JP2000159405A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2000159405A
JP2000159405A JP10334497A JP33449798A JP2000159405A JP 2000159405 A JP2000159405 A JP 2000159405A JP 10334497 A JP10334497 A JP 10334497A JP 33449798 A JP33449798 A JP 33449798A JP 2000159405 A JP2000159405 A JP 2000159405A
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rolled paper
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JP10334497A
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Keiichi Nakanishi
啓一 中西
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロール紙を、使用途中で交換した場合でも、何
らのリセット操作を行うことなく、正しい残量を検出す
ることのできる記録装置を提供する。 【解決手段】ロール紙Pの少なくとも一端に回転フォル
ダFを取り付けるとともに、このフォルダFの給紙回転
時における回転角速度成分を検出するセンサ手段14を
設け、このセンサ手段14によって検出された回転角速
度成分に応じて、ロール紙Pの残量を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タなどを駆動して、ロール紙を繰り出し搬出させる記録
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置やプリンタなど
では、ステッピングモータを駆動して、ロール紙を搬出
させる記録装置が広く使用されている。このような記録
装置では、ステッピングモータが駆動されて給紙ローラ
ーが回転される毎に、その回転数をカウントし、カウン
トした回転数に基づいて、ロール紙の搬出量を算出し、
算出した搬出量を、予め定められた設定値から減算する
ことによって、ロール紙の残量を検出し、表示するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
記録装置では、搬送ローラーの回転数を基にして算出し
た搬出量を、予め定められた設定値から減算して、ロー
ル紙の残量を検出し、表示しているので、セットされて
いるロール紙を、途中で交換した場合には、交換した給
紙ロールに対しても正しい残量を表示するためには、そ
のときの搬出量を一旦リセット操作しなければならなか
った。
【0004】特に、交換した給紙ロールが途中まで使用
したものである場合には、その給紙ロールの残量が判ら
ないので、初期値を設定できない問題点があった。本発
明は、上記事情を考慮してなされたものであり、ロール
紙を、途中で交換した場合でも、何らの操作を要せずし
て、正しい残量を検出し、表示することのできる記録装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の記録装置では、ロール紙の少なく
とも一端に回転フォルダを取り付けるとともに、この回
転フォルダの給紙回転時における回転角速度成分を検出
するセンサ手段を設け、このセンサ手段によって検出さ
れた回転角速度成分に応じて、ロール紙の残量を検出す
る構成とした。
【0006】請求項2に記載の記録装置では、回転フォ
ルダには、一定間隔で円周状に配設されたスリットを形
成し、センサ手段では、ロール紙の給紙回転動作に伴っ
て、回転するスリット数を計数し、計数したスリット数
に基づいて、回転フォルダの回転角速度成分を検出する
構成としている。請求項3に記載の記録装置では、記録
紙のカバーを閉じた所定の時間の間は、センサ手段から
の検出信号を無効にすることによって、記録装置が誤判
断や誤表示をしないようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の記録装置につい
て、図面を用いて説明する。図1は本発明の要部をなす
制御部の基本構成を示すブロック図であり、図2はセン
サ手段の要部構成を示す図である。この記録装置1は、
図1に示すように、以下の各部を制御する演算制御部を
構成するCPU10と、記録紙カバーの開閉を検出する
記録紙カバー検出センサ11と、ステッピングモータM
の駆動によって回転し、ロール紙Pを搬送する搬送ロー
ラー12と、ロール紙Pがセットされていることを検出
する記録紙検出センサ13と、光電センサなどで構成さ
れ、回転フォルダFの給紙回転時に、スリットSの回転
に応じて検知信号(パルス信号)をCPU10に出力す
るロータリーエンコーダー14と、液晶画面や各種ラン
プなどで構成される表示部15と、記録紙待機位置セン
サ16とを備えている。
【0008】回転フォルダFは、図2に示すように、そ
の内面中央に設けた突出部F1を、ロール紙Pの芯孔P
1に挿嵌して、ロール紙Pと一体となるように取り付け
る。このような回転フォルダFは、ロール紙Pの両側に
取付けられ、それぞれの支持軸F2をロール紙収容部
(不図示)に設けた支持部(不図示)で回転可能に支承
させる。
【0009】フォルダFとロール紙Pとは、以上のよう
な例に限られず、アタッチメントなどを用いて一体とな
って回転可能になればよい。フォルダFの一方には、周
壁面には複数のスリットSが一定間隔で円周状に配設さ
れており、下方にはロータリーエンコーダ14を設けて
いる。このロータリエンコーダ14は、発光素子14a
と受光素子14bとを対設させた光透過型のセンサ手段
を構成しており、発光素子14aからは常時光を投光さ
せ、受光素子14bでは、フォルダFが回転したとき
に、スリットから通過した光を受光することによって、
フォルダFの回転数に応じた光パルスを検出できるよう
になっている。
【0010】このような構造であれば、給紙ローラ12
が回転して、ロール紙Pの一部が搬出されると、それと
一体になったフォルダFも回転するので、ロール紙Pを
同じ長さ引き出す場合、フォルダFの回転は、ロール紙
Pの径が小さくなれば、回転数が増大し、ロール紙Pの
径が大きくなれば、回転数が減少する。したがって、演
算制御部10は、所定時間の間に、ロータリーエンコー
ダ14から入力される検知信号(パルス)を計数すれ
ば、フォルダFの回転角速度が検出でき、ロール紙Pの
径も判別できるので、これを基にして、ロール紙Pの残
量が検出できる。
【0011】次に、本発明の特徴をなすロール紙Pの残
量検出動作について、図3のフローチャート(100〜
110)とともに説明する。この記録装置1では、演算
制御部10は、記録紙カバーが閉じられたことを記録紙
カバー検出センサ11が検出し(100)、かつ、ロー
ル紙Pがセットされていることを記録紙検出センサ13
が検出したときには(101)、タイマを起動し(10
2)、所定時間が経過するまで残量検出動作を待機する
(103)。
【0012】以上のステップ100〜103の動作は、
ロール紙Pの先端位置合わせ処理を示しており、これら
の動作を行っている間、CPU10は、給紙ローラー1
2をステッピングモータMによって回転させて、ロール
紙Pを繰り出し、先端部をオートカッターによって切断
した後、反転させて、ロール紙Pの先端を記録紙待機位
置センサ16の位置に合わせている。
【0013】したがって、この間は、ロール紙にたわみ
が残っている可能性があるため、CPU10は、センサ
手段からの検知信号、つまりロータリーエンコーダ14
からのパルス信号の入力を無効にしている。一方、ステ
ップ101において、ロール紙Pがセットされてないこ
とを記録紙検出センサ12が検出したときには、演算制
御部10は、スピーカ(不図示)から警報音を出力さ
せ、ユーザーに対して、ロール紙Pをセットすることを
促す(109)。
【0014】ついで、ステッピングモータMが駆動され
て、ロール紙Pが繰り出されておれば(104)、演算
処理部10は、ロータリーエンコーダ14から入力され
てくるパルス信号を所定時間計数し(105)、所定の
計算式に従って、フォルダFの回転角速度成分を算出し
(106)、予め設定されたしきい値と比較する。そし
て、算出した回転角速度成分が、このしきい値よりも小
さいときには(107)、所定の計算式に従って、ロー
ル紙Pの残量を算出し、表示部15に表示させる(10
8)。
【0015】なお、残量を検出してから、しきい値と比
較するようにしてもよい。一方、算出された回転角速度
成分が、予め設定されたしきい値よりも大きいときには
(107)、演算制御部10は、表示部15にロール紙
Pの補給を促すメッセージを表示させる(110)。こ
のとき、スピーカ(不図示)より警報音を出力するよう
にしてもよい。
【0016】演算処理部10は、以上の例では、フォル
ダFの回転角速度成分を算出して、ロール紙Pの残量を
検出する例を示したが、この例に限られず、ロータリー
エンコーダ14から入力されるパルス信号を、所定時間
の間計数しても、回転角速度成分に応じた計数値が得ら
れるので、その計数値に基づいて、ロール紙Pの残量を
検出するようにしてもよい。
【0017】なお、本発明をサーマルプリンタに適用し
た場合には、画像データを復号化するのに時間がかかっ
たときに、記録動作が一時停止することがある。すなわ
ち、記録紙は間欠的に送られるが、そのように記録動作
が停止した場合には、上記タイマとパルス信号の計数を
中断し、誤って残量を算出しないようにする。
【0018】また、所定量記録紙を送ったとき、すなわ
ち、所定ステップ数ステッピングモータMを駆動した間
に計数されたパルス数に基づいて、あるいは、所定ステ
ップ数をカウントするのに要した、ステッピングモータ
Mのステップ数に基づいて、記録紙の残量を算出するよ
うにしてもよい。これらの場合には、タイマは不要とな
り、間欠駆動であっても計数を止める必要はない。
【0019】さらに、本発明は、残量検出対象として、
ロール紙のみではなく、トナーフィルムなどにも適用す
ることができ、その検出対象は問わない。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、請
求項1に記載の記録装置では、センサ手段によって検出
された回転角速度成分に応じて、ロール紙の残量を検出
するので、ロール紙を、使用途中で交換しても、何らの
リセット操作をしなくても、正確に残量を検出して表示
することができる。
【0021】請求項2に記載の記録装置では、センサ手
段は、ロール紙の給紙回転動作に伴って、フォルダに一
定間隔で円周状に配設されたスリット数を計数し、計数
したスリット数より、フォルダの回転角速度成分を演算
算出するので、センサ手段を汎用の光ピックアップセン
サなどで構成することができる。請求項3に記載の記録
装置では、記録紙のカバーを閉じた所定の時間の間は、
センサ手段からの検出信号を無効とするので、ロール紙
をセットした後に、ロール紙の先端位置合わせ処理を行
っている間に、ロール紙のたわみにより誤って残量を検
出して表示してしまうことを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部をなす制御部の基本構成の一例を
示すブロック図である。
【図2】センサ手段の一例を示す部分斜視図である。
【図3】本発明の記録装置における基本動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 1・・・記録装置 10・・・演算制御部 14・・・センサ手段(ロータリーエンコーダ) 18・・・記録紙カバー F・・・回転フォルダ P・・・ロール紙 S・・・スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール紙の少なくとも一端に回転フォルダ
    を取り付けるとともに、この回転フォルダの給紙回転時
    における回転角速度成分を検出するセンサ手段を設け、
    このセンサ手段によって検出された回転角速度成分に応
    じて、ロール紙の残量を検出する構成とした記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記回転フォルダには、一定間隔で円周状に配設された
    スリットが形成されており、上記センサ手段は、ロール
    紙の給紙回転動作に伴って、回転するスリット数を計数
    して、計数したスリット数に基づいて回転フォルダの回
    転角速度成分を検出する構成としている記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 記録紙のカバーを閉じた所定の時間の間は、上記センサ
    手段からの検知信号を無効にする構成としている記録装
    置。
JP10334497A 1998-11-25 1998-11-25 記録装置 Withdrawn JP2000159405A (ja)

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Cited By (4)

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JP2008030307A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Shinko Electric Co Ltd プリンタ
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Effective date: 20060207