JPH0664219A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0664219A
JPH0664219A JP4217852A JP21785292A JPH0664219A JP H0664219 A JPH0664219 A JP H0664219A JP 4217852 A JP4217852 A JP 4217852A JP 21785292 A JP21785292 A JP 21785292A JP H0664219 A JPH0664219 A JP H0664219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beam scanning
light beam
photoconductor
forming apparatus
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4217852A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamanobe
耕治 山野辺
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH0664219A publication Critical patent/JPH0664219A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビーム走査手段の不要な回転時間を減らすこ
とにより寿命を延ばすとともに、印刷を開始するまで時
間を短縮する。 【構成】 ホストコンピュータ15からのプリント命令を
CPU16が受けたとき計時を開始する制御タイマ24を設
け、制御タイマ24が所定の時間を計時したならばCPU
16がポリゴンモータ20を停止させ、計時中にホストコン
ピュータ15よりプリント命令をCPU16が受けたときは
制御タイマ24の内容をクリアにし、計時を開始させる。
また、制御タイマ24の計時時間は印刷終了後、若干の時
間を計時するように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザプリンタなどの画
像形成装置に係り、特にその給紙及び光学系の制御構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として特開平1−26
7228号公報記載の技術がある。
【0003】この技術はポリゴンモータ等の偏向手段の
回転開始後、所定時間後に上記感光体の移動が開始され
ることにより画像形成前に感光体を必要以上に回転させ
ることをなくし、感光体の感度劣化や摩耗などを減少さ
せるものである。
【0004】また、従来、ポリゴンモータは電源が投入
されている間常に回転していたため低寿命であった。そ
の点を解消するためにプリント終了後ポリゴンモータを
停止させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プリント終了後にビー
ム走査手段を停止させた場合、連続プリントではビーム
走査手段を停止させる必要がないので問題はない。しか
し、コントローラによる画像展開に時間がかかる場合、
ビーム走査手段停止後しばらくしてからプリント命令が
送られるため、再度ビーム走査手段を回転させ所定の回
転数にしなければならない。そのためにファーストプリ
ントに時間がかかるという問題があった。
【0006】また、従来、ビーム走査手段が停止してい
る状態でプリント命令をCPU(中央演算処理部)が受け
たとき、ビーム走査手段が画像形成に必要な回転速度に
達した後に給紙を開始するためにファーストプリントに
時間がかかっていた。
【0007】本発明はこのような問題を解決し、ビーム
走査手段の長寿命化のためにできるだけ無駄なビーム走
査手段の回転を削減するとともに、ファーストプリント
を開始するまでの時間を短縮した画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は上記目的を達成するために、ホストコンピュータか
らプリント命令が出力された時に初期状態となり計時を
開始するタイマと、このタイマが所定の時間を計時した
時にビーム走査手段の動作を停止させる手段とを設けた
ものとする。
【0009】またホストコンピュータから転送されたビ
ーム走査手段のオン−オフを制御する命令を受信し、前
記ビーム走査手段を動作させた後に給紙を行う制御手段
を設けたものとする。
【0010】また、ビーム走査手段が停止状態のときか
らのプリント開始時、画像形成に必要なビーム走査手段
の回転速度より低く設定した所定の回転速度に達したこ
とを検出する検出手段と、前記検出手段の出力信号によ
り前記給紙手段を始動させる手段を設けたものとする。
【0011】また高画素密度から低画素密度に変更した
直後のプリント開始時、変更した画素密度による画像形
成に必要な前記ビーム走査手段の回転速度より高く設定
した所定の回転速度に達したことを検出する検出手段
と、前記検出手段の出力信号により給紙手段の駆動を始
める手段を設けたものとする。
【0012】またビーム走査手段の回転速度が安定した
時点で感光体への画像形成を開始し、前記感光体に形成
した画像が転写位置に達すると同時に用紙が転写位置に
達するように、給紙手段の給紙するタイミングを制御す
る手段を設けたものとする。
【0013】
【作用】上記構成により画像形成動作終了後すぐ、ビー
ム走査手段を停止させるのではなく、タイマの計時によ
り所定の時間が過ぎた後停止させる。従って、この間で
はプリント命令に迅速に対応するためファーストプリン
トが速くなる。
【0014】また画像形成装置側ではなくホストコンピ
ュータ側でビーム走査手段のオン−オフができるので、
ビーム走査手段を給紙前に早めに立ち上げられる。
【0015】またビーム走査手段を停止状態から回転さ
せ、画像形成に必要な回転速度より低く設定した所定の
回転速度に達したとき給紙を開始して、用紙が移動する
間に回転を安定させる。
【0016】変更した画素密度による画像形成に必要な
ビーム走査手段の回転速度が変更前の回転速度より低い
場合、回転速度を減少させ、画素形成に必要な回転速度
より高い所定の回転速度に達したとき、給紙を開始さ
せ、用紙が移動する間に画像形成に必要な回転速度に安
定させる。
【0017】また、停止状態または画素密度を変更した
時点からファーストプリントが開始するまでの時間が、
ビーム走査手段の回転開始時点または回転速度の変更時
点から回転が安定状態になるまでの時間と、光学ユニッ
トによる露光位置から用紙への画像転写位置まで感光体
上の潜像の移動時間の和で決定する。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面を参照しな
がら説明する。
【0019】図2は本発明の第1実施例に係る画像形成
装置の概要を示す説明図であり、1は感光体、2は帯電
チャージャ、3は光学ユニット、4はトナー現像器、5
は給紙ローラ、6は手差し給紙部、7は用紙、8は用紙
7を送り出すタイミングを変えるレジストローラ、9は
転写チャージャ、10は定着器、11は排紙ローラ、12は排
紙トレー、13はクリーナ、14は除電ランプを示す。
【0020】感光体1は図中矢印X方向に回転する。回
転する感光体1に対し、まず、帯電チャージャ2で感光
体1表面を均一に帯電させる。次に光学ユニット3が帯
電した感光体1表面を露光して静電潜像を形成する。次
にトナー現像器4でこの静電潜像をトナー現像し、感光
体1上に可視化したトナー画像を形成する。
【0021】次に給紙ローラ5または手差し給紙部6か
ら給紙された用紙7に、転写チャージャ9で画像を転写
する。さらに定着器10で画像を用紙7上に熱定着させ
る。定着終了後、排紙ローラ11が画像がプリントされた
用紙7を排紙トレー12に排出する。一方、転写が終了し
た感光体1上に残留したトナーが付着している。この残
留トナーをクリーナ13で除去する。そして除電ランプ14
で感光体1上の残留電荷を除去することで、感光体1は
繰り返し使用される。なお、以降、説明を容易にするた
め、静電潜像を形成する図1中のA地点を露光位置A,
同様に給紙ローラ5が用紙7を送り出すB地点を給紙位
置B,転写チャージャ9が用紙7に画像を転写するC地
点を転写位置Cと称することにする。
【0022】図1は本実施例の制御回路を示すブロック
図であり、15はプリント命令等のコマンドや画像データ
を出力するホストコンピュータ、16は画像形成装置の各
装置を制御するCPU、17はホストコンピュータ15が出
力したコマンドをCPU16に送るシリアル通信線、18は
ホストコンピュータ15が出力した画像データをCPU16
に送る画像データ線、19は感光体1を回転させるメイン
モータ、20はポリゴンモータ、21はポリゴンモータ20の
回転速度を制御する速度制御手段、22は給紙ローラ5の
回転を抑止する給紙クラッチ、23はレジストローラ8の
回転を抑止するレジストクラッチ、24はポリゴンモータ
20を回転/停止させるタイミングを制御する制御タイ
マ、25は給紙クラッチ22を開放し給紙を開始するタイミ
ングを制御する給紙タイマ、26はCPU16の他、各制御
手段を搭載した制御ボードを示す。
【0023】前記ポリゴンモータ20は、複数のミラーを
有する回転体であるポリゴンミラー(図示せず)を備えて
おり、光学ユニット3内のレーザユニットから出射した
レーザ光を偏向し、このレーザ光が感光体1を走査す
る。
【0024】次に、図1,図2及び図3を参照しながら
動作について説明する。
【0025】図3はプリント開始時及び終了時の動作を
示すタイムチャートであり、上から順にプリント命令、
ポリゴンモータ20,メインモータ19,給紙クラッチ22,
制御タイマ24,感光体1への露光のオン−オフ動作を示
すものである。さらに、aはポリゴンモータ20の回転が
安定するまでの時間、bは用紙7が給紙位置Bから転写
位置Cに移動するまでの時間、cは露光位置Aで形成さ
れた潜像が転写位置Cに移動するまでの時間、dは時間
bと時間cとの時間差を示している。
【0026】まず、ホストコンピュータ15からシリアル
通信線17を通じCPU16にプリント命令が送られる。プ
リント命令を受けたCPU16は、ポリゴンモータ20及び
メインモータ19を起動させ、さらに制御タイマ24の内容
をクリアにして計時を開始させる。メインモータ19の回
転が安定した後、CPU16は給紙クラッチ22を開放す
る。そして給紙ローラ5が回転を始め、給紙位置Bより
用紙7を送り始める。その際、ポリゴンモータ20が所定
の回転速度になっていない場合には、給紙ローラ5で送
られた用紙7をレジストローラ8で停止しておく。
【0027】ポリゴンモータ20は、回転開始後、図3で
示すように時間aが経過すると安定した回転になる。ポ
リゴンモータ20の回転が安定すると同時に、光学ユニッ
ト3は、露光位置Aで感光体1に潜像の書き込みを開始
する。光学ユニット3が書き込んだ潜像は、潜像を書き
込んでからcだけ時間が経つとメインモータ19により感
光体1が移動し、転写位置Cに達する。ここで、以降、
説明を容易にするため、図1における給紙位置Bから転
写位置Cまでの2点間をBC間、画像書き込み位置Aか
ら転写位置Cまでの2点間をAC間と称する。
【0028】ところで、画像を用紙7に転写するには、
潜像を書き込んだ感光体1と用紙7とが同時に転写位置
Cに位置しなければならない。そこで、メインモータ19
の回転が安定し給紙を開始して用紙7を送り、用紙7が
レジストローラ8の直前に来たときにポリゴンモータ20
の回転が安定しているならば、露光位置Aで形成された
感光体1上の潜像が転写位置Cに来るタイミングを見計
らってレジストローラ8が用紙7を送り出し、転写チャ
ージャ9で画像を用紙7に転写させる。また、用紙7が
レジストローラ8の直前に来たときにポリゴンモータ20
の回転が安定していなかったならば、レジストローラ8
で用紙7を停止させておく。そして、回転が安定した後
レジストローラ8は上記したように、感光体1の潜像が
転写位置Cまで来るタイミングを見計らってレジストク
ラッチ23を開放し、用紙7を転写位置Cへ送り出す。
【0029】さらに、用紙7がBC間を移動するとき搬
送ローラ(図示せず)の回転を速め、用紙7を加速し、時
間cを短縮させても良い。
【0030】プリントが完了し、感光体1が1周すると
メインモータ19が停止する。そして、制御タイマ24が設
定した時間を計時したときCPU16はポリゴンモータ20
を停止させる。また、図3中の破線で示すように感光体
1が1周した後、制御タイマ24が設定した時間の計時中
にポストコンピュータ1からプリント命令が出力された
場合、CPU16はメインモータ19を再度回転させ、制御
タイマ24が計時した内容をクリアにし、再度初期状態か
ら計時を開始させる。以下、同じ要領で次の画像がプリ
ントされる。
【0031】次に、第2実施例に係る画像形成装置につ
いて説明する。
【0032】第1実施例では、ポリゴンモータ20の回転
/停止の制御をホストコンピュータ15からのプリント命
令及び制御タイマ24で行っていた。第2実施例はそれに
加えて、ホストコンピュータ15の操作でポリゴンモータ
20の回転/停止を制御可能としたものである。すなわ
ち、ホストコンピュータ15がポリゴンモータ制御命令を
CPU16に送り、その命令を受けたCPU16がポリゴン
モータ20の回転/停止を制御する。また、ポリゴンモー
タ20は回転か、停止か、いづれかの状態しかないので、
ホストコンピュータ15が出力するポリゴンモータ制御命
令を1種類だけとし、CPU16がその制御命令を受けた
ときCPU16はポリゴンモータ20が回転状態にあれば停
止、また停止状態にあれば回転するように制御する。
【0033】次に動作の1例を示す。まず、ホストコン
ピュータ15からポリゴンモータ制御命令を送り、ポリゴ
ンモータ20をあらかじめ回転させておく。そして、ホス
トコンピュータ15はプリントするデータが1ページ分揃
った時点でプリント命令を出力する。プリント命令を受
けたCPU16はメインモータ19の回転を開始させ、回転
が安定したとき給紙を開始させる。その時点では既にポ
リゴンモータ20の回転が安定している。以下、第1実施
例と同じ要領で画像が用紙7にプリントされる。
【0034】ところで、高速機,高画素密度機のように
ポリゴンモータ20の回転速度が速い場合、または複数の
画素密度を有し切換可能な装置において高画素密度から
低画素密度にする場合、ポリゴンモータ20の回転が安定
するまでにかなりの時間がかかる。従って、メインモー
タ19の回転が安定したと同時に給紙を開始すれば、レジ
ストローラ8の位置に用紙7が長く留まることになる。
【0035】次に述べる第3実施例は、上記のような場
合においてレジストローラ8の位置に用紙7が留まる時
間を短くしたものである。すなわち、第1実施例では、
メインモータ19の回転が安定したとき給紙を開始したこ
とに対して、第3実施例では、ポリゴンモータ20が安定
した回転になる前の所定の回転速度に達したときに、給
紙を開始させ、用紙7がレジストローラ8の直前に来た
ときにはポリゴンモータ20が安定な回転状態となるよう
にするものである。
【0036】各画素密度において、画像形成に必要なポ
リゴンモータ20の回転速度及びそれぞれの画素密度にお
ける場合に応じて設定した給紙を開始するときのポリゴ
ンモータ20の回転速度は、CPU16内のRAM(図示せ
ず)にあらかじめ記憶しておく。一方、比較の対象とな
るポリゴンモータ20の実際の回転速度は、速度制御手段
21に備えたタコジェネレータ32からの信号で求めること
ができる。
【0037】そこで、次に速度制御手段21について説明
する。図4は速度制御回路21を示すブロック図であり、
27は発振器、28は分周回路、29は位相比較回路、30はフ
ィルタ、31は電力増幅回路、32はタコジェネレータ、33
は波形整形回路、34はF/V変換回路を示す。
【0038】発振器27は分周回路28にクロックを送る。
分周回路28はCPU16の制御により受けたクロックを任
意の分周比に分周して位相比較回路29に基準クロックを
送る。位相比較回路29は基準クロックと、後述するポリ
ゴンモータ20の回転を検知するタコジェネレータ32から
の出力とを入力し、その周波数差を出力する。そして、
その出力をフィルタ30,電力増幅回路31に通しポリゴン
モータ20へ送る。ポリゴンモータ20の回転速度は受けた
周波数差に応じて変わる。
【0039】タコジェネレータ32はポリゴンモータ20の
回転を検出し、波形整形回路33に出力信号を送り、出力
信号を受けた波形整形回路33はタコジェネレータ32の出
力波形を整え、位相比較回路29に送る。上記した回路は
いわゆるPLL回路となっており、分周回路28からの基
準クロックと波形整形回路33からの出力との周波数が同
一となったとき、この回路はロック状態になり回転が安
定する。さらに波形整形回路33からの出力に対し、F/
U変換回路34が周波数電圧変換を施しCPU16に送る。
CPU16では受けた電圧をA/D変換し、その信号を基
にポリゴンモータ20の回転速度を求める。
【0040】そして、あらかじめ設定した回転速度と上
述のようにタコジェネレータ32で求めた回転速度とが一
致したとき、その状態を検知したCPU16が給紙を開始
させる。
【0041】その際、ポリゴンモータ20が停止状態から
回転を開始させるとき、給紙を開始するときの回転速度
は、その時の画素密度で必要な回転速度より低く設定し
てある。また、高画素密度から低画素密度に切り換えた
とき、給紙を開始するときの回転速度は、その低画素密
度で必要な回転速度より高く設定してある。
【0042】図5は第4実施例に係る画像形成装置の動
作を示すタイムチャートであり、上から順にプリント命
令、ポリゴンモータ20、メインモータ19、給紙クラッ
チ、感光体1への露光のオン−オフ動作を示す。また、
図中の記号eはホストコンピュータ15からプリント命令
を出力してから給紙を開始するまでの時間を示し、その
他の記号については、第1実施例と同一の時間を表すも
のには同一の記号を使用している。
【0043】第3実施例では給紙を開始させる基準とし
て、ポリゴンモータ20の回転速度を使用したのに対し、
第4実施例では給紙を開始させるタイミングの制御に給
紙タイマ25を使用している。
【0044】図5で示すように、ホストコンピュータ15
がプリント命令を送ると、ポリゴンモータ20とメインモ
ータ19が駆動する。それと同時に給紙タイマ21がクリア
となり計時を開始する。給紙タイマ25が時間eだけ計時
すると給紙クラッチ22がオンとなり、給紙ローラ5が用
紙7を送り始める。その後、ポリゴンモータ20の回転が
安定し、光学ユニット3が感光体1に潜像を書き込み始
める。そして、給紙クラッチ22がオンしてから時間bの
後及び感光体1への潜像の書き込みが始まってから時間
cの後に、用紙7と現像したその潜像が転写位置Cに同
時に位置し、転写チャージャ9が用紙7に画像を転写す
る。
【0045】ここで、給紙タイマ25に設定する時間eの
値を次のようにする。まず、各画素密度における画像形
成に必要な回転速度にポリゴンモータ20の回転速度が達
するまでの時間aをCPU16内のRAMに記憶する。具
体的には、各画素密度において、ポリゴンモータ20が停
止状態から安定した回転状態になるまでの時間、及びあ
る画素密度に対応する回転速度で回転している状態か
ら、相対的に低い別の画素密度に切換えたとき、回転速
度が安定するまでの時間を記憶する。次に、図2におい
て用紙1がBC間を移動する時間(時間b)と感光体1に
形成した潜像がAC間を移動する時間(時間c)との差
(時間d)を求める。時間b,時間cは給紙ローラ5やメ
インモータ19の回転によって決定し、その回転速度は一
定なので、時間dも一定の値を取る。そして、上記時間
aと上記時間dとの差を時間eとする。このようにして
決定した時間eを給紙タイマ24が計時し、時間eを計時
したとき、用紙7を送り始めると用紙7はタイミング良
く転写位置Cに達することになる。
【0046】以上、本発明の実施例について述べてきた
が、上述した本実施例は図2におけるBC間がAC間の
距離より長いことを前提としている。従って、逆にAC
間の距離がBC間の距離より長い場合、給紙ローラ5が
用紙7を給紙する前に光学ユニット3が感光体1に潜像
を書き込む必要がある。
【0047】
【発明の効果】本発明は、上述した構成により次に記載
するような効果を奏する。
【0048】請求項1の構成により、画像展開が遅い場
合でもビーム走査手段が停止せずに動作しているのでフ
ァーストプリントを速くすることができる。
【0049】請求項2の構成により、ホストコンピュー
タ側の操作でビーム走査手段を立ち上げることが可能と
なり、給紙を開始させる前にビーム走査手段の動作を安
定させることができるためファーストプリントを速くす
ることができる。
【0050】請求項3の構成により、ビーム走査手段が
停止状態から始動し、回転速度が上がり、画像形成に必
要な回転速度より低い所定の回転速度に達したときに給
紙を開始させ、用紙が移動している間にビーム走査手段
を画像形成に必要な回転速度に安定させることにより、
ファーストプリントが速くなる。
【0051】請求項4の構成により、変更した画素密度
による画像形成に必要なビーム走査手段の回転速度が変
更前の回転速度より低い場合、回転速度は減少し、画像
形成に必要な回転速度より高いときに給紙を開始させ、
用紙が移動している間にビーム走査手段を画像形成に必
要な回転速度に安定させることによりファーストプリン
トを速くすることができる。
【0052】請求項5の構成により、ビーム走査手段の
立ち上がり時間を考慮してタイミング良く用紙を送るこ
とができるので、ファーストプリントを速くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成装置の制御回路
を示すブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置の基本構成を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の第1,第2実施例に係る画像形成装置
の動作を示すタイムチャートである。
【図4】速度制御手段の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第3,第4実施例に係る画像形成装置
の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1…感光体、 3…光学ユニット、 5…給紙ローラ、
7…用紙、 8…レジストローラ、 15…ホストコン
ピュータ、 16…CPU、 19…メインモータ、20…ポ
リゴンモータ、 21…速度制御手段、 22…給紙クラッ
チ、 23…レジストクラッチ、 24…制御タイマ、 25
…給紙タイマ、 32…タコジェネレータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 116 H04N 1/23 103 Z 9186−5C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する光学ユニットと、こ
    の光学ユニットから出射された光ビームを偏向するビー
    ム走査手段と、このビーム走査手段で偏向された光ビー
    ムにより走査される感光体とを有する画像形成装置にお
    いて、 ホストコンピュータからプリント命令が出力された時に
    初期状態となり計時を開始するタイマと、このタイマが
    所定の時間を計時した時にビーム走査手段の動作を停止
    させる手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 光ビームを出射する光学ユニットと、こ
    の光学ユニットから出射された光ビームを偏向するビー
    ム走査手段と、このビーム走査手段で偏向された光ビー
    ムにより走査される感光体と、この感光体に形成した画
    像を転写する用紙を送出する給紙手段とを備えた画像形
    成装置において、 ホストコンピュータから転送されたビーム走査手段のオ
    ン−オフを制御する命令を受信し、前記ビーム走査手段
    を動作させた後に給紙を行う制御手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 光ビームを出射する光学ユニットと、こ
    の光学ユニットから出射された光ビームを偏向するビー
    ム走査手段と、このビーム走査手段で偏向された光ビー
    ムにより走査される感光体と、この感光体に用紙を送出
    する給紙手段とを備えた画像形成装置において、 前記ビーム走査手段が停止状態のときからのプリント開
    始時、画像形成に必要なビーム走査手段の回転速度より
    低く設定した所定の回転速度に達したことを検出する検
    出手段と、前記検出手段の出力信号により前記給紙手段
    を始動させる手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 光ビームを出射する光学ユニットと、こ
    の光学ユニットから出射された光ビームを偏向するビー
    ム走査手段と、このビーム走査手段で偏向された光ビー
    ムにより走査される感光体と、この感光体に用紙を送出
    する給紙手段とを備えた複数の画素密度による画像形成
    が可能な画像形成装置において、 高画素密度から低画素密度に変更した直後のプリント開
    始時、変更した画素密度による画像形成に必要な前記ビ
    ーム走査手段の回転速度より高く設定した所定の回転速
    度に達したことを検出する検出手段と、前記検出手段の
    出力信号により前記給紙手段を始動する手段を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 光ビームを出射する光学ユニットと、こ
    の光学ユニットから出射された光ビームを偏向するビー
    ム走査手段と、該ビーム走査手段で偏向された光ビーム
    により走査される感光体と、前記感光体に用紙を送出す
    る給紙手段とを備えた画像形成装置において、 ビーム走査手段の回転速度が安定した時点で前記感光体
    への画像形成を開始し、前記感光体に形成した画像が転
    写位置に達すると同時に、用紙が転写位置に達するよう
    に給紙手段の給紙するタイミングを制御する手段とを設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7515841B2 (en) 2005-10-12 2009-04-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for preventing defective fixing of a toner image
JP2012123268A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Canon Inc 画像形成装置
JP2017067883A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム及び画像形成装置
US10345752B2 (en) 2017-05-30 2019-07-09 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus that associates a paper feed control time with a file name

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