JPH09123519A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09123519A
JPH09123519A JP7281774A JP28177495A JPH09123519A JP H09123519 A JPH09123519 A JP H09123519A JP 7281774 A JP7281774 A JP 7281774A JP 28177495 A JP28177495 A JP 28177495A JP H09123519 A JPH09123519 A JP H09123519A
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JP
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photodetector
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polygon mirror
rotary polygon
mirror
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JP7281774A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tomioka
康弘 冨岡
Yoji Serizawa
洋司 芹澤
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障診断精度を上げる。 【解決手段】 BD信号の発生周期をCPU201によ
り監視し、異常周期の連続発生回数と、スキャナモータ
103の回転状態に応じて、回転多面鏡(ポリゴンミラ
ー)107関連の故障か、BD110の故障かをCPU
201により識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のプ
リンタや複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電子写真方式のプリンタの
構造例を図1に示す。
【0003】図1において、1は静電潜像を形成するた
めの感光体ドラム、2は感光体ドラム1を一様に帯電す
るための帯電ローラである。3はレーザビームを感光体
ドラム1上で走査するための光走査ユニット、4は光走
査ユニット3から発せられたレーザビームである。5
は、レーザビームにより感光体ドラム1上に形成された
静電潜像を、トナーにて現像するための現像器である。
【0004】6は感光体ドラム1上のトナー像を、所定
の用紙に転写する転写ローラ帯電器、7は用紙上のトナ
ーを溶融して用紙に定着させる定着器である。8は定着
された用紙を機外に排出する排出ローラ、9は用紙サイ
ズ不定の用紙を印字できるMPトレイの給紙ローラであ
る。11は用紙サイズを検出するためのサイズセンサ、
12は用紙先端を検出するためのレジストセンサであ
る。13は定着器7を用紙が抜けたことを検出する排出
センサ、14は用紙サイズがあらかじめわかるカセット
の給紙ローラである。15は用紙を積載しておく用紙カ
セットである。
【0005】次に、レーザ光走査について説明する。図
2はレーザ光が光走査ユニット3内の半導体レーザ10
1より発光されてから感光体ドラム1に到達するまでの
光学系を示す。図2において、101は画像信号に応じ
てオン/オフ(ON/OFF)される半導体レーザ、1
02は半導体レーザ101の駆動を司るレーザドライバ
である。103は回転多面鏡107(以後ポリゴンミラ
ーと呼ぶ)を回転するためのスキャナモータ、104は
半導体レーザ101から放射されるレーザ光の拡散放射
を平行光にするためのコリメータレンズである。105
は平行光にされたレーザ光を縦方向にのみ縮めるシリン
ドリカルレンズ、106はスキャナモータ103の駆動
を司るスキャナモータドライバである。
【0006】107はポリゴンミラー、108はポリゴ
ンミラー107で反射されたレーザ光を再び平行光に戻
すためのトーリックレンズである。109は画像形成装
置全体を司るエンジン制御部、110はポリゴンミラー
107により走査され水平同期ミラー113上で反射し
たレーザ光を受光し各主走査ライン毎の書き込み開始位
置を決定するために有効画像領域外の所定位置に設けら
れた受光素子(以後BDと呼ぶ)である。111はポリ
ゴンミラー面と感光体ドラム1の光路長を補正するため
の結像レンズ、112は反射ミラーである。
【0007】エンジン制御部109は図示しないプリン
タコントローラよりプリント信号を受け取るとスキャナ
モータドライバ106に対するスキャナドライブ信号1
52をONにし、スキャナモータ103を回転させる。
次にレーザドライバ102へのレーザ駆動信号151を
ONにし、半導体レーザ101を発光させる。このレー
ザ光はポリゴンミラー107上で走査され、水平同期ミ
ラー113で反射されBD110で検出が可能となる。
スキャナモータ103の回転速度はエンジン制御部10
9がBD110から受けたBD信号153により判断
し、エンジン制御部109はスキャナモータ103が印
字可能回転速度に達するまでスキャナモータ103を加
速し、印字可能な速度に達したと判断したらこの回転速
度を保つようにスキャナドライブ信号152を出力す
る。
【0008】スキャナモータ103の回転速度が印字可
能(READY)となったことを判断したエンジン制御
部109はプリンタコントローラにスキャナREADY
になったことを伝え、スキャナREADYになったこと
を判断したプリンタコントローラは画像信号に応じて半
導体レーザ101をON/OFFする。発光されたレー
ザ光はポリゴンミラー107上で走査され、感光体ドラ
ム上に静電潜像を形成する。ここで例えばBD故障が発
生したとする。エンジン制御部はスキャナREADY中
にもかかわらず、本来スキャナREADY中に入力され
るべきタイミングでBD信号が入力されないため、スキ
ャナユニット故障とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように、スキャナモータ103の回転をBD信号
によりエンジン制御部109が判断して駆動する電子写
真方式のプリンタにおいては、エンジン制御部109に
対し光走査ユニット3内からフィードバックされる信号
はBD信号のみであるため、レーザ故障、スキャナ故
障、BD故障のように故障箇所の特定を行なうことがで
きず、光走査ユニット3の故障に統一せざるを得なかっ
た。そのため故障解析の手間がかかり、製造メーカ側の
サービス性が欠ける場合があった。
【0010】そこで、本発明は、光学系の故障解析をさ
らに詳細化することのできる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、画像信号に応じて感光体
上に静電潜像を形成するための半導体レーザ光を主走査
方向に走査するための回転多面鏡と、該回転多面鏡を回
転させる駆動手段と、前記半導体レーザ光を受光検知す
ることにより各主走査ライン毎の書き込み開始位置を決
定するためのタイミング信号を発生する光検出器と前記
回転多面鏡および前記光検出器それぞれの故障について
前記回転多面鏡の回転状態と前記光検出器のタイミング
信号の出力状態とでの特徴を予め定めておき、前記回転
多面鏡の回転状態を判断する第1の手段と、前記光検出
器の出力の状態を判断する第2の手段と、前記第1の手
段および前記第2の手段の判断結果と前記特徴を比較す
ることにより前記光検出器と前記回転多面鏡の故障を識
別する識別手段と、を具えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、さらに前記回転多面鏡
の回転状態の種類は、加速状態か定常回転状態かその他
の状態かであって、前記光検知器の出力状態の種類は、
前記タイミング信号の発生周期および該発生周期の連続
異常回数であることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、さらに前記回転多面鏡
の回転状態が加速中であると前記第1の手段が判断し、
かつ、前記光検出器の出力状態が異常であると前記第2
の手段が判断したときに、前記識別手段は前記回転多面
鏡が故障と識別することを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、さらに前記回転多面鏡
の回転状態が定常回転中であると前記第1の手段が判断
し、かつ、前記光検出器の出力状態が異常であると前記
第2の手段が判断したときには、前記光検出器の出力状
態の連続異常発生回数により前記回転多面鏡の故障か前
記光検出器の故障かを前記識別手段が識別することを特
徴とする。
【0015】請求項5の発明は、さらに前記識別手段が
前記光検出器は故障と識別したときには前記駆動手段の
駆動を停止させることを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、さらに前記第2の手段
は前記タイミング信号の発生回数を前記回転多面鏡の回
転数に応じた異なる分周比で計数し、前記光検出器の出
力状態を判断することを特徴とする。
【0017】請求項1の発明では光検出器と回転多面鏡
の故障とを識別できるので、故障診断精度が向上する。
【0018】請求項2〜4,6の発明では、さらに回転
多面鏡の回転状態に関連して光検出器の故障と回転多面
鏡の故障とを識別する。
【0019】請求項5の発明では光検出器の故障検出に
応じて回転多面鏡の回転を停止し、装置の誤動作を阻止
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0021】(第1実施例)第1実施例の光学系は図1
の従来例とほぼ同様とすることができるので、相違点を
説明する。図3は実施例1におけるエンジン制御部10
9の構成を示す。図3において、201は、プリンタエ
ンジンを統括的に制御するためのCPUであり、このC
PU201は不図示のプリンタコントローラ(画像コン
トローラ)との間でシリアル通信を行って、上記コント
ローラからの指示を受けると共に、エンジン内部の様々
な機構部(駆動系、光学系、定着器、高圧出力など)を
制御する。CPU201はスキャナモータをコントロー
ルするために、ゲートアレイ202をアクセスする。こ
のゲートアレイ202は、スキャナモータ103を制御
するためのスキャナモータ回転制御回路203、クロッ
ク発生回路204、レジスタ205およびカウンタ20
6を有し、ロジックが盛り込まれている。このゲートア
レイ202から出力される制御信号1,2はスキャナモ
ータを加速、減速、低速の3モードをコントロールする
ための信号である。
【0022】以下に、スキャナモータの回転制御につい
て説明する。スキャナモータ103を駆動開始するため
にCPU201は、まずSCNON信号を“true”
(真)にする。するとスキャナモータ制御回路203
は、制御信号を加速にセットする。これによりスキャナ
モータドライバ106はスキャナモータ103の回転を
開始する。その後、CPU201はレーザを駆動するた
めのLON信号を“true”にする。この信号により
レーザが点灯すると、スキャナモータ103の回転にと
もない、BD110がBD信号(本発明のタイミング信
号)153を出力開始する。このBD信号153は、C
PU201に対する外部割込信号になっていると共に、
ゲートアレイ202内部のカウンタ206の開始/停止
のタイミング信号になっている。このカウンタ206の
カウント値はBD信号153によってラッチされ、レジ
スタ205に出力される。
【0023】以上の装置により、CPU201はBD信
号153の発生毎に、BD信号153の周期に相当する
カウンタ206の値を参照することができる。このカウ
ント値をスキャナモータ103の立ち上げ時及び定常回
転時にモニタすることにより、下記に示す本発明に関連
の自己診断処理が可能になる。以下、この自己診断処理
の詳細を図4により説明する。図4はスキャナモータ1
03立ち上げ時のCPU201の処理内容を示す。図4
において、CPU201はSCNON信号を“tru
e”にセットした後エラー検出のためのタイマTeをセ
ットする(ステップS1〜S3)。LON信号を“tr
ue”にセット後CPU201はBDの割込待ち状態に
なる(ステップS5のループ処理)。このとき、Te時
間経過してもBD信号が入力されない場合には、その時
点でスキャナモータ故障と判定する。また、BD信号が
割込として入力された場合には、ゲートアレイ上のレジ
スタ値を読み取り(ステップS5→S6)、このカウン
ト値が所定範囲に入った場合にはスキャナレディ(RE
ADY)と認識する(ステップS7→S8)。また、所
定時間Te経過してもスキャナレディ状態にならない場
合にはスキャナ故障と判断する(ステップS7→S9→
S10)。
【0024】次に、スキャナモータ103が一旦定常回
転に達してからの自動診断処理について以下に説明す
る。図5は、スキャナモータ103が一旦レディになっ
てから、スキャナモータ103の故障あるいはBD11
0の故障を検出するための処理内容を示す。図5におい
て、スキャナモータ103が一旦、定常回転に達する
と、CPU201はBD信号の割込待ち状態になる(ス
テップS100のループ処理)。前述のように、ここで
所定時間BD信号を受けない場合には、光学系の故障と
判断することは当然である。BD割込が発生すると(ス
テップS100のYes判定)、前回のカウント値と今
回検出したカウント値とを比較し、その差分をD1とし
て記憶しておく(ステップS101→S102→S10
3)。また、今回のカウント値は、次回検出値との比較
を行うための基準値として変数REG1に記憶する(ス
テップS104)。
【0025】差分D1は、まず所定範囲に入っているか
否かを判断する(ステップS105)。ここで、範囲外
であると判断した場合には、BD信号がイリーガルな期
間に入ってきた、あるいは所定の期間内に入ってこなか
ったものと判断し、BDエラーと判断し、BDエラーの
回数を更新する(ステップS105→S109)。この
BDエラーの状態が所定回数あるいは所定時間継続した
場合には、BD故障が確実に発生と判断し、故障処理を
行う(ステップS110Yes判定)。一方、差分D1
が所定範囲内に入っている場合、カウント値そのものが
所定の範囲に入っているか否かを判断する(ステップS
105→S106)。これは、スキャナモータ103が
所定の回転数で回転しているかどうかを検出するための
処理である。ここで、所定範囲外にあった場合には一時
的なスキャナ故障と判断し、スキャナエラーの回数を更
新する(ステップS106→S107)。そして、スキ
ャナエラーの回数が所定数(M)を越えたときにスキャ
ナ故障と確定し、スキャナ回転中上記処理を引き続き実
行する(ステップS108Yes判定)。このように、
カウント値をCPU201で判断することにより、スキ
ャナ故障とBD故障とを識別することができる。
【0026】(第2実施例)ここでは、本発明第2の実
施例について説明する。前述、第1の実施例では、定常
回転時のスキャナモータ故障、及びBD故障を識別する
方法についてのべた。本実施例では、BDエラー、ある
いはBD故障を検出した場合の処理について説明する。
本発明のスキャナモータ回転制御にはBD信号の存在は
不可欠である。したがって、何等かの原因でBD信号が
得られなくなった場合には、スキャナモータの駆動を即
停止しなければならない。
【0027】このための第1の方法は、図6に示すよう
に、BD故障検出時に即座にスキャナモータの駆動を停
止する方法である。ここでは、BDエラーが所定回数検
出された時点で(BD故障を検出する前に)スキャナモ
ータの駆動を停止している。第2の方法は本来のBD信
号はマスクして、別の発振回路からの仮のBD信号を入
力することにより、スキャナの暴走を防止する方法であ
る。
【0028】(第3実施例)次に第3の実施例について
説明する。図7は本発明の第3の実施例におけるスキャ
ナモータ103立ち上げ時のCPU201が行なう光走
査ユニット3の制御フローを示す。この例では、一定回
数のBD割り込み発生毎にBD信号の周期に相当するカ
ウンタを参照にしてスキャナモータの異常検出を行な
う。図7において、CPU201はSCNON信号をセ
ットした後LON信号を“True”とし、BD信号の
割り込み待ち状態となる(ステップS200→S201
→S202→S203)。BD信号割り込み回数を一定
回数KだけカウントしたらCPU201はレジスタ値を
読み込む(ステップS204→S205→S206)。
カウント値が所定範囲内に入っていた場合にはスキャナ
定常回転前処理に移行し(ステップS207Yes判
定)、カウント値が所定範囲外のときは前回カウント値
の記憶値REG1と今回のカウント値の比較を行なう
(ステップS207→S208→S209)。(今回の
カウント値)>REG1になっていないと判断したとき
には、スキャナの動きに異常があると判断し、スキャナ
故障と確定して故障処理へ移行する(ステップS209
→S210)。
【0029】図7のスキャナ定常回転前処理での制御内
容を図8に示す。図8において、スキャナ定常回転前処
理では、スキャナモータのオーバーシュートの影響を考
え、BD割り込み回数を一定回数L(LはKに比べて小
さくとり、できる限り小さくする)だけカウントしたら
レジスタ値を読み込む(ステップS300〜S30
3)。レジスタの値が所定範囲内であればSCNRDY
(スキャンレディ)カウンタをインクリメントし(ステ
ップS304→S305)、連続S回所定範囲内と判断
したらスキャナRDYをセットし、定常回転処理へ移行
する(ステップS306Yes判定)。これにより、オ
ーバシュートが収束した後にスキャナRDYとできる。
【0030】次に、スキャナモータ103が定常回転に
達してからの処理について説明する。
【0031】図9はスキャナモータが定常回転に達して
からCPU201が行なう光走査ユニット3の制御フロ
ーを示す。
【0032】図9において、BD割り込みが発生すると
カウントをインクリメントするのはスキャナ立ち上げ時
と同じであり、BD割り込み回数を一定回数M(Mはポ
リゴンミラー各面の傾きや長さの誤差の影響を受けない
ためにも、面数の正数倍にするのが好ましい)だけカウ
ントし、レジスタの値を読み込む(ステップS401〜
S404)。レジスタの値が所定範囲内であればスキャ
ナモータ103の回転は目的とする回転数で回転してい
ると判断し(ステップS405→S406→S40
2)、所定範囲外であるときには今回のレジスタ値と前
回のレジスタ値の差が所定範囲内であるかを判断する
(ステップS405→S407)。所定範囲内である場
合にはスキャナモータの回転に異常があると判断しスキ
ャナモータ故障とする(ステップS407Yes判
定)。今回のレジスタ値と前回のレジスタ値の差が所定
範囲外である場合にはBDエラーと判断し、この状態を
N回カウントしたらBD故障と判断する(ステップS4
07〜S410)。
【0033】このように、スキャナモータ103の回転
状況により切り換え可能に設定できるBD信号の異なる
分周比でBD信号の検出回数をカウントしてレジスタ値
を判断できるため、BD割り込みの度にレジスタ値の判
断を行なう必要性がなくなる上、BD故障、スキャナ故
障の特定を容易に行なうことができる。
【0034】以上示したように、本実施例では、スキャ
ナモータの回転状態により光走査ユニット内の故障検出
手段を切り分けて行なうことでスキャナ故障、BDエラ
ー、BD故障といった光走査ユニット内の故障箇所の特
定を行なうことを可能とし、サービス性の向上を図って
いる。また、BD信号に異常を検出した場合にはスキャ
ナモータの駆動を即座に中止できるため、故障箇所以外
の無駄な劣化を防ぐことができる。また、BD信号処理
の周期をスキャナモータの回転状態により変えること
で、CPUの行なっているBD信号処理の簡易化を図る
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
では光検出器と回転多面鏡の故障とを識別できるので、
故障診断精度が向上する。
【0036】請求項2〜4,6の発明では、さらに回転
多面鏡の回転状態に関連して光検出器の故障と回転多面
鏡の故障とを識別する。
【0037】請求項5の発明では光検出器の故障検出に
応じて回転多面鏡の回転を停止し、装置の誤動作を阻止
する。
【0038】さらに、これらの発明により、故障原因等
の究明が容易となり、メンテナンスサービスの向上に寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタの概略構造を示すブロック図で
ある。
【図2】光学系の構成を示す構成図である。
【図3】本発明実施例における制御系のシステム構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明実施例における故障診断処理の内容を示
すフローチャートである。
【図5】本発明実施例における故障診断処理の内容を示
すフローチャートである。
【図6】本発明実施例における故障診断処理の内容を示
すフローチャートである。
【図7】本発明実施例における故障診断処理の内容を示
すフローチャートである。
【図8】本発明実施例における故障診断処理の内容を示
すフローチャートである。
【図9】本発明実施例における故障診断処理の内容を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 101 半導体レーザ 102 レーザドライバ 103 スキャナモータ 104 コリメータレンズ 105 シリンドリカルレンズ 106 スキャナモータドライバ 107 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 108 トーリックレンズ 109 エンジン制御部 110 受光素子(BD) 153 BD信号 201 CPU 202 ゲートアレイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に応じて感光体上に静電潜像を
    形成するための半導体レーザ光を主走査方向に走査する
    ための回転多面鏡と、 該回転多面鏡を回転させる駆動手段と、 前記半導体レーザ光を受光検知することにより各主走査
    ライン毎の書き込み開始位置を決定するためのタイミン
    グ信号を発生する光検出器と前記回転多面鏡および前記
    光検出器それぞれの故障について前記回転多面鏡の回転
    状態と前記光検出器のタイミング信号の出力状態とでの
    特徴を予め定めておき、 前記回転多面鏡の回転状態を判断する第1の手段と、 前記光検出器の出力の状態を判断する第2の手段と、 前記第1の手段および前記第2の手段の判断結果と前記
    特徴を比較することにより前記光検出器と前記回転多面
    鏡の故障を識別する識別手段と、 を具えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記回転多面鏡の回転状態の種類は、加
    速状態か定常回転状態かその他の状態かであって、前記
    光検知器の出力状態の種類は、前記タイミング信号の発
    生周期および該発生周期の連続異常回数であることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記回転多面鏡の回転状態が加速中であ
    ると前記第1の手段が判断し、かつ、前記光検出器の出
    力状態が異常であると前記第2の手段が判断したとき
    に、前記識別手段は前記回転多面鏡が故障と識別するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記回転多面鏡の回転状態が定常回転中
    であると前記第1の手段が判断し、かつ、前記光検出器
    の出力状態が異常であると前記第2の手段が判断したと
    きには、前記光検出器の出力状態の連続異常発生回数に
    より前記回転多面鏡の故障か前記光検出器の故障かを前
    記識別手段が識別することを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記識別手段が前記光検出器は故障と識
    別したときには前記駆動手段の駆動を停止させることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の手段は前記タイミング信号の
    発生回数を前記回転多面鏡の回転数に応じた異なる分周
    比で計数し、前記光検出器の出力状態を判断することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP7281774A 1995-10-30 1995-10-30 画像形成装置 Pending JPH09123519A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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