JP2000160066A - 多彩凹模様被覆組成物 - Google Patents

多彩凹模様被覆組成物

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JP2000160066A JP10332215A JP33221598A JP2000160066A JP 2000160066 A JP2000160066 A JP 2000160066A JP 10332215 A JP10332215 A JP 10332215A JP 33221598 A JP33221598 A JP 33221598A JP 2000160066 A JP2000160066 A JP 2000160066A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感触はスムーズでありながら凹がありかつ多
彩である多彩凹模様被覆組成物の提供。 【解決手段】 大部分を占める媒体由来の平滑な面と比
較的定形な媒質由来の凹模様部分からなる塗膜面を形成
する多彩凹模様被覆組成物。媒体が塗布してから乾燥に
至るまでの体積変化が小さくなるように調整されたも
の、好ましくは合成樹脂エマルションにバルウンおよび
体質顔料を添加したものである。媒質が媒体よりも塗布
してから乾燥に至るまでの体積変化の大きいもの、好ま
しくは着色含水ゲル粒子および/または透明着色含水ゲ
ル粒子、具体的には繊維状および/または雨滴状の粒子
である。より具体的にはジュランガムの水溶液および/
またはアルギン酸ソーダの水溶液と合成樹脂エマルショ
ンと着色顔料の水分散体との混合物をゲル化させた粒子
である。上記の合成樹脂エマルションは、合成樹脂アク
リルエマルション、合成樹脂アクリルシリコン共重合体
エマルションおよび合成樹脂アクリルウレタン共重合体
エマルションからなる群から選ばれる1種以上からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の属する技術分野】本発明は、多彩凹模様被覆組
成物に関するものである。さらに詳しくは本発明は、媒
体と媒質の乾燥時の収縮性の差を利用して大部分を占め
る平滑な面の中に凹模様を現出させることができる多彩
凹模様被覆組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多彩模様塗料あるいは多彩塗料は、1回
塗るだけで、いくつもの色が斑点や斑紋状の模様にちり
ばめた塗膜を与える塗料のことで、1つの塗料の中に、
この塗料と溶け合わない色の違った塗料を懸濁させた非
相溶形と着色したポリマー粒子や珪砂を着色骨材として
用いたものがある。色調や光沢の組み合わせによりいろ
いろな意匠性をもった塗膜を得ることができるため、家
電製品、建築材等に適用されている。多彩模様塗料の水
性タイプのもの、すなわち水性の多彩被覆組成物は、水
媒体中に、媒質として非相溶性である有機溶剤に溶解し
た合成樹脂、または油脂もしくは脂肪酸と重縮合した高
粘度合成樹脂に適当な着色剤を添加したものを懸濁させ
た組成物である。この組成物を吹き付け、またはコテ、
ヘラで被塗面に被覆している。従来より水性の多彩被覆
組成物は、例えば媒質としての有機溶剤に溶解した樹脂
に顔料または着色剤が分散された組成を、水性溶媒体中
に粒子状に懸濁分散しているため、吹き付け被覆時、ノ
ズルより吐出し被塗面に到達したときの激突圧による広
がり、次いで乾燥に至る過程での流動広がり性等によ
り、ノズル口径の数倍の有彩粒子として視認でき好都合
ではあるが、被覆された有彩粒子の粒子状態は不均一で
粒子の大きさの制御に困難性があり必ずしも美しい多彩
模様塗料とは言えない問題点を有している。
【0003】最近では球状の有機、または無機質の着色
粒子、ガラスバルウン等の合成物、天然無機質の焼成バ
ルウン、合成樹脂バルウン等の着色球状粒子の色の組み
合わせによる多彩被覆物が数多く開発されている。これ
らの被覆手段としての共通の要望は、美しい多彩模様、
経済性、作業容易性、かつ、画一的な仕上がりであり、
被覆手段として吹き付けによる被覆が一般になってい
る。しかし、球状粒子自体も、天然石等の各色細粒子と
同様に、ノズルより吐出する時に変形しないので、容易
で安定した吹き付け施工を期待すれば、ノズル口径の1
/2程度の粒子径を用いなければならないという点で制
約がある。例えば、ノズル口径を1.5mmに固定した
と仮定すれば、上記天然石等の各色細粒子にあっては
0.5の粒子径となり、上記着色球状粒子においては
0.7mm程度の粒子径となる。その結果、多色を組み
合わせても、多彩被覆組成物を形成しても、各色が被覆
後において視認できず、多彩の被覆物である本来的意義
を失い玉虫色の感を呈する程度の色彩となるに過ぎな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、吹き付けま
たはローラー塗布することで、明らかに凹模様で、かつ
容易に視認できる多彩となる、該被覆面は今までに市場
に有る通常の塗材とは異なり、塗膜面の大部分が平滑で
ありその中に異なった色相の粒子形状の凹部分ができ
た、感触はスムーズでありながら凹がありかつ多彩であ
る多彩凹模様被覆組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、媒体由来の大
部分を占める平滑な面と媒質由来の比較的定形な凹模様
部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模様被覆組成物を
要旨としている。媒質が媒体よりも塗布してから乾燥に
至るまでの体積変化の大きいものであり、したがって本
発明は、媒体由来の大部分を占める平滑な面と媒体より
も塗布してから乾燥に至るまでの体積変化の大きい媒質
由来の比較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形成す
る多彩凹模様被覆組成物を要旨としている。上記の媒体
は塗布してから乾燥に至るまでの体積変化が小さくなる
ように調整されたものであり、したがって本発明は、塗
布してから乾燥に至るまでの体積変化が小さくなるよう
に調整された媒体由来の大部分を占める平滑な面と、媒
体よりも塗布してから乾燥に至るまでの体積変化の大き
い媒質由来の比較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を
形成する多彩凹模様被覆組成物を要旨としている。上記
の媒体は、合成樹脂エマルジョンに、バルウンおよび/
または体質顔料が添加され、一般塗材と比較し塗布して
から乾燥に至るまでの体積変化の少ないものであり、し
たがって本発明は、合成樹脂エマルジョンに、バルウン
および/または体質顔料が添加され、塗布してから乾燥
に至るまでの体積変化が小さくなるように調整された媒
体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体よりも塗布し
てから乾燥に至るまでの体積変化の大きい媒質由来の比
較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹
模様被覆組成物を要旨としている。
【0006】媒質が着色含水ゲル粒子および/または透
明着色含水ゲル粒子であり、したがって本発明は、媒体
由来の大部分を占める平滑な面と媒質である着色含水ゲ
ル粒子および/または透明着色含水ゲル粒子由来の比較
的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模
様被覆組成物を要旨としている。本発明は、媒体由来の
大部分を占める平滑な面と、媒体よりも塗布してから乾
燥に至るまでの体積変化の大きい、媒質である着色含水
ゲル粒子および/または透明着色含水ゲル粒子由来の比
較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹
模様被覆組成物を要旨としている。また本発明は、塗布
してから乾燥に至るまでの体積変化が小さくなるように
調整された媒体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体
よりも塗布してから乾燥に至るまでの体積変化の大き
い、媒質である着色含水ゲル粒子および/または透明着
色含水ゲル粒子由来の比較的定形な凹模様部分からなる
塗膜面を形成する多彩凹模様被覆組成物を要旨としてい
る。また本発明は、合成樹脂エマルジョンに、バルウン
および/または体質顔料が添加され、塗布してから乾燥
に至るまでの体積変化が小さくなるように調整された媒
体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体よりも塗布し
てから乾燥に至るまでの体積変化の大きい媒質である着
色含水ゲル粒子および/または透明着色含水ゲル粒子由
来の比較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形成する
多彩凹模様被覆組成物を要旨としている。
【0007】上記の着色含水ゲル粒子および/または透
明着色含水ゲル粒子は、繊維状および/または雨滴状の
粒子であり、したがって本発明は、媒体由来の大部分を
占める平滑な面と媒質である繊維状および/または雨滴
状の着色含水ゲル粒子および/または透明着色含水ゲル
粒子由来の比較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形
成する多彩凹模様被覆組成物を要旨としている。本発明
は、媒体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体よりも
塗布してから乾燥に至るまでの体積変化の大きい、媒質
である繊維状および/または雨滴状の着色含水ゲル粒子
および/または透明着色含水ゲル粒子由来の比較的定形
な凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模様被覆
組成物を要旨としている。また本発明は、塗布してから
乾燥に至るまでの体積変化が小さくなるように調整され
た媒体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体よりも塗
布してから乾燥に至るまでの体積変化の大きい、媒質で
ある繊維状および/または雨滴状の着色含水ゲル粒子お
よび/または透明着色含水ゲル粒子由来の比較的定形な
凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模様被覆組
成物を要旨としている。また本発明は、合成樹脂エマル
ジョンに、バルウンおよび/または体質顔料が添加さ
れ、塗布してから乾燥に至るまでの体積変化が小さくな
るように調整された媒体由来の大部分を占める平滑な面
と、媒体よりも塗布してから乾燥に至るまでの体積変化
の大きい媒質である繊維状および/または雨滴状の着色
含水ゲル粒子および/または透明着色含水ゲル粒子由来
の比較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形成する多
彩凹模様被覆組成物を要旨としている。
【0008】媒質が、ジュランガムの水溶液および/ま
たはアルギン酸ソーダの水溶液と合成樹脂エマルジョン
と着色顔料の水分散体との混合物をゲル化させた粒子で
あり、したがって本発明は、媒体由来の大部分を占める
平滑な面と媒質であるジュランガムの水溶液および/ま
たはアルギン酸ソーダの水溶液と合成樹脂エマルジョン
と着色顔料の水分散体との混合物をゲル化させた粒子由
来の比較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形成する
多彩凹模様被覆組成物を要旨としている。本発明は、媒
体由来の大部分を占める平滑な面と媒体よりも塗布して
から乾燥に至るまでの体積変化の大きい媒質であるジュ
ランガムの水溶液および/またはアルギン酸ソーダの水
溶液と合成樹脂エマルジョンと着色顔料の水分散体との
混合物をゲル化させた粒子由来の比較的定形な凹模様部
分からなる塗膜面を形成する多彩凹模様被覆組成物を要
旨としている。また本発明は、塗布してから乾燥に至る
までの体積変化が小さくなるように調整された媒体由来
の大部分を占める平滑な面と、媒体よりも塗布してから
乾燥に至るまでの体積変化の大きい媒質であるジュラン
ガムの水溶液および/またはアルギン酸ソーダの水溶液
と合成樹脂エマルジョンと着色顔料の水分散体との混合
物をゲル化させた粒子由来の比較的定形な凹模様部分か
らなる塗膜面を形成する多彩凹模様被覆組成物を要旨と
している。また本発明は、合成樹脂エマルジョンに、バ
ルウンおよび/または体質顔料が添加され、塗布してか
ら乾燥に至るまでの体積変化が小さくなるように調整さ
れた媒体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体よりも
塗布してから乾燥に至るまでの体積変化の大きい媒質で
あるジュランガムの水溶液および/またはアルギン酸ソ
ーダの水溶液と合成樹脂エマルジョンと着色顔料の水分
散体との混合物をゲル化させた粒子由来の比較的定形な
凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模様被覆組
成物を要旨としている。また本発明は、媒体由来の大部
分を占める平滑な面と媒質であるジュランガムの水溶液
および/またはアルギン酸ソーダの水溶液と合成樹脂エ
マルジョンと着色顔料の水分散体との混合物をゲル化さ
せた着色含水ゲル粒子および/または透明着色含水ゲル
粒子由来の比較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形
成する多彩凹模様被覆組成物を要旨としている。また本
発明は、媒体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体よ
りも塗布してから乾燥に至るまでの体積変化の大きい、
媒質であるジュランガムの水溶液および/またはアルギ
ン酸ソーダの水溶液と合成樹脂エマルジョンと着色顔料
の水分散体との混合物をゲル化させた着色含水ゲル粒子
および/または透明着色含水ゲル粒子由来の比較的定形
な凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模様被覆
組成物を要旨としている。また本発明は、塗布してから
乾燥に至るまでの体積変化が小さくなるように調整され
た媒体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体よりも塗
布してから乾燥に至るまでの体積変化の大きい、媒質で
あるジュランガムの水溶液および/またはアルギン酸ソ
ーダの水溶液と合成樹脂エマルジョンと着色顔料の水分
散体との混合物をゲル化させた着色含水ゲル粒子および
/または透明着色含水ゲル粒子由来の比較的定形な凹模
様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模様被覆組成物
を要旨としている。また本発明は、合成樹脂エマルジョ
ンに、バルウンおよび/または体質顔料が添加され、塗
布してから乾燥に至るまでの体積変化が小さくなるよう
に調整された媒体由来の大部分を占める平滑な面と、媒
体よりも塗布してから乾燥に至るまでの体積変化の大き
い媒質であるジュランガムの水溶液および/またはアル
ギン酸ソーダの水溶液と合成樹脂エマルジョンと着色顔
料の水分散体との混合物をゲル化させた着色含水ゲル粒
子および/または透明着色含水ゲル粒子由来の比較的定
形な凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模様被
覆組成物を要旨としている。また本発明は、媒体由来の
大部分を占める平滑な面と媒質であるジュランガムの水
溶液および/またはアルギン酸ソーダの水溶液と合成樹
脂エマルジョンと着色顔料の水分散体との混合物をゲル
化させた繊維状および/または雨滴状の着色含水ゲル粒
子および/または透明着色含水ゲル粒子由来の比較的定
形な凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模様被
覆組成物を要旨としている。本発明は、媒体由来の大部
分を占める平滑な面と、媒体よりも塗布してから乾燥に
至るまでの体積変化の大きい、媒質であるジュランガム
の水溶液および/またはアルギン酸ソーダの水溶液と合
成樹脂エマルジョンと着色顔料の水分散体との混合物を
ゲル化させた繊維状および/または雨滴状の着色含水ゲ
ル粒子および/または透明着色含水ゲル粒子由来の比較
的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形成する多彩凹模
様被覆組成物を要旨としている。また本発明は、塗布し
てから乾燥に至るまでの体積変化が小さくなるように調
整された媒体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体よ
りも塗布してから乾燥に至るまでの体積変化の大きい、
媒質であるジュランガムの水溶液および/またはアルギ
ン酸ソーダの水溶液と合成樹脂エマルジョンと着色顔料
の水分散体との混合物をゲル化させた繊維状および/ま
たは雨滴状の着色含水ゲル粒子および/または透明着色
含水ゲル粒子由来の比較的定形な凹模様部分からなる塗
膜面を形成する多彩凹模様被覆組成物を要旨としてい
る。また本発明は、合成樹脂エマルジョンに、バルウン
および/または体質顔料が添加され、塗布してから乾燥
に至るまでの体積変化が小さくなるように調整された媒
体由来の大部分を占める平滑な面と、媒体よりも塗布し
てから乾燥に至るまでの体積変化の大きい媒質であるジ
ュランガムの水溶液および/またはアルギン酸ソーダの
水溶液と合成樹脂エマルジョンと着色顔料の水分散体と
の混合物をゲル化させた繊維状および/または雨滴状の
着色含水ゲル粒子および/または透明着色含水ゲル粒子
由来の比較的定形な凹模様部分からなる塗膜面を形成す
る多彩凹模様被覆組成物を要旨としている。
【0009】上記の合成樹脂エマルジョンは、合成樹脂
アクリルエマルジョン、合成樹脂アクリルシリコン共重
合体エマルジョンおよび合成樹脂アクリルウレタン共重
合体エマルジョンからなる群から選ばれる1種以上のア
クリル系合成樹脂エマルジョンからなる。
【0010】
【発明実施の態様】《媒体》本発明の多彩凹模様被覆組
成物において、大部分を占める平滑な面は媒体由来であ
る。媒体は塗布してから乾燥に至るまでの体積変化が小
さくなるように調整されたものであり、具体的には例え
ば合成樹脂エマルジョンにバルウンおよび体質顔料を添
加することにより塗布してから乾燥に至るまでの体積変
化が小さくなるように調整する。有機バルウンとしては
マイクロスフェヤーMLF〔粒径20または100ミク
ロン、比重0.2±0.05、松本油脂製薬(株)製〕
を用いた。これは有機バルウンの表面を不活性無機粉体
でコーティングしたもので、一般の樹脂バルウン単体で
あれば比重0.02〜0.05であり一般体質顔料の比
重2.0〜4.0の100分の1であるのに対して、1
0分の1くらいに相当し、比重差が接近しているのでよ
り配合組成が安定されて好ましい。すなわち一般の樹脂
バルウン単体であれば比重が100分の1くらいに相当
し、それを組成中に配合しても用途には供されるが、長
期間性状を安定に保つためには比重差の10分の1と接
近している不活性無機粉体のコーティング体が好まし
い。有機バルウンはポリアクリルニトリルを主成分とす
る高分子バルウンであり、その表面を炭酸カルシュウ
ム、タルク、酸化チタンなどの不活性無機粉体でコーテ
ィングしたもので、媒体成分として滑度もあり好まし
い。媒体組成の色調を変える必要があれば、カオリンク
レーの一部または全部を着色顔料に置き換えることがで
きる。
【0011】《媒質》本発明の多彩凹模様被覆組成物に
おいて、比較的定形な凹模様部分は媒質由来である。媒
質は媒体よりも塗布してから乾燥に至るまでの体積変化
の大きいものであり、例えば着色含水ゲル粒子および/
または透明着色含水ゲル粒子であり、繊維状および/ま
たは雨滴状の粒子であることができる。上記の着色含水
ゲル粒子および/または透明着色含水ゲル粒子は具体的
には例えばジュランガムの水溶液および/またはアルギ
ン酸ソーダの水溶液と合成樹脂エマルジョンと着色顔料
の水分散体との混合物をゲル化させた粒子である。その
合成樹脂エマルジョンは、合成樹脂アクリルエマルジョ
ン、合成樹脂アクリルシリコン共重合体エマルジョンお
よび合成樹脂アクリルウレタン共重合体エマルジョンか
らなる群から選ばれる1種以上のアクリル系合成樹脂エ
マルジョンである。すなわち、樹脂の系としては、着色
含水ゲル粒子の安定性等考慮して、pH7〜8以下とな
るように調製すると、多彩凹模様被覆組成物としての安
定性が保持される。合成樹脂エマルジョン中に、有機ま
たは無機バルウン並びに体質顔料としてカオリンクレ
ー、タルク、または有色顔料が添加された組成を媒体と
し、ジュランガムまたはアルギン酸ソーダの1〜5%の
水溶液に合成樹脂アクリルエマルジョン、合成樹脂アク
リルシリコン共重合体エマルジョン合成樹脂アクリルウ
レタンエマルジョン等の共重合体エマルジョン並びに着
色顔料の水分散体により着色した混合物を、塩化カルシ
ュウム0.1〜0.5%の水溶液をゲル化剤として使用
し繊維状または雨滴状粒子にゲル化させる、添加する着
色顔料の種類により異なった色相の着色粒子を媒質とし
前記媒体中に混合する、ゲル粒子の一部または全部を透
明粒子に置き換えることもできる。上記のゲル化液を撹
拌しながら上記の粒子組成を糸状にして添加する。撹拌
速度および/または撹拌時間によって、着色含水ゲル粒
子の粒子の大小、形状の変化、形状の均一化などが異な
る。例えば、撹拌速度が速くなれば繊維状の着色含水ゲ
ル粒子の形状は細く短くなり、撹拌速度が遅くなれば着
色含水ゲル粒子の形状は次第に大きく繊維状より雨滴状
に近い形状となる。また、添加の方法、ゲル化剤として
の塩化カルシウム濃度と粒子製造時の温度、回転速度に
よっても変化する。例えば、塩化カルシウムの濃度が低
く回転速度が低い場合はより雨滴状に近い小粒子の着色
含水ゲル粒子が作出される。着色含水ゲル粒子組成中の
カーボンブラックに変えてシャアニングリーンまたは透
明酸化鉄イエローに変えることでそれぞれの色調を呈し
た着色含水ゲル粒子を作出することができる。本発明の
組成物のゲル着色粒子は、以下に記載する方法で製造さ
れる。アルギン酸ソーダ、アルブメン、カゼイン、ポリ
ビニールアルコール等の水溶性高分子化合物の水溶液
を、製造過程のゲル化に影響を及ぼさない顔料、レー
キ、染料等またはそれらの水分散体で着色する。これ
に、使用する用途に合致する合成樹脂エマルジョンを選
択して添加撹拌して粘調なコロイド液とする。合成樹脂
エマルジョンは、ゲル粒子の接着に大きく関与するの
で、用途、要求物性に応じて選択する必要がある。着色
含水ゲル粒子にすべく塩化カルシュウム、塩化マグネシ
ュウム等のゲル化剤の0.1〜0.5%の水溶液中また
は塩酸等でpHを調整したゲル化液で含水ゲル粒子にす
る。その粘調なコロイド液を粒子ガンを用いて粒子状に
吹き付け、乾燥しないうちに該コロイド液をゲル化せし
める。適当なゲル化液に浸漬し、鱗片状ゲル粒子を形成
する。具体的には、例えば脱泡の後、粒子状吹き付けガ
ンを用いて吹き付け、直ちにギ酸、または塩酸の水溶液
中に浸漬してゲル化させる。ゲル化した有色ゲル粒子
は、アルギン酸ソーダの添加量の増減またはカラギーナ
ンの一部併用等により、そのゲル強度を調節することが
できる。また、有色ゲル粒子の大きさは通常0.1〜
0.2mm程度であるが、上記組成物の粘度を増粘する
ことで、有色ゲル粒子の厚みを厚くすることができる
し、粒子ガンで吹き付けてからゲル化液に浸漬するまで
に少し時間を置くことで、薄い鱗片状ゲル粒子を作出す
ることができる。このようにして製造したゲル粒子を、
金属網でロ別し、なお長期に該ゲル粒子の安定化を図る
目的で、塩化カルシウム、硫酸アルミニウム、硫酸亜
鉛、塩化バリウム、グリオキザール等の水溶液に浸漬、
放置し水洗する。水洗後の鱗片状着色ゲル粒子は金属網
で鱗片状着色ゲル粒子が安定な程度の水分を残す状態ま
でロ別脱水する。水洗、ロ別、脱水後アルギン酸の有色
ゲル粒子を得る。
【0012】
【作用】これらの混合物を吹き付けまたはローラー塗布
することで、明らかに凹模様で、かつ容易に視認できる
多彩となる、該被覆面は今までに市場に有る通常の塗材
とは異なり、塗膜面の大部分である媒体部分が平滑であ
り、粒子部分が異なった色相の粒子形状の凹部分ができ
感触はスムーズで有りながら凹が有りかつ多彩である。
従って、従来にない美麗な被覆ができる。従来の凹凸模
様塗料と本願多彩凹模様被覆組成物の相違点は、従来の
凹凸模様塗料はローラー、または吹き付けて凹凸を作出
せしめるもので凸部分で模様が構成されているが、該多
彩凹模様被覆組成物は全体を占める面積の大部分が平滑
であり凹部分で比較的定形な模様が作出せしめる組成で
従来この様な多彩で凹部分が模様になる被覆組成物は無
かった、ましてや凹部分が異なった色調である多彩の凹
模様で被覆される組成物は皆無である。一部に散見され
るものとしては手間を要する手仕事か、高度なエンボス
加工に見ることができる。ここで本願組成上特徴付けら
れるものは比較的に塗布された時点から乾燥に至るまで
に全体を占める大方の部分が体積変化が少なく平滑に乾
燥する収縮の少ない媒体と、これに反し体積変化の極端
に大きな着色含水ゲル粒子を組み合わせる事で従来の塗
布材では無かった美麗で汚染の少ない被覆がなされる。
【0013】
【実施例】本発明を実施例で詳細に説明する。本発明は
これら実施例によって何ら限定されるものではない。
【0014】実施例1 《媒体》媒体として表1の組成のものを調製した。樹脂
の系としては、着色含水ゲル粒子の安定性等考慮して、
pH7〜8以下となるように調製すると、多彩凹模様被
覆組成物としての安定性が保持される。媒体組成の色調
を変える必要があれば、カオリンクレーの一部または全
部を着色顔料に置き換えることができる。有機バルウン
としてはマイクロスフェヤーMLF〔粒径20または1
00ミクロン、比重0.2±0.05、松本油脂製薬
(株)製〕を用いた。これは有機バルウンの表面を不活
性無機粉体でコーティングしたもので、一般の樹脂バル
ウン単体であれば一般体質顔料の比重の100分の1で
あるのに対して、10分の1くらいに相当し、比重差が
接近しているのでより配合組成が安定されて好ましい。
有機バルウンはポリアクリルニトリルを主成分とする高
分子バルウンであり、その表面を炭酸カルシュウム、タ
ルク、酸化チタンなどの不活性無機粉体でコーティング
したもので、媒体成分として滑度もあり好ましい。
【0015】
【表1】 媒 体 組 成 (重量部) ────────────────────────────────── 酢酸ビニル・エチレン共重合体樹脂エマルジョン50% 37.0 有機バルウン 10.0 カオリンクレー 5.0 エチレングリコール 0.5 防腐剤 0.1 増粘剤 3.9 水 13.5 ────────────────────────────────── 合 計 70.0
【0016】《媒質》 A)着色含水ゲル粒子組成(グレー) 水を撹拌しながらジュランガム、クエン酸ナトリウムを
分散し90℃に加熱溶解する。常温近くに冷却後、合成
樹脂アクリルエマルジョン10.0重量部、防腐剤0.
1重量部、酸化チタン60%水分散体5.0重量部、カ
ーボンブラック20%水分散体0.1重量部の合計11
4.3重量部を均一に分散する。 B)ゲル化液 水500.0重量部に塩化カリウム2.0重量部を加
え、塩酸でpHを6〜5程度に調整してゲル化液とす
る。上記のゲル化液B)を撹拌しながら上記の粒子組成
A)を糸状にして添加する。撹拌速度および/または撹
拌時間によって、着色含水ゲル粒子の粒子の大小、形状
の変化、形状の均一化などが異なる。例えば、撹拌速度
が速くなれば繊維状の着色含水ゲル粒子の形状は細く短
くなり、撹拌速度が遅くなれば着色含水ゲル粒子の形状
は次第に大きく繊維状より雨滴状に近い形状となる。ま
た、添加の方法、ゲル化剤としての塩化カルシウム濃度
と粒子製造時の温度、回転速度によっても変化する。例
えば、塩化カルシウムの濃度が低く回転速度が低い場合
はより雨滴状に近い小粒子の着色含水ゲル粒子が作出さ
れる。着色含水ゲル粒子組成中のカーボンブラックに変
えてシャアニングリーンまたは透明酸化鉄イエローに変
えることでそれぞれの色調を呈した着色含水ゲル粒子を
作出することができる。
【0017】《多彩凹模様被覆組成物》前記の媒体組成
70.0重量部および前記の媒体である着色含水ゲル粒
子組成(グレー)30.0重量部で多彩凹模様被覆組成
物を調製した。上記の媒体組成は塗布されて乾燥に至る
までの体積変化が少なく10〜20%程度以内で収縮す
るに過ぎない。これに反して、着色含水ゲル粒子は90
%以上の体積変化がある。したがって、多彩凹模様被覆
組成物を吹き付け塗布した場合、収縮の少ない大方の面
積を占める部分は平滑になり、収縮の大きい着色含水ゲ
ル粒子部分は各色に呈色され陥没し、従来塗布物では得
られなかった感触の大方は平滑であり陥没した部分が単
色並びに各色に呈色された美麗な被覆がなされる。な
お、着色含水ゲル粒子は弾性があり、3〜4mm程度の
大きさの粒子でも2〜2.5mmの口径のノズルを持っ
た一般市売の塗装用具で容易に被覆することができる。
【0018】実施例2 《媒質》 A)着色含水ゲル粒子組成(赤サビ色) 水96.0重量部を撹拌しながらアルギン酸ソーダ重量
部3.0重量部を添加し溶解する。溶解を促進する目的
で加温することも有効である。冷却後、合成樹脂アクリ
ルエマルジョン10.0重量部、防腐剤0.1重量部、
酸化チタン60%水分散体5.0重量部、赤色酸化鉄4
0%水分散体1.0の合計115.1重量部を均一に分
散する。 B)ゲル化液 水500.0重量部に塩化カリウム2.0重量部を加
え、塩酸でpHを6〜5程度に調整してゲル化液とす
る。上記のゲル化液B)を撹拌しながら上記の粒子組成
A)を糸状にして添加する。着色含水ゲル粒子の形状は
前述に類似する。
【0019】《多彩凹模様被覆組成物》前記の媒体組成
70.0重量部および前記の媒体である着色含水ゲル粒
子組成(赤サビ色)30.0重量部で多彩凹模様被覆組
成物を調製した。ジュランガムとアルギン酸ソーダの差
異は、でき上がった着色含水ゲル粒子の硬度の異なりで
ジュランガムによる着色含水ゲル粒子は吹きつけ塗布に
適し強度と弾性が有り、アルギン酸ソーダによる着色含
水ゲル粒子は硬度が高く0.5〜1程度の大きさの着色
含水ゲル粒子で有れば媒体組成に30%混入しローラー
塗布も可能で広範囲な用途展開ができる。なお、全体の
平滑な表面を多くする場合は媒体組成の配合比率を多
く、凹の面積を多く希望すれば着色含水ゲル粒子の添加
量を多く配合することで変化させることができる。
【0020】
【発明の効果】これらの混合物を吹き付けまたはローラ
ー塗布することで、明らかに凹模様で、かつ容易に視認
できる多彩となる、該被覆面は今までに市場に有る通常
の塗材とは異なり、塗膜面の大部分である媒体部分が平
滑であり、粒子部分が異なった色相の粒子形状の凹部分
ができ感触はスムーズで有りながら凹が有りかつ多彩で
ある。従って、従来にない美麗な被覆ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 183/10 C09D 183/10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大部分を占める媒体由来の平滑な面と比
    較的定形な媒質由来の凹模様部分からなる塗膜面を形成
    する多彩凹模様被覆組成物。
  2. 【請求項2】 媒質が媒体よりも塗布してから乾燥に至
    るまでの体積変化の大きいものである請求項1の多彩凹
    模様被覆組成物。
  3. 【請求項3】 媒体が塗布してから乾燥に至るまでの体
    積変化が小さくなるように調整されたものである請求項
    2の多彩凹模様被覆組成物。
  4. 【請求項4】 媒体が合成樹脂エマルジョンにバルウン
    および体質顔料を添加したものである請求項3の多彩凹
    模様被覆組成物。
  5. 【請求項5】 媒質が着色含水ゲル粒子および/または
    透明着色含水ゲル粒子である請求項1ないし4のいずれ
    かの多彩凹模様被覆組成物。
  6. 【請求項6】 着色含水ゲル粒子および/または透明着
    色含水ゲル粒子が、繊維状および/または雨滴状の粒子
    である請求項5の多彩凹模様被覆組成物。
  7. 【請求項7】 媒質が、ジュランガムの水溶液および/
    またはアルギン酸ソーダの水溶液と合成樹脂エマルジョ
    ンと着色顔料の水分散体との混合物をゲル化させた粒子
    である請求項1ないし4のいずれかの多彩凹模様被覆組
    成物。
  8. 【請求項8】 合成樹脂エマルジョンが、合成樹脂アク
    リルエマルジョン、合成樹脂アクリルシリコン共重合体
    エマルジョンおよび合成樹脂アクリルウレタン共重合体
    エマルジョンからなる群から選ばれる1種以上のアクリ
    ル系合成樹脂エマルジョンからなる請求項7の多彩凹模
    様被覆組成物。
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