JP2003220574A - ステープラー - Google Patents
ステープラーInfo
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- JP2003220574A JP2003220574A JP2002014852A JP2002014852A JP2003220574A JP 2003220574 A JP2003220574 A JP 2003220574A JP 2002014852 A JP2002014852 A JP 2002014852A JP 2002014852 A JP2002014852 A JP 2002014852A JP 2003220574 A JP2003220574 A JP 2003220574A
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Abstract
工具を使用することなく簡単に分離することができ、分
別廃棄が容易にできるステープラーを提供する。 【解決手段】 多数のステープルを収容するマガジン1
0と、該マガジン10内に収容されたステープルを綴り
用紙に向けて打ち出すドライバを備えたハンドル部12
および、前記マガジン10から打ち出されて綴り用紙を
貫通したステープルの脚部先端部を綴り用紙の裏面に沿
って屈曲させるクリンチャ13を備えたクリンチャアー
ム14とを各々の後端部において回動自在に支持させた
ステープラーにおいて、金属部品と合成樹脂部品とを両
者間に形成した係合爪28と係合穴25の係合により組
み付けるようにするとともに、前記係合爪25と係合穴
29の近傍の金属製部品と合成樹脂部品の間にコイン等
の金属片等を差し込み可能な溝30を形成した。
Description
態の金属製部品と合成樹脂部品とを修理又は廃棄時に容
易に分解することでき、分別廃棄や分離後の再組み付け
が可能なステープラーに関する。
で綴じ合わせするためのステープラーにおいては、部品
精度を維持するためと摩耗等に対する耐久性を維持させ
るために主要部品が金属材料で構成されており、更にこ
れらの主要部品とともに重量やコストの低減のために合
成樹脂性の成形部品が前記金属製部品と組み合わされて
使用されている。
部を屈曲させるクリンチャ1を備えたクリンチャアーム
2は、ステープル脚との接触による耐摩耗性を維持する
ためにクリンチャ1が金属材料で形成されるとともに、
基部側に形成されている枢支穴3とクリンチャ1間の寸
法精度を維持させるために、金属板材をプレスにより折
り曲げ成形して形成されたベース4と、このコ字状に形
成されたベース4の側面と下面をカバーするように外周
側に合成樹脂により成形されたカバー部材5が一体に組
み付けられている。
はコ字形に形成されたベース4の外周面を収容するよう
に凹部6が形成され、この凹部6を形成している両側壁
7の内面には、前記ベース4の両側壁に形成された係合
穴8と係合する係合爪9が突出して形成されており、ベ
ース4をカバー部材5の凹部6内に押し込むことにより
係合爪9の下面が係合穴8の下縁と係合することにより
ベース4とカバー部材5とが一体に組み付けられてい
る。
一体に組み付けられている部品を分離する必要があり、
又、異なった材料で構成されている部品は廃棄時には材
料毎に分別して廃棄する必要があり、上記のように金属
部品と合成樹脂部品とが係合爪9と係合穴8とを係合さ
せることで組み付けられている場合には、簡単には分離
できず分別して廃棄する作業が困難となる。また、専用
工具等で無理やりにベース4とカバー部材5とを分離す
ることは可能であるが、一般のユーザーが廃棄時に専用
工具を用意することは不可能であり、更に、図7(b)
に示すように分離した状態では係合爪9が破壊されてし
まうので、修理等の場合には再組み付けができなくなる
という問題がある。
た材料で組み付けられた部品を専用の工具を使用するこ
となく簡単に分離することができ、分別廃棄が容易にで
きる金属部品と合成樹脂部品とを組み付けしたステープ
ラーを提供することを課題とする。
本発明のステープラーは、多数のステープルを収容する
マガジンと、該マガジン内に収容されたステープルを綴
り用紙に向けて打ち出すドライバを備えたハンドル部お
よび、前記マガジンから打ち出されて綴り用紙を貫通し
たステープルの脚部先端部を綴り用紙の裏面に沿って屈
曲させるクリンチャを備えたクリンチャアームとを各々
の後端部において回動自在に支持させたステープラーに
おいて、金属製部品と合成樹脂部品を係合爪と係合穴の
係合により組み付けるようにするとともに、前記係合爪
と係合穴の近傍の金属製部品と合成樹脂部品の間にコイ
ン等の金属片等を差し込み可能な溝を形成したこと特徴
とする。
ステープルを収容するマガジンと、該マガジン内に収容
されたステープルを綴り用紙に向けて打ち出すドライバ
を備えたハンドル部および、前記マガジンから打ち出さ
れて綴り用紙を貫通したステープルの脚部先端部を綴り
用紙の裏面に沿って屈曲させるクリンチャを備えたクリ
ンチャアームとを各々の後端部において回動自在に支持
させたステープラーにおいて、前記クリンチャアームが
断面コ字形に形成されたベースとこのベースの両側面と
下面側を覆うように凹状の溝が形成されたカバー部材と
から構成され、カバー部材の両側壁内面に突出形成した
係合爪をベースの両側壁に形成した係合穴に係合させる
ことによりベースに対してカバー部材を組み付け、前記
ベースの側壁とカバー部材の側壁間に上方に開放された
溝を形成したことを特徴とする。
発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のステープ
ラーの実施例であり、多数のステープルを収容するマガ
ジン10と、前記マガジン10内のステープルを綴り用
紙に向けて打ち出すドライバ11を備えたハンドル部1
2、および前記マガジン10から打ち出されて綴り用紙
を貫通したステープルの脚部先端部を綴り用紙の裏面に
沿って屈曲させるクリンチャ13を備えたクリンチャア
ーム14がそれぞれの後端部において支持軸15によっ
て回動自在に支持されている。
のステープルをマガジン10の下面に配置される綴じ用
紙に向けて打ち出す打出口16が形成されており、更に
マガジン10内にはマガジン10内に収容されたステー
プルを前記打出口16に向けて押圧付勢させるプッシャ
17が配置されている。プッシャ17はマガジン10内
に配置されたガイドロッド18に沿って摺動自在に支持
されており、プッシャバネ19によりマガジン10の前
方へ向けて付勢されている。
によりドライバ11を介してマガジン10内のステープ
ルが打出口16から打ち出されてマガジン10の下面に
配置された綴じ用紙に向けて、綴じ用紙を貫通したステ
ープルの脚部がクリンチャ13によって綴じ用紙の裏面
に沿って折り曲げられて綴じ用紙が綴じられる。
ーム14は、金属板材を断面がコ字形となるように折り
曲げ成型して形成されたベース20とこのベース20の
両側面と下面を覆うように組み付けられたカバー部材2
1とで構成されている。ベース20の後端部には前記支
軸15により支持される枢支穴22が形成され、前端部
には上面にステープル脚先端と当接してステープル脚を
折り曲げるクリンチャ溝23が形成された金属材からな
るクリンチャ13が一体に形成されている。前記ベース
20の両側に立ち上がり形成された側壁24には側壁2
4を貫通した係合穴25が形成されている。
ともに、内側に前記ベース20を収容するように上面に
向いた凹部26が形成されており、外側はステープラー
を手で操作しやすいように膨出させた曲面で形成されて
いる。前記凹部26を形成している両側壁27の内面に
は、前記ベース20に形成された係合穴25と対応した
部分に係合穴25と係合する係合爪28が形成されてい
る。係合爪28は突出寸法が上側より下側が大きくなる
ように傾斜面29が形成されており、組み付け時にはベ
ース20を凹部26内に押し込むことにより傾斜面29
によってカバー部材21の側壁27が押し広げられて装
着することができる。ベース20がカバー部材21の凹
部26内に組み付けられている状態では、図4(b)に
示すように係合爪28の下面と係合穴25の下縁とが当
接してベース20が上方へ抜け出るのを阻止している。
壁27の前記係合爪28が形成された近傍の両側壁27
内面には凹部30が形成されており、該凹部30の深さ
と幅が例えばコインの厚さおよび直径と同じ程度に形成
されており、図4(a)に示すように、カバー部材21
がベース20に対して組み付けられた状態では、ベース
20の側壁の外側面との間にコイン等を差し込める溝3
1が形成されるようになる。
21とを分離する状態を、図2のA−A線及びB−B線
での断面を示す図4(a)(b)及び図5に従って説明
する。組み付け状態では図4(b)に示すように係合爪
28が係合穴25の下側の縁と係合してカバー部材21
とベース20とを一体に結合している。図4(a)に示
すように凹部30によってカバー部材21の側壁27と
ベース20の側壁24との間には上方が開放された溝3
1が形成され、この溝31内にコイン状の金属片P等の
一部を挿入して、この金属片Pの上部を図5(a)に示
すように外側に向けて傾斜させることによってカバー部
材21の両側壁27が外側に変形される。この凹部30
が形成されている部分の側壁27が変形されるに伴っ
て、図5(b)に示すように、凹部30の近傍の側壁2
7が連動して外側に変形されて、係合爪28が外側に広
がりベース20の係合穴25から離脱されて、ベース2
0とカバー部材21とが分離可能となる。
30を形成することによって溝31を形成するようにし
ているが、ベース20側に凹部を形成して溝31を形成
させることもできる。更に、上記実施例では、クリンチ
ャアーム14の前方部に係合爪28と係合穴25による
組み付け構造を実施したものであるが、クリンチャアー
ム14の後部にも同様な係合爪と係合穴による組み付け
機構を形成して、この係合爪と係合穴の近傍にも溝31
を形成しても良い。更に、本発明はクリンチャアーム1
4に限らず、ハンドル部12における金属部品と合成樹
脂部品の組み付けにも実施することが可能である。ま
た、金属部材と樹脂製部材を分離するために、コインに
替えてスクリュードライバや鍵、もしくは前記分離作業
に絶え得る硬さを持つ他の樹脂片を使用してもよい。
品と合成樹脂部品を係合爪と係合穴の係合により組み付
けるようにするとともに、前記係合爪と係合穴の近傍の
金属製部品と合成樹脂部品の間にコイン等の金属片等を
差し込み可能な溝を形成しているので、この溝にコイン
等を挿入してコインの上部をコジることにより合成樹脂
部品を変形させて係合爪と係合穴との係合状態を解離さ
せることができ、特別に解体用の専用工具を使用せず
に、金属部品と合成樹脂部品とを分離して廃棄すること
ができる。又、修理の場合には分離により係合爪28を
破損させることがないので、修理済みの部品や代え部品
を再度組み付けすることが可能となる。
図
図
た状態の斜視図
断面図であり、(a)は図2におけるA−A線での断面
図、(b)は図2におけるB−B線上での断面図
すもので、(a)は図2におけるA−A線での断面図、
(b)は図2におけるB−B線上での断面図
斜視図
(a)は組み付けられた状態図、(b)はベースとカバ
ー部材とを分離した状態図
Claims (2)
- 【請求項1】 多数のステープルを収容するマガジン
と、該マガジン内に収容されたステープルを綴り用紙に
向けて打ち出すドライバを備えたハンドル部および、前
記マガジンから打ち出されて綴り用紙を貫通したステー
プルの脚部先端部を綴り用紙の裏面に沿って屈曲させる
クリンチャを備えたクリンチャアームとを各々の後端部
において回動自在に支持させたステープラーにおいて、
金属製部品と合成樹脂部品を係合爪と係合穴の係合によ
り組み付けるようにするとともに、前記係合爪と係合穴
の近傍の金属製部品と合成樹脂部品の間にコイン等の金
属片等を差し込み可能な溝を形成したこと特徴とするス
テープラー。 - 【請求項2】 多数のステープルを収容するマガジン
と、該マガジン内に収容されたステープルを綴り用紙に
向けて打ち出すドライバを備えたハンドル部および、前
記マガジンから打ち出されて綴り用紙を貫通したステー
プルの脚部先端部を綴り用紙の裏面に沿って屈曲させる
クリンチャを備えたクリンチャアームとを各々の後端部
において回動自在に支持させたステープラーにおいて、
前記クリンチャアームが断面コ字形に形成されたベース
とこのベースの両側面と下面側を覆うように凹状の溝が
形成されたカバー部材とから構成され、カバー部材の両
側壁内面に突出形成した係合爪をベースの両側壁に形成
した係合穴に係合させることによりベースに対してカバ
ー部材を組み付け、前記ベースの側壁とカバー部材の側
壁間に上方に開放された溝を形成したことを特徴とする
ステープラー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002014852A JP3840980B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | ステープラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
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---|---|
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JP3840980B2 JP3840980B2 (ja) | 2006-11-01 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002014852A Expired - Fee Related JP3840980B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | ステープラー |
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-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014852A patent/JP3840980B2/ja not_active Expired - Fee Related
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