JP2564617B2 - コルゲートマシンの原紙供給方法 - Google Patents

コルゲートマシンの原紙供給方法

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JP2564617B2
JP2564617B2 JP63187812A JP18781288A JP2564617B2 JP 2564617 B2 JP2564617 B2 JP 2564617B2 JP 63187812 A JP63187812 A JP 63187812A JP 18781288 A JP18781288 A JP 18781288A JP 2564617 B2 JP2564617 B2 JP 2564617B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus
    • B65H2402/30Supports; Subassemblies; Mountings thereof
    • B65H2402/35Supports; Subassemblies; Mountings thereof rotating around an axis
    • B65H2402/351Turntables

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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 この発明は、コルゲートマシンの原紙供給方法に関
し、更に詳細には、2基のスィングアームの外方に、原
紙ロールの搬送コンベヤを夫々設けたミルロールスタン
ド方式の原紙供給方法に比べて、原紙ロールの装填およ
び搬出に要する時間を短縮化し得る原紙供給方法に属す
るものである。
従来の技術 中芯紙に所要ピッチの波形を付与し、この波形段頂部
とライナとを糊付け接着して片面段ボールシートを製造
し、更にこの片面段ボールシートにバックライナを貼合
わせることにより、両面段ボールシートを製造するよう
構成したコルゲートマシンが広く普及している。このコ
ルゲートマシンでは、片面段ボールシートを製造するシ
ングルフェーサおよび得られた片面段ボールシートにバ
ックライナを貼合わせるダブルフェーサが重要な装置と
して使用される。更に、その付帯設備として、中芯紙や
ライナその他バックライナ等のウェブ(これらのウェブ
を以下「原紙」という)を、前記シングルフェーサやダ
ブルフェーサに供給する原紙供給装置が不可欠となって
いる。この原紙は、中芯となる紙管に巻装した所定直径
のロール(以下「原紙ロール」という)の状態で原紙供
給装置に装填され、ここで原紙の繰出し供給が行なわれ
る。また製造中に係る段ボールシートのオーダ変更に伴
い、前記原紙ロールは原紙供給装置から取外され、台車
等の搬出手段に載置されて所定の貯蔵場所まで搬出され
る。
コルゲートマシンに使用される従来の原紙供給装置と
しては、第8図に示す所謂スィングアーム式のミルロー
ルスタンドが広く知られている。このミルロールスタン
ド10は、水平な回動軸11,12に夫々スプライン結合され
る左右一対のスィングアーム13,13を2基有し、各アー
ム13,13の先端に、原紙ロール14における紙管15の両端
部に挿通可能なセンターブロック16,16が夫々対向的に
装着されている。またミルロールスタンド10を挟む左右
の工場敷地面には、原紙ロール14の搬入および搬出を行
なうための搬入・搬出路17が形成されている。この搬入
・搬出路17は、工場敷地面に所要深さで掘り下げられ
て、前記回動軸11,12と平行に延在するピットで構成さ
れ、このピットに走行自在に台車18が配設されている。
台車18は、原紙ロール14を載置するためのテーブル19を
上部に備え、このテーブル19だけを前記ピットの上方に
臨ませている。
このミルロールスタンド10において、右側の回動軸12
に支持した一方の側のスィングアーム13,13に原紙ロー
ル14の装填を行なうには、原紙ロール14を載置した台車
18を右側の搬入・搬出路17に走行させて、当該台車18を
前記スィングアーム13,13の揺動軌跡の下方に到来させ
る。このとき両スィングアーム13,13は相互に離間させ
てあり、この状態で右側の回動軸12を時計方向に回動さ
せて、前記センターブロック16,16と原紙ロール14の紙
管15との中心が整列する位置で停止させる。
次いで両スィングアーム13,13を相互に近接移動させ
て、前記センターブロック16,16により原紙ロール14の
紙管15を挟圧(チャッキング)を行なった後、当該アー
ム13,13を反時計方向上方に回動させることにより、原
紙ロール14の装填(「原紙掛け」ともいう)がなされ
る。また、左側の回動軸11に支持した他のスィングアー
ム13,13にも、同様の作業を行なって、別の原紙ロール1
4が装填される。そして、一方のスィングアーム13,13に
装填した原紙ロール14から繰出した原紙を、図示しない
コルゲートマシンの所要個所に供給する。
またスィングアーム13,13に装填した原紙ロール14を
該アームから取外して倉庫に戻したり、ラインの稼動中
におけるオーダ変更に伴い別の規格の原紙ロール14に交
換したりする場合は、上方に位置しているスィングアー
ム13,13を下方に向けて揺動させ、搬入・搬出路17に待
機している台車18の真上に到来させる。次いで両アーム
13,13を開放して、原紙ロール14に対するチャッキング
を解除し、当該原紙ロール14を台車18のテーブル19に移
載する。またスィングアーム13,13は再び上方に揺動
し、両アームを相互に離間させて、次の原紙ロール14の
チャッキングを待機する。その後に台車18は、移載され
た原紙ロール14を担持して、所定のストックヤードに向
けて搬入・搬出路17を退出する。引続き新たな原紙ロー
ル14を装填するときは、その原紙ロール14を載置した台
車18が、前記搬入・搬出路17を走行して前記スィングア
ーム13,13の揺動軌跡の下方に到来する。そして、先に
述べた順序で、両スィングアーム13,13に対する原紙ロ
ール14の装填がなされる。
発明が解決しようとする課題 このように2基のスィングアームの外方に、原紙ロー
ルの搬送コンベヤを夫々設けた従来のミルロールスタン
ド方式の原紙供給装置では、先に説明した如く、新たな
原紙ロール14が搬入されてから、両スィングアーム13,1
3を斜め下方に傾動させて、各センターブロック16,16と
原紙ロール14の紙管15との中心合わせを行ない、その後
に両アームが近接移動して原紙ロール14に対するチャッ
キングを行なう。次いで再び両アーム13,13が斜め上方
に回動することにより原紙ロール14の装填を完了する。
また両スィングアーム13,13に保持して繰出し中の原
紙ロール14Aを、別の新たな原紙ロール14Bに交換するに
は、両スィングアーム13,13を斜め下方に傾動させた後
に、原紙ロール14Aに対するチャッキングの解放を行な
う。そしてアーム13,13を斜め上方に回動させた後に、
旧原紙ロール14Aを搬出するが、次の新たな原紙ロール1
4Bの搬入が終了するまで、このアーム13,13は斜め上方
に傾動した先の姿勢で所要時間だけ待機しなければなら
ない。新たな原紙ロール14Bの搬入がなされると、スィ
ングアーム13,13は斜め下方に傾動し、センターブロッ
ク16,16と原紙ロール14Bの紙管15との中心合わせを行な
う。その後に両アーム13,13が近接移動して、原紙ロー
ル14Bに対するチャッキングを行ない、再び両アーム13,
13が斜め上方に回動することにより、新たな原紙ロール
14Bに対する装填がなされる。
このように、原紙ロールの交換を行なうためには、ス
ィングアームを往復動作させると共に、旧原紙ロールの
搬出および新原紙ロールの搬入が終了するまで、スィン
グアームを上方傾動位置で所要時間待機させなければな
らず、原紙掛け作業に多くの時間損失を生じているのが
現状である。しかるに現今の如く、頻繁な小ロット生産
に伴うオーダ変更に対応する必要がある段ボールの製造
業界では、その原紙ロール交換時におけるサイクルタイ
ムの短縮化が極めて重要であり、この点において従来の
原紙供給装置はその要請に充分応えるものではなかっ
た。
発明の目的 この発明は、前述したコルゲートマシンの原紙供給方
法に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決す
るべく提案されたものであって、頻繁なオーダー変更に
伴う原紙ロールの着脱交換に際し、そのサイクルタイム
を大幅に短縮化し得て自動化を容易に達成することがで
き、併せて装置全体の簡略化を図って製造コストを減少
させ得る原紙供給方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明
に係るコルゲートマシンの原紙供給方法は、上方に延在
する垂線を中心に左右へ所要角度だけ回動可能な一対の
第1スィングアームを、回動軸に支持した第1スィング
アーム機構と、上方に延在する垂線を中心に左右へ所要
角度だけ回動可能な一対の第2スィングアームを、前記
回動軸と平行な回動軸に支持した第2スィングアーム機
構と、前記第1および第2スィングアーム機構の中間に
位置して、前記回動軸と平行に延在する原紙ロール搬出
用コンベヤと、前記第1スィングアーム機構の外方に位
置して、前記回動軸に平行に延在する第1原紙ロール搬
入用コンベヤと、前記第2スィングアーム機構の外方に
位置して、前記回動軸に平行に延在する第2原紙ロール
搬入用コンベヤとを備えるコルゲートマシンの原紙供給
装置において、 第1原紙ロールを第1原紙ロール搬入用コンベヤによ
り第1スィングアーム機構の側方へ搬入すると共に、そ
の第1スィングアームを第1原紙ロール搬入用コンベヤ
の上方へ揺動させて第1原紙ロールのチャッキングを行
ない、 第2原紙ロールを第2原紙ロール搬入用コンベヤによ
り第2スィングアーム機構の側方へ搬入すると共に、そ
の第2スィングアームを第2原紙ロール搬入用コンベヤ
の上方へ揺動させて第2原紙ロールのチャッキングを行
ない、 第1スィングアームを原紙ロール搬出用コンベヤの上
方へ揺動させて、該アームがチャッキングした第1原紙
ロールを該搬出用コンベヤの上方で繰り出し使用すると
共に、第2スィングアームがチャッキングした第2原紙
ロールは第2原紙ロール搬入用コンベヤの上方で次回の
使用を待機させ、 第1原紙ロールのオーダが終了すると第1スィングア
ームによるチャッキングを解除して、この第1原紙ロー
ルを原紙ロール搬出用コンベヤにより系外へ搬出するよ
うにした ことを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係るコルゲートマシンの原紙供給方法
につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しなが
ら以下説明する。図1は本発明に係る方法を好適に実施
し得る原紙供給装置を概略的に示す斜視図、図2はスプ
ライサーの下方に配設した図1に示す原紙供給装置の正
面図、図3は図1に示す原紙供給装置を工場に配設した
場合の、一例としてのレイアウトパターンを示す平面図
である。なお説明の便宜上、直列に配設されて長く延在
するコルゲートラインにおいて、操作パネルが設けられ
ている側を「操作側」とし、その反対側に位置して、ラ
インシャフトにより動力伝達がなされる側を「駆動側」
と指称する。
図1に概略的に示すように、実施例に係るミルロール
スタンドは、スィングアーム形式のものである。但し、
このミルロールスタンド10を構成するスィングアーム機
構は、上方に延在する垂線を中心として、左右に所要の
角度だけ回動可能な一対のスィングアームを備えてい
る。例えば、台座20上に所定間隔離間して対向配置した
一対の軸受21,21に、回動軸11の各端部が揺動自在に枢
支され、この回動軸11に一対のスィングアーム13,13の
基部が、スプライン接続されている。すなわち回動軸11
にその軸心と平行にキー22が突設され、前記スィングア
ーム13,13の基部がこのキー22により係止されて、当該
回動軸11に対しては回動不能で、かつ軸方向への近接お
よび離間移動が可能になっている。また一対の油圧シリ
ンダ23,23が、夫々回動軸11に平行に固定され、各シリ
ンダ23のピストンロッド24の先端がスィングアーム13の
基部に固着されている。従って、両シリンダ23,23を同
期的に圧力付勢することによって、前記一対のスィング
アーム13,13を、その回動軸11に沿って相対的に近接方
向および離間方向へ移動させ得るようになっている。
前記回動軸11の一端部を枢支している軸受21に別の油
圧シリンダ25が固定され、このシリンダ25のピストンロ
ッド26は、当該回動軸11に固定したレバー27に枢着され
ている。そして前記油圧シリンダ25を圧力付勢すること
によって、回動軸11をこれに支持した一対のスィングア
ーム13,13と共に、所定の角度で回動させ得るようにな
っている。この回動軸11およびスィングアーム13,13の
回動角度は、図2に示すように、垂線Pを中心として左
右に夫々45゜で、合計90゜の範囲となるよう設定されて
いる。従ってスィングアーム13,13は、後述するよう
に、スィングアーム機構の両側に平行に延在する搬出用
コンベヤおよび搬入用コンベヤの何れかを選択して、そ
の上方において傾動状態で停止可能である。
各スィングアーム13の先端部には、対をなす他方のス
ィングアーム13の先端部に指向して突出するセンターブ
ロック16が固定されており、両センターブロック16,16
により原紙ロール14の紙管15を両側からチャッキング可
能となっている。このように回動軸11を中心として構成
される全体機構を、第1スィングアーム機構28と称すれ
ば、当該回動軸11と平行な他方の回動軸12側にも、全く
同一の機構が第2スィングアーム機構29として配設され
ている。そこで、第1スィングアーム機構28が備える対
をなすスィングアーム13を第1スィングアーム13と称
し、また第2スィングアーム機構29が備える対をなすス
ィングアーム13を第2スィングアーム13と称するものと
する。
図1に示したミルロールスタンド10は、図2に示す如
く、原紙の紙継ぎを行なう公知のスプライサー30の下方
に設置されるようになっている。このスプライサー30が
据付けられ、かつ前記ミルロールスタンド10が設置され
ている工場敷地の床面には、スィングアーム13,13を夫
々軸支する回動軸11,12に対して平行(原紙の供給方向
に対しては直交する方向)に、3本のピットが所要の深
さで穿設されている。すなわち、前記ミルロールスタン
ド10におけるスィングアーム機構28,29を構成する2本
の回動軸11,12の中間位置に、第1のピット31が穿設さ
れ、この第1ピット31に原紙ロール搬出用コンベヤEXが
収納配置されるようになっている。第1ピット31および
原紙ロール搬出用コンベヤEXは、第1スィングアーム機
構28と第2スィングアーム機構29との中間位置を起点と
して、コルゲートマシンの駆動側に延在し、後述する搬
出コンベヤ40を介して使用済の原紙ロール14をストック
ヤードSYに搬送するよう構成されている。
また前記2つのスィングアーム機構28,29における各
回動軸11,12の外方に、前記第1ピット31とは平行に第
2ピット32および第3ピット33が穿設されている。そし
て第2ピット32に原紙ロール搬入用コンベヤIN1が収納
配置され、また第3ピット33に原紙ロール搬入用コンベ
ヤIN2が収納配置されるようになっている。そして、こ
れら原紙ロール搬入用コンベヤIN1,IN2は、対応のスィ
ングアーム機構28,29の外方を夫々起点として、前記原
紙ロール搬出用コンベヤEXとはミルロールスタンド10を
挟んで反対の操作側に延在している。すなわち本願発明
を実施する原紙供給装置では、両回動軸11,12の中間に
原紙ロール搬出用コンベヤEXが配置され、回動軸11の左
側には原紙ロール搬入用コンベヤIN1が配置され、更に
回動軸12の右側には原紙ロール搬入用コンベヤIN2が配
置されている。
図1および図3に示す如く、コルゲートマシンの駆動
側には、原紙ロール14を貯蔵するストックヤードSYまで
延在する搬送コンベヤ40が、前記原紙ロール搬送用コン
ベヤEXと直交するよう配設されている。また、搬送コン
ベヤ40には、原紙ロール搬出用コンベヤEXとの接続部
に、原紙ロール14が載置されるパレット35の方向転換を
行なうターンテーブル38が配設されている。従って、搬
出用コンベヤEXにより搬出された使用済みの原紙ロール
14は、搬送コンベヤ40を介してストックヤードSYに向け
て順次搬送される。なお、原紙ロール搬出用コンベヤEX
との反対の操作側に、該搬出用コンベヤEXと整列して、
従来公知のスラットコンベヤからなるストック用のコン
ベヤSCが配設されている。
前記スラットコンベヤSCの上には、各種のオーダに対
応し得る種々の原紙ロール14がストックされるようにな
っている。例えば、一般的に使用が終了した原紙ロール
14は、前記搬出用コンベヤEXにより、そのまま前記スト
ックヤードSYに向けて搬出されるものであるが、頻繁に
使用する規格の原紙ロール14においては、前記スラット
コンベヤSC側に搬出させて、ここでストックしておく。
そして割込み使用する際には、当該原紙ロール14をスラ
ットコンベヤSCから原紙供給コンベヤまで移動させ、こ
こで割込みを行なわせる。なおストックしておく必要が
ない場合は、このスラットコンベヤSCは、新しい原紙を
搬入する第1および第2搬入用コンベヤIN1,IN2を補助
するコンベヤとして使用される。また、搬出コンベヤEX
から搬出された原紙ロール14を、ターンテーブル38によ
り方向転換させることによって、ストックヤードSYに向
わせることなく、別の原紙供給装置に送り出すこともで
きる。
図1に示す原紙供給装置では、ミルロールスタンド10
を構成する2つのスィングアーム機構28,29の間に、1
本の原紙ロール搬出用コンベヤEXが延在し、また第1ス
ィングアーム機構28の外方に位置して、第1原紙ロール
搬入用コンベヤIN1が前記回動軸11と平行に延在し、同
じく第2スィングアーム機構29の外方に位置して、第2
原紙ロール搬入用コンベヤIN2が回動軸11と平行に延在
している。そして対をなす第1スィングアーム13は、第
1原紙ロール搬入用コンベヤIN1上に供給された原紙ロ
ール14をチャッキングし、また対をなす第2スィングア
ーム13は、第2原紙ロール搬入用コベヤIN2上に供給さ
れた原紙ロール14をチャッキングした後、これを搬出用
コンベヤEXの上方に揺動させて、ここで原紙供給を行な
う。更に次のオーダーの新原紙ロール14との交換は、当
該搬出用コンベヤEXの上方において、使用済みの旧原紙
ロール14を放出することにより行なう。
、この場合に前述した如くスィングアーム13,13の回動
角度は、夫々垂線Pを基準として左右に45゜回動し得る
ように設定されていて、それ以上の角度は回動不能であ
る。(回動角度をこれ以上に大きくすることは、技術的
には勿論可能であるが、このときはミルロールスタンド
10の横幅寸法が比例的に大きくなる制約がある)。この
ため、スィングアーム13,13が垂線Pに対して45゜傾斜
した位置で回動を停止しても、各搬入コンベヤIN1,IN2
上に載置された原紙ロール14における紙管15の中心に、
前記センターブロック16,16が一致せず、チャッキング
をなし得ないことになる。そこで本実施例では、各コン
ベヤEX,IN1,IN2が位置するピット中にリフター34(後
述)を設け、このリフター34により原紙ロール14を所要
距離上昇させて、当該原紙ロール14の紙管15と、スィン
グアーム13,13の対向し合うセンターブロック16,16との
中心合わせを容易化させる。またこの場合は、各コンベ
ヤEX,IN1,IN2から原紙ロール14を上昇させるために、該
コンベヤから分離可能なパレット35を介在させる必要が
ある。従って従来のスラットコンベヤは、少なくとも原
紙ロール14の搬入用コンベヤIN1,IN2には使用不可能で
ある。
なお、図1に示す原紙供給装置では、原紙ロール14の
搬出用コンベヤEXおよび第1原紙ロール搬入用コンベヤ
IN1,第2原紙ロール搬入用コンベヤIN2の何れにも、リ
フター34を配設する構造となっている。本実施例に使用
される原紙ロール14の搬出用コンベヤEX、第1および第
2の搬入用コンベヤIN1,IN2は所謂フリーフローコンベ
ヤの一種をなしている。例えば前述の各ピット31,32,33
の内部に、複数のスプロケット36に巻掛けた無端ローラ
チェン37が平行に一対設けられ、所要方向に連続的に循
環走行可能となっている。前述した如くコルゲートマシ
ンの操作側から延在する各ピット31,32,33には、作業者
の通行に支障がないようにカバーを被せられ、このカバ
ーに前記一対の無端ローラチェン37,37が臨む2条の溝
が開設されている。
パレット35は、図1および図2に示す如く、その中央
部分に原紙ロール14を安定して載置可能な2つの谷状の
傾斜面35a,35aが形成されており、当該パレット35の裏
面には、前記2条のローラチェン37,37に載置可能な突
起部35b,35bが下方に突出形成されている。
このような各パレット35は、搬出用コンベヤEX,第1
および第2の搬入用コンベヤIN1,IN2の各コンベヤ駆動
系をなすローラチェン37,37に対して分離自在に載置さ
れる構成となっている。そして、ミルロールスタンド10
に隣接して平行に穿設した前記各ピット31,32,33には、
夫々対応的にパンタグラフ式のリフター34が収納配置さ
れている。このリフター34は、図示しない油圧シリンダ
の如き所要の駆動源により駆動されて昇降動作する。例
えば、リフター34が上昇駆動されると、ローラチェン3
4,37に記載されたミルロールスタンド10に隣接位置して
いるパレット35に、先ず下方から接触する。そして当該
パレット35をコンベヤ駆動系から分離させて所要距離だ
け上昇させる。また前記駆動源を逆付勢すると、リフタ
ー34は下降して、再びパレット35を前記コンベヤ駆動系
おなすローラチェン37,37に安定的に載置させ、更に下
方の定位置まで下降して停止する。
次に、このように構成した実施例に係る原紙供給方法
につき、第4図(a)〜第4図(d)に示す動作説明図
および第5図に示すフローチャートを参照して説明す
る。先ず、ミルロールスタンド10の各スィングアーム機
構28,29に、原紙ロール14を夫々装填する準備段階から
説明する。なお以下の作用説明では、左右の第1および
第2スィングアーム機構28,29に枢支されるスィングア
ーム13,13の所属を明確化するために、左側の第1スィ
ングアーム13を「左アーム」とし、右側の第2スィング
アーム13を「右アーム」と区別することとする。更に、
パレット35およびリフター34に関しても、 左側の第1搬入用コンベヤIN1に位置する部材は、
「Lパレット」および「Lリフター」と指示し、 中間に位置する搬出用コンベヤEXに位置する部材は、
「Mパレット」および「Mリフター」と指示し、 右側の第2搬入用コンベヤIN2に位置する部材は、
「Rパレット」および「Rリフター」と区別して指示す
る。
運転準備状態では、スプライサー30のヘッド30aおよ
びヘッド30bは左右に大きく展開している。左側の第1
スィングアーム機構28に設けた左アーム13,13は、第4
図(a)に二点鎖線で示すように、斜め右方への傾動姿
勢をもって搬出用コンベヤEXの上方で停止している。ま
た右側の第2スィングアーム機構29に設けた右アーム1
3,13は、同じく斜めに右方に傾動した姿勢をもって停止
している。このとき搬出用コンベヤEXには、空荷のMパ
レット35がリフター34の真上に位置しているが、第1お
よび第2搬入用コンベヤIN1,IN2には、その何れにもL
パレット35,Rパレット35がリフター配置位置に到来して
いないものとする。なお、各対をなす左右のアーム13,1
3は、相互に軸方向に離間してセンターブロック16,16を
開放させている。
次いで、第1原紙ロール14Aを載置したLパレット35
が第1搬入用コンベヤIN1を走行して、第1スィングア
ーム機構28の左側方に到来し、Lリフター34の真上で停
止してチャッキングを待機する。この状態で、第1スィ
ングアーム機構28に設けた油圧シリンダ25を付勢して、
左アーム13,13を反時計方向に回動させ、斜め左方への
傾動姿勢をもって第1搬入用コンベヤIN1の上方で停止
させる。またLリフター34を上昇させて、Lパレット35
に載置した第1原紙ロール14Aの紙管15を、前記センタ
ーブロック16,16の先端まで到来させる。なお、第1原
紙ロール14Aが未使用であるか、または原紙の消費が余
りなされていないか、の理由によってロール直径が充分
大きい場合は、Lリフター34の上昇度合も僅かとなる。
次に前記油圧シリンダ23,23を同期的に付勢し、左アー
ム13,13を相互に近接させて、そのセンターブロック16,
16による原紙ロール14Aのチャッキングを行なう。
このように、左アーム13,13が第1搬入用コンベヤIN1
の上方で停止している間に、右の第2スィングアーム機
構29に設けた油圧シリンダ25の付勢がなされる。これに
より、第2搬入用コンベヤIN2の上方で停止していた右
アーム13,13は反時計方向に回動して、斜め左方へ傾動
姿勢をもって搬出用コンベヤEXの上方で一時停止する。
次いで、第2原紙ロール14Bを載置したRパレット35が
第2搬入用コンベヤIN2を走行して、スィングアーム機
構29の右側方に到来し、Rリフター34の真上で停止して
チャッキングを待機する。この状態で第2スィングアー
ム機構29に設けた油圧シリンダ25を付勢し、右アーム1
3,13を時計方向に回動させて、斜め右方への傾動姿勢を
もって第2搬入用コンベヤIN2の上方で停止させる。
この場合に、原紙の消耗により第2原紙ロール14Bの
直径が小さくなって、右アーム13,13の回動のみでは紙
管15に対するチャッキングが不能になっていると仮定す
る。このときは、前記Rリフター34を作動させて、Rパ
レット35を第2原紙ロール14Bと共に所要距離上昇さ
せ、当該原紙ロール14Bの紙管15と、前記右アーム13,13
のセンターブロック16,16との中心合わせを行なう。し
かる後に、前記油圧シリンダ23,23を同期的に付勢し、
右アーム13,13を相互に近接させて、そのセンターブロ
ック16,16による第2原紙ロール14Bのチャッキングを行
なう(第4図(a)参照)。更に、第1原紙ロール14A
の原紙先端を、スプライサー30のヘッド30aにセット
し、また第2原紙ロール14Bの原紙先端を、ヘッド30bに
セットする。
このように、第1原紙ロール14Aおよび第2原紙ロー
ル14Bに対するチャッキングが完了した時点で、前記第
1原紙ロール14Aを保持している左アーム13,13を、油圧
シリンダ25の逆付勢により時計方向に回動させる。そし
て該左アーム13,13を斜め右方に傾動停止させることに
より、当該第1原紙ロール14Aを搬出用コンベヤEXの上
方に臨ませる(第4図(b)参照)。従って、左側の搬
入用コンベヤIN1におけるLパレット35は空荷になるの
で、当該Lパレット35をそのLリフター配設位置から退
出させる。また第4図(b)に示すように、スプライサ
ー30の各ヘッド30a,30bが相互に近接移動し、第1原紙
ロール14Aの原紙に対する紙継ぎがなされて、当該原紙
はコルゲートマシンのシングルフェーサ(図示せず)等
の如き紙消費機構に供給される。なお、第1搬入用コン
ベヤIN1には、次々回のオーダに使用される第3原紙ロ
ール14Cを載置したLパレット35が走行到来し、第1ス
ィングアーム機構28の左側に位置するLリフター34の真
上位置で停止して、次回のチャッキングを待機する。
次に、左アーム13,13に装填されて使用中の第1原紙
ロール14Aを、該左アームから取外してストックヤードS
Yに戻したり、コルゲートマシンの稼動中に生ずるオー
ダ変更に伴い、別の規格に係る前記第2原紙ロール14B
に交換したりする場合につき説明する。先ず、第1原紙
ロール14Aから繰出されている原紙を、スプライサー30
中で切断してヘッド30aから切り放し、右アーム13,13に
装填されている第2原紙ロール14Bの原紙を、スプライ
サー30により紙継ぎする。これにより第2原紙ロール14
Bの原紙が、コルゲートマシンの紙消費機構に供給され
る。この紙継ぎの直後に、第4図(c)に示すように、
搬出用コンベヤEXに配設したMリフター34を上昇させ
て、原紙の消耗により直径が減少している旧原紙ロール
14A(第1原紙ロール)をMパレット35により支持す
る。そして左アーム13,13を離間方向に移動させること
により、センターブロック16,16による旧原紙ロール14A
のチャッキングが解除される。この状態で当該Mリフタ
ー34が再び下降し、旧原紙ロール14AはMパレット35と
共に搬出用コンベヤEXから搬出される。
次に、旧原紙ロール14A(第1原紙ロール)を放出し
た左アーム13,13が反時計方向に回動して停止待機し、
また左側の第1搬入用コンベヤIN1に到来している前記
第3原紙ロール14Cは、その待機位置の下方に配設した
Lリフター34の作動によりチャッキング位置まで上昇す
る。そして、前記センターブロック16,16に第3原紙ロ
ール14Cの紙管15を合致させた後、当該左アーム13,13を
相互に近接移動させて第3原紙ロール14Cに対するチャ
ッキングを行なう。この第3原紙ロール14Cに対するチ
ャッキングの終了後は、Lリフター34は再び下降すると
共に、Lパレット35は第1搬入用コンベヤIN1から次の
ロール搬入準備のために退出する。また、次回使用予定
の第3原紙ロール14Cの原紙先端は、スプライサー30の
ヘッド30aにセットされ次の紙継ぎを待機する。なお、
旧原紙ロール14Aの搬出により、搬出用コンベヤEXは空
になっている。そこで第4図(d)に示す如く、原紙供
給中の新原紙ロール14B(第2原紙ロール)を装填した
右アーム13,13を反時計方向に回動させて、第2搬入用
コンベヤIN2側から搬出用コンベヤEX側に切換える。こ
れにより第2搬入用コンベヤIN2が空になるので、次々
回に使用する予定の別の第4原紙ロール14DをRパレッ
ト35に載置して、第2搬入用コンベヤIN2に搬入させ
る。そして前述の動作が、第4図(b)→第4図(c)
→第4図(d)→第4図(b)の順で交互に繰り返され
る。
このように、本実施例に係る原紙供給方法によれば、
現在使用中の原紙ロールをスィングアームから取外し、
次のオーダに係る原紙ロールをチャッキングするまでに
要するトータルタイムが、中央の搬出用コンベヤEXの位
置から各搬入用コンベヤIN1,IN2の位置まで90゜回動す
るだけで足りる。従って、第9図に示す如く、従来のミ
ルロールスタンドでは、同一コンベヤ上において原紙ロ
ールの放出を行なったスィングアームは、一旦原位置ま
で退避した後に、再び新たな原紙ロールの供給を受ける
ために回動を行なう複雑な手間を要していたが、これに
比べて極めて大きな時間短縮が図られるものである。し
かも、コルゲートマシンの操作側からミルロールスタン
ド10に搬入した原紙ロール14を、駆動側に搬出するよう
構成したことにより、操作側や駆動側の何れか一側に多
数の原紙ロール14が滞留することがなく、原紙ロール14
の搬入・搬出をスムーズに行ない得る利点もある。
次に第6図は、図1に示す原紙供給装置を使用した場
合における、工場内でのレイアウトパターンの変形例を
示す。これは基本的には、図3に示すレイアウトパター
ンを基礎とし、各コンベヤの搬送方向を逆転させたもの
である。またスラットコンベヤSCを配設することなく、
シンプルな構成としてある。すなわち、第6図に示すパ
ターンでは、スィングアーム機構28,29の中間に位置し
て駆動側に延在する原紙ロール搬送用コンベヤは、原紙
ロール搬入用コンベヤINとして使用される。また、各ス
ィングアーム機構28,29の外方に位置して操作側に延在
する原紙ロール搬送用コンベヤは、夫々原紙ロール搬出
用コンベヤEX1,EX2として使用するように構成してい
る。従って、ミルロールスタンド10には、コルゲートマ
シンの駆動側から原紙ロール14が搬入され、オーダ変更
等により使用済みとなった原紙ロール14は、各搬出用コ
ンベヤEX1,EX2を介して操作側に搬出されて、ストック
ヤードSYに搬送される。
第7図は、前記工場内でのレイアウトパターンの更に
別の変形例を示すものである。すなわち、第7図に示す
パターンでは、両スィングアーム機構28,29の中間に位
置する原紙ロール搬送用コンベヤを操作側に延在させる
と共に、このコンベヤを原紙ロール搬出コンベヤEXとし
て機能させている。また、各スィングアーム機構28,29
の外方に位置する原紙ロール搬送用コンベヤを夫々駆動
側に延在させ、各コンベヤを原紙ロール搬入用コンベヤ
IN1,IN2として機能するよう構成している。従って、原
紙ロール14は、第6図に示すレイアウトパターンと同様
に、ミルロールスタンド10にコルゲートマシンの駆動側
から搬入され、操作側に搬出される。なお、第7図に示
すレイアウトパターンにおいて、各原紙ロール搬送用コ
ンベヤの搬送方向を逆転させてもよい。すなわち、両ス
ィングアーム機構28,29の中間において操作側に延在す
る原紙ロール搬送用コンベヤを、原紙ロール搬入用コン
ベヤINとし、各スィングアーム機構28,29の外方におい
て駆動側に延在する原紙ロール搬送用コンベヤを、原紙
ロール搬出用コンベヤEX1,EX2として使用する。
前述した何れのレイアウトパターンにおいても、原紙
ロール14は、ミルロールスタンド10に対して駆動側から
操作側もしくは、操作側から駆動側に向けて搬入・搬出
が行なわれるので、前述した如く、コルゲートマシンの
操作側または駆動側の何れか一側に多数の原紙ロール14
が滞留することがない。
発明の効果 以上に説明した如く、本発明に係る原紙供給方法によ
れば、原紙ロールのアームへの装填および該アームから
の原紙ロールの放出を行なうには、当該スィングアーム
を所要の方向に回動させる基本動作だけで足りる。従っ
て、従来のミルロールスタンドでは、同じ目的を達成す
るのに、スィングアームを左右両方向に往復回動させる
必要があったのに比して、サイクルタイムの著しい短縮
が図られるものである。また、原紙ロールの搬送コンベ
ヤにリフターを設け、当該原紙ロールのアームに対する
受け渡しに際し、原紙ロールを担持したリフターを上昇
させると共に、スィングアームを当該原紙ロールに向け
て近接的に回動させることにより、一層サイクルタイム
の短縮が実現される。しかも、全体として構成が簡単で
あるために、保守点検が容易で、製造コストも低廉とな
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るコルゲートマシンの原紙供給方
法を好適に実施し得る原紙供給装置を概略的に示す斜視
図、第2図は、スプライサーの下方に配設した第1図に
示す原紙供給装置の正面図、第3図は、第1図に示す原
紙供給装置を工場に配設した場合のレイアウトパターン
の一例を示す平面図、第4図(a)〜(d)は、第1図
に示す原紙供給装置を稼動させた場合の、経時的な動作
順序を示す説明図、第5図は、第1図に示す原紙供給装
置を稼動させた場合の、経時的なフローチャート図、第
6図は、第1図に示す原紙供給装置を工場に配設した場
合のレイアウトパターンの別例を示す平面図、第7図
は、第1図に示す原紙供給装置を工場に配設した場合の
レイアウトパターンの更に別例を示す平面図、第8図
は、従来技術に係るミルロールスタンドの概略構成を示
す斜視図、第9図は、第8図に示すミルロールスタンド
の概略正面図である。 11……回動軸 12……回動軸 13……第1スィングアーム,第2スィングアーム 14A……第1原紙ロール 14B……第2原紙ロール 28……第1スィングアーム機構 29……第2スィングアーム機構 EX……原紙ロール搬出用コンベヤ EX1……第1原紙ロール搬出用コンベヤ EX2……第2原紙ロール搬出用コンベヤ IN……原紙ロール搬入用コンベヤ IN1……第1原紙ロール搬入用コンベヤ IN2……第2原紙ロール搬入用コンベヤ P……垂線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方に延在する垂線(P)を中心に左右へ
    所要角度だけ回動可能な一対の第1スィングアーム(1
    3,13)を、回動軸(11)に支持した第1スィングアーム
    機構(28)と、上方に延在する垂線(P)を中心に左右
    へ所要角度だけ回動可能な一対の第2スィングアーム
    (13,13)を、前記回動軸(11)と平行な回動軸(12)
    に支持した第2スィングアーム機構(29)と、前記第1
    および第2スィングアーム機構(28,29)の中間に位置
    して、前記回動軸(11,12)と平行に延在する原紙ロー
    ル搬出用コンベヤ(EX)と、前記第1スィングアーム機
    構(28)の外方に位置して、前記回動軸(11)に平行に
    延在する第1原紙ロール搬入用コンベヤ(IN1)と、前
    記第2スィングアーム機構(29)の外方に位置して、前
    記回動軸(12)に平行に延在する第2原紙ロール搬入用
    コンベヤ(IN2)とを備えるコルゲートマシンの原紙供
    給装置において、 第1原紙ロール(14A)を第1原紙ロール搬入用コンベ
    ヤ(IN1)により第1スィングアーム機構(28)の側方
    へ搬入すると共に、その第1スィングアーム(13,13)
    を第1原紙ロール搬入用コンベヤ(IN1)の上方へ揺動
    させて第1原紙ロール(14A)のチャッキングを行な
    い、 第2原紙ロール(14B)を第2原紙ロール搬入用コンベ
    ヤ(IN2)により第2スィングアーム機構(29)の側方
    へ搬入すると共に、その第2スィングアーム(13,13)
    を第2原紙ロール搬入用コンベヤ(IN2)の上方へ揺動
    させて第2原紙ロール(14B)のチャッキングを行な
    い、 第1スィングアーム(13,13)を原紙ロール搬出用コン
    ベヤ(EX)の上方へ揺動させて、該アーム(13,13)が
    チャッキングした第1原紙ロール(14A)を該搬出用コ
    ンベヤ(EX)の上方で繰り出し使用すると共に、第2ス
    ィングアーム(13,13)がチャッキングした第2原紙ロ
    ール(14B)は第2原紙ロール搬入用コンベヤ(IN2)の
    上方で次回の使用を待機させ、 第1原紙ロール(14A)のオーダが終了すると第1スィ
    ングアーム(13,13)によるチャッキングを解除して、
    この第1原紙ロール(14A)を原紙ロール搬出用コンベ
    ヤ(EX)により系外へ搬出するようにした ことを特徴とするコルゲートマシンの原紙供給方法。
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