JP2000158057A - プレス型 - Google Patents

プレス型

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JP2000158057A
JP2000158057A JP10336062A JP33606298A JP2000158057A JP 2000158057 A JP2000158057 A JP 2000158057A JP 10336062 A JP10336062 A JP 10336062A JP 33606298 A JP33606298 A JP 33606298A JP 2000158057 A JP2000158057 A JP 2000158057A
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博志 浦川
Yoshitoku Watanabe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス機の1サイクル動作で絞り成形および
抜曲成形を可能として加工時間を短縮するとともに、型
装置を小型化して汎用プレス機への組み込みを容易とす
る。 【解決手段】 プレス機20の上部ボルスター22に取
り付けられる上部定盤13と、ワークWを絞り成形する
上型2および下型1と、抜曲刃6を有する抜曲型16
と、抜曲型16を押下させる抜曲用アクチュエーター1
1と、抜曲型16を上方位置に付勢する圧力源8とを備
える。上部ボルスター22および上部定盤13とともに
上型2を押下して上型2と下型1によりワークWを絞り
成形後、連続して抜曲用アクチュエーター11により抜
曲型16を押下してワークWを抜曲加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絞り成形および抜
曲成形を行なうプレス型に関する。さらに詳しくは、プ
レスの1サイクル工程内で絞り成形と抜曲成形を可能と
したプレス型に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のプレス型の従来例を図7〜図1
1の断面図を参照して述べる。図7は作動前状態、図8
は絞り成形状態、図9は切り替えプレートの切り替え状
態、図10は抜曲成形(抜曲加工ともいう。)状態、図
11は成形完了状態をそれぞれ示している。
【0003】図7において、プレス型は、下型101と
上部定盤113と上型102とを備えている。下型10
1は、図示しないプレス機の下部ボルスター121に設
置されている。下型101の外側にはロアブランクホル
ダー105が配置されている。ロアブランクホルダー1
05は、ダイクッション(図示省略)のクッションピン
109により支持されている。なお、前記下型101の
上面外周部には、後述する抜曲刃106の抜刃および曲
刃とラップする各刃(符号省略)を有する溝刃部101
aが形成されている。
【0004】上型102は、上型本体102aと、その
上型本体102aの下側に上下動可能に設けられた成形
パッド103とからなる。上型本体102aと成形パッ
ド103との間には、成形パッド103を下方位置に付
勢する空気圧シリンダー等の圧力源110が介在されて
いる。前記上型本体102aは、上部定盤113に吊下
すなわち上部定盤113の下面に取り付けられている。
上部定盤113は、図示しないプレス機の上部ボルスタ
ー(スライドともいう。)の下側に取り付けられてい
る。前記成形パッド103は、前記下型101と協働し
てパネル素材いわゆるワークWを絞り成形する。上型本
体102aには、成形パッド103の外側に位置するア
ッパーブランクホルダー104が固定的に取り付けられ
ている。
【0005】前記上型102には、成形パッド103と
アッパーブランクホルダー104との間において上型本
体102aに固定的に、成形パッド103とは相対的に
上下動可能に垂下する抜曲刃106が取り付けられてい
る。抜曲刃106は、下端外側に抜刃(符号省略)を有
しかつ下端内側に曲刃(符号省略)を有しており、前に
も述べたように前記下型101の溝刃部101aの各刃
と協働して前記ワークWを抜曲成形する。しかして、前
記成形パッド103は、後述する切り替えプレート10
7の作動によって、抜曲刃106を備えた上型102と
一体的に下動可能な状態と、前記抜曲刃106およびア
ッパーブランクホルダー104に対し相対的に上動可能
な状態とに切り替えられる。
【0006】前記上型本体102aと成形パッド103
との間において、切り替えプレート107が左右方向に
スライド可能に組み込まれている。切り替えプレート1
07の下面には凸部(プレート凸部ともいう。)107
aと凹部(プレート凹部ともいう。)107bが形成さ
れている。また、前記成形パッド103の上面には、凸
部(パッド凸部ともいう。)103aと凹部(パッド凹
部ともいう。)103bが形成されている。前記切り替
えプレート107は、前記上型本体102aの下側に設
置されたプレート切り替えシリンダー108の伸縮作動
によって水平方向にスライド動作する。
【0007】図7に示すように、前記成形パッド103
が下方位置にありかつプレート切り替えシリンダー10
8が伸長状態にある状態では、前記プレート凸部107
aとパッド凸部103aとが対向状態で係合し、成形パ
ッド103が上型102と一体的に下動可能となる。そ
の状態において、プレート切り替えシリンダー108が
短縮作動し、切り替えプレート107が右方位置へ移動
されると、図9に示すように、前記プレート凸部107
aが前記パッド凸部103aとの係合が解かれ、前記プ
レート凸部107aがパッド凹部103bと対向し、プ
レート凹部107bがパッド凸部103aと対向するこ
とにより、上型102に対する成形パッド103の相対
的な上動が可能となる。なお、プレス機の作動前におい
て、プレート切り替えシリンダー108は図7に示され
る伸長状態にある。
【0008】上記したプレス型の作動を説明する。図7
に示す作動前状態において、ワークWがセットされた
後、プレス機が作動されると、上部定盤113とともに
上型102、抜曲刃106およびアッパーブランクホル
ダー104が下動する。すると、まず、アッパーブラン
クホルダー104とロアブランクホルダー105との間
にワークWの周囲が拘束される。続いて、図8に示すよ
うに、成形パッド103と下型101との間でワークW
が押圧されて絞り成形される。このとき、抜曲刃106
は、成形パッド103の下面より上方にあるためワーク
Wに作用しない。
【0009】次に、プレス機を復帰作動させることによ
り1サイクル目の加工が終了する。この状態で、図9に
示すように、プレート切り替えシリンダー108を短縮
作動させ、切り替えプレート107を右方位置にスライ
ドさせ、成形パッド103のパッド凸部103aに対す
る切り替えプレート107のプレート凸部107aの係
合を解除する。
【0010】次に、2サイクル目として、プレス機が作
動されると、上部定盤113とともに上型102、抜曲
刃106およびアッパーブランクホルダー104が下動
する。すると、前記に述べたように、アッパーブランク
ホルダー104とロアブランクホルダー105との間に
ワークWの周囲が拘束される。続いて、成形パッド10
3がワークW上に当接した後、該成形パッド103と切
り替えプレート107の係合が解除されているので、圧
力源110の押圧力に抗して上型102が更に下動する
ため、抜曲刃106が下動される。これにより、図10
に示すように、抜曲刃106が下型101の溝刃部10
1aとラップし、ワークWの周囲が抜き曲げ成形され
る。
【0011】次に、プレス機を復帰作動させ、さらに、
プレート切り替えシリンダー108を復帰(伸長)作動
させることにより2サイクル目の加工が終了する(図1
1参照)。このように、上記したプレス機の型構造によ
ると、プレス機を2サイクル動作させることにより、絞
り成形および抜曲成形を行なっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のプレス型による
と、絞り成形および抜曲成形を行なうためには、プレス
機を2サイクル動作させる必要があり、加工時間が長く
かかるという問題があった。
【0013】また、プレス機による上型の下動を利用し
て絞り成形および抜曲成形を連続的に行なえる構成とし
たプレス型がある(例えば、特開昭64−22421号
公報参照)。しかしながら、このようなプレス型では、
絞り成形および抜曲成形が1サイクル動作で可能である
ものの、絞り成形および抜曲成形の両方を上型の下動を
利用して行なっている。このため、上型に大きい動作ス
トロークが必要となることから、型装置の大型化を余儀
無くされる結果、汎用プレス機への組み込みが難しいと
いう問題があった。
【0014】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、プレス機の1サイクル動作で絞り成形および抜曲成
形を可能として加工時間を短縮するとともに、型装置を
小型化して汎用プレス機への組み込みを容易とすること
のできるプレス型を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、プレス機の上部ボルスターに取り付けら
れる上部定盤と、前記上部定盤に吊下された上型と、前
記上型とによりワークを絞り成形する下型と、抜曲刃を
有しかつ前記上型に上下動可能に設けられた抜曲型と、
前記抜曲型を押下させる抜曲用アクチュエーターと、前
記上型に設けられ、前記抜曲型を上方位置に付勢する圧
力源と、を備え、前記上型と下型により絞り成形後、連
続して抜曲型を押下して抜曲加工するように構成したプ
レス型である。
【0016】このように構成すると、プレス機の作動に
より、上部ボルスターおよび上部定盤とともに上型およ
び抜曲型が下動し、上型と下型との間でワークが押圧さ
れて絞り成形される。この押圧状態のまま、抜曲用アク
チュエーターが作動して、抜曲型が下動することによ
り、ワークが抜曲成形される。その後、抜曲型が該抜曲
型を上方位置へ付勢する圧力源により復帰され、更にそ
の後プレス機が復帰される。このように、プレス機の1
サイクル動作で絞り成形および抜曲成形が可能となるた
め、加工時間を短縮することができる。
【0017】また、抜曲用アクチュエーターによる抜曲
型の下動により抜曲成形を行なうため、上型には絞り成
形に必要な動作ストロークだけで済み、従来例(例え
ば、特開昭64−22421号公報参照)に必要とした
抜曲成形に必要な上型の動作ストローク分を削減するこ
とができる。したがって、型装置を小型化することがで
き、汎用プレス機への組み込みが容易となる。
【0018】請求項2の発明は、上部定盤の内部に抜曲
用アクチュエーターを内蔵した請求項1記載のプレス型
である。このように構成すると、抜曲用アクチュエータ
ーを上部定盤に外付けする場合と比べて、型装置の小型
化および外観向上に有益である。
【0019】請求項3の発明は、抜曲用アクチュエータ
ーの作動部によって押下される抜曲型の入力部を上部定
盤の中空部近くに延出した請求項1記載のプレス型であ
る。このように構成すると、抜曲用アクチュエーターの
作動部が短くて済み、抜曲用アクチュエーターを上部定
盤に組み込みやすくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1に略体正面図で示した汎用プレス
機20において、本実施の形態のプレス型は、下部ボル
スター21と上部ボルスター(スライドともいう。)2
2との間に組み込まれる。なお、上部ボルスター22
は、油圧ユニット23の制御による作動シリンダー24
の伸縮動作によって上下動させられる。
【0021】本実施の形態のプレス型は、定盤組み込み
式のプレス型であって、前記下部ボルスター21上に取
り付けられる下型1と、前記上部ボルスター22に取り
付けられる上部定盤13と、前記上部定盤13に吊下さ
れた上型2とを備えている。プレス型が図2〜図5に断
面図で示されている。図2は作動前状態、図3は絞り成
形状態、図4は抜曲成形状態、図5は成形完了状態をそ
れぞれ示している。
【0022】図2において、前記下部ボルスター21上
に設置された下型1の外側に、ロアブランクホルダー5
が配置されている。ロアブランクホルダー5は、ダイク
ッション(図示省略)のクッションピン7により支持さ
れている。なお、前記下型1の上面外周部には、後述す
る抜曲刃6の抜刃および曲刃とラップする各刃(符号省
略)を有する溝刃部1aが形成されている。
【0023】前記上型2は、前記上部定盤13に吊下す
なわち上部定盤13の下面に取り付けられた上型本体2
aと、その上型本体2aの下側に固定された成形パッド
3とからなる。成形パッド3は、前記下型1と協働して
パネル素材いわゆるワークWを絞り成形する。上型本体
2aには、成形パッド3の外側に位置するアッパーブラ
ンクホルダー4が取り付けられている。
【0024】前記上型2には、抜曲型16が成形パッド
3に対して相対的に上下動可能に組み込まれている。抜
曲型16は、抜曲型主板16aの下面に抜曲刃6を設け
てなる。抜曲型主板16aは、前記上型本体2aと成形
パッド3との間に水平状態で上下動可能に組み込まれて
いる。前記抜曲刃6は、抜曲型主板16aの下面より前
記成形パッド3とアッパーブランクホルダー4との間に
おいて上下動可能に垂下している。抜曲刃6は、下端外
側に抜刃(符号省略)を有しかつ下端内側に曲刃(符号
省略)を有しており、前にも述べたように前記下型1の
溝刃部1aの各刃と協働して前記ワークWを抜曲成形す
る。
【0025】前記抜曲型主板16aと成形パッド3との
間には、抜曲型16を上方位置に付勢する空気圧シリン
ダー等の圧力源8が介在されている。前記抜曲型16の
上面には、後述する抜曲用シリンダー11の作動ロッド
11aによって押下される補助ピン9が立設されてい
る。補助ピン9は、前記抜曲刃6の上方に位置し、前記
上型本体2aの開口孔18を通して上部定盤13の底壁
13bの貫通孔17内に延出されている。なお、補助ピ
ン9は本発明でいう抜曲型16の入力部に相当する。
【0026】前記上部定盤13の内部には、上壁13
a、底壁13bおよび側壁13cにより取り囲まれる中
空部14が形成されている。前記上部定盤13の中空部
14の対向する側壁13c(図2〜図5は一方のみを示
す。)には、上下方向のスライド案内機構19を介して
パッド板12が水平状態で上下動可能に架設されてい
る。
【0027】前記上部定盤13の上壁13aには、油圧
シリンダー等からなる抜曲用シリンダー11が作動ロッ
ド11aを下方に指向させた状態でかつ上部定盤13に
内蔵した状態で設置されている。前記作動ロッド11a
の先端部(下端部)には前記パッド板12の下側から駆
動ピン10を接続することにより、前記パッド板12が
結合されている。駆動ピン10は、前記補助ピン9と同
一軸線上に位置している。なお、抜曲用シリンダー11
は本発明でいう抜曲用アクチュエーターに相当し、作動
ロッド11aおよび駆動ピン10が本発明でいう作動部
に相当する。
【0028】上記したプレス型の作動を説明する。図2
に示す作動前状態において、ワークWがセットされた
後、プレス機20が作動されると、上部定盤13ととも
に上型2、抜曲型16およびアッパーブランクホルダー
4が下動する。すると、まず、アッパーブランクホルダ
ー4とロアブランクホルダー5との間にワークWの周囲
が拘束される。続いて、図3に示すように、成形パッド
3と下型1との間でワークWが押圧されて絞り成形され
る。このとき、抜曲刃6は、成形パッド3の下面より上
方にあるためワークWに作用しない。
【0029】次に、この押圧状態のまま、前記上型2の
下死点をリミットスイッチ等の下死点検出手段(図示省
略)により検出し、その下死点検出手段の検出信号に基
づいて抜曲用シリンダー11が伸長作動させられる。す
ると、作動ロッド11aおよびパッド板12とともに下
動する駆動ピン10によって、補助ピン9を通じて抜曲
刃6が下動される。これにより、図4に示すように、抜
曲型16の抜曲刃6と下型1の溝刃部1aとがラップ
し、ワークWの周囲が抜き曲げ成形される。
【0030】次に、前記パッド板12の下降ストローク
エンドをリミットスイッチ等の下側ストロークエンド検
出手段(図示省略)により確認すると、所定時間経過後
に、抜曲用シリンダー11が短縮作動させられる。する
と、作動ロッド11aおよびパッド板12等が上動する
にともない、抜曲型16が圧力源8によって原状位置に
上動される。続いて、前記パッド板12の上昇ストロー
クエンドをリミットスイッチ等の上側ストロークエンド
検出手段(図示省略)により確認すると、プレス機20
が復帰作動され、上部ボルスター22とともに上部定盤
13、上型2および抜曲型16が上動して上死点に達す
ることにより、1サイクルが終了する(図5参照)。
【0031】なお図6には、プレス機20の上部ボルス
ター22と、ダイクッションのクッションピン7と、抜
曲型16の作動順序がタイミングチャートで示されてい
る。図6において、下動した上部ボルスター22が下死
点に達した時点から抜曲型16が下死点から上動し始め
る時点までの間Hが、ワークWが上型2と下型1とによ
って圧力保持される時間に相当する。
【0032】上記したプレス型によると、前に述べたよ
うに、絞り成形および抜曲成形をプレス機20の1サイ
クル動作で可能となるため、加工時間を短縮することが
できる。
【0033】また、抜曲用シリンダー11による抜曲型
16の下動により抜曲成形を行なうため、上型2には絞
り成形に必要な動作ストロークだけで済み、従来例(例
えば、特開昭64−22421号公報参照)に必要とし
た抜曲成形に必要な上型2の動作ストローク分を削減す
ることができる。したがって、型装置を小型化すること
ができ、汎用プレス機20への組み込みが容易となる。
【0034】また、上部定盤13の内部に抜曲用シリン
ダー11を内蔵したことにより、抜曲用シリンダー11
を上部定盤13に外付けする場合と比べて、型装置の小
型化および外観向上に有益である。
【0035】また、抜曲用シリンダー11の作動ロッド
11aに接続した駆動ピン10によって押下される抜曲
型16の補助ピン9を上部定盤13の中空部14近くに
延出したことにより、抜曲用シリンダー11の作動ピン
および駆動ピン10が短くて済み、抜曲用シリンダー1
1を上部定盤13に組み込みやすくなる。
【0036】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明のプレス型によれば、プレス機の
1サイクル動作で絞り成形および抜曲成形が可能とな
り、加工時間を短縮することができる。さらに、型装置
を小型化することができ、汎用プレス機への組み込みが
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプレス機の略体正面図である。
【図2】本発明に係るプレス型の作動前状態を示す断面
図である。
【図3】本発明に係るプレス型の絞り成形状態を示す断
面図である。
【図4】本発明に係るプレス型の抜曲成形状態を示す断
面図である。
【図5】本発明に係るプレス型の成形完了状態を示す断
面図である。
【図6】本発明に係るプレス型の作動順序を表したタイ
ミングチャートを示す図である。
【図7】従来例におけるプレス型の作動前状態を示す断
面図である。
【図8】同、プレス型の絞り成形状態を示す断面図であ
る。
【図9】同、プレス型の1サイクル完了状態を示す断面
図である。
【図10】同、プレス型の抜曲成形状態を示す断面図で
ある。
【図11】同、プレス型の成形完了状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 下型 2 上型 6 抜曲刃 8 圧力源 11 抜曲用シリンダー(抜曲用アクチュエーター) 13 上部定盤 16 抜曲型 20 プレス機 22 上部ボルスター W ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機の上部ボルスターに取り付けら
    れる上部定盤と、 前記上部定盤に吊下された上型と、 前記上型とによりワークを絞り成形する下型と、 抜曲刃を有しかつ前記上型に上下動可能に設けられた抜
    曲型と、 前記抜曲型を押下させる抜曲用アクチュエーターと、 前記上型に設けられ、前記抜曲型を上方位置に付勢する
    圧力源と、を備え、前記上型と下型により絞り成形後、
    連続して抜曲型を押下して抜曲加工するように構成した
    プレス型。
  2. 【請求項2】 上部定盤の内部に抜曲用アクチュエータ
    ーを内蔵した請求項1記載のプレス型。
  3. 【請求項3】 抜曲用アクチュエーターの作動部によっ
    て押下される抜曲型の入力部を上部定盤の中空部近くに
    延出した請求項1記載のプレス型。
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