JP7003824B2 - カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、電動ステープラに装着されるカートリッジに関する。
従来から、用紙の綴じ処理を自動で行う電動ステープラが広く利用されている。電動ステープラは、コピー、印刷又はファックス等の機能を備えた画像形成装置又は画像形成装置の下流側に連結される後処理装置内に組み込まれて使用されたり、卓上型の装置単体で使用されたりする。
電動ステープラは、直線状の多数の未成形ステープルをカートリッジの前端部に設けられた打出部に搬送し、フォーミングプレートによって略U字状(コ字状)に成形した後ドライバプレートによって用紙(束)に打ち込む。
ここで、ステープルを用紙束に貫通させる場合、ステープルには用紙を貫通する際に貫通抵抗が発生すると共に、ドライバプレートの押圧等により大きな負荷がかかる。このため、ステープルの脚部やクラウン部が座屈する場合がある。これらの問題は、特に、最大綴じ枚数が多くなる場合や、厚紙やコート紙等が使用される場合に顕著である。
ステープルの脚部やクラウン部が座屈するという問題点に対して、例えば、特許文献1には、ステープル脚の内面側に配置される脚サポートと、脚サポートの間に配置されるクラウンサポートとを備えたステープル脚ガイド機構が開示されている。
特開2004-209561号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、脚サポートとクラウンサポートとが各々独立して設けられているため、部品点数が増加し、構造が複雑になる。部品点数が増加して構造が複雑になると当然コストアップの原因にもなる。
そこで本発明は、部品点数を削減し、構造をシンプルにしたカートリッジを提供することを目的とする。
本発明の例示的なカートリッジは、複数のステープルを収容するカートリッジを装着可能なカートリッジ装着部と、収容されたステープルをカートリッジの前端面に向けて送り、少なくとも一のステープルを前端面から露出させる送り部と、前端面から露出したステープルを、前端面に沿う方向に折り曲げて、一対の脚部と一対の脚部の端部同士を繋ぐクラウン部とからなるU字状に形成する形成部と、U字状に形成されたステープルを、ステープルが折り曲げられた方向である打込方向に移動させ、その先に載置された用紙に打ち込む打込部と、を備えたステープラ本体のカートリッジ装着部に装着可能である。カートリッジは、一対の脚部の内側に位置するように前端面に設けられ、前端面から打込方向に向けて傾斜するように突出し、前端面と直交する方向に変位可能な傾斜面を含み、ステープルが打込方向に移動されるとき、傾斜面でクラウン部を支持し、傾斜面の側縁部で脚部を支持するステープル支持部を備える。側縁部は、傾斜面に連続し、傾斜面から、送り部によるステープルの送り方向と反対方向に第1の長さだけ延びる接続部と、接続部の先端部の位置から折り返されて送り方向に少なくとも第1の長さだけ延び、脚部を内側から支持する脚部当接部と、を有する。
上記カートリッジによれば、ステープルの脚部を支持する脚部当接部が、接続部を介して傾斜面に連続するように構成される。すなわち、ステープルのクラウン部を支持する傾斜面と、ステープルの脚部を支持する側縁部とが一体的に構成されるため、構造がシンプルになり部品点数を削減することができる。
本発明の一実施の形態に係る電動ステープラの一例を示す側面図である。 カートリッジの一例を示す斜視図である。 カートリッジの前端側の一例を示す斜視図である。 略U字状のステープルが供給された状態におけるカートリッジの前端側の一例を示す斜視図である。 カートリッジの前端側の一例を示す分解斜視図である。 フェースプレートの一例を示す斜視図である。 略U字状のステープルが収容された状態におけるフェースプレートの一例を示す斜視図である。 クラウンサポートの一例を示す斜視図である。 クラウンサポートの一例を示す斜視図である。 クラウンサポートの一例を示す断面図である ステープルの打ち出しが開始される前のカートリッジの前端部を示す斜視図である。 ステープルの打ち出しが開始される前のカートリッジの前端部を示す正面図である。 図7BのA-A線に沿った断面図である。 ステープルの打ち出しが進行途中のカートリッジの前端部を示す斜視図である。 ステープルの打ち出しが進行途中のカートリッジの前端部を示す正面図である。 図8BのB-B線に沿った断面図である。 ステープルの打ち出しが進行途中のカートリッジの前端部を示す斜視図である。 ステープルの打ち出しが進行途中のカートリッジの前端部を示す正面図である。 図9BのC-C線に沿った断面図である。 ステープルの打ち出しが進行途中のカートリッジの前端部を示す斜視図である。 ステープルの打ち出しが進行途中のカートリッジの前端部を示す正面図である。 図10BのD-D線に沿った断面図である。 ステープルの打ち出しが進行途中のカートリッジの前端部を示す斜視図である。 ステープルの打ち出しが進行途中のカートリッジの前端部を示す正面図である。 図11BのE-E線に沿った断面図である。 他のクラウンサポートの一例を示す斜視図である。 他のクラウンサポートの一例を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上拡張されており、実際の比率と異なる場合がある。
[電動ステープラ300の構成例等]
図1は、電動ステープラ300の一例を示す側面図、図2は、カートリッジ200の一例を示す斜視図、図3A及び図3Bは、カートリッジ200の前端側の一例を示す斜視図である。電動ステープラ300は、コピー、印刷又はファックス等の機能を備えた画像形成装置又は画像形成装置の下流側に連結される後処理装置内に組み込むことができる。また、電動ステープラ300は、卓上型(単体)の装置単体として構成しても良い。
図1に示すように、電動ステープラ300は、ステープラ本体100と、複数のステープルを収容するカートリッジ200とを備えている。ステープラ本体100は、カートリッジ200を装着可能なカートリッジ装着部110と、ステープルをカートリッジ200の前端面202(図2及び図3参照)に向けて送る送り部120と、送り部120により送られたステープルを略U字状に形成した後、用紙に打ち出す打出部130と、用紙を貫通したステープルの脚部を折り曲げて用紙を綴じる綴じ部140と、打出部130や綴じ部140等を駆動する駆動部150とを有している。打出部130における綴じ部140に対向する上面部には、綴じ処理の対象となる用紙束が載置される載置台131が設けられる。
カートリッジ装着部110には、連結ステープルが収容されたカートリッジ200が着脱可能に取り付けられる。ここで、連結ステープルとは、直線状の未成形の複数のステープルが並設されて接着されたシート状のステープルである。カートリッジ200には、連結ステープルが積層状態で収容される。
送り部120は、カートリッジ装着部110の下方に設けられ、カートリッジ200内に収容されたステープルをカートリッジ200の前端面202に向けて(打出部130方向)に送り、少なくとも一のステープル(連結ステープルの先頭に位置するステープル)を前端面202から露出させる。
図2に示すように、打出部130は、フォーミングプレート(形成部)132と、ドライバプレート(打込部)136とを有している。フォーミングプレート132は、送り部120により搬送され、前端面202から露出した未成形のステープルSを前端面202に沿う方向に折り曲げて、一対の脚部Sbと一対の脚部Sbの端部同士を繋ぐクラウン部Saとからなる略U字状に成形する(図3B参照)。フォーミングプレート132は、駆動部150に接続されたフォーミング軸134に取り付けられている。ドライバプレート136は、フォーミングプレート132により略U字状に成形されたステープルSを、ステープルSが折り曲げられた方向である打込方向D1に移動させ、載置台131に載置された用紙に打ち込む。ドライバプレート136は、ドライバガイド138を介してフォーミングプレート132と共通のフォーミング軸134に取り付けられている。
綴じ部140は、カット部及びクリンチャ部(共に図示せず)を有している。カット部は、用紙を貫通したステープルSの脚部Sbを所定の長さにカットする。クリンチャ部は、カット部により所定の長さにカットされたステープルSの脚部Sbを用紙の中心側に折り曲げて用紙を綴じる。なお、カット部は、電動ステープラ300の最大綴じ可能枚数によっては搭載されない場合もある。
駆動部150は、ギア152やカム機構等を有し、送り部120、打出部130及び綴じ部140のそれぞれを駆動する。
このような構成において、電動ステープラ300は、綴じ対象である複数枚の用紙が載置台131上に載置されると、駆動部150を駆動し、ギア152によってカム等を回転させる。これにより、綴じ部140は、打出部130に接近し、載置台131上に載置された用紙をクランプする。次に、打出部130は、ドライバプレート136により先頭のステープルSを用紙に打ち込むと共に、フォーミングプレート132により3番目のステープルSを略U字状に折り曲げる(このとき、2番目のステープルSはすでに折り曲げられている)。
次に、綴じ部140は、用紙を貫通した脚部Sbをカット部により所定の長さにカットすると共に、カットされたステープルSの脚部Sbをクリンチャ部により折り曲げる(クリンチする)。クリンチが終了すると、綴じ部140は、打出部130から離間する方向に動作し、ホームポジションに戻る。このような一連の綴じ動作が、駆動部150のギア152の1回転の間に実行される。
[カートリッジ200の構成例]
図2、図3A及び図3Bに示すように、カートリッジ200は、カートリッジ本体210と、操作部218と、フェースプレート220とを備えている。カートリッジ本体210は、前端面202と、その反対側(カートリッジ本体210の後方)にステープルSを収容したリフィル(図示せず)を収容するためのリフィル収容部216を有する。また、前端面202とリフィル収容部216(に収容されたリフィルのステープル排出口)との間には、リフィルから排出されたステープルSを前端面202に向けて送るためのステープル供給経路212が形成される。なお、前端面202とは、カートリッジ本体210の前端部におけるステープルSの送り方向D2に対して直交(打込方向D1に平行)する平面をいう。
前端面202には、ステープル供給経路212から連続し、ステープルSが打込方向D1に移動する際のステープルSの移動経路となるステープル打出経路214が形成される。ステープル打出経路214は、前端面202と後述するフェースプレート220の裏面との間に設けられる。また、前端面202には、前端面202から突出し、ステープルSを送り方向(前方)D2に押圧する第1プッシャ240と、第1プッシャ240の上方、すなわち第1プッシャ240に対してステープルSの打込方向D1上流側に位置し、同じく前端面202から突出してステープルSをステープルSの送り方向(前方)D2に押圧する第2プッシャ230とが設けられる。
さらに前端面202には、第1プッシャ240の一部と重なるようにして配置されるクラウンサポート(ステープル支持部)250が設けられる。
リフィル収容部216は、カートリッジ本体210の後部側に設けられ、リフィルが着脱可能に取り付けられる。本実施の形態では、リフィル内には、連結ステープルが複数枚積層された状態で収容される。なお、リフィル内には、長尺状を成す連結ステープルをロール状に巻き回したロールステープルを収容するようにしても良い。
操作部218は、カートリッジ本体210の上部にカートリッジ本体210に対して回動可能に取り付けられている。操作部218が後方に引き操作されることで、操作部218が回動して電動ステープラ300からカートリッジ200が取り出すことができるように構成されている。
フェースプレート220は、前端面202を覆うようにして前端面202と対向する位置に設けられる。
[カートリッジ200の前端側の構成例]
続けて、カートリッジ200の前端側に設けられるフェースプレート220、カートリッジ200の前端面202に設けられる第2プッシャ230、第1プッシャ240及びクラウンサポート250について詳しく説明する。図4は、カートリッジ200の前端側の一例を示す分解斜視図、図5A及び図5Bは、フェースプレート220の一例を示す斜視図、図6A、図6B及び図6Cは、クラウンサポート250の一例を示す図である。
図3A、図3B、図4、図5A及び図5Bに示すように、フェースプレート220は、矩形状のプレート本体222と、プレート本体222の両端部から延びる一対の取付部226,226とを備えている。本実施の形態においてプレート本体222及び取付部226,226は、例えば板金等の単一の平板部材により構成される。
プレート本体222は、カートリッジ本体210の前端面202を覆うと共に、前端面202との間でステープル打出経路214を形成する。
フェースプレート220の後面(裏面)には、段差状の凹部224が形成されている。凹部224には、略U字状に成形されたステープルSが第1プッシャ240や第2プッシャ230等の押圧動作によってステープルSが打込方向D1に沿ってスライド可能に嵌め込まれる。これにより、凹部224は、略U字状に成形されたステープルSのクラウン部Sa及び脚部Sbの前面、ステープルSの脚部Sbの外面のそれぞれを支持する。
取付部226,226は、プレート本体222の左右方向の両端部のそれぞれから後方側に折り曲げられて延びる。取付部226,226の後端部には取付用の孔が形成されており、取付用の孔を介してカートリッジ本体210の側面に形成された突起状の被取付部に取り付けられる。
図4等に示すように、第2プッシャ230は、ばね270によってフェースプレート220側に付勢され、前端面202から突出するように取り付けられると共に、第2プッシャ本体231と、ガイド部232と、押圧部236と、取付部238,238とを備えている。なお、ばね270は、第2プッシャ230の中心に対して左右対称に配設されている。図4においては片方のばね270のみを図示している。
第2プッシャ本体231の前面中央部には、前方側に略直方体形状に突出するガイド部232が形成されている。本実施の形態では、ガイド部232の突出した略直方体の前面がクラウン用ガイド面232aとして機能し、略直方体の両側面が脚部用ガイド面232bとして機能する。
クラウン用ガイド面232aは、前端面202を基準として打込方向D1に沿ってフェースプレート220に徐々に接近する方向に傾斜する面であって、ドライバプレート136によって打ち込まれるステープルSのクラウン部Saの後面とドライバプレート136と当接する当たり面と反対側の面をスライド可能に支持する。
脚部用ガイド面232bは、クラウン用ガイド面232aの側端部に連続すると共に送り方向D2に対して平行(ステープルSの連結方向に平行)な面であって、ドライバプレート136によって打ち込まれるステープルSの脚部Sbの内面をスライド可能に支持する。
脚部用ガイド面232bの後端縁に連続したステープルSの脚部Sbの後面に対向する位置には、押圧部236が設けられている。押圧部236は、ステープルSの脚部Sbの後面をフェースプレート220側(送り方向D2)に押圧すると共に、ドライバプレート136によって打ち込まれるステープルSの脚部Sbの後面をスライド可能に支持する。
取付部238,238は、第2プッシャ本体231の左右方向の両端部のそれぞれから後方側に折り曲げられて延びる。取付部238,238の後端部には取付用のロック部が形成され、取付用のロック部を介してカートリッジ本体210の側面に形成された被取付部に取り付けられる。
図4等に示すように、第1プッシャ240は、ばね272によってフェースプレート220側に付勢され、カートリッジ本体210の前端面202から突出するように第2プッシャ230に対して打込方向D1の下流側に並んで配置されている。第1プッシャ240は、第1プッシャ本体241と、第1ガイド部242と、取付部248,248とを備えている。なお、ばね272は、第1プッシャ240の中心に対して左右対称に配設されている。図4においては片方のばね272のみを図示している。
第1プッシャ本体241の、フェースプレート220の凹部224に対向する位置には、第1ガイド部242が設けられる。第1ガイド部242は、第1プッシャ本体241の前面中央部から前方に略直方体状に突出している。本実施の形態では、第1ガイド部242の前面が、クラウン用ガイド面242aとして機能する。
クラウン用ガイド面242aは、前端面202を基準としてステープルSの打込方向D1に沿ってフェースプレート220に接近する方向に徐々に傾斜し、ドライバプレート136によって打ち込まれるステープルSのクラウン部Saの後面とドライバプレート136と当接する当たり面と反対側の面をスライド可能に支持する。また、クラウン用ガイド面242aは、クラウンサポート250の後述する切欠部254の開口から前方のフェースプレート220側に向かって突出(露出)する。また、クラウン用ガイド面242aは、後述するクラウン用ガイド面244aよりも打込方向D1の下流側に所定の長さだけ長くなるように形成される。これにより、ステープルSが前進する際にステープルSのクラウン部Saの支持を、第1プッシャ240からクラウンサポート250に途切れることなく引き継ぐことができる。
第2ガイド部244,244は、フェースプレート220の凹部224に対向する位置であって、第1ガイド部242の側面側のそれぞれに第1ガイド部242に対して所定の間隔をあけて形成されている。第2ガイド部244は、第1プッシャ本体241から前方側に略直方体状に突出している。本実施の形態では、第2ガイド部244の略直方体の前面がクラウン用ガイド面244aとして機能し、略直方体の外側の側面が脚部用ガイド面244bとして機能する。
クラウン用ガイド面244aは、前端面202を基準として打込方向D1に沿ってフェースプレート220に接近する方向に傾斜し、ドライバプレート136によって打ち込まれるステープルSのクラウン部Saの裏面をスライド可能に支持する。脚部用ガイド面244bは、クラウン用ガイド面244aの側端部に連続すると共に送り方向D2に対して平行な面であって、ドライバプレート136によって打ち込まれるステープルSの脚部Sbの内面をスライド可能に支持する。
押圧部246は、脚部用ガイド面244bの後端縁に連続すると共に、略U字状に成形されたステープルSの脚部Sbに対向する位置に設けられている。押圧部246は、ステープルSの脚部Sbの後面をフェースプレート220側(送り方向D2)に押圧すると共に、ドライバプレート136によって打ち込まれるステープルSの脚部Sbの後面をスライド可能に支持する。
取付部248,248は、第1プッシャ本体241の左右方向の両端部のそれぞれから後方側に折り曲げられて延びる。取付部248,248の後端部には取付用のロック部が形成され、取付用のロック部を介してカートリッジ本体210の側面に形成された被取付部に取り付けられる。
図3A、図3B及び図4に示すように、クラウンサポート250は、ステープルSの一対の脚部Sbの内側に位置するようにカートリッジ本体210の前端面202に設けられると共に、第2プッシャ230の打込方向D1下流側であって、第1プッシャ240の一部と重なるように配置されている。クラウンサポート250は、前端面202から打込方向D1に向けて傾斜するように突出する傾斜面252を含んでいる。傾斜面252は、前端面202と直交する方向、すなわち前端面202を基準として送り方向D2及びその反対方向(前後方向)に変位可能に構成される。ステープルSが打込方向D1に移動されるとき、傾斜面252によってクラウン部Saが支持され、傾斜面252の側縁部256,256によってステープルSの脚部Sbが支持される。クラウンサポート250は、傾斜面252の下端縁(打込方向D1の上流側端縁)から、送り方向D2とは反対方向に折り曲げられて延びる支持部258と、支持部258の左右方向両端側から打込方向D1とは反対方向に延びる一対の取付片260とを備えている。本実施の形態において傾斜面252、側縁部256,256、支持部258及び取付片260は、板金等の単一の平板部材により一体形成される。
傾斜面252は、前端面202を基準として打込方向D1に向かってフェースプレート220側に徐々に近づく方向に傾斜する面であり、送り方向D2とは反対方向に弾性変形可能な板バネとして機能する。傾斜面252は、ドライバプレート136によって打ち込まれるステープルSのクラウン部Saの後面とドライバプレート136と当接する当たり面と反対側の面をスライド可能に支持する。本実施の形態では、傾斜面252の幅が、ステープルSのクラウン部Saの長さよりも若干狭い幅で構成されており、ステープルSのクラウン部Saを平面部で確実に支持できるようになっている。
傾斜面252には、打込方向D1の上流側の少なくとも端縁部から下流側の端縁部の手前まで切り欠かれた平面視矩形状の切欠部254が形成されている。切欠部254には、第1プッシャ240の第1ガイド部242が挿入され、第1ガイド部242が傾斜面252からフェースプレート220側に突出する(図3A参照)。なお、本実施の形態では、切欠部254を後述する支持部258側に亘って連続して形成している。
側縁部256,256は、図6A、図6B及び図6Cに示すように、傾斜面252の左右方向における側端部のそれぞれに形成されている。側縁部256は、傾斜面252の側端部に連続すると共に、送り方向D2とは略反対方向に第1の長さL1だけ延びる接続部256aと、接続部256aの先端部の位置から折り返す折返部256bと、折返部256bから送り方向D2に少なくとも第1の長さL1だけ延びる脚部当接部256cとを有している。脚部当接部256cは、ステープルSの脚部Sbの内側(内面)をスライド可能に支持する。脚部当接部256cのフェースプレート220に対向する端面は、傾斜面252と同一平面となるように形成される。なお、本実施の形態では、側縁部256に、接続部256aと脚部当接部256cとを接続する折返部256bが設けられるが、折返部256bは、必ずしも必須の構成ではない。すなわち、接続部256aの先端部の位置が、折返部256bを介さずに、直接送り方向D2に折り返される構成であっても良い。この場合、折返部256bは実質的に存在せず、側縁部256は接続部256aと脚部当接部256cとによって構成される。
ここで、第1の長さL1は、図6Cに示すように、傾斜面252から垂直方向に延びる接続部256aの先端部(折り返し位置)までの高さを意味する。第1の長さL1は、少なくともステープルSのステープル幅W1の2倍の長さである。これは、略U字状に成形された先頭及び2番目のステープルSの脚部Sbの内面を確実に支持するためであり、これにより先頭及び2番目のステープルSの脚部Sbが内側に逃げてしまうことを防止している。また、側縁部256を、折り返さずに例えば単なる板状にすることも考えられる。しかしこの場合、ステープル供給経路212から順次送られてくるステープルSが、この板状の先端部に引っ掛かり、ステープルSを円滑に送ることができなくなるおそれがある。しかし、本実施の形態のように、側縁部256を折り返す形状にすることで、ステープルが先端部(折り返し部分)で引っ掛かることがなくなり、ステープルSを円滑に送ることができるようになる。なお、本実施の形態では、図6Cに示すように、側縁部256は、折り返すことによって断面視略U字状に形成されているが、側縁部256の形状はこれに限定されるものではなく、例えば断面視三角形状、断面視矩形状であっても良い。
支持部258は、傾斜面252の打込方向D1上流側の端縁部から送り方向D2とは反対方向に折り曲げられて延在し、傾斜面252の左右方向の長さよりも幅広で構成される。支持部258は、第2プッシャ230と第1プッシャ240との間に挟持され、傾斜面252をカートリッジ本体210の前端面202に対してフェースプレート220側に傾斜した状態で支持する。
取付片260,260は、支持部258の左右方向の両端部のそれぞれから打込方向D1とは反対方向に所定の長さだけ折り曲げられて延在している。取付片260,260は、第2プッシャ230内に設けられたばね270によって送り方向D2とは反対方向に付勢されることで第2プッシャ230内に固定されている。
[電動ステープラ300の動作例]
図7A~図7Cは、ステープルSの打ち出しが開始される前のカートリッジ200の前端側の状態を示す図である。図8A~図8C、図9A~図9C、図10A~図10C及び図11A~図11Cは、ステープルSの打ち出しが進行途中のカートリッジ200の前端側の状態を示す図である。
図7A、図7B及び図7Cに示すように、ステープルSの打ち込みが開始される前の段階では、第2プッシャ230及び第1プッシャ240により2番目のステープルSの後面がフェースプレート220の凹部224側に押圧される。これにより、フェースプレート220の凹部224内に、略U字状に成形された1番目及び2番目のステープルSが供給される。このとき、ステープルSの脚部Sbの内側に、第2プッシャ230、第1プッシャ240及びクラウンサポート250のそれぞれが進入する。そのため、各ステープルSの脚部Sbの内側は、第2プッシャ230の脚部用ガイド面232b、第1プッシャ240の脚部用ガイド面244b及びクラウンサポート250の脚部当接部256cによって支持される。
次に、図8A、図8B及び図8Cに示すように、ステープルSの打ち込みが開始されると、ドライバプレート136がステープル打出経路214を進行していき、先頭のステープルSのクラウン部Saを押圧する。これにより、先頭のステープルSが2番目のステープルSから切断、分離され、分離されたステープルSがステープル打出経路214に沿って前進する。このとき、ステープルSのクラウン部Saの後面とドライバプレート136と当接する当たり面と反対側の面は、第2プッシャ230のクラウン用ガイド面232aに当接して支持される。ステープルSの脚部Sbの内側は、第2プッシャ230の脚部用ガイド面232b、第1プッシャ240の脚部用ガイド面244b及びクラウンサポート250の脚部当接部256cによって支持される。
次に、図9A、図9B及び図9Cに示すように、ドライバプレート136の駆動に伴ってステープルSがステープル打出経路214を前進していくと、ステープルSのクラウン部Saが第2プッシャ230を乗り越えて、打込方向D1の下流側の第1プッシャ240に当接する。第2プッシャ230は、ドライバプレート136の進行によって完全に後退する。ステープルSのクラウン部Saの後面とドライバプレート136と当接する当たり面と反対側の面は、第1ガイド部242のクラウン用ガイド面242a、第2ガイド部244のクラウン用ガイド面244aによって、第2プッシャ230に引き続いて支持される。また、第2プッシャ230が完全に退避しているので、ステープルSの脚部Sbの内側は、第2プッシャ230の脚部用ガイド面232bによる支持はなくなるが、第1プッシャ240の脚部用ガイド面244b及びクラウンサポート250の脚部当接部256cによって引き続き支持される。
次に、図10A、図10B及び図10Cに示すように、ドライバプレート136がステープル打出経路214をさらに前進していくと、ステープルSのクラウン部Saが第1プッシャ240に支持される。第1プッシャ240は、ステープルSのクラウン部Saによって後方に押されることで後退し始める。この場合も、ステープルSのクラウン部Saの後面は、第1ガイド部242のクラウン用ガイド面242a、第2ガイド部244のクラウン用ガイド面244aによって支持される。また、ステープルSの脚部Sbの内側においても、第1プッシャ240の脚部用ガイド面244b及びクラウンサポート250の脚部当接部256cによって引き続き支持される。また、この段階において、フォーミングプレート132が打込方向D1に進行することにより、3番目のステープルSの成形が開始される。
最後に、図11A、図11B及び図11Cに示すように、ドライバプレート136がステープル打出経路214をさらに前進していくと、ステープルSのクラウン部Saが第1ガイド部242のクラウン用ガイド面242aを乗り越えて、傾斜面252に当接する。これに伴い、クラウンサポート250が後方側に弾性変形し、クラウンサポート250が少しずつ後退していく。このとき、ステープルSの脚部Sbの内側は、クラウンサポート250の脚部当接部256cによって依然として支持される。そのため、ステープルSの脚部Sbが座屈するのを防止することができる。また、フォーミングプレート132が打込方向D1にさらに進行すると、3番目のステープルSの略U字状への成形が完了する。
ドライバプレート136によるステープルSの打ち出しが完了すると、ドライバプレート136が打込方向D1とは反対方向に移動し、ホームポジションに復帰する。また、略U字状に成形されたステープルSは、第2プッシャ230及び第1プッシャ240によって、フェースプレート220の凹部224に押し出される。本実施の形態では、このような綴じ処理が繰り返し実行される。
以上説明したように、本実施の形態のクラウンサポート250は、ステープルSのクラウン部Saを支持する傾斜面252と、ステープルSの脚部Sbを支持する側縁部256,256との両方を備え、しかもこの両方を単一の部品で実現できるため、部品点数の削減を図ることができ、コスト削減を図ることができる。また、本実施の形態に係るクラウンサポート250では、ステープルSの脚部Sbを支持する側縁部256、256を、送り方向D2の反対方向から送り方向D2に折り返す構成としたので、ステープルSの脚部Sbの内側を面で支持できると共に、ステープルSの脚部Sbの搬送を円滑に行なえ、ステープルSの送り不良を防止できる。
また、本実施の形態によれば、クラウンサポート250の脚部当接部256cの第1の長さL1を少なくともステープルSのステープル幅W1の2倍の長さで構成したので、先頭及び2番目のステープルSの脚部Sbのそれぞれの内面を面で支持でき、脚部Sbのガイド性を向上させることができる。これにより、ステープルSの脚部Sbの搬送時の安定性を向上することができ、座屈の発生を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、クラウンサポート250を板金で形成することで、その弾性力によりクラウンサポート250上を通過するステープルSのクラウン部Saに十分な抵抗(サポート荷重)を付与することができる。また、傾斜面252を所定の幅を有する平坦面で構成したので、ステープルSのクラウン部Saを広域で支持できる。これらにより、ステープルSの搬送時のクラウン部Saの座屈を効果的に防止することができる。
また、本実施の形態によれば、クラウンサポート250に切欠部254を設け、切欠部254から第1プッシャ240の第1ガイド部242を前方に突出させるようにしたので、ステープルSのクラウン部Saを第2プッシャ230、第1プッシャ240の第2ガイド部244、第1ガイド部242、クラウンサポート250の順番で支持することができる。つまり、ステープルSのクラウン部Saを途切れることなく支持できる。これにより、ステープルSの送り途中における搬送不良等が発生することを抑制できる。
さらに、本実施の形態では、第2プッシャ230、第1プッシャ240及びクラウンサポート250の3段構成により、ステープルSのクラウン部Sa及び脚部Sbを支持できるので、綴じ枚数が例えば100枚と多くなり、脚部Sbの長いステープルSを使用する場合でも、ステープルSの座屈を防止できる。さらには、ステープル打出経路214の打込方向D1の下流側(出口側)に板金からなるクラウンサポート250を配置するので、クラウンサポート250自体の磨耗や劣化を抑制でき、ステープルSの出口付近でのジャムの発生を確実に防止できる。
次に、クラウンサポート250の変形例について説明する。図12A及び図12Bは、クラウンサポート250Bの斜視図である。なお、第1の実施形態に係るクラウンサポート250と同一の構成については同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。
クラウンサポート(ステープル支持部)250Bは、一対の脚部Sbの内側に位置するように前端面202に設けられ、前端面202から打込方向D1に向けて傾斜するように突出し、前端面202と直交する方向に変位可能な傾斜面252を含み、ステープルSが打込方向D1に移動されるとき、傾斜面252でクラウン部Saを支持し、傾斜面252の側縁部256Bで脚部Sbを支持する。側縁部256Bは、傾斜面252に連続し、傾斜面252から、ステープルSの送り方向D2と反対方向に第1の長さL1だけ延びる接続部256Baと、接続部256Baの先端部から折り返されて送り方向D2に少なくとも第1の長さL1だけ延び、脚部Sbを内側から支持する脚部当接部256Bcとを有する。
脚部当接部256Bcは、打込方向D1の下流端部に、ステープルSの脚部Sbの内面に向かって傾斜するように延出する側縁弾性部257を有する。この側縁弾性部257は、脚部当接部256Bcに対して、ステープルSのクラウン部Saの延在する方向へ変位可能なように弾性を有している。クラウンサポート250Bは、脚部当接部256Bcと側縁弾性部257とが、ステープルSの脚部Sbの内側を支持する。その際、側縁弾性部257の弾性により脚部Sbは、フェースプレート220の段差状の凹部224の側面に向けて押圧され、脚部Sbをより強く支持することができる。このため、ステープルのガイドをより好適に行える。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、本実施の形態では、70~130枚程度の用紙の束を綴じる場合を想定し、ステープルSの脚部Sbの長さを設定すると共に、脚部Sbの長さに対応させて、第2プッシャ230と第1プッシャ240とを設ける構成とした。仮に30~70枚程度の用紙の束を綴じる場合は、ステープルSの脚部Sbの長さが本実施の形態のステープルSよりも短くても良いため、上流側のプッシャ230を廃して、下流側のプッシャ240のみを設ける構成としても良い。また、上述した実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
110 カートリッジ装着部
120 送り部
130 打出部(形成部、打込部)
132 フォーミングプレート(形成部)
136 ドライバプレート(打込部)
200 カートリッジ
202 前端面
220 フェースプレート
230 第2プッシャ
240 第1プッシャ
250 クラウンサポート(ステープル支持部)
252 傾斜面
254 切欠部
256 側縁部
256a 接続部
256b 折返部
256c 脚部当接部
257 側縁弾性部
S ステープル
Sa クラウン部
Sb 脚部

Claims (5)

  1. 複数のステープルを収容するカートリッジを装着可能なカートリッジ装着部と、
    前記収容されたステープルを前記カートリッジの前端面に向けて送り、少なくとも一のステープルを前記前端面から露出させる送り部と、
    前記前端面から露出した前記ステープルを、前記前端面に沿う方向に折り曲げて、一対の脚部と前記一対の脚部の端部同士を繋ぐクラウン部とからなるU字状に形成する形成部と、
    前記U字状に形成された前記ステープルを、前記ステープルが折り曲げられた方向である打込方向に移動させ、その先に載置された用紙に打ち込む打込部と、
    を備えたステープラ本体の前記カートリッジ装着部に装着可能なカートリッジであって、
    前記一対の脚部の内側に位置するように前記前端面に設けられ、前記前端面から前記打込方向に向けて傾斜するように突出し、前記前端面と直交する方向に変位可能な傾斜面を含み、前記ステープルが前記打込方向に移動されるとき、前記傾斜面で前記クラウン部を支持し、前記傾斜面の側縁部で前記脚部を支持するステープル支持部を備え、
    前記側縁部は、
    前記傾斜面に連続し、前記傾斜面から、前記送り部による前記ステープルの送り方向と反対方向に第1の長さだけ延びる接続部と、
    前記接続部の先端部から折り返されて前記送り方向に少なくとも第1の長さだけ延び、前記脚部を内側から支持する脚部当接部と、
    を有するカートリッジ。
  2. 前記第1の長さは、少なくとも前記ステープルのステープル幅の2倍の長さである、
    請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記前端面から突出し、前記ステープルを前記送り方向に押圧する第1プッシャを備え、
    前記傾斜面には一部に切欠部が形成され、
    前記第1プッシャの少なくとも一部が前記切欠部から突出するように構成される、
    請求項1又は2に記載のカートリッジ。
  4. 前記第1プッシャに対して前記打込方向の上流側に設けられ、前記前端面から突出して前記ステープルを前記送り方向に押圧する第2プッシャを備える、
    請求項3に記載のカートリッジ。
  5. 前記前端面を覆うように設けられ、前記前端面から露出する前記ステープルに当接するフェースプレートを備える、
    請求項1から4の何れか一項に記載のカートリッジ。
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