JPH1110944A - レーザビームプリンタ - Google Patents

レーザビームプリンタ

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JPH1110944A
JPH1110944A JP9168796A JP16879697A JPH1110944A JP H1110944 A JPH1110944 A JP H1110944A JP 9168796 A JP9168796 A JP 9168796A JP 16879697 A JP16879697 A JP 16879697A JP H1110944 A JPH1110944 A JP H1110944A
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JP
Japan
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rotation speed
polygon mirror
scanner motor
laser beam
rotational speed
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Nobuyuki Uchiyama
信行 内山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザビームプリンタ50のスキャナモータ
603の立ち上げ時において、スキャナモータ603が
定速回転状態に入ったことを迅速に確認することがで
き、またスキャナモータ603の故障を迅速に判断し得
る手段を提供する。 【解決手段】 このため、スキャナモータ603の回転
速度が規定回転速度範囲内に入っているときの時間に対
する回転速度の変化分を検知する手段を設け、これを所
定の変化率と比較することにより、“スキャナモータレ
ディ”状態を確定し、また規定回転速度範囲の上限値及
び下限値を超えてからスキャナモータ603の回転速度
を所定時間監視する手段を設けることにより、モータ故
障を発見し得るよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】現像剤としてのトナーをプリント用紙に
定着させることで、メモリ上に記憶されているイメージ
を可視化する画像形成装置は、レーザビームプリンタや
複写機等に代表され、その記録装置の静粛性から広く利
用されている。
【0003】この種の画像形成装置におけるプリント動
作は、公知の電子写真技術すなわち、露光,現像,転写
のプロセスを経て、プリント用紙上にトナーで可視化
し、最後にトナーをプリント用紙に定着させることで完
了する。
【0004】この種の画像形成装置の一例として、図5
に、電子写真式プリンタの一例の概略構成図を示す。図
5において、50は画像形成装置である。画像形成装置
50において、500は、静電潜像担持体たる感光
(体)ドラムであり、この感光ドラム500の上方に感
光ドラム500の表面を一様に帯電させる帯電ローラ5
01がその表面に当接している。帯電ローラ501の当
接位置よりも感光ドラム500の回転方向下流側の帯電
された表面には、発光手段によって光ビーム502が照
射されるようになっている。
【0005】この発光手段は、光ビーム502を発する
半導体レーザ503と、この半導体レーザ503を平行
光に偏向するコリメータレンズ504と、光ビーム50
2を前記感光ドラム500の表面上に走査させるポリゴ
ンミラー(回転多面鏡)505と、光ビーム502を前
記表面でスポットを形成するように調整する光学レンズ
507とから形成されており、ポリゴンミラー505は
スキャナモータ506によって定速回転駆動制御されて
いる。
【0006】さらに、画像データに基づいて、光ビーム
502を照射することにより、前記感光ドラム500の
表面に静電潜像を形成させる。この静電潜像は、光ビー
ム502の照射位置よりもさらに感光ドラム500の回
転方向下流側で、感光ドラム500に当接するように配
設された現像装置508によってトナー像として現像さ
れる。
【0007】このトナー像は、感光ドラム500の下方
で感光ドラム500に対向するように配設された転写ロ
ーラ509によって転写材たる記録紙P上に転写され
る。
【0008】この記録紙Pは、感光ドラム500の前方
(図5における右側)の記録紙カセット510内に収納
されているが、手差しでも給紙が可能である。記録紙カ
セット510端部には、給紙ローラ511が配設されて
おり、記録紙カセット510内の記録紙Pを搬送路へ送
り込む。
【0009】給紙ローラ511と転写ローラ509との
間の搬送路中には、記録紙Pの斜行補正ならびに感光ド
ラム500上の画像形成と記録紙搬送との同期をとるた
めのレジストローラ512が配設されており、前述した
転写位置へ所定のタイミングで記録紙Pを送り込む。な
お、レジストローラ512と給紙ローラ511との間に
は、レジスト紙有無検知センサ513が配設されてお
り、記録紙Pの有無を検知するようになっている。
【0010】以上のようにして、未定着トナー像を転写
された記録紙Pは、さらに感光ドラム500の後方(図
5における左側)の定着位置へと搬送される。この定着
装置は、内部に不図示のハロゲンヒータを有する定着ロ
ーラ514と、この定着ローラ514に圧接するように
配設された加圧ローラ515とで構成されており、転写
部から搬送されてきた記録紙Pを上記定着ローラ514
と加圧ローラ515との圧接部にて加圧しながら加熱す
ることにより、記録紙P上の未定着トナー像を定着させ
る。圧接部の後方には、この圧接部から記録紙Pが排出
されることを確認する排紙紙有無検知センサ516が配
設されている。さらに、この排紙紙有無検知センサ51
6の後方には、排紙ローラ517が配設されており、定
着された記録紙Pを排出させる。
【0011】次に、前述のポリゴンミラー505を定速
回転駆動するためのスキャナモータ506の速度制御方
法を、図6の構成ブロック図を用いて説明する。
【0012】図6において、601は、画像形成装置の
制御を司るCPUであり、602は、スキャナモータ6
03を定速制御する速度制御回路である。CPU601
からは、モータの回転速度を加速する信号ACCと、モ
ータの回転速度を減速する信号DECとが出力され、ス
キャナモータ603を定速回転駆動する。次にこのスキ
ャナモータ603の定速制御について詳細を説明する。
図7は、CPU601の内部におけるスキャナモータ制
御部の構成ブロック図である。
【0013】図7において、水平走査の同期信号である
BD信号と、解像度に応じて成形されたクロックCLK
が分周器1,2(702,705)にそれぞれ入力され
る。入力された各々のクロックは、2分周,4分周,8
分周等に分周され、分周器1(702)によって分周さ
れたBD信号は、その立上り毎にカウンタ1(706)
に取り込まれカウントされて、図6のスキャナモータ6
03を加速させる信号であるACCとして速度制御回路
602に出力される。また、分周器2(705)によっ
て分周されたクロックは、分周器1(702)の立ち下
がりをトリガにしてカウンタ2(707)によってカウ
ントされ、スキャナモータ603の減速信号であるDE
Cとして速度制御回路602に出力される。
【0014】図8に、スキャナモータ603の速度制御
回路602の構成ブロック図を示す。CPU601内部
のスキャナ制御部から出力されたACC及びDEC信号
は波形合成部801で波形合成され、積分器802を介
してその波形レベルに応じた電圧を電圧レベル変換器8
03でモータの電圧レベルに変換し、スキャナモータ6
03に出力してスキャナモータ603を定速制御する。
【0015】このように速度制御されたスキャナモータ
603は、テストプリント命令やホストコンピュータか
らプリントの指示があった場合、回転を開始し、レーザ
光を記録紙Pに走査する。また、スキャナモータ603
が定速回転状態に入ったか否かの判断は、図9波形説明
図に示すように、スキャナモータ603の回転数(速
度)が規定回転数範囲内に入っているか否かを監視し、
所定時間以上(図に示す901の時間)連続して規定回
転数範囲内に入ったときに“スキャナモータレディ”を
確定していた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では次のような問題点があった。
【0017】スキャナモータの立ち上げ時において、ス
キャナモータが定速回転状態に入ったと判断するまでに
時間がかかり、その結果としてファーストプリントタイ
ムを悪化させていた。また、減速信号が出力されている
にもかかわらず、スキャナモータの回転速度が減速しな
いときに、スキャナモータ故障と判断するまでに時間が
かかっていた。
【0018】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、“スキャナモータレディ”状態を迅速
に確認することができ、また、スキャナモータの故障を
迅速に判断し得る手段の提供を目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、つぎの(1)〜(3)項のいずれかのレーザビー
ムプリンタを提供することにより、前記目的を達成しよ
うとするものである。 (1)画像信号により変調されたレーザ光を感光ドラム
上に走査する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転させ
る駆動手段と、前記レーザ光の走査面上に設けた水平同
期信号を得るためのビーム検出手段とを有し、かつ、前
記駆動手段の回転制御を前記水平同期信号に同期して行
う制御手段を有するレーザビームプリンタにおいて、第
一の回転速度と第二の回転速度との範囲内における前記
回転多面鏡の速度変化率が、所定値以内であることをも
って、前記回転多面鏡が規定回転速度状態にあると判断
する判断手段を有することを特徴とするレーザビームプ
リンタ。
【0020】(2)前記回転多面鏡の回転速度変動分に
おける最大値と最小値とである極値を順次検出する手段
を設け、連続した二つの極値が共に第一の回転速度と第
二の回転速度との範囲内にあることをもって、前記回転
多面鏡が規定回転速度状態にあると判断する判断手段を
有することを特徴とする前記(1)項記載のレーザビー
ムプリンタ。
【0021】(3)前記回転多面鏡の回転速度が、前記
第一の回転速度と第二の回転速度との範囲を逸脱してか
ら、所定時間以上経過しても、再度、前記第一の回転速
度と第二の回転速度との範囲内に入らないことをもって
前記レーザ光の照射手段、前記回転多面鏡を回転させる
駆動手段、前記ビームの検出手段のいずれか一つが故障
していることを報知する報知手段を有することを特徴と
する前記(1),(2)項のいずれかに記載のレーザビ
ームプリンタ。
【0022】
【作用】以上のような本発明構成によれば、スキャナモ
ータの回転速度が規定回転速度範囲内に入っているとき
の、時間に対する回転速度の変化分を検知する手段を設
け、予め決めてある所定の変化率と比較することで、ま
た、回転速度の増加、減少の極点(変化点)を監視し、
2つの極点が規定回転速度範囲内に入っていることを確
認する手段を設けることにより、“スキャナモータレデ
ィ”状態を迅速に確定することができる。
【0023】また、規定回転速度範囲の上限値及び下限
値を超えてから、スキャナモータの回転速度を所定時間
監視する手段を設けることにより、スキャナモータ故障
が迅速に発見できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、複
数の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0025】
【実施例】
(実施例1)図1に、本発明に係る第1の実施例の動作
シーケンスフローチャートを示す。図において、スキャ
ナモータ603回転開始後、ステップS101におい
て、カウントフラグが0か1かを判断する。このカウン
トフラグは、0のときに時間に対する回転数の上昇分を
判断し(ステップS102)、1のときに時間に対する
回転数の下降分を判断する(ステップS103)。カウ
ントフラグが0のとき、ステップS102に遷移し、図
6におけるスキャナモータ603の回転速度(以下、単
に回転数と称する)が下限値Xを超えるまで待機する。
【0026】スキャナモータ603の回転数が下限値X
を超えたとき(ステップS102の判定がYesのと
き)、ステップS103においてカウントフラグをセッ
トし、そのときの回転数をAレジスタに格納する(ステ
ップS104)。つぎに、時間に対する回転数の変化分
を計算するためのタイマ値を設定する(ステップS10
5)。このとき設定する値は、回転数の変化分が最低限
計算できる時間に設定し、できるだけ短くしておく。
【0027】つぎに、ステップS106において、タイ
マをスタートさせてから回転数が規定回転数の上限値Y
に到達したか否かを判断する。もし、タイマが終了する
までに回転数が上限値Yに到達してしまった場合は(ス
テップS106の判定がYesのとき)ステップS10
1に戻り、タイマが終了するまで各ステップS106,
S107の判断を繰り返す。
【0028】タイマが終了した場合(ステップS107
の判定がYesの場合)、ステップS108において、
そのときの回転数をBレジスタに格納し、ステップS1
09において、時間に対する回転数の変化分の絶対値が
予め決めた所定の変化率Zよりも小さいか否かを判断す
る。時間に対する回転数の変化分が予め決めた変化率Z
よりも小さいときに(ステップS109の判定Yesの
ときに)、ステップS110に遷移しスキャナモータ6
03が規定回転数状態に安定したと判断し、“スキャナ
モータレディ”をエンジンの画像形成処理部に伝達し終
了する。
【0029】一方、ステップS101の判断がNoの場
合(カウントフラグが1の場合)、回転数が規定回転数
の上限値Yを超えてしまっている場合なので、ステップ
S111において、回転数が上限値以下になるまで待機
する。
【0030】つぎにステップS112において、カウン
トフラグをクリアし、そのときの回転数をAレジスタに
格納する(ステップS113)。ステップS114にお
いて、ステップS105と同様に回転数の変化分を計算
するためのタイマ値を設定し、各ステップS115,S
116においてタイマが終了するまで待機する。
【0031】各ステップS115,S116の待機中
に、回転数が規定回転数範囲の下限値以下になってしま
った場合は(ステップS115の判定がNoの場合
は)、ステップS101に戻り、タイマが終了した場合
(ステップS116の判定がYesの場合)、ステップ
S108において、そのときの回転数をBレジスタに格
納し、ステップS109において時間対する回転数の変
化分の絶対値が予め決めていた所定の変化率Z以下であ
るか否かを判断する。
【0032】ステップS109の判定がYesの場合は
(予め決めていた変化率Z以下の場合は)、ステップS
110においてエンジンの画像形成処理部に“スキャナ
モータレディ”であることを伝達し、ステップS109
の判定がNoの場合は(予め決めていた変化率Z以上の
場合は)S101に戻り、前述の判断を繰り返す。
【0033】以上、説明したように、スキャナモータ6
03の回転数が規定回転数であると判断する回転数範囲
内において、そのときの回転数の変化率を検知すること
で“スキャナモータレディ”状態を迅速に確定すること
ができる。
【0034】(実施例2)つぎに、本発明に係る第2の
実施例を図2,図3に基づいて説明する:前記実施例1
では、予め決めた回転数の変化率と、実際の回転数の変
化率を比較して、その比較結果から“スキャナモータレ
ディ”を確定したが、本実施例2では、図2に、スキャ
ナモータ603の立上り波形図を示すように、スキャナ
モータ603の回転数の変化分における最大ピーク値と
最小ピーク値を順次監視し、両方のピーク値が共に規定
回転数の範囲内に入ったことをもって、“スキャナモー
タレディ”状態を確定したものである。
【0035】以下、図3のフローチャート図を基に本実
施例の動作シーケンスを説明する。
【0036】図6に示したCPU601内では、図7に
示すBD信号の周期カウントするカウンタ部があり、ス
キャナモータ603の回転数を検知できるようになって
いる。また、このカウンタ部は回転数の変化点である極
点を検出することができ、極値をキャプチャレジスト内
に順次格納する構成になっている。極点が検出されると
カウンタ部のカウント値はクリア信号によりクリアされ
る。
【0037】このような構成の中で、まず図3のステッ
プS301において、最大ピーク値と最小ピーク値との
両方が規定回転数範囲内に入ったことをカウントするカ
ウントバッファをクリアする。そして、極点が検出され
たことを示すクリア信号が出力されたか否かをステップ
S302で判断する。クリア信号を検出すると(ステッ
プS302の判定がYesのとき)、キャプチャレジス
トの内容をAレジスタに格納する(ステップS30
3)。
【0038】つぎに、各ステップS304,S305に
おいて、スキャナモータ603の回転数が規定回転数範
囲内に入っているか否かを判断する。入っていた場合
は、カウント値をアップし(ステップS306)、再
度、前述の処理を繰り返す。連続した極点が、共に規定
回転数範囲内に入っていた場合(ステップS307の判
定がYesの場合)、ステップS308において、エン
ジンの画像形成処理部に“スキャナモータレディ”であ
ることを伝達する。
【0039】以上説明したように、連続した極点(最大
ピーク値,最小ピーク値)が、共に規定回転数範囲内に
入っていることを判断することで“スキャナモータレデ
ィ”状態を迅速に確定することができる。
【0040】(実施例3)前記各実施例1,2によっ
て、スキャナモータ603の回転数が規定回転数範囲内
に入ったことを迅速に確定できるようになるが、減速信
号を入力しているにもかかわらず、回転数が減速しない
場合、または、加速信号を入力しているにもかかわら
ず、回転数が加速しない場合は、若干の時間を要してス
キャナモータ故障を検出する可能性がある。本実施例3
は、スキャナモータ故障を迅速に検出することを目的と
している。
【0041】以下、図4のフローチャート図を用いて本
実施例3の動作シーケンスについて説明する:まず、ス
テップS401において、スキャナモータ603の回転
数が上昇中であるか否かを判断する。上昇中の場合(ス
テップS401の判定がYesの場合)、ステップS4
02において、減速信号が出力されるまで待機する。こ
の減速信号は規定回転数範囲の上限値をスキャナモータ
の回転数が超えた場合、自動的に出力される信号であ
る。
【0042】減速信号が出力されると(ステップS40
2の判定がYesの場合)、タイマをセットする。この
ときセットする値は、通常、減速信号が出力されてか
ら、規定回転数範囲の上限値に達する時間よりも長くセ
ットしておく。つぎに、ステップS404において、ス
キャナモータ603の回転数が規定回転数範囲の上限値
以下になったか否かを判断する。
【0043】上限値以下になった場合(ステップS40
4の判定がYesの場合)は、ステップS401に遷移
する。ステップS404の判定がNoの場合は、ステッ
プS405に遷移し、タイマが終了するまで各ステップ
S404,S405の判定を繰り返す。タイマが0にな
ってもスキャナモータ603の回転数が規定回転数範囲
の上限値に達しない場合は、ステップS406に遷移し
エラー処理を行う。
【0044】一方、ステップS401の判定がNoの場
合、すなわち、スキャナモータ603の回転数が減少中
の場合、ステップS407に遷移し、加速信号が出力さ
れるまで待機する。加速信号が出力されると、ステップ
S408においてタイマをセットし、回転数が規定回転
数範囲の下限値以上に達したか否かを判断する。
【0045】下限値に達した場合(ステップS409の
判定がYesの場合)、ステップS401に遷移する。
ステップS409の判定がNoの場合は、ステップS4
10においてタイマが終了したか否かを判断する。そし
て、タイマが終了するまで、各ステップS409,S4
10の判定を繰り返し、タイマが0になったとき(ステ
ップS410の判定がYesのとき)に、ステップS4
06に遷移しエラー処理する。
【0046】以上説明したように、加速信号及び減速信
号が出力されてから、所定期間内に規定回転数範囲の下
限値及び上限値に達しないときにエラーとすることによ
り、迅速なエラー処理が可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザビームプリンタのスキャナモータの回転速度が規
定回転速度範囲内に入っているときの、時間に対する回
転速度の変化分を検知し、予め決めてある所定の変化率
と比較することにより、また、回転速度の増加、減少の
極点(変化点)を監視し、2つの極点が規定回転速度範
囲内に入っていることを確認することにより、“スキャ
ナモータレディ”状態を迅速に確定することができる。
【0048】また、規定回転速度範囲の上限値及び下限
値を超えてから、スキャナモータの回転速度を所定時間
監視することで、スキャナモータ故障を迅速に発見でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の動作シーケンスフローチャート
【図2】 実施例2のスキャナモータの立上り波形図
【図3】 実施例2の動作シーケンスフローチャート
【図4】 実施例3の動作シーケンスフローチャート
【図5】 電子写真式プリンタの一例の概略構成図
【図6】 スキャナモータの制御部の構成ブロック図
【図7】 CPU内部のスキャナモータ制御部の構成ブ
ロック図
【図8】 スキャナモータの制御回路の構成ブロック図
【図9】 従来の“スキャナモータレディ”状態確定の
波形説明図
【符号の説明】
50 画像形成装置(レーザビームプリンタ) 500 感光(体)ドラム 501 帯電ローラ 502 光ビーム 503 半導体レーザ 505 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 506 スキャナモータ 507 光学レンズ 508 現像装置 509 転写ローラ 510 記録紙カセット 511 給紙ローラ 512 レジストローラ 601 CPU 602 速度制御回路 603 スキャナモータ P 記録紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号により変調されたレーザ光を感
    光ドラム上に走査する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を
    回転させる駆動手段と、前記レーザ光の走査面上に設け
    た水平同期信号を得るためのビーム検出手段とを有し、
    かつ、前記駆動手段の回転制御を前記水平同期信号に同
    期して行う制御手段を有するレーザビームプリンタにお
    いて、 第一の回転速度と第二の回転速度との範囲内における前
    記回転多面鏡の速度変化率が、所定値以内であることを
    もって、前記回転多面鏡が規定回転速度状態にあると判
    断する判断手段を有することを特徴とするレーザビーム
    プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記回転多面鏡の回転速度変動分におけ
    る最大値と最小値とである極値を順次検出する手段を設
    け、連続した二つの極値が共に第一の回転速度と第二の
    回転速度との範囲内にあることをもって、前記回転多面
    鏡が規定回転速度状態にあると判断する判断手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のレーザビームプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記回転多面鏡の回転速度が、前記第一
    の回転速度と第二の回転速度との範囲を逸脱してから、
    所定時間以上経過しても、再度、前記第一の回転速度と
    第二の回転速度との範囲内に入らないことをもって前記
    レーザ光の照射手段、前記回転多面鏡を回転させる駆動
    手段、前記ビームの検出手段のいずれか一つが故障して
    いることを報知する報知手段を有することを特徴とする
    請求項1,2のいずれかに記載のレーザビームプリン
    タ。
JP9168796A 1997-06-25 1997-06-25 レーザビームプリンタ Withdrawn JPH1110944A (ja)

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JP2018004787A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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