JP2000167782A - ステープラ用針パッケージ及びステープラ装置 - Google Patents

ステープラ用針パッケージ及びステープラ装置

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JP2000167782A
JP2000167782A JP10360022A JP36002298A JP2000167782A JP 2000167782 A JP2000167782 A JP 2000167782A JP 10360022 A JP10360022 A JP 10360022A JP 36002298 A JP36002298 A JP 36002298A JP 2000167782 A JP2000167782 A JP 2000167782A
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needle
stapler
band
needle member
package
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JP10360022A
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Naoto Mochizuki
直人 望月
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Nisca Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27FDOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
    • B27F7/00Nailing or stapling; Nailed or stapled work
    • B27F7/17Stapling machines
    • B27F7/38Staple feeding devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、針パッケージをステープラ装置に
装着した後に針パッケージからの針の初期繰り出し動作
が不要なステープラ用針パッケージ及びステープラ装置
を得ることを目的とする。 【構成】本発明は、ロール状に巻回した帯状針部材を内
包したステープラ用針パッケージに、帯状針部材の一部
に係合してこの帯状針部材の先端をステープラ装置の所
定位置に繰り出す回転体を設ける。更に、ステープラ装
置には針パッケージ装填動作中に回転体に係合する係合
部を設ける。また、ステープラ用針パッケージのステー
プラ装置への装着動作により、帯状針部材の先端を所定
位置に繰り出す繰り出し手段をステープラに設けても良
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
などの画像形成装置からソータやフィニッシャなどに供
給されたシートを針で綴じるステープラ用針パッケージ
及びステープラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートを針で綴じるステープラ用
針パッケージ(ステープルカートリッジ)及びステープ
ラ装置には、特開平10−80877号公報に示された
ものがある。
【0003】この公報の針パッケージは、シート状針が
積層して収容されていると共に、ステープラ装置の駆動
機構によって駆動される送りローラを備えており、針パ
ッケージをステープラ装置に装着した後、最下のシート
状針を駆動機構で押し出し、この押し出されたシート状
針を駆動機構に連動して回転する送りローラでステープ
ラ装置に設けられた打ち出し部の位置に送り、打ち出し
部でシート束に針を刺入して綴じるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この針パッケージ及び
ステープラ装置においては、針パッケージをステープラ
装置に装着しただけでは針は綴じ位置に供給されておら
ず、針パッケージをステープラ装置に装着した後、針を
綴じ位置へ送り出す動作を行わなければならない。
【0005】本発明は、針パッケージをステープラ装置
に装着した後に針パッケージからの針部材の初期繰り出
し動作が不要なステープラ用針パッケージ及びステープ
ラ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、例えばロール状に巻回した帯状針部材を
内包するステープラ用針パッケージに、帯状針部材の一
部に係合してこの帯状針部材の先端をステープラ装置の
所定位置に繰り出す回転体を設けた。
【0007】この回転体は、ステープラ装置に設けられ
た係合部に係合して針パッケージの装填動作に連動する
ようになっている。
【0008】また、帯状針部材の一部に係合してこの帯
状針部材の先端をステープラ装置の所定位置に繰り出す
繰り出し手段を手動可能に露出させても良い。
【0009】一方、ステープラ装置は、ロール状に巻回
した帯状針部材を内包した着脱自在のステープラ用針パ
ッケージと、この帯状針部材の一部に係合してこの帯状
針部材の先端を所定位置に繰り出す回転体とを備えてい
る。
【0010】また、ステープラ装置は、帯状針部材を繰
り出す回転体を有する着脱自在のステープラ用針パッケ
ージと、この針パッケージの装填時に前記回転体に係合
して回転体を駆動する係合部とを備えていても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0012】〔第1の実施例〕第1の実施例について図
1〜図44を参照して説明する。
【0013】<構成> (1)全体構成 この実施例では図1〜図3に示すようにステープラ装置
1が構成されている。このステープラ装置1は、図4〜
図7に示すように複数の真直な針(ステープル)Sが帯
状に連結されロール状に巻回された円筒状の帯状針部材
(ロール針)2を内包するケース3及びこのケース3の
帯状針部材2に摺接係合して帯状針部材先端を所定位置
へ繰り出す繰り出し手段例えば送りローラ(回転体)4
を有する針パッケージ(カートリッジ)5と、図8のよ
うに針パッケージ5が着脱自在で、送りローラ4により
繰り出された帯状針部材2の針Sをシート束に刺入する
打ち込み部6(圧入手段)を有する装着ユニット7と、
図21のように装着ユニット7が着脱自在であると共に
駆動手段8を有し、装着ユニット7の装着により打ち込
み部6と駆動手段8とが駆動連結され、装着ユニット7
の装着動作に連動して送りローラ4で刺入位置に案内さ
れた針Sをシート束に刺入するステープラ本体9とを備
えている。
【0014】(2)針パッケージ5 針パッケージ5は、図4〜図7のように例えば透明の合
成樹脂で形成され、ロール状に巻かれた帯状針部材2を
補充できるようにケース3が開閉できるように構成さ
れ、帯状針部材2が無くなってもケース3は繰り返して
使用できるようになっている。即ち、ケース3は第1ケ
ース20と第2ケース21とから構成され、第1ケース
20と第2ケース21とがヒンジ22により開閉可能に
結合され、ロック部材23により第1ケース20と第2
ケース21とをロックできるようになっている。
【0015】第1ケース20には、帯状針部材2を収容
する収容部20Aと、この収容部20Aに収容された帯
状針部材2を案内する針ガイド20B、20Cと、ロッ
クガイド20Dとが設けられている。
【0016】第2ケース21には、帯状針部材2を収容
する収容部21Aと、この収容部21Aに収容された帯
状針部材2を案内する針ガイド21B、21Cと、ロッ
クガイド21Dとが設けられている。また、針ガイド2
1Bには、帯状針部材2が覗く開口部21Eが設けら
れ、送りローラ4が開口部21Eを通して帯状針部材2
に接触するようになっている。なお、針ガイド20C、
21Cは帯状針部材2の開口部21Eから覗く面と反対
の面を規制する規制部材である。
【0017】更に第2ケース21には送りローラ4の回
転軸30を支持する一対の支持部31L、31Rが取り
付けられている。
【0018】なお、送りローラ4は図5のように帯状針
部材2の外周延長部に設けられている。即ち、送りロー
ラ4は帯状針部材2の針ガイド21Bとの接点Qと繰り
出し口3Aとの間で帯状針部材2と接触する位置に配置
されている。
【0019】第2ケース21の挿入方向先端には、装着
ユニット7との結合を行う結合部32が設けられてい
る。
【0020】ロック部材23はロックガイド21Dに移
動自在に取り付けられ、ロックガイド20Dとの係合位
置で第1ケース20と第2ケース21とを結合し、ロッ
ク部材23がロックガイド20Dから外れると結合が解
除され、第1ケース20と第2ケース21とをヒンジ2
2を介して開くことができる。
【0021】送りローラ4は少なくとも周面がゴムで形
成されており、繰り出された帯状針部材2に所定以上の
負荷が作用した際、帯状針部材2との間でスリップし、
回転しても帯状針部材2をそれ以上繰り出さないように
なっている。なお、送りローラ4にトルクリミッタが介
在されていても良い。
【0022】帯状針部材2は複数の針の中央部が帯状の
接着剤で連結され、送りローラ4は帯状針部材2の接着
剤部分に接触する位置に設けられている。
【0023】なお、送りローラ4は帯状針部材2の接着
剤部分以外に接触するように設けられていても良い。
【0024】また、この実施例では針パッケージ5を装
着した装着ユニット7をステープラ本体9へ装着する動
作に連動し送りローラ4を駆動したが、送りローラ4を
手動で回転して、ガイド103A、104との間に帯状
針部材2を供給するようにしても良い。繰り出し手段は
送りローラ4に限らず、ベルトやパドル等の他の回転部
材であっても良い。
【0025】(3)装着ユニット7 装着ユニット7は、図8〜図10のように打ち込み部6
や針送り部110等を取り付けるフレーム100が設け
られている。
【0026】フレーム100の底面には図11及び図1
2のように装着される針パッケージ5を案内する案内部
101L、101Rと、送りローラ4の挿入開口102
と、綴じ位置へ帯状針部材2を案内するガイド103
と、規制ガイド104と、ベンディングプレート105
とが設けられている。
【0027】ベンディングプレート105は、図13の
ように針を支持する中央の支持部105Aと、両端の突
起105J、105Kとを有し、バネ106で前方へ付
勢されている。
【0028】フレーム100の側壁100L、100R
には、図8〜図12のようにステープラ本体9に装着す
るためのフランジ100A、100Bと、針送り部11
0を昇降自在に案内するガイド100C、100Dと、
ドライバ153の軸155が昇降する長穴100Eと、
軸115と、軸113が装着される軸穴100Fとが設
けられている。
【0029】側壁100L、100Rの上部後方には、
装着ユニット7をステープラ本体9に装着した際、装着
ユニット7を固定するための係合部140が設けられて
いる。
【0030】また、フレーム100の正面には後述する
フェースプレート150を取り付ける取り付け部100
Hが設けられている。
【0031】針送り部110は、図8及び図9のように
グリップ110Gを持って昇降可能で、下降時に針パッ
ケージ5の結合部32に係合する結合アーム130が設
けられ、上昇時に針パッケージ5との結合を解除すると
共に、針供給経路を開放するようになっている。
【0032】針送り部110は、図14〜図16のよう
にフレーム111に上下方向に形成されたガイド穴11
2を有し、挿入されたロッド113に沿って上下動自在
に支持されている。また、フレーム111にはロックア
ーム114が設けられ、ロッド115に上昇位置で係合
する係合部114Aとロッド115に下降時に係合する
係合部114Bとを備えている。
【0033】フレーム111には、図8のように送りア
ーム116が軸117を中心に回動自在に取り付けられ
ている。送りアーム116の一端にはフック116Aが
設けられ、フレーム111に設けられたフック118と
の間にスプリング119が取り付けられている。
【0034】送りアーム116の他端には結合部116
Bが設けられ、前後に移動する移動アーム120の結合
ピン121と回動自在に結合されている。
【0035】移動アーム120にはガイド穴122、1
23が設けられ、フレーム11に設けられたガイドピン
124、125で前後に移動自在に支持されている。
【0036】移動アーム120には帯状針部材2の表面
に係合して帯状針部材2を送り出す2つの歩進手段12
6、127が設けられている。歩進手段126、127
は板バネで形成され、帯状針部材2の接着剤部分を避け
て接着剤部分の両側の帯状針部材2に接触する係合部1
26L、126R、127L、127Rが設けられてい
る。
【0037】帯状針部材2の後端が図26、図27に示
すニアエンド検出手段131により検出され、後端が歩
進手段126と歩進手段127との間に位置している間
に針送りを停止するようになっている。従って、新しい
帯状針部材2が装填され、装着ユニット7内に残留して
いる帯状針部材2の後端に新しい帯状針部材2が当接す
ると、歩進手段126で新しい帯状針部材2を送り出
し、歩進手段127で残った帯状針部材2を送り出すよ
うになっている。
【0038】フレーム111には図8、図9のように帯
状針部材2の逆戻りを防止する戻り防止手段128、1
29が設けられ、歩進手段126、127の後退時にお
ける帯状針部材2の逆戻りを防止している。戻り防止手
段128、129は板バネで形成され、帯状針部材2の
接着剤部分を避けて接着剤部分の両側の帯状針部材2に
接触する係合部128L、128R、129L、129
Rが設けられている。
【0039】ニアエンド検出手段131は図26、図2
7のように軸113に回動自在に取り付けられた検出ア
ーム133と、ステープラ本体9に設けられ、検出アー
ム133の回動を検出するセンサ239とを備えてい
る。
【0040】検出アーム133の一端133Aは、針パ
ッケージ5から繰り出された帯状針部材2の表面に接触
する位置と帯状針部材2の後端が通過して帯状針部材2
に支持されない位置との間を回動する。なお、検出アー
ム133は図示してないバネによりロッド113を中心
に図26において右回りに付勢されている。
【0041】打ち込み部6は次のように構成されてい
る。すなわち、図8、図9のようにフレーム100の先
端にはフェースプレート150が設けられ、軸113に
支持された第1シース151及び第2シース152との
間にドライバ153とフォーマ154とが介在されてい
る。
【0042】フェースプレート150には図17のよう
に中央に開口150Aが設けられ、この開口150Aの
両側には図18に示すドライバ153のフランジ153
L、153Rが入り込むスリット150L、150Rが
設けられている。
【0043】ドライバ153に取り付けられたフランジ
153L、153Rには、軸155が取り付けられるよ
うになっている。また、ドライバ153の中央には揺動
部153Aが設けられている。この揺動部153Aには
フォーマ154を下降するためにフォーマ154と係合
する突起153B、153Cと、フォーマ154との係
合を解除するための突起153Dが設けられている。
【0044】フォーマ154には図19のように中央に
開口154Aが形成され、開口154A内にはドライバ
153の突起153B、153Cに係合する係合部15
4B、154Cが設けられている。
【0045】フォーマ154の上方にはドライバ153
の上昇時にドライバ153の上端153Hと係合する係
合部154Hが設けられている。
【0046】また、フォーマ154の下方にはベンディ
ングプレート105に支持された帯状針部材2の先端を
規制する規制部154D、154Eと、ベンディングプ
レート105に支持された帯状針部材2の先端の針両端
を折り曲げるための折り曲げ部154F、154Gと、
針両端を折り曲げた後にベンディングプレート105の
突起105J、105Kと係合してドライバ153の移
動通路からベンディングプレート105を退避させるた
めの押し戻し部154J、154Kとが設けられてい
る。
【0047】第1シース151は図20のように前面部
151Aと、側部151L、151Rから構成されてい
る。
【0048】側部151L、151Rには軸113に取
り付けられる軸穴151Bと、ドライバ153の軸15
5が移動する長穴151Dが設けられている。
【0049】前面部151Aにはフォーマ154の上端
に係合する一対の板バネ156、156の一端を固定す
る固定部151F、151Fと、板バネ156、156
の他端をフォーマ154側へ突出させる一対の穴151
J、151Jが設けられている。
【0050】また、前面部151Aの内側には突起15
1Mが設けられ、下降中のドライバ153の突起153
Dが乗り上げることにより揺動部153Aがフェースプ
レート150の開口150A内に退避し、突起153
B、153Cが係合部154B、154Cから外れ、ド
ライバ153のみが下降して、フォーマ154により両
端を折り曲げられた針Sがシート束に刺入される。
【0051】第2シース152は図28のように前面部
152Aと、側部152L、152Rから構成され、ジ
ャムした針を除去できるように、ロックピン157の下
降により軸113を中心に回動できるように構成されて
いる。
【0052】(4)ステープラ本体9 ステープラ本体9は、図21〜図23のように第1フレ
ーム201と、この第1フレーム201に対して回動自
在に連結された第2フレーム202と、第2フレーム2
02に設けられた装着ユニット7の装着部と、第1フレ
ーム201に取り付けられ装着ユニット7の針をシート
に挿入する駆動手段8と、第1フレーム201に取り付
けられ駆動手段8によりシートに挿入された針先端を折
り曲げる折り曲げ手段10とを備えている。
【0053】ステープラ本体9は金属板をU字状に曲げ
加工された図23の第1フレーム201と図24の第2
フレーム202とが軸穴201Gと軸穴202Gを介し
て軸203により回動可能に連結されている。
【0054】第1フレーム11は、複写機やプリンタ等
に固定される連結壁201Aを備え、この連結壁201
Aの両端には直角に曲げ加工される左右側壁201L、
201Rが一体成形されている。
【0055】第2フレーム202は、連結壁201Aと
同様に複写機やプリンタ等に固定される連結壁202A
を備え、この連結壁202Aの両端には直角に曲げ加工
される左右側壁202L、202Rが一体成形されてい
る。なお、複写機やプリンタ等にステープラ装置1を取
り付ける場合は、連結壁201Aと連結壁202Aのい
ずれか一方を固定する。従って、ステープラ装置1を上
向きにも下向きにも取り付けることができる。
【0056】軸203には、図28のように装着ユニッ
ト7のステープラ本体9への装着動作時に、送りローラ
4に接触して送りローラ4を帯状針部材2の繰り出し方
向に回転させる摺接部例えばローラガイド206が設け
られている。このローラガイド206は送りローラ4に
対して第2フレーム202の支持部202Bに取り付け
られたバネ207で弾性付勢されている。なお、ローラ
ガイド206はストッパ206Aにより回動範囲を規制
されている。
【0057】第2フレーム202の側壁202L、20
2Rには装着ユニット7をステープラ本体9に装着する
ための支持部材245が取り付けられている。この支持
部材245の側板245L、245Rには、フランジ1
00A、100B、100C、100Dを案内するユニ
ットガイド245A、245Bと、軸155の両端を案
内するガイド245C、245Dとが設けられている。
【0058】また、第2フレーム202には装着ユニッ
ト7を固定するためのロックレバー246が軸247を
中心に回動自在に取り付けられている。このロックレバ
ー246には装着ユニット7の係合部140に係合する
ロック部248が設けられ、このロック部248の両端
と側壁202L、202Rの支持部249との間にバネ
250が張設されている。
【0059】駆動手段8は、図1〜図3のように構成さ
れている。第1フレーム201の側壁201Rには駆動
モータ210が固定され、その回転軸には歯車211が
取り付けられている。この歯車211は第1フレーム2
01の左右側壁201L、201Rを貫通して回転自在
に支持された軸212の一端に取り付けられた歯車21
3と噛み合っている。
【0060】軸212の一端には歯車213の内側に歯
車213と一体の歯車214Rが取り付けられ、他端に
は歯車214Lが固定されている。
【0061】歯車214L、214Rは歯車215L、
215Rと一体の歯車216L、216Rと噛み合って
いる。
【0062】歯車215L、215Rはホイール軸21
7L、217Rに回転自在に取り付けられたクリンチカ
ム218L、218Rと一体の駆動ホイール219L、
219Rに噛み合っている。なお、クリンチカム218
L、218Rには従動リンク222L、222Rを駆動
するための凸部218Aが設けられている。
【0063】図26、図27のようにホームポジション
検出手段240は遮光部材241とセンサ242とから
構成され、駆動ホイール219Lの内側に遮光部材24
0が設けられている。
【0064】左右側壁201L、201Rには図25の
ようにアーム237L、237Rの一端が軸238L、
238Rにより回動自在に取り付けられ、他端には従動
リンク222L、222Rが軸221L、221Rで回
動自在に取り付けられている。従って、軸221L、2
21Rは上下に移動可能となっている。これは針で綴じ
るシート束の厚さに応じて針を打ち込んだ状態のドライ
バ153の位置が変化しても、従動リンク222L、2
22Rのカム孔223L、223R内を駆動ピン220
L、220Rが移動できるように従動リンク222L、
222Rの回動支点が移動して、駆動手段8がロックす
るのを防止している。
【0065】駆動ホイール219L、219Rの表面に
取り付けられた各駆動ピン220L、220Rは、図
1、図2のように従動リンク222L、222Rのカム
孔223L、223R内に位置している。軸221R、
221Lはばね掛け224L、224Rとの間に掛渡し
た引張ばね225L、225Rにより下向きに付勢され
る。
【0066】そして、従動リンク222L、222Rの
先端側には、装着ユニット7のドライバと駆動連結する
ための連結溝226L、226Rが設けられている。
【0067】一方、折り曲げ手段10は次のように構成
されている。まず、図1、図37のように第1フレーム
201にはクリンチャカバー229、クリンチャブロッ
ク230が固定されている。このクリンチャブロック2
30には、折り曲げられたコの字状針の先端部を挿入で
きる針先穴231と、傾斜面232L、232Rとが形
成され、ドライバ153により移動する針の先端の初期
の折り曲げを傾斜面232L、232Rで行う。針先穴
231内にはクリンチャ233が昇降可能に設けられ、
クリンチャ233の直線運動により針の脚部の最終折り
曲げを行うようになっている。
【0068】なお、クリンチャ233には一対の突起2
33L、233Rが設けられ、突起233Lには平面2
33A、傾斜面233Bが形成され、突起233Rには
平面233C、傾斜面233Bとは反対側に傾斜した傾
斜面233Dが形成されている。
【0069】クリンチャ233は、軸212に回動可能
に取り付けられたクリンチレバー234L、234Rの
一端に結合され、他端に設けられた従動ローラ235
L、235Rがクリンチカム218L、218Rに従動
し、昇降する。なお、クリンチレバー234L、234
Rの一端側は押圧バネ236により図1において軸21
2を中心に左回りに付勢されている。
【0070】即ち、各クリンチカム218L、218R
が1回転される間、クリンチレバー234L、234R
の従動ローラ235L、235Rはクリンチカム218
L、218Rに沿って移動し、クリンチレバー234
L、234Rが軸212を中心に回動し、クリンチャ2
33が上昇時に針の先端部を内向きに直角に折曲げるこ
とになる。
【0071】<動作> (1)針パッケージ5への帯状針部材2の補充 図4〜図7のようにロック部材23をロックガイド20
D、21Dに沿って移動するとロックが解除され、第1
ケース20と第2ケース21とをヒンジ22を介して開
くことができる。
【0072】このため、針パッケージ5へ帯状針部材2
を補充する場合は、第2ケース21の収容部21Aに新
しいロール状の帯状針部材2を装填する。その際、帯状
針部材2の先端側を針ガイド21B、21Cの間に介在
させる。これにより、帯状針部材2は送りローラ4に接
触し、その圧接力により送りローラ4と針ガイド21C
との間に帯状針部材2が保持される。
【0073】そして、第1ケース20と第2ケース21
とをヒンジ22を介して閉じ、ロック部材23で両者を
ロックする。
【0074】なお、帯状針部材2の先端がケース3の繰
り出し口3Aから突出している場合には、帯状針部材2
の先端を指で押すか、送りローラ4を指で回転させてケ
ース3内に戻すことにより、帯状針部材2の先端を繰り
出し口3Aに揃えることができる。このため、針パッケ
ージ5の繰り出し口3Aから突出した帯状針部材2を切
り捨てずにすみ、帯状針部材2を無駄無く使用できる。
【0075】(2)針パッケージ5の装着ユニット7へ
の装填 図8のようにグリップ110Gを持って装着ユニット7
の針送り部110を上昇させた状態で、帯状針部材2が
装填された針パッケージ5を装着ユニット7の装着口か
ら挿入する。その際、針パッケージ5の針ガイド20
B、21Bが装着ユニット7の案内部101L、101
Rに案内されながらガイド100Dに突き当たるまで挿
入される。
【0076】そして、図9のように針送り部110を下
降させ、針パッケージ5の結合部32に結合アーム13
0を係合させ、装着ユニット7に針パッケージ5を固定
する。
【0077】(3)装着ユニット7のステープラ本体9
への装着 図28のように針パッケージ5が装着された装着ユニッ
ト7をステープラ本体9の装着口に挿入を始めると、フ
ランジ100A、100Bがユニットガイド245A、
245Bに案内され、また軸155の両端がガイド24
5C、245Dに案内されて挿入されていく。
【0078】その際、図29のように送りローラ4がロ
ーラガイド206に接触し、挿入動作に伴って送りロー
ラ4が帯状針部材2の繰り出し方向に回転し、帯状針部
材2が繰り出されていく。繰り出された帯状針部材2は
ガイド103、104との間に供給され、ベンディング
プレート105及びガイド103上に帯状針部材2が残
っていなければフォーマ154に突き当たるまで繰り出
され、帯状針部材2が残っていれば図30のように残っ
た帯状針部材2の後端に接触するまで繰り出される。
【0079】フォーマ154あるいは残った帯状針部材
2の後端に新しい帯状針部材2が突き当たると、送りロ
ーラ4は帯状針部材2に対してはスリップし、それ以
上、帯状針部材2を繰り出すことがない。
【0080】従って、装着ユニット7内に帯状針部材2
が残っていない状態で新しい針パッケージ5を装填した
場合には、針パッケージ5を装着しただけで針Sを綴じ
位置へ供給することができ、針パッケージ5の装填後に
空打ち動作を行わなくても、ステープラ装置1は帯状針
部材2の1発目から綴じ動作を行うことができる。
【0081】また、ニアエンド検出後に針パッケージ5
が引き抜かれ、帯状針部材2が装着ユニット7内に残っ
ている状態で新しい針パッケージ5を装填した場合に
は、残った帯状針部材2の後に新しい帯状針部材2が補
給され、前の帯状針部材2を最後まで使い切ることがで
きる。
【0082】装着ユニット7の装着過程においては、図
1のように軸155が従動リンク222L、222Rの
連結溝226L、226Rに係合し、打ち込み部6と駆
動手段8とが連結される。
【0083】装着ユニット7がステープラ本体9に装着
されると、図31のようにロックレバー246が装着ユ
ニット7の係合部140に係合し、装着ユニット7がス
テープラ本体9に固定される。
【0084】(4)綴じ動作 動作開始時に図26、図27のホームポジション検出手
段240のセンサ242が遮光部材241を検出すれば
正常であり、検出しなければ異常である。異常の場合に
はセンサ242が遮光部材241を検出するまでモータ
210を逆転させ、ホームポジションへドライバ153
を戻し、図39の状態にする。
【0085】図1、図2のクリンチャカバー229上に
シート束Pをセットした状態でモータ210を正転駆動
すると、歯車211、213を介して軸212が回転す
る。この軸212はフレーム201の左右に突出してお
り、左右の歯車214L、214Rが回転し、歯車21
6L、216R、歯車215L、215Rを介して駆動
ホイール219L、219Rを回転させる。これにより
駆動ピン220L、220Rがカム孔223L、223
R内を移動し、従動リンク222L、222Rを軸22
1L、221Rを中心に下方へ回動させる。
【0086】従動リンク222L、222Rはドライバ
153に取り付けられた軸155と結合されているた
め、従動リンク222L、222Rの回動により装着ユ
ニット7を保持した第2フレーム202は軸203を中
心に下方へ回動し、図40のようにシース152の下端
あるいは装着ユニット7の底面がシート束Pの上面を押
さえる。この状態で、第2フレーム202の回動は停止
し、ドライバ153の下降が開始される。
【0087】ドライバ153の下降により図32のよう
に軸155が送りアーム116を押し、軸117を中心
に回動する。このため、結合部116Bが結合ピン12
1を押し、移動アーム120がガイドピン124、12
5に沿って針パッケージ5側へ移動する。このため、歩
進手段126、127が帯状針部材2の表面をバックす
る。しかし、戻り防止手段128、129が働いている
ため、帯状針部材2は後戻りしない。
【0088】一方、図33のようにドライバ153に設
けられた突起153B、153Cがフォーマ154の係
合部154B、154Cを押すため、ドライバ153と
共にフォーマ154が下降する。この時、板バネ156
L、156Rの先端はフォーマ154の表面に接触して
いる。
【0089】フォーマ154の下方にはベンディングプ
レート105に支持された帯状針部材2が位置するた
め、図34のようにフォーマ154の下降によりベンデ
ィングプレート105に支持された帯状針部材2の先端
の針両端が折り曲げ部154F、154Gにより折り曲
げられる。このとき、板バネ156L、156Rの先端
はフォーマ154の上端から外れ、落ち込む。
【0090】針両端を折り曲げた後に、図35のように
下降中のドライバ153の突起153Dが突起151M
に乗り上げ、揺動部153Aがフェースプレート150
の開口150A内に退避し、突起153B、153Cが
係合部154B、154Cから外れ、ドライバ153の
みが下降して、図36、図40、図41のようにフォー
マ154により両端を折り曲げられた針Sがシート束P
に刺入される。
【0091】この後も従動リンク222L、222Rは
軸221L、221Rを中心に回動するが、図41のよ
うにドライバ153はそれ以上下降しないため、軸22
1L、221Rが上昇する。即ち、従動リンク222
L、222Rの支点が移動して、駆動手段8がロックし
てしまうのを防止する。
【0092】一方、駆動ホイール219L、219Rの
回転に伴ってクリンチカム218L、218Rも共に回
転し、図37、図38、図42、図43のようにクリン
チレバー234L、234Rの従動ローラ235L、2
35Rがクリンチカム218L、218Rの凸部218
Aに乗り上げると、クリンチレバー234L、234R
が軸212を中心に回動し、クリンチャ233が上昇し
て針の先端部を内向きに直角に折曲げ、シート束P束を
綴じる。
【0093】綴じた後、図44のようにドライバ153
が上昇を開始すると、フォーマ154も摩擦抵抗により
上昇しようとするが、フォーマ154の上端は板バネ1
56L、156Rの先端で規制されているため、フォー
マ154は上昇しない。ドライバ153の上昇により突
起153Dが151Mを通過し、ドライバ153の上端
153Hがフォーマ154の係合部154Hに突き当た
る。これによりフォーマ154も上昇を開始し、板バネ
156L、156Rの先端が押し上げられ、フォーマ1
54の表面に接触する状態になり、ホームポジションへ
移動する。
【0094】なお、ドライバ153の上昇時に軸155
の上昇によって図9のように送りアーム116の規制が
解除され、バネ119の復帰力により軸117を中心に
回動する。このため、移動アーム120が前進する。た
だし、歩進手段126、127が帯状針部材2の溝に入
り込んでいるため、針1本分しか移動しない。
【0095】一方、クリンチカム218L、218Rの
回転に伴って従動ローラ235Rが凸部218Aを通過
すると、クリンチレバー234L、234Rは軸212
を中心に退避し、クリンチャ233が下降しホームポジ
ションへ移動する。
【0096】ホームポジションへ移動する過程で、セン
サ242が遮光部材241の一端241Aを検出する
と、モータ210を停止させる。
【0097】以上の動作を繰り返すことにより、帯状針
部材2が1本ずつ送られながら連続して針Sでシート束
Pを綴じることができる。
【0098】このようにして針の量が減少していき、帯
状針部材2の後端が検出アーム133の一端133Aを
通過すると、検出アーム133が軸113を中心に回動
し、検出アーム133の他端133Bがセンサ239か
ら外れ、ニアエンドが検出される。このニアエンド検出
により、検出信号をソータやフィニッシャなどの制御装
置に伝達して針本数が少なくなったことを知らせたり、
必要に応じた本数綴じた後、停止したりする。
【0099】〔第2の実施例〕前記実施例ではケース3
と送りローラ4とが一体となった針パッケージ5を示し
たが、針パッケージ5から送りローラ4を分離し、図4
5〜図47のように帯状針部材2を所定位置に繰り出す
回転体例えば送りローラ40(繰り出し手段)を備えた
ローラユニット41に帯状針部材2を収容した針パッケ
ージ50を着脱できるようにしても良い。
【0100】針パッケージ50は例えば紙や合成樹脂で
箱状に形成され、図45のように箱状部材50Hの側面
に帯状針部材2と同心状の穴51と、底面に帯状針部材
2を所定位置に繰り出す駆動力を受ける係合部例えば送
りローラ40を帯状針部材2に係合させる開口部52
と、固定手段例えばテープ53により帯状針部材2を底
面に固定するための固定穴54と、送りローラ40で繰
り出された針が突出する開口部55と、帯状針部材2を
押さえる押さえ部56とを備えている。この針パッケー
ジ50を生分解可能な樹脂で形成した場合には、環境保
護にも役立つ。
【0101】なお、固定手段は帯状針部材2を底面に固
定することにより針パッケージ5の輸送時や使用前の取
り扱い時に帯状針部材の先端が開口部55の内側に入り
込むのを防止する逆進防止の働きをする。従って、固定
手段はテープに限らず、帯状針部材を一時的に固定して
ステープラ装置1へ装填する時に取り外すクリップやス
トッパであっても良い。
【0102】一方、ローラユニット40は、図46のよ
うに左右の一対の側板42に帯状針部材2を案内する針
ガイド43、44が設けられている。針ガイド43に
は、送りローラ40が帯状針部材2に接触するための開
口部43Aと、装着された針パッケージ50の底面に貼
られたテープ53を剥がすための開口部43Bとが形成
されている。なお、針ガイド44は送りローラ40と共
に繰り出し手段を構成している。
【0103】更に、針ガイド43には送りローラ40の
回転軸40Aを支持する一対の支持部45が取り付けら
れている。
【0104】針ガイド44の挿入方向先端には、装着ユ
ニット7との結合を行う前記結合部32に相当する結合
部44Aが設けられている。
【0105】また側板42、42間には針パッケージ5
0を固定するための先端規制部46、後端規制部47が
設けられている。
【0106】このような構成によれば、針パッケージ5
0をローラユニット41に装着する際は、針パッケージ
50の開口部55から針ガイド44を挿入する。これに
より送りローラ40が帯状針部材2に接触すると共に押
さえ部56が帯状針部材2から離れる。
【0107】針パッケージ50がローラユニット41に
セットされると、先端規制部46と後端規制部47によ
り針パッケージ5がローラユニット41に固定される。
【0108】その後、開口部43Bから針パッケージ5
0のテープ53を剥がし、帯状針部材2の固定を解除す
る。
【0109】この後は、前記実施例の針パッケージ5と
同様にローラユニット41が装着された針パッケージ5
0を装着ユニット7に装着し、針送り部110を下降す
ることにより結合アーム130が結合部44Aに係合
し、ローラユニット41が装着ユニット7に固定され
る。
【0110】以降の綴じ動作は前記実施例と同様であ
る。針パッケージ50の帯状針部材2が無くなると、グ
リップ110Gを持って針送り部110を上昇させてロ
ーラユニット41のロックを解除する。そして、ローラ
ユニット41及び針パッケージ50を装着ユニット7か
ら引き出し、針パッケージ50をローラユニット41か
ら取り外せば、ローラユニット41は繰り返して使用で
き、針パッケージ50は廃棄あるいは資源ゴミとして再
生可能である。
【0111】〔第3の実施例〕第1の実施例では送りロ
ーラ4が帯状針部材2の底面に接触する針パッケージ5
を示したが、図48及び図49のように針パッケージ5
Aの先端に帯状針部材2の上面に接触する回転体例えば
送りパドル48を設けてもよい。このパドル48の回転
軸48Aは針ガイド21Cに設けられた支持部21L、
21Rで支持されている。なお、回転体はローラやベル
トなどでも良い。
【0112】回転軸48Aの一端にはパドル48を駆動
するためのローラ49が設けられている。
【0113】一方、この実施例の針パッケージ5Aが装
着される装着ユニット7Aには、カートロッジ5Aの装
着動作でローラ49を針の繰り出し方向に回転させるロ
ーラガイド100Mと、針パッケージ5Aの装着動作で
ローラ49と共に回転するパドル48により繰り出され
た帯状針部材2を案内する左右一対の規制ガイド104
Aとが新たに設けられている。なお、針パッケージ5A
の側面には規制ガイド104Aが入り込むガイドスリッ
ト3L、3Rが設けられている。
【0114】なお、図48及び図49において、図4〜
図8と同一部分については同一の符号を付して、説明は
省略する。
【0115】従って、第1、第2の実施例では針パッケ
ージ5、50が装着された装着ユニット7をステープラ
本体9に装着する際に針パッケージ5、50の帯状針部
材2を送りローラ4、40の回転により繰り出していた
が、この実施例では針パッケージ5Aを装着ユニット7
Aに装着する際に、パドル48の回転で帯状針部材2を
繰り出すことができる。
【0116】〔第4の実施例〕この実施例では、図50
〜図52に示すように装着ユニット7Bに送りローラ1
07を設け、第2の実施例の針パッケージ50を装着す
るようにしたものである。即ち、装着ユニット7Bの底
面101Aには送りローラ107が帯状針部材2に接触
するための開口101Bと、装着された針パッケージ5
0の底面に貼られたテープ53を剥がすための開口10
1Cとが形成されている。
【0117】更に底面101Aには送りローラ107の
回転軸107Aを支持する一対の支持部101D、10
1Eが取り付けられている。
【0118】また、針パッケージ50の開口部55に挿
入される規制ガイド104Bが設けられている。この規
制ガイド104Bは帯状針部材2の送りローラ107に
摺接する面と反対の面を規制する規制部材である。
【0119】フレーム100の側壁100L、100R
には弾性を有する支持アーム100Jが設けられ、針パ
ッケージ50の穴51及びロール穴2Aに係合する円錐
状の支持部100Kで針パッケージ50を保持するよう
になっている。
【0120】なお、図50〜図52において、第1の実
施例と同一部分については同一の符号を付して、説明は
省略する。
【0121】〔第5の実施例〕この実施例では、図53
のように装着ユニット7Cに装着された針パッケージ5
0を固定するために、フレーム100の左右両側壁10
0L、100Rに軸穴100Pを設け、この軸穴100
Pとロール穴2Aとを合わせ、シャフト160を挿入す
るようにしている。シャフト160の一端にはフランジ
160Aとバネ161が設けられ、他端には軸芯と直交
する一対のロック部160Bが設けられている。
【0122】側壁100L、100Rの軸穴100Pに
はロック部160Bが挿入されるロック穴100Qが設
けられ、軸穴100Pに挿入されたシャフト160を回
転し、ロック部160Bをロック穴100Qから外れた
位置へ移動することにより、シャフト160をフレーム
100に固定できる。
【0123】なお、図53において、第4の実施例と同
一部分については同一の符号を付して、説明は省略す
る。
【0124】〔第6の実施例〕図54のようにこの実施
例の針パッケージ60は紙や合成樹脂で箱状に形成さ
れ、箱状部材60Hの側面に設けられた帯状針部材2の
中心を支持する支持穴61と、底面に設けられた帯状針
部材2を所定位置に繰り出す駆動力を受ける係合部例え
ば第4の実施例の送りローラ107を帯状針部材2に係
合させる開口部62と、上面に設けられた広がり防止シ
ート63を引き抜く開口部64と、正面に設けられた繰
り出し口65とを備えている。
【0125】広がり防止シート63は、帯状針部材2と
一緒に所定長さ巻かれ、一端63Aはは接着剤で上面に
固定されており、針パッケージ60の輸送時や使用前の
取り扱い時の振動により帯状針部材2が広がるのを防止
している。針パッケージ60を例えば図50の装着ユニ
ット7Bに装填した後、シート63を開口部64から引
き抜くと帯状針部材2の拘束が解除され、送りローラ1
07による繰り出しが可能となる。なお、シート63の
引き抜き動作により帯状針部材2を繰り出すこともでき
るので、送りローラ107などが無いステープラ装置に
も適用できる。
【0126】繰り出し口65はパッケージ材料を折り畳
んで、帯状針部材2の先端を所定位置に規制する左右一
対の規制手段66を形成し、この規制手段66で帯状針
部材2の先端がロール状に巻かれていた方向にカールす
るのを防止できる。
【0127】〔第7の実施例〕図55のようにこの実施
例の装着ユニット7Dは、図56の針パッケージ70が
装填されると針パッケージ70内の帯状針部材2の固定
が解除されるようになっている。
【0128】まず、装着ユニット7Dには、図55のよ
うに規制ガイド104Cと、ガイド100Dに取り付け
た解除部材108とを設ける。なお、図55において、
図50と同一部分については同一の符号を付して、説明
は省略する。
【0129】一方、針パッケージ70は紙や合成樹脂で
箱状に形成され、図56のように過去状部材70Hの側
面に設けられた帯状針部材2の中心を支持する支持穴7
1と、底面に設けられた帯状針部材2を所定位置に繰り
出す駆動力を受ける係合部例えば送りローラ107を帯
状針部材2に係合させる開口部72と、上面に設けられ
た帯状針部材2の固定片73と、正面に設けられた繰り
出し口74と、規制ガイド104Cの挿入開口部75
と、解除部材108の挿入開口部76とが設けられてい
る。
【0130】固定片73は先端で帯状針部材2の周面を
押すように押し込まれる。これにより、帯状針部材2は
針パッケージ70の内壁に固定され、針パッケージ70
の輸送時や使用前の取り扱い時の振動により帯状針部材
2が広がるのが防止される。
【0131】底面には帯状針部材2の逆戻りを防止する
複数の突起77が形成されている。
【0132】繰り出し口74には、帯状針部材の先端を
所定位置に規制する平らな規制手段78が設けられ、こ
の規制手段78で帯状針部材2の先端がロール状に巻か
れていた方向にカールするのを防止する。
【0133】このように構成された針パッケージ70を
装着ユニット7Dに装填すると、図55のように規制ガ
イド104Cが開口部75に進入し送りローラ107に
帯状針部材2を押し当てる。また、解除部材108が固
定片73を押し、帯状針部材2の固定を解除する。これ
により、装着ユニット7Dをステープラ本体9に装着す
ると送りローラ107の回転により、針パッケージ70
内の帯状針部材2が所定位置へ繰り出される。
【0134】〔第8の実施例〕第7の実施例では、図5
6のように針パッケージ70に、送りローラ107を帯
状針部材2に係合させる開口部72と規制ガイド104
Cの挿入開口部75とを別々に設けたが、図64及び図
65のようにこの実施例の針パッケージ70Aは、ロー
ル状に巻回した帯状針部材2を内包する箱状部材の帯状
針部材出口端74Aに斜裁形状に構成した斜裁部72A
を備え、斜裁部72Aの開口部72Bから覗く針Sを粘
着テープ79等の係止部材により箱状部材に固定してい
る。斜裁部72Aは帯状針部材2の先端を繰り出し手段
である送りローラ107と規制ガイド104Cに係合さ
せる空間を形成している。
【0135】テープ79は先端で帯状針部材2の周面を
押圧した固定片73と共に、針パッケージ70Aの輸送
時や使用前の取り扱い時の振動により帯状針部材2が広
がるのを防止している。
【0136】なお、図64及び図65において、図55
及び図56と同一部分については同一の符号を付してあ
る。
【0137】このような構成において、テープ79を剥
がして帯状針部材2の先端を延ばした状態で針パッケー
ジ70Aを図64の装着ユニット7Eに装填すると、規
制ガイド104Cが開口部72Bに進入し送りローラ1
07に帯状針部材2を押し当てる。また、解除部材10
8が固定片73を押し、帯状針部材2の固定を解除す
る。これにより、装着ユニット7Eをステープラ本体9
に装着すると送りローラ107の回転により、針パッケ
ージ70A内の帯状針部材2が所定位置へ繰り出され
る。
【0138】〔第9の実施例〕第1の実施例から第8の
実施例では、針パッケージ内の帯状針部材の繰り出し
を、針パッケージが装着された装着ユニットのステープ
ラ本体への装着動作、或いは針パッケージの装着ユニッ
トへの装着動作により自動的に行うようにしたが、装着
動作と関係なく手動により繰り出しても良い。
【0139】例えば図66及び図67のように針パッケ
ージ5Bの回転体例えばパドル48を手動で駆動するハ
ンドル49Aをケース20から露出させると共に、装着
ユニット7Fのフレーム100の側面に針パッケージの
5Bの回転軸48Aが進入できるスリット開口100N
を設ける。
【0140】そして、装着ユニット7Fに針パッケージ
5Bを装填した後、ハンドル49Aを回してパドル48
を回転させると針パッケージ5Bから帯状針部材2が繰
り出され、ガイド103、104間に導かれる。その
際、ベンディングプレート105及びガイド103上に
帯状針部材2が残っていなければフォーマ154に突き
当たるまでハンドル48を回し、帯状針部材2が残って
いれば残った帯状針部材2の後端に接触するまで回すこ
とにより、帯状針部材2の所定位置への繰り出しが完了
する。
【0141】なお、図66及び図67において、図48
及び図49と同一部分については同一の符号を付して、
説明は省略する。
【0142】〔第10の実施例〕第2の実施例において
は図45のように、針パッケージ50に送りローラ40
を帯状針部材2に係合させる開口部52と、送りローラ
40で繰り出された針が突出する開口部55とを予め開
けておいたが、図68のように開口部52の周囲に切断
し易くするためのミシン目52Aを付けて切り取り部5
2Bを残し、使用時に切り取り部52B(蓋部材)を切
り離して開口部52を形成するようにして良い。開口部
55についても同様に開口部55の周囲3方にミシン目
55Aを付け、使用時に3方のミシン目を切り離して、
帯状針部材2を押さえる押さえ部56を形成しても良
い。
【0143】なお、図68において、図45と同一部分
については同一の符号を付して、説明は省略する。
【0144】〔第11の実施例〕第10の実施例では図
68のように開口部52と開口部55を切り取り部52
Bと押さえ部56で覆っておいたが、図69のように開
口部52、55を着脱或いは開閉自在の蓋部材58、5
9で覆っておき、使用時に蓋部材58、59を取り外す
或いは開いて装着ユニットに装填するようにしても良
い。
【0145】なお、図68において、図45と同一部分
については同一の符号を付して、説明は省略する。
【0146】〔駆動手段の変形例〕駆動手段の変形例に
ついて図57〜図63を参照して説明する。
【0147】従来、クリンチャカバー229とドライバ
153との間にシート束Pを介在しないで綴じ動作をし
てしまった場合、折り曲がった針だけがクリンチャブロ
ック230の針先穴231内に残ってしまいやすい。こ
の針先穴231に曲がった針が残っている状態で次の針
を打ち込むと、この打ち込まれた針が残った針を上から
強引に押し込むため、残った針と新たに打ち込まれた針
が針先穴231内に詰まってしまう。このため、綴じ動
作を行うことができないばかりか、針先穴231から詰
まった針を取り除くのが容易ではない。
【0148】そこで、図57のようにクリンチカム21
8L、218Rに針を折り曲げる動作を行うための凸部
218Bと針先穴231からミス針を排出する動作を行
うための凸部218Cを設けるようにした。従って、ク
リンチカム218L、218Rが1回転する間にクリン
チャ233は上下動を2回繰り返す。1回目は針の先端
を折り曲げ、2回目はミス針が残っていれば押しとばし
て針先穴231から排出する。従って、シート束Pが無
い状態で針綴じしてしまっても、針先穴231内で針詰
まりを起こすことがない。
【0149】次に動作を簡単に説明する。図57は初期
状態を示しており、クリンチレバー243L、234R
に取り付けられた従動ローラ235L、235Rはクリ
ンチカム218L、218Rの円周面に接触している。
【0150】図2のモータ210の正転駆動により、駆
動ホイール219L、219Rが回転し、従動リンク2
22L、222Rが軸221L、221Rを中心に下方
へ回動して、図58のようにドライバ153により針の
刺入が行われる。
【0151】この後も従動リンク222L、222Rは
軸221L、221Rを中心に回動するが、図59のよ
うにドライバ153はそれ以上下降しないため、軸22
1L、221Rが上昇し、駆動手段8のロックを防止す
る。
【0152】一方、駆動ホイール219L、219Rの
回転に伴ってクリンチカム218L、218Rも共に回
転し、図60、図61のようにクリンチレバー234
L、234Rの従動ローラ235L、235Rはクリン
チカム218L、218Rの凸部218Bに乗り上げ、
クリンチレバー234L、234Rが軸212を中心に
回動し、クリンチャ233が上昇して針の先端部を内向
きに直角に折曲げ、シート束Pを綴じる。
【0153】綴じた後、図62のようにドライバ153
が上昇を開始すると共に、クリンチレバー234L、2
34Rはクリンチカム218L、218Rの回転に伴っ
て軸212を中心に退避し、クリンチャ233が下降し
ホームポジションへ移動する。
【0154】その後、図63のように従動ローラ235
L、235Rがクリンチカム218L、218Rの凸部
218Cに乗り上げ、クリンチャレバー234L、23
4Rが作動して再度、クリンチャ233を上昇させる。
これにより、針が針先穴231に残っていれば強制的に
排出される。
【0155】ホームポジションへ移動する過程で、セン
サ242が遮光部材241の一端241Aを検出する
と、モータ210が停止する。
【0156】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例におけるステープラの
右側面図である。
【図2】この発明の第1の実施例におけるステープラの
左側面図である。
【図3】この発明の第1の実施例におけるステープラの
平面図である。
【図4】この発明の第1の実施例における針パッケージ
の正面図である。
【図5】この発明の第1の実施例における針パッケージ
の断面図である。
【図6】この発明の第1の実施例における針パッケージ
の底面図である。
【図7】針パッケージに帯状針部材を装填する状態を示
した図である。
【図8】装着ユニットに針パッケージを装着する状態を
示す断面図である。
【図9】装着ユニットに針パッケージを装着した状態を
示す断面図である。
【図10】装着ユニットに針パッケージを装着した状態
を示す底面図である。
【図11】装着ユニットの構造を示す断面図である。
【図12】装着ユニットの構造を示す断面図である。
【図13】ベンディングプレートの平面図である。
【図14】針送り部の側面図である。
【図15】図14の矢印側から見た断面図である。
【図16】装着ユニットの構造を示す断面図である。
【図17】フェースプレートの構造を示す図である。な
お、(A)は(B)の矢印側から見た断面図である。
【図18】ドライバの構造を示す図である。なお、
(A)は(B)の矢印側から見た断面図である。
【図19】フォーマの構造を示す図である。なお、
(A)は(B)の矢印側から見た断面図である。
【図20】シースの構造を示す図である。なお、(B)
は(A)の矢印側から見た断面図である。
【図21】ステープラ本体の右側面図である。
【図22】ステープラ本体の正面図である。
【図23】ステープラ本体のフレームの構造を示す図で
ある。
【図24】ステープラ本体のフレームの構造を示す図で
ある。
【図25】駆動機構の構造を示す図である。
【図26】後端検出手段及びホームポジション検出手段
の構造を示す図である。
【図27】後端検出手段及びホームポジション検出手段
の構造を示す図である。
【図28】ステープラ本体に装着ユニットを装着する状
態1を示す図である。
【図29】ステープラ本体に装着ユニットを装着する状
態2を示す図である。
【図30】ステープラ本体に装着ユニットを装着する状
態3を示す図である。
【図31】ステープラ本体に装着ユニットを装着する状
態4を示す図である。
【図32】針の繰り出し動作を示す図である。
【図33】針の打ち込み動作の初期状態を示す図であ
る。なお、(B)は(A)の矢印側から見た断面図であ
る。
【図34】針の打ち込み動作の曲げ状態を示す図であ
る。なお、(B)は(A)の矢印側から見た断面図であ
る。
【図35】針の打ち込み動作の打ち込み開始状態を示す
図である。なお、(B)は(A)の矢印側から見た断面
図である。
【図36】針の打ち込み動作の打ち込み終了状態を示す
図である。なお、(B)は(A)の矢印側から見た断面
図である。
【図37】シートに打ち込まれた針の折り曲げの初期状
態を示す図である。なお、(D)は(B)の矢印側から
見た断面図である。
【図38】シートに打ち込まれた針の折り曲げ終了状態
を示す図である。なお、(D)は(B)の矢印側から見
た断面図である。
【図39】ドライバとクリンチレバーの初期状態を示す
図である。
【図40】ドライバにより針をシートに打ち込んだ状態
を示す図である。
【図41】移動支点が作動する状態を示す図である。
【図42】クリンチ開始状態を示す図である。
【図43】クリンチ完了状態を示す図である。
【図44】初期位置へ復帰途中の状態を示す図である。
【図45】この発明の第2の実施例における針パッケー
ジの構造を示す図である。なお、(A)は針パッケージ
の側面図、(B)は断面図、(C)は底面図である。
【図46】この発明の第2の実施例におけるローラユニ
ットの構造を示す図である。
【図47】この発明の第2の実施例におけるローラユニ
ットに針パッケージを装着した状態を示す図である。
【図48】この発明の第3の実施例における針パッケー
ジ及び装着ユニットの構造を示す断面図である。
【図49】この発明の第3の実施例における針パッケー
ジの正面図である。
【図50】この発明の第4の実施例における装着ユニッ
トの構造を示す断面図である。なお、(A)は装着ユニ
ットの側面側から見た断面図、(B)は背面側から見た
部分断面図である。
【図51】この発明の第4の実施例における装着ユニッ
トに針パッケージを装着した状態を示す断面図である。
【図52】この発明の第4の実施例における装着ユニッ
トの構造を示す底面図である。
【図53】この発明の第5の実施例における装着ユニッ
トの構造を示す断面図である。なお、(A)は装着ユニ
ットの側面側から見た断面図、(B)は背面側から見た
部分断面図である。
【図54】この発明の第6の実施例における針パッケー
ジの構造を示す図である。なお、(A)は針パッケージ
の平面図、(B)は断面図、(C)は底面図、(D)は
正面図である。
【図55】この発明の第7の実施例における装着ユニッ
トに針パッケージを装着した状態を示す断面図である。
【図56】この発明の第7の実施例における針パッケー
ジの構造を示す図である。なお、(A)は針パッケージ
の平面図、(B)は断面図、(C)は底面図、(D)は
正面図である。
【図57】駆動手段の変形例におけるドライバとクリン
チレバーの初期状態を示す図である。
【図58】駆動手段の変形例におけるドライバにより針
をシートに打ち込んだ状態を示す図である。
【図59】駆動手段の変形例における移動支点が作動す
る状態を示す図である。
【図60】駆動手段の変形例におけるクリンチ開始状態
を示す図である。
【図61】駆動手段の変形例におけるクリンチ完了状態
を示す図である。
【図62】駆動手段の変形例における初期位置へ復帰途
中の状態を示す図である。
【図63】駆動手段の変形例における再クリンチの状態
を示す図である。
【図64】この発明の第8の実施例における装着ユニッ
トに針パッケージを装着した状態を示す断面図である。
【図65】この発明の第8の実施例における針パッケー
ジの構造を示す図である。なお、(A)は針パッケージ
の平面図、(B)は断面図、(C)は底面図、(D)は
正面図である。
【図66】この発明の第9の実施例における針パッケー
ジ及び装着ユニットの構造を示す断面図である。
【図67】この発明の第9の実施例における針パッケー
ジの正面図である。
【図68】この発明の第10の実施例における針パッケ
ージの構造を示す図である。なお、(A)は針パッケー
ジの平面図、(B)は断面図、(C)は底面図、(D)
は正面図である。
【図69】この発明の第11の実施例における針パッケ
ージの構造を示す図である。なお、(A)は針パッケー
ジの平面図、(B)は断面図、(C)は底面図、(D)
は正面図である。
【符号の説明】
1 ステープラ 2 帯状針部材 3 ケース3 4 送りローラ 5 針パッケージ 6 打ち込み部 7 装着ユニット 8 駆動手段 9 ステープラ本体9

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート束に針部材を刺入せしめる圧入手段
    と、前記針部材の先端を折り曲げる折り曲げ手段とを備
    えたステープラ装置に装填するステープラ用針パッケー
    ジであって、ロール状に巻回した帯状針部材を内包する
    と共に、この帯状針部材の一部に係合してこの帯状針部
    材の先端を前記ステープラ装置の所定位置に繰り出す回
    転体を備えたことを特徴とするステープラ用針パッケー
    ジ。
  2. 【請求項2】前記回転体は、前記ステープラ装置に設け
    られた係合部に係合して前記針パッケージの装填動作に
    連動することを特徴とする請求項1に記載のステープラ
    用針パッケージ。
  3. 【請求項3】前記回転体は、前記ロール状に巻回した帯
    状針部材の外周延長部に設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載のステープラ用針パッケージ。
  4. 【請求項4】シート束に針部材を刺入せしめる圧入手段
    と、前記針部材の先端を折り曲げる折り曲げ手段とを備
    えたステープラ装置に装填するステープラ用針パッケー
    ジであって、ロール状に巻回した帯状針部材を内包する
    と共に、この帯状針部材の一部に係合してこの帯状針部
    材の先端を前記ステープラ装置の所定位置に繰り出す繰
    り出し手段が手動可能に露出していることを特徴とする
    ステープラ用針パッケージ。
  5. 【請求項5】シート束に針部材を刺入せしめる圧入手段
    と、前記針部材の先端を折り曲げる折り曲げ手段とを備
    えたステープラ装置に装填するステープラ用針パッケー
    ジであって、ロール状に巻回した帯状針部材を内包する
    と共に、この帯状針部材の先端部を前記ステープラ装置
    に設けられた帯状針部材の繰り出し手段に係合せしめる
    開口部を、上記帯状針部材の少なくとも表裏2方向に形
    成したことを特徴とするステープラ用針パッケージ。
  6. 【請求項6】前記開口部を覆う切り離し自在の蓋部材を
    設けたことを特徴とする請求項5に記載のステープラ用
    針パッケージ。
  7. 【請求項7】前記開口部を覆う開閉自在の蓋部材を設け
    たことを特徴とする請求項5に記載のステープラ用針パ
    ッケージ。
  8. 【請求項8】前記ロール状に巻回した帯状針部材を内包
    する箱状部材の帯状針部材出口端を斜裁形状に構成した
    斜裁部に、前記帯状針先端を前記ステープラ装置に設け
    られた帯状針部材の繰り出し手段に係合せしめる空間を
    設けたことを特徴とする請求項5に記載のステープラ用
    針パッケージ。
  9. 【請求項9】前記斜裁部において、前記帯状針先端を係
    止する係止部材を備えたことを特徴とするを特徴とする
    請求項8に記載のステープラ用針パッケージ。
  10. 【請求項10】シート束に針部材を刺入せしめる圧入手
    段と、この針部材の先端を折り曲げる折り曲げ手段とを
    備えたステープラ装置において、ロール状に巻回した帯
    状針部材を内包した着脱自在のステープラ用針パッケー
    ジと、この帯状針部材の一部に係合してこの帯状針部材
    の先端を所定位置に繰り出す回転体とを備えたことを特
    徴とするステープラ装置。
  11. 【請求項11】シート束に針部材を刺入せしめる圧入手
    段と、この針部材の先端を折り曲げる折り曲げ手段とを
    備えたステープラ装置において、ロール状に巻回した帯
    状針部材を内包すると共に、この帯状針部材を繰り出す
    回転体を有する着脱自在のステープラ用針パッケージ
    と、この針パッケージの装填時に前記回転体に係合して
    回転体を駆動する係合部とを備えたことを特徴とするス
    テープラ装置。
  12. 【請求項12】前記圧入手段が針部材を刺入する位置へ
    前記帯状針部材を歩進させる歩進手段を帯状針部材に沿
    って少なくとも2つ設けたことを特徴とする請求項10
    又は請求項11に記載のステープラ装置。
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