JPH10198233A - 画像形成装置およびその自己診断方法、並びに自己診断制御プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置およびその自己診断方法、並びに自己診断制御プログラムを記憶した記憶媒体

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JPH10198233A
JPH10198233A JP8351558A JP35155896A JPH10198233A JP H10198233 A JPH10198233 A JP H10198233A JP 8351558 A JP8351558 A JP 8351558A JP 35155896 A JP35155896 A JP 35155896A JP H10198233 A JPH10198233 A JP H10198233A
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self
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JP8351558A
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Shoji Maruyama
昌二 丸山
Yoji Serizawa
洋司 芹澤
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の駆動モータの回転数を変える
ことによって実現する副走査方向の解像度切換制御にお
いて、解像度切換手段の動作異常を判断し、副走査方向
の解像度切換動作の故障をユーザに報知可能にするこ
と。 【解決手段】 解像度切換に応じて(101)、解像度
切換を実行すると共に、タイマを用いて所定時間後の駆
動モータの回転数を検知し(104〜107)、検知し
た値が解像度切換後の所定の回転数か否かを判定し(1
08,109)、その判定結果により解像度切換手段の
動作異常を判断し(110)、搬送速度の切換動作が異
常の場合は、副走査方向の解像度切換の動作故障をユー
ザに報知する(115)。別の形態として、用紙の搬送
速度に対応する給紙時間を測定し、その測定時間が解像
度切換後の所定の給紙時間の範囲か否かを判定し、その
判定結果により解像度切換手段の動作異常を判断しても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体の搬送速
度を切換て副走査方向の解像度を切換る画像形成装置お
よびその自己診断方法、並びに自己診断制御プログラム
を記憶した記憶媒体に関し、特にその画像形成装置にお
ける解像度切換異常についての自己診断機能に関する。
【0002】本発明の画像形成装置は、レーザビームプ
リンタ、LEDプリンタ等の搬送されてくる記憶媒体に
画像を記録する記録機構/装置、およびその記録機構/
装置を包含する複写機、ファクシミリ、パーソナルコン
ピュータ等の装置またはシステムを含む。
【0003】
【従来の技術】記録媒体の搬送速度を切換て副走査方向
の解像度を切換る画像形成装置の従来の構成例を図2、
図3および図4を参照して説明する。
【0004】図2の201は、レーザビームプリンタの
ような電子写真プロセスを用いたディジタル画像形成装
置であり、ホストコンピュータ、イメージスキャナー、
コントローラー等のホスト装置(図示しない)に接続さ
れ、ホスト装置からの画像信号と制御信号に基づいてシ
ート状の記録媒体202(以下、記録紙と称する)に所
望の画像を形成(記録)する記録モードを開始する。
【0005】記録指示を与えられた画像形成装置201
のコントローラ(図示しない)は、紙有無センサ203
の出力により紙カセット内の記録紙202の存在を確認
した後、給紙ローラ204を回転させることによって記
録紙202を給紙パス205へ給紙させる。一方、上記
コントローラは紙有無センサ203の出力により紙カセ
ット内に記録紙202が無いと判断した場合は、上記ホ
スト装置に対し、紙無し状態である旨を報知する。
【0006】給紙ローラ204によって給紙された記録
紙202は、給紙パス205と搬送パス206を通り、
TOPセンサ(紙先端検知センサ)207へと搬送され
る。コントローラは、ここで一旦記録紙の搬送を停止
し、所望の画像を形成するための動作の準備を行い、例
えば画像パターンの生成完了時間までウエイト(待機)
すると共に、TOPセンサ207の出力で記録紙202
が正常に給紙され、搬送されたことを確認する。
【0007】その後、画像記録ユニット208により電
子写真プロセスを用いて画像情報(画像信号)に基づい
て生成されたレーザビームを回転中の感光ドラム311
上に照射すると共に、感光ドラム311にバイアス電圧
を印加させて潜像を形成させる。この潜像にトナーを付
着させて顕画像にし、そのトナー画像を記録紙202上
に静電転写させる。
【0008】トナー画像が転写された記録紙202は定
着ユニット209によって熱と圧力によりトナーが記録
紙に融着されることで画像記録処理が終了し、排紙パス
210を通り排紙される。
【0009】次に、図3を参照して上記画像記録ユニッ
ト208における感光ドラム面のレーザ走査制御につい
て説明する。
【0010】入力画像情報は半導体レーザ301により
レーザビームに変換され、このレーザビームはコリメー
タレンズ302およびシリンドカルレンズ303によっ
てそのビーム形状が絞られ、スキャナモータ304によ
って回転制御されたポリゴンミラー305に照射され
る。ポリゴンミラー305によって反射されたビームは
トーリックレンズ(f−θレンズ)306および結像レ
ンズ305を通り、反射ミラー310により折り返され
て、回転中の感光ドラム311面上に一定速度で水平方
向で走査される。この走査の方向を一般に主走査方向と
呼ぶ。
【0011】一方、駆動モータ(図示しない)により所
定方向で回転制御された感光ドラム311面には、水平
同期ミラー(BDミラー)308および受光素子309
のビーム検出によるフィードバック制御によって、ビー
ムが1ライン毎に走査される。つまり、主走査方向で走
査されたビームは、感光ドラム311の回転により主走
査方向に垂直の副走査方向のライン走査となる。
【0012】このように、感光ドラム311面上のビー
ム走査と電子写真プロセスによって、記録紙面上に記録
すべき潜像が感光ドラム311面上に形成される。この
ようにして形成された潜像は、トナーを付着されること
により可視像となり、記録紙上に転写される。
【0013】次に、図4を参照して画像形成装置の駆動
モータの制御について説明する。図4は図2の給紙ロー
ラ204を駆動する3相DCモータの駆動制御回路、ま
た図3の感光ドラム311を駆動する3相DCモータの
駆動制御回路の回路構成例を示す。
【0014】図4において、401は駆動モータユニッ
トであり、402は駆動モータユニット401内のモー
タ制御ドライバIC(集積回路)である。モータ制御ド
ライバIC402は、制御部404、出力増幅器40
5、電流リミッタ回路408、速度制御部410および
分周器412を有する。制御部404はモータ制御信号
(/MOTOR-ON) 403によって駆動指示され、所望の回転
となるように3相モータ406の相切換を行うと共に、
出力増幅器405によって所望の電力を3相モータ40
6へ供給する。
【0015】制御部404による3相の相切換制御は、
3相モータ406の回転体に備えた主極マグネットの位
置をホール素子407によって検出することによって行
う。また、3相モータ406はその回転体に回転速度検
出用着磁を施しており、その着磁はその回転体近傍に設
けたFG周波数発生基板409のパターン(図示しな
い)によって検出され、FG信号として速度制御部41
0へ供給される。
【0016】速度制御部410はモータ406の回転速
度に同期したFG信号と、発振器411で与えられた周
波数を分周器412で分周した信号とを比較し、その周
波数差を基準速度差として検出し、その速度差を制御部
404にフィードバックさせる。制御部404はその速
度差に応じて出力増幅器405に対しモータへの供給電
力を制御させる。即ち、出力増幅器405はモータ40
6の回転速度が遅いときは電力を増加し、その回転速度
が速いときは電力を減らす制御を行う。また、出力増幅
器405は電流リミッタ回路408により所定以上の電
流がモータ406に供給されないように制御される。
【0017】速度制御部410は発振器411および分
周器412によって得られた基準周波数と、基板409
から発生するFG周波数とを比較して、それら周波数が
一致するとモータレディ信号(/READY)413を出力す
る。即ち、速度制御部410はモータ406の回転数が
設定回転数で制御されているときにモータレディ信号を
出力する。一方、分周器412は切換信号(CHANGE) 4
14によりその分周比を可変制御可能に構成されてい
る。
【0018】このように、画像形成装置の駆動モータ
は、あらかじめ設定した回転数となるようにサーボ制御
されると共に、その回転数の設定は基準周波数の設定に
より行われ、基準周波数を変えることでモータの回転数
が容易に可変制御できる構成となっている。
【0019】以上説明した画像形成装置の解像度は、レ
ーザビームに変換される画像データ信号の周波数と、ス
キャナ(ポリゴンミラー305)の回転数と、駆動モー
タの搬送速度つまり駆動モータの回転速度とによって決
定される。従って、画像周波数とスキャナ回転数が一定
であれば、駆動モータの回転数を変えることによって副
走査方向の解像度が可変制御可能となる。
【0020】従来のレーザビームプリンタのような画像
形成装置では、例えば駆動モータの回転数を1/2に減
らすことによって副走査方向の解像度を2倍に向上さ
せ、高解像度を実現している。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
画像形成装置における副走査方向の解像度の切換制御
は、駆動モータの回転数を変えることによって実現させ
ている。例えば、毎分8枚の記録速度(8 ppm)と毎分
16枚の記録速度(16 ppm)は、駆動モータの回転数
を8ppm 時では16 ppm時の1/2の回転数で対応させ
ている。
【0022】しかしながら、上記解像度切換がなんらか
の異常によって制御できない場合、8ppm 制御を実施し
たにもかかわらず16 ppmで記録されてしまうと、記録
紙に形成した画像が記録紙の搬送方向に伸びてしまうと
いった異常画像が、ユーザに対しなんらの警告なしに出
力されてしまうということがあった。また同様に、16
ppm 制御を実施したにもかかわらず8 ppmで記録されて
しまうと、記録紙に形成した画像が記録紙の搬送方向に
縮んでしまうといった異常画像が、ユーザに対しなんら
の警告なしに出力されてしまうということがあった。
【0023】このように、従来装置では異常画像が出力
されても、ユーザは画像形成装置の異常を適確に判断で
きないといった解決すべき課題があった。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みて成されたもので、その目的は画像形成装置の駆動モ
ータの回転数を変えることによって実現する副走査方向
の解像度切換制御において、解像度切換手段の動作異常
を判断し、副走査方向の解像度切換動作の故障をユーザ
に報知可能にして、ユーザビリティ(使い勝手)の向上
と装置の信頼性の向上を図ることにある。
【0025】上記目的を達成するため、請求項1の発明
は、搬送されてくる記録媒体に対して画像を形成し記録
する画像記録手段と、該画像記録手段へ前記記録媒体を
搬送する搬送手段と、解像度切換指示に応じて前記画像
記録手段の駆動モータの回転速度と前記搬送手段の搬送
モータの回転速度とを指示された解像度に対応した回転
速度に切換ることで該記録媒体の搬送方向と同じ副走査
方向の解像度を切換る解像度切換手段と、前記解像度切
換指示に応じて前記画像記録手段の駆動モータの回転速
度を測定する測定手段と、該測定手段の測定値と前記指
示された解像度を実現する回転速度の規定値とを比較す
る比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて前記解
像度切換手段の解像度切換動作が正常に動作したか否か
を判断し、前記解像度切換手段の動作異常を自己診断す
る自己診断手段とを具備したことを特徴とする。
【0026】ここで、前記測定手段は、前記駆動モータ
の回転速度の測定の代わりに、該駆動モータの起動から
設定速度到達までの時間を計時し、前記比較手段は、該
測定手段で計時した時間と前記指示された解像度に対応
する規定時間とを比較するとすることができる。
【0027】さらに、前記自己診断手段は、前記駆動モ
ータが所定時間までに設定速度に到達しない場合は該駆
動モータの故障であると判断するとすることができる。
【0028】さらにまた、前記画像記録手段は電子写真
方式で画像を形成する感光ドラムを有し、前記駆動モー
タは該感光ドラムを回転するモータであるとすることが
できる。
【0029】さらにまた、前記測定手段は前記搬送手段
の搬送モータの回転速度を測定するとすることができ
る。
【0030】さらにまた、前記測定手段は、前記搬送モ
ータの回転速度の測定の代わりに、該搬送モータの起動
から設定速度到達までの時間を計時し、前記比較手段
は、該測定手段で計時した時間と前記指示された解像度
に対応した規定時間とを比較するとすることができる。
【0031】さらにまた、前記自己診断手段は、前記搬
送モータが所定時間までに設定速度に到達しない場合は
該搬送モータの故障であると判断するとすることができ
る。
【0032】さらにまた、前記自己診断手段の診断結果
に応じて副走査方向の解像度切換動作の故障を使用者に
対して報知する報知手段を有するとすることができる。
【0033】請求項9の発明は、搬送されてくる記録媒
体に対して画像を形成し記録する画像記録手段と、該画
像記録手段へ記録媒体を搬送する搬送手段と、解像度切
換指示に応じて前記記録媒体の搬送速度を指示された解
像度に対応した搬送速度に切換ることで該記録媒体の搬
送方向と同じ副走査方向の解像度を切換る解像度切換手
段と、前記解像度切換指示に応じて前記記録媒体の搬送
速度を測定する測定手段と、該測定手段の測定値と前記
指示された解像度を実現する搬送速度の規定値とを比較
する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて前記
解像度切換手段の解像度切換動作が正常に動作したか否
かを判断し、前記解像度切換手段の動作異常を自己診断
する自己診断手段とを具備したことを特徴とする。
【0034】ここで、前記測定手段は前記搬送手段によ
り前記記録媒体が所定の位置まで給紙、搬送される給紙
時間を解像度切換後に所定枚数分だけ計測し、前記比較
手段は前記測定手段が計測した前記所定枚数の各給紙時
間と切換後の解像度に対応する規定の給紙時間とを比較
するとすることができる。
【0035】さらに、前記比較手段は、前記測定手段が
計測した各前記給紙時間が所定の許容値の範囲内にある
か否かを判定し、前記自己診断手段は、前記比較手段の
否定判定の回数が所定回数に達した場合に、解像度切換
動作が故障と診断し、前記比較手段の肯定判定の回数が
所定回数に達した場合に、解像度切換動作が正常と診断
するとすることができる。
【0036】さらにまた、前記測定手段は解像度切換後
に前記搬送手段により搬送されてきた前記記録媒体の長
さに対応する所定位置での該記録媒体の通過時間を所定
枚数分だけ測定し、前記比較手段は前記測定手段が測定
した前記所定枚数の各通過時間と切換後の解像度および
記録媒体のサイズに対応する規定の通過時間とを比較す
るとすることができる。
【0037】さらにまた、前記比較手段は、前記測定手
段が計測した各前通過時間が所定の許容値の範囲内にあ
るか否かを判定し、前記自己診断手段は、前記比較手段
の否定判定の回数が所定回数に達した場合に解像度切換
動作が故障と診断し、前記比較手段の肯定判定の回数が
所定回数に達した場合に解像度切換動作が正常と診断す
るとすることができる。
【0038】さらにまた、前記自己診断手段の診断結果
に応じて副走査方向の解像度切換動作の故障を報知する
報知手段を有することとすることができる。
【0039】さらにまた、前記報知手段は前記自己診断
手段の診断結果に応じて副走査方向の解像度切換動作が
正常である旨の報知も行うこととすることができる。
【0040】請求項16の発明は、搬送手段により搬送
されてくる記録媒体に対して画像記録手段で画像を形成
し記録し、解像度切換指示に応じて前記画像記録手段の
駆動モータの回転速度と前記搬送手段の搬送モータの回
転速度とを指示された解像度に対応した回転速度に切換
ることで該記録媒体の搬送方向と同じ副走査方向の解像
度を切換る解像度切換手段を有する画像形成装置の自己
診断方法であって、前記解像度切換指示に応じて前記画
像記録手段の駆動モータの回転速度を測定する測定ステ
ップと、該測定ステップで得られた測定値と前記指示さ
れた解像度を実現する回転速度の規定値とを比較する比
較ステップと、該比較ステップでの比較結果に基づいて
前記解像度切換手段の解像度切換動作が正常に動作した
か否かを判断し、前記解像度切換手段の動作異常を自己
診断する自己診断ステップとを有することを特徴とす
る。
【0041】ここで、前記測定ステップは、前記駆動モ
ータの回転速度の測定の代わりに、該駆動モータの起動
から設定速度到達までの時間を計時し、前記比較ステッ
プは、該測定ステップで計時した時間と前記指示された
解像度に対応する規定時間とを比較するとすることがで
きる。
【0042】ここで、前記自己診断ステップは、前記駆
動モータが所定時間までに設定速度に到達しない場合は
該駆動モータの故障であると判断するとすることができ
る。
【0043】さらにまた、前記測定ステップは前記搬送
手段の搬送モータの回転速度を測定するとすることがで
きる。
【0044】さらにまた、前記測定ステップは、前記搬
送モータの回転速度の測定の代わりに、該搬送モータの
起動から設定速度到達までの時間を計時し、前記比較ス
テップは、該測定ステップで計時した時間と前記指示さ
れた解像度に対応した規定時間とを比較するとすること
ができる。
【0045】さらにまた、前記自己診断ステップは、前
記搬送モータが所定時間までに設定速度に到達しない場
合は該搬送モータの故障であると判断するとすることが
できる。
【0046】さらにまた、前記自己診断ステップでの診
断結果に応じて副走査方向の解像度切換動作の故障を使
用者に対して報知する報知ステップを有するとすること
ができる。
【0047】請求項23の発明は、搬送手段により搬送
されてくる記録媒体に対して画像記録手段で画像を形成
し記録し、解像度切換指示に応じて前記記録媒体の搬送
速度を指示された解像度に対応した搬送速度に切換るこ
とで該記録媒体の搬送方向と同じ副走査方向の解像度を
切換る解像度切換手段を有する画像形成装置の自己診断
方法であって、前記解像度切換指示に応じて前記記録媒
体の搬送速度を測定する測定ステップと、該測定ステッ
プで得られた測定値と前記指示された解像度を実現する
搬送速度の規定値とを比較する比較ステップと、該比較
ステップの比較結果に基づいて前記解像度切換手段の解
像度切換動作が正常に動作したか否かを判断し、前記解
像度切換手段の動作異常を自己診断する自己診断ステッ
プとを有することを特徴とする。
【0048】ここで、前記測定ステップは前記搬送手段
により前記記録媒体が所定の位置まで給紙、搬送される
給紙時間を解像度切換後に所定枚数分だけ計測し、前記
比較ステップは前記測定ステップで計測した前記所定枚
数の各給紙時間と切換後の解像度に対応する規定の給紙
時間とを比較するとすることができる。
【0049】さらに、前記比較ステップは、前記測定ス
テップで計測した各前記給紙時間が所定の許容値の範囲
内にあるか否かを判定し、前記自己診断ステップは、前
記比較ステップの否定判定の回数が所定回数に達した場
合に、解像度切換動作が故障と診断し、前記比較ステッ
プの肯定判定の回数が所定回数に達した場合に、解像度
切換動作が正常と診断するとすることができる。
【0050】さらにまた、前記測定ステップは解像度切
換後に前記搬送手段により搬送されてきた前記記録媒体
の長さに対応する所定位置での該記録媒体の通過時間を
所定枚数分だけ測定し、前記比較ステップは前記測定ス
テップで測定した前記所定枚数の各通過時間と切換後の
解像度および記録媒体のサイズに対応する規定の通過時
間とを比較するとすることができる。
【0051】さらにまた、前記比較ステップは、前記測
定ステップで計測した各前通過時間が所定の許容値の範
囲内にあるか否かを判定し、前記自己診断ステップは、
前記比較手段の否定判定の回数が所定回数に達した場合
に解像度切換動作が故障と診断し、前記比較手段の肯定
判定の回数が所定回数に達した場合に解像度切換動作が
正常と診断するとすることができる。
【0052】さらにまた、前記自己診断ステップでの診
断結果に応じて副走査方向の解像度切換動作の故障を報
知する報知ステップを有するとすることができる。
【0053】さらにまた、前記報知ステップは前記自己
診断ステップでの診断結果に応じて副走査方向の解像度
切換動作が正常である旨の報知も行うとすることができ
る。
【0054】請求項30の発明は、コンピュータによっ
て画像形成装置の自己診断制御を行うための自己診断制
御プログラムを記憶した記憶媒体であって、該自己診断
制御プログラムはコンピュータに、解像度切換信号が供
給されると、画像記録手段の駆動モータの回転速度と搬
送手段の搬送モータの回転速度とを該解像度切換信号で
指示された解像度に対応した回転速度に切換させ、画像
記録開始信号が供給されると、前記搬送手段により記録
媒体を前記画像記録手段へ搬送させ、解像度切換後の前
記画像記録手段の駆動モータの回転速度を測定させ、測
定された回転速度の測定値と前記指示された解像度を実
現する回転速度の規定値とを比較させ、該比較結果に基
づいて解像度切換動作が正常に動作したか否かを判断さ
せ、該診断結果に応じて副走査方向の解像度切換動作の
故障を報知させることを特徴とする。
【0055】請求項31の発明は、コンピュータによっ
て画像形成装置の自己診断制御を行うための自己診断制
御プログラムを記憶した記憶媒体であって、該自己診断
制御プログラムはコンピュータに、解像度切換信号が供
給されると、記録媒体の搬送速度を該解像度切換信号で
指示された解像度に対応した搬送速度に切換させ、画像
記録開始信号が供給されると、記録媒体を画像記録手段
へ搬送させ、解像度切換後の前記記録媒体の搬送速度を
測定させ、測定された搬送速度の測定値と前記指示され
た解像度を実現する搬送速度の規定値とを比較させ、該
比較結果に基づいて解像度切換動作が正常に動作したか
否かを判断させ、該診断結果に応じて副走査方向の解像
度切換動作の故障を報知させることを特徴とする。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0057】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態を最も良く表す解像度切換動作の異常判断処理
の流れを示すフローチャートである。図1の制御フロー
の内容は制御プログラムの形態で後述の図7に示すプリ
ンタコントローラ701の内部メモリ(ROM)に予め
格納される。プリンタコントローラは解像度切換指示を
受けた後の一定時間を解像度切換動作の異常判断シーケ
ンス期間と設定し、図1のような制御フローを実行す
る。この制御フローは画像形成装置の制御タスクとして
位置づけられ、本判断シーケンス期間中は所定時間毎に
このタスクを実行する。なお、本発明の実施形態の画像
形成装置のハードウエアの構成は前述の図2、図3およ
び図4に示す構成とほぼ同様なので、その詳細な説明は
省略する。
【0058】まず、ステップ101において解像度切り
替えの指示が操作パネル上の操作キー(図示しない)ま
たは外部のホスト装置等からあったか否かをチェック
し、その指示が無かった場合には本異常判断処理を実行
せずに終了する。
【0059】解像度切り替え指示があった場合は、ステ
ップ102に進んで、感光ドラムを駆動する駆動モータ
がレディ状態であるか否かを前述のモータレディ信号
(図4の414を参照)を基にチェックし、レディ状態
であれば駆動モータは正常に回転中と判断して本異常判
断処理を抜ける。
【0060】一方、駆動モータがレディ状態でない場合
は次のステップ103において駆動モータが駆動されて
いるか否かを判断し、駆動モータが駆動(ON)されて
いれば、ステップ108に飛んで、再び駆動モータがレ
ディ状態であるか否かの判断を実行する。
【0061】駆動モータが駆動されていない場合は、ま
ずステップ104において解像度情報を基にSPEED
値を設定する。このSPEED値は正常時において駆動
モータの起動からモータレディ信号が出力するまでの起
動時間に相当する値である。解像度によって、すなわち
駆動モータの設定回転数によって駆動モータの起動から
所定回転数に至るまでの起動時間が決まるので、SPE
ED値は解像度情報に応じたモータ起動時間を認識する
ために用いられる規定値である。
【0062】次に、ステップ105においてタイマ値を
設定する。このタイマ値は駆動モータが故障であると判
断する時間である。このタイマ値の設定は、モータ起動
からタイマで設定した時間が経過(タイムアウト)して
もモータレディとならない場合に、駆動モータは故障で
あると判断するために行われる。続いて、ステップ10
6で駆動モータを起動し、次のステップ107において
ステップ105で設定したタイマをスタート(計時開
始)させ、ステップ108で再び駆動モータがレディ状
態であるか否かの判断を実行する。
【0063】もし、駆動モータが解像度に対応の所定回
転数に達していなければ、モータレディ信号は出力され
ないので、ステップ108は否定判定となる。この場合
はステップ109に進んで上記タイマのタイムアウトを
チェックし、タイムアウトの場合はステップ110で駆
動モータが故障である旨を示すモータ故障ステータスを
セットし、ステップ113に移行して駆動モータを停止
する。
【0064】一方、ステップ109でタイムアウトでな
い場合は、本異常判断処理を抜け、その後に再びステッ
プ101に入る。従って、この場合は、101、10
2、103、108、109のステップを、ステップ1
08または109が肯定判定となるまで繰り返すことに
なる。
【0065】ステップ108においてモータレディ状態
となった場合は、次のステップ111でこの時点でのタ
イマ値をtとして記憶し、ステップ112で駆動モータ
が正常である旨を示す正常ステータスをセットし、ステ
ップ113で駆動モータを停止する。
【0066】ステップ113で駆動モータを停止した
後、次のステップ114において先に予め設定した所望
の値であるSPEED値とタイマの値であるt値とを比
較し、両者が一致すればステップ113でセットした正
常ステータスのまま本異常判断処理を終了する。SPE
ED値とタイマの値であるt値とが一致しなければ、ス
テップ115でステータスを異常、つまり解像度切換が
正常に行われていないことを示す異常ステータスをセッ
トし、本処理を終了する。
【0067】本処理を終了すると、制御は一旦メインル
ーチン(図示しない)に戻り、コントローラは上記のモ
ータ故障ステータスに基づいて駆動モータが故障した旨
を、また上記の異常ステータスに基づいてユーザに解像
度切換の動作異常が発生した旨を、ディスプレイによる
メッセージ表示または音声、あるいは警告ランプ等で直
ちに報知する。
【0068】図5は駆動モータの回転数が異なる場合
に、駆動モータの起動から所定回転数に達するまでのシ
ーケンスの例を示すグラフである。
【0069】図5の(A)のグラフは、駆動モータの回
転数がN1回転数に設定された時に、モータ起動からN
1回転数に到達する間での起動時間がt1となることを
示す。一方、図5の(B)のグラフは、図5の(A)の
場合の回転数の1/2の回転数N2に駆動モータの回転
数を設定した時に、モータ起動からN2回転数に到達す
る間での起動時間がt2となることを示す。図5から、
モータ駆動開始からt2までの時間は、モータ駆動開始
からt1までの時間のほぼ1/2であることが分かる。
【0070】図5の(A)、(B)に示すように、駆動
モータの加速度は同じであるので、駆動モータの回転数
が変われば駆動モータの起動時間も変化する。即ち、前
述のように副走査方向の解像度を変えることは、画像周
波数およびスキャナ回転数が固定であれば、駆動モータ
の回転数を変えることを意味するから、これにより駆動
モータの起動時間が変わる結果となる。
【0071】従って、図1のフローチャートで示したよ
うに駆動モータの起動時間を計測することによって、解
像度切換制御が正常に実行されたか否かを判断すること
ができる。
【0072】本実施形態では、上述のように解像度切換
動作が正常に行われたか否かの判断を、感光ドラムを駆
動する駆動モータの起動時間を計測することによって行
うとともに、解像度切換の動作異常判断期間を設けるこ
とによって通常のモータ故障(モータレディ信号が所定
時間内に出力されない)と区別して行い、解像度切換の
動作異常が発生した時には、直ちにその旨をユーザに報
知するようにしているので、ユーザはモータの異常と区
別して、副走査方向の解像度切換動作の故障を適確にか
つ迅速に認知できる。
【0073】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態では、解像度切換のために記録紙の搬送速度(以下、
用紙搬送速度という)を切換た際に、その給紙時間を計
測することで、用紙搬送速度が正しく切り換わっている
か否かを判断し、この判断に基づいて解像度切換動作が
正常に行われたか否かの自己診断を行う。
【0074】図6は本発明の第2の実施形態における画
像形成装置の機構部の概略構造を示す。以下、記録プロ
セスに沿って説明する。
【0075】図6に示すレーザビームプリンタはホスト
装置からの画像信号と制御信号に基づいて記録モードを
開始する。記録指示を与えられたプリンタコントローラ
(図7の701)は、用紙の有無を検出する紙有無セン
サ601の出力により、用紙を積載しておくための紙カ
セット603内の用紙の存在を確認した後、給紙ローラ
605を回転させることによって用紙を搬送ローラ60
7へ給紙させる。
【0076】給紙ローラ605によって給紙された用紙
は、搬送ローラ607および搬送ローラ609によりT
OPセンサ611へと搬送される。TOPセンサ611
は用紙先端を検出し、プリンタコントローラに対して画
像出力のための垂直同期信号である/TOP信号を出力
する。プリンタコントローラは、ここで一旦用紙の搬送
を停止し、所望の画像を形成するための動作の準備を行
い、TOPセンサ611の/TOP信号で用紙が正常に
給紙され、搬送されたことを確認する。
【0077】その後、画像情報に基づいてレーザビーム
が生成される。画像情報は半導体レーザ613によりレ
ーザビームに変換され、このレーザビームは集光レンズ
系(図示しない)によってそのビーム形状が絞られ、回
転するポリゴンミラー(回転多面体)615に照射され
る。ポリゴンミラー615によって反射されたビーム6
17は結像レンズ系(図示しない)を通り、反射ミラー
619により折り返されて、回転中の感光ドラム621
面上に一定速度で走査される。
【0078】感光ドラム621は帯電ローラ623によ
り一様に帯電させられ照射光像に対応した潜像を形成す
る。現像ローラ625により感光ドラム621上の静電
潜像はトナーを付着されて可視像化し、転写ローラ62
7によりそのトナー画像は搬送されてきた用紙上に転写
される。
【0079】用紙に転写されたトナー画像は定着器の定
着ローラ629の熱と圧力により用紙に定着する。その
後、用紙は用紙の排出を確認するための排紙センサ63
1を通り、排紙ローラ633により機外に排紙される。
【0080】図7は本実施形態におけるレーザビームプ
リンタの制御系の構成を示す。ここで、701はプリン
タコントローラであり、ホストコンピュータ(ホスト装
置のコントローラ)から画像コードデータを受付けて、
この画像コードデータを文字、写真等の画像記録(印字
ともいう)のためのビット情報に展開するとともに、プ
リンタエンジンを信号およびシリアル通信を介して制御
する。703はエンジン制御部であり、プリンタコント
ローラ701からの指示に基づきプリンタエンジン内部
の各機構部を制御する。
【0081】エンジン制御部703から制御を受ける主
なものとしては、用紙搬送制御部705、高圧出力制御
部707、光学系制御部709および定着器制御部71
1がある。用紙搬送制御部705はエンジン制御部70
3の指示に基づき図6の搬送ローラ607、609を駆
動する搬送モータ(図示しない)の駆動/速度切換など
の制御を行う。高圧出力制御部707はエンジン制御部
703の指示に基づき帯電、現像、転写の各高圧出力を
制御する。光学系制御部709はエンジン制御部703
の指示に基づきスキャナ(ポリゴンミラー)、半導体レ
ーザおよびBD(ビームディテクター)などの光学系の
制御を実行する。定着器制御部711はエンジン制御部
703の指示に基づき定着器の温度制御を行う。また、
713は図6の搬送路内の各紙有無センサ611、63
1の情報をエンジン制御部703に入力するセンサ入力
部である。
【0082】エンジン制御部703は、用紙搬送制御部
705から供給される検出情報とセンサ入力部から供給
される検出情報とに基づいて以下に説明する本発明に係
る自己診断機能を実行する。図8はその自己診断の制御
手順をフローチャートで示したものである。
【0083】操作パネル(図示しない)あるいはホスト
コンピュータ等から解像度の切換要求があった場合は、
解像度の切換を要求するコマンドがプリンタコントロー
ラ701からエンジン制御部703へ出力される。エン
ジン制御部703は、このコマンドを受けとると(ステ
ップ801)、解像度の切換を示すための解像度切換フ
ラグをONにセットし(ステップ802)、解像度切換
処理を行った後(ステップ803)、プリント要求に応
じて(ステップ804)、電子写真プロセスの立ち上げ
処理を行い(ステップ805)、給紙を開始し(ステッ
プ806)、解像度切換フラグがONにセットされてい
ると確認したら(ステップ807)、その後の画像記録
(印字)における給紙開始から紙有無センサへの用紙到
達までの時間(以下、給紙時間という)を測定するモー
ドに入る。
【0084】この測定モードでは、タイマにより給紙時
間の測定を開始し(ステップ808)、紙有無センサが
紙有りを検知したら(ステップ809)、給紙時間測定
を停止し(ステップ810)、解像度切換フラグをOF
Fにリセットする(ステップ811)。
【0085】このようにして給紙時間の測定が終了した
ら、給紙時間測定終了フラグをONにセットし(ステッ
プ812)、図9に示す別の処理ルーチンによってその
測定時間が現在の指定解像度における搬送速度に見合っ
た範囲の値であるか否かを判断する。
【0086】次に、図9のフローチャートを説明する。
まず、エンジン制御部703は、給紙時間測定終了フラ
グがONに変わったら(ステップ901)、上記の給紙
時間測定モードで測定された測定時間Tmを読取り(ス
テップ902)、このその測定時間Tmが現在の指定解
像度における搬送速度に見合った範囲の値(即ち、給紙
時間の許容値の上限と下限)T0とT1間に有るか否か
を判断する(ステップ903)。ここでは特に図示して
いないが、搬送速度が切り替わった場合には本フローチ
ャート上のT0、T1の値は当然ながら搬送速度に応じ
た値に置き変ることは言うまでもない。
【0087】判定の結果、Tmが所定の範囲T0、T1
間に入っていない場合は、エラー検出のためのエラーカ
ウンタを+1インクリメントし(ステップ904)、後
述の正常カウンタをクリアした後(ステップ905)、
エラーカウンタのエラーの総数(カウント値)が予め決
めたN(2以上の整数)に達したならば(ステップ90
6)、搬送速度切換異常と判断し、プリンタコントロー
ラ701へ搬送速度切換異常を異常ステータスを用いて
通知し(ステップ907)、本ルーチンを終了する。プ
リンタコントローラ701はこの異常ステータスに基づ
いてユーザに解像度切換の動作異常が発生した旨を、デ
ィスプレイによるメッセージ表示または音声、あるいは
警告ランプ等で直ちに報知する。
【0088】解像度切換動作の異常の報知の方法として
は、次のようなものでもよい。エンジン制御部703内
でエラー状態になり、プリンタコントローラ701から
のプリント要求を受け付けないモードに入る場合でも、
あるいはまたエンジン制御部703内でプリンタコント
ローラ701に警告を発しプリント自体は継続できる状
態にする場合のどちらでも本実施形態の効果は損なわれ
ない。また、上記エラーカウンタによる異常検知の代わ
りに、例えば給紙時間の測定値を統計的に処理すること
で異常を検知することも可能である。
【0089】一方、搬送速度が正常であるが否かの判断
も正常測定回数をカウントする正常カウンタを設け、そ
の正常カウンタのカウント値がNに達したならば、その
解像度での搬送速度が正常であると判断する。即ち、ス
テップ903の判定の結果、Tmが所定の範囲T0とT
1間に入っている場合は、エラーカウンタをクリアした
後(ステップ908)、正常カウンタを+1インクリメ
ントし(ステップ909)、正常カウンタのカウント値
が所定値Nに達したならば(ステップ910)、搬送速
度の切換は正常と判断して、解像度切換フラグをOFF
にリセットする(ステップ911)。続いて、給紙時間
測定終了フラグをOFFにリセットした後(ステップ9
12)、本ルーチンを終了する。
【0090】なお、図8の処理ルーチンにおいて、前述
のステップ812の処理の後は従来の処理手順とほぼ同
様である。即ち、エンジン制御部703はセンサ入力部
713から入力した/TOP信号をプリンタコントロー
ラ701へ出力し(ステップ813)、その後に画像記
録が終了(印字終了)となって(ステップ814)、さ
らにプリント要求が存在しなければ(ステップ81
5)、電子写真プロセスの立ち下げ処理を実行し(ステ
ップ816)、用紙の排紙が終了したならば(ステップ
817)、再び最初の判断ステップ801へ戻る。
【0091】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態では、解像度切換のために用紙搬送速度を切換た際
に、図6のTOPセンサ611を用いて用紙の搬送方向
の長さに相当する搬送時間を測定することにより、搬送
速度が正しく切替わっているか否かの自己診断を遂行す
る。
【0092】即ち、解像度切換要求があった場合には、
上述した本発明の第2の実施形態の図8の動作と同様
に、解像度切換フラグをセットし、その後、給紙された
用紙がTOPセンサ611に到達してからTOPセンサ
611を抜け出るまでの時間を計測する。この時間計測
は、図8のステップ808の直前に、用紙の先端がTO
Pセンサ611に到達したか(すなわち、TOPセンサ
の出力がONか)否かの判断ステップを挿入し、図8の
ステップ809を用紙の後端がTOPセンサ611を抜
け出たか(すなわち、TOPセンサの出力がOFFか)
否かの判断ステップに置き換えれば実現できる。
【0093】この計測が終了したら搬送時間計測終了フ
ラグをセットし、本発明の第2の実施形態の図9の動作
と同様に、測定時間が現在の指定解像度における搬送速
度に見合った範囲の値であるか否かを判断する。
【0094】その後の処理において、本発明の第2の実
施形態と同様に、搬送速度切換異常の判断および搬送速
度切換正常の判断を行うことで、本発明の第2の実施形
態と同様の効果を得ることができる。
【0095】(他の実施形態)本発明の画像形成装置と
して、上記の実施形態では、レーザビームプリンタを例
示したが、本発明はこれに限らず、LEDプリンタ等の
他の電子写真式画像形成装置は勿論のこと、搬送されて
くる記憶媒体に画像を記録する、例えばインクジェット
記録装置等の他の記録機構/装置、およびそれら記録機
構/装置を包含する複写機、ファクシミリ、パーソナル
コンピュータ等の装置またはシステムに適用できる。
【0096】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用して
も良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラム
を供給することによって達成する場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。この場合、本発明を達成するため
のソフトウエアによって表されるプログラムを格納した
記憶媒体を該システム或は装置に読み出すことによっ
て、そのシステム或は装置が、本発明の効果を享受する
ことが可能となる。
【0097】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、画像形成装置の駆動モータの回転数を変えることに
よって実現する副走査方向の解像度切換制御において、
その解像度切換に応じて、駆動モータの回転数、または
記録媒体の搬送速度を検知し、検知した値が解像度切換
後の所定の回転数か、または所定の搬送速度の範囲内か
否かを判定し、その判定結果により解像度切換手段の動
作異常を判断し、搬送速度の切換動作が異常の場合は、
副走査方向の解像度切換の動作故障をユーザに報知可能
にしたので、ユーザビリティの向上と装置の信頼性の向
上が得られる。
【0098】また、本発明によれば感光体駆動モータの
異常と、用紙搬送モータの異常とを区別できるという利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を最も良く表す解像度
切換動作の異常判断処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図2】記録媒体の搬送速度を切換て副走査方向の解像
度を切換るタイプの一般的な画像形成装置の内部構成例
を示す概略縦断面図である。
【図3】図2の画像記録ユニットにおける感光ドラム面
のレーザ走査制御について説明する斜視図である。
【図4】一般的な画像形成装置の駆動モータの駆動制御
回路の構成例を示すブロック図である。
【図5】駆動モータの回転数が異なる場合に、駆動モー
タの起動から所定回転数に達するまでのシーケンスの例
を示すグラフである。
【図6】本発明の第2の実施形態における画像形成装置
の機構部の概略構造を示す概略断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるレーザビーム
プリンタの制御系の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における自己診断の制
御手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態において、別の処理ル
ーチンによってその測定時間が現在の指定解像度におけ
る搬送速度に見合った範囲の値であるか否かを判断する
フローチャートである。
【符号の説明】
203 紙有無センサ 204 給紙ローラ 205 給紙パス 206 搬送パス 207 TOPセンサ 208 画像記録ユニット 309 受光素子 311 感光ドラム 404 制御部 405 出力増幅器 406 駆動モータ(搬送モータ) 404 制御部 410 速度制御部 411 発振器 412 分周器 601 紙有無センサ 603 カセット 605 給紙ローラ 607、609 搬送ローラ 611 TOP センサ 621 感光ドラム 623 帯電器 625 現像器 627 転写器 629 定着ローラ 631 排紙センサ 701 プリンタコントローラ 703 エンジン制御部 705 用紙搬送制御部 707 高圧出力制御部 709 光学系制御部 711 定着器制御部 713 センサ入力部

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されてくる記録媒体に対して画像を
    形成し記録する画像記録手段と、 該画像記録手段へ前記記録媒体を搬送する搬送手段と、 解像度切換指示に応じて前記画像記録手段の駆動モータ
    の回転速度と前記搬送手段の搬送モータの回転速度とを
    指示された解像度に対応した回転速度に切換ることで該
    記録媒体の搬送方向と同じ副走査方向の解像度を切換る
    解像度切換手段と、 前記解像度切換指示に応じて前記画像記録手段の駆動モ
    ータの回転速度を測定する測定手段と、 該測定手段の測定値と前記指示された解像度を実現する
    回転速度の規定値とを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に基づいて前記解像度切換手段の
    解像度切換動作が正常に動作したか否かを判断し、前記
    解像度切換手段の動作異常を自己診断する自己診断手段
    とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記測定手段は、前記駆動モータの回転
    速度の測定の代わりに、該駆動モータの起動から設定速
    度到達までの時間を計時し、 前記比較手段は、該測定手段で計時した時間と前記指示
    された解像度に対応する規定時間とを比較することを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記自己診断手段は、前記駆動モータが
    所定時間までに設定速度に到達しない場合は該駆動モー
    タの故障であると判断することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像記録手段は電子写真方式で画像
    を形成する感光ドラムを有し、前記駆動モータは該感光
    ドラムを回転するモータであることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記測定手段は前記搬送手段の搬送モー
    タの回転速度を測定することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記測定手段は、前記搬送モータの回転
    速度の測定の代わりに、該搬送モータの起動から設定速
    度到達までの時間を計時し、 前記比較手段は、該測定手段で計時した時間と前記指示
    された解像度に対応した規定時間とを比較することを特
    徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記自己診断手段は、前記搬送モータが
    所定時間までに設定速度に到達しない場合は該搬送モー
    タの故障であると判断することを特徴とする請求項5ま
    たは6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記自己診断手段の診断結果に応じて副
    走査方向の解像度切換動作の故障を使用者に対して報知
    する報知手段を有することを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 搬送されてくる記録媒体に対して画像を
    形成し記録する画像記録手段と、 該画像記録手段へ記録媒体を搬送する搬送手段と、 解像度切換指示に応じて前記記録媒体の搬送速度を指示
    された解像度に対応した搬送速度に切換ることで該記録
    媒体の搬送方向と同じ副走査方向の解像度を切換る解像
    度切換手段と、 前記解像度切換指示に応じて前記記録媒体の搬送速度を
    測定する測定手段と、 該測定手段の測定値と前記指示された解像度を実現する
    搬送速度の規定値とを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に基づいて前記解像度切換手段の
    解像度切換動作が正常に動作したか否かを判断し、前記
    解像度切換手段の動作異常を自己診断する自己診断手段
    とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記測定手段は前記搬送手段により前
    記記録媒体が所定の位置まで給紙、搬送される給紙時間
    を解像度切換後に所定枚数分だけ計測し、 前記比較手段は前記測定手段が計測した前記所定枚数の
    各給紙時間と切換後の解像度に対応する規定の給紙時間
    とを比較することを特徴とする請求項9に記載の画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記比較手段は、前記測定手段が計測
    した各前記給紙時間が所定の許容値の範囲内にあるか否
    かを判定し、 前記自己診断手段は、前記比較手段の否定判定の回数が
    所定回数に達した場合に、解像度切換動作が故障と診断
    し、前記比較手段の肯定判定の回数が所定回数に達した
    場合に、解像度切換動作が正常と診断することを特徴と
    する請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記測定手段は解像度切換後に前記搬
    送手段により搬送されてきた前記記録媒体の長さに対応
    する所定位置での該記録媒体の通過時間を所定枚数分だ
    け測定し、 前記比較手段は前記測定手段が測定した前記所定枚数の
    各通過時間と切換後の解像度および記録媒体のサイズに
    対応する規定の通過時間とを比較することを特徴とする
    請求項9に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記比較手段は、前記測定手段が計測
    した各前通過時間が所定の許容値の範囲内にあるか否か
    を判定し、 前記自己診断手段は、前記比較手段の否定判定の回数が
    所定回数に達した場合に解像度切換動作が故障と診断
    し、前記比較手段の肯定判定の回数が所定回数に達した
    場合に解像度切換動作が正常と診断することを特徴とす
    る請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記自己診断手段の診断結果に応じて
    副走査方向の解像度切換動作の故障を報知する報知手段
    を有することを特徴とする請求項9ないし13のいずれ
    か1つに記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記報知手段は前記自己診断手段の診
    断結果に応じて副走査方向の解像度切換動作が正常であ
    る旨の報知も行うことを特徴とする請求項14に記載の
    画像形成装置。
  16. 【請求項16】 搬送手段により搬送されてくる記録媒
    体に対して画像記録手段で画像を形成し記録し、解像度
    切換指示に応じて前記画像記録手段の駆動モータの回転
    速度と前記搬送手段の搬送モータの回転速度とを指示さ
    れた解像度に対応した回転速度に切換ることで該記録媒
    体の搬送方向と同じ副走査方向の解像度を切換る解像度
    切換手段を有する画像形成装置の自己診断方法であっ
    て、 前記解像度切換指示に応じて前記画像記録手段の駆動モ
    ータの回転速度を測定する測定ステップと、 該測定ステップで得られた測定値と前記指示された解像
    度を実現する回転速度の規定値とを比較する比較ステッ
    プと、 該比較ステップでの比較結果に基づいて前記解像度切換
    手段の解像度切換動作が正常に動作したか否かを判断
    し、前記解像度切換手段の動作異常を自己診断する自己
    診断ステップとを有することを特徴とする画像形成装置
    の自己診断方法。
  17. 【請求項17】 前記測定ステップは、前記駆動モータ
    の回転速度の測定の代わりに、該駆動モータの起動から
    設定速度到達までの時間を計時し、 前記比較ステップは、該測定ステップで計時した時間と
    前記指示された解像度に対応する規定時間とを比較する
    ことを特徴とする請求項16に記載の自己診断方法。
  18. 【請求項18】 前記自己診断ステップは、前記駆動モ
    ータが所定時間までに設定速度に到達しない場合は該駆
    動モータの故障であると判断することを特徴とする請求
    項16または17に記載の自己診断方法。
  19. 【請求項19】 前記測定ステップは前記搬送手段の搬
    送モータの回転速度を測定することを特徴とする請求項
    16に記載の自己診断方法。
  20. 【請求項20】 前記測定ステップは、前記搬送モータ
    の回転速度の測定の代わりに、該搬送モータの起動から
    設定速度到達までの時間を計時し、 前記比較ステップは、該測定ステップで計時した時間と
    前記指示された解像度に対応した規定時間とを比較する
    ことを特徴とする請求項19に記載の自己診断方法。
  21. 【請求項21】 前記自己診断ステップは、前記搬送モ
    ータが所定時間までに設定速度に到達しない場合は該搬
    送モータの故障であると判断することを特徴とする請求
    項19または20に記載の自己診断方法。
  22. 【請求項22】 前記自己診断ステップでの診断結果に
    応じて副走査方向の解像度切換動作の故障を使用者に対
    して報知する報知ステップを有することを特徴とする請
    求項16ないし21のいずれか1つに記載の自己診断方
    法。
  23. 【請求項23】 搬送手段により搬送されてくる記録媒
    体に対して画像記録手段で画像を形成し記録し、解像度
    切換指示に応じて前記記録媒体の搬送速度を指示された
    解像度に対応した搬送速度に切換ることで該記録媒体の
    搬送方向と同じ副走査方向の解像度を切換る解像度切換
    手段を有する画像形成装置の自己診断方法であって、 前記解像度切換指示に応じて前記記録媒体の搬送速度を
    測定する測定ステップと、 該測定ステップで得られた測定値と前記指示された解像
    度を実現する搬送速度の規定値とを比較する比較ステッ
    プと、 該比較ステップの比較結果に基づいて前記解像度切換手
    段の解像度切換動作が正常に動作したか否かを判断し、
    前記解像度切換手段の動作異常を自己診断する自己診断
    ステップとを有することを特徴とする画像形成装置の自
    己診断方法。
  24. 【請求項24】 前記測定ステップは前記搬送手段によ
    り前記記録媒体が所定の位置まで給紙、搬送される給紙
    時間を解像度切換後に所定枚数分だけ計測し、 前記比較ステップは前記測定ステップで計測した前記所
    定枚数の各給紙時間と切換後の解像度に対応する規定の
    給紙時間とを比較することを特徴とする請求項23に記
    載の自己診断方法。
  25. 【請求項25】 前記比較ステップは、前記測定ステッ
    プで計測した各前記給紙時間が所定の許容値の範囲内に
    あるか否かを判定し、 前記自己診断ステップは、前記比較ステップの否定判定
    の回数が所定回数に達した場合に、解像度切換動作が故
    障と診断し、前記比較ステップの肯定判定の回数が所定
    回数に達した場合に、解像度切換動作が正常と診断する
    ことを特徴とする請求項24に記載の自己診断方法。
  26. 【請求項26】 前記測定ステップは解像度切換後に前
    記搬送手段により搬送されてきた前記記録媒体の長さに
    対応する所定位置での該記録媒体の通過時間を所定枚数
    分だけ測定し、 前記比較ステップは前記測定ステップで測定した前記所
    定枚数の各通過時間と切換後の解像度および記録媒体の
    サイズに対応する規定の通過時間とを比較することを特
    徴とする請求項23に記載の自己診断方法。
  27. 【請求項27】 前記比較ステップは、前記測定ステッ
    プで計測した各前通過時間が所定の許容値の範囲内にあ
    るか否かを判定し、 前記自己診断ステップは、前記比較手段の否定判定の回
    数が所定回数に達した場合に解像度切換動作が故障と診
    断し、前記比較手段の肯定判定の回数が所定回数に達し
    た場合に解像度切換動作が正常と診断することを特徴と
    する請求項26に記載の自己診断方法。
  28. 【請求項28】 前記自己診断ステップでの診断結果に
    応じて副走査方向の解像度切換動作の故障を報知する報
    知ステップを有することを特徴とする請求項23ないし
    27のいずれか1つに記載の自己診断方法。
  29. 【請求項29】 前記報知ステップは前記自己診断ステ
    ップでの診断結果に応じて副走査方向の解像度切換動作
    が正常である旨の報知も行うことを特徴とする請求項2
    8に記載の自己診断方法。
  30. 【請求項30】 コンピュータによって画像形成装置の
    自己診断制御を行うための自己診断制御プログラムを記
    憶した記憶媒体であって、該自己診断制御プログラムは
    コンピュータに、 解像度切換信号が供給されると、画像記録手段の駆動モ
    ータの回転速度と搬送手段の搬送モータの回転速度とを
    該解像度切換信号で指示された解像度に対応した回転速
    度に切換させ、 画像記録開始信号が供給されると、前記搬送手段により
    記録媒体を前記画像記録手段へ搬送させ、 解像度切換後の前記画像記録手段の駆動モータの回転速
    度を測定させ、 測定された回転速度の測定値と前記指示された解像度を
    実現する回転速度の規定値とを比較させ、 該比較結果に基づいて解像度切換動作が正常に動作した
    か否かを判断させ、 該診断結果に応じて副走査方向の解像度切換動作の故障
    を報知させることを特徴とする画像形成装置の自己診断
    制御プログラムを記憶した記憶媒体。
  31. 【請求項31】 コンピュータによって画像形成装置の
    自己診断制御を行うための自己診断制御プログラムを記
    憶した記憶媒体であって、該自己診断制御プログラムは
    コンピュータに、 解像度切換信号が供給されると、記録媒体の搬送速度を
    該解像度切換信号で指示された解像度に対応した搬送速
    度に切換させ、 画像記録開始信号が供給されると、記録媒体を画像記録
    手段へ搬送させ、 解像度切換後の前記記録媒体の搬送速度を測定させ、 測定された搬送速度の測定値と前記指示された解像度を
    実現する搬送速度の規定値とを比較させ、 該比較結果に基づいて解像度切換動作が正常に動作した
    か否かを判断させ、 該診断結果に応じて副走査方向の解像度切換動作の故障
    を報知させることを特徴とする画像形成装置の自己診断
    制御プログラムを記憶した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020109443A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び異常検知方法

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