JPH02191579A - 模様塗膜形成法 - Google Patents

模様塗膜形成法

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JPH02191579A
JPH02191579A JP1082489A JP1082489A JPH02191579A JP H02191579 A JPH02191579 A JP H02191579A JP 1082489 A JP1082489 A JP 1082489A JP 1082489 A JP1082489 A JP 1082489A JP H02191579 A JPH02191579 A JP H02191579A
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JP
Japan
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paint
coating film
coating
color
colored
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Pending
Application number
JP1082489A
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English (en)
Inventor
Shigeru Taniguchi
茂 谷口
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な模様塗膜形成方法に関する。
すなわち、本発明は高粘度塗料を用いて塗面が凹凸状で
ある塗膜を形成し、必要に応じて該塗面に着色塗料(I
)を塗装し、硬化後、該塗料と異なる色調の着色塗料(
II )を塗装し、硬化する前に、凸部の頂上に塗着し
た塗料(II)を除去することを特徴とする模様塗膜形
成法に関する。
本発明の方法は、例えば次の工程(1)〜(4)に基づ
いて実施することが好ましい。
(1)目的とする被塗面に高粘度塗料を塗装して塗面が
凹凸状になった塗膜を形成する。
(2)必要に応じて、凹凸状の上記塗面の全面に着色塗
料(I)を塗装する。
(3)上記(1)又は(2)で得られた硬化後の塗面に
、該塗面と異なる色調の着色塗料(n)を塗装する。
(4)着色塗料(II)の塗膜が乾燥硬化する以前に、
凸部の頂上部に塗着した塗料(II)を除去する。
本発明の方法によって得られる模様塗膜は、凸部と凹部
とがゆるやかな曲面によって構成され、なめらかな凹凸
感を示しており、鋭角的な凸部は殆ど認められないこと
が好ましい。さらに色彩的には、主として凸部の頂上部
と他の部分との色調が異なっており1.この両者の色調
は目的に応じて任意に選択できる。例えば、高粘度塗料
又は着色塗料(I)として銅色を、着色塗料(II)と
して青色のものをそれぞれ用いると、凸部の頂上部分は
銅色、その他の部分は青色となって、全体として青銅模
様に仕上げることができる。
その結果、なめらかな凹凸模様と種々の色彩の組み合わ
せとによって意匠感にすぐれた塗膜を形成することがで
きた。しかも、本発明の方法は被塗物に限定されず、殆
どの素材に上記模様が形成できる。特に、建造物の内外
壁にシックなレトロ調の模様に仕上げるのに好適である
次に本発明の方法についてさらに詳細に説明する。
工程(1)1目的とする被塗面に高粘度塗料な塗装して
塗面が凹凸状になった塗膜を形成する。
被塗物は特に制限されず、例えば、コンクリート、モル
タル、PC板、ALC板、コンクリートブロック、スレ
ート、鉄部、木部などがあげられ、これらの表面はそれ
ぞれ適宜素地調整やプライマー塗装などを行なっておく
ことが好ましい。
高粘度塗料は、塗装時の粘度が300ボイス(20℃)
以上、特に300〜800ボイズ(20℃)であり、し
かも凹凸模様が崩れず安定に維持するような流動特性を
もつ塗料が好ましい。具体的には基体樹脂を主成分とし
、必要に応じて硬化剤、顔料、流動調節剤、溶剤などを
配合してなる塗料があげられ、その形態は有機溶剤およ
び(または)水を溶媒もしくは分散媒とする液状塗料が
適している。基体樹脂としては例えばアルキド樹脂、ア
クリル樹脂、ポリエステル樹脂、ビニル樹脂、エポキシ
樹脂、フェノール樹脂などをあげることができる。硬化
剤としては該基体樹脂を三次元に架橋硬化させるもので
それ自体公知のものが用いられる。顔料は着色顔料、体
質顔料などが適している。粘度の調整は基体樹脂の組成
や分子量5顔料の組成や配合量、塗料の形態などによっ
て容易に行なわれる。
該高粘度塗料は被塗物の目的とする部分に全面に均一に
塗装するのであるが、その塗装方法としては例えば、吹
付はリシンガン、吹付はタイルガン、HSガン(ジュラ
クガン)、圧送ガンなどがあげられ、塗布量は0゜8K
g/rr?以上、特に0.8〜1.2 Kg/dが好ま
しい。
本工程(1)では、高粘度塗料を塗装することによって
、被塗面に凹凸状の塗膜を形成させるのである。この凹
凸模様は、凸部と凹部とがゆるやかな曲面によって構成
され、なめらかな凹凸感を示しており、鋭角的な凸部は
殆ど認められないことが好ましく、その高低差は約1m
ay以上であることが適している。
工程(2):必要に応じて、上記凹凸状の塗面全面に着
色塗料(I)を塗装する。この工程(2)は必須でない
本発明の模様塗膜における色彩に関し、前記したとおり
、凸部の頂上とその他の部分とが異なっており、そのう
ち、凸部の頂上部分の色彩は前記高粘度塗料の画部分(
工程(1))又は本工程(2)で塗装する着色塗料(I
)の塗膜のいずれかによってあられすことができる。
着色塗料(I)は上記凹凸模様の塗面に塗装する塗料で
あって、凹凸模様塗膜の凸部を素地が殆どもしくは全く
視認できない程度に着色隠ぺい被覆することが可能な着
色塗膜を形成する塗料である。具体的には、基体樹脂お
よび着色剤を主成分とし、必要に応じて硬化剤、溶剤(
水および/または有機溶剤)などを配合してなる。基体
樹脂としてはアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ド樹脂、ビニル樹脂などが好適であり、着色剤には有機
顔料、無機顔料などがあげられる。該塗料の形態として
は、溶液型、ハイソリッド型、非水デイスパージョン型
、エマルジョン型(水性)などの液状が好ましい。
該着色塗料(I)は被塗面の凹凸模様塗膜が完全に硬化
してから塗装するのが好ましいが、未硬化であってもさ
しつかえない。塗装方法は特に制限されず、例えばへヶ
塗り、噴霧塗装、静電塗装、浸漬塗装、ローラー塗装な
どで行なえ、その塗布量はO,10Kg/m’以上、特
に0.13〜0.15Kg/ m’が好ましい。該着色
塗膜の乾燥、硬化方法は任意で常温もしくは加熱によっ
て行なうのが適している。
工程(3)二上記工程(1)または(2)で得られた硬
化後の塗面に、該塗面と異なる色調の着色塗料(n )
を塗装する。着色塗料(II )は、凹凸模様塗膜の凸
部の頂上を除く他の凹部などを着色させるための塗料で
あり、その組成、塗装条件および塗装方法などは前記着
色塗料(I)で例示したものから選ぶことができる。こ
のうち、エマルジョン型(水性)塗料が適している。た
だし、該着色塗料(II )は着色塗料(I)と比べて
少な(とも色調は異なっている。該着色塗料(TI )
の塗布量は0.05Kg/m”以上、好ましくは0.0
5〜1.0 Kg/rn’である。
工程(4)1着色塗料(II )の塗膜が乾燥硬化する
以前に、凸部の頂上部に塗着した着色塗料(II)を除
去する。
前記工程(3)で凹凸模様塗面に塗着した着色塗料(I
I)のうち、主として、凸部の頂上に塗着した該塗料(
II)を除去し、次いで該塗料(TI)の塗膜を硬化せ
しめる。その結果、凸部の頂上は主として前記高粘度塗
料又は着色塗料(I)の色彩を呈し、それ以外の部分(
例えば、該頂上部の周辺および凹部なと)は着色塗料(
II )による色彩をあられし、頂部と凹部などとは色
彩が異なっているので、凹凸模様と相俟って意匠性のす
ぐれた塗膜に仕上げることができる。
凸部頂上に塗着した着色塗料(II)の除去は、該塗料
(n)が指触乾燥する前の未乾燥のうちに、布、スポン
ジ、タワシ、細目の不織布研磨剤などを用いて拭きとる
ことによって行なうことができる。
その後、塗面に残存した塗料(II)を常温もしくは加
熱して硬化せしめる。
工程(5)二上記工程(4)で得た塗面にさらにクリヤ
ー塗料を塗装してもよい。
クリヤー塗料として、例えばアルキド樹脂、ビニル樹脂
、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂及び
フッ素樹脂などから選ばれた1種又は2種以上を基体樹
脂とするそれ自体すでに公知の常温硬化型又は加熱硬化
型の塗料があげられる。これらの塗装法は刷毛、ローラ
ー、スプレーなどを用いて行なうのが好ましい。塗布量
は0.08Kg/rn’以上、特に0.08〜0.15
 Kg #rl’が適している。
実施例 表面を清浄にしたスレート板にマルチタイルコンクリー
トプライマーEPO(関西ペイント(株)製部品名、エ
ポキシ樹脂系下地塗料)をローラー塗りしく 200g
/ d ) 、硬化後、エポキシ樹脂系高粘度塗料35
0ボイズ/20°C)を吹付タイルガンで塗装しく1.
0Kg /rn”) 、硬化せしめた。なめらかな凹凸
模様が形成され、その高低差は約2.0〜2.5mmで
あった。
次いで、該凹凸塗面にマルチタイル上塗りPU銅色(関
西ペイント(株)製部品名、アクリルウレタン樹脂系銅
色塗料)をローラー塗装し、その塗膜を硬化させた後、
該銅色塗膜面に、ビニデラックス300青色(関西ペイ
ント(株)製部品名、アクリル樹脂系エマルジョン塗料
)をローラー塗装した。指触乾燥後ずみやかに、布又は
不織布研磨材(細目)を用いて、凸部の頂上部における
青色塗膜を拭きとってから硬化せしめた。その後、アク
リルウレタン系クリヤー塗料を塗装して本発明の目的と
する模様塗膜が形成できた。
なめらかな凹凸模様であり、凹部が青色、凸部が銅色の
2色仕上げの青銅模様となっており、意匠性にすぐれて
いた。その塗膜性能も、光沢が良く、付着性、耐水性、
耐アルカリ性、屋外バクロ性および促進耐候性などもす
ぐれていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高粘度塗料を用いて塗面が凹凸状である塗膜を形成し、
    必要に応じて該塗面に着色塗料( I )を塗装し、硬化
    後、該塗料と異なる色調の着色塗料(II)を塗装し、硬
    化する前に、凸部の頂上に塗着した塗料(II)を除去す
    ることを特徴とする模様塗膜形成法。
JP1082489A 1989-01-19 1989-01-19 模様塗膜形成法 Pending JPH02191579A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747800A (ja) * 1993-08-06 1995-02-21 Tec Taiyo Kogyo Kk 製品の装飾方法
JPH07100431A (ja) * 1991-08-30 1995-04-18 Dainippon Toryo Co Ltd 立体模様塗膜の形成方法
JP2003080161A (ja) * 2001-09-12 2003-03-18 Aica Kogyo Co Ltd 塗装仕上げ方法
JP2007098335A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Sk Kaken Co Ltd 模様形成方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633687A (ja) * 1986-06-24 1988-01-08 Canon Inc 移動部材の制御装置

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