JP3476298B2 - 電動ホッチキス用カートリッジ - Google Patents

電動ホッチキス用カートリッジ

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JP3476298B2
JP3476298B2 JP34321495A JP34321495A JP3476298B2 JP 3476298 B2 JP3476298 B2 JP 3476298B2 JP 34321495 A JP34321495 A JP 34321495A JP 34321495 A JP34321495 A JP 34321495A JP 3476298 B2 JP3476298 B2 JP 3476298B2
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staple
electric stapler
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cam
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利明 菊池
博 宇田川
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    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27FDOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
    • B27F7/00Nailing or stapling; Nailed or stapled work
    • B27F7/17Stapling machines
    • B27F7/38Staple feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27FDOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
    • B27F7/00Nailing or stapling; Nailed or stapled work
    • B27F7/17Stapling machines
    • B27F7/30Driving means
    • B27F7/36Driving means operated by electric power

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートステープ
ルを積層収納するカートリッジ本体と、シートステープ
ルを送り出すための通路を形成した通路部と、この通路
部の先端に設けられた打出部とを備えた電動ホッチキス
用カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば複写機等に取り付けら
れる電動ホッチキスとして図17に示すものが知られて
いる。
【0003】かかる電動ホッチキスは、シートステープ
ルSを積層収納したカートリッジKと、シートステープ
ルSを打出部Uへ送り出していく送り機構Eと、往復動
して打出部Uからステープルを打ち出していくドライバ
Dと、打ち出されたステープルの先端部をクリンチする
クリンチャ(図示せず)を備えたテーブルZ等とを備えて
おり、カートリッジKは本体Hに設けたマガジンN(図
18参照)に着脱可能に取り付けられている。Wはドラ
イバとともに往復動してステープルをコ字状に成形する
フォーミングプレートである。
【0004】送り機構Eは、カートリッジKの最下層の
シートステープルS1をカートリッジKから前方(図1
7おいて左方向)へ送り出すローラR等を備えている。
【0005】カートリッジKは、図18に示すように、
カートリッジ本体Kaと、本体Kaの側壁Kbの下部に設
けられこの下部から前方へ延びた送り通路Tを形成した
送り通路部Jと、送り通路部Jの先端部に設けられた打
出部Uとを備えている。カートリッジ本体Kaの後部に
は突起Fが設けられており、打出部Uには、フォーミン
グプレートによってコ字状に成形されたステープルの脚
部を前方に向けて押し出すプッシャP(図17参照)が
設けられている。
【0006】一方、マガジンNには、カートリッジKの
打出部Uが挿入されるとともに打出部Uのフェイスプレ
ートUfに当接する当接壁部Naを有する打出室NBと、
ドライバDを打出部Uへ案内する間隙Gを形成した前壁
部Nb,Ncと、カートリッジ本体Kaの下面Kcに当接す
る当接面Nd等とが設けられている。当接壁部Naは前壁
部Ncより前方に位置し、カートリッジKをマガジンN
に装着した際、打出部UのフェイスプレートUfが間隙
Gより前方に位置するように設定されている。
【0007】これは、間隙Gから打出部Uの間隙(図示
せず)へドライバDを進入させてステープルの打出しが
行えるようにするためである。
【0008】また、マガジンNの後部には、スプリング
Vによって前方へ付勢された軸Iが設けられており、こ
の軸IがカートリッジKの突起Fの傾斜面Fbに係合す
ることによりカートリッジKをマガジンNに固定するも
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電動ホッチキスにあっては、ドライバDを打出部Uの上
方に配置し、ドライバDの下降によってステープルを打
出部Uから打ち出すようにしているので、プッシャPを
送り通路Tの下側位置に配置しなければならない。すな
わち、プッシャPの位置は、積層されたシートステープ
ルSの最下層より下側となる。
【0010】このため、打出部Uがカートリッジ本体K
aの下面Kcより下側に突出する状態となり、また、当接
壁部Naが前壁部Ncより前方に位置している。
【0011】このため、カートリッジKをマガジンNの
後部や上部から挿入するだけで装着することができず、
図18ないし図20に示すように、マガジンMの上方か
らカートリッジKを入れていくとともに、打出部Uの先
端部をマガジンNの打出室NBへ差し込まなければなら
ず、さらに、カートリッジKの後部を下方へ押さなけれ
ばならない。
【0012】カートリッジKの後部を下方へ押すことに
より、軸IがスプリングVに抗して後方へ移動した後に
突起Fの傾斜面Fbに係合するとともに、図21に示す
ように、カートリッジ本体Kaの下面KcがマガジンNの
当接面Ndに当接し、さらに、打出部Uのフェイスプレ
ートUfが当接壁部Naに当接して位置決めされる。そし
て、軸Iが突起Fの傾斜面Fbに係合することによりカ
ートリッジKがマガジンNに固定される。
【0013】カートリッジKをマガジンNから取り外す
には、上記と逆の操作をすればよい。すなわち、カート
リッジKの後部を上方に持ち上げて、軸Iによる突起F
の傾斜面Fbへの係合を解除させ、この後に打出部Uを
マガジンNの打出室NBから抜いてカートリッジNをマ
ガジンNから取り外すものである。
【0014】このように、カートリッジKのマガジンN
への装着やその取り外しは、2回の操作が必要であり、
面倒であった。特に、複写機等の機種によっては、電動
ホッチキスのテーブルZを上側にし、マガジン側を下に
して取り付ける場合があり、このような場合、カートリ
ッジKを下から上へマガジンNへ挿入させるとともに打
出部Uの先端部をマガジンNの打出室NBへ差し込まな
ければならず、この操作が非常に困難なものであった。
【0015】また、カートリッジKをマガジンNから取
り外す際も、カートリッジKの後部を下方へ下げ、この
後に打出部UをマガジンNの打出室NBから抜いてカー
トリッジKを下方へ抜かなければならないので、その操
作が非常に困難なものであった。
【0016】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、複写機等の機種に拘りなくカート
リッジの装着や取り外しが簡単な操作で行える電動ホッ
チキス用カートリッジを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、シートステープルを積層収納するカート
リッジ本体と、この本体の側壁の一端に沿って延び出し
設けられ積層されたシートステープルを送り出すため
の送り通路を形成した送出し部と、この送出し部の先端
に設けられた打出部とを備え、往復動するドライバが前
記打出部へ進入することによりコ字状に成形されたステ
ープルが打出部から打ち出される電動ホッチキス用カー
トリッジであって、コ字状に成形されたステープルの脚
部を前方に向けて押し出すプッシャを前記送り通路より
他端側に設け、前記送出し部の前記一端側の端面とカー
トリッジ本体の前記一端側の端面とを面一にし、前記打
出部の一端側に前記ドライバが進入する間隙を設けた
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるカートリ
ッジを装着して使用する電動ホッチキスの実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0019】図1〜図5において、1は例えば複写機等
に取り付けられる電動ホッチキスであり、この電動ホッ
チキス1は、ホッチキス本体10と、ホッチキス本体1
0内に形成したカートリッジ室25に着脱可能に装着さ
れるカートリッジ700とから構成されている。
【0020】ホッチキス本体10には、往復動するテー
ブル100と、テーブル100を往復動させるテーブル
機構150と、カートリッジ700内に積層されたシー
トステープルSを打出部720へ送り出すための送り機
構(図示せず)と、打出部720からステープルSを打ち
出していく打出し機構300と、打ち出されたステープ
ルの先端部を折り曲げるクリンチャ機構(図示せず)と、
各機構150,200,300を駆動する駆動機構500
と、テーブル100の位置を検知する検知機構(図示せ
ず)とが設けられている。また、ホッチキス本体10の
前面には、打出部720の間隙725にコ字状に成形さ
れたステープルS1があるか否かを検知するためのアク
チュエータ2が設けられており、さらに、このアクチュ
エータ2の動きに基づいてステープルS1の有無を検知
するマイクロスイッチ(図示せず)が設けられている。こ
のマイクロスイッチは基板3に取り付けられている。
【0021】[駆動機構500]駆動機構500は、図
6および図7に示すように、本体10に設けられたモー
タMと、このモータMの駆動軸Maに取り付けられたギ
ア501と、ギア501に噛合した中間ギア502,5
03と、中間ギア503に噛合した駆動ギア504と、
この駆動ギア504とともに回転するカム駆動軸510
とから構成されている。
【0022】カム駆動軸510は、モータMの駆動によ
り各ギア501〜504を介して時計方向(図4におい
て)に回動していくようになっている(図3においては
反時計方向に回動)。
【0023】カム駆動軸510には、一対のテーブルカ
ム511と、一対の送りカム512と、一対のドライバ
カム513と、クリンチャカム514とが取り付けられ
ている。
【0024】カム駆動軸510はその両端部がフレーム
14の側板12,13に形成された孔17に挿入されて
回転自在に保持されている。中間ギア502,503は
フレーム14の側板13に回転可能に取り付けられてい
る(図4参照)。
【0025】テーブル100は、ホッチキス本体10に
往復動可能に設けられており、図3および図4に示すよ
うに、テーブル機構150によって往復動(図3および
図4において上下動)するようになっている。
【0026】[テーブル機構150]テーブル機構15
0は、図3に示すように、フレーム14の側板12,1
3の長孔18に上下動可能に挿入されたリンク軸151
と、このリンク軸151を支点にして回動動作するリン
ク部材152と、テーブルカム511と、このテーブル
カム511の周面に当接するとともにリンク部材152
の上部(図3および図4において)に回転可能に取り付
けられたローラ153とを備えている。リンク部材15
2は図示しないスプリングによって反時計方向(図3に
おいて)に付勢されており、常にローラ153がテーブ
ルカム511の周面に当接するようになっている。
【0027】テーブルカム511は、図3に示すよう
に、反時計方向に回動していく際に、径が増加していく
増加部511Aと、径が最大となって一定となる大径部
511Bと、径が減少していく減少部511Cと、径が
最小となる小径部511Dとを有している。
【0028】リンク部材152は、リンク軸151の両
端を固定保持した側板部152A,152Bと、この側
板部152A,152Bの下端を連結した連結板部15
2Cとから形成され、リンク軸151から下側の側板部
152A,152Bは斜め前方のテーブル100側へ延
びたアーム部152a,152bを形成しており、アーム
部152a,152bにはアーム部に沿って延びた長孔1
54が設けられている。長孔154にはテーブル100
に設けられた軸101が回動可能に挿入され、リンク部
材152がリンク軸151を支点にして時計方向(図3
において)に回動することによりテーブル100が矢印
方向へ上昇していくようになっている。
【0029】そして、テーブル100は、ローラ153
がテーブルカム511の小径部511Dの周面に当接し
ているとき図3および図4に示すホームポジション(初
期位置)に位置し、ローラ153がテーブルカム511
の増加部511Aの周面に当接していくとき上昇してい
き、ローラ153が大径部511Bの周面に当接してい
くとき打出部720の下面720Aに当接し、ローラ1
53が減少部511Cの周面に当接していくとき下降し
ていく。
【0030】なお、リンク軸151は図示しないスプリ
ングによって上方に付勢されており、綴りシートTが厚
い場合に下方へ移動してテーブルカム511の回動に支
障を来さないようになっている。テーブル100には、
クリンチャ401,402が設けられており、図示しな
いクリンチャ機構によってクリンチャ401,402が
回動してシートステープルの先端部をクリンチするよう
になっている。
【0031】[打出し機構300]打出し機構300
は、図5に示すように、駆動軸510に設けたドライバ
カム513と、打出しリンク310とから構成されてい
る。
【0032】打出しリンク310は、ドライバカム51
3とこのドライバカム513に当接した図示しないロー
ラとによって軸314を支点にして回動するようになっ
ており、打出しリンク310の回動によりドライバ軸3
17が長孔37に沿って往復動するものである。
【0033】ドライバ軸317には図8に示すようにフ
ォーミングプレート320が取り付けられており、フォ
ーミングプレート320にはドライバ321が装着され
ている。そして、フォーミングプレート320およびド
ライバ321はドライバ軸317とともに往復動する。
【0034】フォーミングプレート320は、後述する
ステープルガイド712の前端に設けられた突出部71
4を跨ぐように下降するものであり、このフォーミング
プレート320の下降により、その突出部714に送り
出されたステープルをコ字上に成形するものである。ド
ライバ321は、コ字状に成形されたステープルを打ち
出していくものである。
【0035】[送り機構]送り機構は、図7に示す駆動
軸510に設けられた送りカム512と、図9および図
10に示す送りプレート体220と、ゴムローラ232
(図12参照)と、送りカム512の回転に連動して送
りプレート体220を前後方向へ移動させる送りレバー
(図示せず)等とから構成されている。
【0036】送りプレート体220は、図9および図1
0に示すように、ホッチキス本体10のマガジン30に
設けた案内プレート39が挿入される貫通孔221を形
成した筺体部222と、この筺体部222の側壁222
A,222Bからマガジン30の側壁34,34方向へ延
びたアーム部223,224とを有している。筺体部2
22の上壁222Cには、2つの切込み225が設けら
れており、この2つの切込み225によって弾性片22
6が形成され、弾性片226には案内プレート39の案
内溝39Aに係合した突起226aが設けられている。
また、筺体部222の底壁である送りプレート222D
にはシートステープルSの後端部Saに当接する段部
(当接部)222dが形成されている。
【0037】アーム部223,224には、図示しない
送りレバーに連結される軸223A,224Aが設けら
れており、送りカム512および送りレバーによって送
りプレート体220が前後方向へ移動するようになって
いる。送りプレート体220の前方への移動により送り
プレート222Dの段部222dが、カートリッジ50
0内に積層されている最上層部のシートステープルSの
後端Saに当接してシートステープルSを前方へ送り出
すものである。
【0038】[カートリッジ700]カートリッジ70
0は、図11〜図13に示すように、カートリッジ本体
701と、本体701の側壁701Aの上端(一端)か
ら前方(図11において左方向)へ延びた送出し部71
0と、この送出し部710の先端部に設けられた打出部
720とから構成されている。送出し部710にはシー
トステープルを打出部720へ送る送り通路711が形
成されている。
【0039】カートリッジ本体701内には、上下動可
能なホルダー702と、このホルダー702を上方に付
勢するスプリング703と、底部から上方に延びるとと
もに爪704を形成した一対の係止片705とが設けら
れており、ホルダー702がインナーカートリッジ75
0によって包まれた状態の積層されたシートステープル
Sを保持している。
【0040】インナーカートリッジ750は、図14に
示すように、側壁部751,752と後壁部753と、
側壁部751,752の上部を連結した連結部755と
を有しており、後壁部753には係止片705の爪70
4が係合する係合孔756が形成され、この係合により
インナーカートリッジ750がカートリッジ本体701
内に固定される。
【0041】カートリッジ本体701には、ステープル
ホルダー707が破線で示すように回動可能に設けられ
ており、このステープルホルダー707の押え部707
Aとインナーカートリッジ750の連結部755とで、
積層された最上層のシートステープルSの面を押さえる
ようになっている。インナーカートリッジ750内のシ
ートステープルSは、インナーカートリッジ750とと
もに図11に示す矢印方向からカートリッジ本体701
内へ入れるものである。この際、ステープホルダー70
7を破線位置へ回動させておく。
【0042】また、カートリッジ本体701の後部壁7
01Aの上部には、送りプレート体220の送りプレー
ト222Dの進出が可能な凹部709が形成され、この
凹部709から送りプレート体222の送りプレート2
22Dが進入してくることにより、最上層部のシートス
テープルSが送り通路711へ送り出される。
【0043】送出し部710は、ステープルガイド71
2とガイド押え713等とから構成され、このステープ
ルガイド712とガイド押え713とで送り通路711
を形成している。
【0044】打出部720は、ステープルガイド712
およびガイド押え713の先端部712A,713Aに
対向して配置されたフェイスプレート721と、ステー
プルガイド711の下面に設けられた保持部材730に
保持されたプッシャ731等とから構成されている。そ
して、プッシャ731は送り通路711より下側(他端
側)に設けられた状態となっている。
【0045】フェイスプレート721の両側には側板部
722が連続形成され、この側板部722が保持部材7
30の側部730bに軸715によって枢支されてい
て、破線で示すように側板部722が回動可能となって
いる。これは、側板部722を回動させてフェイスプレ
ート721を破線位置へ移動させることにより、打出部
720の間隙725に詰まったステープルを取り除くも
のである。
【0046】フェイスプレート721には、図15に示
すように、前方へ窪んだ平坦状の凹部723が形成さ
れ、この凹部723の内側面723aとステープルガイ
ド712の先端部712Aに設けられた突出部714と
の間に上下方向に貫通した間隙725が形成されてい
る。この間隙725の上部がドライバ321が進入して
くる開口725A(図12参照)となっており、間隙7
25の下部がドライバ321によってステープルが打ち
出されていく打出口725Bとなっている。
【0047】すなわち、ドライバ321は送り通路71
1の上方から打出部720の間隙725へ進入する。
【0048】また、ステープルガイド712の突出部7
14の両側には、フェイスプレート721とガイド押え
713等の先端部713Aとの間に上下方向に貫通した
間隙726が形成され、この間隙726にはフォーミン
グプレート320が進入可能となっている。
【0049】また、カートリッジ本体701の上面70
1Aと送出し部710の上面710Aとが同一面上とな
るように設定され、さらに、フェイスプレート721の
側板部722の上部に設けた折曲片722Aの上面72
2aと、ステープルホルダー707の押え部707Aの
上面707aと、カートリッジ本体701の側壁の上部
に形成された突起708の上面708aとが同一面上と
なるように設定されており、これら折曲片722Aの上
面722a、押え部707Aの上面707a、突起708
の上面708aがマガジン30の底壁31A,31Bの下
面に当接(図5参照)するようになっている。そして、
ホッチキス本体10の後部からカートリッジ700を挿
入するだけで、図5に示すように、カートリッジ700
を電動ホッチキス本体10のカートリッジ室25へ装着
することができるようになっている。
【0050】これは、ドライバ321を上方から下降さ
せて打出部720の間隙725へ進入させることにより
ステープルの打出しを行うようにしたので、プッシャ7
31は送り通路711の下側に設けることとなり、この
結果、送り出部710の上面710Aを平坦状に且つカ
ートリッジ本体701の上面701Aと面一に設定する
ことができることによる。
【0051】また、ホッチキス本体10に設けたレバー
5(図3参照)を鎖線位置へ持ち上げるとカートリッジ
室25からカートリッジ700が後方へ引き戻されて取
り出せるようになっている。
【0052】カートリッジ700が電動ホッチキス本体
10のカートリッジ室25に装着されると、カートリッ
ジ700のフェイスプレート721がホッチキス本体1
0の下部前壁40に当接し、この下部前壁40等によっ
て形成される間隙41と、打出部720の間隙725,
726とが一致するように設定されている。
【0053】[電動ホッチキスの動作]次に、上記のよ
うに構成される電動ホッチキス1の動作について説明す
る。
【0054】先ず、シートステープルSを積層したカー
トリッジ700を、ホッチキス本体10のカートリッジ
室25へ後部から挿入して装着する。この装着は後部か
ら挿入するだけでよいのでその装着は至って簡単なもの
である。
【0055】モータMが駆動していないときには、テー
ブル100は図3に示す初期位置に位置し、テーブルカ
ム511も図3に示す初期位置に位置しており、テーブ
ルカム511の小径部511Dにローラ153が当接し
ている。
【0056】複写機からの綴り信号によってモータMが
駆動されると、ギア501〜ギア504を介してカム駆
動軸510が反時計方向(図3において)に回転してい
き、カム駆動軸510とともに各カム511〜514も
回転していく。
【0057】テーブルカム511の回転によりローラ1
53が、テーブルカム511の小径部511Dの周面か
ら増加部511Aの周面に当接し始めると、リンク部材
152が軸151を支点にして時計方向へ回動してい
き、テーブル100は上昇していく。
【0058】テーブル100が上昇していくと、送りカ
ム512や送りレバーにより送りプレート体220が前
方へ移動し、この移動により送りプレート222Dの段
部222dが、カートリッジ700内に積層されている
最上層部のシートステープルSの後端Saに当接してシ
ートステープルSを前方へ送り出す。すなわち、カート
リッジ700を装着した初期のとき、シートステープル
Sは送りプレート222Dによってカートリッジ700
から所定距離だけ送り出されるとともに、ローラ232
の回転によってさらに前方へ送られていく。
【0059】そして、ローラ153がテーブルカム51
1の大径部511Bの周面に当接し始めると、すなわ
ち、カム駆動軸510がほぼ90度回転すると、テーブ
ル100は打出部720の下面720A位置(上死点)
まで上昇し、綴りシートTを挟持する。
【0060】ローラ153がテーブルカム511の大径
部511Bの周面に当接している期間は、テーブル10
0は上死点に停止し続け、綴りシートTは挟持された状
態のままとなる。綴りシートTが挟持されている間、フ
ォーミングプレート320およびドライバ321がドラ
イバ軸317とともにさらに下降して、フォーミングプ
レート320およびドライバ321が打出部720の間
隙725,726に進入していく。間隙725,726に
ステープルS1,S2がある場合、図16に示すようにフ
ォーミングプレート320がステープルS2をコ字状に
成形し、ドライバ321がコ字状に成形されたステープ
ルS1を打出部720の打出口725Bから綴りシート
Tへ打ち出していく。
【0061】ステープルS1が打ち出されると、図示し
ないクリンチャ機構によってクリンチャ401,402
が回動してシートステープルS1の先端部Scをクリンチ
する。この後、テーブルカム511の減少部511Cの
周面にローラ153が当接して、テーブル100が下降
していきホームポジションへ戻ることとなる。
【0062】シートステープルSが打出部720からカ
ートリッジ700まで並んだ状態にあるとき、送りプレ
ート体220は、シートステープルSをステープル一本
分だけ移動させて停止し、送りレバーの働きにより送り
カム512の回転に支障を来さないようになっている。
【0063】ところで、カートリッジ700を電動ホッ
チキス本体10のカートリッジ室25から取り外すに
は、レバー5(図3参照)を鎖線位置へ持ち上げる。こ
れにより、カートリッジ室25からカートリッジ700
が後方へ引き戻され、カートリッジ700を後方へ引き
抜くだけでよい。したがって、カートリッジ700の取
り外し操作はいたって簡単なものである。
【0064】電動ホッチキス1を逆さにして複写機に取
り付けて使用する場合(テーブル100を上側にし、打
出部720を下側にして使用する場合)、この場合も上
記と同様に、カートリッジ700の本体10への装着
は、本体10の後部から挿入するだけなので、カートリ
ッジ700の装着の操作はいたって簡単なものである。
カートリッジ700の取り出しも、後方へ引き抜くだけ
であるからいたって簡単な操作である。
【0065】上記実施の形態では、電動ホッチキス1を
複写機に取り付けて使用する場合について説明したが、
これに限らず、例えば印刷機やファクシミリ等に取り付
けて使用することも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複写機等の機種に拘りなくカートリッジの装着や取
り外しが簡単な操作で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるカートリッジを装着する電動
ホッチキスの外観を示した正面図である。
【図2】図1に示す電動ホッチキスの平面図である。
【図3】図1に示す電動ホッチキスの右側面図である。
【図4】図1に示す電動ホッチキスの左側面図である。
【図5】図1に示す電動ホッチキスの断面図である。
【図6】駆動機構を示した説明図である。
【図7】カム駆動軸に取り付けたカムを示した説明図で
ある。
【図8】フォーミングプレートによるコ字状の成形を説
明するための斜視図である。
【図9】送りプレート体を示した斜視図である。
【図10】送りプレート体の断面図である。
【図11】この発明に係るカートリッジを示した側面図
である。
【図12】カートリッジの断面図である。
【図13】カートリッジの平面図である。
【図14】インナーカートリッジを示した斜視図であ
る。
【図15】打出部を示した部分拡大図である。
【図16】(A)ステープルがコ字状に成形される状態
を示した説明図である。 (B)ステープルが打ち出されて綴りシートを貫通した
状態を示した説明図である。
【図17】従来の電動ホッチキスの構成を示した概略説
明図である。
【図18】図17の電動ホッチキスのカートリッジとマ
ガジンとを示した説明図である。
【図19】カートリッジをマガジンに装着する状態を示
す説明図である。
【図20】カートリッジをマガジンに装着する状態の途
中を示した説明図である。
【図21】カートリッジをマガジンに装着した状態を示
した説明図である。
【符号の説明】
321 ドライバ 701 カートリッジ本体 701A 側壁 710 送出し部 711 送り通路 720 打出部 S シートステープル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 一雄 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号マッ クス株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートステープルを積層収納するカートリ
    ッジ本体と、この本体の側壁の一端に沿って延び出して
    設けられ積層されたシートステープルを送り出すための
    送り通路を形成した送出し部と、この送出し部の先端に
    設けられた打出部とを備え、往復動するドライバが前記
    打出部へ進入することによりコ字状に成形されたステー
    プルが打出部から打ち出される電動ホッチキス用カート
    リッジであって、 コ字状に成形されたステープルの脚部を前方に向けて押
    し出すプッシャを前記送り通路より他端側に設け、前記送出し部の前記一端側の端面とカートリッジ本体の
    前記一端側の端面とを面一にし、 前記打出部の一端側に前記ドライバが進入する間隙を設
    けた ことを特徴とする電動ホッチキス用カートリッジ。
  2. 【請求項2】前記打出部はコ字状に成形されたステープ
    ルの脚部を前方に向けて押し出すプッシャを備え、この
    プッシャは前記送り通路より他端側に設けられたことを
    特徴とする請求項1の電動ホッチキス用カートリッジ。
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