JP2000168482A - 頭部保護エアバッグ袋体の配設構造 - Google Patents

頭部保護エアバッグ袋体の配設構造

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JP2000168482A
JP2000168482A JP10327243A JP32724398A JP2000168482A JP 2000168482 A JP2000168482 A JP 2000168482A JP 10327243 A JP10327243 A JP 10327243A JP 32724398 A JP32724398 A JP 32724398A JP 2000168482 A JP2000168482 A JP 2000168482A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展開途中のエアバッグ袋体がBピラーガーニ
ッシュの上端部に引っ掛からず、エアバッグ袋体を確実
に展開させる。 【解決手段】 レールインナパネル40に固定されたジ
ャンプ台61のガイド壁61Cには係合突起64が形成
されており、Bピラーガーニッシュ51のフランジ部5
1Cには係合穴66が形成されている。Bピラーガーニ
ッシュ51の上端部51Aが車室内方へ若干移動する
と、Bピラーガーニッシュ51の係合穴66が、ジャン
プ台61の係合突起64に係合し、Bピラーガーニッシ
ュ上端部51Aの車室内側への移動が制限されるように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体側部への所定
の高荷重作用時にインフレータからガスを噴出させ、こ
のガスによって少なくともルーフサイドレール部に沿っ
て格納されたエアバッグ袋体をカーテン状に膨張させる
頭部保護エアバッグ袋体の配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車体側部への所定の高荷重作用時におけ
る前席に着座した乗員の頭部の保護性能を向上させるべ
く、Aピラー部からルーフサイドレール部に跨がって折
り畳み状態で格納されたエアバッグ袋体を、サイドウイ
ンドガラスに沿ってカーテン状に膨張させる頭部保護エ
アバッグ装置が本願出願人によって既に提案されてい
る。以下、この頭部保護エアバッグ装置を開示した特願
平9−261743号(未公開)に示される構成につい
て説明する。
【0003】図30に示される如く、この頭部保護エア
バッグ装置では、折り畳まれたエアバッグ袋体100の
下方にジャンプ台102が配設されており、ジャンプ台
102はBピラー(センタピラーともいう)104の前
側近傍の部位からBピラー104に跨がって配設されて
いる。ジャンプ台102は断面L字状に屈曲された板材
で構成されており、Bピラーガーニッシュ106の上端
部106Aに向かって延びるガイド壁102Aを有して
いる。従って、図30に二点鎖線で示されるエアバッグ
袋体展開時には、エアバッグ袋体100は、ジャンプ台
102のガイド壁102Aに沿って、車室内方に膨張
し、Bピラーガーニッシュ106の上端部106Aに引
っ掛からないようになっている。なお、Bピラーガーニ
ッシュは、通常、上下に二分割されており、上方側のB
ピラーガーニッシュ106は、上下2点でボデー112
に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この頭
部保護エアバッグ装置では、Bピラーガーニッシュ10
6の下端部はボデーに締結固定されているが、上端部1
06Aは組付性の点からクリップ110によりボデー1
12に固定されている。この結果、側突時にボデー11
2が変形することにより、ボデー112からクリップ1
10が外れ、展開途中のエアバッグ袋体100が浮き上
がったBピラーガーニッシュ106の上端部106Aに
引っ掛かることが考えられる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、展開途中のエ
アバッグ袋体がBピラーガーニッシュの上端部に引っ掛
からず、エアバッグ袋体を確実に展開できる頭部保護エ
アバッグ袋体の配設構造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、少なくともルーフサイドレールに沿ってカーテン状
に展開する頭部保護エアバッグ袋体の配設構造におい
て、Bピラーガーニッシュの上端部に近接するルーフサ
イドレールに配設され、前記Bピラーガーニッシュの上
端部に向かって延びるガイド壁を有するエアバッグ袋体
展開方向規制手段と、前記Bピラーガーニッシュの上端
部と前記エアバッグ袋体展開方向規制手段とに配設さ
れ、側突時に互いに係合することにより前記Bピラーガ
ーニッシュの上端部の車室内方への移動を制限する移動
制限手段と、を有することを特徴とする。
【0007】従って、側突時にボデーが変形するとBピ
ラーガーニッシュの上端部が車室内方に移動しようとす
るが、Bピラーガーニッシュの上端部とエアバッグ袋体
展開方向規制手段とに配設された移動制限手段が互いに
係合することにより、Bピラーガーニッシュの上端部の
車室内方への移動が制限される。従って、膨張展開途中
のエアバッグ袋体がBピラーガーニッシュの上端部に引
っ掛かることが無く、エアバッグ袋体を所定の車両側部
と乗員側部との間に確実に展開させることができる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
頭部保護エアバッグ袋体の配設構造において、前記移動
制限手段は、前記Bピラーガーニッシュの上端部と前記
エアバッグ袋体展開方向規制手段とのうちの一方に突出
形成された係合突起と、他方に形成された係合穴から成
ることを特徴とする。
【0009】従って、請求項1記載の内容に加えて、側
突時にボデーが変形してBピラーガーニッシュの上端部
が車室内方に移動すると、Bピラーガーニッシュの上端
部とエアバッグ袋体展開方向規制手段とのうちの一方に
突出形成された係合突起と、他方に形成された係合穴が
係合することにより、Bピラーガーニッシュの上端部の
車室内方への移動が制限される。また、係合突起と係合
穴を形成するだけの簡単な構成とすることができる。
【0010】請求項3記載の本発明は、少なくともルー
フサイドレールに沿ってカーテン状に展開する頭部保護
エアバッグ袋体の配設構造において、側突時におけるB
ピラーガーニッシュの上端部の車室内方への移動に連動
してエアバッグ袋体を車室内方へ移動させるエアバッグ
袋体連動手段を設けたことを特徴とする。
【0011】従って、側突時にボデーが変形してBピラ
ーガーニッシュの上端部が車室内方に移動すると、エア
バッグ袋体連動手段によりエアバッグ袋体も車室内方へ
移動する。この結果、側突時にボデーが変形してBピラ
ーガーニッシュの上端部が車室内方に移動しても、エア
バッグ袋体とBピラーガーニッシュの上端部との位置関
係は大幅に変化しない。従って、膨張展開途中のエアバ
ッグ袋体がBピラーガーニッシュの上端部に引っ掛かる
ことが無く、エアバッグ袋体を所定の車両側部と乗員側
部との間に確実に展開させることができる。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
頭部保護エアバッグ袋体の配設構造において、前記エア
バッグ袋体連動手段は、前記Bピラーガーニッシュの上
端部に設けられ、エアバッグ袋体を車室内方へ案内する
ガイド壁と、エアバッグ袋体の車室外側面に回り込む延
設部と、を備えたプレートであることを特徴とする。
【0013】従って、請求項3記載の内容に加えて、プ
レートのガイド壁がエアバッグ袋体の展開方向を車室内
方とするエアバッグ袋体展開方向規制手段を兼ねるの
で、Bピラーガーニッシュの上端部にプレートを追加す
るだけの簡単な構成で、エアバッグ袋体をより確実にB
ピラーガーニッシュの車室内方に展開させることができ
る。
【0014】請求項5記載の本発明は、少なくともルー
フサイドレールに沿ってカーテン状に展開する頭部保護
エアバッグ袋体の配設構造において、Bピラーガーニッ
シュの上端部に近接するルーフサイドレールに配設さ
れ、前記Bピラーガーニッシュの上端部に向かって延び
るガイド壁を有するエアバッグ袋体展開方向規制手段
と、側突時におけるBピラーガーニッシュ上端部の車室
内方への移動に連動して前記エアバッグ袋体展開方向規
制手段のガイド壁を車室内方へ移動させるガイド壁連動
手段と、を有することを特徴とする。
【0015】従って、側突時にボデーが変形してBピラ
ーガーニッシュの上端部が車室内方へ移動すると、ガイ
ド壁連動手段によりガイド壁が車室内方に移動する。こ
の結果、側突時にボデーが変形してBピラーガーニッシ
ュの上端部が車室内方に移動しても、エアバッグ袋体展
開方向規制手段のガイド壁とBピラーガーニッシュの上
端部との位置関係は大幅に変化しない。従って、膨張展
開途中のエアバッグ袋体がBピラーガーニッシュの上端
部に引っ掛かることが無く、エアバッグ袋体を所定の車
両側部と乗員側部との間に確実に展開させることができ
る。
【0016】請求項6記載の本発明は、請求項5記載の
頭部保護エアバッグ袋体の配設構造において、前記エア
バッグ袋体展開方向規制手段は、車室内方に変形可能に
ルーフサイドレールに取り付けられていることを特徴と
する。
【0017】従って、請求項5記載の内容に加えて、エ
アバッグ袋体展開方向規制手段のルーフサイドレールへ
の取り付け部を車室内方に変形可能にするのみの簡単な
構成になる。
【0018】請求項7記載の本発明は、請求項5記載の
頭部保護エアバッグ袋体の配設構造において、前記エア
バッグ袋体展開方向規制手段のガイド壁を車室内方に変
形可能としたことを特徴とする。
【0019】従って、請求項5記載の内容に加えて、エ
アバッグ袋体展開方向規制手段のガイド壁を車室内方に
変形可能にするのみの簡単な構成になる。
【0020】請求項8記載の本発明は、請求項1または
5記載の頭部保護エアバッグ袋体の配設構造において、
前記移動制限手段またはガイド壁連動手段は、前記Bピ
ラーガーニッシュ上端部と前記エアバッグ袋体展開方向
規制手段とのうちの一方に形成された係合突起と、他方
に形成され前記係合突起が係合する係合穴とから構成さ
れ、且つ前記係合突起は先端側の幅が根元側の幅よりも
狭くテーパ面を有し、前記係合穴に前記テーパ面で係止
されることを特徴とする。
【0021】従って、側突時のボデー変形に伴いBピラ
ーガーニッシュ上端部が車室内方向に移動しようとする
と、係合突起のテーパ面と係合穴とが局部的に嵌合状態
となり、その位置に係止される。この結果、両者の係合
状態が容易に解除することがなく、Bピラーガーニッシ
ュ上端部の車室内方への移動をより確実に制限できる。
しかも、テーパ面とするだけの簡単な構成で効果が得ら
れる。
【0022】請求項9記載の本発明は、請求項1または
5記載の頭部保護エアバッグ袋体の配設構造において、
前記移動制限手段またはガイド壁連動手段は、前記Bピ
ラーガーニッシュ上端部と前記エアバッグ袋体展開方向
規制手段とのうちの一方に形成された係合突起と、他方
に形成され前記係合突起が係合する係合穴とから構成さ
れ、且つ前記係合突起は先端側の幅が根元側の幅よりも
狭くテーパ面を有し、その根元部に係合溝が形成された
鍵形状であることを特徴とする。
【0023】従って、側突時のボデー変形に伴いBピラ
ーガーニッシュ上端部が車室内方向に移動しようとする
と、係合突起の根元部に形成された係合溝と係合穴とが
係止状態となる。この結果、両者の係合状態を更に確実
に維持できる。
【0024】請求項10記載の本発明は、請求項1に記
載の頭部保護エアバッグ袋体の配設構造において、前記
移動制限手段は、前記エアバッグ袋体展開方向規制手段
に突出形成した係合突起と、前記Bピラーガーニッシュ
上端部に形成された係合穴とから構成され、且つ、前記
エアバッグ袋体展開方向規制手段に脆弱部を形成し、エ
アバッグ袋体膨張展開時に前記エアバッグ袋体展開方向
規制手段のガイド壁を前記脆弱部を起点に下方へ変形さ
せて前記係合突起を前記係合穴に係合させることを特徴
とする。
【0025】従って、エアバッグ袋体展開時にエアバッ
グ袋体展開方向規制手段のガイド壁が脆弱部を起点に下
方に変形し、係合突起がBピラーガーニッシュ上端部に
形成した係合穴に係合する。この結果、エアバッグ袋体
膨張力を利用して、Bピラーガーニッシュ上端部の車室
内方への移動量を小さくできる。また、Bピラーガーニ
ッシュ上端部の車室内方への移動量を小さくできるた
め、Bピラーガーニッシュ上端部をBピラーに強固に固
定する必要が無く、Bピラーガーニッシュの組付性を損
なうこともない。
【0026】請求項11記載の本発明は、請求項1に記
載の頭部保護エアバッグ袋体の配設構造において、前記
移動制限手段は、前記エアバッグ袋体展開方向規制手段
に対して下方に相対移動可能に設けられた係合突起を有
する係合プレートと、前記Bピラーガーニッシュ上端部
に形成された係合穴とから構成され、エアバッグ袋体の
膨張力により前記係合プレートを下方に向かって移動さ
せて前記係合突起を前記係合穴に係合させることを特徴
とする。
【0027】従って、エアバッグ袋体展開時にエアバッ
グ袋体の膨張力が係合プレートに作用して、係合突起が
下方に相対移動し、係合プレートの係合突起がBピラー
ガーニッシュ上端部の係合穴に係合する。この結果、エ
アバッグ袋体の膨張力を利用してBピラーガーニッシュ
上端部の車室内方への移動量を更に小さくできる。ま
た、Bピラーガーニッシュ上端部の車室内方への移動量
を小さくできるため、Bピラーガーニッシュ上端部をB
ピラーに強固に固定する必要が無く、Bピラーガーニッ
シュの組付性を損なうこともない。
【0028】請求項12記載の本発明は、請求項1に記
載の頭部保護エアバッグ袋体の配設構造において、前記
移動制限手段は、前記エアバッグ袋体展開方向規制手段
に突出形成された係合突起と、前記Bピラーガーニッシ
ュ上端部に形成された係合穴とから構成され、且つ前記
エアバッグ袋体展開方向規制手段のガイド壁が上下方向
に所定量だけスライド可能とされていることを特徴とす
る。
【0029】従って、エアバッグ袋体展開時にエアバッ
グ袋体の膨張力がエアバッグ袋体展開方向規制手段に作
用して、エアバッグ袋体展開方向規制手段のガイド壁を
押し下げ、その係合突起がBピラーガーニッシュ上端部
の係合穴に係合する。この結果、エアバッグ袋体の膨張
力を利用してBピラーガーニッシュ上端部の車室内方へ
の移動量をより小さくできる。また、Bピラーガーニッ
シュ上端部の車室内方への移動量を小さくできるため、
Bピラーガーニッシュ上端部をBピラーに強固に固定す
る必要が無く、Bピラーガーニッシュの組付性を損なう
こともない。なお、エアバッグ袋体展開方向規制手段の
ガイド壁が上下方向に所定量だけスライド可能であるた
め、Bピラーガーニッシュ上端部をBピラーに組付けた
後、エアバッグ袋体展開方向規制手段のガイド壁を下方
へ移動し、エアバッグ袋体展開方向規制手段の係合突起
を予めBピラーガーニッシュ上端部の係合穴に係合させ
る構成とすることも可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の頭部保護エアバッグ袋体
の配設構造の第1実施形態を図1〜図4に従って説明す
る。
【0031】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0032】図4に示される如く、頭部保護エアバッグ
装置10は、側突状態を検出するためのセンサ12と、
作動することによりガスを噴出する円柱状のインフレー
タ14と、エアバッグ袋体16と、を主要構成要素とし
て構成されている。センサ12は、Bピラー(センター
ピラー)18の下端部付近に配設されており、所定値以
上の側突荷重が車体側部に作用した場合に側突状態を検
出するようになっている。
【0033】インフレータ14はAピラー(フロントピ
ラー)20とインストルメントパネル22との接続部付
近に配設されており、前述したセンサ12と接続されて
いる。従って、センサ12が側突状態を検出すると、イ
ンフレータ14が作動するようになっている。
【0034】エアバッグ袋体16の側面視で上下方向中
間部には、エアバッグ袋体16の前端固定点と後端固定
点とを結ぶテンションラインTを横切りエアバッグ袋体
上下方向を長手方向とする複数の非膨張部24が所定の
間隔で形成されており、これらの非膨張部24によっ
て、エアバッグ袋体展開時にテンションラインTを横切
る複数の膨張部が形成されるようになっている。
【0035】また、エアバッグ袋体16の前端部16A
は、インフレータ14から噴出されたガスが流入される
ようにインフレータ配設位置に配置されており、中間部
16Bの上端縁部はAピラー20及びルーフサイドレー
ル28に沿って配置され、後端部16CはCピラー(ク
ォータピラー)30付近に配置されている。
【0036】図3に示される如く、エアバッグ袋体16
は、略上下方向へ蛇腹状に折り畳まれて長尺状にされた
上でAピラーガーニッシュ26とルーフヘッドライニン
グ42の車幅方向外側部42Aとに跨がって収容されて
いる。
【0037】図1に示される如く、エアバッグ袋体16
は、レールインナパネル40とルーフヘッドライニング
42の車幅方向外側部42Aとの間に格納されており、
エアバッグ袋体16は、Bピラーガーニッシュ51の車
室内側面に対して略直角方向(図1の矢印B方向)に折
り畳まれている。なお、エアバッグ袋体16は、所定の
間隔を開けて配設されたベルト52(図3参照)によっ
て、折り畳み状態に保持されており、これらのベルト5
2は、エアバッグ袋体16が展開する場合には、エアバ
ッグ袋体16の展開膨張力により容易に破断するように
なっている。
【0038】図3に示される如く、エアバッグ袋体16
の上端部には、所定の間隔を開けて取付部16Dが突出
形成されており、これらの取付部16Dを貫通するボル
トとこのボルトに螺合するナット等の固定手段46によ
って、エアバッグ袋体16はAピラーインナパネル48
及びレールインナパネル40の車室側部に固定されてい
る。
【0039】図1に示される如く、ルーフヘッドライニ
ング42は樹脂製で、基材43と表皮45とで構成され
ており、エアバッグ袋体16が展開する場合には、エア
バッグ袋体16の展開膨張力により、ルーフヘッドライ
ニング42の車幅方向外側部42Aが、図1に二点鎖線
で示される如く、車室内方へ開き、この隙間からエアバ
ッグ袋体16が車室内方に展開するようになっている。
また、ルーフヘッドライニング42の縁部42Bは、B
ピラーガーニッシュ51の上端部51Aに係合してお
り、エアバッグ袋体展開時に、エアバッグ袋体16の膨
張圧によって、ルーフヘッドライニング42の縁部42
Bと、Bピラーガーニッシュ51の上端部51Aとの係
合が解除するようになっている。
【0040】なお、Bピラーガーニッシュ51は樹脂製
で、基材53と表皮55とで構成されており、Bピラー
ガーニッシュ51の上部裏面(車室外側面)には、取付
用の台座51Bが立設されている。この台座51Bの頂
部にはクリップ56が係止されており、このクリップ5
6が、レールインナパネル40に穿設された取付孔57
に固定されている。なお、図1に示す符号62はスライ
ドプレートである。
【0041】折り畳まれたエアバッグ袋体16の下方に
は、エアバッグ袋体展開方向規制手段としてのジャンプ
台61が配設されており、ジャンプ台61は鉄等の金属
プレートまたは樹脂の押出し材により構成されている。
ジャンプ台61は、Bピラーガーニッシュ51の上端部
51Aに対向する領域、好ましくは、ルーフサイドレー
ル28におけるBピラー18の前方側に取付られるアシ
ストグリップやカードホルダとラップする位置からBピ
ラーガーニッシュ51の上端部51Aに至る領域に配設
されている。
【0042】図2に示される如く、ジャンプ台61は断
面L字状に屈曲された、板材で構成されており、縦壁部
61Aの上端部に突出成形された前後の取付部61B
が、エアバッグ袋体16の取付部16Dとともに、固定
手段46によってレールインナパネル40の車室側部に
固定されている。また、ジャンプ台61は縦壁部61A
の下端部からBピラーガーニッシュ51の上端部51A
の方向に向かって延びるガイド壁61Cを有しており、
このガイド壁61Cの先端部には、前後方向中間に移動
制限手段としての前後一対の車両前後方向に延びる板状
の係合突起64が形成されている。
【0043】図1に示される如く、係合突起64は、車
幅方向外側上方へ向けてU字状に湾曲しており、係合突
起64の車幅方向外側において係合突起64と対向する
部位には、Bピラーガーニッシュ51の上端部51Aに
形成されたフランジ部51Cが立設されている。
【0044】図2に示される如く、Bピラーガーニッシ
ュ51のフランジ部51Cには、移動制限手段としての
前後一対の係合穴66が形成されており、これらの係合
穴66は前後方向に延びる長穴となっている。また、B
ピラーガーニッシュ51の上端部51Aが車室内方(図
2の矢印A方向)へ若干移動すると、Bピラーガーニッ
シュ51のフランジ部51Cに形成した係合穴66に、
ジャンプ台61の係合突起64が係合し、Bピラーガー
ニッシュ上端部51Aの車室内方への移動を制限するよ
うになっている。なお、係合突起64と係合穴66との
大きさの関係は、Bピラーガーニッシュ上端部51Aの
車室内方への移動及び車室内側斜め前後方向への移動も
確実に規制できる大きさに設定されている。
【0045】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0046】本実施形態では、車体側部に所定値以上の
側突荷重が作用すると、側面衝突されたことがセンサ1
2によって検出される。このため、インフレータ14が
作動して、所定量のガスが噴出される。これにより、エ
アバッグ袋体16が膨張し始め、膨張したエアバッグ袋
体16は、Aピラー20のピラーガーニッシュ26及び
ルーフヘッドライニング42の車幅方向外側部42Aを
押し開きながら、ルーフサイドレール28の下方に車両
前方側から車両後方側へ向かってカーテン状に膨出され
る。この際、エアバッグ袋体16の展開がBピラー18
の車両前側近傍位置に達してからBピラー18の車両前
後方向中間部を過ぎた位置に達する間は、エアバッグ袋
体16は、ジャンプ台61のガイド壁61Cに沿って、
車室内方に膨張する。このため、エアバッグ袋体16の
Bピラーガーニッシュ51の上端部51Aへの接触また
は引っ掛かりを防止できる。
【0047】また、側突時にBピラー18が変形する
と、クリップ56がレールインナパネル40の取付孔5
7から外れ、Bピラーガーニッシュ51の上端部51A
が車室内方へ移動しようとするが、Bピラーガーニッシ
ュ51の上端部51Aが車室内方(図1及び図2の矢印
A方向)へ若干移動すると、Bピラーガーニッシュ51
のフランジ部51Cに形成した係合穴66に、ジャンプ
台61の係合突起64が係合し、Bピラーガーニッシュ
上端部51Aの車室内方への移動が制限される。従っ
て、膨張展開途中のエアバッグ袋体16がBピラーガー
ニッシュ51の上端部51Aに引っ掛かることが無く、
エアバッグ袋体16を所定の車両側部と乗員側部との間
に確実に展開させることができる。また、係合突起64
と係合穴66を形成するだけの簡単な構成とすることが
できる。
【0048】また、本実施形態では、係合突起64と係
合穴66との大きさの関係によって、Bピラーガーニッ
シュ上端部51Aの車室内方への移動及び車室内側斜め
前後方向への移動も確実に規制できる。
【0049】次に、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造の第2実施形態を図5及び図6に従って説明す
る。
【0050】なお、第1実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0051】図6(A)に示される如く、本実施形態で
は、Bピラーガーニッシュ51の上端部51Aに、Bピ
ラーガーニッシュ51と別部材とされた車両前後方向に
延びる鉄等から成る金属プレート68が配設されてい
る。
【0052】図5に示される如く、金属プレート68の
下部68Aは、Bピラーガーニッシュ51の上端部51
Aの裏面側に形成した取付部51Dにリベット等の固定
手段70によって固定されている。金属プレート68の
上部68Bには、係合穴66が形成されており、これら
の係合穴66には、係合突起64が係合するようになっ
ている。
【0053】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0054】本実施形態では、第1実施形態の作用に加
えて、Bピラーガーニッシュ51に固定された金属プレ
ート68に係合穴66を形成したため、係合穴66の外
周部の剛性を高くすることができる。この結果、係合穴
66と係合突起64との係合力を大ききすることがで
き、大荷重が作用した場合に係合穴66の外周部が破損
するのを防止できる。
【0055】なお、金属プレート68に代えて、図6
(B)に示される如く、鋼線65の両端部65Aを潰し
貫通孔を穿設して、これらの貫通孔において、Bピラー
ガーニッシュ51の取付部51Dにリベット等の固定手
段70によって固定した構成としても良い。
【0056】次に、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造の第3実施形態を図7及び図8に従って説明す
る。
【0057】なお、第1実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0058】図8に示される如く、本実施形態では、B
ピラーガーニッシュ51の上端部51Aに、Bピラーガ
ーニッシュ51と別部材とされたプレート72が配設さ
れている。
【0059】図7に示される如く、プレート72は鉄等
の金属から成る金属板74と、この金属板74に被せら
れたPVC等のコーティング層76とで構成されてお
り、プレート72の下部72Aには、コーティング層7
6が形成されていない。プレート72の下部72Aは、
Bピラーガーニッシュ51の台座51Bにリベット等の
固定手段70によって固定されており、プレート72の
上部の先端は略車室内方へ折曲され,移動制限手段とし
ての係合突起72Bとなっている。
【0060】図8に示される如く、ジャンプ台61のガ
イド壁61Cの前後方向中間部には、下方へ凹んだ凹部
61Dが形成されており、この凹部61Dの底部に移動
制限手段としての係合穴77が形成されており、これら
の係合穴77は前後方向に延びる長穴となっている。ま
た、Bピラーガーニッシュ51の上端部51Aが車室内
方(図7及び図8の矢印A方向)へ若干移動すると、B
ピラーガーニッシュ51に固定したプレート72の係合
突起72Bが、ジャンプ台61に形成した係合穴77に
係合し、Bピラーガーニッシュ上端部51Aの車室内方
への移動を制限するようになっている。
【0061】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0062】本実施形態では、第1実施形態の作用に加
えて、コーティング層76を被せた金属板74から成る
プレート72に係合突起72Bを形成したため、係合突
起72Bの剛性を高くすることができる。この結果、係
合穴77と係合突起72との係合力を大ききすることが
でき、大荷重が作用した場合に係合突起72が破損する
のを防止できる。
【0063】また、本実施形態では、ジャンプ台61の
ガイド壁61Cに形成した凹部61Dの底部に係合穴7
7を形成したため、係合穴77に係止されたプレート7
2の係合突起72Bとエアバッグ袋体16とが干渉し難
くなっている。また、プレート72の係合突起72Bを
コーティング層76で覆ったため、金属板74のエッジ
からエアバッグ袋体16を保護することができる。
【0064】次に、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造の第4実施形態を図9及び図10に従って説明
する。
【0065】なお、第1実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0066】図10に示される如く、本実施形態では、
Bピラーガーニッシュ51の上端部51Aに、エアバッ
グ袋体展開方向規制手段を兼ねたエアバッグ袋体連動手
段としの鉄等の金属から成るプレート78が配設されて
いる。
【0067】プレート78の下部78Aは、Bピラーガ
ーニッシュ51の台座51Bにリベット等の固定手段7
0によって固定されており、プレート78の上部は係合
部78Bとなっている。この係合部78Bは折り畳まれ
たエアバッグ袋体16の車室外側面(背面)16Eに回
り込むように延びており、図9に二点鎖線で示すよう
に、Bピラーガーニッシュ51の上端部51Aが車室内
方へ若干移動すると、プレート78の係合部78Bがエ
アバッグ袋体16の車室外側面16Eに当接し、エアバ
ッグ袋体16を車室内方に移動するようになっている。
なお、係合部78Bの先端78Cはエッジがエアバッグ
袋体16と干渉しない側へ折り返されており、プレート
78の下部78Aと係合部78Bとの間は、展開するエ
アバッグ袋体16を車室内方へ案内するガイド壁78D
となっている。
【0068】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0069】本実施形態では、側突時にBピラー18が
変形するとBピラーガーニッシュ51の上端部51Aが
車室内方(図9の矢印A方向)へ移動しようとするが、
図9に二点鎖線で示すように、Bピラーガーニッシュ5
1の上端部51Aが車室内方へ若干移動すると、プレー
ト78の係合部78Bがエアバッグ袋体16の車室外側
面16Eに当接し、エアバッグ袋体16を車室内方に移
動する。この結果、エアバッグ袋体16とBピラーガー
ニッシュ51の上端部51Aとの位置関係は大幅に変化
しない。このため、膨張展開途中のエアバッグ袋体16
がBピラーガーニッシュ51の上端部51Aに引っ掛か
ることが無く、エアバッグ袋体16をBピラーガーニッ
シュ51の車室内方に展開させることができる。
【0070】また、本実施形態では、ガイド壁78Dを
備えたプレート78がエアバッグ袋体16のエアバッグ
袋体展開方向規制手段を兼ねるので、Bピラーガーニッ
シュ51の上端部51Aにプレート78を追加するだけ
でエアバッグ袋体16をより確実にBピラーガーニッシ
ュ51の車室内方に展開させることができる。
【0071】次に、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造の第5実施形態を図11及び図12に従って説
明する。
【0072】なお、第2実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0073】図12に示される如く、本実施形態では、
エアバッグ袋体展開方向規制手段としてのガイドプレー
ト80が断面コ字状の軟質樹脂製の押し出し成形品で構
成されており、ガイドプレート80の基部80Aと、レ
ールインナパネル40に沿って上方へ延設した縦壁部8
0Bとに、ガイドプレート80の長手方向に延びる複数
の中空部82が押し出し形成されている。また、エアバ
ッグ袋体展開時には、ガイドプレート80は、基部80
Aの車室内方端部に形成した凹溝84で屈曲し、ルーフ
ヘッドライニング42の車幅方向外側部42Aに沿って
配設されたガイド壁80Cが車室内方へ展開するように
なっている。
【0074】ガイドプレート80の基部80Aの車室内
方部下面には、前後方向中間にガイド壁連動手段として
の前後一対の車両前後方向に延びる板状の係合突起86
が形成されている。
【0075】なお、図11に示される如く、係合突起8
6、金属プレート68等は第2実施形態(図5及び図6
(A))と同一となっている。
【0076】図12に示される如く、ガイドプレート8
0の縦壁部80Bには、前後方向両端上部に取付部80
Dが突出成形されており、これらの取付部80Dには、
それぞれ、取付孔88、90が穿設されている。前方の
取付孔88には、ボルト等の固定手段46が貫通する円
孔部88Aから前方へ向けて幅狭の延設部88Bが形成
されており、後方の取付孔90には、ボルト等の固定手
段46が貫通する円孔部90Aから後方へ向けて幅狭の
延設部90Bが形成されている。
【0077】従って、ガイドプレート80の係合突起8
6に、ガイド壁連動手段としての金属プレート68が係
合し、車室内方への荷重が作用すると、ガイドプレート
80の前方側の取付部80Dにおいては、固定手段46
が取付孔88の円孔部88Aから延設部88Bへ相対移
動し、ガイドプレート80の後方側の取付部80Dにお
いては、固定手段46が取付孔90の円孔部90Aから
延設部90Bへ相対移動する。この結果、ガイドプレー
ト80の前後方向中間部が車室内方へ湾曲し、ガイドプ
レート80のBピラーガーニッシュ51の上端部51A
と係合している部位がエアバッグ袋体16と伴に車室内
方へ移動するようになっている。なお、エアバッグ袋体
16は、車室内方への移動が可能となるように若干の余
裕を持って格納されている。
【0078】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0079】本実施形態では、側突時にBピラー18が
変形するとBピラーガーニッシュ51の上端部51Aが
車室内方に移動するが、Bピラーガーニッシュ51の上
端部51Aが車室内方へ若干移動すると、Bピラーガー
ニッシュ51に固定された金属プレート68の係合穴6
6がガイドプレート80の係合突起86に係合し、係合
突起86を車室内方へ移動させる。この際、ガイドプレ
ート80の前方側の取付部80Dにおいては、固定手段
46が取付孔88の円孔部88Aから延設部88Bへ相
対移動し、ガイドプレート80の後方側の取付部80D
においては、固定手段46が取付孔90の円孔部90A
から延設部90Bへ相対移動する。この結果、ガイドプ
レート80の前後方向中間部が車室内方へ湾曲し、ガイ
ドプレート80のBピラーガーニッシュ51の上端部5
1Aと係合している部位がエアバッグ袋体16とともに
車室内方へ移動する。このため、膨張展開途中のエアバ
ッグ袋体16がBピラーガーニッシュ51の上端部51
Aに引っ掛かることが無く、エアバッグ袋体16を所定
の車両側部と乗員側部との間に確実に展開させることが
できる。
【0080】また、本実施形態では、ガイドプレート8
0の前方側の取付部80Dと後方側の取付部80Dと
を、レールインナパネル40に対して相対移動可能にす
るのみの簡単な構成になる。
【0081】次に、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造の第6実施形態を図13及び図14に従って説
明する。
【0082】なお、第5実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0083】図13に示される如く、本実施形態では、
ガイドプレート80の基部80Aに車室内方(図13の
矢印C方向)へ伸長可能は蛇腹部92がガイドプレート
80の長手方向に沿って押し出し形成されている。
【0084】図14に示される如く、本実施形態では、
ガイドプレート80の前後の取付部80Dに穿設された
取付孔94、96はそれぞれ円孔となっている。
【0085】従って、ガイドプレート80の係合突起8
6に金属プレート68が係合し、車室内方への荷重が作
用すると、ガイドプレート80の蛇腹部92が車室内方
(図13の矢印C方向)へ延びる。この結果、ガイドプ
レート80のBピラーガーニッシュ51の上端部51A
と係合している部位がエアバッグ袋体16とともに車室
内方へ移動するようになっている。
【0086】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0087】本実施形態では、側突時にBピラー18が
変形するとBピラーガーニッシュ51の上端部51Aが
車室内方に移動するが、Bピラーガーニッシュ51の上
端部51Aが車室内方へ若干移動すると、Bピラーガー
ニッシュ51に固定された金属プレート68に係合穴6
6がガイドプレート80の係合突起86に係合し、係合
突起86を車室内方への移動させる。この際、ガイドプ
レート80の蛇腹部92が車室内方へ延びる。この結
果、ガイドプレート80のBピラーガーニッシュ51の
上端部51Aと係合している部位がエアバッグ袋体16
とともに車室内方へ移動する。このため、膨張展開途中
のエアバッグ袋体16がBピラーガーニッシュ51の上
端部51Aに引っ掛かることが無く、エアバッグ袋体1
6を所定の車両側部と乗員側部との間に確実に展開させ
ることができる。
【0088】また、本実施形態では、ガイドプレート8
0に形成した蛇腹部92によりガイド壁80Cを車室内
方に変形可能にするのみの簡単な構成になる。
【0089】次に、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造の第7実施形態を図15〜図17に従って説明
する。
【0090】なお、第2実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0091】図16に示される如く、本実施形態では、
ジャンプ台61に移動制限手段、ガイド壁連動手段とし
ての前後一対の車両前後方向に延びる板状の係合突起6
4が形成されており、ガイド壁連動手段としての金属プ
レート68には、前後一対の係合穴66が形成されてい
る。
【0092】図15に示される如く、本実施形態では、
係合突起64が断面コ字状になっており、先端部64A
が係合穴66内に入るようになっている。
【0093】図17に示される如く、係合突起64の先
端部64Aは、先端側の幅L1が根元側の幅L2よりも
狭くテーパ面64B、64Cを有しており、根元側の幅
L2が、係合穴66の幅L3より広くなっている。この
結果、図17に二点鎖線で示されるように、係合突起6
4は、係合穴66の内周部にテーパ面64B、64Cで
係止されるようになっている。
【0094】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0095】本実施形態では、側突時にBピラー18が
変形すると、クリップ56がレールインナパネル40の
取付孔57から外れ、Bピラーガーニッシュ51の上端
部51Aが車室内方へ移動しようとするが、Bピラーガ
ーニッシュ51の上端部51Aが車室内方(図15の矢
印A方向)へ若干移動すると、Bピラーガーニッシュ5
1の取付部51Dに固定された金属プレート68に形成
した係合穴66に、ジャンプ台61の係合突起64が係
合し、Bピラーガーニッシュ上端部51Aの車室内方へ
の移動が制限される。従って、膨張展開途中のエアバッ
グ袋体16がBピラーガーニッシュ51の上端部51A
に引っ掛かることが無く、エアバッグ袋体16を所定の
車両側部と乗員側部との間に確実に展開させることがで
きる。また、係合突起64と係合穴66を形成するだけ
の簡単な構成とすることができる。
【0096】また、本実施形態では、係合突起64が、
係合穴66の内周部にテーパ面64B、64Cにより局
部的に嵌合状態となり、その位置に係止される。この結
果、両者の係合状態が容易に解除することがなく、Bピ
ラーガーニッシュ51の上端部51Aの車室内方への移
動をより確実に制限できる。しかも、係合突起64にテ
ーパ面64B、64Cを形成するだけの簡単な構成で効
果が得られる。
【0097】なお、本実施形態では、係合突起64にテ
ーパ面64B、64Cを形成したが、これに代えて、図
18に示される如く、係合突起64に形成されたテーパ
面64B、64Cの根元部に係合溝64D、64Eを形
成し鍵形状としても良い。この場合には、図18に二点
鎖線で示すように、係合突起64の係合溝64D、64
Eが、係合穴66の外周部に係合するため、両者の係合
関係を更に確実に維持できる。
【0098】次に、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造の第8実施形態を図19及び図20に従って説
明する。
【0099】なお、第2実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0100】図20に示される如く、本実施形態ではエ
アバッグ袋体展開方向規制手段としてのジャンプ台61
に、縦壁部61Aとガイド壁61Cとに跨がる切欠67
が前後方向に所定の間隔を開けて形成されており、縦壁
部61Aとガイド壁61Cとの境が脆弱部61Eとなっ
ている。従って、エアバッグ袋体16が展開膨張する際
には、図21に示される如く、エアバッグ袋体16の膨
張圧によって、脆弱部61Eを起点にして、ガイド壁6
1Cが略下方(図21の矢印D方向)へ揺動するように
なっている。
【0101】図19に示される如く、Bピラーガーニッ
シュ51の上端部51Aに形成されたフランジ部51C
の上端には、車室外側へ向けて延設部51Eが形成され
ており、この延設部51Eには、移動制限手段としての
前後一対の係合穴66が形成されている。従って、ガイ
ド壁61Cが略下方(図19の矢印D方向)へ若干移動
すると、図21に示される如く、Bピラーガーニッシュ
51の延設部51Eに形成した係合穴66に、ジャンプ
台61の係合突起64が係合し、Bピラーガーニッシュ
上端部51Aの車室内方への移動を制限するようになっ
ている。なお、係合突起64と係合穴66との大きさの
関係は、Bピラーガーニッシュ上端部51Aの車室内方
への移動及び車室内側斜め前後方向への移動も確実に規
制できる大きさに設定されている。
【0102】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0103】本実施形態では、エアバッグ袋体16が展
開膨張する際に、図21に示される如く、エアバッグ袋
体16の膨張圧によって、脆弱部61Eを起点にして、
ガイド壁61Cが略下方(図21の矢印D方向)へ揺動
する。この結果、Bピラーガーニッシュ51の延設部5
1Eに形成した係合穴66に、ジャンプ台61の係合突
起64が係合し、Bピラーガーニッシュ上端部51Aの
車室内方への移動を制限する。即ち、本実施形態では、
エアバッグ袋体16の膨張力を利用して、係合穴66に
係合突起64が係合させるため、Bピラーガーニッシュ
上端部51Aの車室内方への移動量を小さくできる。
【0104】また、この様に、Bピラーガーニッシュ上
端部51Aの車室内方への移動量を小さくできるため、
Bピラーガーニッシュ上端部51Aをレールインナパネ
ル40(Bピラーインナパネル)に強固に固定する必要
が無く、Bピラーガーニッシュ51の組付性を損なうこ
ともない。
【0105】なお、本実施形態では、縦壁部61Aとガ
イド壁61Cとに跨がる切欠67により脆弱部61Eを
形成したが、これに代えて、図22に示される如く、イ
ンテグラルヒンジによって脆弱部81Aを有する樹脂板
材81をインサイート成形し、縦壁部61Aとガイド壁
61Cとを連結することで、エアバッグ袋体16の膨張
圧によって、脆弱部81Aを起点にして、ガイド壁61
Cが略下方(図22の矢印D方向)へ揺動する構成とし
ても良い。
【0106】次に、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造の第9実施形態を図23〜図26に従って説明
する。
【0107】なお、第8実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0108】図24に示される如く、本実施形態では、
エアバッグ袋体展開方向規制手段としてのジャンプ台6
1のガイド壁61Cに矩形状の切欠69が形成されてお
り、この切欠69と対向する部位にはジャンプ台61の
一部を構成する係合プレート71が配設されている。係
合プレート71のガイド壁部71Aの長手方向の両端部
71Bは、それぞれガイド壁61Cの上面に溶着されて
おり、両端部71Bの近傍には、幅方向両側から切欠7
1Cが形成された脆弱部71Dとなっている。
【0109】従って、エアバッグ袋体16が展開膨張す
る際には、エアバッグ袋体16の膨張圧によって、図2
6に二点鎖線で示される如く、脆弱部71Dが屈曲し、
係合プレート71のガイド壁部71Aがジャンプ台61
に対して略下方(図25の矢印D方向)へ相対移動する
ようになっている。
【0110】図24に示される如く、係合プレート71
のガイド壁部71Aの先端部には、前後方向中間に移動
制限手段としての前後一対の車両前後方向に延びる板状
の係合突起75が形成されている。また、Bピラーガー
ニッシュ51の上端部51Aに形成されたフランジ部5
1Cの上端には、車室外側へ向けて延設部51Eが形成
されており、この延設部51Eには、移動制限手段とし
ての前後一対の係合穴66が形成されている。従って、
係合プレート71のガイド壁部71Aとともに係合突起
75が略下方(図23の矢印D方向)へ若干移動する
と、図25に示される如く、Bピラーガーニッシュ51
の延設部51Eに形成した係合穴66に、係合突起75
が係合し、Bピラーガーニッシュ上端部51Aの車室内
方への移動を制限するようになっている。なお、係合突
起75と係合穴66との大きさの関係は、Bピラーガー
ニッシュ上端部51Aの車室内方への移動及び車室内側
斜め前後方向への移動も確実に規制できる大きさに設定
されている。
【0111】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0112】本実施形態では、エアバッグ袋体16が展
開膨張する際に、エアバッグ袋体16の膨張圧によっ
て、図26に二点鎖線で示される如く、係合プレート7
1の脆弱部71Dが屈曲し、係合プレート71のガイド
壁部71Aとともに係合突起75がジャンプ台61に対
して略下方(図25の矢印D方向)へ相対移動する。こ
の結果、図25に示される如く、Bピラーガーニッシュ
51の延設部51Eに形成した係合穴66に、係合プレ
ート71のガイド壁部71Aの係合突起75が係合し、
Bピラーガーニッシュ上端部51Aの車室内方への移動
を制限する。即ち、本実施形態では、エアバッグ袋体1
6の膨張力を利用して、係合穴66に係合突起75が係
合させるため、Bピラーガーニッシュ上端部51Aの車
室内方への移動量を更に小さくできる。
【0113】また、この様に、Bピラーガーニッシュ上
端部51Aの車室内方への移動量を小さくできるため、
Bピラーガーニッシュ上端部51Aをレールインナパネ
ル40に強固に固定する必要が無く、Bピラーガーニッ
シュ51の組付性を損なうこともない。
【0114】次に、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造の第10実施形態を図27〜図29に従って説
明する。
【0115】なお、第8実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0116】図28に示される如く、本実施形態では、
エアバッグ袋体展開方向規制手段としてのジャンプ台6
1の縦壁部61Aの前後両端部に突出部61Fが形成さ
れており、これらの突出部61Fにより、ジャンプ台6
1のガイド壁を構成する係合プレート73が支持されて
いる。即ち、図29に示される如く、係合プレート73
の縦壁部73Aの両端部73Bが、突出部61Fとのヘ
ミング加工により、ジャンプ台61の縦壁部61Aに対
して略上下方向(図27の矢印E方向とその反対方向)
へ所定量移動可能となっている。
【0117】図28に示される如く、係合プレート73
の縦壁部73Aの下端部からBピラーガーニッシュ51
の上端部51Aの方向に向かって延びるガイド壁73C
が形成されており、このガイド壁73Cの先端部には、
前後方向中間に移動制限手段としての前後一対の車両前
後方向に延びる板状の係合突起79が形成されている。
【0118】従って、エアバッグ袋体16が展開膨張す
る際には、エアバッグ袋体16の膨張圧によって、係合
プレート73の縦壁部73Aと、ジャンプ台61の突出
部61Fとのヘミング加工部において、係合プレート7
3が略下方(図27の矢印E方向)へスライド可能にな
っている。
【0119】図28に示される如く、Bピラーガーニッ
シュ51の上端部51Aに形成されたフランジ部51C
の上端には、車室外側へ向けて延設部51Eが形成され
ており、この延設部51Eには、移動制限手段としての
前後一対の係合穴66が形成されている。従って、係合
プレート73が略下方(図27の矢印E方向)へ若干ス
ライドすると、図27に二点鎖線で示される如く、Bピ
ラーガーニッシュ51の延設部51Eに形成した係合穴
66に、係合プレート73の係合突起79が係合し、B
ピラーガーニッシュ上端部51Aの車室内方への移動を
制限するようになっている。なお、係合突起79と係合
穴66との大きさの関係は、Bピラーガーニッシュ上端
部51Aの車室内方への移動及び車室内側斜め前後方向
への移動も確実に規制できる大きさに設定されている。
【0120】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0121】本実施形態では、エアバッグ袋体16が展
開膨張する際に、エアバッグ袋体16の膨張圧によっ
て、ジャンプ台61の縦壁部61Aに対して係合プレー
ト73が略下方(図27の矢印E方向)へスライドす
る。この結果、図27に二点鎖線で示される如く、ガイ
ド壁73Cが下方へ移動し、ピラーガーニッシュ51の
延設部51Eに形成した係合穴66に、係合プレート7
3の係合突起79が係合し、Bピラーガーニッシュ上端
部51Aの車室内方への移動を制限する。即ち、本実施
形態では、エアバッグ袋体16の膨張力を利用して、係
合穴66に係合突起73が係合させるため、Bピラーガ
ーニッシュ上端部51Aの車室内方への移動量を更に小
さくできる。
【0122】また、この様に、Bピラーガーニッシュ上
端部51Aの車室内方への移動量を小さくできるため、
Bピラーガーニッシュ上端部51Aをレールインナパネ
ル40に強固に固定する必要が無く、Bピラーガーニッ
シュ51の組付性を損なうこともない。
【0123】なお、本実施形態では、ジャンプ台61の
縦壁部61Aに対して係合プレート73が略下方(図2
7の矢印E方向)へスライド可能であるため、Bピラー
ガーニッシュ51の上端部51Aをレールインナパネル
40に組付けた後、係合突起73を予めBピラーガーニ
ッシュ上端部51Aの係合穴66に係合させる構成とす
ることも可能である。
【0124】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、各実施形態では、折り畳まれたエアバッ
グ袋体16をベルト52(図3参照)によって、折り畳
み状態に保持したが、ベルト52に代えて、ラップ材、
ケース等によってエアバッグ袋体を折り畳み形状に保持
する構成としても良い。
【0125】また、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の
配設構造は、インフレータを車両後側、例えばCピラー
30に配設したエアバッグ装置にも適用可能であり、こ
の場合には、ジャンプ台61をBピラーガーニッシュ5
1の上端部51Aに対向する領域、好ましくは、ルーフ
サイドレール28におけるBピラー18の後方側に配設
されるアシストグリップ等とラップする位置からBピラ
ーガーニッシュ51の上端部51Aに至る領域に配設す
る。さらに、前席乗員だけでなく後席乗員の頭部をも保
護可能とした前後席用頭部保護エアバッグ装置にも適用
可能である。
【0126】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造は、展開途中のエアバッグ袋体がB
ピラーガーニッシュの上端部に引っ掛からず、エアバッ
グ袋体を確実に展開できるという優れた効果を有する。
【0127】請求項2記載の本発明の頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造は、請求項1記載の効果に加えて、構
成を簡単にできるという優れた効果を有する。
【0128】請求項3記載の本発明の頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造は、展開途中のエアバッグ袋体がBピ
ラーガーニッシュの上端部に引っ掛からず、エアバッグ
袋体を確実に展開できるという優れた効果を有する。
【0129】請求項4記載の本発明の頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造は、請求項3記載の効果に加えて、構
成を簡単にできるという優れた効果を有する。
【0130】請求項5記載の本発明の頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造は、展開途中のエアバッグ袋体がBピ
ラーガーニッシュの上端部に引っ掛からず、エアバッグ
袋体を確実に展開できるという優れた効果を有する。
【0131】請求項6記載の本発明の頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造は、請求項5記載の効果に加えて、構
成を簡単にできるという優れた効果を有する。
【0132】請求項7記載の本発明の頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造は、請求項5記載の効果に加えて、構
成を簡単にできるという優れた効果を有する。
【0133】請求項8記載の本発明の頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造は、請求項1〜5のいずれかに記載の
効果に加えて、Bピラーガーニッシュ上端部の車室内方
への移動をより確実に制限できると共に、簡単な構成で
効果が得られるという優れた効果を有する。
【0134】請求項9記載の本発明の頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造は、請求項1〜5のいずれかに記載の
効果に加えて、係合関係を更に確実に維持できるという
優れた効果を有する。
【0135】請求項10記載の本発明の頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造は、請求項1に記載の効果に加え
て、Bピラーガーニッシュの組付性を損なうことなく、
エアバッグ袋体膨張力を利用して、上端部の車室内方へ
の移動量を小さくできるという優れた効果を有する。
【0136】請求項11記載の本発明の頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造は、請求項1に記載の効果に加え
て、Bピラーガーニッシュの組付性を損なうことなく、
エアバッグ袋体の膨張力を利用してBピラーガーニッシ
ュ上端部の車室内方への移動量を更に小さくできるとい
う優れた効果を有する。
【0137】請求項12記載の本発明の頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造は、請求項1に記載の効果に加え
て、Bピラーガーニッシュの組付性を損なうことなく、
エアバッグ袋体の膨張力を利用してBピラーガーニッシ
ュ上端部の車室内方への移動量をより小さくできると共
に、エアバッグ袋体展開方向規制手段の係合突起を予め
Bピラーガーニッシュ上端部の係合穴に係合させること
も可能であるという優れた効果を有する。
【0138】
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造が適用された車室のBピラーガーニッ
シュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た斜視図で
ある。
【図3】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造が適用された車室の運転席側の側面に
おけるエアバッグ袋体格納状態を示す概略側面図であ
る。
【図4】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造が適用された車室の運転席側の側面に
おけるエアバッグ袋体展開完了状態を示す概略側面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造における図1に対応する断面図であ
る。
【図6】(A)は本発明の第2実施形態に係る頭部保護
エアバッグ袋体の配設構造が適用された車室のBピラー
ガーニッシュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た
斜視図であり、(B)は本発明の第2実施形態の変形例
に係る頭部保護エアバッグ袋体の配設構造が適用された
車室のBピラーガーニッシュの上端部を示す車室内側斜
め前方から見た斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造における図1に対応する断面図であ
る。
【図8】本発明の第3実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造が適用された車室のBピラーガーニッ
シュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た斜視図で
ある。
【図9】本発明の第4実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の配設構造における図1に対応する断面図であ
る。
【図10】本発明の第4実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造が適用された車室のBピラーガーニ
ッシュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た斜視図
である。
【図11】本発明の第5実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造における図1に対応する断面図であ
る。
【図12】本発明の第5実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造が適用された車室のBピラーガーニ
ッシュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た斜視図
である。
【図13】本発明の第6実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造における図1に対応する断面図であ
る。
【図14】本発明の第6実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造が適用された車室のBピラーガーニ
ッシュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た斜視図
である。
【図15】本発明の第7実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造における図1に対応する断面図であ
る。
【図16】本発明の第7実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造が適用された車室のBピラーガーニ
ッシュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た斜視図
である。
【図17】図15の17−17線に沿った拡大断面図で
ある。
【図18】本発明の第7実施形態の変形例に係る頭部保
護エアバッグ袋体の配設構造における図17に対応する
断面図である。
【図19】本発明の第8実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造における図1に対応する断面図であ
る。
【図20】本発明の第8実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造が適用された車室のBピラーガーニ
ッシュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た斜視図
である。
【図21】本発明の第8実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造の作用説明図である。
【図22】本発明の第8実施形態の変形例に係る頭部保
護エアバッグ袋体の配設構造における図19に対応する
断面図である。
【図23】本発明の第9実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造における図1に対応する断面図であ
る。
【図24】本発明の第9実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造が適用された車室のBピラーガーニ
ッシュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た斜視図
である。
【図25】本発明の第9実施形態に係る頭部保護エアバ
ッグ袋体の配設構造の作用説明図である。
【図26】図24の26−26線に沿った拡大断面図で
ある。
【図27】本発明の第10実施形態に係る頭部保護エア
バッグ袋体の配設構造における図1に対応する断面図で
ある。
【図28】本発明の第10実施形態に係る頭部保護エア
バッグ袋体の配設構造が適用された車室のBピラーガー
ニッシュの上端部を示す車室内側斜め前方から見た斜視
図である。
【図29】図28の29−29線に沿った拡大断面図で
ある。
【図30】従来の実施形態に係る頭部保護エアバッグ袋
体の配設構造が適用された車室のBピラーガーニッシュ
の上端部を示す図1に略対応する断面図である。
【符号の説明】
10 頭部保護エアバッグ装置 12 センサ 14 インフレータ 16 エアバッグ袋体 18 Bピラー 20 Aピラー 28 ルーフサイドレール 40 レールインナパネル 51 Bピラーガーニッシュ 51A Bピラーガーニッシュの上端部 61 ジャンプ台(エアバッグ袋体展開方向規制手
段) 61C ジャンプ台のガイド壁 61E ジャンプ台の脆弱部 64 係合突起(移動制限手段) 64B 係合突起のテーパ面 64C 係合突起のテーパ面 64D 係合突起の係合溝 64E 係合突起の係合溝 66 係合穴(移動制限手段) 67 切欠 68 金属プレート 71 係合プレート 71D 係合プレートの脆弱部 72 プレート 72B 係合突起(移動制限手段) 73 係合プレート 75 係合突起(移動制限手段) 77 係合穴(移動制限手段) 78 プレート(エアバッグ袋体連動手段、エアバッ
グ袋体展開方向規制手段) 78B プレートの係合部 78D プレートのガイド壁 79 係合突起(移動制限手段) 80 ガイドプレート(エアバッグ袋体展開方向規制
手段) 80C ガイドプレートのガイド壁 81 樹脂板材 81A 樹脂板材の脆弱部 86 係合突起(ガイド壁連動手段) 88 取付孔 90 取付孔 92 蛇腹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 漆 則夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA18 BB02 CA33 CA34 CA40 DA01 DA21 3D023 BA01 BA07 BB09 BC01 BD08 BD10 BE03 BE09 BE24 BE36 3D054 AA02 AA07 AA18 AA20 BB24 FF17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともルーフサイドレールに沿って
    カーテン状に展開する頭部保護エアバッグ袋体の配設構
    造において、 Bピラーガーニッシュの上端部に近接するルーフサイド
    レールに配設され、前記Bピラーガーニッシュの上端部
    に向かって延びるガイド壁を有するエアバッグ袋体展開
    方向規制手段と、 前記Bピラーガーニッシュの上端部と前記エアバッグ袋
    体展開方向規制手段とに配設され、側突時に互いに係合
    することにより前記Bピラーガーニッシュの上端部の車
    室内方への移動を制限する移動制限手段と、 を有することを特徴とする頭部保護エアバッグ袋体の配
    設構造。
  2. 【請求項2】 前記移動制限手段は、前記Bピラーガー
    ニッシュの上端部と前記エアバッグ袋体展開方向規制手
    段とのうちの一方に突出形成された係合突起と、他方に
    形成された係合穴から成ることを特徴とする請求項1記
    載の頭部保護エアバッグ袋体の配設構造。
  3. 【請求項3】 少なくともルーフサイドレールに沿って
    カーテン状に展開する頭部保護エアバッグ袋体の配設構
    造において、 側突時におけるBピラーガーニッシュの上端部の車室内
    方への移動に連動してエアバッグ袋体を車室内方へ移動
    させるエアバッグ袋体連動手段を設けたことを特徴とす
    る頭部保護エアバッグ袋体の配設構造。
  4. 【請求項4】 前記エアバッグ袋体連動手段は、前記B
    ピラーガーニッシュの上端部に設けられ、エアバッグ袋
    体を車室内方へ案内するガイド壁と、エアバッグ袋体の
    車室外側面に回り込む延設部と、を備えたプレートであ
    ることを特徴とする請求項3記載の頭部保護エアバッグ
    袋体の配設構造。
  5. 【請求項5】 少なくともルーフサイドレールに沿って
    カーテン状に展開する頭部保護エアバッグ袋体の配設構
    造において、 Bピラーガーニッシュの上端部に近接するルーフサイド
    レールに配設され、前記Bピラーガーニッシュの上端部
    に向かって延びるガイド壁を有するエアバッグ袋体展開
    方向規制手段と、 側突時におけるBピラーガーニッシュ上端部の車室内方
    への移動に連動して前記エアバッグ袋体展開方向規制手
    段のガイド壁を車室内方へ移動させるガイド壁連動手段
    と、 を有することを特徴とする頭部保護エアバッグ袋体の配
    設構造。
  6. 【請求項6】 前記エアバッグ袋体展開方向規制手段
    は、車室内方に変形可能にルーフサイドレールに取り付
    けられていることを特徴とする請求項5記載の頭部保護
    エアバッグ袋体の配設構造。
  7. 【請求項7】 前記エアバッグ袋体展開方向規制手段の
    ガイド壁を車室内方に変形可能としたことを特徴とする
    請求項5記載の頭部保護エアバッグ袋体の配設構造。
  8. 【請求項8】 前記移動制限手段またはガイド壁連動手
    段は、前記Bピラーガーニッシュ上端部と前記エアバッ
    グ袋体展開方向規制手段とのうちの一方に形成された係
    合突起と、他方に形成され前記係合突起が係合する係合
    穴とから構成され、且つ前記係合突起は先端側の幅が根
    元側の幅よりも狭くテーパ面を有し、前記係合穴に前記
    テーパ面で係止されることを特徴とする請求項1または
    5記載の頭部保護エアバッグ袋体の配設構造。
  9. 【請求項9】 前記移動制限手段またはガイド壁連動手
    段は、前記Bピラーガーニッシュ上端部と前記エアバッ
    グ袋体展開方向規制手段とのうちの一方に形成された係
    合突起と、他方に形成され前記係合突起が係合する係合
    穴とから構成され、且つ前記係合突起は先端側の幅が根
    元側の幅よりも狭くテーパ面を有し、その根元部に係合
    溝が形成された鍵形状であることを特徴とする請求項1
    または5記載の頭部保護エアバッグ袋体の配設構造。
  10. 【請求項10】 前記移動制限手段は、前記エアバッグ
    袋体展開方向規制手段に突出形成した係合突起と、前記
    Bピラーガーニッシュ上端部に形成された係合穴とから
    構成され、且つ、前記エアバッグ袋体展開方向規制手段
    に脆弱部を形成し、エアバッグ袋体膨張展開時に前記エ
    アバッグ袋体展開方向規制手段のガイド壁を前記脆弱部
    を起点に下方へ変形させて前記係合突起を前記係合穴に
    係合させることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護
    エアバッグ袋体の配設構造。
  11. 【請求項11】 前記移動制限手段は、前記エアバッグ
    袋体展開方向規制手段に対して下方に相対移動可能に設
    けられた係合突起を有する係合プレートと、前記Bピラ
    ーガーニッシュ上端部に形成された係合穴とから構成さ
    れ、エアバッグ袋体の膨張力により前記係合プレートを
    下方に向かって移動させて前記係合突起を前記係合穴に
    係合させることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護
    エアバッグ袋体の配設構造。
  12. 【請求項12】 前記移動制限手段は、前記エアバッグ
    袋体展開方向規制手段に突出形成された係合突起と、前
    記Bピラーガーニッシュ上端部に形成された係合穴とか
    ら構成され、且つ前記エアバッグ袋体展開方向規制手段
    のガイド壁が上下方向に所定量だけスライド可能とされ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エア
    バッグ袋体の配設構造。
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