JP2001305470A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JP2001305470A
JP2001305470A JP2000125639A JP2000125639A JP2001305470A JP 2001305470 A JP2001305470 A JP 2001305470A JP 2000125639 A JP2000125639 A JP 2000125639A JP 2000125639 A JP2000125639 A JP 2000125639A JP 2001305470 A JP2001305470 A JP 2001305470A
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Japan
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predetermined time
image forming
timer
polygon mirror
forming apparatus
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JP2000125639A
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Tomoya Motoyoshi
知也 本吉
Kimio Kudo
公生 工藤
Eiji Anzai
英治 安齊
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な構成により、自動的に確認操作
を行い、無駄な部品の交換等を極力減少させることがで
きる画像形成装置を提供することにある。 【解決手段】 (1)回転多面鏡を備えた画像形成装置
において、回転多面鏡の回転数が所定時間内に正規の回
転数に到達していないことを判断手段が判断した場合、
その駆動を停止させ、所定時間経過後、再起動させるよ
うに構成した事を特徴とする画像形成装置。(2)回転
多面鏡を備えた画像形成装置において、回転多面鏡の回
転数が所定時間内に正規の回転数に到達していないこと
を判断手段が判断した場合、その駆動を停止させ、所定
時間経過後、起動、停止を周期的に行わせるように構成
した事を特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は複写機、プリン
タ、ファクシミリのような画像形成装置および画像形成
方法に関し、特に、回転多面鏡を用いて像担時体上に書
込を行う構成の画像形成装置および画像形成方法に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】画像データ(デジタル情報)に基づいて
レーザ光等の発光光を回転多面鏡(ポリゴンミラー)を
介して感光体上に導き、当該感光体上に静電潜像を形成
するとともに、当該静電潜像をトナー粉末により顕像化
せしめ、しかる後、紙等の転写材(以下、用紙という)
上にトナー像を転写し、加熱ローラ型定着装置により、
前記トナー像を用紙に定着して最終的な複写物を得るよ
うに構成した画像形成装置および画像形成方法はよく知
られている。
【0003】前述のような構成からなる画像形成装置に
おいて、使用される回転多面鏡は4万回転/分の如く高
速回転を強いられている。
【0004】一方、上述のような画像形成装置におい
て、画像形成処理の開始は、高画質の維持という観点か
ら、回転多面鏡が一定の回転数を確保するようになって
から行うように構成してあるのが一般的である。
【0005】例えば、画像形成処理に先立って10秒程
度の所定時間を予備回転にあてるとともに、当該所定時
間内に、その回転数が設定値に達したか否かをコンピュ
ータ制御の中で判断し、設定値に達した場合は画像形成
処理を開始し、未達の場合は回転多面鏡を回転駆動する
駆動系の異常として判断し、回転多面鏡を駆動するモー
タへの通電を即、停止させ、交換修理等を含む対応をと
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な構成であると、出荷前であれば問題ないが、オフィ
スに設置後の場合には、顧客に多大な迷惑をかけること
になる。
【0007】本願発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、極めて簡単な構成により、自動的に確
認操作を行い、無駄な部品の交換等を極力減少させるこ
とができる画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明の目的は下記の
構成により達成することができる。
【0009】(1)回転多面鏡を備えた画像形成装置に
おいて、回転多面鏡の回転数が所定時間内に正規の回転
数に到達していないことを判断手段が判断した場合、そ
の駆動を停止させ、所定時間経過後、再起動させるよう
に構成した事を特徴とする画像形成装置。
【0010】(2)回転多面鏡を備えた画像形成装置に
おいて、回転多面鏡の回転数が所定時間内に正規の回転
数に到達していないことを判断手段が判断した場合、そ
の駆動を停止させ、所定時間経過後、起動、停止を周期
的に行わせるように構成した事を特徴とする画像形成装
置。
【0011】(3)回転多面鏡を駆動するための駆動手
段と、前記駆動手段の起動および停止を行う駆動制御手
段と、前記回転多面鏡の回転数を検知する検知手段と、
前記検知手段からの回転数を設定値と比較判断する判断
手段と、前記駆動手段が最初の起動をかけられたときか
ら第1の所定時間を計測する第1タイマと、前記所定時
間中に、前記回転多面鏡の回転数が設定値に達していな
いと前記判断手段が判断した場合に動作される、第2タ
イマで計測される第2の所定時間経過後に、前記駆動手
段に対して起動および停止を一定周期で繰り返すための
第1の周期を計測する第3タイマと、前記周期が繰り返
される第4の所定時間を計測する第4タイマと、前記第
4の所定時間経過後、第2の周期で前記駆動手段を起
動、停止させる第5の所定時間を計測する第5タイマ
と、前記第5の所定時間経過後、前記駆動手段を起動状
態におく第6の所定時間を計測する第6タイマとを有
し、かつ、前記第6の所定時間内に前記回転多面鏡の回
転数が設定値に達しない場合、前記駆動手段を停止せし
めるように構成した事を特徴とする画像形成装置。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係わる実施の形態の一例
を、以下、図面を用いて説明する。
【0013】図1は画像形成装置の構成を説明するため
の模式図である。図において、前記画像形成装置1は、
画像読み取り部10、レーザ書き込み部20、画像形成
部30、給紙部40および用紙反転部50とを主要構成
要素として成り立っている。
【0014】前記画像読み取り部10の上側に示すのは
自動原稿搬送装置60である。前記自動原稿搬送装置
は、原稿載置台600、処理済み原稿の収納台610の
他に、ドラム620、および、その周囲に配設した複数
のローラや通路切替部材等を含み、原稿の表面(第1
面)および裏面(第2面)を画像読み取り部10の読み
取り位置105に持ち来した後、前記収納台610上に
排出するように機能する。
【0015】読み取りのための光学系(光学手段)等に
ついては、前記自動原稿装置60を使用しない第2の態
様とともに、次に記す。
【0016】前記画像読取り部10は、ガラスからなる
原稿台100上に置かれる原稿Pを照明する照明ランプ
110とミラー111を備えるとともに、図の左右方向
に往復移動しうるように設けた第1ミラーユニット11
と、V型に配置した一対のミラー120を備えるととも
に、光路長を保って前記第1ミラーユニットと同方向に
平行移動しうる第2ミラーユニット12と、固定位置に
ある投影レンズ13と、撮像素子14とを含む光学系か
らなる。
【0017】上記は、前記自動原稿搬送装置60を使用
せず、原稿Pを直接、原稿台100上において複写する
第2の態様の説明であるが、前記光学系が、自動原稿搬
送装置60により搬送される原稿の読み取り手段として
も使用される。
【0018】なお、その場合には、前記第1ミラーユニ
ット11および第2ミラーユニット12は図中の位置よ
りも左側の位置に固定される。
【0019】いずれの態様であっても、前記撮像素子1
3に結像した画像情報は、画像処理され、画像データと
してメモリに一旦格納される。
【0020】前記レーザ書き込み部20は、図示せぬ半
導体レーザから発生するレーザビームを偏向する回転多
面鏡(以下、ポリゴンミラーという)220、fθレン
ズ230、ミラー240、前記ポリゴンミラー220を
駆動するためのポリゴンモータからなる駆動手段Mを含
む。
【0021】操作時、前記ポリゴンミラー220は、露
光開始までの所定の時間の間に、駆動手段Mから動力を
受けて回転しており、制御部Sに備えられたROMに設
定してある回転数に達しているか否かを判断され、未達
の場合には、後記の如く、異常検知タスクのサブルーチ
ンにおいて駆動手段Mに対して再起動が掛けられるよう
になっている。
【0022】なお、ポリゴンミラーの回転数は、実質的
に当該ポリゴンミラーを駆動する駆動手段Mの回転数と
等しく、従って、本願におけるポリゴンミラーの回転数
というのは駆動源Mの回転数を意味するものでもある。
【0023】前記半導体レーザは、前記メモリに格納さ
れた画像データに従って駆動制御される。
【0024】前記画像形成部30は、画像データに対応
した画像を最終的に用紙上に形成する部署で、ドラム状
の電荷保持体(実施の形態においては、OPC感光体で
あり、以下、感光体ドラムという)300と、当該感光
ドラムの周囲に配した、前記感光体ドラム300の周面
を一様帯電するための帯電極(以下、帯電手段という)
310、前記感光体ドラム300の周面上に形成される
静電潜像を可視像(トナー像)とするための、現像スリ
ーブ333を含む現像器(以下、現像手段という)33
0、前記トナー像を後記する用紙上に転写せしめるため
の転写極(以下、転写手段という)340、前記用紙を
前記感光体ドラム300の周面から分離する分離極(以
下、分離手段という)350および転写後の感光体ドラ
ムを清掃するためのクリーニング手段360を備えてな
る。
【0025】前記レーザ書き込み部20におけるミラー
240の反射光は、前記帯電手段310と現像手段33
0との間を通り、前記感光体ドラム300を照射する。
【0026】370は搬送ベルト、380は互いに圧着
して回転するように構成した一対のローラからなる定着
装置で、少なくとも一方のローラは加熱ローラである。
【0027】385および390はそれぞれ排紙手段
で、それぞれ一対のローラからなる。395は定着後の
用紙の通路を切り替えるための切替手段(切替部材)
で、前記排紙手段385と390との間に設けてある。
【0028】前記給紙部40は、用紙を収納するための
収納容器(以下、給紙トレイという)400および給紙
ローラ410を主要素とする。
【0029】図において、3つの給紙トレイ400を示
してあるが、実施の形態における最上位の給紙トレイは
画像形成装置本体に内臓してあるものであり、下の2つ
の給紙トレイはオプション(後付け)である。
【0030】本願明細書における画像形成装置とは、前
記した画像形成装置本体のみの構成、図示のようにオプ
ション付きの構成、あるいは、前記画像形成装置本体内
に複数の給紙トレイを備えた構成のいずれをも含む。
【0031】前記給紙トレイ400は装置固定部に対し
て引き出し可能であり、また、給紙トレイ内の底部に
は、収納される用紙束を載置するための用紙載置板40
5が設けてあり、当該用紙載置板405は、軸403を
支点として回動できる。
【0032】450は作用板で、その基部は用紙収納区
域の外側に設けた給紙トレイ400の壁を介して設けた
回転軸460上に固定してある。
【0033】前記作用板450の自由端部は、前記用紙
載置板405の自由端部側の下側と接触する長さを有
し、画像形成に伴う、または、給紙トレイ400の所定
位置への装填動作に応じて供給される動力源により、前
記回転軸460を介して一方向(図においては時計方
向)に回動されるようになっている。
【0034】また、前記用紙載置板405上にある用紙
束の最上位紙が、固定位置にある前記給紙ローラ410
の下面に所定圧力で当接し、その位置で停止するよう
に、駆動源(モータ)に対する供給電力が遮断され、前
記回転軸460および作用板450を介して、前記用紙
載置板405がそのままの状態を保持するように構成し
てある。
【0035】画像形成数の増大に従って前記用紙が減少
すると、前記用紙載置板405を更に回動させ、最上位
紙と前記給紙ローラ410との関係を常に一定に保つよ
うに駆動源を制御するようになっている。
【0036】なお、後述するが、前記回転軸460は、
その一方側が前記給紙トレイ400の側辺から突出した
長さを有し、その端部に設けてあるクラッチ部材と、前
記駆動源側に設けてあるクラッチ部材との機械的係合を
介して、前記駆動源と結合しうるようになっている。
【0037】420は転写用の用紙であり、実施の形態
における用紙は、複写機、プリンタ等に通常使用される
普通紙である。
【0038】430は用紙420の供給通路425上に
適宜設けた対の搬送ローラである。440はレジストロ
ーラで、前記感光体ドラム300上に形成されるトナー
像と重畳するように前記用紙420を再送すべく駆動制
御される。
【0039】前記用紙反転部50は、前記切替手段39
5の位置から下方向に形成された搬送路500、当該搬
送路上に設けた複数対の搬送ローラ510、前記搬送路
500の途中から直交する方向に延び、前記供給通路4
25に繋がっている搬送路520及び当該搬送路上に配
設した複数対の搬送ローラ530を主要素とする。
【0040】上記において、画像形成装置を構成する各
手段(部材)の作動制御は制御部Sで行うようになって
おり、当該制御部はマイクロコンピュータを含む。
【0041】以上のような構成を有する画像形成装置に
おいての画像形成プロセスは次の通りである。
【0042】説明の便宜上、自動原稿搬送装置60を使
用する態様を例として説明する。給紙トレイ400が装
置の所定位置にセットされ、原稿載置台600上に原稿
Pが載置された後、押しボタン等適宜のボタン操作によ
り複写操作開始が指示されると、1枚の原稿Pが原稿束
から分離され、ドラム620の回転とともに当該ドラム
周面に圧着した状態で搬送され、読み取り位置105を
順次通過して、原稿台100上に一時的に受け入れられ
る。
【0043】この時、原稿Pの後端部は当該原稿台の上
側に設けてあるローラ対(参照記号無し)にくわえられ
ている。
【0044】前記読み取り部105の下側には第1ミラ
ーユニット11のミラー111が位置固定されており、
照明ランプ110の露光に基づく前記原稿からの反射光
が当該ミラー111および第2ミラーユニット上のミラ
ー120および投影レンズ13を介して、順次、撮像素
子14上に結像される。
【0045】前記撮像素子14上に結像される画像情報
は、画像処理された後、画像データとして図示しないメ
モリに一旦格納される。
【0046】一方、画像形成部30を構成する各手段あ
るいは部材等は、画像形成動作に応じて作動し、帯電手
段310は、回転する感光体ドラム300の周面を一様
に帯電する。
【0047】次に、前記メモリに格納した画像データを
読み出し、この画像データに従ったレーザ露光光を前記
ポリゴンミラー220を介して、前記感光体ドラム30
0の周面に照射し、静電潜像を形成する。
【0048】前記静電潜像は現像手段330により現像
され、トナー像(可視像)となる。この間、選択された
給紙部40の給紙トレイ400から供給された指定サイ
ズの用紙420は、レジストローラ440にその先端が
食い込んだ状態で一瞬停止状態となるが、前記感光体ド
ラム300上のトナー画像と重畳するタイミングで駆動
制御される前記レジストローラ440の回転に伴って再
給紙され、転写領域に向けられる。
【0049】転写領域における転写手段340の作用に
より、前記感光体ドラム300上のトナー画像は順次前
記用紙420上に転写され、また、用紙420は分離手
段350の作用により感光体ドラム300の周面から分
離される。
【0050】分離された用紙420は搬送ベルト370
を介して定着手段380に導かれ、当該定着手段の加
熱、加圧作用により、トナーが溶融され、前記用紙42
0に定着させられる。
【0051】画像形成が、原稿の片面コピーモードであ
る場合には、前記定着手段380を通過した用紙は、排
紙ローラ385および390を経て、図示しない機外の
排紙トレイに排出される。
【0052】一方、両面コピーモードである場合、定着
手段380を通過後の用紙420は切替手段395によ
り通路を変更され、搬送路500を下降する。
【0053】また、前記搬送路500を越えて下降する
用紙420の先頭端は、画像形成装置本体の底面と給紙
トレイ400の底部との間に設けた間隙に進入する。
【0054】下降搬送の終了時、前記用紙420の後端
は、最下端に位置する搬送ローラ510に挟持されてお
り、当該搬送ローラ510の反対方向回転により上昇移
動し、その途上で搬送路520に入る。
【0055】そして、引き続き前記供給通路425に進
入する工程で画像記録していない面(第2面)が感光体
ドラム300に対向するように反転がなされ、前記レジ
ストローラ440に向け搬送される。
【0056】一方、前記原稿Pは原稿台100上から戻
され、ドラム620の周面に巻き付けられた状態で第2
面(画像記録されていない画像面)を外側にして搬送さ
れ、読み取り部105で照明ランプ110により照明さ
れ、前述したステップを踏んだ画像形成がなされる。
【0057】第2面の読み取りがなされた原稿Pは、頁
が揃えられた状態で収納台610上に排出、また、前記
定着手段380を通過した用紙420は機外の排紙トレ
イに排紙される。
【0058】斯様な動作が必要回数繰り返され、所望の
画像形成が行われる。図2は、ポリゴンミラーを駆動す
る駆動手段の回転数が所定時間内に設定値に到達しない
異常の場合の対応を説明するためのタイムチャート、図
3は異常時のタスク制御の大枠を示すためのフローチャ
ートである。
【0059】図において、駆動手段(以下、単にモータ
という)Mに対する駆動制御手段を介してモータコント
ロール信号がオンになると、第1の所定時間(異常監視
の時間)Asec(A秒)を計測する第1タイマT1
(制御部S内におけるクロック信号をカウントする手
段)が計測を開始する。
【0060】前記第1の所定時間において、前記モータ
MのPLL信号(回転安定認識信号)の“H”エッジを
検知手段が検知した時点からBmsec(Bミリ秒)毎
に連続5回の“H”レベルを検知した場合、モータM、
換言すれば、ポリゴンミラー220の回転数が設定値に
達した(正常)と判断手段により判断されて、画像形成
処理の実施がなされる。
【0061】一方、前記第1の所定時間内であってBm
sec毎に前述の“H”レベルが連続5回検知されなか
った場合は、ポリゴンミラーの回転数が設定値に対して
未達(異常)と判断手段により判断され、モータMの駆
動は、第2の所定時間Csec(C秒)だけ停止され
る。
【0062】前記第2の所定時間は第2タイマT2で計
測され、当該第2の所定時間が経過すると、異常検知回
数が2度目か否か判断され、2度目である場合、モータ
駆動系に異常有りと判断されて、モータ駆動異常表示が
操作部等に表示される。
【0063】画像形成装置が、ネットワーク上で使用さ
れる形態にある場合、その旨の表示がパーソナルコンピ
ュータ(PC)の画面上になされる。
【0064】異常検知回数が1回目である場合、モータ
再スタートタスクが起動され、前記モータMに、再度、
通電が行われる。
【0065】この際、前記第1タイマT1の計測時間
(Asec)はクリアされる。モータMが再スタートし
た後、所定時間内での監視結果において、再度、異常で
あると判断手段により判断された場合、モータは停止さ
れ、また、モータ駆動異常表示がなされる。
【0066】前記第2の所定時間の経過後、前記モータ
Mを駆動する駆動手段に対して起動および停止を一定周
期で繰り返すための第1の周期を計測する第3タイマT
3、第4タイマおよび後記する第6タイマT6を起動
(セット)させる。
【0067】前記第1の周期はデューティ比50%でD
msec(Dミリ秒)としてあり、第4タイマT4によ
る第4の所定時間Esec(E秒)内に50回の起動、
停止を行うようになっている。
【0068】回数はカウンタでカウントされる。実施の
形態においては前記第3タイマT3と第4タイマT4と
は、同じタイマからなる。
【0069】前記第3タイマT3と第4タイマのセット
後、第4タイマT4の計測時間内に所定のカウントがな
されたかことを判断手段が判断し、以後、前記第4タイ
マT4がカウントアップしたら、しかる後の第5の所定
時間Fsec(F秒)に、第2の周期(実施の形態にお
いては、デューティー比50%、Gmsec(Gミリ
秒)を1周期とし、オン/オフ各2回ずつ行うようにな
っている。この第2の周期は前記第1の周期よりも長い
又は大きい。)の起動、停止が行われ、上記時間は、第
5タイマT5で計測される。
【0070】前記第5の所定時間経過後、当該モータM
を駆動させる駆動制御手段をオンに保った状態で第6の
所定時間Gsec(G秒)を第6タイマで監視し、その
間に、Hmsec(Hミリ秒)秒毎に前述の“H”レベ
ルが連続5回検知された場合、モータMの回転数、実質
的には、ポリゴンミラー220の回転数が設定値である
回転数に達したと判断手段を介して判断され、画像形成
処理が開始されることになる。
【0071】また、前記“H”レベルが所定の回数検知
されなかった場合は、駆動系に異常あるものとしてモー
タの駆動制御手段への電力供給を停止し、修理等の対応
をとることになる。
【0072】上記の構成において、駆動制御手段、タイ
マ、検知手段、比較手段、判断手段等は、制御部を構成
するマイクロコンピュータ内にある。
【0073】なお、第6の所定時間は、図における第5
タイマT5の右側に記載のGsec(G秒)であるが、
第6タイマは、前記第3タイマT3の作動と同時に作動
する構成であり、第3乃至第6タイマを1つのタイマで
賄うように構成することもできる。
【0074】また、前記第1および第2の周期時間や周
期の順序、所定時間については適宜決定できるものであ
り、設計の自由度は広い。
【0075】
【発明の効果】極めて簡単な構成により、部品のバラツ
キや使用環境による負荷変動のため、通常の起動では回
転出来ない場合でも、即、駆動系の異常とはせず、自動
的に再起動を掛けて状態の再確認を行った上で異常か否
かを判断するようにしたので、部品の交換等、本来、や
らなくてもよいものを交換していた無駄をなくすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成を説明するための模式図で
ある。
【図2】ポリゴンミラーを駆動する駆動手段の回転数が
所定時間内に設定値に到達しない異常の場合の対応を説
明するためのタイムチャートである。
【図3】異常時のタスク制御の大枠を示すためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 10 画像読み取り部 20 レーザ書き込み部 30 画像形成部 40 給紙部 400 収納容器(給紙トレイ) 410 給紙ローラ 415 送り出しローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA32 BA33 BA40 EA01 2H045 AA53 AA56 5C072 AA03 BA13 HA02 HA13 HB16 XA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転多面鏡を備えた画像形成装置におい
    て、 回転多面鏡の回転数が所定時間内に正規の回転数に到達
    していないことを判断手段が判断した場合、その駆動を
    停止させ、 所定時間経過後、再起動させる、 ように構成した事を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 回転多面鏡を備えた画像形成装置におい
    て、 回転多面鏡の回転数が所定時間内に正規の回転数に到達
    していないことを判断手段が判断した場合、その駆動を
    停止させ、 所定時間経過後、起動、停止を周期的に行わせる、 ように構成した事を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記起動、停止の周期は、第1の所定時
    間と第2の所定時間とに区分され、第1の所定時間にお
    ける周期は、第2の所定時間における周期よりも短い事
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 回転多面鏡を駆動するための駆動手段
    と、 前記駆動手段の起動および停止を行う駆動制御手段と、 前記回転多面鏡の回転数を検知する検知手段と、 前記検知手段からの回転数を設定値と比較判断する判断
    手段と、 前記駆動手段が最初の起動をかけられたときから第1の
    所定時間を計測する第1タイマと、 前記所定時間中に、前記回転多面鏡の回転数が設定値に
    達していないと前記判断手段が判断した場合に動作され
    る、第2タイマで計測される第2の所定時間経過後に、
    前記駆動手段に対して起動および停止を一定周期で繰り
    返すための第1の周期を計測する第3タイマと、 前記周期が繰り返される第4の所定時間を計測する第4
    タイマと、 前記第4の所定時間経過後、第2の周期で前記駆動手段
    を起動、停止させる第5の所定時間を計測する第5タイ
    マと、 前記第5の所定時間経過後、前記駆動手段を起動状態に
    おく第6の所定時間を計測する第6タイマと、を有し、
    かつ、 前記第6の所定時間内に前記回転多面鏡の回転数が設定
    値に達しない場合、前記駆動手段を停止せしめる、 ように構成した事を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第3タイマおよび第4タイマは一つ
    のタイマからなる事を特徴とする請求項4に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第6の所定時間内に前記回転多面鏡
    の回転数が設定値に達した場合、画像形成プロセスを開
    始するように構成した事を特徴とする請求項4に記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第6の所定時間内に前記回転多面鏡
    の回転数が設定値に達し、かつ、所定時間継続している
    と判断された場合、画像形成プロセスを開始するように
    構成した事を特徴とする請求項4に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第3タイマ乃至第6タイマは一つの
    タイマからなる事を特徴とする請求項4に記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8の何れか1項に記
    載の画像形成装置を用いて画像形成を行う事を特徴とす
    る画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006208476A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2011215265A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Brother Industries Ltd 画像形成装置

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