JP2003170369A - ステープラ用カートリッジ - Google Patents

ステープラ用カートリッジ

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Publication number
JP2003170369A
JP2003170369A JP2001371874A JP2001371874A JP2003170369A JP 2003170369 A JP2003170369 A JP 2003170369A JP 2001371874 A JP2001371874 A JP 2001371874A JP 2001371874 A JP2001371874 A JP 2001371874A JP 2003170369 A JP2003170369 A JP 2003170369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
staple
cartridge
sheet
slit
staples
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001371874A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Udagawa
博 宇田川
Shinpei Sugihara
進平 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】空打ちしたステープルがカートリッジに形成し
たスリット7内に飛び込むのを有効に防止する。 【解決手段】多数のシート状ステープル3を積層状態に
して収納するステープル収納部1と、ステープル収納部
1内のシート状ステープル3を1枚ずつ送り出す供給案
内部2とを備え、上記ステープル収納部1の供給案内部
2側の壁には内部のシート状ステープル3をその積層方
向に押圧するバネホルダ5の突起部5aを案内するスリ
ット7を開口形成したステープラ用カートリッジにおい
て、上記ステープル収納部1に、上記スリット7を塞ぐ
ステープルガード16を着脱自在に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空打ちしたステー
プルがカートリッジに形成したスリット内に飛び込むの
を防止するステープラ用カートリッジに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】一般に、シート状ステープル
を先端のものから順次に門形に折り曲げ成形した後に打
ち出すタイプのステープラには、カートリッジが着脱可
能に設けられている。カートリッジ内に装填されたシー
ト状ステープルが消費され尽くしたときは、カートリッ
ジを取り外して新しくシート状ステープルを装填できる
ように構成されている。
【0003】上記カートリッジには多数のシート状ステ
ープルが積層状態で収納され、このシート状ステープル
はバネホルダにより積層方向に押圧されていた。ところ
で、バネホルダは、ステープル動作時には前記シート状
ステープルが打ちこまれる振動の影響を受けることか
ら、ずれが生じないようにガイドを設けることが必要で
ある。しかし、ステープル収納部の内部にバネホルダと
噛合うレールを設けると、レールの高さ分だけステープ
ル収納部の容積が減少することになる。これを防ぐた
め、レールの機能をステープル収納部の外部に移すため
に、ステープル収納部の供給案内部側の壁にスリットを
開口形成してある。前記バネガイド突起部は、このスリ
ットに係合してスライドすることによって、前後方向、
左右方向、回転方向をガイドされている。
【0004】ところが、空打ちした場合に、ステープル
が上記スリットの中に入り込むことがあった。特に、ス
テープラが大きく傾いて取り付けられている場合には、
空打ちしたステープルが飛散しやすかった。空打ちした
ステープルが上記スリットの中に入り込むと、バネホル
ダが送り不良等の機能障害を引き起こす原因となってい
た。これを防ぐため、スリットを壁で覆うことも考えら
れたが、成形が面倒であり、カートリッジの取付角度の
問題のためにカートリッジ構造を複雑にすると、製造コ
ストが高くなってしまうという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解消し、空打ちしたステープルがカートリッジに形成
したスリット内に飛び込むのを有効に防止することがで
きるステープラ用カートリッジをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るステープラ用カートリッジは、多数の
シート状ステープルを積層状態にして収納するステープ
ル収納部と、ステープル収納部内のシート状ステープル
を1枚ずつ送り出す供給案内部と、ステープル収納部内
のシート状ステープルをその方向に押圧するバネホルダ
を備え、上記ステープル収納部の供給案内部側の壁に
は、前記バネホルダに設けた突起部を案内するスリット
を開口形成したステープラ用カートリッジにおいて、上
記ステープル収納部に、上記スリットを覆うステープル
ガードを着脱自在に設けたことを特徴とする。
【0007】なお、前記ステープルガードは、前記ステ
ープル収納部の壁と一定の間隔をおいて配置された軸体
との間にスライドして取り付けられ、上記軸体を外して
取り外し可能としたものであるのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はステープラ用カートリッジ
の(ステープルガード装着前の)斜視図で、このカート
リッジはステープル収納部1とその下端前方に突出する
供給案内部2とから構成されている。
【0009】ステープル収納部1は、図3に示すよう
に、多数のシート状ステープル3を積層状態にして収納
する収納空間4を備え、内部にはバネホルダ5が配置さ
れている。また、ステープル収納部1の前壁6の中央に
は縦方向にスリット7が形成されている。スリット7の
上端部には開口部7aが形成されている。さらに、ステ
ープル収納部1の前壁6の左右に形成された取付部8に
は軸体10が取り付けられている。
【0010】なお、ステープル収納部1の後方には、カ
ートリッジをステープラに装着する場合に使用するため
の把手9が形成されている。
【0011】バネホルダ5は、図3に示されるように、
シート状ステープル3の外面に当接するとともに、圧縮
バネ23によって内部のシート状ステープル3をその積
層方向(上下方向)に押圧するものである。バネホルダ
5の前端中央には突起部5aが形成されている。この突
起部5aはステープル収納部1の前壁6に形成されたス
リット7に入り込み、バネホルダ5が円滑に上下動する
ように案内する機能を有している。
【0012】供給案内部2はステープル収納部1の前壁
6の端部から前方に突出形成され、内部にはシート状ス
テープル3の案内通路12が形成されている。積層され
たシート状ステープル3の最下段のシート状ステープル
3は図示しない送り機構により上記ステープル収納部1
から導出されて案内通路12に沿って送り出される。案
内通路12の先端にはフェースプレート13が装着さ
れ、フェースプレート13の中央部の裏側には案内通路
12に沿って送り出されたシート状ステープル3の先頭
のステープルの打ち出し部14が形成されている。シー
ト状ステープル3は、案内通路の先端で図示しない成形
用のプレートによって門形に折り曲げ成形され、さらに
図示しないドライバプレートによって上記打ち出し部1
4から打ち出されるのである。
【0013】図1に示すように、フェースプレート13
の両側端にはアーム15が形成され、これらのアーム1
5の先端は上記ステープル収納部1の前部に設けられた
軸体10に回動自在に取り付けられている。これによ
り、フェースプレート13は開閉可能となり、中央の打
ち出し部14にステープルが座屈して詰まったときな
ど、フェースプレート13を開いて詰まったステープル
を取り除くことができるようになっている。
【0014】次に、上記ステープル収納部1に、上記ス
リット7を覆うステープルガード16が着脱自在に設け
られている。ステープルガード16はスリット7を覆う
覆い板18と、覆い板18の下方に突出した1対の脚片
19と、覆い板18の上端から屈曲形成されてスリット
7の上部の開口部7aを塞ぐ塞ぎ片20とから構成され
ている。また、上記脚片19の基部には係合突起21が
形成され、係合突起21にはC字形の係合溝22が形成
されている。
【0015】上記構成において、上記ステープルガード
16によってステープル収納部1のスリット7を覆うと
きは、図1に示すように、ステープルガード16をステ
ープル収納部1の前壁6に沿って上方から下方にスライ
ドさせ、図2に示すように脚片19をステープル収納部
1の前壁6とその前方に左右に設けられたフェースプレ
ート取付用の軸体10との間に押圧挿入する。これによ
り、上記係合溝22が軸体10に係合してステープルガ
ード16の装着が完了する。
【0016】なお、ステープルガード16はステープラ
の作動時の振動等によって外れないように、一度装着し
たら簡単に外れないよう、軸体10と係合溝22との係
合を強くするのが好ましい。
【0017】ステープルガード16を取り外すときは、
軸体をステープル収納部1の前壁6に設けた取付部8か
ら抜き出して軸体10と係合溝22との係合を外し、続
いてステープルガード16をそのまま上方にスライドさ
せることによって行なえばよい。
【0018】ところで、上記カートリッジのステープラ
に対する取付角度が小さいとき、つまりカートリッジの
傾きが小さいときは、空打ちステープルが飛散すること
がほとんどないので、この場合のカートリッジに対して
はステープルガード16を必ずしも装着する必要はな
い。これに対し、上記カートリッジのステープラに対す
る取付角度が大きいとき、つまりカートリッジの傾きが
大きいときは、空打ちステープルが飛散してスリット7
に飛び込む可能性が高いので、この場合のカートリッジ
に対しては、ステープルガード16を装着する。
【0019】上述のように、ステープル収納部1のスリ
ット7はステープルガード16で覆われるので、綴り作
動時に空打ちされたステープルが飛散したとしても、飛
散したステープルがスリット7に飛び込むことは確実に
防止できるので、バネホルダ5が送り不良等の機能障害
を引き起こすことがなく、常に綴りを良好に行なうこと
ができる。
【0020】また、カートリッジの取付角度に応じ、取
付角度が小さいものにはステープルガード16が不要で
あり、取付角度が大きいものにだけステープルガード1
6を装着すればよいので、必要に応じてステープルガー
ド16の着脱を選択することができることから、無だな
製造コストを低く抑えることができる。
【0021】カートリッジとステープルガード16とを
別部品にするため、カートリッジ形状は複雑にならな
い。
【0022】また、カートリッジとステープルガード1
6とを別部品にて構成するため、カートリッジ形状は複
雑にならないので、カートリッジそのものの製造コスト
の低減にも寄与する。ステープルガード16は、ステー
プル収納部1の壁と一定の間隔をおいて配置された軸体
との間にスライドして取り付けられるものであるから、
容易にカートリッジを装着可能である。また、ステープ
ルガードは逆方向にスライドして取り外すことはでき
ず、上記軸体を外してステープルガード16を取り外し
可能な構造にすることによって、ユーザーが簡単にステ
ープルガード16を取り外してバネホルダ5の突起部や
カートリッジ内部に触れることができないようにした。
したがって、カートリッジに機構的トラブルを発生する
確率を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステープラ用カートリッジのステ
ープルガード取付前の斜視図
【図2】ステープルガード取り付け後のカートリッジの
斜視図
【図3】上記カートリッジの中央縦断面図
【符号の説明】
1 ステープル収納部 5 バネホルダ 7 スリット 16 ステープルガード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のシート状ステープルを積層状態に
    して収納するステープル収納部と、ステープル収納部内
    のシート状ステープルを1枚ずつ送り出す供給案内部
    と、ステープル収納部内のシート状ステープルをその方
    向に押圧するバネホルダを備え、上記ステープル収納部
    の供給案内部側の壁には、前記バネホルダに設けた突起
    部を案内するスリットを開口形成したステープラ用カー
    トリッジにおいて、上記ステープル収納部の壁部分に、
    上記スリットを覆うステープルガードを着脱自在に設け
    たことを特徴とするステープラ用カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記ステープルガードは、前記ステープ
    ル収納部の壁と一定の間隔をおいて配置された軸体との
    間にスライドして取り付けられ、上記軸体を外して取り
    外し可能としたものである、請求項1記載のステープラ
    用カートリッジ。
JP2001371874A 2001-12-05 2001-12-05 ステープラ用カートリッジ Pending JP2003170369A (ja)

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