JP2022117078A - プレス加工方法及び油圧プレス機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高温に加熱されたワークWを下金型6に載置する。次に、加圧プレート2を下動させることより、ワークWを上金型4と下金型6との間に挟んで成形加工するとともに、ピアス刃3でワークWに孔部Hを開ける。次に、加圧プレート2を上動させることによりピアス刃3をワークWの孔部Hから抜き上げる。次に、加圧プレート2の下端面21と上金型4との上端面45の間に隙間に加圧ブロック7を挿入する。そして、加圧プレート2を再び下動させ、加圧ブロック7を介して、上金型4を再加圧することでワークWを上金型4と下金型6との間に挟んで冷却保持する。
【選択図】図1
Description
前記下金型に加熱されたワークを載置する工程と、前記加圧プレートを下動させて前記上金型を加圧し、前記ワークを前記上金型と前記下金型との間に挟んで成形加工するとともに、前記切断刃で前記ワークを切断加工する工程と、前記加圧プレートを上動させることにより前記切断刃を前記ワークから抜き上げる工程と、前記切断刃を前記ワークから抜き上げた後に、前記加圧プレートの下端面と前記上金型との上端面の間に前記加圧ブロックを挿入する工程と、前記加圧ブロックを介して前記加圧プレートにより前記上金型を再加圧することで前記ワークを前記上金型と前記下金型との間に挟んで冷却保持する工程と、を備えることを特徴とする。
(加熱工程S1)
熱間プレス加工方法では、先ず、ワークW(鋼板)をオーステナイト変態温度以上の高温(例えば、1000℃)に加熱する。
次に、図2(a)に示すように、加圧プレート2を上死点に保持した状態で、加熱されたワークWを下金型6に載置する。この時、(a’)に示すように、加圧ブロック7及び駆動手段8は凹部Cの上方に位置している。
次に、図2(b)に示すように、油圧シリンダー1のスライドにより加圧プレート2を下死点まで下動させて上金型4を加圧し、ワークWを上金型4と下金型6との間に挟んで成形加工するとともに、ピアス刃3でワークWに孔部Hを開ける。また、ピアス刃3によって孔開けされたワークWの破片Dは穴部61に落とし込まれる。この時、(b’)に示すように、加圧ブロック7及び駆動手段8は上金型4の凹部Cに収納されるので、上金型4と干渉することはない。
次に、図2(c)に示すように、ピアス刃3でワークWに孔部Hを開けた直後に、加圧プレート2を少し上動させることによりピアス刃3をワークWの孔部Hから抜き上げる。この時、(c’)に示すように、加圧ブロック7及び駆動手段8は上金型4の凹部Cから上昇する。
次に、図3(a)に示すように、ピアス刃3をワークWから抜き上げ、油圧シリンダー1のスライドを途中で停止させた状態では、加圧プレート2の下端面21と上金型4の凹部Cの外側の上端面45に隙間が生じる。そこで、駆動手段8は、この隙間に加圧ブロック7を挿入するように水平方向に駆動する。この時、(a’)に示すように、ストッパー部71が凹部Cの側壁C1に当接して、加圧ブロック7の水平方向の位置決めがなされる。
次に、図3(b)に示すように、油圧シリンダー1のスライドにより加圧プレート2を再び下動させ、加圧ブロック7を介して、加圧プレート2により上金型4を再加圧することでワークWを上金型4と下金型6との間に挟んで冷却保持する。これにより、ワークWが焼き入れされる。この時、(b’)に示すように、加圧ブロック7は、ストッパー部71が凹部Cの側壁C1に当接した状態で、加圧プレート2の下端面21と上金型4の凹部Cの外側の上端面45に隙間に嵌合される。
次に、図3(c)に示すように、油圧シリンダー1のスライドにより加圧プレート2を上死点まで上昇させることで、型開きを行う。この時、図(c’)に示すように、加圧ブロック7は挿入されたままである。
次に、図4に示すように、加圧プレート2を上死点まで上昇させた状態で、駆動手段8は加圧ブロック7を逆方向に水平移動させ、元の位置に戻す。
2 加圧プレート
3 ピアス刃
4 上金型
5 第1の弾性体
6 下金型
7 加圧ブロック
8 駆動手段
31 ベース
41 金型ベース部
42 成形金型部
43 パッド
44 第2の弾性体
61 穴部
71 ストッパー部
81 モーター
82 駆動シャフト
C 凹部
100,100A,100B 油圧プレス機
Claims (4)
- 油圧シリンダーと、この油圧シリンダーにより上下動される加圧プレートと、この加圧プレートに取り付けられた切断刃と、この加圧プレートに弾性体を介して取り付けられた上金型と、ワークが載置される下金型と、加圧ブロックと、を備える油圧プレス機を用いてワークを加工するプレス加工方法であって、
前記下金型に加熱されたワークを載置する工程と、
前記加圧プレートを下動させて前記上金型を加圧し、前記ワークを前記上金型と前記下金型との間に挟んで成形加工するとともに、前記切断刃で前記ワークを切断加工する工程と、
前記加圧プレートを上動させることにより前記切断刃を前記ワークから抜き上げる工程と、
前記切断刃を前記ワークから抜き上げた後に、前記加圧プレートの下端面と前記上金型との上端面の間に前記加圧ブロックを挿入する工程と、
前記加圧ブロックを介して前記加圧プレートにより前記上金型を再加圧することで前記ワークを前記上金型と前記下金型との間に挟んで冷却保持する工程と、を備えることを特徴とするプレス加工方法。 - 油圧シリンダーと、
前記油圧シリンダーにより駆動される加圧プレートと、
前記加圧プレートに取り付けられた切断刃と、
前記加圧プレートに弾性体を介して取り付けられた上金型と、
ワークが載置される下金型と、
前記加圧プレートの下面に取り付けられた加圧ブロックと、
前記上金型の上端面に設けられ、前記加圧ブロックを収納可能な凹部と、
前記加圧ブロックを前記加圧プレートの下端面と前記上金型の前記凹部の外側の上端面との間に挿入するように駆動し、前記加圧ブロックとともに前記凹部に収納可能な駆動手段と、を備えることを特徴とする油圧プレス機。 - 前記加圧ブロックは前記凹部の側壁に当接するストッパー部を備えることを特徴とする請求項2に記載の油圧プレス機。
- 前記駆動手段は、モーターと、このモーターによって水平方向に駆動される駆動シャフトと、を備え、前記駆動シャフトの先端部は前記加圧ブロックに接続されていることを特徴とする請求項2または3に記載の油圧プレス機。
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JP2021013570A JP7133049B2 (ja) | 2021-01-29 | 2021-01-29 | プレス加工方法及び油圧プレス機 |
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JPH09192751A (ja) * | 1996-01-19 | 1997-07-29 | Toyota Motor Corp | 複合成形型および複合成形方法 |
JP2000158057A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-13 | Toyota Auto Body Co Ltd | プレス型 |
JP2012187605A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Honda Motor Co Ltd | プレス加工装置 |
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2021
- 2021-01-29 JP JP2021013570A patent/JP7133049B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP7133049B2 (ja) | 2022-09-07 |
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