JP3518314B2 - 電動ホチキス - Google Patents

電動ホチキス

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JP3518314B2 JP03856598A JP3856598A JP3518314B2 JP 3518314 B2 JP3518314 B2 JP 3518314B2 JP 03856598 A JP03856598 A JP 03856598A JP 3856598 A JP3856598 A JP 3856598A JP 3518314 B2 JP3518314 B2 JP 3518314B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、シートステープ
ルを積層収納するカートリッジと、このカートリッジを
着脱可能に装着する装着室を形成したマガジンとを有す
る電動ホチキスに関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、例えば複写機等に取り付けら
れる電動ホッチキスとして図27に示すものが知られて
いる。 【0003】かかる電動ホッチキスは、シートステープ
ルSを積層収納したカートリッジKと、シートステープ
ルSを打出部Uへ送り出していく送り機構Eと、往復動
して打出部Uのステープルをコ字状に成形するフォーミ
ングプレートWと、フォーミングプレートWとともに往
復動して前記打出部へ進入することによってコ字状に成
形されたステープルを打出部Uから打ち出していくドラ
イバDと、打ち出されたステープルの先端部をクリンチ
するクリンチャ(図示せず)を備えたテーブルZ等とを備
えており、カートリッジKは本体Hに設けたマガジンN
(図28参照)に着脱可能に装着されている。 【0004】送り機構Eは、カートリッジKの最下層の
シートステープルS1をカートリッジKから前方(図2
7おいて左方向)へ送り出すローラR等を備えている。 【0005】カートリッジKは、図28に示すように、
カートリッジ本体Kaと、本体Kaの側壁Kbの下部に設
けられこの下部から前方へ延びた搬送路Tを形成した搬
送部Jと、搬送部Jの先端部に設けられた打出部Uとを
備えている。カートリッジ本体Kaの後部には突起Fが
設けられており、打出部Uには、フォーミングプレート
によってコ字状に成形されたステープルの脚部を前方に
向けて押し出すプッシャP(図27参照)が設けられて
いる。 【0006】一方、マガジンNには、カートリッジKが
着脱可能に装着される装着室NAが形成され、この装着
室NAには、カートリッジKの打出部Uが入り込む凹部
NCを有する打出室NBが形成されている。この打出室
NBには打出部UのフェイスプレートUfに当接する当
接壁部Naが設けられており、打出室NBの上方には、
ドライバDを打出部Uへ案内する間隙Gが前壁部Nb,N
cによって形成されている。 また、装着室NAには、
カートリッジ本体Kaの下面Kcに当接する当接面Nd
と、カートリッジKの突起Fの傾斜面Faに当接する軸
I等とが設けられている。軸IはスプリングVによって
前方へ付勢されており、この軸IがカートリッジKの突
起Fの傾斜面Fbに係合することによりカートリッジK
をマガジンNに固定するものである。 【0007】凹部NCは当接壁部Naが前壁部Ncより前
方に位置することにより形成され、カートリッジKをマ
ガジンNの装着室NAに装着した際に、この凹部NCに
カートリッジKの打出部Uが入り込むことにより、打出
部UのフェイスプレートUfを間隙Gより前方へ位置さ
せることができる。これによって、間隙Gから打出部U
の間隙(図示せず)へドライバDを進入させてステープル
の打出しが行える。 【0008】また、カートリッジKに打出部Uを設ける
ことによって、打出部Uにステープルが詰まった場合、
マガジンNからカートリッジKを取り外すことにより、
その詰まったステープルを簡単に取り除くことができ
る。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電動ホチキスにあっては、カートリッジKの打出部Uを
マガジンNの装着室NAの凹部NCに入れなければなら
ないので、カートリッジKをマガジンNの上から真下に
降ろして装着することができない。このため、打出部U
が矢印で示すように円弧状を描くようにして、図29な
いし図31に示すように、カートリッジKをマガジンN
に装着しなければ打出部Uを凹部NCに入れることがで
きない。 【0010】このため、カートリッジKの装着の仕方が
難しくなり、特に電動ホチキスが天地を逆にして複写機
等に取り付けられている場合、マガジンNの装着室NA
の凹部NCが見えなくなり、また、カートリッジKを下
からマガジンNに装着しなけらばならないので、その装
着の仕方は大変ややこしいものになってしまい、簡単に
装着することができないという問題があった。 【0011】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、カートリッジの装着が簡単に行え
る電動ホッチキスを提供することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、シートステープルを積層収納す
るカートリッジと、このカートリッジが着脱可能に装着
される装着室を形成したマガジンを有する電動ホッチキ
ス本体とを備え、前記カートリッジは、積層されたシー
トステープルを収納するカートリッジ本体と、このカー
トリッジ本体の前壁の下部から前方へ突出するとともに
前記積層されたシートステープルを送り出すための搬送
と、この搬送部の先端に設けられた打出部とを有し、
前記マガジンの装着室の上部には前記カートリッジを装
着するための上部開口が形成され、前記装着室の下部の
前に前記打出部が入り込む凹部が形成され、前記マガジ
ンには往復動するフォーミングプレートおよびドライバ
とが設けられ、フォーミングプレートが往動して前記打
出部へ進入することによってステープルをコ字状に成形
し、このコ字状に成形されたステープルを、往動してド
ライバが打出部へ進入することにより打出部から打ち出
していく電動ホッチキスにおいて、前記カートリッジを
マガジンの装着室へ装着する際に、カートリッジを装着
室へ案内して、カートリッジの打出部が装着室の凹部に
入り込むようにしたガイド機構を設け、前記ガイド機構
は、前記マガジンに取り付けられるガイド部材と、前記
カートリッジに取り付けられるとともに前記ガイド部材
に案内される当接部材とを備え、前記ガイド部材は、マ
ガジンの前壁部の上部に取り付けられるとともに前方へ
且つ上方へ突出した円弧状の底板と、この底板の両側に
設けられるとともに内側に円弧状のガイド溝を形成した
一対のガイド板とを有し、前記当接部材は、カートリッ
ジ本体の両側壁の前側の上部に設けられるとともに前記
ガイド溝内に挿入される一対の突起と、この突起より上
方且つ前方に位置するとともに前記底板に当接する当接
部とを有し、前記カートリッジをマガジンの上部開口か
ら挿入して装着室へ装着する際の挿入軌道を円弧状に規
制することを特徴とする。 【0013】 【0014】 【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる電動ホッ
チキスの実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0015】図1において、1は例えば複写機等に取り
付けられる電動ホッチキス本体(図示せず)に設けられた
マガジンであり、このマガジン1には、上部(図1にお
いて)と後部(図1において右側)の一部とが開口され
た装着室2と、この装着室2にカートリッジ50を案内
するガイド部材100とが設けられており、装着室2に
はカートリッジ50が着脱可能に装着されるようになっ
ている。 【0016】カートリッジ50は、図2および図3に示
すように、シートステープル(図示せず)を積層収納した
カートリッジ本体51と、この本体51の前壁52の下
部に設けられこの下部から前方(図2において左側)へ
延びた搬送路(図示せず)を形成した搬送部53と、この
搬送部53の先端部に設けられた打出部54とを備えて
いる。カートリッジ本体51の後部(図2において右
側)には突起55が設けられており、また、カートリッ
ジ本体51の上部には当接部材70が取り付けられてい
る。そして、当接部材70とガイド部材100とでカー
トリッジ50をマガジン1の装着室2へ案内するガイド
機構が構成される。 【0017】打出部54にはフェイスプレート56が設
けられており、このフェイスプレート56の両側には側
板部56Aが連続形成され、この側板部56Aが軸57
に枢支されていてフェイスプレート56が軸57を中心
に回動可能となっている。このフェイスプレート56は
スプリング58によって時計方向(図3において)に回
動するように付勢されており、フェイスプレート56の
下部には係止部59が設けられ、この係止部59が係合
突起61に係合してフェイスプレート56の回動を阻止
している。係合突起61は軸57を取り付けた側壁60
に設けられている。この係合突起61を下方に押すこと
により、その係合が解除されてフェイスプレート56が
時計方向に回動して、打出部54に詰まったステープル
を取り除くことができるようになっている。 【0018】当接部材70は、図4ないし図8に示すよ
うに、一対の側壁部71,71を有しており、この側壁
部71,71の下部がカートリッジ本体51の側壁62,
62の上部の外側を嵌合している。側壁部71,71の
下部の前側(図4において左側)には外側に突出した突
起72,72が形成され、側壁部71,71の上部には扇
形状のツマミ部73,73が形成されている。 【0019】両側壁部71,71の間には、前方に延び
るとともに左右方向に延びた平板状の当接板74が形成
され、この当接板74の前端にはR状の突条部(当接
部)75が形成されている。 【0020】また、当接部材70には、下方に延びた3
つのツメ部材76,76,77が設けられており、このツ
メ部材76,76,77のツメ76A,76A,77Aが図
9および図10に示すようにカートリッジ本体51の上
部に設けられた天板65の係止部66,66,67に係合
して当接部材70がカートリッジ本体51に固定されて
いる。 【0021】マガジン1の装着室2には、図11に示す
ように、カートリッジ50の打出部54が入り込む凹部
3を有する打出室4が形成され、この打出室4には、打
出部54のフェイスプレート56に当接する当接壁部5
が設けられている。打出室4の上方には、ドライバ(図
示せず)およびフォーミングプレート(図示せず)を打出
部51へ案内する間隙7が形成されており、この間隙7
は前壁部8,9によって形成されている。ドライバおよ
びフォーミングプレートは上下方向に往復動するもので
あり、フォーミングプレートは往動してステープルをコ
字状に成形し、このコ字状に成形されたステープルはド
ライバが往動して打出部54から打ち出すものであり、
これらはマガジン1に取り付けられている。 【0022】また、装着室2には、カートリッジ本体5
1の下面51Aに当接する当接面10と、カートリッジ
50の突起55の傾斜面55aに当接する軸11等とが
設けられている。軸11はスプリング12によって前方
へ付勢されており、この軸11がカートリッジ50の突
起55の傾斜面55bに係合することによりカートリッ
ジ50をマガジン1に固定するものである。また、装着
室2には、カートリッジ50の打出部54を凹部3に案
内するガイド部G1,G2が形成されている。このガイド
部G1,G2はマガジン1の側壁1Aの内側に形成したも
のである。 【0023】ガイド部材100は、図12ないし図17
に示すように、ほぼ円弧状に形成されるとともにカート
リッジ本体51とほぼ同じ幅W1を有する底板101
と、この底板101の両側に設けられた一対の側板10
2,102とを有しており、底板101はマガジン1の
前壁部9の上部から前方へ且つ上方へ突出している。ま
た、側板102,102の内側には、底板101に沿っ
たほぼ円弧状のガイド溝103,103が形成され、こ
のガイド溝103,103の幅W2は当接部材70の突起
72,72の径より大きく設定されている。 【0024】次に、カートリッジ50の装着の仕方につ
いて説明する。 【0025】先ず、図18に示すように、カートリッジ
本体51に設けた当接部材70のツマミ部73,73を
持ってカートリッジ50の打出部54を下側にするとと
もにカートリッジ本体51の後壁部51Bを上にした状
態にする。そして、当接部材70の突起72,72をマ
ガジン1に取り付けたガイド部材100のガイド溝10
3,103に係合させる。 【0026】次いで、図19に示すように、当接部材7
0の突条部75をガイド部材100の底板101上に当
接させ、当接部材70のツマミ部73,73から指を離
す。すると、カートリッジ50は自重により底板101
上を滑り落ちていく。この際、ガイド部材100のガイ
ド溝103,103により、カートリッジ50は円弧を
描くように案内されながら滑り落ちていき、そして、打
出部54がガイド部G1,G2に案内されて、図20に示
すように、打出部54がマガジン1の装着室2の凹部3
に入り込む。 【0027】このとき、装着室2の軸11がカートリッ
ジ50の突起55の傾斜面55aに当接するが、カート
リッジ50は慣性により軸11をスプリング12の付勢
力に抗して後方へ移動させて図21に示すように装着室
2に装着される。軸11はスプリング12の付勢力によ
りカートリッジ50の突起55の傾斜面55bに当接し
てカートリッジ50は固定される。 【0028】カートリッジ50の取り外しは従来と同様
なのでその説明は省略する。 【0029】次に、電動ホチキスが天地を逆にして複写
機等に取り付けられている場合について説明する。 【0030】先ず、図22に示すように、カートリッジ
50の打出部54を上側にするとともにカートリッジ本
体51の後壁部51Bを下にして、当接部材70の突起
72,72をマガジン1に取り付けたガイド部材100
のガイド溝103,103に係合させる。この状態から
カートリッジ50を左方へ押していくと、当接部材70
の突起72,72がガイド部材100のガイド溝103,
103に案内されることにより、カートリッジ50は図
23に示すように押し上げられていき、当接部材70の
突条部75がガイド部材100の底板101に当接す
る。 【0031】図23に示す状態から当接部材70のツマ
ミ部73,73を斜め上方へ押していくと、カートリッ
ジ50は、突起72,72がガイド溝103,103に案
内され、突条部75が底板101に案内されることによ
り、図24に示すように円弧を描くようにして押し上げ
られていく。この状態から、当接部材70のツマミ部7
3,73を上方へ押していくと、カートリッジ50がガ
イド溝103,103や底板101によって円弧を描く
ように押し上げられていくとともに、打出部54がガイ
ド部G1,G2に案内されて、図25に示すように、カー
トリッジ50の打出部54がマガジン1の装着室2の凹
部3に入り込み、装着室2の軸11がカートリッジ50
の突起55の傾斜面55aに当接する。 【0032】図25に示す状態から、さらにカートリッ
ジ50を上に押し込めば、軸11をスプリング12の付
勢力に抗して後方へ移動させて図26に示すように装着
室2に装着される。軸11はスプリング12の付勢力に
よりカートリッジ50の突起55の傾斜面55bに当接
してカートリッジ50は固定される。 【0033】このように、当接部材70の突起72,7
2をガイド部材100のガイド溝103,103に挿入
して、カートリッジ本体51を押していくだけでカート
リッジ50をマガジン1に装着することができるので、
その装着の仕方は至って簡単なものである。すなわち、
カートリッジ50はガイド部材100によって装着の際
の挿入軌道が規制されるので、カートリッジ50をマガ
ジン1に簡単に装着することができる。 【0034】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ガイド機構によってカートリッジの装着の際の挿入
軌道が規制されるので、カートリッジをマガジンに簡単
に装着することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係わる電動ホッチキス本体に取り付
けたマガジンの構成とカートリッジの装着状態を示した
説明図である。 【図2】図1のマガジンに装着するカートリッジを示し
た正面図である。 【図3】図2に示すカートリッジの側面図である。 【図4】当接部材を示した側面図である。 【図5】図4に示す当接部材の平面図である。 【図6】図4に示す当接部材の背面図である。 【図7】図4に示す当接部材の縦断面図である。 【図8】図4に示す当接部材の横断面図である。 【図9】カートリッジ本体の天板に係合する当接部材の
ツメの状態を示した説明図である。 【図10】カートリッジ本体の天板に係合する当接部材
のツメの状態を示した断面図である。 【図11】マガジンの構成を示した断面図である。 【図12】ガイド部材を示した側面図である。 【図13】図12に示したガイド部材の平面図である。 【図14】図12に示したガイド部材の正面図である。 【図15】図12に示したガイド部材の縦断面図であ
る。 【図16】図12に示したガイド部材の背面図である。 【図17】図12に示したガイド部材の横断面図であ
る。 【図18】カートリッジをマガジンに装着する際、ガイ
ド部材に対するカートリッジの最初の位置状態を示した
説明図である。 【図19】カートリッジがガイド部材に沿って少し移動
した状態を示した説明図である。 【図20】カートリッジがマガジンの装着室に装着され
る一歩手前の状態を示した説明図である。 【図21】カートリッジがマガジンの装着室に装着され
た状態を示した説明図である。 【図22】電動ホチキスが天地逆に取り付けらている場
合のカートリッジの装着の仕方を示した説明図である。 【図23】図22に示すカートリッジをガイド部材に沿
って少し押し上げた状態を示した説明図である。 【図24】図23に示すカートリッジをさらにガイド部
材に沿って押し上げた状態を示した説明図である。 【図25】図23に示すカートリッジがマガジンの装着
室に装着される一歩手前の状態を示した説明図である。 【図26】カートリッジがマガジンの装着室に装着され
た状態を示した説明図である。 【図27】従来の電動ホチキスの構成を示した概略説明
図である。 【図28】図27の電動ホチキスのマガジンとカートリ
ッジとを示した説明図である。 【図29】カートリッジをマガジンに装着する状態を示
した説明図である。 【図30】カートリッジがマガジンに装着される一歩手
前の状態を示した説明図である。 【図31】カートリッジがマガジンに装着された状態を
示した説明図である。 【符号の説明】 1 マガジン 2 装着室 3 凹部 50 カートリッジ 54 打出部 70 当接部材 100 ガイド部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】シートステープルを積層収納するカートリ
    ッジと、このカートリッジが着脱可能に装着される装着
    室を形成したマガジンを有する電動ホッチキス本体とを
    備え、前記カートリッジは、積層されたシートステープ
    ルを収納するカートリッジ本体と、このカートリッジ本
    体の前壁の下部から前方へ突出するとともに前記積層さ
    れたシートステープルを送り出すための搬送部と、この
    搬送部の先端に設けられた打出部とを有し、前記マガジ
    ンの装着室の上部には前記カートリッジを装着するため
    の上部開口が形成され、前記装着室の下部の前に前記打
    出部が入り込む凹部が形成され、前記マガジンには往
    動するフォーミングプレートおよびドライバとが設けら
    れ、フォーミングプレートが往動して前記打出部へ進入
    することによってステープルをコ字状に成形し、このコ
    字状に成形されたステープルを、往動してドライバが打
    出部へ進入することにより打出部から打ち出していく電
    動ホッチキスにおいて、 前記カートリッジをマガジンの装着室へ装着する際に、
    カートリッジを装着室へ案内して、カートリッジの打出
    部が装着室の凹部に入り込むようにしたガイド機構を設
    け、前記ガイド機構は、前記マガジンに取り付けられるガイ
    ド部材と、前記カートリッジに取り付けられるとともに
    前記ガイド部材に案内される当接部材とを備え、 前記ガイド部材は、マガジンの前壁部の上部に取り付け
    られるとともに前方へ且つ上方へ突出した円弧状の底板
    と、この底板の両側に設けられるとともに内側に円弧状
    のガイド溝を形成した一対のガイド板とを有し、 前記当接部材は、カートリッジ本体の両側壁の前側の上
    部に設けられるとともに前記ガイド溝内に挿入される一
    対の突起と、この突起より上方且つ前方に位置するとと
    もに前記底板に当接する当接部とを有し、 前記カートリッジをマガジンの上部開口から挿入して装
    着室へ装着する際の挿入軌道を円弧状に規制する ことを
    特徴とする電動ホッチキス。
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