JP2005014416A - 電動ステープラーのステープル供給機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】カートリッジ7への連結ステープルの装填時に、装填操作する指に送り爪21が触れることが無く、安全にステープルの装填操作が行えるようにする。
【解決手段】ステープルガイド13に沿って配置された連結ステープルと係合する送り爪21を備えるとともに連結ステープルの供給方向に沿って往復作動するステープル供給機構16を形成し、カートリッジ7にステープル供給機構16の作動を拘束するように付勢させたストッパ手段30を形成し、カートリッジ7をマガジン5に装着したときにマガジン5に形成した制御部33によってストッパ手段30をステープル供給機構16の拘束状態を解放するように作動させる。
【選択図】 図4
【解決手段】ステープルガイド13に沿って配置された連結ステープルと係合する送り爪21を備えるとともに連結ステープルの供給方向に沿って往復作動するステープル供給機構16を形成し、カートリッジ7にステープル供給機構16の作動を拘束するように付勢させたストッパ手段30を形成し、カートリッジ7をマガジン5に装着したときにマガジン5に形成した制御部33によってストッパ手段30をステープル供給機構16の拘束状態を解放するように作動させる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、真直状のステープル材を互いに連結した連結ステープルをカートリッジ内に装填し、このカートリッジを電動ステープラーのマガジンへ装着するとともに、連結ステープルをカートリッジの前端に形成された打出部へ順次供給し、該打出部に供給されたステープルをコ字形に成型するとともに綴じ用紙に向けて打ち出し、綴じ用紙を貫通したステープル脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げるようにした電動ステープラーのステープル供給機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
直線状の未成形ステープルを多数並列状に並べて隣接した未成形ステープル同士を接着剤等によって連結してシート状又は長尺のベルト状の連結ステープルを形成し、この連結ステープルをカートリッジ内に装填するとともに該カートリッジを電動ステープラーのマガジンに装着して、カートリッジ内の連結ステープルを順次カートリッジの先端部に形成された打出部へ向けて供給し、この連結ステープルの先頭部分の未成形ステープルを打出部の直前でフォーミングプレートによってコ字形に成形し、この成形されたステープルをドライバプレートが摺動する打出通路内へ供給し、打出通路内を摺動駆動されるドライバプレートによって打出通路から打ち出して、ステープル脚をカートリッジの下面に配置された綴じ用紙を貫通させることによってステープル綴じを行うようにした電動ステープラーが知られている。
【0003】
上記電動ステープラーには、カートリッジに装填された連結ステープルを順次打出部へ供給するためのステープル供給機構が形成されている。上記従来の電動ステープラーではステープラー本体のマガジンに対してシート状に形成された連結ステープルを多数積層した状態で収容するカートリッジが着脱可能に構成されており、前記マガジン側に形成されたステープル供給機構によってカートリッジ内のシート状の連結ステープルがマガジンの前端部に形成されている打出部へ順次供給されるように構成されている。そして前記マガジンの打出部と対向してステープラー本体に形成されているフォーミングプレートによってコ字形に成形されるとともにステープラー本体に形成されているドライバプレートによって用紙に向けて打ち出すようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−105346号公報
【0005】
上記カートリッジ側には真直状のステープル材をコ字形に成形するとともにコ字形に成形されたステープルを用紙に向けて打ち出し案内する打出部が形成されており、一方のマガジン側にはカートリッジに装填されているシート状の連結ステープルを前記打出部へ給送するステープル供給機構が形成されている。ステープル供給機構は、カートリッジに装填されている連結ステープルの互いに連結されている真直状のステープル材と係合できるように先端が鋭利な刃状に形成された送り爪を備えており、この送り爪をカートリッジの装着空間へ突出させてカートリッジに収容されている連結ステープルのステープル材と係合させるとともに、電動ステープラーの作動と同期させて送り爪を前後方向へ摺動作動させ、連結ステープルを打出部へ順次供給するようにしている。
【0006】
更に上記特許文献1に記載された従来技術では、送り爪をカートリッジ装着用空間に突出する位置と装着空間から退避する位置との間で回動可能でかつ、この送り爪がカートリッジ装着空間から退避するように回動付勢させるとともに、マガジンへカートリッジが装着されたときには前記送り爪がカートリッジに装填されたシートステープルと係合するようにカートリッジ装着空間へ突出させるように送り爪を回動させる突起を送り爪の回動軸に一体に形成しており、マガジンからカートリッジを取り外した際にマガジンのカートリッジ装着部の空間内に送り爪の先端が露出しないようにして、ステープルを装填するためにカートリッジをマガジンから脱着操作する時に指が上記送り爪に接触しないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、送り爪と連結ステープルとの相対位置関係の精度を高くして連結ステープルの供給を確実にするため、カートリッジ側に連結ステープルの供給ガイドと打出部を形成するとともに連結ステープルを打出部へ給送するためのステープル供給機構をカートリッジ側に形成することがある。このようにカートリッジ側にステープル供給機構を形成したものでは、前記特許文献1の技術が採用できず、マガジンから取り外したカートリッジへ連結ステープルを装填する際にカートリッジのステープル装填部内に送り爪が露出して連結ステープルをカートリッジへ装填する際に指が送り爪に当接するなどして危険であったり又はカートリッジへのステープルの装填操作を邪魔することがある。
【0008】
本発明は上記従来技術での問題を解決して、マガジンから取り外ししたカートリッジへの連結ステープルの装填時に、装填操作する指に送り爪が触れることが無く、安全にステープルの装填操作が行える電動ステープラーのステープル供給機構を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明のステープル供給機構は、真直状のステープル材を多数並べて連結した連結ステープルを装填したカートリッジを電動ステープラーのマガジンへ装着して、カートリッジ内の連結ステープルをカートリッジの先端部に形成した打出部へ順次供給するとともに、該打出部で連結ステープルの真直状ステープル材をコ字形に成形してマガジンの下側に配置された用紙に向けて打ち出すようにした電動ステープラーにおいて、前記カートリッジに装填された連結ステープルを打出部へ誘導するステープルガイドをカートリッジに形成し、このステープルガイド上に配置された連結ステープルと係合する送り爪を備えるとともに該送り爪を連結ステープルの供給方向に沿って往復作動させるステープル供給機構を形成し、更に、カートリッジに前記ステープル供給機構の作動を拘束するように付勢させたストッパ手段を形成するとともに、前記マガジンに前記ストッパ手段を制御する制御部を形成し、カートリッジをマガジンに装着したときに前記制御部によって前記ストッパ手段をステープル供給機構の拘束状態を解放するように作動させるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のステープル供給機構を実施した電動ステープラーの全体を示す斜視図であり、電動ステープラー1は複写機や印刷機等の内部の用紙の搬送路に配置されて、複写や印刷処理された複数の用紙を綴じるようにされている。この実施例における電動ステープラー1は、多数の真直状のステープル材を並列させて隣接したステープル材同士を接着剤等によって連結してシート状に形成された連結ステープルを、フォーミング用のアンビルと打出用通路が形成された打出部へ供給し、連結ステープルの先頭部分の真直状のステープル材をコ字形のステープルに成型するとともに、コ字形に成型されたステープルを用紙に向けて打ち出すようにしたステープル駆動部2と、用紙を貫通したステープル脚を用紙の裏面に沿って折り曲げるクリンチャ部3により構成されており、用紙の搬送路を挟んで一方側に前記ステープル駆動部2が配置され搬送路の反対側に前記クリンチャ部3が配置されている。
【0011】
ステープル駆動部2は、用紙の搬送路の一方側に形成されている支持フレーム4と、この支持フレーム4によって搬送路に配置された用紙に向けてスライド可能に支持されているマガジン5と、前記マガジン5に形成されているカートリッジ装着部6に着脱可能に装着されるカートリッジ7および、前記カートリッジ7に形成されたステープル装填部8に収容可能なシート状の連結ステープルSを積層して束ねているリフィル9とにより構成されている。図2に示すようにカートリッジ7の前方部分にはシート状の連結ステープルSの先頭部分の真直状のステープル材をコ字形に成形するためのアンビル10と、コ字形に成形されたステープルを綴じ用紙に向けて打ち出し案内する打出通路11からなる打出部12が形成されている。
【0012】
前記カートリッジ7には、多数のシート状の連結ステープルSを積層した状態に束ねているリフィル9を装着するステープル装着部8が形成されており、このステープル装着部8の底部にはシート状の連結ステープルSを前記打出部12へ案内するステープルガイド13が形成されている。ステープル装着部8に装着されたリフィル9の最下層のシート状の連結ステープルSが前記ステープルガイド13の上面に沿って打出部12へ誘導されるようにしている。リフィル9がカートリッジ7のステープル装着部8に装着された状態では、カートリッジ7に形成されている押圧レバー14がリフィル9内に積層されて収容されたシート状の連結ステープルSを上方から弾力的に押圧させて積層されているシート状の連結ステープルSの最下層のシート状の連結ステープルSを前記ステープルガイド13の上面へ押圧させている。
【0013】
図3に示すように、マガジン5の底部の一部には下面側に貫通した開口が形成されており、リフィル9を装着したカートリッジ7をマガジン5のカートリッジ装着部6へ装着した状態では、カートリッジ7に形成されている打出部12の下面がマガジン5の下面側に露出されており、カートリッジ7から打ち出されるステープルがマガジン5の下面側に配置された用紙に向けて打ち込まれるようにされている。カートリッジ7はカートリッジ7に回動可能に形成されているロックレバー15によってマガジン5へ装着された状態で固定され、このロックレバー15を操作することによってカートリッジ7をマガジン5から取り外すことが可能にされている。
【0014】
前記マガジン5とカートリッジ7との間にはカートリッジ7がマガジン5に装着された状態で協働して機能するステープル供給機構16が形成されている。図4乃至図6に示すようにステープル供給機構16は、カートリッジ7の前方部分に形成されているステープルガイド13に沿って摺動自在にカートリッジ7側に設けられた供給部材17と、該供給部材17を摺動作動させるようにマガジン5側に形成された作動部材18によって構成されている。図5および図6に示すように供給部材17は、カートリッジ7のステープルガイド13の下面側でシート状の連結ステープルSの供給方向に沿ってスライド可能に支持されているスライダ19とこのスライダ19に回転可能に支持されている爪ホルダ20で構成されており、前記爪ホルダ20には先端が鋭利な刃状に形成された送り爪21が設けられており、この送り爪21がステープルガイド13に形成された開口部22からステープルガイド13の上面側へ突出されるようにバネ23によって回動付勢されている。
【0015】
マガジン5側に形成されている作動部材18は、前記スライダ19と対向するようにマガジン5の底部にスライド可能に支持されており、バネ24によってシート状の連結ステープルSの供給方向へ向けて付勢されている。該作動部材18の前端には前記スライダ19の後端面と当接してスライダ19を前方へ押圧させる押圧面25が形成されており、バネ24の弾発力によって作動部材18が供給方向に作動することによって押圧面25がスライダ19と係合してスライダ19をステープル供給方向へスライド移動させる。また、作動部材18には弾力的にたわむことが可能な弾片26が一体に形成されておりこの弾片26の前端上面に凸部27が形成されており、この凸部27がスライダ19の後方側に突出して形成された下向きの凸部28と係合することによって、作動部材18が供給方向と逆方向に駆動される際にスライダ19を後方へ引き戻し作動させる。なお、作動部材18の後方への作動は作動部材18に貫挿されている作動軸29を介して図示していない駆動機構を介して電動ステープラー1の作動と連携させて行われる。
【0016】
図7に示すように通常時には、図示しない駆動機構によって作動軸29が後方側に駆動されており、これによって作動部材18はバネ24の弾発力に抗して後方端側(図の右端側)に移動されている。作動部材18に形成された弾片26の凸部27がスライダ19の凸部28と係合してスライダ19を後方へ移動させてスライダ19が後方端側に配置されている。この状態では、爪ホルダ20が後端位置まで移動されて爪ホルダ20に保持されている送り爪21がステープルガイド13の開口部22の後端縁と係合してバネ23の付勢力に抗して回動されて送り爪21の先端がステープルガイド13の下側に退避させられている。
【0017】
搬送路に配置された用紙を綴じるため電動ステープラー1が駆動されてマガジン5が用紙の搬送路方向に向けて移動されると、図8に示すようにマガジン5の作動と連動して作動軸29の後方側(図の右側)への作動力が解放されて、これによって作動部材18がバネ24の付勢力によって連結ステープルSの供給方向(図の左方向)に向けて駆動される。作動部材18の押圧面25がスライダ19の後端部と当接してスライダ19を前方へ移動させ、スライダ19に保持されている爪ホルダ20を前方へ移動させる。爪ホルダ20が前方へ移動すると送り爪21がステープルガイド13の開口部22の後端縁から離反して爪ホルダ20がバネ23の付勢力によって回動して送り爪21の先端がステープルガイド13の上面側に突出し、ステープルガイド13の上面に沿って配置されている連結ステープルSの真直状のステープル材と係合されて、シート状の連結ステープルSを打出部12へ向けて供給する。
【0018】
上記ステープル供給機構16には更に、カートリッジ7をマガジン5から取り外したときに前記スライダ19がステープル供給方向へ移動するのを阻止するように作用するストッパ手段30が形成されている。ストッパ手段30は、カートリッジ7に回動可能に支持されるとともに前記スライダ19と係合することによってスライダ19の前進移動を阻止する係合部32が形成されたストッパアーム31と、このストッパアーム31を回動制御するようにマガジン5側に形成された制御部33によって構成されている。ストッパアーム31はその中央部においてスライダ19の側方でカートリッジ7に対して回動可能に支持されており、該ストッパアーム31の前端に形成された係合部32がスライダ19から側方へ向けて突出形成されている係合突起34と係合することによってスライダ19の連結ステープル供給方向への移動を阻止させる。
【0019】
前記ストッパアーム31は前端に形成された係合部32がスライダ19の係合突起34の前方に配置されてスライダ19が連結ステープルの供給方向へ移動するのを阻止する位置と、係合部32が係合突起34の前方位置から退避されてスライダ19の連結ステープルSの供給方向への移動を許容する位置との間で回動軸35を中心として回動可能であり、回動軸35に装着されている捻りコイルバネ36によって係合部32がスライダ19の係合突起34の前方に配置されてスライダ19の移動を阻止させる位置へ回動付勢されている。更に前記ストッパアーム31の後端部にはマガジン5に形成されている前記制御部33と係合することによってストッパアーム31の係合部32がスライダ19の係合突起34の前方から退避した位置へストッパアーム31を回動させる操作端部37が形成されている。
【0020】
カートリッジ7がマガジン5に装着されている状態では、図4に示すように、ストッパアーム31の操作端部37がマガジン5の制御部33と係合して、ストッパアーム31が捻りコイルバネ36の付勢力に抗して回動され係合部32がスライダ19の係合突起34の前方から退避された位置に配置されている。従って作動部材18がステープル供給方向へ作動する際にスライダ19が前方へスライド移動されて図8に示すようにシート状の連結ステープルSの給送が行われる。
【0021】
図9および図10に示すように、カートリッジ7へシート状の連結ステープルSを装填するためにカートリッジ7をマガジン5から取り外し操作すると、ストッパアーム31の操作端部37がマガジン5の制御部33から離反してストッパアーム31が捻りコイルバネ36の作用によって回動して、ストッパアーム31の係合部32がスライダ19の係合突起34の前方へ配置される。これによってスライダ19とこれに保持されている爪ホルダ20が前方へ移動することが係合部32によって阻止される。そして、爪ホルダ20に保持されている送り爪21はステープルガイド13の開口部22の下側に配置されたままとなる。このように、カートリッジ7をマガジン5から脱却することによってスライダ19の前方への移動が阻止されて送り爪21がステープルガイド13の下面側に退避されるので、マガジン5から取り外したカートリッジ7のステープル装填部8に鋭利な送り爪21の先端が突出することが防止できる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、カートリッジをマガジンから取り外しすることによって、ステープル供給機構のスライダの前進を阻止させるストッパ手段を設けているので、送り爪が連結ステープルの供給方向に向けて移動できず、従って送り爪の先端が連結ステープルの供給路上に突出することがなく、カートリッジへ連結ステープルを装填する際に、指等が送り爪の先端に触れて怪我をしたり又は送り爪が連結ステープルの装填操作の邪魔になることがなくなり、安全に連結ステープルの装填を行うことが可能となる。
【0023】
また、連結ステープルを装填したカートリッジをマガジンへ装着することによって、ストッパアームの作動端部がマガジンの制御部と係合して、ストッパアームが回動され係合部がスライダの係合突起の前方から退避されるので、ストッパ手段によるステープル供給機構の拘束状態が解除されてステープル供給機構によるステープル供給作動が可能となり、電動ステープラーの作動時の連結ステープルの給送には何らの障害が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電動ステープラーを示す斜視図
【図2】カートリッジへ連結ステープルを装填している状態を示すの斜視図
【図3】カートリッジを装着したマガジンの底面部を示す斜視図
【図4】ステープル供給機構を示す側面図
【図5】ステープル供給機構の平面図
【図6】ステープル供給機構を構成している部品構成を示す分解斜視図
【図7】供給作動前の作動状態を示すステープル供給機構の縦断側面図
【図8】供給動作した後の作動状態を示すステープル供給機構の縦断側面図
【図9】カートリッジをマガジンから脱却している状態を示すステープル供給機構の斜視図
【図10】図9と同じ状態のステープル供給機構の縦断側面図
【符号の説明】
1 電動ステープラー
5 マガジン
7 カートリッジ
13 ステープルガイド
16 ステープル供給機構
21 送り爪
30 ストッパ手段
33 制御部
【発明の属する技術分野】
本発明は、真直状のステープル材を互いに連結した連結ステープルをカートリッジ内に装填し、このカートリッジを電動ステープラーのマガジンへ装着するとともに、連結ステープルをカートリッジの前端に形成された打出部へ順次供給し、該打出部に供給されたステープルをコ字形に成型するとともに綴じ用紙に向けて打ち出し、綴じ用紙を貫通したステープル脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げるようにした電動ステープラーのステープル供給機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
直線状の未成形ステープルを多数並列状に並べて隣接した未成形ステープル同士を接着剤等によって連結してシート状又は長尺のベルト状の連結ステープルを形成し、この連結ステープルをカートリッジ内に装填するとともに該カートリッジを電動ステープラーのマガジンに装着して、カートリッジ内の連結ステープルを順次カートリッジの先端部に形成された打出部へ向けて供給し、この連結ステープルの先頭部分の未成形ステープルを打出部の直前でフォーミングプレートによってコ字形に成形し、この成形されたステープルをドライバプレートが摺動する打出通路内へ供給し、打出通路内を摺動駆動されるドライバプレートによって打出通路から打ち出して、ステープル脚をカートリッジの下面に配置された綴じ用紙を貫通させることによってステープル綴じを行うようにした電動ステープラーが知られている。
【0003】
上記電動ステープラーには、カートリッジに装填された連結ステープルを順次打出部へ供給するためのステープル供給機構が形成されている。上記従来の電動ステープラーではステープラー本体のマガジンに対してシート状に形成された連結ステープルを多数積層した状態で収容するカートリッジが着脱可能に構成されており、前記マガジン側に形成されたステープル供給機構によってカートリッジ内のシート状の連結ステープルがマガジンの前端部に形成されている打出部へ順次供給されるように構成されている。そして前記マガジンの打出部と対向してステープラー本体に形成されているフォーミングプレートによってコ字形に成形されるとともにステープラー本体に形成されているドライバプレートによって用紙に向けて打ち出すようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−105346号公報
【0005】
上記カートリッジ側には真直状のステープル材をコ字形に成形するとともにコ字形に成形されたステープルを用紙に向けて打ち出し案内する打出部が形成されており、一方のマガジン側にはカートリッジに装填されているシート状の連結ステープルを前記打出部へ給送するステープル供給機構が形成されている。ステープル供給機構は、カートリッジに装填されている連結ステープルの互いに連結されている真直状のステープル材と係合できるように先端が鋭利な刃状に形成された送り爪を備えており、この送り爪をカートリッジの装着空間へ突出させてカートリッジに収容されている連結ステープルのステープル材と係合させるとともに、電動ステープラーの作動と同期させて送り爪を前後方向へ摺動作動させ、連結ステープルを打出部へ順次供給するようにしている。
【0006】
更に上記特許文献1に記載された従来技術では、送り爪をカートリッジ装着用空間に突出する位置と装着空間から退避する位置との間で回動可能でかつ、この送り爪がカートリッジ装着空間から退避するように回動付勢させるとともに、マガジンへカートリッジが装着されたときには前記送り爪がカートリッジに装填されたシートステープルと係合するようにカートリッジ装着空間へ突出させるように送り爪を回動させる突起を送り爪の回動軸に一体に形成しており、マガジンからカートリッジを取り外した際にマガジンのカートリッジ装着部の空間内に送り爪の先端が露出しないようにして、ステープルを装填するためにカートリッジをマガジンから脱着操作する時に指が上記送り爪に接触しないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、送り爪と連結ステープルとの相対位置関係の精度を高くして連結ステープルの供給を確実にするため、カートリッジ側に連結ステープルの供給ガイドと打出部を形成するとともに連結ステープルを打出部へ給送するためのステープル供給機構をカートリッジ側に形成することがある。このようにカートリッジ側にステープル供給機構を形成したものでは、前記特許文献1の技術が採用できず、マガジンから取り外したカートリッジへ連結ステープルを装填する際にカートリッジのステープル装填部内に送り爪が露出して連結ステープルをカートリッジへ装填する際に指が送り爪に当接するなどして危険であったり又はカートリッジへのステープルの装填操作を邪魔することがある。
【0008】
本発明は上記従来技術での問題を解決して、マガジンから取り外ししたカートリッジへの連結ステープルの装填時に、装填操作する指に送り爪が触れることが無く、安全にステープルの装填操作が行える電動ステープラーのステープル供給機構を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明のステープル供給機構は、真直状のステープル材を多数並べて連結した連結ステープルを装填したカートリッジを電動ステープラーのマガジンへ装着して、カートリッジ内の連結ステープルをカートリッジの先端部に形成した打出部へ順次供給するとともに、該打出部で連結ステープルの真直状ステープル材をコ字形に成形してマガジンの下側に配置された用紙に向けて打ち出すようにした電動ステープラーにおいて、前記カートリッジに装填された連結ステープルを打出部へ誘導するステープルガイドをカートリッジに形成し、このステープルガイド上に配置された連結ステープルと係合する送り爪を備えるとともに該送り爪を連結ステープルの供給方向に沿って往復作動させるステープル供給機構を形成し、更に、カートリッジに前記ステープル供給機構の作動を拘束するように付勢させたストッパ手段を形成するとともに、前記マガジンに前記ストッパ手段を制御する制御部を形成し、カートリッジをマガジンに装着したときに前記制御部によって前記ストッパ手段をステープル供給機構の拘束状態を解放するように作動させるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のステープル供給機構を実施した電動ステープラーの全体を示す斜視図であり、電動ステープラー1は複写機や印刷機等の内部の用紙の搬送路に配置されて、複写や印刷処理された複数の用紙を綴じるようにされている。この実施例における電動ステープラー1は、多数の真直状のステープル材を並列させて隣接したステープル材同士を接着剤等によって連結してシート状に形成された連結ステープルを、フォーミング用のアンビルと打出用通路が形成された打出部へ供給し、連結ステープルの先頭部分の真直状のステープル材をコ字形のステープルに成型するとともに、コ字形に成型されたステープルを用紙に向けて打ち出すようにしたステープル駆動部2と、用紙を貫通したステープル脚を用紙の裏面に沿って折り曲げるクリンチャ部3により構成されており、用紙の搬送路を挟んで一方側に前記ステープル駆動部2が配置され搬送路の反対側に前記クリンチャ部3が配置されている。
【0011】
ステープル駆動部2は、用紙の搬送路の一方側に形成されている支持フレーム4と、この支持フレーム4によって搬送路に配置された用紙に向けてスライド可能に支持されているマガジン5と、前記マガジン5に形成されているカートリッジ装着部6に着脱可能に装着されるカートリッジ7および、前記カートリッジ7に形成されたステープル装填部8に収容可能なシート状の連結ステープルSを積層して束ねているリフィル9とにより構成されている。図2に示すようにカートリッジ7の前方部分にはシート状の連結ステープルSの先頭部分の真直状のステープル材をコ字形に成形するためのアンビル10と、コ字形に成形されたステープルを綴じ用紙に向けて打ち出し案内する打出通路11からなる打出部12が形成されている。
【0012】
前記カートリッジ7には、多数のシート状の連結ステープルSを積層した状態に束ねているリフィル9を装着するステープル装着部8が形成されており、このステープル装着部8の底部にはシート状の連結ステープルSを前記打出部12へ案内するステープルガイド13が形成されている。ステープル装着部8に装着されたリフィル9の最下層のシート状の連結ステープルSが前記ステープルガイド13の上面に沿って打出部12へ誘導されるようにしている。リフィル9がカートリッジ7のステープル装着部8に装着された状態では、カートリッジ7に形成されている押圧レバー14がリフィル9内に積層されて収容されたシート状の連結ステープルSを上方から弾力的に押圧させて積層されているシート状の連結ステープルSの最下層のシート状の連結ステープルSを前記ステープルガイド13の上面へ押圧させている。
【0013】
図3に示すように、マガジン5の底部の一部には下面側に貫通した開口が形成されており、リフィル9を装着したカートリッジ7をマガジン5のカートリッジ装着部6へ装着した状態では、カートリッジ7に形成されている打出部12の下面がマガジン5の下面側に露出されており、カートリッジ7から打ち出されるステープルがマガジン5の下面側に配置された用紙に向けて打ち込まれるようにされている。カートリッジ7はカートリッジ7に回動可能に形成されているロックレバー15によってマガジン5へ装着された状態で固定され、このロックレバー15を操作することによってカートリッジ7をマガジン5から取り外すことが可能にされている。
【0014】
前記マガジン5とカートリッジ7との間にはカートリッジ7がマガジン5に装着された状態で協働して機能するステープル供給機構16が形成されている。図4乃至図6に示すようにステープル供給機構16は、カートリッジ7の前方部分に形成されているステープルガイド13に沿って摺動自在にカートリッジ7側に設けられた供給部材17と、該供給部材17を摺動作動させるようにマガジン5側に形成された作動部材18によって構成されている。図5および図6に示すように供給部材17は、カートリッジ7のステープルガイド13の下面側でシート状の連結ステープルSの供給方向に沿ってスライド可能に支持されているスライダ19とこのスライダ19に回転可能に支持されている爪ホルダ20で構成されており、前記爪ホルダ20には先端が鋭利な刃状に形成された送り爪21が設けられており、この送り爪21がステープルガイド13に形成された開口部22からステープルガイド13の上面側へ突出されるようにバネ23によって回動付勢されている。
【0015】
マガジン5側に形成されている作動部材18は、前記スライダ19と対向するようにマガジン5の底部にスライド可能に支持されており、バネ24によってシート状の連結ステープルSの供給方向へ向けて付勢されている。該作動部材18の前端には前記スライダ19の後端面と当接してスライダ19を前方へ押圧させる押圧面25が形成されており、バネ24の弾発力によって作動部材18が供給方向に作動することによって押圧面25がスライダ19と係合してスライダ19をステープル供給方向へスライド移動させる。また、作動部材18には弾力的にたわむことが可能な弾片26が一体に形成されておりこの弾片26の前端上面に凸部27が形成されており、この凸部27がスライダ19の後方側に突出して形成された下向きの凸部28と係合することによって、作動部材18が供給方向と逆方向に駆動される際にスライダ19を後方へ引き戻し作動させる。なお、作動部材18の後方への作動は作動部材18に貫挿されている作動軸29を介して図示していない駆動機構を介して電動ステープラー1の作動と連携させて行われる。
【0016】
図7に示すように通常時には、図示しない駆動機構によって作動軸29が後方側に駆動されており、これによって作動部材18はバネ24の弾発力に抗して後方端側(図の右端側)に移動されている。作動部材18に形成された弾片26の凸部27がスライダ19の凸部28と係合してスライダ19を後方へ移動させてスライダ19が後方端側に配置されている。この状態では、爪ホルダ20が後端位置まで移動されて爪ホルダ20に保持されている送り爪21がステープルガイド13の開口部22の後端縁と係合してバネ23の付勢力に抗して回動されて送り爪21の先端がステープルガイド13の下側に退避させられている。
【0017】
搬送路に配置された用紙を綴じるため電動ステープラー1が駆動されてマガジン5が用紙の搬送路方向に向けて移動されると、図8に示すようにマガジン5の作動と連動して作動軸29の後方側(図の右側)への作動力が解放されて、これによって作動部材18がバネ24の付勢力によって連結ステープルSの供給方向(図の左方向)に向けて駆動される。作動部材18の押圧面25がスライダ19の後端部と当接してスライダ19を前方へ移動させ、スライダ19に保持されている爪ホルダ20を前方へ移動させる。爪ホルダ20が前方へ移動すると送り爪21がステープルガイド13の開口部22の後端縁から離反して爪ホルダ20がバネ23の付勢力によって回動して送り爪21の先端がステープルガイド13の上面側に突出し、ステープルガイド13の上面に沿って配置されている連結ステープルSの真直状のステープル材と係合されて、シート状の連結ステープルSを打出部12へ向けて供給する。
【0018】
上記ステープル供給機構16には更に、カートリッジ7をマガジン5から取り外したときに前記スライダ19がステープル供給方向へ移動するのを阻止するように作用するストッパ手段30が形成されている。ストッパ手段30は、カートリッジ7に回動可能に支持されるとともに前記スライダ19と係合することによってスライダ19の前進移動を阻止する係合部32が形成されたストッパアーム31と、このストッパアーム31を回動制御するようにマガジン5側に形成された制御部33によって構成されている。ストッパアーム31はその中央部においてスライダ19の側方でカートリッジ7に対して回動可能に支持されており、該ストッパアーム31の前端に形成された係合部32がスライダ19から側方へ向けて突出形成されている係合突起34と係合することによってスライダ19の連結ステープル供給方向への移動を阻止させる。
【0019】
前記ストッパアーム31は前端に形成された係合部32がスライダ19の係合突起34の前方に配置されてスライダ19が連結ステープルの供給方向へ移動するのを阻止する位置と、係合部32が係合突起34の前方位置から退避されてスライダ19の連結ステープルSの供給方向への移動を許容する位置との間で回動軸35を中心として回動可能であり、回動軸35に装着されている捻りコイルバネ36によって係合部32がスライダ19の係合突起34の前方に配置されてスライダ19の移動を阻止させる位置へ回動付勢されている。更に前記ストッパアーム31の後端部にはマガジン5に形成されている前記制御部33と係合することによってストッパアーム31の係合部32がスライダ19の係合突起34の前方から退避した位置へストッパアーム31を回動させる操作端部37が形成されている。
【0020】
カートリッジ7がマガジン5に装着されている状態では、図4に示すように、ストッパアーム31の操作端部37がマガジン5の制御部33と係合して、ストッパアーム31が捻りコイルバネ36の付勢力に抗して回動され係合部32がスライダ19の係合突起34の前方から退避された位置に配置されている。従って作動部材18がステープル供給方向へ作動する際にスライダ19が前方へスライド移動されて図8に示すようにシート状の連結ステープルSの給送が行われる。
【0021】
図9および図10に示すように、カートリッジ7へシート状の連結ステープルSを装填するためにカートリッジ7をマガジン5から取り外し操作すると、ストッパアーム31の操作端部37がマガジン5の制御部33から離反してストッパアーム31が捻りコイルバネ36の作用によって回動して、ストッパアーム31の係合部32がスライダ19の係合突起34の前方へ配置される。これによってスライダ19とこれに保持されている爪ホルダ20が前方へ移動することが係合部32によって阻止される。そして、爪ホルダ20に保持されている送り爪21はステープルガイド13の開口部22の下側に配置されたままとなる。このように、カートリッジ7をマガジン5から脱却することによってスライダ19の前方への移動が阻止されて送り爪21がステープルガイド13の下面側に退避されるので、マガジン5から取り外したカートリッジ7のステープル装填部8に鋭利な送り爪21の先端が突出することが防止できる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、カートリッジをマガジンから取り外しすることによって、ステープル供給機構のスライダの前進を阻止させるストッパ手段を設けているので、送り爪が連結ステープルの供給方向に向けて移動できず、従って送り爪の先端が連結ステープルの供給路上に突出することがなく、カートリッジへ連結ステープルを装填する際に、指等が送り爪の先端に触れて怪我をしたり又は送り爪が連結ステープルの装填操作の邪魔になることがなくなり、安全に連結ステープルの装填を行うことが可能となる。
【0023】
また、連結ステープルを装填したカートリッジをマガジンへ装着することによって、ストッパアームの作動端部がマガジンの制御部と係合して、ストッパアームが回動され係合部がスライダの係合突起の前方から退避されるので、ストッパ手段によるステープル供給機構の拘束状態が解除されてステープル供給機構によるステープル供給作動が可能となり、電動ステープラーの作動時の連結ステープルの給送には何らの障害が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電動ステープラーを示す斜視図
【図2】カートリッジへ連結ステープルを装填している状態を示すの斜視図
【図3】カートリッジを装着したマガジンの底面部を示す斜視図
【図4】ステープル供給機構を示す側面図
【図5】ステープル供給機構の平面図
【図6】ステープル供給機構を構成している部品構成を示す分解斜視図
【図7】供給作動前の作動状態を示すステープル供給機構の縦断側面図
【図8】供給動作した後の作動状態を示すステープル供給機構の縦断側面図
【図9】カートリッジをマガジンから脱却している状態を示すステープル供給機構の斜視図
【図10】図9と同じ状態のステープル供給機構の縦断側面図
【符号の説明】
1 電動ステープラー
5 マガジン
7 カートリッジ
13 ステープルガイド
16 ステープル供給機構
21 送り爪
30 ストッパ手段
33 制御部
Claims (1)
- 真直状のステープル材を多数並べて連結した連結ステープルを装填したカートリッジを電動ステープラーのマガジンへ装着して、カートリッジ内の連結ステープルをカートリッジの先端部に形成した打出部へ順次供給するとともに、該打出部で連結ステープルの真直状ステープル材をコ字形に成形してマガジンの下側に配置された用紙に向けて打ち出すようにした電動ステープラーにおいて、前記カートリッジに装填された連結ステープルを打出部へ誘導するステープルガイドをカートリッジに形成し、このステープルガイド上に配置された連結ステープルと係合する送り爪を備えるとともに該送り爪を連結ステープルの供給方向に沿って往復作動させるステープル供給機構を形成し、更に、カートリッジに前記ステープル供給機構の作動を拘束するように付勢させたストッパ手段を形成するとともに、前記マガジンに前記ストッパ手段を制御する制御部を形成し、カートリッジをマガジンに装着したときに前記制御部によって前記ストッパ手段をステープル供給機構の拘束状態を解放するように作動させるようにしたことを特徴とする電動ステープラーのステープル供給機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003182801A JP2005014416A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 電動ステープラーのステープル供給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003182801A JP2005014416A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 電動ステープラーのステープル供給機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005014416A true JP2005014416A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34183088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003182801A Pending JP2005014416A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 電動ステープラーのステープル供給機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005014416A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9833630B2 (en) | 2013-06-14 | 2017-12-05 | Cardiothrive, Inc. | Biphasic or multiphasic pulse waveform and method |
US11712575B2 (en) | 2013-06-14 | 2023-08-01 | Cardiothrive, Inc. | Wearable multiphasic cardioverter defibrillator system and method |
-
2003
- 2003-06-26 JP JP2003182801A patent/JP2005014416A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9833630B2 (en) | 2013-06-14 | 2017-12-05 | Cardiothrive, Inc. | Biphasic or multiphasic pulse waveform and method |
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