JP3501741B2 - 自動車用乗員保護装置の配設構造 - Google Patents

自動車用乗員保護装置の配設構造

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JP3501741B2
JP3501741B2 JP2000289208A JP2000289208A JP3501741B2 JP 3501741 B2 JP3501741 B2 JP 3501741B2 JP 2000289208 A JP2000289208 A JP 2000289208A JP 2000289208 A JP2000289208 A JP 2000289208A JP 3501741 B2 JP3501741 B2 JP 3501741B2
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bag
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pillar
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピラーとルーフサ
イドレールとに跨がって折り畳み状態で格納されたバッ
グを、側突時にインフレータから噴出されたガスによっ
て車室内におけるルーフサイドレール下方にカーテン状
に膨張させる自動車用乗員保護装置の配設構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】側突時
における乗員頭部の保護性能を向上させるべく、フロン
トピラー内に配設されたインフレータを作動させて、フ
ロントピラー及びルーフサイドレールに跨がって内装材
とボディーパネルとの間に格納されたカーテン状のエア
バッグを膨張させる乗員保護装置が既に提案されてい
る。以下、この種の乗員保護装置を開示した特開平6−
227340号公報に示される構成について説明する。
【0003】図8に示されるように、乗員保護装置40
0は、側突状態を検出するセンサ402と、このセンサ
402が側突状態を検出することにより作動してガスを
噴出するインフレータ404と、フロントピラー406
の上端部からルーフサイドレール408に沿って配置さ
れかつ折り畳み状態でトリム410内に格納された細長
いバッグ412と、を主要構成要素として構成されてい
る。なお、バッグ412の前端部はインフレータ404
の上端部に接続されており、又バッグ412の後端部は
センタピラー414の前方部位に位置されている。
【0004】上記構成によれば、センサ402によって
側面衝突されたことが検出されると、インフレータ40
4が作動してガスを噴出する。このため、噴出ガスがバ
ッグ412内に供給され、バッグ412の膨張圧でトリ
ム410が展開される。その結果、カーテン状に膨張し
たバッグ412が乗員頭部と車室側面との間に介在され
る。
【0005】ところで、上述した乗員保護装置400で
は、バッグ412がフロントピラー406の上端部から
センタピラー414の前方部位までしか配設されていな
いが、乗員頭部の保護性能を向上させる観点からすれ
ば、バッグ412の前端固定点412Aと後端固定点4
12Bとを結んだテンションラインを下げる(後傾させ
る)ことが望ましい。そのためには、バッグ412をセ
ンタピラー414よりも後方へ延長させて、バッグ41
2の後端固定点412Bを極力後方に設定する必要があ
る。
【0006】しかしながら、単純にバッグ412をルー
フサイドレール408に沿って後方へ延長させて後端固
定点412Bを極力後方に設定すると、ルーフサイドレ
ール408とセンタピラー414のピラーガーニッシュ
416の上端部との合わせ部418にバッグ412が干
渉したり、膨張するバッグ412の一部がピラーガーニ
ッシュ416とセンタピラー414のピラーインナパネ
ルとの間の空間に入り込む等して、バッグ412の迅速
かつ確実な膨張を阻害することも考えられる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、センタピラー
のピラーガーニッシュの上端部よってバッグの膨張が阻
害されるのを防止することにより、迅速かつ確実にバッ
グを膨張させることができる自動車用乗員保護装置の配
設構造を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車体の所定部位に配置され、側突時にガスを噴出す
るインフレータと、ピラーとルーフサイドレールとに跨
がって折り畳み状態で配置され、インフレータから供給
されたガスによって車室内におけるルーフサイドレール
下方にカーテン状に膨張されるバッグと、を含んで構成
される自動車用乗員保護装置の配設構造であって、天井
材における幅方向の外端部とピラーガーニッシュの上端
部とで構成され、折り畳み状態のバッグの下方に位置さ
れた合わせ部と、この合わせ部と当該合わせ部の車室外
側に離間して配置されたボディーパネルとの間に形成さ
れた空間部と、この空間部に配置されると共に当該空間
部を横断方向に仕切り、側突時に前記バッグが当該空間
部に入り込むのを防止する仕切り部材と、を有すること
を特徴としている。
【0009】請求項2記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置の配設構造は、請求項1記載の発明において、
前記天井材は、ルーフヘッドライニングである、ことを
特徴としている。
【0010】請求項3記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置の配設構造は、請求項1記載の発明において、
前記バッグには、膨張時に、前端固定点と後端固定点と
を結ぶテンションラインに沿って所定の張力が作用す
る、ことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置の配設構造は、請求項1記載の発明において、
前記仕切り部材の先端部は、バッグを収容するケースと
ボディーパネルとの間に挟持されている、ことを特徴と
している。
【0012】請求項5記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置の配設構造は、請求項1記載の発明において、
前記仕切り部材は、前記ピラーガーニッシュの上端部に
設けられかつ前記空間部を横切って前記ボディーパネル
側へ延出されたガーニッシュ側延出部である、ことを特
徴としている。
【0013】請求項6記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置の配設構造は、請求項5記載の発明において、
前記ガーニッシュ側延出部の先端部には、前記ボディー
パネルに形成された係合孔に係合される係合部が設けら
れている、ことを特徴としている。
【0014】請求項7記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置の配設構造は、請求項1記載の発明において、
前記仕切り部材は、前記ボディーパネル側に設けられか
つ前記空間部を横切ってピラーガーニッシュの上端部側
へ延出されたパネル側延出部である、ことを特徴として
いる。
【0015】請求項8記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置の配設構造は、請求項1記載の発明において、
前記仕切り部材は、前記空間部に設けられたエネルギー
吸収部材である、ことを特徴としている。
【0016】請求項9記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置の配設構造は、車体の所定部位に配置され、側
突時にガスを噴出するインフレータと、ピラーとルーフ
サイドレールとに跨がって折り畳み状態で配置され、イ
ンフレータから供給されたガスによって車室内における
ルーフサイドレール下方にカーテン状に膨張されるバッ
グと、を含んで構成される自動車用乗員保護装置の配設
構造であって、天井材における幅方向の外端部とピラー
ガーニッシュの上端部とで構成され、折り畳み状態のバ
ッグの下方に位置された合わせ部と、この合わせ部と当
該合わせ部の車室外側に離間して配置されたボディーパ
ネルとの間に形成された空間部と、この空間部の前記バ
ッグ下方側に配置され、側突時に前記バッグが前記合わ
せ部における天井材の幅方向の外端部の側に膨張するよ
うに当該バッグの膨張方向を規制する膨張方向規制面を
有する規制手段と、を有することを特徴としている。
【0017】
【0018】請求項10記載の本発明に係る自動車用乗
員保護装置の配設構造は、請求項1記載の発明におい
て、前記合わせ部は、前記天井材の幅方向の外端部と前
記ピラーガーニッシュの上端部とが重合することなく当
接することで構成されている、ことを特徴としている。
【0019】請求項1記載の本発明によれば、側突時に
なると、インフレータからガスが噴出される。このた
め、ピラーとルーフサイドレールとに跨って折り畳み状
態で格納されたバッグが、車室内におけるルーフサイド
レール下方にカーテン状に膨張される。これにより、車
体側部と乗員頭部との間にバッグが介在され、当該乗員
頭部が保護される。
【0020】ここで、本発明の場合、上記の如く、バッ
グがルーフサイドレール下方へカーテン状に膨張される
際に、膨張しようとするバッグがピラーガーニッシュの
上端部に引っ掛かり、バッグの適正な膨張が阻害される
可能性もある。
【0021】しかし、本発明では、天井材の幅方向にお
ける外端部とピラーガーニッシュの上端部の合わせ部と
当該合わせ部の車室外側に離間して配置されるボディー
パネルとの間の空間部に、当該空間部を横断方向に仕切
りバッグが空間部に入り込むのを防止する仕切り部材を
配置したので、バッグは合わせ部におけるピラーガーニ
ッシュの上端部の側には膨張せず、天井材の幅方向の
端部が車室内側へ押し開かれる。その結果、本発明によ
れば、バッグがルーフサイドレール下方にカーテン状に
膨張する際に、ピラーガーニッシュの上端部によってバ
ッグの適正な膨張が阻害されることはなく、迅速かつ確
実にバッグを膨張させることができる。
【0022】請求項2記載の本発明は、上記の天井材が
ルーフヘッドライニングであることを明らかにしたもの
であり、また請求項3記載の本発明は、バッグには膨張
時に前端固定点と後端固定点とを結ぶテンションライン
に沿って所定の張力が作用することを明らかにしたもの
である。
【0023】
【0024】請求項5記載の本発明によれば、仕切り部
材がピラーガーニッシュの上端部に設けられかつ空間部
を横切ってボディーパネル側へ延出されたガーニッシュ
側延出部であるため、バッグの膨張方向はガーニッシュ
側延出部によって規制されることになる。
【0025】加えて、ガーニッシュ側延出部はピラーガ
ーニッシュの成形時に一体に成形することができるの
で、部品点数が増加することもなく、構造の簡素化を図
ることができる。
【0026】請求項6記載の本発明によれば、ガーニッ
シュ側延出部の先端部には係合部が形成されており、こ
の係合部がボディーパネルに形成された係合孔に係合さ
れるため、ガーニッシュ側延出部を確実にボディーパネ
ルに保持することができ、ひいては支持強度を高めるこ
とができる。
【0027】請求項7記載の本発明によれば、仕切り部
材がボディーパネル側に設けられかつ空間部を横切って
ピラーガーニッシュ側へ延出されたパネル側延出部であ
るため、バッグの膨張方向はパネル側延出部によって規
制されることになる。
【0028】加えて、本発明によれば、高強度の仕切り
部材を得ることができる。その結果、仕切り部材に対す
る信頼性を向上させることができる。
【0029】請求項8記載の本発明によれば、仕切り部
材が空間部に設けられたエネルギー吸収部材であるた
め、バッグの膨張方向はエネルギー吸収部材によって規
制されることになる。
【0030】加えて、本発明によれば、低荷重作用時に
おける乗員頭部の二次衝突荷重を効果的に吸収すること
ができる。
【0031】請求項9記載の本発明によれば、側突時に
なると、インフレータからガスが噴出される。このた
め、ピラーとルーフサイドレールとに跨って折り畳み状
態で格納されたバッグが、車室内におけるルーフサイド
レール下方にカーテン状に膨張される。これにより、車
体側部と乗員頭部との間にバッグが介在され、当該乗員
頭部が保護される。 ここで、本発明の場合、上記の如
く、バッグがルーフサイドレール下方へカーテン状に膨
張される際に、膨張しようとするバッグがピラーガーニ
ッシュの上端部に引っ掛かり、バッグの適正な膨張が阻
害される可能性もある。 しかし、本発明では、天井材の
幅方向における外端部とピラーガーニッシュの上端部の
合わせ部と当該合わせ部の車室外側に離間して配置され
るボディーパネルとの間の空間部のバッグ下方側に、側
突時にバッグが合わせ部における天井材の幅方向の外端
部の側に膨張するように当該バッグの膨張方向を規制す
る膨張方向規制面を有する規制手段が設けられているの
で、この膨張方向規制面によってバッグが当該合わせ部
における天井材の外端部の側に膨張するようにバッグの
膨張方向が規制される。従って、バッグは合わせ部にお
けるピラーガーニッシュの上端部の側には膨張せず、天
井材の外端部が車室内側へ押し開かれる。その結果、本
発明によれば、バッグがルーフサイドレール下方にカー
テン状に膨張する際に、ピラーガーニッシュの上端部に
よってバッグの適正な膨張が阻害されることはない。
【0032】
【0033】請求項10記載の本発明は、上記の合わせ
部が天井材の幅方向の外端部とピラーガーニッシュの上
端部とが重合することなく当接することで構成されるこ
とを明らかにしたものである。
【0034】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 以下、図1〜図3を用いて、第1実施形態について説明
する。
【0035】図2及び図3には、自動車用乗員保護装置
としてのエアバッグ装置10の概略構成が側面視で示さ
れている。この図に示されるように、エアバッグ装置1
0は、側突状態を検出するためのセンサ12と、作動す
ることによりガスを噴出する円柱状のインフレータ14
と、所定の折り畳み方で折り畳まれたバッグ16と、を
主要構成要素として構成されている。以下、これらの要
素についてこの順に簡単に説明した後、本実施形態の要
部について説明する。
【0036】センサ12は、センタピラー(Bピラー)
18の下端部付近に配設されており、所定値以上の側突
荷重が車体側部に作用した場合に側突状態を検出するよ
うになっている。
【0037】インフレータ14はフロントピラー(Aピ
ラー)20とインストルメントパネル22との接続部付
近に配設されており、前述したセンサ12と接続されて
いる。従って、センサ12が側突状態を検出すると、イ
ンフレータ14が作動するようになっている。なお、イ
ンフレータ14を前記接続部付近に配設すると、後述す
る如くインフレータ14にバッグ16の前端部16Aを
直結させることができるというメリットがあるが、車体
の他の部位に配設してチューブ等でバッグ16の前端部
16Aと連結する構成を採ってもよい。また、インフレ
ータ14としては、内部に封入されたガス発生剤が燃焼
することによりガスを発生するガス発生剤封入タイプ
や、内部に設けられた隔壁を破断させることにより高圧
ガスを噴出する高圧ガス封入タイプ等が適用可能であ
る。
【0038】バッグ16は、側面視で略平行四辺形状に
形成されている。このバッグ16の上下方向中間部には
縫合等によって構成され、かつ後述するバッグ16の前
端固定点と後端固定点とを結ぶテンションラインを横切
りバッグ上下方向を長手方向とする複数の非膨張部24
が所定の間隔で形成されている。また、バッグ16は、
所定の折り畳み方で折り畳まれて長尺状にされた上で樹
脂製のケース26(図1参照)内に収容されている。さ
らに、上述したバッグ16は、フロントピラー20から
センタピラー18を跨ってルーフサイドレール28に沿
って配設されている。より具体的には、バッグ16の前
端部16Aはインフレータ14から噴出されたガスが流
入されるようにインフレータ配設位置に配置され、中間
部16Bはフロントピラー20及びルーフサイドレール
28に沿って配置され、後端部16Cはクォータピラー
(Cピラー)30付近に配置されている。従って、本実
施形態では、従来技術で用いられたものよりも、車両前
後方向に長いバッグ16が用いられている次に、本実施
形態の要部について説明する。図1には、センタピラー
18の内側に配設されるピラーガーニッシュ52の上端
部52Aとルーフヘッドライニング(成形天井)50の
外端部50Aとの合わせ部付近の縦断面構造が拡大して
示されている。この図に示されるように、センタピラー
18は、車室内側に配置されるピラーインナパネル36
と、車室外側に配置されるピラーアウタパネル37と、
ピラーインナパネル36とピラーアウタパネル37との
間に挟持状態で配置されるピラーリインフォース38
と、によって閉断面構造に構成されている。このセンタ
ピラー18のピラーインナパネル36の内側には、樹脂
製のピラーガーニッシュ52が取り付けられている。な
お、ピラーガーニッシュ52の裏面側には、図示しない
ショルダアンカの高さ調整時にショルダアンカと共にピ
ラー高さ方向にスライドするスライド部材39が配設さ
れている。
【0039】また、センタピラー18の上端部は図示し
ない閉断面構造のルーフレール部を介してルーフパネル
と結合されており、このルーフパネルの下方に基材40
及び表皮42から成るルーフヘッドライニング50が配
設されている。ルーフヘッドライニング50の外端部5
0Aが車室外側へ直角に屈曲されており、この外端部5
0Aにピラーガーニッシュ52の上端部52Aが重合す
ることなく面一に当接されることで、ルーフヘッドライ
ニング50とピラーガーニッシュ52との合わせ部が構
成されている。
【0040】ここで、本実施形態では、ピラーガーニッ
シュ52の上端部52Aに、L字状に屈曲された延出部
52Bが一体に形成されている。この延出部52Bの基
部52B1 はピラーインナパネル36に面直角に配置
されており、又延出部52Bの先端部52B2 はバッ
グ16を収容するケース26とピラーインナパネル36
との間に挟持されている。これにより、ピラーガーニッ
シュ52の上端部52Aとピラーインナパネル36との
間の空間部54が仕切られており、その意味では延出部
52Bは仕切り部材とも言える。
【0041】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
【0042】車体側部に所定値以上の側突荷重が作用す
ると、側面衝突されたことがセンサ12によって検出さ
れる。このため、インフレータ14が作動して、所定量
のガスが噴出される。これにより、バッグ16が膨張し
始め、その際の膨張圧でケース26をその角部にて破断
させて展開させる。膨張したバッグ16は、フロントピ
ラー20のピラーガーニッシュ52及びルーフサイドレ
ール28に位置するルーフヘッドライニング50の外端
部50Aを押し開きながら、ルーフサイドレール28の
下方にカーテン状に膨出される。これにより、バッグ1
6が車体側部と乗員頭部との間に介在され、乗員頭部を
保護する。
【0043】なお、バッグ16の膨張過程について補足
すると、本実施形態では前述した如くバッグ16の上下
方向中間部に複数の非膨張部24が形成されているた
め、インフレータ14から噴出されたガスはバッグ16
の前端部16Aから流入した後、最前端に位置された非
膨張部24によって上下に分流される。このため、バッ
グ16は、その外周部が枠状のフレームを形成するが如
く膨張し、続いて非膨張部24間にガスが流入し当該部
位をバッグ厚さ方向に膨張させる。これにより、非膨張
部24間に所定のテンションが作用し、最終的にはバッ
グ16は前端固定点と後端固定点とを結ぶテンションラ
インTに沿って大きな張力が作用した略平行四辺形状に
膨張する(図3参照)。
【0044】ここで、本実施形態では、ルーフヘッドラ
イニング50の外端部50Aの車室内側にピラーガーニ
ッシュ52の上端部52Aを重合させることなく面一に
当接させることで合わせ部を構成し、更に空間部54内
に当該上端部52Aの延出部52Bを配置したので、バ
ッグ16の膨張圧でケース26の一対の展開部26A、
26Bが互いに離反する方向へ展開すると、これに伴い
一方の展開部26Aによってルーフヘッドライニング5
0の外端部50Aが車室内側へ押し開かれる。このと
き、他方の展開部26Bの展開角度が、ピラーガーニッ
シュ52に設けられた延出部52Bの基部52B1 に
よって規制される。このため、バッグ16の膨張方向も
規制されるので、合わせ部におけるルーフヘッドライニ
ング50の外端部50Aにのみバッグ16の膨張圧を作
用させることができる。従って、本実施形態によれば、
ピラーガーニッシュ52の上端部52Aがバッグ16の
膨張を阻害することはなく、バッグ16を適正にかつ迅
速・確実に膨張させることができる。
【0045】また、本実施形態では、前述した如く、合
わせ部におけるルーフヘッドライニング50の外端部5
0Aにのみバッグ16の膨張圧を作用させることができ
るので、より一層迅速にバッグ16を膨張させることが
できるさらに、前述した延出部52Bはピラーガーニッ
シュ52の成形時に一体に形成することができるので、
部品点数が増加することもなく、構造の簡素化を図るこ
とができる。
【0046】一方、図4に示される実施形態では、図1
に示されるピラーガーニッシュ52の構成に加え、更に
延出部52Bの先端部52B2 に、L字状の係合部5
2Cが形成されている。係合部52Cは、ピラーインナ
パネル36に形成された係合孔56に弾性的に係合され
ている。従って、本実施形態においても、図1に示され
る構成と同様の作用、効果が得られる。加えて、本実施
形態によれば、係合部52Cが係合孔56に係合される
ことによって延出部52Bを確実に保持することができ
るので、他方の展開部26Bから受ける荷重に対する支
持強度を高めることができる。 〔第2実施形態〕 以下、図5を用いて、第2実施形態について説明する。
なお、前述した実施形態と同一構成部分については、同
一番号を付してその説明を省略する。
【0047】図5に示されるように、この実施形態にお
いても、車室外側へ直角に屈曲されたルーフヘッドライ
ニング50の外端部50Aに、同じく車室外側へ直角に
屈曲されたピラーガーニッシュ60の上端部60Aが重
合することなく面一に当接されることで、ルーフヘッド
ライニング50とピラーガーニッシュ60との合わせ部
が構成されている。さらに、本実施形態では、ピラーガ
ーニッシュ60の上端部60Aとピラーインナパネル3
6との間の空間部54に、発泡材から成るブロック状の
エネルギー吸収材62が配設されている。これにより、
ピラーガーニッシュ60の上端部60Aとピラーインナ
パネル36との間の空間部54が仕切られている。さら
に、このエネルギー吸収材62におけるバッグ16との
対向面62Aは、所定曲率半径の曲面に形成されてい
る。
【0048】上記構成によれば、バッグ16の膨張圧で
ケース26の一対の展開部26A、26Bが互いに離反
する方向へ展開すると、これに伴い一方の展開部26A
によってルーフヘッドライニング50の外端部50Aが
車室内側へ押し開かれる。このとき、本実施形態では、
他方の展開部26Bの展開角度が、エネルギー吸収材6
2の対向面62Aによって規制される。このため、バッ
グ16の膨張方向も規制されるので、合わせ部における
ルーフヘッドライニング50の外端部50Aにのみバッ
グ16の膨張圧を作用させることができる。従って、本
実施形態においても、前述した実施形態と同様に、バッ
グ16を適正にかつ迅速・確実に膨張させることができ
る。
【0049】さらに、本実施形態では、ピラーガーニッ
シュ60の上端部60Aとピラーインナパネル36との
間の空間部54に、発泡材から成るブロック状のエネル
ギー吸収材62を配設したので、低荷重側突時(即ち、
エアバッグ装置10が作動しない程度の側突荷重が作用
した時)における乗員頭部の二次衝突荷重を効果的に吸
収することができる。
【0050】なお、本実施形態では、エネルギー吸収材
62として発泡材を用いたが、これに限らず、樹脂リブ
等を用いる構成を採ってもよい。 〔第3実施形態〕 以下、図6を用いて、第3実施形態について説明する。
なお、前述した実施形態と同一構成部分については、同
一番号を付してその説明を省略する。
【0051】図6に示される実施形態では、バッグ16
を収容するケース70の一対の展開部70A、70Bの
うち、下方側に配置された他方の展開部70Bを断面略
三角形状となるように厚肉化している点に特徴がある。
なお、合わせ部の構成は前述した第2実施形態と同様で
ある。
【0052】上記構成によれば、バッグ16の膨張圧で
ケース70の一対の展開部70A、70Bが互いに離反
する方向へ展開すると、これに伴い一方の展開部70A
によってルーフヘッドライニング50の外端部50Aが
車室内側へ押し開かれる。このとき、本実施形態では、
他方の展開部70Bが断面略三角形状に厚肉化されてい
るので、同図に二点鎖線で示される如く、展開部70B
の一方の面70B1がピラーインナパネル36の車室内
側の面に当接する。このため、展開部70Bの他方の面
70B2 が所定の傾斜角度で配置されて膨張方向規制
面として機能する。従って、バッグ16の膨張方向が規
制されるので、合わせ部におけるルーフヘッドライニン
グ50の外端部50Aにのみバッグ16の膨張圧を作用
させることができる。従って、本実施形態においても、
前述した実施形態と同様に、バッグ16を適正にかつ迅
速・確実に膨張させることができる。
【0053】さらに、厚肉化された他方の展開部70B
は、ケース70の成形時に一体に形成することができる
ので、部品点数が増加することもなく、構造の簡素化を
図ることができる。 〔第4実施形態〕 以下、図7を用いて、第4実施形態について説明する。
なお、前述した実施形態と同一構成部分については、同
一番号を付してその説明を省略する。
【0054】図7に示される実施形態では、ピラーイン
ナパネル80に、車室内側に凹みピラーガーニッシュ6
0の上端部60Aの裏面(車室外側の面)に当接する凹
部82を形成した点に特徴がある。換言すれば、ピラー
インナパネル80にはピラーガーニッシュ60の上端部
60Aの裏面側へ延出される凹部82が形成されてお
り、これによりピラーガーニッシュ60の上端部60A
とピラーインナパネル36との間の空間部54が仕切ら
れている。なお、合わせ部の構成は前述した第3実施形
態と同様である。
【0055】上記構成によれば、バッグ16の膨張圧で
ケース26の一対の展開部26A、26Bが互いに離反
する方向へ展開すると、これに伴い一方の展開部26A
によってルーフヘッドライニング50の外端部50Aが
車室内側へ押し開かれる。このとき、本実施形態では、
他方の展開部26Bの展開角度が、ピラーインナパネル
80に設けた凹部82におけるバッグ16との対向面8
2Aによって規制される。このため、バッグ16の膨張
方向も規制されるので、合わせ部におけるルーフヘッド
ライニング50の外端部50Aにのみバッグ16の膨張
圧を作用させることができる。従って、本実施形態にお
いても、前述した実施形態と同様に、バッグ16を適正
にかつ迅速・確実に膨張させることができる。
【0056】さらに、本実施形態では、ピラーインナパ
ネル80に凹部82を形成することによってバッグ16
の膨張方向を規制するので、高強度の規制手段を得るこ
とができ、その結果規制手段に対する信頼性を向上させ
ることができる。
【0057】なお、本実施形態では、ピラーインナパネ
ル80に一体形成される凹部82によって規制手段を構
成したが、これに限らず、凹部82に相当する板材を溶
接等により後付けする構成を採ってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車用乗員保護装置の配設構造は、天井材における幅方向
の外端部とピラーガーニッシュの上端部の合わせ部と当
該合わせ部の車室外側に離間して配置されるボディーパ
ネルとの間の空間部に、当該空間部を横断方向に仕切
り、側突時に前記バッグが当該空間部に入り込むのを防
止する仕切り部材を配置したので、迅速かつ確実にバッ
グを膨張させることができるという優れた効果を有す
る。さらに、本発明によれば、合わせ部における天井材
の外端部の側にのみバッグの膨張圧を作用させることが
できるので、より一層迅速にバッグを膨張させることが
できるという優れた効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るエアバッグ装置の配設構造
を拡大して示す図2の1−1線断面図である。
【図2】第1実施形態に係るエアバッグ装置の配設部位
を側方から見て示す概略構成図である。
【図3】側突時にバッグが膨張した状態を示す図2に対
応する概略構成図である。
【図4】第1実施形態に係るエアバッグ装置の配設構造
の別例を拡大して示す図1に対応する断面図である。
【図5】第2実施形態に係るエアバッグ装置の配設構造
を拡大して示す図1に対応する断面図である。
【図6】第3実施形態に係るエアバッグ装置の配設構造
を拡大して示す図1に対応する断面図である。
【図7】第4実施形態に係るエアバッグ装置の配設構造
を拡大して示す図1に対応する断面図である。
【図8】従来例に係る自動車用乗員保護装置を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ装置(自動車用乗員保護装置) 14 インフレータ 16 バッグ 18 センタピラー 20 フロントピラー 28 ルーフサイドレール 36 ピラーインナパネル(ボディーパネル) 50 ルーフヘッドライニング(天井材) 50A 外端部 52 ピラーガーニッシュ 52A 上端部 52B 延出部(仕切り部材、ガーニッシュ側延出部) 52C 係合部 54 空間部 56 係合孔 60 ピラーガーニッシュ 60A 上端部 62 エネルギー吸収材(仕切り部材) 70 ケース 70B 展開部(規制手段) 70B2 他方の面(膨張方向規制面) 80 ピラーインナ(ボディーパネル) 82 凹部(パネル側延出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 25/06 B62D 25/06 A (72)発明者 永井 裕 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 田嶌 博幸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 小林 文武 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−193433(JP,A) 特開 平5−139238(JP,A) 特開 平10−6908(JP,A) 特開 平10−6900(JP,A) 特開 平6−227340(JP,A) 実開 昭62−67858(JP,U) 特許3137587(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32 B60R 13/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の所定部位に配置され、側突時にガ
    スを噴出するインフレータと、 ピラーとルーフサイドレールとに跨がって折り畳み状態
    で配置され、インフレータから供給されたガスによって
    車室内におけるルーフサイドレール下方にカーテン状に
    膨張されるバッグと、 を含んで構成される自動車用乗員保護装置の配設構造で
    あって、 天井材における幅方向の外端部とピラーガーニッシュの
    上端部とで構成され、折り畳み状態のバッグの下方に位
    置された合わせ部と、 この合わせ部と当該合わせ部の車室外側に離間して配置
    されたボディーパネルとの間に形成された空間部と、 この空間部に配置されると共に当該空間部を横断方向に
    仕切り、側突時に前記バッグが当該空間部に入り込むの
    を防止する仕切り部材と、 を有することを特徴とする自動車用乗員保護装置の配設
    構造。
  2. 【請求項2】 前記天井材は、ルーフヘッドライニング
    である、 ことを特徴とする請求項1記載の自動車用乗員保護装置
    の配設構造。
  3. 【請求項3】 前記バッグには、膨張時に、前端固定点
    と後端固定点とを結ぶテンションラインに沿って所定の
    張力が作用する、 ことを特徴とする請求項1記載の自動車用乗員保護装置
    の配設構造。
  4. 【請求項4】 前記仕切り部材の先端部は、バッグを収
    容するケースとボディーパネルとの間に挟持されてい
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の自動車用乗員保護装置
    の配設構造。
  5. 【請求項5】 前記仕切り部材は、前記ピラーガーニッ
    シュの上端部に設けられかつ前記空間部を横切って前記
    ボディーパネル側へ延出されたガーニッシュ側延出部で
    ある、 ことを特徴とする請求項1記載の自動車用乗員保護装置
    の配設構造。
  6. 【請求項6】 前記ガーニッシュ側延出部の先端部に
    は、前記ボディーパネルに形成された係合孔に係合され
    る係合部が設けられている、 ことを特徴とする請求項5記載の自動車用乗員保護装置
    の配設構造。
  7. 【請求項7】 前記仕切り部材は、前記ボディーパネル
    側に設けられかつ前記空間部を横切ってピラーガーニッ
    シュの上端部側へ延出されたパネル側延出部である、 ことを特徴とする請求項1記載の自動車用乗員保護装置
    の配設構造。
  8. 【請求項8】 前記仕切り部材は、前記空間部に設けら
    れたエネルギー吸収部材である、 ことを特徴とする請求項1記載の自動車用乗員保護装置
    の配設構造。
  9. 【請求項9】 車体の所定部位に配置され、側突時にガ
    スを噴出するインフレータと、 ピラーとルーフサイドレールとに跨がって折り畳み状態
    で配置され、インフレータから供給されたガスによって
    車室内におけるルーフサイドレール下方にカーテン状に
    膨張されるバッグと、 を含んで構成される自動車用乗員保護装置の配設構造で
    あって、 天井材における幅方向の外端部とピラーガーニッシュの
    上端部とで構成され、折り畳み状態のバッグの下方に位
    置された合わせ部と、 この合わせ部と当該合わせ部の車室外側に離間して配置
    されたボディーパネルとの間に形成された空間部と、 この空間部の前記バッグ下方側に配置され、側突時に前
    記バッグが前記合わせ部における天井材の幅方向の外端
    部の側に膨張するように当該バッグの膨張方向を規制す
    る膨張方向規制面を有する規制手段と、 を有することを特徴とする自動車用乗員保護装置の配設
    構造。
  10. 【請求項10】 前記合わせ部は、前記天井材の幅方向
    の外端部と前記ピラーガーニッシュの上端部とが重合す
    ることなく当接することで構成されている、 ことを特徴とする請求項1記載の自動車用乗員保護装置
    の配設構造。
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