JP2000162145A - 不良個所解析装置 - Google Patents

不良個所解析装置

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JP2000162145A
JP2000162145A JP10341202A JP34120298A JP2000162145A JP 2000162145 A JP2000162145 A JP 2000162145A JP 10341202 A JP10341202 A JP 10341202A JP 34120298 A JP34120298 A JP 34120298A JP 2000162145 A JP2000162145 A JP 2000162145A
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JP
Japan
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defective
ccd
inspected
pixel
moving
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JP10341202A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Tsurumi
敏幸 津留見
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良原因の解析作業の効率が向上する不良個
所解析装置を提供すること。 【解決手段】 CCD等の不良個所の解析装置におい
て、電気的に被検査装置であるCCD10の不良個所の
アドレスを検出して出力する手段13と、CCD10を
移動させる手段12、19と、CCD10の一部を拡大
して表示する手段18、19と、不良個所のアドレスに
基づき、拡大表示手段にCCDの不良個所が表示される
ように移動手段12、19を制御する手段14とを備え
る。本発明によれば、検出された不良画素アドレスに対
応する画素を自動的に拡大表示することができ、不良個
所の解析作業効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不良個所解析装置に
関し、特に、不良原因の解析作業の効率が向上する不良
個所解析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD撮像素子(以下CCDと記
す)等の被検査装置における不良個所の解析作業におい
ては、まず、例えばCCDを駆動してCCDからの出力
映像信号を監視することによって不良画素およびそのア
ドレスを電気的に検出し、次に、CCD素子の表面をモ
ニタ装置に拡大表示可能な撮像機によって不良画素を持
つCCDを撮像し、CCD表面の不良画素のある箇所に
大まかなマーキングを行う。そして、作業者が顕微鏡を
使用して目視によってマーキングしたエリア内を解析
(ダストの付着などの不良原因の解明)していた。な
お、関連する従来例としては、特許第2510687号公報等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、CCDは多画素
化が進んで1つの画素の大きさは小さくなり、数ミクロ
ン程度の大きさとなっている。従って、前記したよう
な、従来の解析作業においては、不良画素を迅速に発見
することが困難となり、解析時間が増加するという問題
点があった。また、解析作業が停滞することにより歩留
まりが向上せずに低い状態が継続してしまうという問題
点もあった。本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、不良原因の解析作業の効率が向上する
不良個所解析装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、不良個所解析
装置において、電気的に被検査装置の不良個所のアドレ
スを検出して出力する特性検査手段と、制御信号に基づ
き被検査装置を移動させる移動手段と、被検査装置の一
部を拡大して表示する拡大表示手段と、前記不良個所の
アドレス情報に基づき、前記拡大表示手段に被検査装置
の不良個所が表示されるように前記移動手段を制御する
制御手段とを備えたことを特徴とする。本発明によれ
ば、検出された不良画素画素を自動的に順次拡大表示す
ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明を適用した不良個所解析装
置の一例であるCCD不良解析装置の構成を示すブロッ
ク図である。装着基板11は、XY可動テーブル12上
に設置されており、被検査装置であるCCD素子10が
装着されている。装着基板11はCCD特性検査装置1
3と可撓性ケーブルによって接続されている。
【0006】CCD特性検査装置13は、CCD素子1
0を駆動するクロック等の制御信号を発生する駆動回路
や、CCD素子10から読み出された画像信号を画素ご
とに所定値と比較することによって不良画素およびその
画素アドレスを検出する検査回路を備えている。なお、
このようなCCD特性検査装置自体は周知である。
【0007】カメラ18は、例えば顕微鏡にビデオカメ
ラを接続したものであり、顕微鏡によって拡大されたC
CD素子10の表面画像をビデオカメラによって撮影
し、画像信号を出力するものである。なお、作業者が顕
微鏡を直接覗くことによって視認することも可能であ
る。
【0008】出力されたCCD表面の画像信号は、モニ
タ17に出力されて視認されると共に、コンピュータ1
4にも入力される。コンピュータ14は、CCD特性検
査装置13から入力される不良画素アドレス情報、カメ
ラから入力されるCCD表面画像情報、キーボード16
から入力されるCCD素子の構造に関する情報等に基づ
き、後述するような方法でCCDの不良個所の座標情報
を算出し、XY可動テーブル駆動装置19を制御して、
所望の不良個所がカメラ18によって撮影される位置ま
で装着基板11を移動させる。ディスプレイ15は各種
制御情報を表示する。
【0009】作業者は、モニタ17によって、あるいは
顕微鏡を直接覗くことによって、不良原因の解析を行
い、該不良箇所の解析が終了すると、例えばキーボード
16から終了の指示を入力する。するとコンピュータ1
4は、次の不良個所へ装着基板11を移動させる。
【0010】図2は、本発明を適用したCCDの不良解
析手順を示すフローチャートである。なお、解析処理を
行う前には、CCD素子10の構造(画素の配列)に関
する情報、例えばCCDの左下(始点:(0,0))および
右上(終点:(17,5))の角の画素20、21の画像情報
および座標情報(CCDチップのパッケージに対する相
対座標、あるいはCCDパッケージを装着基板11に装
着した場合のXY可動テーブル12に対する相対座
標)、X方向およびY方向の総画素数の情報、1画素当
たりの大きさ(X方向およびY方向の長さ)等をキーボ
ード16から入力しておく。
【0011】S10においては、コンピュータ14は、
CCD特性検査装置13を起動して、CCD素子10の
不良画素のアドレスを取得する。取得したアドレス情報
は内蔵するメモリに蓄積される。S11においては、コ
ンピュータ14は、XY可動テーブル駆動装置19を制
御し、装着基板11を移動させて、CCD素子10の基
準点画像(上記始点および終点画素20、21の画像)
を画像認識により検出し、該基準点画像の座標を検出す
る(基準点座標読み取り手段)。
【0012】図3は、不良画素の座標情報の算出を説明
するための説明図である。なお、この実施例においては
説明を簡単にするために、X方向の総画素数を18、Y
方向の総画素数を6として説明する。基準点画像として
は、例えばCCDの左下(始点:(0,0))および右上
(終点:(17,5))の角の画素の画像であってもよく、こ
の角の画素の画像情報および座標情報(X0,Y0)およ
び(X1,Y1)は前記したように予め入力されている。
【0013】しかし、CCDチップ23のCCDパッケ
ージ10へのマウント誤差や、CCDパッケージ10を
装着基板11に装着する際の装着誤差が存在する。そこ
で、XY可動テーブル11を予め入力されている基準点
の座標位置まで移動させ、その位置の周辺から目的とす
る基準点画像を探す。そして、目的とする画像がカメラ
18によって取り込まれた画像の中心に来るようにXY
可動テーブル12を更に移動させ、そのときの座標情報
を基準点の座標として記憶する。
【0014】S12においては、アドレスの示す不良個
所までのXY可動テーブル12の移動量を計算する。例
えば、X方向の総画素数をMx、Y方向の総画素数をMy
とし、S10において入力されたアドレスが(Ax,Ay)
であったとすると、不良画素の座標情報Xk、Ykはそれ
ぞれ下記のように計算される。
【0015】 Xk=X0+(X1−X0)*Ax/(Mx−1), Yk=Y0+(Y1−Y0)*Ax/(My−1)
【0016】S13においては、S12において計算し
た不良個所の座標情報に基づき、XY可動テーブル12
を不良個所へ移動するようにXY可動テーブル駆動装置
19を制御する。S14においては、作業者がモニタに
17に表示された不良個所周辺の拡大映像、あるいは顕
微鏡(18)を直接覗いて目視により不良個所をチェッ
クする。そして、該箇所のチェックが完了すると、例え
ばキーボード16からチェック完了の指示を入力する。
【0017】S15においては、全ての不良個所のアド
レスについてチェックが終了したか否かが判定され、判
定結果が否定の場合にはS12に戻り、次の不良アドレ
スについてチェックを繰り返す。以上のような構成およ
び動作によって、作業者は不良個所を探す手間が省け、
解析作業に専念することが可能となり、作業効率が向上
する。
【0018】以上、本発明の実施例を開示したが、本発
明には下記のような変形例も考えられる。実施例におい
てはCCDチップのXY軸がXY可動テーブルのXY座
標軸と平行に搭載されることを前提としているが、CC
DチップのXY軸がXY可動テーブルのXY座標軸に対
して傾いて搭載される場合もある。この場合には、図2
のS11において検出したCCDチップの対角線の位置
にある2つの基準点の座標データおよび1画素のXY方
向の長さ、XY方向の総画素数から傾きの値を算出する
ことができる。従って、S12における不良個所の座標
の算出においても、傾きを考慮して座標を算出すればよ
い。
【0019】また、CCD素子のXY可動テーブルへの
搭載誤差が小さい場合には、S11において画像認識に
よる基準点の座標情報の獲得を省略し、予め入力されて
いる基準点の座標情報に基づいてXY可動テーブルの制
御を行ってもよい。
【0020】実施例においてはXY可動テーブル上に装
着基板11を搭載して、CCD特性検査装置13によっ
て不良アドレスの検出を行っているが、CCD特性検査
装置13による不良アドレスの検出処理はテーブル上で
行う必要はなく、別の場所で不良アドレスの検出を行っ
てからCCD素子10をXY可動テーブル上に装着して
もよい。
【0021】実施例においてはCCD撮像素子の解析作
業について開示したが、本発明は、例えばメモリ素子な
ど、電気的に不良個所が検出可能な任意のLSIの解析
に適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
CCDなどの不良個所解析装置において、電気的に被検
査装置の不良個所のアドレスを検出して、不良個所のア
ドレスに基づき、拡大表示手段に被検査装置の不良個所
が表示されるように移動手段を制御するように構成した
ので、検出された不良画素を自動的に拡大表示すること
ができ、不良原因の解析作業の効率が向上するという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCCD不良解析装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明のCCDの不良解析手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】不良画素の座標情報の算出を説明するための説
明図である。
【符号の説明】
、10…CCD素子、11…装着基板、12…XY可動
テーブル駆動装置、13…CCD特性検査装置、14…
コンピュータ、15…ディスプレイ、16…キーボー
ド、17…モニタ、20、21…基準点画素、22…不
良画素、23…CCDチップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に被検査装置の不良個所のアドレ
    スを検出して出力する特性検査手段と、 制御信号に基づき被検査装置を移動させる移動手段と、 被検査装置の一部を拡大して表示する拡大表示手段と、 前記不良個所のアドレス情報に基づき、前記拡大表示手
    段に前記被検査装置の不良個所が表示されるように前記
    移動手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る不良個所解析装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記被検査装置の基準点の座標情
    報を自動的に検出する基準点座標読み取り手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の不良個所解析装置。
  3. 【請求項3】 前記被検査装置はCCD撮像素子であ
    り、 前記特性検査手段は、前記CCD撮像素子を駆動し、前
    記CCD撮像素子から読み出された画素毎の映像信号レ
    ベルを所定値と比較することによって不良画素およびそ
    のアドレスを検出するものであり、 前記移動手段は前記CCD撮像素子を所定の位置に搭載
    して2次元の任意の座標に移動可能な可動テーブル手段
    であり、 前記拡大表示手段は、前記可動テーブル手段の特定の座
    標範囲を拡大して撮影するための拡大光学系を備えたビ
    デオカメラおよびモニタ手段からなり、 前記制御手段は、前記CCD撮像素子の基準点となる画
    素の座標情報、画素の配列情報および前記不良画素のア
    ドレス情報に基づき、前記不良画素の座標を算出する座
    標算出手段を備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の不良個所解析装置。
JP10341202A 1998-12-01 1998-12-01 不良個所解析装置 Pending JP2000162145A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101996543A (zh) * 2009-08-25 2011-03-30 日本麦可罗尼克斯股份有限公司 缺陷像素地址检测方法以及检测装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101996543A (zh) * 2009-08-25 2011-03-30 日本麦可罗尼克斯股份有限公司 缺陷像素地址检测方法以及检测装置
CN101996543B (zh) * 2009-08-25 2013-06-19 日本麦可罗尼克斯股份有限公司 缺陷像素地址检测方法以及检测装置

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