JP2000167716A - 電食装置における加工電極の引戻し運動の制御方法及び装置 - Google Patents

電食装置における加工電極の引戻し運動の制御方法及び装置

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JP2000167716A
JP2000167716A JP11339434A JP33943499A JP2000167716A JP 2000167716 A JP2000167716 A JP 2000167716A JP 11339434 A JP11339434 A JP 11339434A JP 33943499 A JP33943499 A JP 33943499A JP 2000167716 A JP2000167716 A JP 2000167716A
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retraction
path
machining
electrode
vector
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Sukuuderi Mario
スクーデリ マリオ
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Agie Charmilles SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障をできるだけ迅速に除去すること、同時
に、加工電極が引戻し運動中に加工物面と衝突する危険
を減ずること。 【解決手段】 加工工程中の故障の際に、加工電極が予
め移動した加工経路(B)(第1引戻し経路)に沿っ
て、また加工経路(B)に関して定義された引戻し経路
(RV)(第2引戻し経路)に沿って逆行運動される、電
食装置における加工電極の引戻し運動の制御方法及び装
置。故障を迅速に除去し、同時に、加工電極が引戻し運
動中に加工物面に当たる危険を減ずるために、電極が同
時に2つの引戻し経路に沿って逆行運動され、各点
(P)における引戻しベクトル(RV)の方向が予め移動
した加工経路(B)に適合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、故障の場合に、加
工電極が前に移動した加工経路(第1引戻し路)に沿っ
て、また加工経路に関して定義された引戻しベクトル
(第2引戻し路)に沿って戻される、電食装置における
加工電極の引戻し運動の制御方法に関する。本発明はま
たこの制御方法を行う制御装置に関する。
【0002】そのような方法はDE−PS 35 25 68
3で知られている。その方法において、短絡が生じる
と、加工電極は、先ず、既に電食された経路内の予め規
定された短いセクション(第1引戻し経路、以下「デフ
ォルト」引戻し経路ともいう。)だけ前に移動した加工
経路に沿って戻る。この第1タイプの引戻しの終わり
に、短絡がなお修正されなかったとき、加工電極は短絡
点から離れて第2経路上をさらに移動する。この第2経
路は、加工電極が短絡点からできるだけ迅速に移動する
ように方向及び長さが選択された引戻しセクターによっ
て描かれる(第2タイプの引戻し)。
【0003】前記「デフォルト」引戻し経路を使用する
方法は、例えば電気アーク装置に関するDE-OS 37 0
5 475で知られている。この公報はさらに短絡が生
じた時の点に向けて電極が移動される「ポイント」引戻
し経路を記載している。この点は現在の加工サイトに適
合し、この点は電食が行われる時の工具の深さに従うこ
とを意味する。
【0004】DE−PS 38 17 302は上記方法のさ
らなる発展を開示しており、電極は、先ず第1引戻し経
路に沿って、次に第2引戻し経路に沿って、さらに第3
の引戻し経路に沿って移動される。第3引戻し経路は、
これに引戻し経路ベクトルの先端が達した時に第2タイ
プの引戻しに続く。第3の引戻し経路は、電食された経
路に平行に反対方向へ生じる。第2引戻し経路の引戻し
ベクトル(以下、「束縛ベクトル」引戻し経路ともい
う。)はまた一定の長さ及び方向をもつように定義され
る。
【0005】当業者に知られている、すなわち既知の引
戻し方法の不利益は、加工電極は最初の段階における短
絡点からただゆっくり引抜かれるか、特に、既に電食さ
れた経路(例えば、「デフォルト」引戻し経路)から十
分に早く移動されないか、電極が引戻し運動(例えば、
「束縛ベクトル」及び「ポイント」タイプの引戻し)中
に生じた小さなエッジを損傷する危険があるかのいずれ
かである。このエッジは、例えば、短絡の場合に、電極
の曲率に対応する曲率が加工物に生じるように電極が加
工物を電食する結果となるように生じる。加工電極が短
絡点からただゆっくり引き戻されるならば、電食間隙も
また引戻し運動の初期に著しく増大しない。この点に短
絡を生じる電食粒子は狭い電食間隙から十分迅速に洗い
流されえず、その結果短絡状態が継続する。
【0006】さらに、これらの引戻し方法の多くは、加
工経路の実際の前進を考慮しておらず、加工電極の加工
された加工物との不本意な衝突を招く。これは、特に、
加工経路がいかなる引戻しベクトルによっても検出され
ない小さな局部的方向変更を生じる場合である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
タイプの方法及び装置を改良し、故障をできるだけ迅速
に除去すること、同時に、加工電極が引戻し運動中に加
工物面と衝突する危険を減ずることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の特徴を備える方法によって、また請求項14に記載
の装置によってその目的を達成する。
【0009】本発明の好ましい例示的な実施例を請求項
2以下に示している。
【0010】本発明によれば、加工電極は、2つの引戻
し経路に沿って同時的に戻され、引戻しベクトルの方向
は各点において前に移動した加工経路に適合される。こ
の組み合わされた引戻し経路は、ここにおいて、「接線
ベクトル」引戻し経路と称される。
【0011】2つの引戻し経路に沿う同時的な運動は、
一方において、加工物面からの電極のより迅速な除去を
引き起こし、したがって短絡はより迅速に除去され、他
方において、電極は加工経路の実際の前進に沿って案内
され、したがって加工物面との衝突が避けられるという
利点がある。引戻しの第1経路に沿う運動成分は、電極
が、加工経路における電食地点での電極の形状により形
成される曲率からそれるのを有利に阻止する。引戻しの
第2経路は、電極を加工物面から可能な限り迅速に除去
する運動成分を加える。電食中に生じる粒子は先に電食
された経路に集めることができる。引戻し運動がこの電
食された経路に沿って再び生じるならば、この粒子が加
工経路の側面又は底部をこすり、その電食面を損傷させ
る危険がある。本発明により、この危険はほとんど除去
される。
【0012】したがって、同時的な運動は、短絡及び加
工物との衝突、すなわち既に電食をした面の損傷の危険
を除去するために要する時間を最適化する。
【0013】しかし、この組み合わせの効果は、引戻し
ベクトルが加工経路の各点に適合する場合にのみ成就す
ることができる。これは、引戻しの開始によって直ちに
生じる運動成分のために、加工物との衝突が引戻しベク
トルに沿って起こるのを避ける唯一の方法である。その
ような衝突は、特に加工経路中の局部的な曲率によって
生じる。本発明は、引戻しベクトルを自動的にその曲率
に適合させ、これによりその衝突を有利に防止する。
【0014】その適合は、例えば、戻り運動中に移動す
る加工経路における大きな方向変更のみを考えることに
特徴づけられる。戻りの移動をする加工経路の方向に見
られる適合は、予期する方法で達成することができ、そ
の結果非常に短いすなわち特定の時間内に期待される方
向変更のみが考えられる。この適合は、加工経路上の引
戻しベクトルの成分推定のような、簡単な又はより複雑
な数学的計算によって果たされる。
【0015】加工電極は、電気的腐食又は電気化学的機
械加工のための型彫り又はワイヤ電極である。型彫り電
食は、従来の型彫り電食又はマイクロ・型彫り電食であ
る。
【0016】本明細書において故障は、電極が最後の電
食点から除去されねばならない場合の故障を意味する。
これは、短絡の場合に最も頻繁に生じるが、電極の引戻
し運動は、洗い流し圧力の不測の降下や、外部的に引き
起こされる電食装置の不本意な振動のためにも必要とさ
れる。
【0017】引戻しベクトルに適合させるために、その
長さ及び方向は局所的な座標系に関して一定にされるこ
とが好ましく、また、この座標系は、座標系の1つの座
標軸が加工経路の各点に対して接線方向に向けられるよ
うに、加工経路の各点に局所的に適合される。これは、
特に実行し易い適合を引き起こす。作業者は、例えば、
引戻しベクトルを引戻し運動が主として加工経路のため
に可能である方向に全体的に規定しなければならない。
この引戻しベクトルは、制御装置によって単に座標系を
回転させることによって加工経路の方向の局所的な変更
に自動的に適合される。加工経路の点の接線に沿う方向
づけは、加工経路の局所的な曲率に直接的に関係する。
【0018】前記局所座標系の第2座標軸はオフセット
面の正規ベクトルに沿って向けられることが好ましい。
オフセット面は、機械の制御装置により制御プログラム
と関連した、使用者に定義されたアブストラクト面とし
て定義される。各機械加工の機械加工座標系によって、
より正確には、加工座標系のx、y座標軸によって本質
的に定義される。加工座標系は前記したように回転、移
動することができる。このように、オフセット面は、加
工物の各機械加工の全ての場所と位置を考慮する。オフ
セット面は機械加工と正確に関連することができる。オ
フセット面は機械加工経路の実質的な部分が位置する面
に平行であることが好ましい。換言すれば、オフセット
面は、制御装置にエスケープ経路が配置される空間セク
ターについての一定の情報を与えるように固定される。
このようにオフセット面の正規ベクトルは材料を問わな
い半球体を指す。
【0019】一定の長さ及び方向を持つ異なった引戻し
ベクトルがセクションによって加工経路と関連すること
が好ましい。これは、引戻しベクトルを異なるセクショ
ンにおける異なる障害に有利に適合させることを可能に
する。例えば、加工経路方向の極端な変更後、新たな引
戻しベクトルが必要である。
【0020】引戻し運動前及び/又は運動中の故障を除
去するための時間の有利な減少のために、故障を除去す
るための補助的な手段として、例えば、加工電流、周波
数、洗い流しのような加工パラメータの変更が行われ
る。引戻し運動がさらに必要であるかどうかをまず決定
することが有利な補助的手段である。そのような補助的
手段は、EP 209 792及び同342 698 Aに開
示されている。
【0021】局所座標系に関しての電極の一定回転は、
引戻しベクトルのために付加的に決定される。特に、非
回転−対称の電極形式(例えば、プリズム電極形式)
は、加工電極の回転は故障を除去するために要する時間
を更に減じ、また加工材料面との衝突の危険を減ずるこ
とができる。加工電極の回転は、短絡を生じるときの回
転角度から定義済みの回転角度へ引戻しの第1および第
2経路に沿って加工電極運動により回転することもでき
る。
【0022】加工電極は2つの経路に沿って異なる速度
で引き戻されることが好ましい。特に、引戻し運動中
に、一方又は双方の引戻し経路に沿う電極の速度が、あ
るいはまた加工電極の回転速度が変更されることが好ま
しい。これらの手段は、短絡の除去に要する時間、引戻
し運動の長さ、加工物面に対する衝突及び損害発生の危
険の減少を適正にするための多数の適正化パラメーター
を作業者に提供する。制御装置は、例えば、付加的な制
御された電食パラメーターに関して、リアルタイムでこ
れらの適正化パラメーターを自動的に適正化することも
できる。
【0023】故障が取り除かれた後、加工電極は故障が
最初に起きた点に移動した引戻し経路に沿って戻され
る、すなわち逆行運動されることが好ましい。これは、
電食を再開する経路での電極の加工物面との衝突を有利
に防止する。
【0024】引戻し運動には、「デフォルト」引戻し経
路、「ポイント」引戻し経路及び「束縛ベクトル」引戻
し経路の1又は2以上が続くことが好ましい。 特に、
加工電極が引戻しベクトルの全長にわたって移動した時
間が開始時間として選択されることが好ましい。本明細
書の冒頭で述べた既知の引戻し方法は、引戻し運動の続
行を規定することができる引戻し方法を実行するための
選択を与える。推移セクションの助けで、個々の連続す
る引戻し経路の連結点で引戻し経路の連続性を有利に確
保することができる。
【0025】種々の引戻し経路が加工経路と関連するこ
とが好ましい。個々のセクションにとって、既知の引戻
し経路の1つはプログラムをすることがより有利又は容
易である。さらに、引戻し経路の連続性が個々の連続す
る引戻し経路の連結点に確保されるよう考慮することが
推移セクションにより自動的に可能である。これに代
え、作業者は引戻しの個々の方法が達成されるとき、連
続性によるいかなる生じうる問題についても知らされう
る。引抜きの補助的方法に関し、前記したDE-PS381
7303に記載されている。
【0026】工作機械に求められる加工工程は制御プロ
グラムによって制御され、これにより幾何学的データお
よび加工パラメーターが別個に入力され、制御プログラ
ムが一定の加工パラメーターとのリンクにより作成され
ることが好ましい。換言すれば、2つのタイプのモデル
データが個々の加工工程のために入力される。例えば、
一定のモデル・ジオメトリーのために選択されかつ繰り
返される一組の幾何学的データが入力される。次いで、
互いにグループに組み合わされることとなる加工パラメ
ーターが、そのモデル・ジオメトリーの個々のセクショ
ンと関連づけられる。幾何学的データおよび加工データ
は別個のデータベースに別個に格納されかつ管理され
る。電食装置のセット・アップをする際、作業者は「ジ
オメトリー・メモリー」から特定のジオメトリーすなわ
ち輪郭を選択し、これを必要に応じて「ジオメトリー・
メモリー」からの一定の技術と連結する。これは、工作
機械のためのプログラミングを有利に単純化する。加工
工程を幾何学的データおよび加工パラメーターに分割す
ることに関して、DE−A 32 28 207に記載があ
る。
【0027】本発明およびその利点は、実施形態を示す
図面を参照して以下に詳しく説明する。
【0028】図1は、加工経路Bと該加工経路中の一点
における局所座標系とを概略的に示している。加工電極
は加工経路Bを経て矢印Pの方向へ移動する。加工経路
Bは、例えば、加工物に規定された型彫り電極の案内経
路である。加工電極は、電食される形状が例えば加工経
路Bに沿って型彫り電極を移動させることによって直接
的に作られるように選択することができる。このタイプ
の電食は、シールリングのような鋳造部品のために特に
有利である。
【0029】原則として、工作機械の向きを表す機械の
座標系は電食機のために定義される。この機械の座標系
において、加工物の座標系は該座標系に関して加工物の
向きを表すと定義される。さらに、1又は2以上の加工
座標系が加工物の座標系に関する種々の加工場所又は部
分に関して定義される。
【0030】電食工程中、加工電極は加工物から小さな
粒子を電食する。正常な環境の下では、この粒子は液状
の洗い流し剤を流すことにより電食間隙から洗い流され
る。しかし、ある場合には、この粒子が加工物と加工電
極との間に不都合な態様で集り、短絡が加工工程中の故
障として生じ、これにより誘電体の抵抗がゼロに降下す
る。この短絡を除去するために、加工電極は短絡が生じ
た点から引戻し運動をさせられる。この場合、電食間隙
は、短絡を生じた粒子が洗い流されるように拡大されな
ければならない。さらに、短絡は可能な限り迅速に除去
されなければならない。このため、加工電極はとりわけ
加工物から速やかに取り除かれなければならない。
【0031】原則として、故障は全引戻し運動中連続的
に監視される。また、付加的な補助手段が故障を除去す
るために講じられる。故障としての短絡の場合、例え
ば、加工電流、周波数、洗い流し等の加工パラメーター
が調整される。他の故障のためには、他の適切な手段が
講じられる。加工電極の引戻しが必要とされるか否かを
決定するテストは引戻し運動に先行する。
【0032】しかし、引戻し運動中の障害を考慮しなけ
ればならない。そのような障害が例えばジオメトリーに
関して加工物の部分を制限するならば、加工電極がその
障害に当るので、制限なしに一定の方向への電極の運動
を継続することは必ずしも可能でない。この程度まで、
一定の長さ及び方向を持つ引戻しベクトルは、加工経路
の各点のために衝突のない引戻し運動を表すように定義
される。定義は加工経路B上のセクションによって示さ
れる。この引戻しベクトルは、作業者及び/又はCNC制
御によって予め決定される。引戻し運動を制限する加工
物の環境を特に考慮する。引戻しベクトルは、例えば、
引戻しベクトルの先端が障害に決して向うことがないよ
うに、または短絡の危険を再び生じる障害の隣接区域に
達することがないように定義される。
【0033】部分的な定義の場合、引戻しベクトルは一
部分が平行四辺形を定義し、その表面は、明視化によ
り、加工電極の衝突なしの引戻し運動を確保するため
に、障害(加工物、加工物のためのクランプ装置等)と
の接触を避けるようにしなければならない。
【0034】加工経路Bの角度が例えば90ー 変わるべ
き場合、引戻しベクトルの一定の方向及び長さを仮定す
れば、作業者及び/又はCNC制御は、この引戻しベクト
ルが合理的に可能な引戻し運動を維持するために変更さ
れねばならないか否かを直ちに認識することができる。
【0035】引戻しベクトルの長さ、方向及び恐らく回
転は局所座標系に関して加工経路Bの部分のために定義
され、その局所座標系は、加工経路Bの部分のために別
個に定義された電食装置の機械座標系、加工物の座標系
又は加工座標系と一致する。加工座標系のための好まし
い定義において、各加工座標系はそのz座標軸が加工経
路Bの方向を指すように向けられる。この機械座標系の
各場合に定義される引戻しベクトルは、実際の引戻し方
向を直接的に表す。他の座標系のための引戻しベクトル
の定義において、z軸が加工経路の方向を指す座標系へ
の引戻しベクトルの回転、すなわち制御装置により開始
される回転が必要である。
【0036】加工物又は加工経路の環境を表す付加的な
手段が使用される。ジオメトリーは、例えば、機械的
に、光学的に、そうでなければ走査され、CADモデル・
データが評価される。概して、環境は未知である(例え
ば、既に制御装置の既知のものだけが現在の加工場所の
環境において運動を行っている)が、特別な経費をもっ
てのみ決定される。この程度まで環境(障害等)を入力
することは主として作業者次第である。
【0037】引戻し運動中、局所座標系は、そのz座標
軸が引戻し運動の方向における点の接戦に沿って加工経
路Bの各点に向けられるように逆方向へ移動した、加工
経路Bの局所特性に適合される。 さらに、局所座標系
のy座標軸は、オフセット面の正規ベクトルの方向に向
けられる。第3の、すなわちx座標軸の方向は、右手座
標系が作られるように予め定められたz軸及びy軸によ
って規定された正規の面である。第3の、すなわちx座
標軸は加工経路Bの加工方向Pにみられる正の方向を指
し、加工経路Bは引戻し方向とは逆の方向において図1
の右側を指している。
【0038】全体として、引戻しベクトルのx、y成分
は引戻し運動中の加工経路B(経路ジオメトリー)から
の距離を規定し、他方z成分は引戻しベクトルの長さr
を移動するのに必要な引戻し経路Rの経路長さを表わし
ている。
【0039】
【実施の形態】図1は加工経路Bの短絡が起きた点Kの
ための局所座標系を示している。図1から理解されるよ
うに、z軸は、直線tgによって表された、すなわち加
工方向Pと逆の方向への加工経路Bの点Kにおける接線
を指し、他方y軸は図1に示した場合ではxy加工物面
に平行に向けられたオフセット面に対して直角をなす。
【0040】図2は、引戻し経路Rを構成する加工経路
B、引戻し経路R及び数個の引戻しベクトルRV1ないし
RVNを概略的に示している。
【0041】点Kはまた短絡が起きた点を表している。
2つの運動成分が引戻し運動の方向へ共同している。第
1の成分は先に電食がされた加工経路Bを経る逆向き運
動である。この運動成分は、加工電極を一点から既に移
動した加工経路B上の次の点へ制御タイマーのサイクル
で案内させる。これは慎重なステップで又は半連続的に
遂行される。局所座標系は、加工電極が逆方向へ移動す
る加工経路Bの各点のために、図1に示された構成原理
に従って向きが決められる。引戻しベクトルRV1ないし
RVNは、加工経路Bの各点に向けられた局所座標系に
関して加工電極の長さ、方向及び恐らく回転が一定であ
る。各場合において、加工物座標系に関しての方向ベク
トルの指標は、加工物座標系に関して局所座標系の異な
る向きによって生じる引戻しベクトルの方向の変更を表
わしている。
【0042】引抜き運動の場合、運動成分は引戻しベク
トルの方向への運動(引戻し第2経路)により引戻し第
1経路に沿って置かれる。加工経路Bの局所の曲率に関
して局所座標系を向けることにより、引戻しベクトル
RV1ないし RVNは、対応して回転される。加工電極
は、第1引戻し経路に沿って移動される速度で、同時に
方向に関して加工経路Bの各点のために適応された引戻
しベクトルRV1ないし RV Nの全長にわたって移動する
ことが好ましい。
【0043】換言すれば、引戻し運動の同期化又は時間
は、第1の引戻し経路(逆方向)及び第2の引戻し経路
に沿う2つの引戻し運動を初期化するためのパラメータ
ーとして選択される。このことは、加工電極は逆方向に
沿って及び引戻しベクトルに沿って等しい工程長さ、等
しい時間単位で移動されることを意味する。
【0044】ある場合には、2つの移動成分に関して異
なる速度をもたらすために長さを異にする2つの工程長
さを選択することが有利である。
【0045】引戻し運動全体を減速又は加速するため
に、引戻し運動中に一方又は双方の行程長さを一緒に又
は別個に増大させ又は減少させることが有利である。
【0046】加速は引戻し運動に利用可能な全体のスペ
ースが限られている場合に有利であり、また加工電極の
短い運動ですら短絡を潜在的に除去できる(例えば、最
初に粒子によって妨げられた電食間隙は洗い流しによっ
てはなお開かず、洗い流しによって開く可能性が電食間
隙の一定のサイズでの開始で高まり、その結果この最少
のサイズから、小さな運動でも十分である。)加速は、
加工電極のみが、加工物との衝突及び/又は不測の電食
を防ぐために初めにより正確に案内されねばならない。
短絡地点から一定の距離で開始すれば、加工電極は、引
戻し運動が短絡のより早い除去を行うように加速される
程度に開放される。
【0047】加工電極はまた点Kにおける瞬間の回転角
度を有する。引戻しベクトルRV1ないし RVNは一定の
引戻し回転角度を含み、これに関して加工電極は引戻し
運動中に回転されねばならない。引戻し運動中、瞬間的
な回転角度から一定の回転角度への加工電極の回転は、
引戻しベクトルRV1ないし RVNの全長を移動したとき
に一定の回転角度に回転されるように開始される。他の
2つの引戻し経路と別個に又は組み合わされた回転運動
の加速又は減速を与えることも可能である。これに代え
て、回転速度は、回転が引戻しベクトルRV1ないし RV
Nの全長を移動する前又はその後にのみ回転が完了する
ように選択することができる。
【0048】図2は、電極が加工経路Bを経て逆方向へ
一定の時間内に移動する距離部分dzを示している。加
工電極は、この一定の時間内に、加工電極が距離dzを
移動した後に引戻しベクトルRV1ないし RVNの全長を
既に移動した図示の例において、引戻しベクトルの長さ
に沿って一定長さ移動する。引戻しベクトルRV1ないし
RVNの引き戻された長さは、各場合において、加工電
極が各引戻しベクトルRV1、 RV2の方向に沿って対応
する加工経路を経て後方へ同時的に移動するときに移動
する長さを表す。
【0049】これは、長さdzで始まって、加工電極が
引戻しベクトルRV1ないし RVNの全長を移動し、その
結果それ以上の引戻し運動中引戻し経路は既に電食され
た加工経路に平行にのみ伸びることを意味する。この場
合、第2の引戻しケイロに沿う(引戻しベクトルRV1
いし RVNに沿う)それ以上の運動はない。
【0050】図3に示す例において、逆方向へ移動する
加工経路Bは加工物座標系のXY面内に完全に配置され
ている。引戻しベクトルRV1ないし RVNが、局所座標
系におけるz方向における成分はないが、x及びy方向
における成分のみがあるように、この例のために選択さ
れている。このため、引戻しベクトルRV1ないし RV N
は、逆方向へ移動する加工経路Bの点から点へのスペー
ス内でさらに回転されることはなく、したがって、常に
加工物座標系のz軸の方向をさしている。局所座標系の
y軸は点から点へ実際に回転するが、引戻しベクトルR
V1ないしRVNはz方向への成分を有しないので回転しな
い。しかし、デモンストレーションのために本発明の理
解を容易にすべく選択された特別な場合がある。
【0051】図2に示す例において、引戻し運動は、逆
方向へ移動する加工経路Bの点Sにおいて引戻しベクト
ル RVNにとって完全である。
【0052】しかし、距離dzには、例えば、図3ない
し5を参照して説明する「束縛ベクトル」、「デフォル
ト」及び「ポイント」の各引戻し経路による他の既知の
引戻し方法が引き続く。
【0053】個々の引戻し経路間に一定の推移を確保す
る推移セクションの助けで連結がされる。全体として、
今日の制御装置は、全ての計算が引戻し運動中にトラブ
ルなしに行いうるような高度の処理力を備える。
【0054】いくつかの電極形状では、運動成分が引戻
しベクトルに沿って加えられるまで逆方向へ短い距離だ
け、電極が初めに移動されることが有利である。これ
は、電極により電食され輪郭が引戻し運動中に変化する
のを防止することを可能にする。
【0055】個々の引戻し経路又はその組合わせもま
た、加工経路、洗い流し条件、加工品質等の各ジオメト
リーに関して、作業者により又は引戻し運動中に制御装
置により予め自動的に選択することができる。これは、
加工経路Bの各セクションに関連した種々のタイプの引
戻し又はその組合わせにとって真実である。
【0056】例えば、引戻しの「接線ベクトル」及び
「束縛ベクトル」の引戻し経路の所定の組合わせでは、
直線状の連結が引戻しベクトルの先端間でされる。
【0057】図3は、既知の「束縛ベクトル」引戻し経
路の概略を示している。図示の座標系において、加工経
路Bが見られる。矢印Pは加工方向を示している。短絡
は例えば加工経路Bの点Kに生じる。加工物又は機械座
標系に関して一定の長さ及び方向を持つ引戻しベクトル
RVは、短絡の場合、短絡点Kに定義され、適用される。
【0058】次いで、加工電極は短絡点Kに適用された
引戻しベクトルRVに沿って移動される。短絡が引戻し
ベクトルRVの先端においてなお除去されない場合、引
戻し経路Rの他のセクションに沿う他の運動が先端から
引き続く。この部分は、電食された加工経路Bと平行
に、かつ加工電極が電食された加工経路Bにおいて電食
中に移動した方向とは反対の方向へ伸びる。全体とし
て、これは、加工経路Bと同じであるが、定義された引
戻しベクトルRVによってスペース中で移動された引戻
し経路Rに帰する。
【0059】図4は既知の「デフォルト」引戻し経路を
示している。図示の座標系は加工経路Bを示している。
矢印Pは処理方向を示している。短絡が加工経路Bの点
Kに生じる。短絡の場合、加工電極は、短絡が逆方向に
移動する加工経路のある点で除去されるまで、逆方向へ
加工経路(経路ジオメトリー)を移動する。この引戻し
経路はオフセット面が定義されているかいないかに依ら
ない。
【0060】図5は既知の「ポイント」引戻し経路を概
略的に示している。点RPがここではまず定義され、こ
れにより、短絡の場合、引戻し経路Rが各短絡点Kから
この点RPに直線的に伸びる。
【0061】説明した全ての引戻し経路に関して、加工
電極は、所定の時間間隔で、すなわち電食工程中に生じ
た電食粒子が洗い流されるように、小さな長さだけ生じ
る上向き又は下向きの運動により、加工物から引き戻す
ことができる。上向き又は下向き運動の速度は、各引戻
し運動の速度より実質的に高い。一定の時間間隔で、実
施的により長い長さの、いわゆる「ダブルタイマー運
動」が関係し、この運動は洗い流し剤が容易に流される
のを確実にする(その運動は必ずしもシンプルタイマー
運動の場合ではない)。繰り返される「ダブルタイマー
運動」の長さは次第に増大することができる。
【0062】加工工程中の故障が除去された後、加工電
極は、電食された加工経路に沿って直接案内されない
で、前に移動した引戻し経路Rに沿い、短絡点Kに向け
て移動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工経路と該加工経路中の一点における局所座
標系とを示す概略図。
【図2】引戻し経路を構成する数個の引戻しベクトルと
共に、機械加工経路に接した引戻し経路を示す概略図。
【図3】既知の「束縛ベクトル」引戻し経路を示す概略
図。
【図4】既知の「デフォルト」引戻し経路を示す概略
図。
【図5】既知の「ポイント」引戻し経路を示す概略図。
【符号の説明】
B 加工経路 P 点 RV 引戻し経路(引戻しベクトル)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】故障の際に、加工電極が前に移動した加工
    経路(B)(第1引戻し経路)に沿って、またこの加工
    経路(B)に関して定義された引戻し経路(RV)(第
    2引戻し経路)に沿って逆行運動される、電食装置にお
    ける加工電極の引戻し運動の制御方法であって、電極が
    同時に2つの引戻し経路に沿って逆行運動され、各点
    (P)における引戻しベクトル(RV)の方向が前に移
    動した加工経路(B)に適合する、加工電極の引戻し運
    動の制御方法。
  2. 【請求項2】引戻しベクトル(RV)に適合するよう
    に、その長さ及び方向が局所座標系に関して固定され、
    該局所座標系はその1つの座標軸が加工経路(B)の点
    (P)の接線方向へ向けられるように加工経路(B)の
    各点(P)に局所的に適合する、請求項1に記載の制御
    方法。
  3. 【請求項3】局所座標系の第2の軸はオフセット面の正
    規ベクトルに沿って方向づけられている、請求項2に記
    載の制御方法。
  4. 【請求項4】異なる引戻しベクトル(RV)がセクショ
    ンにより加工経路(B)と関連している、請求項2又は
    3に記載の制御方法。
  5. 【請求項5】前記故障を除去するために、引戻し運動の
    前及び/又はその最中に故障を除去するための補助的手
    段、例えば、加工電流、周波数及び洗い流しのような加
    工パラメータの変更を行う、請求項1ないし4のいずれ
    か1項に記載の制御方法。
  6. 【請求項6】前記局所座標系に関する加工電極の一定の
    回転を引戻しベクトル(RV)のために付加的に決定す
    る、請求項2ないし5のいずれか1項に記載の制御方
    法。
  7. 【請求項7】前記電極が2つの引戻し経路に沿って異な
    る速度で引き戻される、請求項1ないし6のいずれか1
    項に記載の制御方法。
  8. 【請求項8】引戻し運動中に、一方又は双方の引戻し経
    路に沿って移動する加工電極の速度及びがい加工電極の
    回転速度が変更される、請求項1ないし7のいずれか1
    項に記載の制御方法。
  9. 【請求項9】故障が除去された後、電極は、故障が最初
    に起きた点(P)に向け前に移動した引戻し経路(R)
    に沿って逆行運動する、請求項1ないし8のいずれか1
    項に記載の制御方法。
  10. 【請求項10】引戻し運動には、デフォルト引戻し経
    路、ポイント引戻し経路及び束縛ベクトル引戻し経路の
    1又は2以上の経路が続く、請求項1ないし9のいずれ
    か1項に記載の制御方法。
  11. 【請求項11】加工電極が引戻しベクトル(RV)の全
    長にわたって移動される時間は、付加的なタイプの引戻
    しのためにオンセット・タイムとして選択される、請求
    項10に記載の制御方法。
  12. 【請求項12】種々の引戻し方法又はその組み合わせが
    加工経路(B)のセクションと関連する、請求項1ない
    し11のいずれか1項に記載の制御方法。
  13. 【請求項13】機械加工に必要な加工工程が制御プログ
    ラムによって制御され、これにより、幾何学的データ及
    び加工パラメーターが別個に入力され、制御プログラム
    は前記幾何学データを一定の加工パラメーターに連結す
    ることによって作られ、引戻し経路は前記加工パラメー
    タと関連する、請求項1ないし12のいずれか1項に記
    載の制御方法。
  14. 【請求項14】請求項1ないし13に記載の方法を行
    う、故障の際に電食装置の加工電極の引戻し運動を制御
    する制御装置。
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