送効率や保管場所の占有面積に悪影響を及ぼすことな
くスライドフォークの一定箇所からロール状搬送物を渡
すことを可能にするロール状搬送物の移載方法を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、無人車に備えた
昇降可能なスライドフォークをロール状搬送物の半径方
向に沿ってロール状搬送物の下方に前進し、上昇させて
スライドフォークのトッププレートに設けた複数の保持
装置に保持し、元の位置まで後退することにより、パレ
ットの支持装置に相互の半径方向に沿って並置された複
数のロール状搬送物を移載するロール状搬送物の移載方
法であって、最も無人車寄りのロール状搬送物を除き、
支持されていた各支持装置の無人車寄りの隣接する各支
持装置の直上に他の各ロール状搬送物が位置した時にス
ライドフォークの後退を一旦停止させ、下降させる過程
を含んでロール状搬送物の移載方法を構成した。
(作用効果) 本発明は上記の構成としたので、次のような作用効果
を奏する。
本発明に係るロール状搬送物の移載方法においては、
スライドフォークの保持装置がパレットの各支持装置に
並置されていた2以上のロール状搬送物を下方から持ち
上げて保持した後、スライドフォークを後退させる途中
で一旦停止する。停止した時に、保持装置に保持されて
いる各ロール状搬送物の直下には、そのロール状搬送物
が持ち上げられる前に支持されていた支持装置の無人車
寄りの隣りの支持装置が位置している。この状態におい
てスライドフォークを下降させると、各ロール状搬送物
は、無人車寄りの隣りの支持装置に移し替えられること
になる。そのままスライドフォークを後退させると、最
も無人車寄りの支持装置に支持してあったロール状搬送
物1つだけを無人車側に移載することができ、しかもス
ライドフォークのトッププレートに設けられた保持装置
のうちの最後方の保持装置に保持される。無人車が走行
してロール状搬送物を渡した後、再び同じパレットから
上記過程を繰り返して移載作業を行なえば、パレットに
支持された複数のロール状搬送物を1つづつ順に移載す
ることができる。
よって本発明に係るロール状搬送物の移載方法による
と、複数のロール状搬送物を支持しているパレットか
ら、スライドフォークのトッププレートの最後方の保持
装置に1つづつ移載することができ、しかもスライドフ
ォークの構造の変更や搬送効率の悪化、保管場所の占有
面積の拡大を伴うことはない。
(実施例) 以下図示の実施例について説明する。
第1、2図は本発明に係るロール状搬送物の移載方法
の一実施例が適用可能なパレット5及び無人車1を含む
搬送システムを概略的に示す正面図及び平面図である。
同図に示すように、本実施例のロール状搬送物の移載
方法は、従来設備に変更を加えることなく適用すること
が可能である、 次に本実施例の作用につき、第3図を参照しつつ説明
する。
第3図(a)〜(e)はパレット5の位置に対するス
ライドフォーク2のトッププレート3の移動の過程を順
に示す図である。
第3図(a)は、無人車1がパレット5の載置してあ
るステーションの近傍のロール状搬送物受け渡し位置に
停止し、スライドフォーク2を作動させてトッププレー
ト3を矢印方向に前進させ始めた状態を示す。
パレット5には2つの支持装置6a,6bが備えられてお
り、それぞれロール状搬送物Ra,Rbの芯Cを支持してい
る。トッププレート3には前述のように保持装置4a,4b
が設けられている。
第3図(b)はトッププレート3がロール状搬送物R
a,Rbとパレット5の上面との間を前進し、各保持装置4
a,4bがそれぞれロール状搬送物Ra,Rbの直下に位置した
時点で停止し、トッププレートを上昇させてロール状搬
送物Ra,Rbを支持装置6a,6bから受け取った状態を示す。
次にトッププレート3は後退し、第3図(c)に示す
ようにロール状搬送物Rbが支持装置6aの直上に位置する
ように停止し、下降を開始する。
トッププレート3の下降により、ロール状搬送物Rbは
保持装置4bから支持装置6aへと移される。すなわち、ロ
ール状搬送物Rbは支持装置6bから隣りの6aへと移し替え
られたことになる。
そしてトッププレート3を後退させ、元の位置に戻す
と、第3図(d)に示すように、無人車1には1つのロ
ール状搬送物Raのみが、保持装置4aに移載される。
保持装置4aに保持されたロール状搬送物Raは無人車1
が輪転機7とのロール状搬送物受け渡し位置まで搬送
し、第3図(e)に示すようにチャック機構8に渡す。
残されたロール状搬送物Rbは、従来の方法でスライド
フォーク3を作動させることにより保持装置4bに保持さ
れる。しかし、例えばロール状搬送物が3個載置される
ようなパレットからの移載であれば、もう一度上記過程
を繰り返すようにする。
このように、本実施例に係るロール状搬送物の移載方
法によると、複数のロール状搬送物Ra,Rbを支持してあ
るパレット6から1つづつ、決まった位置にロール状搬
送物Rを保持してロール状搬送物Rを受け取ることがで
きるので、輪転機7のような保持する位置を選ぶ装置に
ロール状搬送物Rを供給することが可能である。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内において適宜変形実施可能であることは言うまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本発明に係るロール状搬送物の移載方法の
一実施例を適用することのできるスライドフォークを搭
載した無人車及びパレットを含む搬送システムの一例を
示す概略正面図及び概略平面図であり、第3図(a)〜
(e)は同じ実施例の作用を説明するための概略正面図
である。 1……無人車、2……スライドフォーク、3……トップ
プレート、4a,4b……保持装置、5……パレット、6a,6b
……支持装置、7……輪転機、8……チャック機構、R
a,Rb……ロール状搬送物。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無人車に備えた昇降可能なスライドフォー
    クをロール状搬送物の半径方向に沿ってロール状搬送物
    の下方に前進し、上昇させてスライドフォークのトップ
    プレートに設けた複数の保持装置に保持し、元の位置ま
    で後退することにより、パレットの支持装置に相互の半
    径方向に沿って並置された複数のロール状搬送物を移載
    するロール状搬送物の移載方法であって、最も無人車寄
    りのロール状搬送物を除き、支持されていた各支持装置
    の無人車寄りの隣接する各支持装置の直上に他の各ロー
    ル状搬送物が位置した時にスライドフォークの後退を一
    旦停止させ、下降させる過程を含むことを特徴とするロ
    ール状搬送物の移載方法。
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